JP2007141372A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】書き込み動作時におけるランダムサイクルタイム(tRC)を低減できる半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】データアレイ部11Aは複数の第1ワード線と第1センスアンプを含むメモリ11AAを有し、DQバッファ11ABはメモリ11AAに対し書き込み/読み出しを行う。制御回路11ACは、第1ワード線と第1センスアンプの活性化タイミングを設定する第1タイマーを持つ。コードアレイ部11Bは複数の第2ワード線と第2センスアンプを含むメモリ11BAを有し、DQバッファ11BBはアレイ11BAに対し書き込み/読み出しを行う。制御回路11BCは、第2ワード線と第2センスアンプの活性化タイミングを設定する第2タイマーを持ち、誤り訂正回路はデータまたはコードデータの誤りを訂正する。そして、制御回路11BCが持つ第2タイマーは、制御回路11ACが持つ第1タイマーより短い時間に設定されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、半導体記憶装置に関するものであり、例えばライトマスクをサポートするECC(error checking and correction)機能を備えたDRAM(dynamic random access memory)に関するものである。
ECC機能を持つDRAMは、例えば以下のような動作を行う。書き込み時は、ECC回路において外部から入力された全ビットの書き込みデータを用いてコードデータが生成され、書き込みデータと共にDQバッファへ供給される。その後、書き込みデータ及びコードデータは、データ線DQを介してデータアレイ及びコードアレイに付属するセンスアンプへ書き込まれる。また、読み出し時は、データアレイ及びコードアレイに付属するセンスアンプが読み出したコードデータおよび読み出しデータを用いてECC回路で誤りビットが特定され、誤りビットのデータのみが訂正されて、他の読み出しデータと共に出力データとなる。
ECC機能を持つDRAMにおいて、一部のビットの入力データがマスクされる場合、一旦読み出し動作を行った後に書き込み動作が実行される必要がある。これは、コードの生成には全ビットの書き込みデータが必要であるが、読み出し動作を行う以外にマスクされたビットのデータを得る方法は無いからである。なお、マスクされたビットのデータとは、既にそのビットに対応するセルに書き込まれているデータのことである。
ここで、ECC機能を搭載したDRAMとECC機能を搭載しないDRAMにおける書き込み動作の概略は以下のようになる。ECC機能搭載DRAMでは、センスアンプからデータ線DQへの読み出し動作後に、ECC回路で読み出し訂正およびコードデータの生成を行う。その後、データ線DQとセンスアンプ間の書き込み動作が行われる。そのため、ECC機能搭載DRAMは未搭載のDRAMに比べ、ECC回路の動作分、ワード線WLを長く活性化する必要がある。この結果、その分ランダムサイクルタイム(tRC)が悪化し、結果としてデータのスループットを悪化させてしまう。
また、この発明に関する従来技術として、データビットを格納するデータビット格納用メモリと、コードビットを格納するコードビット格納用メモリを具備した半導体集積回路装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、前記装置においても、前述したランダムサイクルタイム(tRC)の増大によるデータのスループットの悪化を解決することはできなかった。
特開2005−222618号公報
この発明は、書き込み動作時におけるランダムサイクルタイム(tRC)を低減できる半導体記憶装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、この発明の一実施態様の半導体記憶装置は、データを記憶する第1メモリ、及び前記第1メモリに接続された複数の第1ワード線及び第1センスアンプを有するデータアレイ部と、前記第1ワード線及び前記第1センスアンプを用いて、前記第1メモリに対し書き込み及び読み出しを行う第1DQバッファと、前記第1DQバッファの動作を制御すると共に、前記第1ワード線及び前記第1センスアンプの活性化タイミングを設定する第1タイマーを持つ第1制御回路と、コードデータを記憶する第2メモリ、及び前記第2メモリに接続された複数の第2ワード線及び第2センスアンプを有するコードアレイ部と、前記第2ワード線及び前記第2センスアンプを用いて、前記第2メモリに対し書き込み及び読み出しを行う第2DQバッファと、前記第2DQバッファの動作を制御すると共に、前記第2ワード線及び前記第2センスアンプの活性化タイミングを設定する第2タイマーを持つ第2制御回路と、前記第1メモリから読み出した前記データと前記第2メモリから読み出した前記コードデータとを用いて、前記データの誤りを訂正する誤り訂正回路とを具備し、前記第2制御回路が持つ前記第2タイマーは、前記第1制御回路が持つ前記第1タイマーより短い時間に設定されていることを特徴する。
この発明によれば、書き込み動作時におけるランダムサイクルタイム(tRC)を低減できる半導体記憶装置を提供することが可能である。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態の半導体記憶装置について説明する。説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
図1は、この発明の実施形態のDRAMの構成を示すブロック図である。
実施形態のDRAMでは、メモリセルアレイ部を、読み出しあるいは書き込みデータを記憶するデータアレイ部と、コードデータを記憶するコードアレイ部とに分割し、データアレイ部に対する書き込みでは読み出し及び訂正を行わず、コードアレイ部に対する書き込み時にのみ読み出し及び訂正を行うことにより、ランダムサイクルタイムの悪化を防ぐものである。
DRAMはECC機能を持ち、図1に示すように、メモリバンクBNK<0:i>、データインバッファ12、ライトデータ線駆動回路(WDドライバ)13、シンドローム生成回路14、エラーデータ訂正回路15、ライトデータマルチプレクサ16、データアウトバッファ17、コード生成回路18、及びコードライトデータ線駆動回路(CWDドライバ)19を備えている。
メモリバンクBNK<0:i>は、データアレイ部11A、及びコードアレイ部11Bを有する。iは任意の0以上の自然数を示し、DRAMは1つ以上のメモリバンクを持つ。
データアレイ部11Aは、メモリアレイ11AA、DQバッファ(データ制御回路)11AB、及びアレイ制御回路11ACを含む。メモリアレイ11AAは、データが記憶されるデータビット格納用であり、複数のメモリセル及びセンスアンプを有し、アレイ制御回路11ACにより制御される。DQバッファ11ABは、センスアンプに接続された書き込みローカルデータ線WDQt/c、及び読み出しローカルデータ線RDQt/cを介して、メモリアレイ11AA内のメモリセルに対し書き込み及び読み出しを行う。アレイ制御回路11ACは、メモリアレイ11AA及びDQバッファ11ABの動作を制御する。なお、ここで提示するECC機能を搭載したDRAMは、読み出し後に実行される書き込み動作に伴う、異なる列アドレスのセンスアンプにおける同時読み出し及び書き込みを実現させるため、読み出し用ローカルデータ線と書き込み用ローカルデータ線をそれぞれ別個に持つものとする。
また、コードアレイ部11Bは、メモリアレイ11BA、DQバッファ(データ制御回路)11BB、及びアレイ制御回路11BCを含む。メモリアレイ11BAは、コードデータが記憶されるコードビット格納用であり、複数のメモリセル及びセンスアンプを有し、アレイ制御回路11BCにより制御される。DQバッファ11BBは、センスアンプに接続された書き込みローカルデータ線WDQt/c、及び読み出しローカルデータ線RDQt/cを介して、メモリセルに対し書き込み及び読み出しを行う。アレイ制御回路11BCは、メモリアレイ11BA及びDQバッファ11BBの動作を制御する。
データアレイ部11AのDQバッファ11ABには、書き込みデータ線WD、読み出しデータ線RD、及びライトマスクデータ線WMが接続されており、これらを介してメモリアレイ11AAに対してデータの読み出しまたは書き込みを行う。また、コードアレイ11BのDQバッファ11BBには、コード書き込みデータ線CWD、及びコード読み出しデータ線CRDが接続されており、これらを介してメモリアレイ11BAに対してコードデータの読み出しまたは書き込みを行う。
データインバッファ12は、DRAM外部から入力された書き込みデータ及びライトマスクデータを受け取り、これらデータを書き込み入力データ信号線DINまたはライトマスク入力信号線WMINを介してWDドライバ13へ出力する。WDドライバ13は、書き込み入力データ信号線DINを介して入力された書き込みデータと、ライトマスク入力信号線WMINを介して入力されたライトマスクデータとを駆動し、書き込みデータ線WDまたはライトマスクデータ線WMを介してDQバッファ11ABへ出力する。DQバッファ11ABは、書き込みデータ線WDまたはライトマスクデータ線WMにより供給された書き込みデータまたはライトマスクデータをメモリアレイ11AAに書き込む。
シンドローム生成回路14には、データアレイ部11Aから読み出した読み出しデータを伝達する読み出しデータ線RD、及びコードアレイ部11Bから読み出したコードデータを伝達するコード読み出しデータ線CRDが接続されている。シンドローム生成回路14は、読み出しデータ線RD上に読み出された読み出しデータと、及びコード読み出しデータ線CRD上に読み出されたコードデータとからシンドロームデータを生成し、シンドローム信号線SYNを介してエラーデータ訂正回路15へ出力する。
エラーデータ訂正回路15は、シンドロームデータをデコードすることにより、メモリアレイ11AAから読み出した読み出しデータ中のエラービットを特定する。エラーデータ訂正回路15は、さらに特定したエラービットのデータを訂正し、その他のビットの読み出しデータと共に訂正データ信号線ECを介してライトデータマルチプレクサ16へ出力する。
ライトデータマルチプレクサ16は、訂正データ信号線EC上の読み出しデータ、あるいは書き込み入力データ信号線DIN上の書き込みデータのいずれかを、ライトマスク入力信号線WMIN上のマスクデータに応じて選択し、訂正入力データ信号線ECWINを介してコード生成回路18に出力する。マスクデータに応じた選択では、マスクされたビットの場合は、訂正データ信号線EC上の読み出しデータが選択され、マスクされないビットの場合は、書き込み入力データ信号線DIN上の書き込みデータが選択される。すなわち、書き込み入力データ信号線DIN上の書き込みデータのうち、マスクされるデータに対しては、すなわち外部から入力されないデータに対しては、ライトデータマルチプレクサ16により訂正データ信号線EC上の読み出しデータが選択される。また、データアウトバッファ17は、訂正データ信号線EC上の読み出しデータをDRAM外部へ出力する。
コード生成回路18は、訂正入力データ信号線ECWIN上のデータ全ビットからコードデータを生成し、コード信号線CODEを介してCWDドライバ19へ出力する。CWDドライバ19は、コード信号線CODE上のコードデータを駆動し、コード書き込みデータ線CWDを介してDQバッファ11BBへ出力する。DQバッファ11BBは、コード書き込みデータ線CWDにより供給されたコードデータをメモリアレイ11BAに書き込む。そして、メモリアレイ11BAに書き込まれたコードデータは、読み出し時に同時に読み出されてエラービットの特定に使用される。
次に、データアレイ部11A及びコードアレイ部11BにおけるセンスアンプSAと書き込みローカルデータ線WDQt/c及び読み出しローカルデータ線RDQt/cとの接続関係を説明する。
図2は、センスアンプSAと書き込みローカルデータ線WDQt/c及び読み出しローカルデータ線RDQt/cとの接続関係を示す図である。図2に示すように、センスアンプSA内の各センス部は、読み出し時に開くRCSLゲート(読み出し列アドレス選択回路)と、書き込み時に開くWCSLゲート(書き込み列アドレス選択回路)とを有している。ある列アドレスのセンスアンプSAに対して書き込みを行うと同時に、別の列アドレスに対して読み出しを行うことを可能とするためである。
一対の読み出しローカルデータ線RDQt/cには1つ以上のRCSLゲートが接続され、RCSLゲートの各々には、対応するアドレスの読み出し列アドレス選択信号線RCSLが接続されている。また、一対の書き込みローカルデータ線WDQt/cには1つ以上のWCSLゲートが接続され、WCSLゲートの各々には、対応するアドレスの書き込み列アドレス選択信号線WCSLが接続されている。
ある列アドレスが読み出しアドレスとして選択されると、そのアドレスに対応する読み出し列アドレス選択信号線RCSLが活性化される。これにより、活性化された読み出し列アドレス選択信号線RCSLからオン信号が入力されたRCSLゲートのみが開き、対応するセンスアンプSA内のセンス部から読み出しローカルデータ線RDQt/cへデータが読み出される。同時に、別の列アドレスが書き込みアドレスとして選択されると、そのアドレスに対応する書き込み列アドレス選択信号線WCSLが活性化される。これにより、活性化された書き込み列アドレス選択信号線WCSLからオン信号が入力されたWCSLゲートのみが開き、対応するセンスアンプSA内のセンス部へ書き込みローカルデータ線WDQt/cからデータが書き込まれる。このように、読み出し用と書き込み用で別のCSLゲートを有することにより、異なる列アドレス間で読み出し及び書き込みを同時に行うことが可能となる。
次に、メモリバンク内のアレイ制御回路及びその周辺回路の詳細を説明する。
図3は、データアレイ部内及びコードアレイ部内のアレイ制御回路及びその周辺回路の詳細を示す図である。アレイ制御回路11AC(または11BC)は、センスアンプ制御駆動回路21、列アドレス選択線駆動回路(R/WCSLDRV)22、DQバッファ制御信号駆動回路23、ワード線駆動回路24、ワード線センスアンプタイマー25、及び列アドレス選択線及びDQバッファ制御回路26を備えている。
センスアンプ制御駆動回路21は、センスアンプSAを制御する複数の信号線SACTRLを駆動する。列アドレス選択線駆動回路22は、読み出し列アドレス選択信号線RCSL、及び書き込み列アドレス選択信号線WCSLを駆動する。DQバッファ制御信号駆動回路23は、DQバッファを制御する複数の信号線DQBFCTRLを駆動する。なお、列アドレス選択線駆動回路22、及びDQバッファ制御信号駆動回路23は、列アドレス選択線及びDQバッファ制御回路26により制御される。ワード線駆動回路24はワード線を駆動する。
ワード線センスアンプタイマー25は、ワード線WL及びセンスアンプSAの活性化とリセットのタイミングを規定するタイマーを有しており、アレイ制御回路に入力される複数のロウ系制御信号RCTLにより制御される。また、ワード線センスアンプタイマー25は、センスアンプSAの活性化とリセットを持ち、さらにセンスアンプに対する書き込み動作または読み出し動作間の遅延時間を制御するタイマーを持つ場合もある。列アドレス選択線及びDQバッファ制御回路26には、アレイ制御回路11ACに入力される複数のカラム系制御信号CCTLが入力される。列アドレス選択線及びDQバッファ制御回路26による活性化タイミングは、カラム系制御信号CCTLにより制御される場合もあるし、またワード線センスアンプタイマー25内の遅延回路により制御される場合もある。
また、ランダムサイクルタイム(tRC)は、センスアンプに対する読み出し/書き込み期間の他に下記(1)、(2)、(3)の内部動作期間を含んでいる。
(1)ワード線が活性化されてからセンスアンプが活性化されるまでの時間、及びセンスアンプが活性化されてからセンスアンプに対する最初の読み出し/書き込みが行われるまでの時間(tRCD)。
(2)センスアンプに対する最後の書き込みが終了してからワード線がリセットされるまでの時間(tWR)。
(3)ワード線がリセットされてからセンスアンプのイコライズを経て、再びワード線が活性化されるまでの時間(tRP)。
これらの時間は、センスアンプSA及びメモリアレイ11AAまたは11BAを構成する素子、及びメモリアレイの規模に依存する値であり、ワード線センスアンプタイマー25内のタイマー群はこれらの値を満たすようにセットされる。時間tRCDあるいは時間tWRにおいては、センスアンプSAに対する書き込み/読み出し動作、すなわち列アドレス選択線CSL及びDQバッファの動作制御も関わってくる。しかし、前述の通り、ワード線センスアンプタイマーがこの動作タイミングを計るタイマーを持つ場合や、スペックに規定したタイミングでDRAM外部からカラム系制御のコマンドを入力する場合がある。
次に、この実施形態のDRAMの書き込み動作について説明する。
図4に、データアレイ部及びコードアレイ部における書き込み時のタイミングチャートの一例を示す。
データアレイ部11Aにおける書き込み動作は、書き込みローカルデータ線WDQとセンスアンプ間の書き込み動作に関して、ECC機能を搭載しないDRAMとなんら変わりはない。異なる点は、シンドローム生成、エラー訂正、コード生成などを実行するために読み出しを行わなければならない点である。しかし、同一の列アドレスのセンスアンプに対し、同時に読み出しおよび書き込みを行うことは不可能である。このため、図4に示すように、センスアンプからの読み出し動作は、センスアンプへの書き込み動作の1クロック前に行うことになる。
一方、コードアレイ部11Bのメモリアレイ11BAへの書き込み動作は、図4に示すように、以下のステージによって実行される。まず、コードアレイ部11Bのメモリアレイ11BAから読み出しローカルデータ線RDQにデータが読み出される(RDQ)。読み出されたデータがコード読み出しデータ線CRDに出力される(CRD)。次に、コード読み出しデータ線CRD及び読み出しデータ線RDに出力されたデータより、シンドロームデータが生成される(SYN)。このシンドロームデータに基づいて、エラーデータ訂正回路15により、メモリアレイ11AAから読み出された読み出しデータのエラーが訂正される。続いて、エラーデータ訂正回路15により訂正されたエラー訂正後の読み出しデータが、マルチプレクサ16により、外部から入力された書き込みデータで一部上書きされ、訂正入力データ信号線ECWINに出力される(ECWIN)。続いて、訂正入力データ信号線ECWINに出力されたデータからコードデータが生成され、コード信号線CODEに出力される(CODE)。さらに、コードデータは、書き込みローカルデータ線WDQによりコードアレイ部11Bのメモリアレイ11BAへ書き込まれる(WDQ)。
前述したように、データアレイ部11Aでは、読み出しローカルデータ線RDQを用いたセンスアンプSAに対する読み出し動作の次のサイクルで、書き込みローカルデータ線WDQを用いたセンスアンプSAへの書き込み動作が行われる。よって、ランダムサイクルタイム(tRC)の増加分はこの1サイクルのみとなる。前述の通り、本実施形態では読み出し用と書き込み用で異なるCSLゲートを持つため、図4に示すように、書き込み動作終了を待たずに、次の読み出し動作を行うことが可能である。
一方、コードアレイ部11Bの書き込みにおいては、読み出しローカルデータ線RDQを用いたセンスアンプSAに対する読み出しから、書き込みローカルデータ線WDQを用いたセンスアンプSAに対する書き込みまでのECC動作は、CRD→SYN→ECWIN→CODE→CWDと5サイクルでパイプライン化されている。論理段数の多いECC動作のパイプライン化は高周波数動作に有効であるが、より高周波になればなるほどパイプラインのサイクル数を増加させなくてはならない可能性がある。
従来例では、ECC動作に費やされるサイクル数はそのままランダムサイクルタイム(tRC)の増加となるが、本実施形態では、図3に示したアレイ制御回路がデータアレイ部11Aとコードアレイ部11Bとで別々に設けられている。よって、アレイ規模の小さいコードアレイ部に付属するワード線センスアンプタイマー内のタイマーにはデータアレイ部よりも小さい値をセットして、時間tRCD、tRP、tWR等を短縮し、ECC動作によるサイクル数の増加分を吸収する。これにより、ランダムサイクルタイム(tRC)の増加を抑えることが可能となる。ワード線センスアンプタイマーに列アドレス選択線CSLおよびDQバッファの動作タイミングを制御するタイマーが無い場合は、データアレイ部とは異なるタイミングで、コードアレイ部にカラム系制御信号線CCTL上の制御情報が到達するように制御することにより、時間tRCDの短縮が可能である。
以下に、DRAMにおける書き込み動作について詳述する。
DRAMの動作は、クロック信号CLKに同期して行われる。データアレイ部11Aでは、ワード線WLが立ち上がると、時間tRCD1の経過後に読み出しローカルデータ線RDQに書き込みデータが転送される。そして、読み出しローカルデータ線RDQに書き込みデータが転送されてから、1クロック(クロック信号CLKの1サイクル)後に、書き込みローカルデータ線WDQを介してセンスアンプに対する書き込み動作が開始される。書き込み動作が終了した後、時間tWR1の経過後にワード線WLが立ち下げられる。その後、ワード線が立ち下がってから時間tRP1の経過後に、再びワード線が立ち上げられる。
一方、コードアレイ11BではECC機能を搭載しているため、以下のような動作となる。ワード線WLが立ち上がると、時間tRCD2の経過後に読み出しローカルデータ線RDQにコードデータが転送される。そして、読み出しローカルデータ線RDQにコードデータが転送されてから、5クロック(クロック信号CLKの5サイクル)後に、書き込みローカルデータ線WDQを介してセンスアンプに対するコードデータの書き込み動作が開始される。書き込み動作が終了した後、時間tWR2の経過後にワード線WLが立ち下げられる。その後、ワード線が立ち下がってから時間tRP2の経過後に、再びワード線が立ち上げられる。
ここで、前述したように、時間tRCD1及び時間tRCD2は、ワード線が活性化されてからセンスアンプが活性化され読み出しローカルデータ線RDQにデータが読み出されるまでの時間である。また、時間tWR1及び時間tWR2は、センスアンプに対する最後の書き込みが終了してからワード線がリセットされるまでの時間であり、時間tRP1及び時間tRP2は、ワード線がリセットされてからセンスアンプをイコライズして、再度ワード線が活性化されるまでの時間を示している。
コードアレイ部11Bはデータアレイ部11Aに比べて、メモリセルが少なく、記憶容量が小規模である。このため、コードアレイ部11Bにおいて必要な時間tRCD2、時間tWR2、及び時間tRP2は、データアレイ部11Aにおいて必要な時間tRCD1、時間tWR1、及び時間tRP1に比べて短い。
したがって、図1に示した構成を有するDRAMでは、コードアレイ部11B及びデータアレイ部11Aが各々有するワード線センスアンプタイマー25によって、ワード線駆動回路24、センスアンプ制御駆動回路21をそれぞれ制御することにより、コードアレイ部11Bにおける時間tRCD2、時間tWR2、及び時間tRP2を、データアレイ部11Aにおける時間tRCD1、時間tWR1、及び時間tRP1よりも短く設定する。これにより、書き込み動作において、コードアレイ部11Bに対して書き込みに必要な時間を短縮することができ、この書き込みに必要な時間を、データアレイ部11Aに対して書き込みに必要な時間とほぼ同じ時間にすることができる。この結果、DRAMにおける書き込み動作のランダムサイクルタイムの悪化を防止することができる。
なお、前述した実施形態は唯一の実施形態ではなく、前記構成の変更あるいは各種構成の追加によって、様々な実施形態を形成することが可能である。
この発明の実施形態の半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。 実施形態の半導体記憶装置におけるセンスアンプと書き込みローカルデータ線及び読み出しローカルデータ線との接続関係を示す図である。 実施形態の半導体記憶装置におけるデータアレイ部内及びコードアレイ部内のアレイ制御回路及びその周辺回路の詳細を示す図である。 実施形態の半導体記憶装置におけるデータアレイ部及びコードアレイ部の書き込み時のタイミングチャートである。
符号の説明
11A…データアレイ、11B…コードアレイ、11AA、11BA…メモリアレイ、11AB、11BB…DQバッファ(データ制御回路)、11AC、11BC…アレイ制御回路、12…データインバッファ、13…ライトデータ線駆動回路(WDドライバ)、14…シンドローム生成回路、15…エラーデータ訂正回路、16…ライトデータマルチプレクサ、17…データアウトバッファ、18…コード生成回路、19…ライトデータ線駆動回路(WDドライバ)、21…センスアンプ制御駆動回路、22…列アドレス選択線駆動回路(R/WCSLDRV)、23…DQバッファ制御信号駆動回路、24…ワード線駆動回路、25…ワード線センスアンプタイマー、26…列アドレス選択線及びDQバッファ制御回路、BNK<0:i>…メモリバンク、WDQt/c…書き込みローカルデータ線、RDQt/c…読み出しローカルデータ線。

Claims (5)

  1. データを記憶する第1メモリ、及び前記第1メモリに接続された複数の第1ワード線及び第1センスアンプを有するデータアレイ部と、
    前記第1ワード線及び前記第1センスアンプを用いて、前記第1メモリに対し書き込み及び読み出しを行う第1DQバッファと、
    前記第1DQバッファの動作を制御すると共に、前記第1ワード線及び前記第1センスアンプの活性化タイミングを設定する第1タイマーを持つ第1制御回路と、
    コードデータを記憶する第2メモリ、及び前記第2メモリに接続された複数の第2ワード線及び第2センスアンプを有するコードアレイ部と、
    前記第2ワード線及び前記第2センスアンプを用いて、前記第2メモリに対し書き込み及び読み出しを行う第2DQバッファと、
    前記第2DQバッファの動作を制御すると共に、前記第2ワード線及び前記第2センスアンプの活性化タイミングを設定する第2タイマーを持つ第2制御回路と、
    前記第1メモリから読み出した前記データと前記第2メモリから読み出した前記コードデータとを用いて、前記データまたは前記コードデータの誤りを訂正する誤り訂正回路とを具備し、
    前記第2制御回路が持つ前記第2タイマーは、前記第1制御回路が持つ前記第1タイマーより短い時間に設定されていることを特徴する半導体記憶装置。
  2. 前記誤り訂正回路から出力された訂正データと、外部から入力された書き込みデータとをライトマスクデータに従って選択し出力するマルチプレクサと、
    前記マルチプレクサから出力された訂正入力データを用いて、コードデータを生成するコード生成回路と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記データアレイ部が有する第1メモリの記憶容量は、前記コードアレイ部が有する第2メモリの記憶容量より大きく、
    前記第1タイマーは前記第1メモリの記憶容量に応じた値に設定され、前記第2タイマーは前記第2メモリの記憶容量に応じた値に設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1センスアンプ及び前記第2センスアンプの各々は、読み出し時に列アドレスを選択する列アドレス選択回路と、書き込み時に列アドレスを選択する列アドレス選択回路とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
  5. 前記データアレイ部は、複数のバンクに分割され、バンク毎に第1DQバッファ及び第1制御回路を有し、前記コードアレイ部は、複数のバンクに分割され、バンク毎に第2DQバッファ及び第2制御回路を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
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