JP2007141416A - レンズホルダー、光ピックアップ、光記録再生装置およびレンズホルダーの製造方法 - Google Patents

レンズホルダー、光ピックアップ、光記録再生装置およびレンズホルダーの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レンズホルダーを形成する樹脂成形体内に、コイル間を接続する配線が設けられているとともに、簡易な方法で製造でき、かつ配線の剥がれなどの問題のないレンズホルダー、そのレンズホルダーを用いる光ピックアップ、その光ピックアップを用いる光記録再生装置、およびそのレンズホルダーの製造方法を提供する。
【解決手段】対物レンズ保持部およびコイル付設部を有する樹脂成形体、該樹脂成形体に付設され駆動力を発生する複数のコイル、および該コイル間を電気的に接続する配線部を有し、該配線部が、該樹脂成形体にインサートモールドされ、かつその少なくとも一部分が該樹脂成形体の表面に露出したリードフレームよりなることを特徴とするレンズホルダー、そのレンズホルダーを用いる光ピックアップ、その光ピックアップを用いる光記録再生装置、およびそのレンズホルダーの製造方法。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光記録再生装置等に使用されるレンズホルダー、そのレンズホルダーを用いる光ピックアップ、およびその光ピックアップを用いる光記録再生装置に関する。本発明は、さらに、前記レンズホルダーの製造方法に関する。
CD、MD、DVD等の光記録再生装置においては、情報の記録及び再生を行うために光ピックアップが用いられる。光ピックアップは、レンズホルダーに保持された対物レンズを有し、この対物レンズにより、光源から入射した光を、光ディスク上に集光して、情報の記録や再生を行い、又光ディスクからの反射光は、対物レンズを通して受光素子に入射して、電気信号に変換される。現在、種々の光ピックアップが提案され、例えば特開2005−92949号公報等に記載されている。
レンズホルダーは、対物レンズを保持するための対物レンズ保持部を有し、かつ対物レンズの光軸方向であるフォーカシング方向および前記光軸に対して垂直なトラッキング方向の駆動力を発生する複数のコイルが組み込まれている。このように、コイルを組み込むためのコイル付設部を形成する必要があるため絶縁性が必要であり、また高レスポンス性のために軽量化が望まれているので、レンズホルダーは、一般的に樹脂成形物により形成されている。
光ピックアップは、レンズホルダーと、該レンズホルダーをサスペンジョンワイヤーにより変位可能に支持するサスペンジョンホルダーを有し、このサスペンジョンホルダーはヨークに固定され、このヨーク上には複数の磁石が固定して設けられている。これらの磁石は、前記の複数のコイルに近接した位置に設置され、各コイルに選択的に電流を流し、発生する磁界及び磁石の作用で、対物レンズをフォーカス方向及び/又はトラッキング方向に駆動させる。
駆動力を制御よく発生するため、各コイル間は電気的に接続されることが求められているので、レンズホルダーには、さらにこれらを接続するための配線が設けられている。従来は、ガラスエポキシ基板やFPCなどの絶縁基板上にこの配線を形成した配線基板を、レンズホルダーを形成する樹脂成形体に付設し、この配線とレンズホルダーに付設したコイルを接続していた。
しかし、この方法では、レンズホルダーを形成する樹脂成形体にさらに前記の配線基板を付設する必要があり、そのためレンズホルダー全体が大きくなり、軽量化や近年の小型化の要請に対応できるものではなかった。また、製造の工程も複雑になり、生産性の点でも問題があった。
そこで、レンズホルダーを形成する樹脂成形体上に、メッキや導電性材料の塗布、印刷により配線を形成し、この配線とコイルを接続する方法が考えられている。この方法によれば、前記のような配線基板の付設は不要となり、レンズホルダーの小型化も可能である。しかし、メッキや導電性材料の塗布、印刷は、製造コストが高いとの問題があり、また、メッキや導電性材料の塗布、印刷により形成された配線は、樹脂成形体からの剥離や配線間の短絡などが生じやすく、安定性に乏しく、品質上の問題もあった。
レンズホルダーに組み込まれたコイル間を接続する配線は、レンズホルダーの小型化、軽量化やコイルとの接続工程を容易にするためには、立体的に形成されることが望まれるが、メッキによる立体的な配線の形成は、特に、複雑な工程を有し、製造コストの問題が大きい。
特開2005−92949号公報
本発明は、前記の従来技術の問題を解決することを目的とするものであり、レンズホルダーを形成する樹脂成形体に配線が設けられ、従って、前記のような配線基板の付設は不要であるとともに、簡易な方法で製造でき、生産性に優れ、かつ樹脂成形体からの配線の剥がれなどの問題のないレンズホルダーを提供することを課題とする。本発明はさらに、そのレンズホルダーを用いる光ピックアップ、その光ピックアップを用いる光記録再生装置、およびそのレンズホルダーの製造方法を提供する。
本発明者は、鋭意検討の結果、樹脂成形体を成形する際に、所望の配線を形成するように配置された複数のリードフレームを、該樹脂成形体にインサートモールドするとともに、リードフレームの一部を、成形前、または成形後に折曲げて該樹脂成形体に密着させることにより立体的な配線を形成できること、またこの密着される部分をコイルとの接続に用いることにより、コイル間の配線が容易に達成され、前記のような従来技術の問題が解決できることを見出し、本発明を完成した。
本発明は、その請求項1として、対物レンズ保持部およびコイル付設部を有する樹脂成形体、該樹脂成形体に付設され、フォーカシング方向およびトラッキング方向の駆動力を発生する複数のコイル、および該コイル間を電気的に接続する配線部を有し、該配線部が、該樹脂成形体にインサートモールドされ、かつその少なくとも一部分が該樹脂成形体の表面に露出したリードフレームよりなることを特徴とするレンズホルダーを提供する。
この本発明のレンズホルダーは、
(1)対物レンズ保持部およびコイル付設部を有する樹脂成形体、
(2)該樹脂成形体に付設され、フォーカシング方向およびトラッキング方向の駆動力を発生する複数のコイル、および
(3)該コイル間を電気的に接続する配線部
を有するが、この中で(1)樹脂成形体および(2)コイルについては従来技術のレンズホルダーと同様である。
本発明のレンズホルダーは、前記(3)配線部が、該樹脂成形体にインサートモールドされ、かつその少なくとも一部分が該樹脂成形体の表面に露出した、リードフレームよりなることを特徴とする。リードフレームのインサートモールドは、後述する方法などにより、樹脂の成形の際に、複雑な工程を要せずに容易に行うことができる。従って、製造コストも低くなる。
インサートモールドをリードフレームの中央部について行った場合、インサートモールド後、リードフレームの両端部は、樹脂成形体より突出するが、この突出したリードフレームの部分によりコイルとの接続を行うことができる。また、この突出部を折曲げて、樹脂成形体の表面に押圧することにより、樹脂成形体の表面に、インサートモールドされたリードフレームの部分とは異なった方向の配線を形成でき、立体的な三次元配線とすることができる。また、インサートモールド前にリードフレームを折曲げ、その折曲げた部分が樹脂成形体表面に露出するようにインサートモールドする方法によっても、立体的な三次元配線とすることができる。その結果、コイルとの接続が容易になり、レンズホルダーを小型化することが容易になる。また、樹脂成形体より配線が剥がれにくくなり安定性が増す。
リードフレームのインサートモールドは、インサートモールドされる部分の全体がリードフレームが樹脂成形体の表面に露出するように行うこともできる。しかし、インサートモールドされる部分の少なくとも一部、好ましくは全部または大部分が、樹脂成形体内に埋設されるように行うことにより、樹脂成形体よりの配線の剥がれをより確実に防止でき、配線の安定性がより高まるので好ましい。請求項2はこの好ましい態様に該当し、前記のレンズホルダーであって、リードフレームが、樹脂成形体への埋設部を有することを特徴とするレンズホルダーを提供するものである。
レンズホルダーを形成する樹脂成形体としては、成形性、絶縁性に優れた材料が望まれる。特に本発明のレンズホルダーの製造では、成形の際にリードフレームのインサートモールドが行われるので、成形可能温度での溶融粘度が1000Ps・s以下の材料が好ましく、より好ましくは1以上100Ps・s以下の材料である。
また、高レスポンス(微小な信号により感度よく動くこと)を実現するためにレンズホルダーの軽量化が望まれており、従って樹脂成形体の材料としては低比重の材料が望まれている。さらに、光ディスクの回転等に起因する振動によっても共振しにくい高次共振を達成するために高い弾性率(剛性)が望まれる。さらにまた、光ピックアップの製造において必要となる360〜380℃の高温においても歪みや変形を生じないような、高温耐熱性が望まれている。
このような要求を満たす材料として、従来は液晶ポリマーが広く用いられており、特開2005−50466号公報(段落0003)等に記載されている。しかし、液晶ポリマーは、成形時の流動方向による異方性が大きい材料である。この異方性が特に大きい場合、光ピックアップの製造における加熱等により、レンズホルダーに歪みが生じ、対物レンズの位置の精度等が低下する問題が考えられるので、この問題の抑制が可能な、架橋樹脂を含む材料を成形しこの架橋樹脂を架橋して得られる樹脂成形体が、レンズホルダーとして好ましく用いられる。請求項4は、この好ましい態様に該当する。
架橋樹脂とは、その主鎖又は側鎖に架橋を形成することができる部分(架橋サイト)を有する樹脂、すなわち加熱や放射線照射により架橋反応を起こす能力を有する樹脂を言う。この架橋樹脂を成形後、加熱や放射線照射を施すことにより、架橋された成形体を得ることができる。架橋により、成形体の耐熱性、剛性が向上する。
このように、架橋樹脂を架橋させて得られる成形体は、耐熱性、剛性、ウエルド性に優れ、又耐クリープ性が良好である。又液晶ポリマーより配向性の小さい材料を用いることによって、異方性の問題が低減される。又、低比重で、絶縁性に優れる架橋樹脂を用いることによって、レンズホルダーの軽量化や高い絶縁性が達成される。インサートモールドにより成型品の比重は高くなるが、この低比重の材料を使用するので、この問題は解決できる。さらに、架橋樹脂が架橋される前の段階では成形が容易であり、この段階で所定の成形を行い、成形後、加熱や放射線照射を施して架橋することにより、容易に優れた特性を有する成形体を得ることができる。さらにまた、液晶ポリマーより金属との密着性が優れ、高いウエルド強度を有する樹脂を選択でき、この選択により、金属と樹脂の接合部の強度を高くすることができる。
成形の方法としては、LIM成形、モールド成形、ブロー成形、トランスファー成形、射出成形等が挙げられる。架橋樹脂として、後述する環状ポリオレフィンや半芳香族ポリアミドを用いる場合は、射出成形が好ましく用いられる。
レンズホルダーを構成する樹脂成形体としては、その架橋後の360℃における動的粘弾性率が1MPa以上であることが好ましい。動的粘弾性率をこの範囲とすることにより、近年の要請を充分満足できる、優れた高温耐熱性や剛性(高次共振)を得ることができる。ここで、動的粘弾性率とは、周波数10Hz、昇温速度20℃/分の条件で測定した複素弾性率の実数部(E’貯蔵弾性率)の値である。従って、架橋樹脂としては、架橋後の360℃における動的粘弾性率が1MPa以上となるものが好ましい。請求項5は、この好ましい態様に該当する。
架橋樹脂としては、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレン、天然ゴム、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂等の汎用の架橋型樹脂の使用も考えられる。しかし、高温耐熱性、高い剛性、低比重を得るためには、ポリアミド6やポリアミド66等の脂肪族ポリアミド、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等の芳香環を有するポリエステル樹脂、シクロペンテン、2−ノルボルネン、シクロテトラドデセン系単量体等の環状オレフィン単量体を重合して得られる環状ポリオレフィン、ポリアミド6T、ポリアミド9T等の半芳香族ポリアミドが好ましく例示される。
中でも、環状ポリオレフィン及び半芳香族ポリアミドが特に好ましい。請求項6及び請求項7は、この特に好ましい態様に該当する。
環状ポリオレフィンを架橋した樹脂は、剛性が高く、特に樹脂単体の比重が1.0程度であり低比重であるので好ましい。又、環状ポリオレフィンは成形性に優れ、非晶質樹脂であるため異方性が小さく、さらに放射線照射することにより、容易に優れた高温耐熱性を有する成形品が得られる。
半芳香族ポリアミドとは、例えば、ヘキサメチレンジアミン等の脂肪族ジアミンと、テレフタル酸等の芳香族ジカルボン酸を縮合することなどにより得られ、分子中に脂肪族鎖と芳香環を有するポリアミドでありポリアミド6T、ポリアミド9T、ポリアミドMXD6等が挙げられる。半芳香族ポリアミドは、樹脂単体の比重が1.2程度と低比重で、剛性が高い。又、成形性に優れ、放射線照射することにより、容易に優れた高温耐熱性を有する成形品が得られる。
レンズホルダーを形成する樹脂成形体は、好ましくは、補強材として充填剤を含有する。架橋樹脂を用いた場合、充填剤を含有することにより、架橋後の360℃における動的粘弾性率を1MPa以上とするために必要な、架橋剤量や放射線の照射量を低減することができる。
充填剤の添加量は、架橋樹脂の100重量部に対し、5〜100重量部が好ましい。充填剤の含有量が5重量部未満の場合は、架橋剤量を増やす又は放射線の照射量を高める必要があり、脆くなる傾向にある。充填剤の含有量が100重量部を越える場合は、流動性が低下し、精密なレンズホルダーの形状に成形することが困難となる場合がある。
充填剤としては、ガラス繊維、中空ガラス粒子や発泡金属等の中空物質、塩基性硫酸マグネシウムウィスカ、酸化亜鉛ウィスカ、チタン酸カリウムウィスカ等の無機系ウィスカ、モンモリロナイト、合成スメクタイト、全芳香族ポリアミド繊維等が挙げられる。中でもガラス繊維や中空物質が好ましく用いられる。中空物質を用いることにより、樹脂成形体の比重を小さくすることができるので、この点でも中空物質は好ましい。
レンズホルダーの軽量化を達成するため、レンズホルダーを形成する樹脂成形体(インサートモールドされるリードフレーム部を除く。)の比重としては、1.40未満が好ましい。請求項3は、この好ましい態様に該当する。また共振特性を向上するため曲げ弾性率としては、5GPa以上が好ましい。レンズホルダーの材料として従来より使用されていた液晶ポリマーの、樹脂単体の比重は1.4以上であり、従って比重1.40未満は得られなかった。しかし、樹脂成形体の形成に、前記で例示したような低比重の樹脂を用い、また低比重の充填剤、例えば中空物質を用いることにより、この好ましい範囲の、比重および曲げ弾性率を達成することができる。
本発明は、前記のレンズホルダーに加えて、前記のレンズホルダー、および該レンズホルダーをサスペンジョンワイヤーにより変位可能に支持するサスペンジョンホルダーを有することを特徴とする光ピックアップを提供する(請求項8)。図1は、この光ピックアップの一例の一部を示すが、図より明らかなように、この光ピックアップは、レンズホルダー、サスペンジョンワイヤーとサスペンジョンホルダーを有し、レンズホルダーとサスペンジョンホルダー間は、サスペンジョンワイヤーにより連結されている。
サスペンジョンワイヤーは、棒状の弾性体であり、この弾性によりレンズホルダーは、サスペンジョンホルダーに変位可能に支持され、サスペンジョンホルダーに加えられた振動はサスペンジョンワイヤーにより吸収されレンズホルダーに伝わりにくい構造となっている。また、サスペンジョンワイヤーは、導電性材料により構成されており、レンズホルダーのコイルと外部の電源を電気的に接続する機能を有している。
図1には図示されていないがこのサスペンジョンホルダーはヨークに固定され、このヨーク上には複数の磁石が固定して設けられ、これらの磁石は、前記の複数のコイルに近接した位置に設置されている。
本発明の光ピックアップは、前記の構造のレンズホルダーにより構成されるので、小型化が可能であり、特に低比重の材料により形成される場合は、さらに軽量となるので、高レスポンスを実現することができる。又、剛性の高い材料で形成されることにより、光ディスクの回転等に起因する振動によっても共振しにくい高次共振を達成することができる。
本発明は、さらに、前記の光ピックアップを用いることを特徴とする光記録再生装置を提供する(請求項9)。この光記録再生装置は、前記の優れた特性を有するレンズホルダーや光ピックアップを用いているので、信頼性(安定性)に優れ、小型化しやすく、さらにその製造コストの低減も可能な光記録再生装置である。
前記の本発明のレンズホルダーは、例えば、複数のリードフレームからなり、その両端部において、該リードフレーム間が連続しているリードフレーム集合体を、金型内に挿入した後、該リードフレームの中間部をインサートモールドして、対物レンズ保持部およびコイル付設部を有する樹脂成形体を作製する工程、該インサートモールド後、該リードフレーム集合体の各リードフレーム端部間を互いに切断する工程、該コイル付設部に複数のコイルを付設する工程、および該複数のコイルのそれぞれと各リードフレーム間を接続する工程を有することを特徴とする方法により製造することができる。本発明は、請求項10として、この製造方法を提供する。
この製造方法においては、対物レンズ保持部およびコイル付設部を有するレンズホルダーが樹脂の成形により形成されるが、この点については、従来のレンズホルダーの製造方法と同様である。しかし、本発明の製造方法は、この成形の際に、樹脂の成形に使用する金型内に、リードフレーム集合体を挿入し、そのリードフレームの中間部をインサートモールドすることを特徴とする。
リードフレーム集合体とは、複数のリードフレームからなり、その両端部において、該リードフレーム間が連続しており、一方両端部以外ではリードフレームは所定のピッチを開けて分離しているものである。また複数のリードフレームは、その中央部が、所望の配線を形成するように配列している。このようなリードフレーム集合体としては、例えば、金属シートに孔空け加工して、隣接する孔間に細帯状のリードフレームを該金属シートの両側縁と連続させて形成したもの(リードフレーム材とする。)が挙げられる。金属シートとしては、銅箔や銅合金箔などのシートが用いられる。その厚さは、後述の折曲げ加工時にも高精度が得られる0.01〜2mm程度が好ましい。
このようにインサートモールドをしながら樹脂の成形を行うことにより、成形体の表面または内部に複数のリードフレームの中間部を含んだ成形体が得られる。インサートモールドされるリードフレームは、折曲げ部を有していてもよい。特に、該中間部の両端に折曲げ部を有し、この折曲げ部が樹脂成形体の表面に露出するようにインサートモールドすれば、立体的な三次元配線を形成することができるので好ましい。
従来は、微細な折曲げ加工をした状態で、リードフレームをリールに巻いて搬送されていたが、この場合は、折曲げ部の寸法精度を維持できない可能性がある。特に、レンズホルダーは軽量、小型化、高精度が要求されているために、薄肉のリードフレームを使用することが好ましく、このため通常のリードフレーム加工に比べて、より変形しやすく仕様を達成するのは困難であった。一方、リードフレームを切断してインサートモールドをする場合は、成形コストが高くなる問題がある。本発明の方法によれば、リードフレームの折曲げは、インサートモールドの直前以後に行われ、インラインでインサートモールドされ、複数のリードフレームが、その両端部において互いに連続した状態で、成形金型内に挿入されてインサートモールドが行われるので、モールドの際にリードフレーム間の位置ズレを生じることはない。従って、微細な配線を精度よく形成することができ、製造の歩留まりも高くなる。リードフレームの幅やピッチは500μm以下が好ましく、より好ましくは100μm以下であるが、この方法により、この高い精度を高い歩留まりで達成することができる。
複数のリードフレームは、インサートモールド後もその両端部において、互いに連続しているので、その後、該リードフレーム集合体の各リードフレーム端部間は互いに切断される。例えば、前記リードフレーム材を使用したときは、リードフレーム材の両側縁と各リードフレーム間が切断され、各リードフレームは、互いに分離したものとなる。
この切断は、樹脂成形体からリードフレームの端部が突出するように行うこともできる。特に、インサートモールドの際にリードフレームが折曲げ部を有していない場合は、端部が突出するように切断し、この突出部を折曲げて樹脂成形体表面に押圧密着することにより、立体的配線が形成され、コイルとの接続がより容易になるので好ましい。また、リードフレームの樹脂成形体との結合がより強固になる。
この場合、より好ましくは、樹脂成形体には、押圧密着されるリードフレームを収納する溝が予め形成されている。この溝内にリードフレームを折曲げ、押圧密着することにより、樹脂成形体のアイランド面とリードフレーム表面は同一平面となり、粗面粗さを小さくすることができる。
本発明のレンズホルダーには、従来のレンズホルダーと同様に、そのコイル付設部に複数のコイルが付設されるが、複数のコイルの付設後、各コイルと各リードフレーム間の接続が行われる。接続はワイヤーボンディングやハンダ付などの方法により行われる。
前記のように、樹脂成形体を形成する材料としては、架橋樹脂を含む材料が好ましく、樹脂成形体としてはそれが架橋されたものが好ましい。従って、前記の本発明の製造方法も、好ましくは、架橋樹脂を架橋させる工程を有する。請求項11は、この好ましい態様に該当する。
架橋の程度は、好ましくは、成形体の架橋後の360℃における動的粘弾性率が1MPa以上となるように調整される。すなわち、架橋度の範囲は、架橋樹脂の種類により異なり具体的に定めることはできないが、360℃における動的粘弾性率が1MPa以上となるような範囲と規定される。この架橋度の具体的範囲は、例えば、架橋を放射線照射により行う場合は、放射線照射量を振った実験により、容易に定めることができる。
架橋の方法としては、架橋剤を用い加熱による方法、電子線や他の放射線を用いて架橋する方法等が挙げられる。電子線や他の放射線を用いて架橋する方法は、いわゆるバリの発生の問題が小さく、成形時の温度、流動性の制限を伴わないこと、また架橋度の制御が容易であるため好ましい。請求項12は、この好ましい態様に該当する。
放射線としては、電子線の他、γ線等を挙げることができる。架橋に必要な放射線量は、架橋樹脂の種類や、架橋助剤の有無や種類、充填剤の有無や種類等により変動するが、架橋後の360℃における動的粘弾性率が1MPa以上とするために必要な量が好ましい。
本発明のレンズホルダーは、樹脂成形体と該樹脂成形体に付設された駆動力を発生するための複数のコイルを有するものであるが、樹脂成形体にコイル間を接続する配線が設けられているので、コイル間を接続するための配線基板の付設は不要であり、小型化、軽量化が容易である。また、該配線は、リードフレームのインサートモールドにより形成されるので、簡易な方法で製造でき、生産性に優れ、かつ樹脂成形体からの剥がれなどの問題がない。
このレンズホルダーを使用した本発明の光ピックアップや光記録再生装置は、信頼性に優れ、小型化しやすく、その製造コストの低減も可能なものである。
次に、本発明を実施するための最良の形態につき説明する。なお、本発明は、ここに述べる形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を損なわない限り、他の形態への変更も可能である。
図1は、本発明の光ピックアップの一例を示す斜視図である。この光ピックアップは、本発明のレンズホルダー1とサスペンジョンホルダー2からなり、レンズホルダー1の両側部にはそれぞれ2本、弾性のある導電材料からなるサスペンジョンワイヤー3、3’が設けられている。レンズホルダー1は、サスペンジョンワイヤー3、3’の弾性により、サスペンジョンホルダー2に変位可能に支持されている。
このレンズホルダーは、比重が1.40未満、曲げ弾性率が5GPa以上の樹脂成形体により構成されることが好ましく、この樹脂成形体は、低比重の架橋樹脂を架橋したものより形成されることが好ましい。この例では、レンズホルダー1は、アペル6013T(三井化学株式会社製、環状ポリオレフィン)の100重量部、DAMGICの5重量部、ガラス繊維の45重量部を混合して得られた樹脂成形体よりなり、成形体の室温での曲げ弾性率が10GPa、比重1.3、動的粘弾性率3×10であった。なお、ガラス繊維のかわりに、例えば、グラスバブルズS60H(登録商標、住友3M社製)などとして市販されている中空ガラスを用いることより低比重を達成することができる。サスペンジョンワイヤー3、3’の一方の端部はレンズホルダー1中に埋設しており、他端部はサスペンジョンホルダー2中に埋設して、さらに図示されていない制御手段と電気的に接続されている。
さらに、レンズホルダー1には、対物レンズ保持部である貫通孔4、およびコイル付設部である貫通孔6、6’を有し、これらのコイル付設部には、対物レンズ5をフォーカス方向やトラッキング方向に移動させるための、コイル7、8及び8’が取付けられている。又、各コイル7、8及び8’は、その端部で、またはレンズホルダー1の底部に形成されている配線(図1では図示されていない。)を通して、サスペンジョンワイヤー3、3’に接続されている。
サスペンジョンホルダー2は、図示されていないヨークに固定され、このヨーク上には複数の磁石(図示されていない。)が固定して設けられ、これらの磁石は、コイル7に近接した位置に設置され、また貫通孔6、6’内、すなわちコイル8、8’内にそれぞれ挿入される。
制御手段より、各コイルに選択的に電流を流すことで、発生する磁界及び磁石の作用で、対物レンズ5をフォーカス方向及び/又はトラッキング方向に移動させる。
図中の10は、レンズホルダー1の底部に形成されている配線のリードフレームの端部を示す。この端部は、レンズホルダー1を形成する樹脂成形体に押圧密着されて形成されており、ボンディングワイヤー11により、各コイルと接続されている。
図2は、図1のAAにおけるレンズホルダー1の断面図である。図2より明らかなように、リードフレーム10の中央部分は樹脂成形体内に埋設されている。この例では、リードフレーム10として、C7521R−1/2(厚み150μm)の両面に0.1μm以上のハンダメッキを行ったものを使用した。図中の点線部分は、リードフレーム10の中央部分であって、貫通孔4を避けるために紙面の後方に屈曲している部分である。リードフレーム10の両端は、下方に折曲げられて樹脂成形体に形成された溝12、12’内に押圧密着されており、図1に示すようにこの部分で、ボンディングワイヤーによりコイルと接続している。なお、溝12、12’は、この部分に押圧密着されたリードフレーム10の表面と、樹脂成形体のアイランド部が一平面となるような深さを有する。
図3は、図2のBBにおける、対物レンズの光軸に垂直な断面図である。図3に示すように、複数本のリードフレーム10が、貫通孔4を避けるように埋設されて配線を形成している。なお、図3では、図示をわかりやすくするために非常に単純な配線の例を示しているが、実際にはより複雑な配線が形成される場合がある。
次に、レンズホルダー1の製造方法について述べる。先ず、金属シートを孔空け加工を行い、図4で示すリードフレーム材13を作製する。次に、リードフレーム13を射出成型用の金型に入れ、インサートモールドを行うとともに、樹脂成形体を形成する。
図5は、インサートモールド後の状態を示す平面図である。インサートモールド後、図5中のa、b、c、a’、b’、c’でリードフレーム材13を切断する。その結果、リードフレーム材13の各リードフレーム端部間が分離され、また、リードフレームの突出部14、14’が形成される。
この突出部14、14’は、成形体の下方に折曲げられて、成形体表面に形成された溝12、12’内に押圧密着される。
次に、樹脂成形体に放射線を照射して、樹脂の架橋が行われる。その結果、耐熱性や剛性に優れた成形体となる。その後、貫通孔6、6’などのコイル付設部にコイルが設置される。コイルの設置後、ワイヤーボンディングにより、リードフレーム10の端部と各コイルとの接続が行われ、本発明のレンズホルダー1が得られる。
レンズホルダー1は、従来のレンズホルダーと同様にして、サスペンジョンワイヤー3、3’、サスペンジョンホルダー2などと一体化され、本発明の光ピックアップが製造される。この光ピックアップは、さらに、従来技術と同様にして、光記録再生装置に組み込まれ、本発明の光記録再生装置を得ることができる。
本発明の光ピックアップの一例を示す斜視図である。 図1のAAにおける本発明のレンズホルダーの断面図である。 本発明のレンズホルダーの対物レンズの光軸に垂直な断面図である。 本発明のレンズホルダーの製造に使用されるリードフレーム材を示す平面図である。 本発明のレンズホルダーの一製造工程を示す平面図である。
符号の説明
1 レンズホルダー
2 サスペンジョンホルダー
3、3’ サスペンジョンワイヤー
4 貫通孔
5 対物レンズ
6、6’ 貫通孔
7、8、8’ コイル
10 リードフレーム
11 ボンディングワイヤー
12、12’ 溝
13 リードフレーム材
14、14’ 突出部

Claims (12)

  1. 対物レンズ保持部およびコイル付設部を有する樹脂成形体、該樹脂成形体に付設され、フォーカシング方向およびトラッキング方向の駆動力を発生する複数のコイル、および該コイル間を電気的に接続する配線部を有し、該配線部が、該樹脂成形体にインサートモールドされ、かつその少なくとも一部分が該樹脂成形体の表面に露出したリードフレームよりなることを特徴とするレンズホルダー。
  2. リードフレームが、該樹脂成形体への埋設部を有することを特徴とする請求項1に記載のレンズホルダー。
  3. 該樹脂成形体の比重が、1.40未満であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレンズホルダー。
  4. 該樹脂成形体が、架橋樹脂を含む材料を成形し、前記架橋樹脂を架橋して得られることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のレンズホルダー。
  5. 前記架橋樹脂が、架橋後の360℃における動的粘弾性率が1MPa以上となることを特徴とする請求項4に記載のレンズホルダー。
  6. 前記架橋樹脂が、環状ポリオレフィンであることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のレンズホルダー。
  7. 前記架橋樹脂が、半芳香族ポリアミドであることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のレンズホルダー。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のレンズホルダー、および該レンズホルダーをサスペンジョンワイヤーにより変位可能に支持するサスペンジョンホルダーを有することを特徴とする光ピックアップ。
  9. 請求項8に記載の光ピックアップを用いることを特徴とする光記録再生装置。
  10. 複数のリードフレームからなり、その両端部において、該リードフレーム間が連続しているリードフレーム集合体を、金型内に挿入した後、該リードフレームの中間部をインサートモールドして、対物レンズ保持部およびコイル付設部を有する樹脂成形体を作製する工程、該インサートモールド後、該リードフレーム集合体の各リードフレーム端部間を互いに切断する工程、該コイル付設部に複数のコイルを付設する工程、および該複数のコイルのそれぞれと各リードフレーム間を接続する工程を有することを特徴とするレンズホルダーの製造方法。
  11. 該樹脂成形体が、架橋樹脂を含む材料の成形体であり、さらに該架橋樹脂を架橋させる工程を有することを特徴とする請求項10に記載のレンズホルダーの製造方法。
  12. 該架橋樹脂の架橋が、放射線架橋により行われることを特徴とする請求項11に記載のレンズホルダーの製造方法。

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