JP2007141015A - 計算機用防滴カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、上方から滴下する水が計算機の排気口に浸入することを確実に防ぎ、かつ取り外しが容易な計算機用防滴カバーを提供することを目的とする。
【解決手段】
矩形の天井板1と、開放窓3を有し該天井板1両端から下方に垂設される側面板2と、該側面板2側辺間に架設される前面板4及び後面板5と、前記天井板1に接し前記側面板2側辺間に架設される水滴浸入防止板7と、からなり、前記天井板1が前記前面板4側から前記後面板5側へ向けて低くなるように傾斜しており、かつ前記天井板1が前記側面板2よりも長く前後に庇部6を形成しており、さらに接地する部分の全部又は一部に磁石9を備えることを特徴とする計算機用防滴カバー。
【選択図】 図1
【解決手段】
矩形の天井板1と、開放窓3を有し該天井板1両端から下方に垂設される側面板2と、該側面板2側辺間に架設される前面板4及び後面板5と、前記天井板1に接し前記側面板2側辺間に架設される水滴浸入防止板7と、からなり、前記天井板1が前記前面板4側から前記後面板5側へ向けて低くなるように傾斜しており、かつ前記天井板1が前記側面板2よりも長く前後に庇部6を形成しており、さらに接地する部分の全部又は一部に磁石9を備えることを特徴とする計算機用防滴カバー。
【選択図】 図1
Description
本発明は、計算機の筐体の上部に設置し、上方から滴下する水の浸入を防ぐカバーに関するものである。
一般に、大型の計算機は直方体形の筐体を有し、その天井部には内部の熱を排出するための排気口が設けられているが、上方から雨漏りや結露による水が滴下して排気口から計算機内部に浸入すると故障の原因となる。そこで、文献1及び2において、排気口の上部に防滴板を設置して水の浸入を防ぐ発明が提案されている。
特開平8−250883号公報
特開2003−46283号公報
しかしながらこれらの発明においては、防滴板が水平に設置されているため上面に水が溜まる問題があり、また水滴が防滴板の縁から下面を伝って排気口に浸入する可能性もあった。さらに、防滴板は筐体に直に固定されており、点検や清掃の際の取り外しに手間が掛かるものであった。
本発明は、上方から滴下する水が計算機の排気口に浸入することを確実に防ぎ、かつ取り外しが容易な計算機用防滴カバーを提供することを目的とする。
本発明のうち請求項1記載の発明は、矩形の天井板と、開放窓を有し該天井板両端から下方に垂設される側面板と、該側面板側辺間に架設される前面板及び後面板と、からなり、前記天井板が前記前面板側から前記後面板側へ向けて低くなるように傾斜しており、かつ前記天井板が前記側面板よりも長く前後に庇部を形成していることを特徴とする。
ここで前側とは、計算機の正面側を示す。このように本計算機用防滴カバーを構成すれば、天井板が傾斜しておりかつ前後に庇部を有するので、水滴が斜面を伝って流れ落ち、計算機内に浸入することがない。また、底面及び側面はいずれも開口した形状となっていることから、排気口からの放熱は妨げられない。
また、請求項2記載の発明のように、前記天井板に接し、前記側面板側辺間に架設される水滴浸入防止板を備えることにより、天井板の下面を伝う水滴が計算機内に浸入することを防ぐことができる。
さらに、請求項3記載の発明のように、接地する部分の全部又は一部に磁石を備えることにより、計算機筐体への設置及び取り外しが容易となる。
本発明のうち請求項1記載の発明によれば、天井板が傾斜しているため、上面に滴下した水は順次流れ落ち、水が溜まることがない。また、前後の庇部により確実に水の浸入を防ぐ。庇部は前後側のみに形成されているので、複数の計算機が並んでいる場合でもカバーが相互に接触することはない。さらに、底面及び側面は広く開口した形状となっており、排気口からの放熱は妨げられない。
本発明のうち請求項2記載の発明によれば、水滴浸入防止板を備えることにより、天井板の縁から下面を伝って流れる水滴が計算機の排気口に浸入することを防ぐことができる。
本発明のうち請求項3記載の発明によれば、本計算機用防水カバーは計算機の筐体に直接固定するものではなく、磁力により固定されるものであるため、点検や清掃の際には容易に取り外すことができる。
本発明の計算機用防滴カバーの具体的な構成について、各図面に基づいて説明する。
本計算機用防滴カバーは、図1及び図2に示すように、矩形の天井板1の両端を側面板2が支える構造で、側面板2の前後下部には補強のための前面板4及び後面板5が架設されている。側面板2の上辺は前側から後側へかけて低くなるように傾斜しており、よって、天井板1も傾斜して設置される。また、側面板2は放熱のための開放窓3を有する。開放窓3は、強度に問題がない範囲でできるだけ大きくする方が望ましい。さらに、天井板1の前後方向の長さは側面板2の上辺よりも長く、前後に庇部6を形成する。また、側面板2の前後上部には、天井板1に接する水滴浸入防止板7が架設される。さらに、側面板2の下辺に沿って底面板8が設置され、その裏面に板状の磁石9が設置される。磁石9以外の材料としてはアクリルが軽量かつ耐水性も十分で好適であるが、その他の樹脂や金属等であっても良い。また、透明な素材を用いると設置した際に違和感・圧迫感を与えることがなく好ましい。さらに、計算機の筐体が非磁性体である場合や磁力が機器に悪影響を与える場合には、磁石9を取り外すか、あるいは替わりに同形状のゴム等を設置しても良い。
図3に示すように、計算機10の上部に設置し、水滴が排気口11から浸入することを防ぐ。本計算機用防滴カバーの左右方向の幅は計算機の筐体の幅と等しく、複数の計算機が隣接している場合にはカバー同士が密着した状態で設置することができる。この際、天井板1同士が接する部分に防水テープ等で目張りをしても良い。
1 天井板
2 側面板
3 開放窓
4 前面板
5 後面板
6 庇部
7 水滴浸入防止板
9 磁石
2 側面板
3 開放窓
4 前面板
5 後面板
6 庇部
7 水滴浸入防止板
9 磁石
Claims (3)
- 矩形の天井板(1)と、開放窓(3)を有し該天井板(1)両端から下方に垂設される側面板(2)と、該側面板(2)側辺間に架設される前面板(4)及び後面板(5)と、からなり、前記天井板(1)が前記前面板(4)側から前記後面板(5)側へ向けて低くなるように傾斜しており、かつ前記天井板(1)が前記側面板(3)よりも長く前後に庇部(6)を形成していることを特徴とする計算機用防滴カバー。
- 前記天井板(1)に接し、前記側面板(2)側辺間に架設される水滴浸入防止板(7)を備えることを特徴とする請求項1記載の計算機用防滴カバー。
- 接地する部分の全部又は一部に磁石(9)を備えることを特徴とする請求項1及び2記載の計算機用防滴カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005335174A JP2007141015A (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 計算機用防滴カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005335174A JP2007141015A (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 計算機用防滴カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007141015A true JP2007141015A (ja) | 2007-06-07 |
Family
ID=38203781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005335174A Pending JP2007141015A (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 計算機用防滴カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007141015A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009223432A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Toshiba Corp | 電子機器 |
JP2012109629A (ja) * | 2012-03-12 | 2012-06-07 | Jvc Kenwood Corp | 電子機器 |
JP2014201406A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-27 | 三菱電機株式会社 | 制御盤の防滴ユニット |
JP2020115521A (ja) * | 2019-01-18 | 2020-07-30 | 中国電力株式会社 | ガス濃度検知器の防水構造 |
-
2005
- 2005-11-21 JP JP2005335174A patent/JP2007141015A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009223432A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Toshiba Corp | 電子機器 |
JP2012109629A (ja) * | 2012-03-12 | 2012-06-07 | Jvc Kenwood Corp | 電子機器 |
JP2014201406A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-27 | 三菱電機株式会社 | 制御盤の防滴ユニット |
JP2020115521A (ja) * | 2019-01-18 | 2020-07-30 | 中国電力株式会社 | ガス濃度検知器の防水構造 |
JP7298160B2 (ja) | 2019-01-18 | 2023-06-27 | 中国電力株式会社 | ガス濃度検知器の防水構造 |
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