JPH09282690A - レンズ駆動装置用可動部材 - Google Patents

レンズ駆動装置用可動部材

Info

Publication number
JPH09282690A
JPH09282690A JP8088599A JP8859996A JPH09282690A JP H09282690 A JPH09282690 A JP H09282690A JP 8088599 A JP8088599 A JP 8088599A JP 8859996 A JP8859996 A JP 8859996A JP H09282690 A JPH09282690 A JP H09282690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
coil
movable member
print coil
connecting plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8088599A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryohei Koyama
亮平 小山
Takashi Takahashi
敬 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP8088599A priority Critical patent/JPH09282690A/ja
Publication of JPH09282690A publication Critical patent/JPH09282690A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】光学式ピックアップに使用されるレンズ駆動装
置用可動部材を製作工数を削減して共振を伴うことなく
小型化する。 【解決手段】対物レンズ12を保持する保持部材として
ボビン8と固定部に配設された磁路を横切ってトラッキ
ング調整用及びフォーカス調整用の電磁力を発生するプ
リントコイル9とを一体成形して可動部材7を構成す
る。このとき、プリントコイル9には、連結用板部20
C,20RC が形成され、この連結用板部20LC,20
C の周面を覆うようにボビン8を例えば射出成形する
ことにより、ボビン8とプリントコイル9とが一体化さ
れている。連結用板部20LC,20R C は、ボビン8で
覆われる部分に切欠、透孔等の抜け止め部を形成する場
合には、その高さをボビン8の厚みと以上に選定するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
ク等に書込まれた情報を光学的に読出す光学式ピックア
ップにおける例えば対物レンズの駆動装置に適用した場
合に好適なレンズ駆動装置用可動部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光学式ピックアップにおけるレン
ズ駆動装置は、例えば図9及び図10に示すように、光
を透過する透孔1を穿設したスキュー調整用板2上に磁
気ヨーク3が固定されている。
【0003】この磁気ヨーク3は、図10で明らかなよ
うに、中央部に角孔3aが形成されていると共に、後方
側端縁に上方に延長する支持片3bが一体に形成され、
さらにスキュー調整用板2の透孔1側の端部に上方に延
長する一対の支持片3c,3dが互いに対向して一体に
形成され、これら支持片3c,3dの対向面に永久磁石
3f,3gが貼着された構成を有する。
【0004】また、支持片3bには、支持ブロック4が
装着されている。この支持ブロック4は、中央部に支持
片3bを挿通する挿通孔4aが形成されていると共に、
左右端部に断面T字上の案内片4b,4cが一体に突出
形成され、挿通孔4a内に支持片3eを挿通した状態で
接着材で接着されている。
【0005】この支持ブロック4の裏面側には、制御装
置等に接続された信号中継用基板5が接着材で接着さ
れ、この信号中継用基板5に支持ブロック4の案内片4
b,4cに沿って前方に延長する導電性の板バネで構成
される4本のサスペンション6a〜6dの基部が半田付
けされている。
【0006】これらサスペンション6a〜6dは、一端
側に形成された信号中継用基板5に連結される端子部6
eと、他端側に形成された内方端面からスリット6fを
形成した後述するプリントコイルに連結するための端子
部6gが形成された構成を有する。
【0007】そして、サスペンション6a〜6dの先端
には可動部材7が支持されている。この可動部材7は、
予め樹脂成形されたボビン8とこれに装着されたプリン
トコイル9とで構成されている。
【0008】このボビン8は、スキュー調整用板2の透
孔1に対向する位置に対物レンズ10を保持していると
共に、中央部に角孔11が形成され、この角孔11を形
成する左右側壁に上下方向に貫通し且つ左右端部側に延
長するスリット12a,12bが穿設され、これらスリ
ット12a,12b内にプリントコイル9が嵌挿されて
接着材で接着されている。
【0009】そして、プリントコイル9のボビン8から
上下に突出している左右端部にサスペンション6a〜6
dの端子部6gが半田付けされ、これによってプリント
コイル9が磁気ヨーク3の永久磁石3f,3g間にその
磁路を横切るように配置される。
【0010】プリントコイル9には、ボビン8を上下方
向のフォーカス調整方向に駆動する駆動力を発生するフ
ォーカス調整用コイルとボビン7を左右方向のトラッキ
ング調整方向に駆動する駆動力を発生するトラッキング
調整用コイルとがプリント成形されており、これらフォ
ーカス調整用コイル及びトラッキング調整用コイルに対
する通電をサスペンション6a〜6dを介し、信号中継
用基板5を介して制御装置で制御することにより、フォ
ーカス調整及びトラッキング調整を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のレンズ駆動装置用可動部材にあっては、樹脂成形し
たボビン8に形成したスリット12a,12b内に、プ
リントコイル9を挿通した後接着材で接着することによ
り、ボビン8とプリントコイル9とを一体化するように
しているので、スリット12a,12bを形成した位置
の機械的強度が低下し、コンパクトディスク等に記録さ
れた情報の読取り時に高周波駆動したときに共振が発生
するという未解決の課題がある。
【0012】この共振を防止するための解決方法とし
て、ボビン8の体積を大きくして質量を大きくすること
が考えられるが、この場合には、小型化の要求に応えら
れないと共に、重量増加により大きな駆動推力が必要と
なるうえ慣性力の増加により制御性能が低下するという
新たな課題がある。
【0013】また、ボビン8に対して、プリントコイル
を接着材で接着するので、接着材として通常液状接着材
を使用することからこの接着材がはみ出すことによる不
良品の発生率が高くなり歩留りが低下すると共に、経時
変化によって接着材が剥がれてボビンとプリントコイル
とが分離する可能性があり、さらに接着工程に時間がか
かり製造コストが嵩むという未解決の課題もある。
【0014】そこで、本発明は、上記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、共振を生じること
なく小型化が可能であると共に、製作が容易であり、さ
らに制御性能を向上することができるレンズ駆動装置用
可動部材を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係るレンズ駆動装置用可動部材は、プリ
ントコイルとレンズを保持する保持部材とが一体成形さ
れたことを特徴としている。
【0016】また、請求項2に係るレンズ駆動装置用可
動部材は、請求項1の発明において、プリントコイルに
抜け止め部を形成したことを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態を示
すコンパクトディスク等に記録された情報を読取る光学
式ピックアップに適用するレンズ駆動装置の概略構成を
示す斜視図、図2はその要部の可動部材の拡大斜視図で
ある。
【0018】本実施形態においても、全体構成は前述し
た従来例と同様の構成を有し、図9との対応部分には同
一符号を付して示し、透孔1を穿設したスキュー調整用
板2上に磁気ヨーク3が固着され、この磁気ヨーク3の
支持片3c,3dの対向面に永久磁石3f,3gが貼着
され、且つ支持片3bに支持ブロック4が固定され、こ
の支持ブロック4の裏面側に固着された信号中継用基板
5に4本のサスペンション6a〜6dによってレンズ駆
動装置用可動部材7が上下及び左右方向に揺動可能に支
持されている。
【0019】本実施形態では、レンズ駆動装置用可動部
材7は、保持部材としてのボビン8とプリントコイル9
とが射出成形によって一体成形されている。ここで、本
実施形態に適用されるプリントコイル9は、メッキやエ
ッチングにより製作することができ、図2及び図3に示
すように、左端及び右端が、上下端部側に夫々形成され
た外方に突出する端子板部20LU ,20LL 及び20
U,20RL と、中央部に形成されたボビン8に連結
する抜け止め部を兼ねる連結用板部20LC 及び20R
C とで山の字状に形成されている。
【0020】ここで、端子板部20LU ,20LL 及び
20RU ,20RL の左右端部間の長さがボビン8の角
孔11の左右方向の内径より長くボビン8の左右外径よ
りは短く選定され、且つ端子板部20LU 及び20LL
間の間隔と端子板部20RU及び20RL 間の間隔が夫
々ボビン8の厚みと等しく選定され、さらに連結用板部
20LC 及び20RC の左右端部間の長さがボビン8の
左右方向の外径より長く選定されている。
【0021】このプリントコイル9の表面側9aには、
巻方向が互いに逆方向の渦巻きでなるトラッキング用コ
イル部TC1 及びTC2 と同様に逆方向に渦巻きでなる
フォーカス用コイル部FC1 及びFC2 が形成され、ト
ラッキング用コイル部TC1の外周縁の巻き始め部が左
上部に形成されたトラッキング用入出力端子tT1に、ト
ラッキング用コイル部TC2 の外周縁の巻き終わり部が
右下部に形成されたトラッキング用入出力端子tT2に夫
々接続され、フォーカス用コイル部FC2 の外周縁の巻
き始め部が左下部に形成されたフォーカス用入出力端子
F1に、フォーカス用コイル部FC1 の外周縁の巻き終
わり部が右上部に形成されたフォーカス用入出力端子t
F2に夫々接続されている。
【0022】また、プリントコイル9の裏面側9bに
も、表面のトラッキング用コイル部TC1 及びTC2
対応するトラッキング用コイル部TC3 及びTC4 、フ
ォーカス用コイル部FC1 及びFC2 に対応するフォー
カス用コイル部FC3 及びFC 4 が形成され、表面と裏
面のトラッキング用コイル部TC1 及びTC2 の内周縁
とトラッキング用コイルTC3 及びTC4 の内周縁とが
スルーホールTH1 及びTH2 によって電気的に連結さ
れ、フォーカス用コイル部FC1 及びFC2 の内周縁と
フォーカス用コイル部FC3 及びFC4 とがスルーホー
ルTH3 及びTH 4 によって電気的に連結されている。
【0023】そして、このプリントコイル9を射出成形
用金型にセットして、この射出成形用金型内にガラス繊
維、炭素繊維等の繊維状強化材あるいは無機フィラー等
で強化したPPS(ポリファニレンサルファイド)を所
定圧力で注入することにより、図2に示すプリントコイ
ル9を一体化し且つレンズ保持孔8aを有するボビン8
が形成される。
【0024】このようにして形成されたボビン8は、図
2に示すように、プリントコイル9の連結用板部20L
C ,20RC の先端部を除く周面がボビン8で覆われる
ことになると共に、連結用板部20LC ,20RC に連
接する左右側縁がボビン8の角孔11を形成する側壁に
接触することから、ボビン8に対するプリントコイル9
の全ての方向の移動が規制されることになり、両者が完
全に一体化される。
【0025】そして、上記のように形成されたボビン8
のレンズ保持孔8aに対物レンズ10を接着した後、プ
リントコイル9のトラッキング用入力端子tTI及びトラ
ッキング用出力端子tT2とフォーカス用入力端子tFI
びフォーカス用出力端子tF2とに夫々サスペンション6
a及び6dとサスペンション6b及び6cとを半田付け
し、これらサスペンション6a〜6dの他端が支持ブロ
ック4の背面側に固着された信号中継用基板5に半田付
けされる。
【0026】この状態で、支持ブロック4の挿通孔4a
内に磁気ヨーク3の支持片3bを挿通させると共に、ボ
ビン8に一体化されたプリントコイル9を永久磁石3
f,3g間に所定間隔を保って挿入してから、支持ブロ
ック4の挿通孔4a内に接着材を流し込んで支持ブロッ
ク4を磁気ヨーク3に固着することにより、図1に示す
レンズ保持装置が構成される。
【0027】この組立状態で、図4に示すように、スキ
ュー調整用板2にその上面を覆うプリントコイル9及び
対物レンズ10に対応する位置に透孔25,26を形成
したカバー27が装着されてユニット化される。
【0028】このユニット化された状態で、光学式ピッ
クアップに組込み、図示しないコントローラから信号中
継用基板5にトラッキング制御用電流を入力し、これに
よって例えばサスペンション6a、トラッキング用入出
力端子tT1、トラッキング用コイル部TC1 、TC3
TC4 及びTC2 、トラッキング用入出力端子tT2及び
サスペンション6dをその順に流れる電流路を形成した
ときには、トラッキング用コイル部TC1 〜TC4 でフ
レミングの左手の法則による例えば左向きの電流値に応
じた電磁力を発生して、可動部材7が左方向に微小変位
し、トラッキング用コイル部TC1 〜TC4 に逆方向の
トラッキング制御用電流を通電することにより、可動部
材7が右方向に微小変位して、トラッキング調整が行わ
れる。
【0029】同様に、コントローラから信号中継用基板
5にフォーカス用制御電流を入力し、これによって例え
ばサスペンション6b、フォーカス用入出力端子tF1
フォーカス用コイル部FC2 、FC4 、FC3 及びFC
1 、フォーカス用入出力端子tF2及びサスペンション6
cをその順に流れる電流路を形成したときにはフォーカ
ス用コイル部FC1 〜FC4 に上向きの電磁力が発生し
て、可動部材7が上方に微小変位し、フォーカス用コイ
ル部FC1 〜FC4 に逆方向のフォーカス制御用電流を
通電することにより、可動部材7が下方に微小変位し
て、フォーカス調整が行われる。
【0030】このように、上記実施形態によると、ボビ
ン8とプリントコイル9とを一体成形して可動部材7を
構成するようにしたので、ボビン8とプリントコイル9
との接着工程を省略して、製作工数を少なくすることが
できると共に、不良品の発生率を低下させて歩留りを向
上させることができ、さらにプリントコイル9の連結用
板部20LC ,20RC の周面がボビン8で覆われてい
るので、プリントコイル9とボビン8とが確実に一体化
され、プリントコイル9がボビン8から抜け落ちること
を確実に防止することができると共に、ボビン8の機械
的強度を向上させて、高周波駆動時の共振の発生をボビ
ン8の重量を増加させることなく確実に防止することが
でき、応答性などの制御性能を向上させながら小型化を
計ることができる。
【0031】なお、上記実施形態においては、プリント
コイル9に形成した連結用板部20LC 及び20RC
高さをボビン8の厚みより小さく選定して、その周面を
ボビン8で覆うようにした場合について説明したが、こ
れに限定されるものではなく、図5に示すように、連結
用板部20LC 及び20RC の高さをボビン8の厚みと
等しく選定し、これに応じてボビン8のプリントコイル
装着部に上下方向に突出する突出部29a,29bを形
成して上下方向の厚みを厚くするようにしてもよい。
【0032】また、上記のように、連結用板部20LC
及び20RC の高さをボビン8の厚み以上に選定した場
合において、図6に示すように、連結用板部20LC
び20RC のボビン8で覆われる部分の上下端部に夫々
U字状、方形等の任意形状の抜け止め部となる切欠30
a,30bを形成し、これら切欠30a,30bを介し
てボビン8の前後部を連結するようにしてもよく、この
場合にはボビン8の厚みを図5の実施形態に比較して薄
くすることができ、全体の重量を減少させることができ
るという利点がある。
【0033】さらに、連結用板部20LC 及び20RC
の高さをボビン8の厚み以上に選定した場合において、
図7に示すように、連結用板部20LC 及び20RC
ボビン8で覆われる部分に抜け止め部となる透孔31
a,31bを穿設し、これら透孔31a,31bを介し
てボビン8の前後部を連結するようにしてもよく、この
場合にもボビン8の厚みを図5の実施形態に比較し薄く
することができ、全体の重量を減少させることができる
と共に、透孔31a,31bとしてプリントコイル9で
必要とするスルーホールを利用することができるという
利点がある。
【0034】さらにまた、上記実施形態においては、プ
リントコイル9の連結用板部20L C 及び20RC の先
端がボビン8の左右端縁より外方に突出している場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、連
結用板部20LC 及び20R C の先端をボビン8の左右
端縁と一致させることもでき、さらには連結用板部20
C 及び20RC の先端がボビン8内に埋設される長さ
に選定することもでき、この場合には、ボビン8の前後
の連結面積を増加させることができるので、ボビン8の
機械的強度をより向上させることができる。
【0035】また、上記実施形態においては、プリント
コイル9に端子板部20LU ,20LL 及び20RU
20RL と連結用板部20LC 及び20RC とを形成し
た場合について説明したが、これに限定されるものでは
なく、図8に示すように、連結用板部20LC 及び20
C を省略し、これに代えて、端子板部20LU 及び2
0LL 間の間隔と端子板部20RU 及び20RL 間の間
隔とをボビン8の厚みより狭く選定し、これら端子板部
20LU ,20LL 及び20RU ,20RL の一部をボ
ビン8に埋め込んで抜け止め部とするようにしてもよ
く、さらには図9に示すようにプリントコイル9をボビ
ン8の角孔11の左右方向の内径より僅かに長い幅を有
する方形板状に形成し、ボビン8に埋め込まれる部分の
左右側縁又は前後面に抜け止め部としての突起又は凹部
32を形成して上下方向の移動を規制するようにしても
よい。
【0036】さらに、上記実施形態においては、ボビン
8をPPSで構成する場合について説明したが、これに
限定されるものではなく、他のエンジニアリングプラス
チックを適用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、プリントコイルとレンズを保持する保持部材と
が一体成形されてレンズ駆動装置用可動部材が構成され
ているので、従来例におけるプリントコイルと保持部材
とを接着する工程を省略することができ、製作工数を少
なくすることができると共に、不良品発生率を低下させ
て歩留りを向上させることができ、さらにプリントコイ
ルと保持部材とが完全に一体化されるので、保持部材の
機械的強度を向上させて、高周波駆動時の共振の発生を
ボビン8の重量を増加させることなく確実に防止するこ
とができ、応答性などの制御性能を向上させながら小型
化を計ることができるという効果が得られる。
【0038】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の発明において、プリントコイルに抜け止め部が形成さ
れているので、プリントコイルが保持部材から抜け出す
ことを確実に防止することができ、長期に渡って安定し
た性能を維持することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】可動部材を示す拡大斜視図である。
【図3】プリントコイルの電気的接続関係を示す説明図
である。
【図4】レンズ駆動装置をカバーで覆ってパッケージ化
した状態を示す斜視図である。
【図5】ボビン及びプリントコイルの連結関係の他の実
施形態を示す斜視図である。
【図6】ボビン及びプリントコイルの連結関係のさらに
他の実施形態を示す斜視図である。
【図7】ボビン及びプリントコイルの連結関係のなおさ
らに他の実施形態を示す斜視図である。
【図8】可動部材のさらに他の実施形態を示す斜視図で
ある。
【図9】可動部材のなおさらに他の実施形態を示す斜視
図である。
【図10】従来のレンズ駆動装置を示す斜視図である。
【図11】図10の分解斜視図である。
【符号の説明】
2 スキュー調整用板 3 磁気ヨーク 3f,3g 永久磁石 4 保持ブロック 6a〜6d サスペンション 7 可動部材 8 ボビン(保持部材) 9 プリントコイル 20LU,20LL,20RU,20RL 端子板部 20LC,20RC 連結用板部 29a,29b 突出部 30a,30b 切欠 31a,31b 透孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントコイルとレンズを保持する保持
    部材とが一体成形されたことを特徴とするレンズ駆動装
    置用可動部材。
  2. 【請求項2】 プリントコイルに抜け止め部を形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置用可動
    部材。
JP8088599A 1996-04-10 1996-04-10 レンズ駆動装置用可動部材 Withdrawn JPH09282690A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8088599A JPH09282690A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 レンズ駆動装置用可動部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8088599A JPH09282690A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 レンズ駆動装置用可動部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09282690A true JPH09282690A (ja) 1997-10-31

Family

ID=13947303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8088599A Withdrawn JPH09282690A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 レンズ駆動装置用可動部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09282690A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1124226A2 (en) * 2000-02-09 2001-08-16 Pioneer Corporation Lens drive device,suspension unit for lens drive device and method for manufacturing the same
EP1124225A2 (en) * 2000-02-09 2001-08-16 Pioneer Corporation Lens driving apparatus for optical disc player and printed circuit board coils for it
JP2008103002A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Pioneer Electronic Corp アクチュエータ装置および光ピックアップ装置
JP2012089700A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 平面コイル、平面コイルの製造方法及びアクチュエータ用複合平面コイル

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1124226A2 (en) * 2000-02-09 2001-08-16 Pioneer Corporation Lens drive device,suspension unit for lens drive device and method for manufacturing the same
EP1124225A2 (en) * 2000-02-09 2001-08-16 Pioneer Corporation Lens driving apparatus for optical disc player and printed circuit board coils for it
EP1124225A3 (en) * 2000-02-09 2002-12-18 Pioneer Corporation Lens driving apparatus for optical disc player and printed circuit board coils for it
EP1124226A3 (en) * 2000-02-09 2003-04-23 Pioneer Corporation Lens drive device,suspension unit for lens drive device and method for manufacturing the same
US7219358B2 (en) 2000-02-09 2007-05-15 Pioneer Corporation Lens drive device having metal wire-like elastic members, and method for manufacturing the same
JP2008103002A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Pioneer Electronic Corp アクチュエータ装置および光ピックアップ装置
JP2012089700A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 平面コイル、平面コイルの製造方法及びアクチュエータ用複合平面コイル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3888821B2 (ja) ピックアップ装置及びその製造方法
US20010017490A1 (en) Lens drive device, suspension unit for lens drive device, and method for manufacturing the same
JP4693510B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
US6404728B1 (en) Apparatus and method for driving objective lens
JP3756118B2 (ja) 光学式ピックアップ
KR20000017306A (ko) 2축 액추에이터, 광학 부품 및 광학 디스크 장치
JPH09282690A (ja) レンズ駆動装置用可動部材
KR20020003008A (ko) 광픽업 조립체
US6462893B1 (en) Lens driving apparatus for disk player
JPH09190644A (ja) レンズ駆動装置及びその製造方法
JP3631935B2 (ja) 電気音響変換器
JP4114286B2 (ja) 二軸アクチュエータ及びその光学部品並びに光学ディスク装置
JP2856078B2 (ja) 対物レンズアクチュエータ
JP2001344784A (ja) レンズ駆動装置、当該装置を用いた光ピックアップおよびレンズ駆動装置の製造方法
JP3641168B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JP3306197B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
KR100486267B1 (ko) 광픽업 액츄에이터 및 그를 채용한 광디스크 드라이브
JP3567310B2 (ja) 光ヘッド装置
JP3999143B2 (ja) 微小位置調整装置
JP2001273653A (ja) 光ピックアップの対物レンズ駆動装置
JP4217217B2 (ja) 光学素子の支持装置およびその製造方法、製造装置
US6912182B2 (en) Actuator for an optical pickup apparatus and method of producing an actuator for an optical pickup apparatus
JPH07176074A (ja) 2軸アクチュエータの製造方法
KR100310061B1 (ko) 광학식 픽업장치 및 그 제조방법
JP3102280B2 (ja) 対物レンズアクチュエータ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030701