JP2003087173A - 移動端末短縮経路通信システム、移動端末短縮経路通信方法、フォーリンエージェント装置およびプログラム - Google Patents

移動端末短縮経路通信システム、移動端末短縮経路通信方法、フォーリンエージェント装置およびプログラム

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JP2003087173A JP2001272078A JP2001272078A JP2003087173A JP 2003087173 A JP2003087173 A JP 2003087173A JP 2001272078 A JP2001272078 A JP 2001272078A JP 2001272078 A JP2001272078 A JP 2001272078A JP 2003087173 A JP2003087173 A JP 2003087173A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HAを経由せずに移動端末と直接通信可
能とすることにある。 【解決手段】 ホームネットワーク3から他のネットワ
ークに移動する移動端末2と、以下のHAを経由しない
手段を有するFA6とで構成され、このFAは、移動端
末から送信されるパケットから移動端末と通信相手であ
る通信相手機器が同一のネットワーク上に存在するか否
かを判断する手段131、この判断結果から同一のネッ
トワーク上に存在するとき、前記パケットの送信元アド
レスを気付アドレスに変換するアドレス変換手段13
2、この変換されたパケットの所定事項を用いてNAT
リストを作成するNATリスト作成手段133およびこ
のNATリストを作成した後、前記変換されたパケット
を通信相手機器に送信する手段134とを備えたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動端末の移動時
に当該移動端末と他の計算機もしくは他の端末との間で
通信を行う移動端末短縮経路通信システム、移動端末短
縮経路通信方法、フォーリンエージェント装置およびプ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】移動端末がIPネットワーク上を移動す
る際、実行中の通信アプリケーション等を切断せずに通
信を可能とするためのプロトコルとして、モバイルIP
がある。このモバイルIPは、RFC(Request For
Comment)2000で規定されており、移動端末が普段
から所属関係にあるネットワーク(以下、ホームネット
ワーク(HN:Home Network)と呼ぶ)から別のネット
ワーク(以下、移動先ネットワークと呼ぶ)に移動する
際、移動端末のIPアドレスの変更を伴わず、あたかも
ホームネットワークに接続しているかのようにホームネ
ットワーク或いは他のネットワーク上の計算機もしくは
他の端末(以下、通信相手機器と総称する)と通信を行
うことが可能なプロトコルである。
【0003】ところで、このような移動端末通信システ
ムを実現するためには、ホームネットワーク上にはホー
ムエージェント(HA:Home Agent、以下、HAと指称
する)が設けられ、また移動先ネットワーク上にはフォ
ーリンエージェント(FA:Foreign Agent、以下、FA
と指称する)が設けられている。ここで、HAは、移動
端末宛てのパケットを全て代理受信する機能を有し、ま
たFAは、モバイルIP登録要求を受信し、ホームエー
ジェントに中継する機能をもっている。
【0004】このモバイルIPを利用するシステムは、
移動端末が移動する時、ホームネットワーク上のFA宛
てに自身のホームネットワークのアドレスおよび移動先
で取得される気付アドレスを登録する。移動先には移動
を支援するFAが存在する場合と存在しない場合とがあ
る。FAが存在する場合にはFA自体のIPアドレスが
気付アドレスとなり、存在しない場合には移動端末自体
がDHCP(DynamicHost Configuration Protocol:
動的ホスト構成プロトコル)によって動的に割り与えら
れ、或いは予め与えられる気付アドレスをもっている。
【0005】以下、移動端末の移動時の通信について説
明する。
【0006】移動端末の通信に際し、移動先にFAが存
在するFAモードと存在しないCo−locatedモ
ードとがある。
【0007】前者のFAモードは図5に示すように、移
動端末がFAからの現在位置情報の送信を受けてFAを
探索する。ここで、移動端末は、FAに対して移動登録
要求パケットを送信する。FAはその移動登録要求パケ
ットをHAに中継する。HAは移動登録要求パケットを
受け取ると、登録応答パケットをFAに返す。FAは移
動端末に登録応答のパケットを通知する。
【0008】移動端末が通信相手機器に対して通信内容
を含んだパケットを転送する。この場合、送信元アドレ
スはホームネットワークのアドレスとなる。通信相手機
器は、移動端末のホームネットワークアドレス宛てに通
信内容を含んだパケットを送る。このパケットをHAは
横盗りして受信する。HAは宛て先が移動端末のホーム
ネットワークのIPアドレスであるパケットを、宛て先
がFAのIPアドレスをもつパケットでカプセル化しF
Aに転送し、当該FAが元の移動端末宛てのパケットに
戻して移動端末に転送する。移動状態の完了についても
移動端末からの通知は、FAを経由してHAに通知して
行われるか、または一定時間内に再び移動端末からの移
動登録がない場合も、移動の登録は消去される。
【0009】後者のco−locatedモードは図6
に示すように、移動端末自身がHAに対してIP登録要
求パケットを送信する。HAはIP登録要求パケットを
受け取ると、登録応答パケットを移動端末に返す。移動
端末は、通信相手機器に対して通信内容を含んだパケッ
トを転送する。通信相手機器は、移動端末のホームネッ
トワークのアドレス宛てに通信内容を含んだパケットを
送信する。HAは宛て先が移動端末のホームネットワー
クのIPアドレスであるパケットを、宛て先が移動端末
の気付けアドレスをもつパケットでカプセル化し移動端
末に転送する。移動の完了についても移動端末は、HA
に通知して行われるか、または一定時間内に再び移動端
末からの移動登録がない場合も、移動の登録は消去され
る。
【0010】よって、移動端末がIPネットワーク上の
何処に移動していても、前述するように自らのホームネ
ットワークに接続されているかのように通信相手機器と
通信を行うことが可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ようなモバイルIPを採用した移動端末通信システムで
は、通信相手機器は、移動端末が何処に移動したかを全
く考慮することなく通信を行うことができる利点をもっ
ているが、移動端末へのIPパケットが常にHAを経由
することになり、通信経路に冗長性をもつ三角経路の通
信形態となってしまう。特に、移動端末が移動してきた
ネットワーク上に存在する通信相手機器との間で通信を
行う場合、移動端末から転送されるパケットは当該ネッ
トワークを経由して通信相手機器に直接配送されるが、
通信相手機器からのパケットは、一旦ホームネットワー
クに配送され、HAで代理受信した後、移動端末にカプ
セル化して転送するので、ネットワークの伝送速度が遅
い場合にはオーバヘッドが大きくなる。
【0012】本発明は以上のような事情に鑑みてなされ
たもので、HAを経由せずに移動端末と直接通信可能と
する移動端末短縮経路通信システム、移動端末短縮経路
通信方法、フォーリンエージェントおよびプログラムを
提供することを目的とする。
【0013】また、本発明の他の目的は、自身がHAを
経由せずに通信相手機器と直接通信可能とする移動端末
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】(1) 上記課題を解決
するために、移動端末短縮経路通信システムは、ホーム
ネットワークから他のネットワークに移動する移動端末
と、この移動端末または通信相手となる通信相手機器か
ら送信されるパケットの受信時、前記移動端末と前記通
信相手機器が同一のネットワーク上に存在するとき、前
記ホームネットワーク上のHAを経由せずに前記通信相
手機器または前記移動端末と通信する,当該移動端末の
移動先ネットワーク上に存在するFA装置とを備えた構
成である。
【0015】本発明は以上のような構成とすることによ
り、FA装置は、パケット受信時、移動端末と通信相手
機器とが同一のネットワーク上に存在する場合、ホーム
ネットワークのHAを介さずに通信相手機器または移動
端末と直接通信するので、移動先ネットワークとHAと
の通信のオーバヘッドをなくすことが可能となる。
【0016】(2) 本発明に係わる移動端末短縮経路
通信方法は、移動端末からのパケットをフォーリンエー
ジェント装置で受信するステップと、前記フォーリンエ
ージェント装置が受信パケットから前記移動端末と通信
相手機器とが同一のネットワーク上に存在するとき、パ
ケットの送信元アドレスを気付アドレスに変換するアド
レス変換ステップと、このステップで変換されたパケッ
トの所定事項を用いて、前記フォーリンエージェント装
置がNATリストを作成するNATリスト作成ステップ
と、前記フォーリンエージェント装置が前記アドレス変
換ステップで変換されたパケットを前記通信相手機器に
送信するパケット送信ステップとを有する方法である。
【0017】なお、以上のようなステップに新たに、前
記通信相手機器から送信されてくる応答パケットに基づ
いて前記NATリストを参照し、このNATリスト上に
前記送信パケットに関する所定事項の記録があるとき、
パケット内の気付アドレスを送信元アドレスに逆変換し
前記移動端末に送信する逆アドレス変換ステップを付加
することも可能である。
【0018】この発明は以上のような方法とすることに
より、移動端末から通信相手機器と通信するためのパケ
ットを送信すると、FA装置では、移動端末と通信相手
機器とが同一のネットワーク上に存在するとき、パケッ
トの送信元アドレスを気付アドレスに変換し、かつ、N
ATリストを作成した後、変換されたパケットを通信相
手機器に送信し、当該通信相手機器から応答パケットを
受けたとき、NATリストの記述内容に基づき、パケッ
ト内の気付アドレスを送信元アドレスに逆変換し送信す
るので、移動端末と通信相手機器が直接にパケットを送
受信可能となり、通信時にHAを経由するオーバヘッド
をなくすことが可能である。
【0019】(3) 本発明に係わるFA装置は、移動
端末から送信されるパケットから移動端末と通信相手で
ある通信相手機器が同一のネットワーク上に存在するか
否かを判断する手段と、この手段による判断結果から同
一のネットワーク上に存在するとき、前記パケットの送
信元アドレスを気付アドレスに変換するアドレス変換手
段と、この変換手段で変換されたパケットの所定事項を
用いてNATリストを作成するNATリスト作成手段
と、このNATリストを作成した後、前記変換されたパ
ケットを前記通信相手機器に送信する手段とを備えた構
成である。
【0020】本発明は以上のような構成とすることによ
り、移動端末から送信されるパケットを受けると、移動
端末と通信相手機器と同一のネットワーク上に存在する
か否かを判断し、同一ネットワーク上に存在する場合に
限り、パケットの送信元アドレスを気付アドレスに変換
し通信相手機器に送信するが、この送信に先立ち、NA
Tリストを作成し送信するので、当該通信相手機器から
応答パケットがあったとき、気付アドレスの逆変換が可
能となり、直接移動端末にパケットを送信可能となる。
【0021】(4) 本発明に係わる移動端末は、予め
割当てられるパケットのトンネリング終端IPアドレス
と移動端末本来のIPアドレスとが設定され、移動先ネ
ットワーク上にFA装置が存在しない場合でも、移動先
ネットワークに存在する通信相手機器と通信を行うこと
が可能となる。
【0022】(5)本発明に係わる移動端末短縮経路通
信システムは、予め各会議参加者が所持する移動端末に
それぞれ予め割当てられるパケットのトンネリング終端
IPアドレスと移動端末本来のIPアドレスとを設定
し、所定のエリア内において各移動端末間で有線または
無線ネットワークを介して会議などを行うことが可能と
なる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0024】図1は本発明に係わる移動端末短縮経路通
信システムの一実施の形態を示す系統構成図である。
【0025】この移動端末短縮経路通信システムは、移
動端末とネットワーク上に存在するホストコンピュータ
や移動端末などの通信相手機器との間で端末の移動を意
識させることなく通信を行うことにあり、具体的には、
IPパケット網であるネットワーク網1を挟んで移動端
末2が普段から所属関係にあるホームネットワーク3お
よび移動端末2の移動に伴って随時変更される移動先ネ
ットワーク4a,移動先でない他のネットワーク4bが
設けられている。
【0026】このホームネットワーク3にはHA(ホー
ムエージェント)5が設けられている。このHA5は、
ホームネットワーク3上を移動しているときの移動端末
2から転送される移動登録要求のパケットなどを受け取
ったり、或いは必要に応じて他のネットワーク例えば4
b上の通信相手機器から移動端末宛てに送信されてくる
パケットを受信し、移動端末2にカプセル化して渡すな
どの機能をもっている。
【0027】一方、移動先となるネットワーク4a,4
bにはフォーリンエージェント装置(以下、単にFAと
指称する)が存在する場合、或いはFAが存在しない場
合がある。因みに、図1では、移動先ネットワーク4a
にFA6が存在し、他のネットワーク4bにはFA6が
存在しない。つまり、移動先ネットワーク4a上には、
FA6の他、ホストコンピュータや各種端末などの通信
相手機器7が存在する。一方、必要に応じて移動先とな
るネットワーク4bにはFA6が存在しないが、ホスト
コンピュータや各種の端末などの通信相手機器8が設け
られている。
【0028】FA6は、移動されてくる移動端末2と通
信相手機器4aとが同一のネットワーク例えば4aに存
在するとき、HAを経由することなく通信を可能とする
ための構成が設けられている。
【0029】このFA6の一実施の形態例について述べ
ると、図2に示すように所要とするデータを格納するデ
ータベース11と、所定の処理を実行させるためのプロ
グラムを記憶するプログラムメモリ12と、移動端末2
と同一ネットワーク4a上の通信相手機器7との中継処
理を実行するCPUなどで構成されるパケット処理制御
部13とに構成されている。
【0030】データベース11には、該当FAが管轄す
るネットワークアドレスを記憶するネットワークアドレ
スファイル11a、NAT(Network Address Transl
ation)リストファイル11bおよび非NATリストフ
ァイル11cその他必要なファイルが形成されている。
NATリストファイル11bは、ネットワークアドレス
変換リストとも呼ばれ、RFC1631で規定するアド
レス変換方法である。このNATリストは、移動端末の
ホームアドレスと気付けアドレスとの変換を行うもので
あって、例えばパケットの宛先アドレス、ポート番号お
よび上位プロトコル種別など共に変換前後のアドレスを
記録することにより、NATリストが作成される。非N
ATリストファイル11cは、パケットに対するネット
ワークのアドレス変換を実施しないとする除外リストを
意味する。
【0031】パケット処理制御部13は、移動端末2か
ら受信し通信相手機器7等に送信するためのパケット送
信処理と通信相手機器7等から受信し移動端末2に送信
するためのパケット送信処理とに分けられる。
【0032】すなわち、パケット処理制御部13は、前
者の移動端末2から受信したパケットの通信相手機器送
信処理に際し、機能的には、移動端末2からの送信パケ
ットを受信し、この受信パケットに基づいて前記ネット
ワークアドレスファイル11aを参照し、移動端末2と
通信相手機器7とが同一のネットワークに属するか否か
を確認するネットワーク確認手段131と、パケット内
の送信元アドレスであるホームネットワーク3のアドレ
スから移動端末2の気付アドレスに変換するアドレス変
換手段132と、この変換手段132で変換されたパケ
ットの送信に先立ち、変換されたパケットの宛先アドレ
ス、ポート番号および例えばTCP,UDPなどの上位
プロトコル種別等をNATリストファイル11bに記録
しNATリストを作成するNATリスト作成手段133
と、この作成手段133によるNATリストの作成後に
前記変換手段132でアドレス変換されたパケットを通
信相手機器7に送信するパケット送信手段134とが設
けられている。
【0033】また、パケット処理制御部13は、後者の
通信相手機器7等からのパケットの移動端末送信処理に
際し、機能的には、受信パケットがモバイルIPパケッ
トの受信か否かを判断するパケット種別判断手段136
と、モバイルIPパケットの場合にはモバイル−IPの
適用に関するRFC2002の規定に従う必要から、本
発明の技術手段の適用を除外するために非NATリスト
ファイル11cに除外リストとして記録する除外リスト
作成手段137と、モバイルIPパケット以外のパケッ
トの場合、データベース11に形成されるNATリスト
ファイル11bを参照し、リスト上に該当パケットの記
録があるか否かを確認するリスト記録内容確認手段13
8と、この確認手段138による確認の結果、NATリ
スト上に記録があるとき、バケット送信時とは逆のネッ
トワークアドレス変換を実施する逆アドレス変換手段1
39と、宛先アドレスが気付けアドレスで、かつ、モバ
イルIPでないパケットの場合でNATリスト上に所定
事項の記録がないとき、受信パケットに基づいて新たに
所要の事項であるパケットの宛先アドレス、ポート番号
および例えばTCP,UDPなどの上位プロトコル種別
等をNATリストファイル11bに記録しNATリスト
を作成した後、逆アドレス変換手段139に導いて逆ア
ドレス変換させるNATリスト作成手段140と、逆ア
ドレス変換手段139によりアドレス変換された応答パ
ケットを移動端末2に送信するパケット送信手段141
とが設けられている。
【0034】従って、以上のような移動端末短縮経路通
信システムおよびFAの実施の形態によれば、FA6が
移動端末または通信相手機器からのパケットを受信し、
移動端末と通信相手機器とが同一のネットワークに存在
することを条件とし、ネットワークの送信元アドレスを
気付けアドレスに変換し、あるいは気付けアドレスをパ
ケット送信時に作成されたNATリストに基づいて気付
けアドレスを送信元アドレスに逆変換し、それぞれの送
信パケットを通信相手機器または移動端末に送信するの
で、ホームネットワーク上のHAを介することなく移動
端末2と直接通信することができ、従来のようなHAを
介する三角経路を通る必要が無くなり、ネットワークに
オーバヘッドをなくすことができる。
【0035】また、FA6には、モバイル−IPのパケ
ットの場合には、NATリスト作成の除外機構を設ける
ことにより、モバイル−IPのパケットとそれ以外のパ
ケットの受信が可能となり、ホーム経由を意図した通信
にも対応することができる。
【0036】次に、以上のように構成されたシステムの
動作(移動端末短縮経路通信方法)およびプログラムに
よるFA6の一連の処理例について説明する。
【0037】移動端末2がホームネットワーク3上から
図示矢印(イ)方向に移動して移動先ネットワーク4a
に移っていくが、このとき移動端末2の移動先ネットワ
ークにFA6が存在する場合とFA6が存在しない場合
とがある。
【0038】移動端末2の移動先ネットワーク4aにF
A6が存在する場合、移動端末2から送信されるパケッ
トはすべてFA宛てに送信される。移動端末2の移動先
ネットワーク4aにFA6が存在しない場合、移動端末
2自身が予めDHCPよって割当てられるパケットのト
ンネリング終端IPアドレス(co−locatedc
ore−of address)と移動端末本来のIP
アドレスとの2つのアドレスとを設定することにより、
FAの機能を代行する。
【0039】以下、FA6を用いたモードの例について
説明する。
【0040】(1) 移動端末2から通信相手機器7等
へのパケット送信処理について。
【0041】移動端末2がFA6の存在する移動先ネッ
トワーク4aの領域を移動しているとき、当該移動端末
2からFA6に対してモバイルIP登録要求などのパケ
ットを送信すると、FA6では、プログラムメモリ12
に格納されるプログラムに従って図3に示す一連の処理
を実行する。
【0042】すなわち、FA6は、移動端末2から送信
されたパケットを受信すると(S1)、データベース1
1のネットワークアドレスファイル11aから通信相手
機器7のネットワークアドレスを確認する。つまり、移
動端末2と通信相手機器7とが同一のネットワーク上に
存在するかを確認する(S2)。同一のネットワーク上
に存在すると判断されたとき、非NATリストファイル
11bに通信相手機器7が除外リストとして登録されて
いるか否かを判断する(S3)。これらステップS1〜
S3はネットワーク確認機能を実現することにある。
【0043】ここで、通信相手機器7が移動端末2と同
一ネットワーク4a上に存在し、かつ、非NATリスト
に登録されていないとき、受信パケットの送信元アドレ
スを、ホームネットワーク3のホームネットワークアド
レスから移動端末2の気付アドレスに変換する(S4:
アドレス変換機能)。この気付アドレスはFA6のIP
アドレスでもある。
【0044】FA6は、アドレス変換後、通信相手機器
7に対してパケットを送信することになるが、当該パケ
ット送信に先立ち、変換されたパケットの宛先アドレ
ス、ポート番号および上位プロトコル種別などのデータ
をNATリストファイル11bに記録し、当該パケット
のNATリストを作成する(S5:NATリスト作成機
能)。このリスト作成は、該当通信相手機器7から応答
パケットが返ってきたときに逆アドレス変換を可能とす
るためである。
【0045】FA6は、NATリストを作成した後、ア
ドレス変換されたパケットを宛先である通信相手機器7
に送信する(S6:パケット送信機能)。
【0046】なお、ネットワーク4a上に移動端末2が
存在し、かつ、ネットワーク4b上に通信相手となる通
信相手機器8が存在する場合、つまり移動端末2と通信
相手機器8とが同一のネットワーク上に存在しない場
合、FA6はパケットの変換等を行うことなくそのまま
通信相手機器8にパケットを送信する。
【0047】ここで、FA6から送信されたパケット
は、宛先である通信相手機器7で受信すると、当該通信
相手機器7は、受信パケット内の通信内容に応答する応
答パケットを作成し、直接,送信パケット内に存在する
移動端末2の気付アドレスに送信する。
【0048】この気付アドレスはFA6のIPアドレス
でもあるので、通信相手機器7からの応答パケットはF
A6により受信される。
【0049】(2) 通信相手端末7等から移動端末2
へのパケット送信処理について。
【0050】このFA6では、プログラムメモリ12に
格納されているプログラムに従って図4に示す一連の処
理を実行する。なお、プログラムとしては、通信相手機
器7等から移動端末2へのパケットの送信処理について
記載するが、例えば移動端末2から通信相手機器7等へ
のパケット送信処理と通信相手機器等7から移動端末2
へのパケットの送信処理とを含む処理を実行するプログ
ラムの場合には、図3と図4とを組み合わせてなる処理
手順より実現可能である。
【0051】先ず、FA6は、通信相手機器7等から送
信されてくるパケットがモバイルIPのパケットか否か
を判断し(S11:パケット種別判断機能)、モバイル
IPパケットの場合には、カプセル化を解除し(S1
2)、FA6と同一ネットワーク上の通信相手機器から
の通信か否かを判断し(S13)、同一ネットワークの
通信相手機器からの通信である場合には本発明に係わる
技術手段を適用させないようにするためにデータベース
11の非NATリストファイル11cに通信相手機器ア
ドレス、ポート番号および上位プロトコル等を記録する
ことにより除外リストを作成する(S14)。ステップ
S12〜S14は除外リスト作成機能を実現する。そし
て、この除外リスト作成後、モバイルIPパケットを移
動端末2に送信する(S15)。なお、ステップS13
において、同一のネットワーク上の通信相手機器で無い
ときには、リストを作成せずにモバイルIPパケットを
移動端末2に送信する(S15)。
【0052】一方、ステップS11において、受信パケ
ットがモバイルIPパケットでない場合、当該パケット
に基づいてデータベース11のNATリストファイル1
1bを参照し、当該リストファイル11b上に送信時パ
ケットに関係付けられる所定事項の記録が有るか否かを
判断する(S16:リスト記録内容確認機能)。
【0053】ここで、リストファイル11b上に所定事
項の記録が有れば、通信相手機器7へのパケット送信時
とは逆のネットワークアドレス,つまり気付アドレスを
ホームネットワークアドレスに変換し(S17:逆アド
レス変換機能)、移動端末2に送信する(S15:パケ
ット送信機能)。
【0054】なお、ステップS16において、受信パケ
ットがNATリストファイル11b上にエントリーされ
ていない場合、その受信パケットから同一ネットワーク
からの直接通信であるか否かを判断し(S18)、同一
ネットワーク上の通信相手機器である場合には新たにス
テップS5と同様にNATリストファイル11bに通信
相手機器アドレス、ポート番号および上位プロトコル等
の所定事項を記録し(S19:NATリスト作成機
能)、バケットを送信する(S14)。
【0055】なお、ステップS18において、同一ネッ
トワーク上の通信相手機器でない場合にはパケットをそ
のまま移動端末2に送信する(S15)。
【0056】従って、以上のような移動端末短縮経路通
信方法およびプログラムによる一連の処理によれば、移
動端末2からのパケットをFAで受信すると、当該FA
では、移動端末と通信相手機器が同一のネットワーク上
に存在するか否かを判断し、同一ネットワークに存在す
るとき、パケットの送信元アドレスを気付アドレスに変
換し、この変換されたパケットの所定事項をNATリス
トファイル11bに記録することによりNATリストを
作成し、前記変換されたパケットを通信相手機器に送信
するので、ホームネットワーク上のHAを介することな
く移動端末2と通信相手機器が直接通信することが可能
となり、HAを経由するネットワークのオーバヘッドを
なくすことができる。
【0057】また、FA6には、NATリスト作成の除
外リストを作成し、HA経由のモバイル−IPのパケッ
トの受信時にはアドレス変換を実施せず、モバイル−I
Pのパケット以外のパケット受信時にはアドレス変換を
実施するので、何れのパケットを用いた通信に容易に適
用でき、移動端末の利用範囲を広げることができ、しか
もセキュリティ等の要請により、HAを経由しなければ
ならない場合にも対応できる。
【0058】(その他の実施の形態) (1) 上記実施の形態では、IPアドレスを用い、移
動端末2と通信相手となる通信相手機器7とが同一ネッ
トワーク上に存在するか否かを判断し、同一ネットワー
ク上の通信相手機器7に関してはHAを経由しない通信
を行うようにしたが、例えば予めNATリストファイル
11bもしくは非NATリストファイル11cに特定端
末のIPアドレスを記録するようにすれば、近傍の所望
とする通信相手機器との通信に関しても、HAを経由し
ないとか、HAを経由すると言った指定をすることが可
能である。
【0059】(2) また、モバイル−IPにおいて
は、ホームネットワークのHAが必須となるが、例えば
短縮経路の機能をもつFAの必要としないモードの移動
端末、つまり移動端末2自身が予めDHCPよって割当
てられ、あるいは予め設定されるパケットのトンネリン
グ終端IPアドレス(co−located core
−of address)と移動端末本来のIPアドレ
スとの2つのアドレスとをもつことにより、FAの機能
を代行するようにすれば、IPアドレスの設定を変更す
ることなく、当該移動端末が移動するネットワーク内で
のローカルな通信を行うことが可能である。このこと
は、例えば会議室などの特定エリアにて会議に参加する
参加者が所持する移動端末間で一時的に相互に通信を行
いながら会議を行うことも可能である。つまり、会議室
に集まった会議参加者が所持する移動端末間において有
線または無線ネットワークを介して一時的に通信環境を
作り出し、必要なコミュニティを実現でき、またデータ
などのやり取りも可能とすることがてきる。
【0060】その他、本願発明は、上記実施の形態に限
定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施できる。また、各実施の形態は可能な限り
組み合わせて実施することが可能であり、その場合には
組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施
の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれてお
り、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせによ
り種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点
を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つ
かの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場
合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部
分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、H
Aを経由せずに移動端末と直接通信可能とする移動端末
短縮経路通信システム、移動端末短縮経路通信方法、フ
ォーリンエージェント装置およびプログラムを提供でき
る。
【0062】また、本発明は、自身がFAの機能を代行
することにより、HAを経由せずに通信相手機器と直接
通信可能とする移動端末を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる移動端末短縮経路通信システ
ムの一実施の形態を示す系統構成図。
【図2】 図1のFAの一実施形態としての機能を表す
ブロック構成図。
【図3】 本発明に係わる移動端末短縮経路通信方法お
よびプログラムの一連の処理例を説明するフローチャー
ト。
【図4】 本発明に係わる他の移動端末短縮経路通信方
法およびプログラムの一連の処理例を説明するフローチ
ャート。
【図5】 従来のFAモードにおける移動体通信の流れ
を説明する図。
【図6】 従来のco−locatedモードにおける
移動体通信の流れを説明する図。
【符号の説明】
1…ネットワーク網 2…移動端末 3…ホームネットワーク 4a…移動先ネットワーク 4b…必要に応じて移動先となるネットワーク 5…ホームエージェントHA 6…フォーリンエージェントFA 7,8…通信相手機器 11b…NATリストファイル 11c…非NATリストファイル 12…プログラムメモリ 13…パケット処理制御部 131…ネットワーク確認手段 132…アドレス変換手段 133…NATリスト作成手段 134,141…パケット送信手段 136…パケット種別判断手段 137…除外リスト(非NATリスト)作成手段 138…リスト記録内容確認手段 139…逆アドレス変換手段 140…NATリスト作成手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホームネットワークから他のネットワー
    クに移動する移動端末と、 この移動端末または通信相手となる通信相手機器から送
    信されるパケットの受信時、前記移動端末と前記通信相
    手機器が同一のネットワーク上に存在するとき、前記ホ
    ームネットワーク上のホームエージェントを経由せずに
    前記通信相手機器または前記移動端末と通信する,当該
    移動端末の移動先ネットワーク上に存在するフォーリン
    エージェント装置とを備えたことを特徴とする移動端末
    短縮経路通信システム。
  2. 【請求項2】 移動端末からのパケットをフォーリンエ
    ージェント装置で受信するステップと、 前記フォーリンエージェント装置が受信パケットから前
    記移動端末と通信相手機器とが同一のネットワーク上に
    存在するとき、パケットの送信元アドレスを気付アドレ
    スに変換するアドレス変換ステップと、 このステップで変換されたパケットの所定事項を用い
    て、前記フォーリンエージェント装置がNATリストを
    作成するNATリスト作成ステップと、 前記フォーリンエージェント装置が前記アドレス変換ス
    テップで変換されたパケットを前記通信相手機器に送信
    するパケット送信ステップとを有することを特徴とする
    移動端末短縮経路通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の移動端末短縮経路通信方
    法において、 前記通信相手機器から送信されてくる応答パケットに基
    づいて前記NATリストを参照し、このNATリスト上
    に前記送信パケットに関する所定事項の記録があると
    き、パケット内の気付アドレスを送信元アドレスに逆変
    換し前記移動端末に送信する逆アドレス変換ステップを
    設けたことを特徴とする移動端末短縮経路通信方法。
  4. 【請求項4】 移動端末の移動先ネットワーク上に存在
    するフォーリンエージェント装置において、 前記移動端末から送信されるパケットから前記移動端末
    と通信相手である通信相手機器が同一のネットワーク上
    に存在するか否かを判断する手段と、この手段による判
    断結果から同一のネットワーク上に存在するとき、前記
    パケットの送信元アドレスを気付アドレスに変換するア
    ドレス変換手段と、この変換手段で変換されたパケット
    の所定事項を用いてNATリストを作成するNATリス
    ト作成手段と、このNATリストを作成した後、前記変
    換されたパケットを前記通信相手機器に送信する手段と
    を備えたことを特徴とするフォーリンエージェント装
    置。
  5. 【請求項5】 移動端末の移動先ネットワーク上に存在
    するフォーリンエージェント装置において、 パケットの送信時に当該パケットに関する所定事項の記
    録により作成されるNATリストと、 ネットワークに存在する相手機器から送信されてくるパ
    ケット受信し、前記NATリストを参照し、この受信パ
    ケットが通信相手である通信相手機器からの応答パケッ
    トであるとき、パケット内の気付アドレスをホームネッ
    トワークアドレスに逆変換する逆アドレス変換手段と、 この逆アドレス変換されたパケットを前記移動端末に送
    信するパケット送信手段とを備えたことを特徴とするフ
    ォーリンエージェント装置。
  6. 【請求項6】 移動端末の移動先ネットワーク上に存在
    するフォーリンエージェント装置において、 パケットの送信時に当該パケットに関する所定事項の記
    録により作成されるNATリストと、 ネットワークに存在する相手機器から送信されてくるパ
    ケットがモバイルIPのパケットか否かを判断するパケ
    ット種別判断手段と、 この判断手段によってモバイルIPのパケットと判断し
    たとき、当該パケットに関するアドレス変換を除外する
    非NATリストを作成する非NATリスト作成手段と、 前記判断手段によってモバイルIP以外のパケットであ
    るとき、前記NATリストを参照し、当該受信パケット
    が通信相手である通信相手機器からの応答パケットであ
    るとき、パケット内の気付アドレスをホームネットワー
    クアドレスに逆変換する逆アドレス変換手段と、 この逆アドレス変換されたパケットを前記移動端末に送
    信するパケット送信手段とを備えたことを特徴とするフ
    ォーリンエージェント装置。
  7. 【請求項7】 請求項4ないし請求項6の何れか一項に
    記載のフォーリンエージェント装置において、 予め前記NATリストもしくは非NATリストに特定の
    移動端末のアドレスを設定することにより、移動端末が
    ホームエージェントを経由し、または非経由せずに通信
    相手機器と通信することを特徴とするフォーリンエージ
    ェント装置。
  8. 【請求項8】 移動先ネットワーク上に通信相手機器の
    ネットワークアドレスを登録するファイルを有し、移動
    端末から送信されるパケットに基づいて前記通信相手機
    器に送信するパケットの作成処理を行うコンピュータ
    に、 前記移動端末から送信されるパケット基づいて前記ネッ
    トワークアドレスファイルを参照し、前記移動端末と前
    記通信相手端末が同一のネットワーク上に存在するか否
    かを確認するネットワーク確認機能と、この確認機能に
    より同一のネットワーク上に存在するとき、前記パケッ
    トの送信元アドレスを気付アドレスに変換するアドレス
    変換機能と、この変換機能で変換されたパケットの所定
    事項を用いてNATリストを作成するNATリスト作成
    機能と、このNATリストの作成後、前記変換されたパ
    ケットを前記通信相手機器に送信する機能とを実現させ
    ることを特徴とするプログラム。
  9. 【請求項9】 移動端末から通信相手である通信相手機
    器へのパケット送信時に当該パケットに関する所定事項
    の記録により作成されるNATリストを有し、前記通信
    相手機器から送信されてくるパケットに基づいて前記移
    動端末に送信するパケットの作成処理を行うコンピュー
    タに、 ネットワークに存在する前記通信相手機器から送信され
    てくる応答パケット受信し、パケット内の気付アドレス
    をホームネットワークアドレスに逆変換する逆アドレス
    変換機能と、この逆アドレス変換されたパケットを前記
    移動端末に送信する機能とを実現させることを特徴とす
    るプログラム。
  10. 【請求項10】 予め割当てられるパケットのトンネリ
    ング終端IPアドレスと移動端末本来のIPアドレスと
    が設定され、移動先ネットワーク上にフォーリンエージ
    ェント装置が存在しない場合でも、移動先ネットワーク
    に存在する通信相手となる通信相手機器と通信を行うこ
    とを特徴とする移動端末。
  11. 【請求項11】 予め各会議参加者が所持する移動端末
    にそれぞれ予め割当てられるパケットのトンネリング終
    端IPアドレスと移動端末本来のIPアドレスとを有
    し、所定のエリア内において各移動端末間で有線または
    無線ネットワークを介して通信を行うことを特徴とする
    移動端末短縮経路通信システム。
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