JP2007141696A - 光源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
ランプが破裂してもその破片が装置内部に飛散せず、しかも、冷却効率を向上させてランプ寿命を延ばす。
【解決手段】
ランプ(2)の照射光を正面に向かって反射する反射鏡(3)をケーシング(4)に内蔵したカートリッジ(C)に、その正面開口部(7)を塞ぐ耐圧透光素子(8)と反射鏡(3)との間に空冷スペース(14)が確保され、空冷スペース(14)の周面に形成されたメッシュ状の通風開口部(15)から空冷スペース(14)を通り背面側開口部(10)へ抜ける空気流路(17)が成され、該カートリッジ(C)を装置本体(6)に装着した状態で、装置本体(6)に形成された吸気口(31)からカートリッジ(C)の空気流路(17)を通って装置本体(6)の排気口(32)へ至る空冷流路(36)を形成した。
【選択図】図1
ランプが破裂してもその破片が装置内部に飛散せず、しかも、冷却効率を向上させてランプ寿命を延ばす。
【解決手段】
ランプ(2)の照射光を正面に向かって反射する反射鏡(3)をケーシング(4)に内蔵したカートリッジ(C)に、その正面開口部(7)を塞ぐ耐圧透光素子(8)と反射鏡(3)との間に空冷スペース(14)が確保され、空冷スペース(14)の周面に形成されたメッシュ状の通風開口部(15)から空冷スペース(14)を通り背面側開口部(10)へ抜ける空気流路(17)が成され、該カートリッジ(C)を装置本体(6)に装着した状態で、装置本体(6)に形成された吸気口(31)からカートリッジ(C)の空気流路(17)を通って装置本体(6)の排気口(32)へ至る空冷流路(36)を形成した。
【選択図】図1
Description
本発明は、ランプと、その照射光を正面に向かって反射する反射鏡がケーシングに内蔵されて成るカートリッジを、光出射口が形成されたハウジングに着脱可能に装着して成る光源装置に関する。
工場の生産ラインでは、製品に光を照射して加工処理したり、照明光を照射してその画像に基づき製品検査をするなど、加工から検査に至るまで可視光、紫外光、赤外光など任意の光を照射する光源装置が用いられており、ラインの稼動中、連続して点灯使用している。
例えば、デジタルカメラのレンズ接着に用いられる紫外線硬化樹脂を硬化させる際に用いられる紫外線照射用光源装置は、紫外線を含む光を照射する高圧水銀放電ランプなどをライン稼動中は連続点灯させておき、その光を反射鏡で集光させながら波長選択フィルタにより紫外線のみを透過させ、光出射口に接続されたライトガイドを介して所定の照射位置まで導き、その先端からワークに照射できるように構成されている。
例えば、デジタルカメラのレンズ接着に用いられる紫外線硬化樹脂を硬化させる際に用いられる紫外線照射用光源装置は、紫外線を含む光を照射する高圧水銀放電ランプなどをライン稼動中は連続点灯させておき、その光を反射鏡で集光させながら波長選択フィルタにより紫外線のみを透過させ、光出射口に接続されたライトガイドを介して所定の照射位置まで導き、その先端からワークに照射できるように構成されている。
この場合に、光源装置のハウジング内には、ランプを装着した反射鏡が、その正面を光出射口に向けて固定され、ランプ及び点灯回路で生ずるハウジング内の熱を外部に逃がすため装置内に外気を取り込み、これをランプ背面に形成された排気口からファンなどにより強制排気するように成されている。
ところで、ライン稼動中にランプが破裂したりランプ切れを起したときは、その間、ラインが停止されてしまうので、逸早くランプ交換を行う必要があり、そのため従来より、ランプをカートリッジに収容して、そのカートリッジごとランプを簡単に交換できるようにしたものが提案されている。
特開2004−319714
この光源装置によれば、背後に取り付けられたファンにより供給される冷却用空気がカートリッジの外部周面に沿って流れるので、カートリッジを空冷することによりランプの熱を排熱することができる。
しかしながら、カートリッジはランプ正面に光を出射する開口部が形成されているもののランプの上下左右を囲む周面及び背面が塞がれているので、冷却用空気でランプを直接冷却させることができず、冷却効率が低いという問題があった。
しかも、ランプが破裂したときにその破片が開口部から装置内部に飛散してしまうと、ランプ交換時に装置内部の破片を回収しなければならず、そのための作業時間がかかる。
これを有効に防止するために、開口部を所定の強度を有するガラス板などで塞ぐことも考えられるが、開口部を塞ぐと熱がカートリッジ内にこもるため、ランプが過熱されて破裂し易くなり、ランプ寿命も短くなるという問題が生じる。
しかしながら、カートリッジはランプ正面に光を出射する開口部が形成されているもののランプの上下左右を囲む周面及び背面が塞がれているので、冷却用空気でランプを直接冷却させることができず、冷却効率が低いという問題があった。
しかも、ランプが破裂したときにその破片が開口部から装置内部に飛散してしまうと、ランプ交換時に装置内部の破片を回収しなければならず、そのための作業時間がかかる。
これを有効に防止するために、開口部を所定の強度を有するガラス板などで塞ぐことも考えられるが、開口部を塞ぐと熱がカートリッジ内にこもるため、ランプが過熱されて破裂し易くなり、ランプ寿命も短くなるという問題が生じる。
そこで本発明は、ランプが破裂してもその破片が装置内部に飛散せず、しかも、冷却効率を向上させてランプ寿命を延ばすことを技術的課題としている。
この課題を解決するために、本発明は、ランプと、その照射光を正面に向かって反射する反射鏡をケーシングに内蔵して成るカートリッジを、光出射口が形成された装置本体に着脱可能に装着して成る光源装置において、前記カートリッジは、点灯中にランプが破裂したときの飛散破片により破損しない程度の強度を有する耐圧透光素子でその正面開口部が塞がれ、該耐圧透光素子と前記反射鏡との間に空冷スペースが確保されると共に、該空冷スペースの周面に形成されたメッシュ状の通風開口部から空冷スペースを通り背面側開口部へ抜ける空気流路が形成され、前記装置本体には、そのハウジングに冷却用空気を導入する吸気口及び排気口が形成され、前記吸気口及び排気口から強制吸排するファンが設けられると共に、前記カートリッジを装着した状態で、吸気口からカートリッジの空気流路を通って排気口へ至る空冷流路が形成されたことを特徴としている。
本発明に係る光源装置によれば、カートリッジを装着した状態で、吸気口からカートリッジの空気流路を通って排気口へ至る空冷流路が形成されているので、吸気口から装置本体内に吸い込まれた外気が、カートリッジの周面に形成されたメッシュ状の通風開口部から耐圧透光素子と反射鏡の間に空冷スペースを通り、その背面開口部から排気口へ通り抜ける。
したがって、カートリッジに冷却空気が導入されて、正面開口部を塞ぐ耐圧透光素子と反射鏡との間の空冷スペースを通過する際に反射鏡に装着されたランプが直接空冷されるので、冷却効率が向上し、ランプが過熱され難くなるため、破裂が防止され、ランプ寿命が延びるという効果がある。
したがって、カートリッジに冷却空気が導入されて、正面開口部を塞ぐ耐圧透光素子と反射鏡との間の空冷スペースを通過する際に反射鏡に装着されたランプが直接空冷されるので、冷却効率が向上し、ランプが過熱され難くなるため、破裂が防止され、ランプ寿命が延びるという効果がある。
また、ランプは反射鏡に装着された状態でカートリッジ内に収容され、正面側開口部が耐圧透光素子で塞がれると共に、通風開口部がメッシュ状に形成されているので、万一ランプが破裂してもその破片がカートリッジ外部に飛散することがなく、カートリジの交換を行うと同時に破片の回収を行うことができるという効果がある。
本例では、ランプが破裂してもその破片が装置内部に飛散せず、しかも、冷却効率を向上させてランプ寿命を延ばすという目的を達成するために、正面開口部を塞ぐ耐圧透光素子と反射鏡との間に空冷スペースを確保し、空冷スペースの周面に形成されたメッシュ状の通風開口部から空冷スペースを通り背面側開口部へ抜ける空気流路を形成したカートリッジを装置本体に装着した状態で、装置本体に形成された吸気口からカートリッジの空気流路を通って装置本体の排気口へ至る空冷流路を形成した。
図1は本発明に係る光源装置を示す説明図、図2はその内部構造を示す側面図、図3はカートリッジの装着状態を示す説明図、図4はカートリッジの正面側を示す分解図、図5はカートリッジの背面側を示す分解図、図6はカートリッジ収容部の内部構造を示す断面図である。
本例の光源装置1は、紫外線硬化樹脂用の紫外線スポット照射用光源装置であって、紫外線を含む光を出力する高圧水銀ランプやメタルハライドランプなどのランプ2と、その照射光を正面に向かって反射する反射鏡3をケーシング4に内蔵して成るカートリッジCが、光出射口5を形成した装置本体6に着脱可能に装着され、その光出射口5にバンドルファイバからなるライトガイドFが接続されている。
カートリッジCのケーシング4は、投光用の正面開口部7が形成されると共に、背面が開放された略角筒状に形成され、前記正面開口部7が、点灯中にランプ2が破裂したときの飛散破片により破損しない程度の強度を有する耐圧透光素子8で塞がれている。
この耐圧透光素子8は、縦×横×板厚=50×50×3(mm)の略正方形状のテンパックス製ガラスに310〜400nmの紫外光が透過するような波長選択膜を蒸着させ、波長選択フィルタと破裂時の破片飛散防止壁を兼用し、ネジでケーシング4に固定されるフレーム4Aに取り付けられ、必要に応じて交換できるようになされている。
この耐圧透光素子8は、縦×横×板厚=50×50×3(mm)の略正方形状のテンパックス製ガラスに310〜400nmの紫外光が透過するような波長選択膜を蒸着させ、波長選択フィルタと破裂時の破片飛散防止壁を兼用し、ネジでケーシング4に固定されるフレーム4Aに取り付けられ、必要に応じて交換できるようになされている。
反射鏡3は、一次焦点距離7mm、二次焦点距離140mmの回転楕円面に形成され、正面側開口部が50×50mmの略正方形状に形成され、反射鏡フレーム9に取り付けられて、ケーシング4の背面開口部10からスライドされて、ケーシング4に着脱可能に装着される。
反射鏡フレーム9は、ケーシング4の底面の一部を構成するスライドベース9aの先端側に、反射鏡取付部9bが立設されてアングル状に形成され、スライドベース9aの左右両側には、装置本体6の底面左右両側から内向き形成されたスライドガイド11と係合する案内溝12が形成されるている。
反射鏡フレーム9は、ケーシング4の底面の一部を構成するスライドベース9aの先端側に、反射鏡取付部9bが立設されてアングル状に形成され、スライドベース9aの左右両側には、装置本体6の底面左右両側から内向き形成されたスライドガイド11と係合する案内溝12が形成されるている。
ケーシング4は、その先端側に、底面の一部を構成するストッパ13が取り付けられ、反射鏡フレーム9を装着したときに、反射鏡取付部9bがストッパ13に当接されて、反射鏡取付部9bに取り付けられた反射鏡3と耐圧透光素子8の間に空冷スペース14が確保されるようになされている。
また、空冷スペース14の周面となるケーシング4の左側面にはメッシュ状の通風開口部15が形成され、反射鏡取付部9bの高さがケーシング4よりも低く形成されて反射鏡取付部9bの上端縁9cとケーシング4との間に所定のクリアランス16が形成されており、これにより、通風開口部15から空冷スペース14を通り背面側開口部10へ抜ける空気流路17が形成されている。
装置本体6のハウジング21内には、その上段にカートリッジ収容部22が形成され、その下段にランプ点灯回路23が配され、カートリッジ収容部22の上方にカートリッジCを交換するための蓋体24が配されている。
カートリッジ収容部22は、その上面が開放されると共に、カートリッジCを載置固定するベースプレート25がハウジング21の上段と下段を仕切るように配され、ベースプレート25には、カートリッジCの左右側面に摺接されて左右方向の位置ずれを規制するガイド板26R及び26Lと、カートリッジCの正面に摺接される正面開口板27と、前後方向の位置ずれを規制する背面ガイド28が形成されている。
また、ベースプレート25には、反射鏡フレーム9を正確に位置決めする位置決め手段が形成されており、本例では、反射鏡フレーム9の底面に突出形成された位置決め突起9dと係合される凹溝25aが形成されている。
これらを互いに係合させることにより、カートリッジ収容部22内でカートリッジCがガタつくことがなく、装置本体6に形成された光出射口5の光軸XFと反射鏡3の光軸XMが同軸的に位置決めされ、且つ、反射光がライトガイドFの光入射端に向って集光されて正確に入射するようにその照射方向及び焦点位置が固定される。
なお、この位置決め手段は、反射鏡フレーム9を位置ずれなく係合し得る形状であれば任意の構成のものを採用でき、例えば、突起と凹部から形成される場合は、突起及び凹部がベースプレート25及び反射鏡フレーム9のいずれに形成されていてもよい。
さらに、左ガイド板26Lとハウジング21の間に所定のクリアランス29が設けられ、カートリッジCの通風開口部15と対応する位置に通気孔30が形成されている。
カートリッジ収容部22は、その上面が開放されると共に、カートリッジCを載置固定するベースプレート25がハウジング21の上段と下段を仕切るように配され、ベースプレート25には、カートリッジCの左右側面に摺接されて左右方向の位置ずれを規制するガイド板26R及び26Lと、カートリッジCの正面に摺接される正面開口板27と、前後方向の位置ずれを規制する背面ガイド28が形成されている。
また、ベースプレート25には、反射鏡フレーム9を正確に位置決めする位置決め手段が形成されており、本例では、反射鏡フレーム9の底面に突出形成された位置決め突起9dと係合される凹溝25aが形成されている。
これらを互いに係合させることにより、カートリッジ収容部22内でカートリッジCがガタつくことがなく、装置本体6に形成された光出射口5の光軸XFと反射鏡3の光軸XMが同軸的に位置決めされ、且つ、反射光がライトガイドFの光入射端に向って集光されて正確に入射するようにその照射方向及び焦点位置が固定される。
なお、この位置決め手段は、反射鏡フレーム9を位置ずれなく係合し得る形状であれば任意の構成のものを採用でき、例えば、突起と凹部から形成される場合は、突起及び凹部がベースプレート25及び反射鏡フレーム9のいずれに形成されていてもよい。
さらに、左ガイド板26Lとハウジング21の間に所定のクリアランス29が設けられ、カートリッジCの通風開口部15と対応する位置に通気孔30が形成されている。
また、ハウジング21には、その下面に冷却用空気となる外気を導入する吸気口31が形成されると共に、上段背面のカートリッジ収容部22の背面側に排気口32が形成されて、吸気口31及び排気口32に強制吸排気用のファン33及び34が設けられ、ハウジング21を上段と下段に仕切るベースプレート25には下段から前記クリアランス29へ抜ける通気孔35が開口されている。
これにより、カートリッジCを装着した状態でファン33及び34を起動すると、吸気口31からハウジング21の下段に導入された外気が、ハウジング21を上段と下段に仕切るベースプレート25に形成された通気孔35から、カートリッジ収容部22の左側に形成されたクリアランス29内に導入され、左ガイド板26Lに形成された通気孔30から、カートリッジCに形成された空気通路17を通り、ハウジング21の背面に形成された排気口32から外部に排気され、この吸排気ルートが空冷流路36となっている。
なお、反射鏡フレーム9のスライドベース9a及びカートリッジ収容部22のベースプレート25には、カートリッジCを上方から装着したときに互いに接続される給電コネクタ37及び38が設けられている。
以上が本発明の一構成例であって、次にその作用について説明する。
未使用のランプ2が装着された反射鏡フレーム9を図5に示すようにケーシング4の背面開口部10からスライドさせて挿入しケーシング4と係合させてカートリッジCを組み立て、蓋体24を開いたハウジング21の上方から、そのカートリッジCをカートリッジ収容部22に装着する。
このとき、カートリッジCは、左右両側がガイド板26R及び26Lに摺接され、正面側が正面開口板27に摺接され、背面側が背面ガイド28に案内されて、反射鏡3の光軸XMが光出射口5の光軸XFと同軸に位置するように位置決めされると同時に、給電コネクタ37及び38が接続される。
未使用のランプ2が装着された反射鏡フレーム9を図5に示すようにケーシング4の背面開口部10からスライドさせて挿入しケーシング4と係合させてカートリッジCを組み立て、蓋体24を開いたハウジング21の上方から、そのカートリッジCをカートリッジ収容部22に装着する。
このとき、カートリッジCは、左右両側がガイド板26R及び26Lに摺接され、正面側が正面開口板27に摺接され、背面側が背面ガイド28に案内されて、反射鏡3の光軸XMが光出射口5の光軸XFと同軸に位置するように位置決めされると同時に、給電コネクタ37及び38が接続される。
ここで、ランプ2の点灯スイッチ(図示せず)をオンすると、ファン33及び34が起動されてランプ2が点灯される。
ランプ2から照射された光は反射鏡3で反射され、収束されながら耐圧透光素子8を透過して、波長310〜400nmの紫外線が光出射口5に接続されたライトガイドFに入射される。
この場合に、例えばデジタルカメラ生産ラインのレンズ接着工程で用いられている場合は、光のオンオフは図示しないシャッターなどにより行なわれ、ライン稼動中はランプ2は連続点灯されている。
ランプ2から照射された光は反射鏡3で反射され、収束されながら耐圧透光素子8を透過して、波長310〜400nmの紫外線が光出射口5に接続されたライトガイドFに入射される。
この場合に、例えばデジタルカメラ生産ラインのレンズ接着工程で用いられている場合は、光のオンオフは図示しないシャッターなどにより行なわれ、ライン稼動中はランプ2は連続点灯されている。
この間、ファン33により吸気口31から吸い込まれた冷却用空気(外気)は、空冷流路36を通って内部を冷却し、ファン34により排気口32から外部に排気される。
この空冷流路36に沿って流れる空気は、まず、吸気口31からハウジング21の下段に導入されてランプ点灯回路23を冷却し、ハウジング21を上段と下段に仕切るベースプレート25に形成された通気孔35を通り、カートリッジ収容部22の左側に形成されたクリアランス29に至る。
この空冷流路36に沿って流れる空気は、まず、吸気口31からハウジング21の下段に導入されてランプ点灯回路23を冷却し、ハウジング21を上段と下段に仕切るベースプレート25に形成された通気孔35を通り、カートリッジ収容部22の左側に形成されたクリアランス29に至る。
さらに、その空気は、左ガイド板26Lに形成された通気孔30からケーシング4の左側面に形成された通風開口部15を通り、カートリッジCの空気通路17に導入される。
カートリッジC内では、反射鏡3と耐圧透光素子8の間に形成される空冷スペース14の側面から導入された空気がその上端側に形成されたクリアランス16を通って排出されるので、空気が反射鏡3の前を流れる際にその一部が反射鏡3内に流入して、ランプ2が直接冷却された後、クリアランス16及び背面開口部10を通り、ハウジング21の排気口32から外部に排熱される。
このように、空冷スペース14に導入された空気によってランプ2が直接冷却されるので冷却効率が高く、ランプ寿命も延びるので交換頻度を減少させることができる。
カートリッジC内では、反射鏡3と耐圧透光素子8の間に形成される空冷スペース14の側面から導入された空気がその上端側に形成されたクリアランス16を通って排出されるので、空気が反射鏡3の前を流れる際にその一部が反射鏡3内に流入して、ランプ2が直接冷却された後、クリアランス16及び背面開口部10を通り、ハウジング21の排気口32から外部に排熱される。
このように、空冷スペース14に導入された空気によってランプ2が直接冷却されるので冷却効率が高く、ランプ寿命も延びるので交換頻度を減少させることができる。
また、点灯中にランプ2が破裂して、その破片が飛び散ることがあっても、正面開口部7には耐圧透光素子8で塞がれ、左側面の通風開口部15にはメッシュが取り付けられ、それ以外の部分はケーシング4で覆われているので、カートリッジCから装置本体6内に飛散することがない。
したがって、カートリッジCを交換すれば、ランプ2の破片を全て回収することができ、装置本体6の内部清掃の手間が一切不要となる。
したがって、カートリッジCを交換すれば、ランプ2の破片を全て回収することができ、装置本体6の内部清掃の手間が一切不要となる。
そして、ランプ交換の際は、予備のカートリッジCを用意しておけば、カートリッジCを交換するだけで足りるので交換時間は極めて短縮される。
また、予備のカートリッジCがなくても、未使用のランプ2を装着した予備の反射鏡フレーム9を用意しておけば、取り出したカートリッジCから使用済みの反射鏡フレーム9を外して、内部に破片がある場合はカートリッジCの背面開口部10を下向きにしてその破片を捨てた後、予備の反射鏡フレーム9を装着すればよく、この場合も、従来に比して交換時間を短縮することができる。
さらに必要がある場合は、フレーム4Aを外して、耐圧透光素子8を交換することもできる。
また、予備のカートリッジCがなくても、未使用のランプ2を装着した予備の反射鏡フレーム9を用意しておけば、取り出したカートリッジCから使用済みの反射鏡フレーム9を外して、内部に破片がある場合はカートリッジCの背面開口部10を下向きにしてその破片を捨てた後、予備の反射鏡フレーム9を装着すればよく、この場合も、従来に比して交換時間を短縮することができる。
さらに必要がある場合は、フレーム4Aを外して、耐圧透光素子8を交換することもできる。
なお、上述の実施例の説明では、紫外線照射用光源装置について説明したが、可視光、赤外光など任意の光を照射する光源装置に適用することができる。
以上述べたように、本発明は、生産ラインなどで連続して点灯使用される光照射用の光源装置の用途に用いることができる。
1 光源装置
2 ランプ
3 反射鏡
4 ケーシング
C カートリッジ
5 光出射口
6 装置本体
7 正面開口部
8 耐圧透光素子
9 反射鏡フレーム
10 背面開口部
14 空冷スペース
15 通風開口部
17 空気流路
21 ハウジング
31 吸気口
32 排気口
33、34 ファン
36 空冷流路
2 ランプ
3 反射鏡
4 ケーシング
C カートリッジ
5 光出射口
6 装置本体
7 正面開口部
8 耐圧透光素子
9 反射鏡フレーム
10 背面開口部
14 空冷スペース
15 通風開口部
17 空気流路
21 ハウジング
31 吸気口
32 排気口
33、34 ファン
36 空冷流路
Claims (4)
- ランプと、その照射光を正面に向かって反射する反射鏡をケーシングに内蔵して成るカートリッジを、光出射口が形成された装置本体に着脱可能に装着して成る光源装置において、
前記カートリッジは、点灯中にランプが破裂したときの飛散破片により破損しない程度の強度を有する耐圧透光素子でその正面開口部が塞がれ、該耐圧透光素子と前記反射鏡との間に空冷スペースが確保されると共に、該空冷スペースの周面に形成されたメッシュ状の通風開口部から空冷スペースを通り背面側開口部へ抜ける空気流路が形成され、
前記装置本体には、そのハウジングに冷却用空気を導入する吸気口及び排気口が形成され、前記吸気口及び排気口から強制吸排するファンが設けられると共に、前記カートリッジを装着した状態で、吸気口からカートリッジの空気流路を通って排気口へ至る空冷流路が形成されたことを特徴とする光源装置。 - 前記カートリッジは、ケーシングに反射鏡フレームが着脱可能に装着され、該フレームには、ランプを装着した反射鏡が取り付けられて成る請求項1記載の光源装置。
- 前記通風開口部がカートリッジのケーシングの側面部に形成され、前記反射鏡フレームの上端縁とケーシングとの間に空気流路となるクリアランスが設けられた請求項1記載の光源装置。
- 前記耐圧透光素子が、カートリッジのケーシングに着脱可能に装着される正面フレームに取り付けられてなる請求項1記載の光源装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005335158A JP2007141696A (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 光源装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010244779A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Iwasaki Electric Co Ltd | 光源装置 |
JP2011171167A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Iwasaki Electric Co Ltd | 光源装置 |
-
2005
- 2005-11-21 JP JP2005335158A patent/JP2007141696A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010244779A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Iwasaki Electric Co Ltd | 光源装置 |
JP2011171167A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Iwasaki Electric Co Ltd | 光源装置 |
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