JP2007140913A - 事務管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷の少ないセンタへ応援を要請して処理業務を処理する事務管理システムを提供する。
【解決手段】管理者の操作により選択されたセンタサーバへ業務処理の応援要請を送信し、そのセンタサーバから受信した該業務処理の処理結果を記憶部に格納するセンタサーバ2と、センタサーバ2から業務処理の応援要請を受信し、センタ内の係員端末7を操作する係員が処理する業務の変更の入力を受け付け、その係員が操作する係員端末7へ業務変更指示を送信し、該業務変更指示を受信した係員端末7で応援要請された業務処理を行った結果をセンタサーバ2へ送信するセンタサーバ6を備えた。そして、センタサーバ2が、業務処理の応援要請をセンタサーバ6へ送信し、センタサーバ6から受信したその業務処理の処理結果を記憶部に格納するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金融機関等の業者の帳票の処理業務を一括して行う事務管理システムに関する。
従来の事務管理システムは、金融機関の複数の営業店を通信回線を介して接続し、営業店で読取った帳票の画像データをセンタへ送信し、センタでは係員端末により送信された画像データを文字認識処理により文字データに変換し、その変換の誤りを係員が訂正するエントリ処理等を行い、その処理結果をデータベースに格納して金融機関の帳票の一括管理を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
このような、営業店で読取った帳票の画像データをそのままセンタに送信して係員端末による各種の処理を行うことによっては、帳票の書式が異なる複数の金融機関等の業者の帳票の処理業務を一括して行うことが困難であるため、出願人は特許文献2において、複数の業者が個々に用いている帳票の書式を変更することなく、複数の業者の帳票の処理業務を一括して行い、その処理業務を行うセンタの係員の負荷を軽減すると共に集中化に伴う機器の削減等の効率化を図る事務管理システムを提案している。
特開2003−150782号公報(段落「0048」〜段落「0062」、図14) 特開2005−284758号公報(段落「0071」〜段落「0088」、図13)
しかしながら、上述した従来の技術においては、センタにおける処理業務の受付数が予測した受付数を超えた場合等の進捗状況を基にした係員配置の変更にかかる管理作業は管理者がセンタサーバを用いて係員の処理能力を参照しながら処理業務を変更する係員を選定するようにしているが、すべての係員の処理能力を勘案した結果、その処理業務を受け付けることができない場合、その処理業務を直ちに処理することができないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、管理者の操作を受け付ける複数のセンタ装置と、それぞれのセンタ装置とセンタ内ネットワークで接続され、係員の操作を受け付けて為替処理等の業務処理を行う係員端末と、該業務処理の処理結果を格納する業務処理結果記憶手段とを備え、それぞれのセンタ装置が通信回線で接続された事務管理システムにおいて、管理者の操作により選択されたセンタ装置へ業務処理の応援要請を送信する応援要請送信手段と、他のセンタ装置から業務処理の応援要請を受信し、センタ内の係員端末を操作する係員が処理する業務の変更の入力を受け付ける業務変更入力手段と、該係員が操作する係員端末へ業務変更指示を送信する業務変更指示送信手段と、該業務変更指示を受信した係員端末で応援要請された前記業務処理を行った結果を応援要請の送信元のセンタ装置へ送信する処理結果送信手段とをそれぞれのセンタ装置に備え、一のセンタ装置が、業務処理の応援要請を他のセンタ装置へ送信し、該他のセンタ装置による該業務処理の処理結果を前記業務処理結果記憶手段に格納するようにしたことを特徴とする。
このようにした本発明は、ひとつのセンタ内のすべての係員の処理能力を勘案した結果、処理業務の変更ができない場合であっても、負荷の少ないセンタへ応援を要請してその処理業務を処理することができるという効果が得られる。
このため、複数のセンタ間で係員および端末を無駄なく使用することができるという効果も得られる。
以下、図面を参照して本発明による事務管理システムの実施例を説明する。
図1は実施例のシステム構成を示すブロック図、図2は実施例の営業店端末を示すブロック図、図3は実施例のセンタサーバを示すブロック図、図4は実施例の係員端末を示すブロック図である。
図1において、1は営業店端末であり、銀行等の金融機関や郵政公社、市役所や区役所等の公的機関等の業者の支店やコンビニエンスストア、郵便局、市役所、区役所等の営業店に設置され、営業店の担当者が操作するパーソナルコンピュータ等の端末装置であって、その業者が用いる帳票、例えば振込伝票(為替)、印鑑登録票、口座振替依頼書(口振)、手形、改印届、住所変更届等の画像を読取ってこれを文字認識する機能等を備えている。本実施例では、業者を金融機関として説明する。
2は複数の金融機関が共同して設立したセンタに設置されたセンタ装置としてのセンタサーバであり、営業店に設置されている営業店端末1や他のセンタに設置されたセンタサーバ等と専用回線や電話回線等の通信回線3を介して接続しており、営業店端末1から送信された各種の帳票の帳票データ等を一括して管理する機能等を備えている。
なお、センタサーバ2の設置場所は、複数の金融機関の営業店端末1から送信される帳票データ等を一括して管理するものであれば設置場所には限定されるものではない。
4はパーソナルコンピュータ等の係員端末であり、センタに設けられたLAN(Local Area Network)等のセンタ内ネットワーク5を介してセンタサーバ2と接続しており、センタにおいて処理業務を担当する係員が操作して各種の処理業務を行う機能を有している。
6はセンタサーバであり、上述したセンタサーバ2と同様のものである。また、7は係員端末であり、上述した係員端末4と同様のものである。
本実施例では、センタサーバ2および係員端末4は、第1のセンタであるセンタ1に設置され、また、センタサーバ6および係員端末7は、第2のセンタであるセンタ2に設置されたものとする。更に、センタサーバ2とセンタサーバ6は通信回線3で相互に通信可能に接続されているものとする。
図2において、10は営業店端末1の営業店端末制御部であり、通信回線3、センタ内ネットワーク5を経由してセンタサーバ2と接続しており、営業店端末1内の各部を制御すると共にデータ通信等も制御する。
11は記憶部であり、営業店端末制御部10が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび営業店端末制御部10による処理結果等が格納される。
12は表示部であり、CRTやLCD等の表示画面を備えており、表示画面に画像や確認画面等を表示する機能を有している。
13は画像読取部であり、光学式等のスキャナを備えており、金融機関が用いる帳票の帳票画像を読取る機能を有している。
14は入力部であり、キーボードやマウス等を備えており、営業店の担当者が営業店端末制御部10への指示等を入力するために用いる。
上記の営業店端末1は、パーソナルコンピュータとスキャナ等の組合せで構成された端末装置であるが、金融機関の営業店の窓口に設置された窓口端末を営業店端末1として用いるようにしてもよい。
上記の営業店端末1の記憶部11には、予め画像読取部13で読取った帳票画像からその項目毎の文字画像を切取り、切取った文字画像をOCR(Optical Character Recognition)処理等により文字として認識する機能、認識した文字を文字データに変換する機能および営業店端末1の各種の処理業務を実行する機能を有する端末処理プログラムが格納されており、営業店端末制御部10が実行する端末処理プログラムのステップにより本実施例の営業店端末1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部11には設置されている営業店の業者識別情報としての金融機関名、営業店名および営業店端末1の端末機番が格納されると共に、その営業店が用いる帳票の帳票コードに対応させてその帳票識別情報としての帳票名と必要事項が記入された項目欄の座標位置、つまり文字認識手段が切取る項目の座標位置を記した帳票別項目表が格納されている。
図3において、20はセンタサーバ2のサーバ制御部であり、センタ内ネットワーク5、通信回線3を経由して各金融機関の営業店端末1と、センタ内ネットワーク5介して係員端末4と接続しており、センタサーバ2内の各部を制御すると共にデータ通信等も制御する。
21はサーバ記憶部であり、サーバ制御部20が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよびサーバ制御部20による処理結果等が格納される。
22は表示部であり、CRTやLCD等の表示画面を備えており、表示画面に業務予定表や管理表等を表示する機能を有している。
23は入力部であり、キーボードやマウス等を備えており、センタの管理者等がサーバ制御部20への指示等を入力するために用いる。
上記のセンタサーバ2のサーバ記憶部21には、営業店端末1から送信された帳票データ、および係員端末4により係員が処理した帳票データの処理結果を格納する帳票データベース25、前日以前の日別の処理実績を蓄積し、その季節変動や曜日変動等が格納された実績情報データベース26および係員端末4が用いる各種の処理業務の業務画面を格納した画面データベース27が構築されている。
また、サーバ記憶部21には係員端末4を操作する係員の係員IDに対応させてその係員のパスワード、顔画像、現在の担当処理業務および処理することを許可された処理業務(担当資格という。)とその担当資格の処理業務の平均処理能力とピーク時処理能力等の詳細係員情報を記した係員別能力テーブル28、金融機関別、帳票別にその未処理数の上限値を設定した制限値テーブル29、端末識別番号により係員端末4の配置を記した端末配置表30および当日の帳票データの受信数やその処理数を金融機関別、帳票別、処理業務別に記録するための管理表31、並びに当日の帳票データの処理業務を担当する係員を処理業務別に係員IDで記した係員配置と、その係員配置により処理可能な予定処理数、当日の時間帯毎の帳票データの予測受付数およびと当日の実際の帳票データの受信数や最終処理が終了した帳票データの処理数(処理実績数という。)等を業務別に記した業務割当情報としての業務予定表32が格納されている。
ここで、管理表31はセンタ1管理表311およびセンタ2管理表312等で構成されたものであり、自センタであるセンタ1管理表311以外にも他のセンタであるセンタ2管理表312等も格納するものである。このセンタ2管理表312等は定期的(例えば、30分毎)にセンタ2のセンタサーバ6から受信するものとし、また、センタ1管理表311は定期的(例えば、30分毎)にセンタ2のセンタサーバ6へ送信するものとする。
更に、サーバ記憶部21には帳票に関する業務の運用や管理等の各種の処理を実行するための機能を有する処理実行プログラムが格納されており、サーバ制御部20が実行する処理実行プログラムのステップにより本実施例のセンタサーバ2のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
図4において、40は係員端末4の係員端末制御部であり、センタ内ネットワーク5を介してセンタサーバ2と接続しており、係員端末4内の各部を制御すると共にデータ通信等も制御する。
41は記憶部であり、係員端末制御部40が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび係員端末制御部40による処理結果等が格納される。
42は表示部であり、CRTやLCD等の表示画面を備えており、表示画面に処理業務の処理画面等を表示する機能を有している。
43は入力部であり、キーボードやマウス等を備えており、係員端末4を操作する係員が処理業務に関する各種の入力行うために用いる。
上記の係員端末4の記憶部41には、係員端末4の端末識別番号が格納される他、各種の帳票の処理業務を実行する機能を有する業務処理プログラムが格納されており、係員端末制御部40が実行する業務処理プログラムのステップにより本実施例の係員端末4のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
上述した構成の作用について説明する。
本実施例の営業店端末1は、複数の金融機関の営業店に設置されており、営業店の窓口においては各種の帳票を用いて顧客との間で取引を行っている。
営業店の担当者は、顧客から振込伝票等の帳票が提出されると所定の手続を済ませた後に営業店端末1を用いて帳票の帳票データをセンタのセンタサーバ2へ送信する。
すなわち、営業店の担当者は帳票を営業店端末1の画像読取部13にセットし、入力部14により画像読取指示を入力する。
この指示入力を認識した営業店端末制御部10は、画像読取部13によりセットされている帳票全体の帳票画像を読取る。
帳票画像を読取った営業店端末制御部10は、その文字認識機能により帳票の所定の部位に印刷された帳票コードを文字として認識し、記憶部11の帳票別項目表のその帳票コードの各項目欄の座標位置を読出して帳票画像を座標位置に従って切出し、項目毎にその文字画像を切取ってこれを文字として認識して文字データに変換する。
そして、営業店端末制御部10は記憶部11の金融機関名(業者名)を読出し、金融機関名と帳票コードの帳票名、切取った項目毎の文字画像とその文字認識した文字データにより帳票データを作成し、これに帳票画像を添付した帳票処理依頼を通信回線3、センタ内ネットワーク5を介してセンタサーバ2へ送信する。
帳票処理依頼により帳票データを受信したセンタサーバ2は、受信した帳票データを帳票データベース25に格納する(後述する図5のステップS2)。
このようにして、各金融機関の営業店端末1からその金融機関が用いている各種の帳票の書式に応じて項目毎に切取られた文字画像とその文字データ等の帳票データが送信され、これが帳票データベース25に格納され、各金融機関のさまざまな書式の帳票を一括して取扱うことが可能になる。
つまり、金融機関の帳票は、その書式はさまざまでも帳票の種類は同様であり、記入される項目の位置は異なっていてもそこに記入される氏名や金額等の内容は略同一であるので同一種類の各金融機関の帳票を同様の手順で処理することが可能になる。
一方、センタにおいては、係員は係員端末4に着席すると入力部43により係員IDとそのパスワードを入力し、この入力を認識した係員端末制御部40は、係員IDとパスワードに記憶部41の端末識別番号を添付した端末情報をセンタ内ネットワーク5を介してセンタサーバ2へ送信する(後述する図17のステップSB1)。
以下に、図5に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って本実施例のセンタサーバの運用処理について説明する。なお、本運用処理はセンタ1のセンタサーバが行う処理で説明するが、センタ2のセンタサーバも同様の運用処理を行う。
S1、当日の運用処理が開始されるとセンタサーバ2のサーバ制御部20は、端末配置表30の前日に登録された係員IDを消去すると共に管理表31の各項目を「0」として端末配置表30および管理表31の初期設定を行う。
初期設定を行ったサーバ制御部20は、以下に示すステップS2、S5、S7、S9、S17による待機を開始する。
S2、サーバ制御部20は営業店端末1からの帳票処理依頼の受信を待って待機しており、帳票処理依頼を受信した時にステップS3へ分岐する。帳票処理依頼を受信しない場合はステップS5へ移行する。
S3、帳票処理依頼により帳票データを受信したサーバ制御部20は、管理番号を採番してこの帳票データ等を収納する帳票ファイルを生成すると共に、帳票データの帳票名を参照してその帳票名を付した未処理の旨の処理インデックス(例えば「為替未処理」等)を作成し、管理番号に対応させた帳票ファイルに作成した処理インデックスを添付すると共に受信した帳票データと帳票処理依頼の帳票画像および依頼受信日時を格納して帳票データベース25に格納する。これにより各金融機関の各種の帳票の帳票データが帳票データベース25に格納される。
S4、帳票データを格納したサーバ制御部20は、その帳票データの金融機関名と帳票名を基にサーバ記憶部21の管理表31(管理内容の詳細は後述する図14の管理表画面の情報表示領域51の各表示欄の表示内容に示す。)の該当する金融機関の帳票の受信数に「1」を加え、管理表31を更新してステップS5へ移行する。
S5、サーバ制御部20は係員端末4(図17のステップSB1)からの端末情報の受信を待って待機しており、端末情報を受信した時にステップS6へ分岐する。端末情報を受信しない場合はステップS7へ移行する。
S6、端末情報を受信したサーバ制御部20は、端末情報の係員IDによりサーバ記憶部21の係員別能力テーブル28の該当する係員のパスワードを抽出して端末情報のパスワードとの一致によりその係員を認証し、端末情報の端末識別番号によりサーバ記憶部21の端末配置表30の該当する係員端末4の配置場所を特定し、その端末識別番号に対応させて係員IDとその顔画像を登録し、端末配置表30を更新してステップS7へ移行する。
このように、センタにおいては始業時に各係員の配置がサーバ記憶部21の端末配置表30に係員IDにより登録される。なお係員が途中で交代した場合にも上記と同様にして交代した係員の係員IDと顔画像が端末配置表30に登録される。
S7、サーバ制御部20はそのタイマー機能により現在時刻を認識しながら業務変更時刻、つまり後述する業務予定表作成処理(図9)にて作成され、サーバ記憶部21に格納されている業務予定表32の時間区分の境界時刻(本実施例では1時間毎)を待って待機しており、業務変更時刻が到来した時にステップS8へ分岐し、それ以外の時刻の場合はステップS9へ移行する。
S8、業務変更時刻の到来を判定したサーバ制御部20は、業務予定表32を参照して新たな処理業務を担当する係員を認識し、端末配置表30を検索して該当する係員が操作する係員端末4の端末識別番号を特定すると共に画面データベース27から新たな処理業務の業務画面および帳票データベース25からその処理業務のための帳票データとその管理番号等を抽出し、新たな処理業務名に抽出した帳票データとその管理番号等および業務画面を添付した業務指示をセンタ内ネットワーク5を介して特定した端末識別番号の係員端末4(接続子Aを介して接続する図17のステップSB6)へ送信してステップS9へ移行する。
S9、サーバ制御部20は係員端末4(図17のステップSB14)からの処理終了通知の受信を待って待機しており、処理終了通知を受信した時にステップS10へ分岐する。処理終了通知を受信しない場合はステップS15へ移行する。
S10、処理終了通知を受信したサーバ制御部20は、処理終了通知の管理番号により該当する帳票ファイルを特定し、処理終了通知の処理業務名を参照してその処理業務名を付した処理インデックス(例えば「為替エントリ処理」等)を作成して処理インデックスを更新すると共に、処理終了通知の係員が処理業務により文字認識の誤りを訂正した訂正入力情報と、その処理業務の処理終了日時や処理に要した時間(処理時間という。)等の処理情報等の処理結果を特定した帳票ファイルに収納して帳票データベース25に格納する。
この場合に、処理終了通知の処理業務名が「為替承認処理」等の最終処理の処理終了通知のときは、サーバ制御部20は特定した帳票ファイルの帳票名を付した処理済の旨の処理インデックス(例えば「為替処理済」等)を作成して処理インデックスを更新し、処理終了通知の処理結果を特定した帳票ファイルに収納して帳票データベース25に格納する。これにより処理済データが帳票データベース25に格納される。
S11、処理結果を格納したサーバ制御部20は、その帳票ファイルの処理インデックスを参照し、それが処理済の旨の処理インデックスである場合は帳票データの金融機関名と帳票名を基に管理表31の該当する金融機関の帳票の処理数に「1」を加え、その処理インデックスが処理済の旨以外の処理インデックスである場合は付されている処理業務名を参照して管理表31の該当する金融機関の帳票の該当する処理業務の未処理数から「1」を減じ、その次の処理(処理業務名が為替エントリ処理であるときの為替ベリファイ処理等)の未処理数に「1」を加えて管理表31を更新する。
S12、管理表31を更新したサーバ制御部20は、処理インデックスにより処理終了通知の処理業務名の処理業務を行うための帳票ファイル(例えば処理業務名が「為替エントリ処理」のときの「為替未処理」の処理インデックスが添付された帳票ファイル)を検索し、該当する帳票ファイルが存在する場合はその帳票データを読出してステップS13へ移行する。その帳票ファイルが存在しない場合はステップS14へ移行する。
S13、帳票データを読出したサーバ制御部20は、この帳票データとその管理番号等を送信元の係員端末4(接続子Bを介して接続する図17のステップSB10)へ送信してステップS15へ移行する。
なお、処理業務が「為替承認処理」の場合には為替エントリ処理および為替ベリファイ処理によるそれぞれの訂正入力情報が関連情報として添付される。
S14、その帳票ファイルが存在しないことを確認したサーバ制御部20は、業務予定表32を参照してその係員担当者が次に担当する新たな処理業務を認識し、帳票データベース25から上記と同様にしてその処理業務のための帳票データとその管理番号等および画面データベース27からその処理業務の業務画面を抽出し、上記ステップS8と同様にして送信元の係員端末4(接続子Aを介して接続する図17のステップSB6)へ業務指示を送信してステップS15へ移行する。
S15、サーバ制御部20はセンタ2のセンタサーバ6(例えば、センタ2のセンタサーバ6が行う図6のステップSA12)からの応援要請通知の受信を待って待機しており、応援要請通知を受信した時にステップS16へ分岐する。応援要請通知を受信しない場合はステップS17へ移行する。
S16、応援要請通知を受信したサーバ制御部20は、表示部22に図23に示す応援要請受信画面を表示する。
応援要請受信画面には、他のセンタサーバから応援要請を受信したことを管理者に知らせるための「応援要請受信 センタ2から応援要請を受信しました。 センタ2業務への業務変更指示を実行してください。」等の文言および業務変更指示を確認したことを指示する「確認」ボタンが表示される。管理者は表示された応援要請受信画面を確認して「確認」ボタンを押下してステップS17へ移行する。
S17、サーバ制御部20は、そのタイマー機能により現在時刻を認識しながら業務終了時刻の到来を待って待機しており、業務終了時刻が到来した時に業務時間の終了を認識してセンタサーバ2の運用処理を終了させる。それ以外の時刻の場合はステップS2へ戻って上記の待機を継続する。
上記の運用処理と並行してセンタサーバ2のサーバ制御部20は管理処理を実行する。
以下に、図6に示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って本実施例のセンタサーバの管理処理について説明する。なお、本管理処理はセンタ1のセンタサーバが行う処理で説明するが、センタ2のセンタサーバも同様の管理処理を行う。
SA1、管理処理が開始されるとセンタサーバ2のサーバ制御部20は、表示部22に図7に示す管理業務メニュー画面を表示して待機する。
管理業務メニュー画面には、その情報表示領域51に係員端末4の負荷が急増した場合に緊急に処理業務を行う等のための処理業務選択画面として為替の処理業務を行うための「為替」ボタン、印鑑の処理業務を行うための「印鑑」ボタン、口振の処理業務を行うための「口振」ボタン、諸届の処理業務を行うための「諸届」ボタン等の処理業務選択ボタンが表示され、そのメニュー表示領域52には管理者が当日の運用の開始前(始業前等)等に当日の業務予定表を作成するとき等に使用するための「業務予定表」ボタン、管理表を確認してセンタの全業務の進捗管理業務を行うための「管理表」ボタン、係員配置表を確認して勤務管理業務等を行うための「係員配置表」ボタンおよび前記の緊急時等の処理業務を行うための「処理業務」ボタン、他のセンタに処理業務の応援を要請するための「応援要請」ボタン等のメニューボタンが表示されている。
管理業務メニュー画面を表示したサーバ制御部20は、以下に示すステップSA2、SA3、SA4、SA6、SA8、SA10による待機を開始する。
SA2、サーバ制御部20はメニュー表示領域52の「業務予定表」ボタンの押下を待って待機しており、管理者が入力部23のマウス等により「業務予定表」を選択した時に「業務予定表」ボタンの押下を認識して接続子Cを介して図9のステップSC1へ分岐する。「業務予定表」ボタンの押下を認識しない場合はステップSA3へ移行する。
SA3、サーバ制御部20はメニュー表示領域52の「管理表」ボタンの押下を待って待機しており、管理者が「管理表」を選択した時に「管理表」ボタンの押下を認識して接続子Dを介して図13のステップSD1へ分岐する。「管理表」ボタンの押下を認識しない場合はステップSA4へ移行する。
SA4、サーバ制御部20はメニュー表示領域52の「係員配置表」ボタンの押下を待って待機しており、管理者が「係員配置表」を選択した時に「係員配置表」ボタンの押下を認識してステップSA5へ分岐する。「係員配置表」ボタンの押下を認識しない場合はステップSA6へ移行する。
SA5、「係員配置表」ボタンの押下を認識したサーバ制御部20は、情報表示領域51の表示を図8に示す係員配置表画面に切替えて表示する。
係員配置画面には、上記図5のステップS6で端末配置表30に登録された係員の顔画像がセンタの係員端末4のレイアウトに従って表示され、その顔画像を囲む枠内に係員別能力テーブル28に記されているその係員の現在の担当処理業務に従って表示色(その上部に表示されたインデックス55の表示色で区別される。)で色分けされて表示され、情報表示領域51の左側にはレイアウトに従った各業務の係員数、下側には時間毎の係員の配置状況が表示される。
これにより、管理者はセンタ全体の係員配置を一目で視覚的に把握することが可能になる。
そして、サーバ制御部20は情報表示領域51に係員配置表画面を表示したままステップSA6へ移行する。
SA6、サーバ制御部20はメニュー表示領域52の「処理業務」ボタンの押下を待って待機しており、管理者が「処理業務」を選択した時に「処理業務」ボタンの押下を認識してステップSA7へ分岐する。「処理業務」ボタンの押下を認識しない場合はステップSA8へ移行する。
SA7、「処理業務」ボタンの押下を認識したサーバ制御部20は、情報表示領域51の表示を図7に示す管理業務メニュー画面に切替えて表示する。
管理者または係員は、表示された処理業務選択ボタンを入力部23のマウス等により選択してその選択した処理業務を行う。本ステップの作動は後述する図17のステップSB13の係員端末4の作動と同様であるので本ステップでの説明は省略する。
SA8、サーバ制御部20はメニュー表示領域52の「応援要請」ボタンの押下を待って待機しており、管理者が「応援要請」を選択した時に「応援要請」ボタンの押下を認識してステップSA9へ分岐する。「応援要請」ボタンの押下を認識しない場合はステップSA13へ移行する。
SA9、「応援要請」ボタンの押下を認識したサーバ制御部20は、情報表示領域51の表示を図22に示す応援要請画面に切替えて表示する。
応援要請画面には、センタを選択するセンタ選択メニュー、そのセンタ選択メニューで選択されたセンタの処理状況を表示させるための「処理状況確認」ボタン、選択されたセンタに応援要請を送信する「応援要請実行」ボタンおよび選択されたセンタで処理することができる取引業務の一覧並びに応援要請画面の表示を取止めるための「閉じる」ボタン等が表示される。
管理者は表示された応援要請画面のセンタ選択メニューでセンタを選択し、「処理状況確認」ボタンをマウス等により押下する。なお、本実施例ではセンタ2が選択されたものとする。
センタ選択メニューでセンタが選択されたことを認識したサーバ制御部20は、サーバ記憶部21の管理表31からその時点の記録内容を読出して図22に示す取引業務の処理状況を含む応援要請画面を作成し、情報表示領域51の表示を作成した応援要請画面に切替えて表示する。本実施例では、センタ2が選択されているのでセンタ2管理表312から記録内容を読出すものとする。
応援要請画面の取引業務の処理状況には、金融機関名、帳票名で区切ってその表題を付した表示欄が表示され、その各表示欄にはその時点のその表題の帳票データにおける処理が可能な処理業務が表示される。
ここで、応援要請画面のセンタ選択メニューでセンタを選択し応援要請画面のセンタ選択メニューでセンタを選択されたとき、選択されたセンタで取り扱うことができない処理業務の表示欄は表示色を変えて表示(例えば灰色にして表示)し、他の表示欄との区別が明確になるようにして応援することができないことを知らせる。
また、「処理状況確認」ボタンの押下を認識したサーバ制御部20は、サーバ制御部20はサーバ記憶部21の制限値テーブル29の上限を読出して各処理業務の受信数と処理実績数の差、つまり未処理数が読出した上限値を超えている場合には、その表示欄の表示色を変えて表示(例えば灰色にして表示)し、他の表示欄との区別が明確になるようにして応援することができないことを知らせる。
SA10、管理者は、表示された処理が可能な処理業務等を確認して応援要請する処理業務を選択し、選択した処理業務(本実施例ではA銀行為替のエントリ欄)のラジオボタンを入力部23のマウス等によりクリックして2重丸とする。
SA11、管理者は、応援要請する処理業務を決定し、「応援要請実行」ボタンをマウス等により押下する。
SA12、「応援要請実行」ボタンの押下を認識したサーバ制御部20は、選択された応援要請する処理業務を示す情報を選択されたセンタのセンタサーバ(本実施例ではセンタ2のセンタサーバ6)へ送信し、ステップSA13へ移行する。
SA13、サーバ制御部20は、上記図5のステップS17と同様にして業務終了時刻の到来を待って待機し、業務終了時刻が到来した時に業務時間の終了を認識してセンタサーバ2の管理処理を終了させる。それ以外の時刻の場合はステップSA1へ戻って情報表示領域51に表示された画面を保持して上記の待機を継続する。
なお上記ステップSA2、SA3から分岐した後に図9のステップSC2や図13のステップSD1で情報表示領域51に表示される業務予定表画面(図10)や管理表画面(図14)は、前記と同様にそれらの表示後に次のメニューボタンの押下をサーバ制御部20が認識するまでの間はそのまま保持される。
以下に、図9に示すフローチャートを用い、SCで示すステップに従って本実施例のセンタサーバの業務予定表作成処理について説明する。なお、本業務予定表作成処理はセンタ1のセンタサーバが行う処理で説明するが、センタ2のセンタサーバも同様の業務予定表作成処理を行う。
SC1、上記図6のステップSA2において接続子Cを介して分岐したサーバ制御部20は、そのタイマー機能により現在日時(時刻を含む。)を認識し、当日の業務予定表32を作成するために当日の処理業務の処理数を予測する。
すなわち、サーバ制御部20はサーバ記憶部21の実績情報データベース26の前年同月同日の時間帯毎の処理実績を読出し、これに前年と本年の処理数の差とその傾向および曜日差を考慮して当日の帳票別、処理業務別の時間帯毎(本実施例では1時間毎)の処理数を予測する。
SC2、時間帯毎の処理数を予測したサーバ制御部20は、予測した処理数を時間帯別に編集した図10に示す業務予定表画面を作成し、情報表示領域51の表示を作成した業務予定表画面に切替えて表示する。
業務予定表画面には、その各表題欄に金融機関名、帳票名とこれに対応する当日の予測処理数の総数、当日の帳票データの受信数、処理実績数およびその受信数と処理実績数の差である未処理数が表示され、時間帯別の各表示枠にはその時間帯の担当係員数とその係員毎の平均処理能力を加算した時間当り処理数、予測した時間当りの予測処理数が表示される。
本ステップで表示される業務予定表画面は、始業時等の初回に表示される業務予定表画面であるので、その各表示枠には、その時間帯の担当係員数とその平均処理能力を加算した時間当り処理数には初期値として「0」が、時間当りの予測処理数から処理数を減じた差である未処理数として予測処理数と同数が表示される。
また、業務予定表画面には、作成した業務予定表32を実行するための「実行」ボタンおよび現在時刻が表示される他、担当係員の記載位置56をマウス等によりクリックすることによってステップSC4で説明する業務別係員一覧画面を表示する機能が付加されている。
業務予定表画面を表示したサーバ制御部20は、以下に示すステップSC3、SC10による待機を開始する。
管理者は、時間帯毎の係員の配置を行うときはマウス等により担当係員の記載位置56をクリックし、作成した業務予定表32により処理業務を実行するときは「実行」ボタンを押下する。
SC3、サーバ制御部20は表示枠の担当係員の記載位置56の押下を待って待機しており、管理者が入力部23のマウス等により担当係員の記載位置56をクリックした時に担当係員の記載位置56の押下を認識してステップSC4へ分岐する。担当係員の記載位置56の押下を認識しない場合はステップSC10へ移行する。
SC4、担当係員の記載位置56の押下を認識したサーバ制御部20は、表示部22の業務予定表画面に重ねてその前面に図11に示す業務別係員一覧画面を表示する。
この業務別係員一覧画面は、初回の業務別係員一覧画面の表示の時にサーバ制御部20がサーバ記憶部21の係員別能力テーブル28と端末配置表30を参照して金融機関名別、帳票名別にその日の係員の担当資格の最上位の位置にその顔画像を配置(他の金融機関や帳票の処理業務を行うことができる係員の場合は複数の箇所にその顔画像が配置される。)して編集し、係員配置が変更された時に顔画像の位置を更新しながらサーバ記憶部21に保存したものである。
業務別係員一覧画面には、金融機関名別、帳票名別にその担当資格を有する係員の顔画像が表示される他、係員の顔画像をマウス等によりクリックすることによってステップSC6で説明する係員詳細情報画面を表示する機能が付加されている。
業務別係員一覧画面を表示したサーバ制御部20は、以下に示すステップSC5、SC8による待機を開始する。
SC5、サーバ制御部20は係員の顔画像のクリックを待って待機しており、管理者が入力部23のマウス等により係員の顔画像をクリックした時にその係員の詳細情報画面の要求を認識してステップSC6へ分岐する。詳細情報画面の要求を認識しない場合はステップSC8へ移行する。本実施例では、管理者は係員の顔画像(図11にXで示す顔画像)をクリックする。
SC6、係員の顔画像のクリックを検知したサーバ制御部20は、係員能力テーブル28からその係員の詳細係員情報を読出し、表示部22の業務別係員一覧画面に更に重ねてその前面に図12に示す係員詳細情報画面を表示する。
係員詳細情報画面には、その係員の係員ID、係員名、顔画像、現在担当中の担当処理業務(決定していない場合は空欄)、現在担当中の担当処理業務の平均処理能力とピーク時処理能力(担当処理業務が決定されていない場合は空欄)および担当資格の一覧表(担当資格を持たない処理業務は空欄)並びに係員詳細情報画面の表示を取止めるための「閉じる」ボタン、担当する処理業務を変更する場合の「変更指示」ボタン等が表示される。
管理者は、表示された係員の担当資格等を確認してその係員の担当処理業務を選択し、選択した処理業務の担当資格の表示欄(本実施例ではA銀行為替のベリファイ欄)のラジオボタンを入力部23のマウス等によりクリックして2重丸とする。
これを検知したサーバ制御部20は、クリックされた処理業務をその係員の処理業務として認識し、係員詳細情報のその処理業務の平均処理能力とピーク時処理能力を読出して担当処理業務欄、平均処理能力欄およびピーク時処理能力欄にその表示を行う。
管理者は、表示された係員の処理能力等を確認してその係員の担当処理業務を決定し、「変更指示」ボタンをマウス等により押下する。
SC7、「変更指示」ボタンの押下を検知したサーバ制御部20は、図11に示す業務別係員一覧画面のその係員の顔画像を認識した処理業務の位置に移動させ、その顔画像が複数表示されている場合は他の顔画像を消去して表示している業務別係員一覧画面を更新する。
なお、「閉じる」ボタンが押下された場合は、これを検知したサーバ制御部20は係員詳細情報画面の表示を取止めてステップSC4へ戻って次の顔画像のクリックを待って待機する。
SC8、管理者は、重ねて表示されている業務別係員一覧画面の一部をクリックまたは係員詳細情報画面の「閉じる」ボタンを押下して業務別係員一覧画面を前面に表示し、移動して表示された係員の顔画像を入力部23のマウス等によりドラッグして下画面として表示されている図10に示す業務予定表画面の決定した処理業務を担当させる時間帯の表示枠に移動させる。
SC9、これを検知したサーバ制御部20は、その移動先の表示枠を認識し、係員別能力テーブル28からその係員の平均処理能力を読出してその表示枠の担当係員数に「1」を加え、時間当りの処理数に読出した平均処理能力を加え、未処理数から平均処理能力を減じて業務予定表32の表示枠の表示を更新し、これを前面に表示してステップSC10へ移行する。
SC10、サーバ制御部20は業務予定表画面の「実行」ボタンの押下を待って待機しており、管理者がマウス等により「実行」ボタンを押下した時に係員配置の決定を認識してステップSC11へ移行する。係員配置の決定を認識しない場合はステップSC2へ戻って上記の待機を継続する(この場合に表示枠の担当係員の記載位置56がクリックされたときは裏画面となっている更新された業務別係員一覧画面が表示される。)。
上記のようにして管理者が業務予定表32の時間帯毎の処理業務別の係員配置を全て決定すると、管理者は「実行」ボタンを押下する。
SC11、「実行」ボタンの押下により係員配置の決定を認識したサーバ制御部20は、決定された時間帯毎の処理業務を担当する係員を処理業務別に係員IDで記した係員配置や決定された担当係員数等を記した業務予定表32をサーバ記憶部21に格納する。
SC12、業務予定表32を格納したサーバ制御部20は、表示していた業務別係員一覧画面を現在担当係員一覧画面(後述する図15)としてサーバ記憶部21に保存する。
SC13、現在担当係員一覧画面を保存したサーバ制御部20は、サーバ記憶部21の管理表31の担当係員数を変更すると共に、係員別能力テーブル28の担当処理業務を上記で変更された処理業務に変更して管理表31等を更新する。
このようにして作成された業務予定表32は、上記のようにサーバ記憶部21に格納され、これを参照しながらセンタサーバ2が係員端末4に対して自動的に業務指示を送信(図5のステップS8)して1日の係員による業務を運用する。
なお、上記ステップSC2において、初回に表示される業務予定表画面の時間帯の各表示枠には担当係員数と時間当り処理数として「0」が表示されるとして説明したが、管理業務の途中で業務予定表32を表示した場合には、その時点より前の時間帯の表示枠には配置された係員の担当係員数と時間当り処理数の処理実績数および時間当たりの予測処理数から処理実績数を減じた差が未処理数として表示され、その時点を含む後の時間帯の表示枠には配置された係員の担当係員数や時間当り処理数等が上記と同様の項目で表示される。
以下に、図13に示すフローチャートを用い、SDで示すステップに従って本実施例のセンタサーバの進捗確認処理について説明する。なお、本進捗確認処理はセンタ1のセンタサーバが行う処理で説明するが、センタ2のセンタサーバも同様の進捗確認処理を行う。
SD1、上記図6のステップSA3において接続子Dを介して分岐したサーバ制御部20は、サーバ記憶部21の管理表31からその時点の記録内容を読出して図14に示す管理表画面を作成し、情報表示領域51の表示を作成した管理表画面に切替えて表示する。
管理表画面には、金融機関名、帳票名で区切ってその表題を付した表示欄が表示され、その各表示欄にはその時点のその表題の帳票データの受信数、処理実績数、未処理数の処理業務毎の内訳およびこれらの処理業務の担当係員の総数が表示される。
また、管理表画面には、管理表による変更内容を確定するための「確定」ボタンおよび管理表により係員配置を変更するための「業務変更」ボタンが表示される。
この管理表画面を表示する時に、サーバ制御部20はサーバ記憶部21の制限値テーブル29の上限を読出して各表示欄の受信数と処理実績数の差、つまり未処理数が読出した上限値を超えている場合には、その表示欄の表示色を変えて表示(例えば赤色にして表示)し、他の表示欄との区別が明確になるようにして処理未達となることに対する警報を発する。本実施例ではA銀行の為替業務の表示欄が表示色を変えて表示されている。
管理表画面を表示したサーバ制御部20は、以下に示すステップSD2、SD13による待機を開始する。
管理者は、処理未達となることを避ける等のために係員の担当する処理業務を変更するときは「業務変更」ボタンを押下する。
本実施例ではA銀行の為替業務に対して警報が発せられているので、管理者は「業務変更」ボタンを押下する。
SD2、サーバ制御部20は「業務変更」ボタンの押下を待って待機しており、管理者がマウス等により「業務変更」ボタンを押下したことを検知した時にステップSD3へ分岐する。「業務変更」ボタンの押下を検知しない場合はステップSD13へ移行する。
SD3、「業務変更」ボタンの押下を検知したサーバ制御部20は、表示部22の管理表画面に重ねてその前面に図15に示す現在担当係員一覧画面を表示する。
この時、上記図9のステップSC12において、現在担当係員一覧画面がサーバ記憶部21に保存されていない場合は、サーバ制御部20は係員別能力テーブル28の係員の担当処理業務を参照して現在担当係員一覧画面を生成して表示する。
現在担当係員一覧画面には、金融機関名別、帳票名別にその処理業務を現在担当している係員の顔画像が表示される他、係員の顔画像をマウス等によりダブルクリックすることによって係員詳細情報画面を表示する機能が付加されている。
現在担当係員一覧画面を表示したサーバ制御部20は、以下に示すステップSD4、SD7、SD9による待機を開始する。
SD4、サーバ制御部20は係員の顔画像のダブルクリックを待って待機しており、管理者が入力部23のマウス等により係員の顔画像をダブルクリックした時にその係員の詳細情報画面の要求を認識してステップSD5へ分岐する。詳細情報画面の要求を認識しない場合はステップSD7へ移行する。
SD5、係員の顔画像のダブルクリックを検知したサーバ制御部20は、図9のステップSC6と同様にして図12に示す係員詳細情報画面を表示する。
係員詳細情報画面の表示は図9のステップSC6と同様であるが、担当資格の一覧表の担当資格の表示欄(本実施例ではA銀行為替のベリファイ欄)のラジオボタンは現在担当している処理業務を示すために2重丸として表示されている。
なお、「閉じる」ボタンが押下された場合は、これを検知したサーバ制御部20は係員詳細情報画面の表示を取止めてステップSD3へ戻って現在担当係員一覧画面の表示を継続する。
SD6、管理者は、係員詳細情報画面により係員の処理業務を変更するときは、表示された係員の担当資格等を確認し、変更後の処理業務の担当資格の表示欄のラジオボタンを入力部23のマウス等によりクリックして2重丸にし、「変更指示」ボタンをマウス等により押下して処理業務の業務変更の入力を行う。これを検知したサーバ制御部20は係員詳細情報画面を表示した係員を指定された係員と認識してその係員詳細情報から係員IDを読取って指定された係員IDを認識し、クリックされた処理業務をその係員の変更後の処理業務と認識してステップSD7へ移行する。
また、管理者は、現在担当係員一覧画面により係員の処理業務を変更するときは、重ねて表示されている現在担当係員一覧画面の一部をクリックまたは係員詳細情報画面の「閉じる」ボタンを押下して現在担当係員一覧画面を前面に表示し、図15でA銀行の印鑑の登録処理業務を担当しているPで示す係員の顔画像を図16に示すように入力部23のマウス等によりドラッグしてA銀行の為替のエントリ処理業務の処理業務名記載欄に移動させて係員Pの処理業務の業務変更の入力を行う。これを検知したサーバ制御部20は移動された係員Pを指定された係員と認識すると共に移動先の処理業務をその係員の変更後の処理業務と認識し、サーバ記憶部21の係員別能力テーブル28から指定された係員の担当資格と係員IDを読出し、指定された係員の変更後の処理業務の担当資格の有無を判定し、その処理業務が許可されていない場合はその移動を無効(係員Pの顔画像を元の位置に戻す等。)にしてステップSD3へ戻ってステップSD4、SD7による待機を継続する。その処理業務が許可されている場合は読出した係員IDを指定された係員IDと認識してステップSD7へ移行する。
SD7、サーバ制御部20は、管理者の業務変更の入力を待って待機しており、業務変更の入力を認識した時はステップSD8へ移行する。業務変更の入力を認識しない場合はステップSD3へ戻って上記の待機を継続する。
SD8、業務変更の入力を認識したサーバ制御部20は、指定された係員IDを基に端末配置表30の登録された係員IDを検索して該当する係員端末4の端末識別番号を特定し、この端末番号の係員端末4(接続子Fを介して接続する図17のステップSB3)へ業務変更の入力により認識した変更後の処理業務の処理業務名を添付した業務変更指示をセンタ内ネットワーク5を介して送信する。
SD9、サーバ制御部20は、係員端末4(接続子Gを介して接続する図17のステップSB5)からの業務変更指示に対する変更可否通知の着信を待って待機しており、係員端末4からの変更可否通知を受信した時にステップSD10へ移行する。変更可否通知を受信しない場合はステップSD3へ戻って上記の待機を継続する。
SD10、係員端末4からの変更可否通知を受信したサーバ制御部20は、その変更可否通知が業務変更を受容、すなわち可とするものである場合にはステップSD11へ移行する。
変更可否通知が業務変更を不可とするものである場合は、これを判定したサーバ制御部20は割込処理により対応不可の旨の文言とコメントの入力内容を表示した対応不可画面を表示部22の情報表示領域51の下面に重ねてその前面に表示し、管理者の確認操作を認識したときにステップSD3へ戻って業務変更の再入力を受付ける。
SD11、指定された係員への業務変更が受容されたことを判定したサーバ制御部20は、その業務変更を有効とし、現在担当係員一覧画面の指定された係員の顔画像を変更後の処理業務の位置に表示して現在担当係員一覧画面を更新する。
SD12、現在担当係員一覧画面を更新したサーバ制御部20は、変更後の処理業務の管理表画面の表示欄を特定し、係員別能力テーブル28から指定された係員の平均処理能力を読出してその表示欄の担当係員数に「1」を加えると共に、現在の処理数に読出した平均処理能力を加えて制限値テーブル29の上限値と比較して上限値以内であれば警報の表示色を元の表示色へ戻す。
また、指定された係員(本実施例では係員P)の元の処理業務の表示欄の担当係員数から「1」を減じると共に、現在の処理数に読出した元の処理業務の平均処理能力を減じて制限値テーブル29の上限値と比較して上限値を超える場合にはその表示欄の表示色を警報の表示色に変更する。
このようにしてサーバ制御部20は管理表画面を更新し、これを前面に表示してステップSD13へ移行する。
SD13、サーバ制御部20は管理表画面の「確定」ボタンの押下を待って待機しており、管理者がマウス等により「確定」ボタンを押下した時に係員の業務変更の決定を認識してステップSD14へ移行する。業務変更の決定を認識しない場合はステップSD2へ戻って上記の待機を継続する(この場合に管理表画面の「業務変更」ボタンが押下されたときは裏画面となっている更新された現在担当係員一覧画面が表示される。)。
上記のようにして管理者が管理表画面の警報の表示色を全て元の表示色に戻す等して係員の業務変更の決定をすると、管理者は「確定」ボタンを押下する。
SD14、「確定」ボタンの押下により係員の業務変更の決定を認識したサーバ制御部20は、担当処理業務が変更されて新たな処理業務を担当する係員の係員端末4(接続子Aを介して接続する図17のステップSB6)へ上記図5のステップS8と同様にして業務指示を送信する。
SD15、業務指示を送信したサーバ制御部20は、表示していた現在担当係員一覧画面をサーバ記憶部21に保存する。
SD16、現在担当係員一覧画面を保存したサーバ制御部20は、業務予定表32の係員IDによる係員配置および係員が変更された処理業務のその時点以降の時間帯の担当係員数や時間当り件数、未処理数を変更すると共に、係員別能力テーブル28の担当処理業務を上記で変更された処理業務に変更して業務予定表32等を更新する。
なお、上記のステップSD3においては、現在担当係員一覧画面を表示するとして説明したが、図8に示す係員配置表画面を表示して業務変更の入力を行うようにしてもよい。この場合には、係員配置表画面の係員の顔画像に、顔画像をマウス等によりダブルクリックすることによって係員詳細情報画面を表示する機能を付加しておき、ステップSD6の係員詳細情報画面による業務変更の入力と同様にして指定した係員の業務変更の入力を行うようにする。
また、ステップSD6において、現在担当係員一覧画面による業務変更の入力を行った後、係員端末4からの変更可否通知を受信するまでの間の移動した係員Pの顔画像を点滅させる、または「変更確認中」の表示を行うようにすれば、管理者に移動した係員Pの業務変更が未了であることを視認により知らせることが可能になる。
上記のセンタサーバ2の運用処理や管理処理により運営されているセンタの係員端末4の業務処理の作動について、図17に示すフローチャートを用いSBで示すステップに従って説明する。なお、本処理はセンタ1の係員端末4が行う処理で説明するが、センタ2の係員端末7も同様の処理を行う。
SB1、係員は係員端末4に着席すると入力部43のキーボード等により係員IDとそのパスワードを入力する。
この入力を認識した係員端末制御部40は、係員端末4の記憶部41に格納されている端末識別番号を読出し、入力された係員IDとパスワードに端末識別番号を添付した端末情報をセンタ内ネットワーク5を介してセンタサーバ2(図5のステップS5)へ送信する。
SB2、端末情報を送信した係員端末制御部40は、その表示部42に図18に示す処理業務選択画面を表示する。
なお、処理業務選択画面の表示内容は図6のステップSA1において図7の情報表示領域51に表示される処理業務選択画面の表示内容と同様である。
処理業務選択画面を表示した係員端末制御部40は、以下に示すステップSB3、SB6、SB10、SB11、SB15による待機を開始する。
SB3、係員端末制御部40は接続子Fを介して送信される図13のステップSD8からの業務変更指示の着信を待って待機しており、業務変更指示を受信した時にステップSB4へ分岐する。業務変更指示を受信しない場合はステップSB6へ移行する。
SB4、業務変更指示を受信した係員端末制御部40は、割込処理により表示部42に表示している画面(本ステップでは処理業務選択画面、後述する処理画面が表示されている場合はその処理画面)に重ねてその前面に図19に示す業務変更指示画面を表示する。
業務変更指示画面には、業務変更指示を受信した旨の文言、変更後の処理業務の処理業務名および業務変更指示に対する対応の可否を選択するラジオボタン、対応を不可とする理由等を入力するコメント入力欄、並びに選択結果を送信するための「返信」ボタン等が表示される。係員は表示された業務変更指示画面の内容を確認し、その変更の可否を入力部43マウス等によりラジオボタンをクリックして選択し、必要に応じてコメント入力欄に可とする条件(例えば「15分後であれば対応可能」等)や不可とする理由等を入力して「返信」ボタンを押下する。
なお、コメント入力欄への入力は、対応不可のラジオボタンが選択されたときのみ入力可能とするようにしてもよい。
SB5、「返信」ボタンの押下を検知した係員端末制御部40は、ラジオボタンによる対応可否の選択結果およびコメント入力欄への入力内容を認識し、これらを添付した変更可否通知をセンタ内ネットワーク5を介してセンタサーバ2(接続子Gを介して接続する図13のステップSD9)へ送信してステップSB6へ移行する。
SB6、係員端末制御部40は接続子Aを介して送信される図5のステップS8等からの帳票データや業務画面等を添付した業務指示の着信を待って待機しており、業務指示を受信した時にステップSB7へ分岐する。業務指示を受信しない場合はステップSB10へ移行する。
SB7、業務指示を受信した係員端末制御部40は、割込処理により表示部42に表示している画面に重ねてその前面に図20に示す業務指示画面を表示する。
業務指示画面には、業務指示を受信した旨の文言、新たに行う処理業務の処理業務名および画面を確認したことを指示するための「確認」ボタンが表示される。係員は表示された業務指示画面の内容を確認して「確認」ボタンを押下する。
SB8、「確認」ボタンの押下を検知した係員端末制御部40は、受信した業務指示を記憶部41に保存する。
SB9、業務指示の保存を終えた係員端末制御部40は、業務指示の変更指示の処理業務名を読出してその処理業務の処理業務選択ボタンの表示色を変更し、処理業務選択画面を更新してステップSB10へ移行する。
本実施例では図18に示すように「為替」ボタンの表示色が変更される。または「為替」以外の処理業務選択ボタンが無効化される。
係員は、係員端末4の表示部42に処理業務選択画面が表示されている場合は直ちに、後述する処理画面により処理業務を行っている場合はその終了後に表示色が変更された業務処理選択ボタンを入力部43のマウス等により押下する。
SB10、係員端末制御部40は接続子Bを介して送信される図5のステップS13からの帳票データの着信を待って待機しており、帳票データを受信した時にステップSB12へ分岐する。帳票データを受信しない場合はステップSB11へ移行する。
SB11、係員端末制御部40は、係員が処理業務選択画面の処理業務選択ボタンの押下を待って待機しており、処理業務選択ボタンの押下を検知した時に処理業務の選択を認識してステップSB12へ分岐する。処理業務選択ボタンの押下を検知しない場合はステップSB15へ移行する。
SB12、帳票データを受信した、または処理業務の選択を認識した係員端末制御部40は、表示部42に図21に示す処理画面を表示し、そのタイマー機能により処理時間の計測を開始する。
この場合に、係員端末制御部40は帳票データを受信したときは、継続処理業務であるので業務画面の各表示欄の内容を受信した帳票データの内容に置換えた処理画面を表示する。処理業務の選択を認識したとき、つまり新たな処理業務が選択されたときは上記ステップSB8で記憶部41に保存した業務指示に添付されている帳票データを業務画面に組込んだ処理画面を表示する。
処理画面には、処理業務名の他、処理業務の中断を指示するための「中断」ボタン、処理業務の終了を指示するための「終了」ボタンおよび上欄に帳票データの文字画像、下欄に文字認識された文字データを1組にした項目表示欄が複数表示され、文字として認識できなかった文字データはその文字が「?」に置換えられ、色替え等により強調されて表示される。
本実施例の処理画面は為替のエントリ処理業務の処理画面であるので、前記の項目表示欄として振込指定日、依頼人電話番号、振込金額、口座番号、手数料、銀行名、支店名、受取人名、依頼人名等が表示されている。なお59は振込伝票を処理した営業店の担当者の検印の印影の切取画像である。
このように帳票を項目毎に切取って帳票データを構成することにより、各金融機関の帳票の書式が異なっていても同一種類の帳票の帳票データを同一の業務画面に組込んで取扱うことが可能になる。
SB13、処理画面が表示されると、係員はその処理業務を実行する。
本実施例では為替のエントリ処理業務の処理画面でありので、係員は強調表示されている認識できなかった文字画像を目視で読取って入力部43のマウスやキーボード等により訂正すると共に、各項目表示欄の上欄の文字画像と下欄の文字データを見比べて認識された文字データの誤りを訂正する作業を実行する。
なお、係員が業務画面の「中断」ボタンを押下した場合は、これを検知した係員端末制御部40は、処理時間の計測を中断して処理業務の再開を待って待機する。
「終了」ボタンが押下された場合は、これを検知した係員端末制御部40は、処理時間の計測を終了し、処理時間を記憶部41に保存してステップSB14へ移行する。
SB14、「終了」ボタンの押下を検知した係員端末制御部40は、センタサーバ2(図5のステップS9)へ処理終了通知を送信する。
すなわち、係員端末制御部40は、係員が訂正した項目表示欄の表示欄コードに入力された文字列を添付した訂正入力情報を作成すると共に、記憶部41に保存した処理時間を読出し、その処理時間と処理終了時刻、処理業務名等からなる処理情報を作成し、業務指示または帳票データに添付されている管理番号に処理業務名と訂正入力情報、処理情報を添付した処理終了通知をセンタ内ネットワーク5を介してセンタサーバ2へ送信してステップSB15へ移行する。
SB15、係員端末制御部40は、そのタイマー機能により現在時刻を認識しながら業務終了時刻の到来を待って待機しており、業務終了時刻が到来した時に業務時間の終了を認識して係員端末4の業務処理を終了させる。それ以外の時刻の場合はステップSB2へ戻って上記の待機を継続する。
上記のセンタ1のセンタサーバ2からセンタ2のセンタサーバ6へ行う応援要請の処理の作動について、図24に示すフローチャートを用いSEで示すステップに従って説明する。
まず、センタ1のセンタサーバ2のサーバ制御部20およびセンタ2のセンタサーバ6のサーバ制御部20は、表示部22に図7に示す管理業務メニュー画面を表示して待機しているものとする(図6に示すステップSA1)。
SE1、センタ1のセンタサーバ2のサーバ制御部20でメニュー表示領域52の「応援要請」ボタンの押下を受け付ける(図6に示すステップSA8)。
SE2、「応援要請」ボタンの押下を認識したサーバ制御部20は、情報表示領域51の表示を図22に示す応援要請画面に切替えて表示する(図6に示すステップSA9)。
SE3、管理者は表示された応援要請画面のセンタ選択メニューでセンタを選択し、「処理状況確認」ボタンをマウス等により押下する。
センタ選択メニューでセンタ2が選択されたことを認識したサーバ制御部20は、サーバ記憶部21の管理表31からその時点の記録内容を読出して図22に示す取引業務の処理状況を含む応援要請画面を作成し、情報表示領域51の表示を作成した応援要請画面に切替えて表示する。本実施例では、センタ2が選択されているのでセンタ2管理表312から記録内容を読出すものとする。
また、「処理状況確認」ボタンの押下を認識したサーバ制御部20は、サーバ制御部20はサーバ記憶部21の制限値テーブル29の上限を読出して各処理業務の受信数と処理実績数の差、つまり未処理数が読出した上限値を超えている場合には、その表示欄の表示色を変えて表示(例えば灰色にして表示)し、他の表示欄との区別が明確になるようにして応援することができないことを知らせる(図6に示すステップSA9)。
SE4、管理者は、表示された処理が可能な処理業務等を確認して応援要請する処理業務を選択し、選択した処理業務のラジオボタンを入力部23のマウス等によりクリックして2重丸とし、「応援要請実行」ボタンをマウス等により押下する(図6に示すステップSA10およびSA11)。
SE5、「応援要請実行」ボタンの押下を認識したサーバ制御部20は、選択された応援要請する処理業務を示す情報を選択されたセンタ2のセンタサーバ6へ送信する(図6に示すステップSA12)。
SE6、センタ2のセンタサーバ6のサーバ制御部20はセンタ1の管理者により選択された応援要請する処理業務を示す情報、すなわち、応援要請通知を受信する。
SE7、応援要請通知を受信したセンタサーバ6のサーバ制御部20は、表示部22に図23に示す応援要請受信画面を表示し、その画面を確認した管理者は「確認」ボタンを押下する(図5に示すステップS16)。
SE8、センタサーバ6のサーバ制御部20は、メニュー表示領域52の「管理表」ボタンの押下を待って待機しており、管理者が「管理表」を選択した時に「管理表」ボタンの押下を認識してサーバ記憶部21の管理表31からその時点の記録内容を読出して図14に示す管理表画面を作成し、情報表示領域51の表示を作成した管理表画面に切替えて表示する(図13に示すステップSD1)。
SE9、センタサーバ6のサーバ制御部20は、管理者の業務変更の入力を待って待機しており、業務変更の入力を認識した時は、図13に示すステップSD2からSD13までの業務変更の処理(このとき、センタサーバ2はセンタサーバ6と、係員端末4は係員端末7と読み替えるものとする)を行う。
SE10、「確定」ボタンの押下により係員の業務変更の決定を認識したセンタサーバ6のサーバ制御部20は、担当処理業務が変更されて新たな処理業務を担当する係員の係員端末7(接続子Aを介して接続する図17のステップSB6)へ上記図5のステップS8と同様にして業務指示を送信する(図13に示すステップSD14)。
また、業務指示を送信したセンタサーバ6のサーバ制御部20は、図13に示すステップSD15およびSD16の処理(このとき、センタサーバ2はセンタサーバ6と、係員端末4は係員端末7と読み替えるものとする)を行う。
SE11、センタサーバ6のサーバ制御部20は、ステップSE9で業務変更が行えた場合は行えた旨、行えなかった場合は行えなかった旨の業務変更応答をセンタ1のセンタサーバ2へ送信する。
SE12、業務変更応答を受信したセンタ1のセンタサーバ2のサーバ制御部20は、表示部22にその応答を表示する。
SE13、一方、業務指示を受信したセンタ2の係員端末7は図17に示すステップSB7からSB9までの処理を行い、さらにステップSB12からSB14までの処理を行い(このとき、センタサーバ2はセンタサーバ6と、係員端末4は係員端末7と読み替えるものとする)、処理業務を実行する。
係員端末7で行う処理業務の終了通知を受信したセンタ2のセンタサーバ6は応援要請があった処理業務を終了したことを通知する処理業務の終了通知をセンタ1のセンタサーバ2へ送信する。このことによりセンタサーバ2のサーバ制御部20により帳票データベース25が更新される。
また、センタ2のセンタサーバ6のサーバ制御部20は応援処理業務を行った係員の係員別能力テーブルを更新するものとする。
なお、本実施例においては、係員IDは係員が係員端末の入力部により入力するとして説明したが、係員IDを係員カードに記録し、係員端末にカード読取装置を設けて係員カードを読取らせて入力するようにしてもよい。
また、業務予定表の時間帯は1時間毎として説明したが、時間帯は1時間毎に限らず、30分毎、2時間毎、半日毎等であってもよい。
更に、センタ装置を1台のセンタサーバとして説明したが、センタ装置の構成は前記に限らず、センタサーバの機能を管理端末等の複数のコンピュータに分散させて本システムの作動を実行するようにしても、本発明の効果を損なうものではない。このようにすれば、センタサーバの記憶装置等の負荷を軽減して早期に本システムを実現することが可能になる。
また更に、ふたつのセンタが存在するものとして説明したが、3以上のセンタが存在するものであってもよい。
以上説明したように、本実施例では、一のセンタのセンタサーバから他のセンタのセンタサーバが管理する処理業務の処理状況を確認し、負荷の少ないセンタへ応援を要請してその処理業務を処理することができるという効果が得られる。
このため、複数のセンタ間で係員および端末を無駄なく使用することができるという効果も得られる。
実施例のシステム構成を示すブロック図 実施例の営業店端末を示すブロック図 実施例のセンタサーバを示すブロック図 実施例の係員端末を示すブロック図 実施例のセンタサーバの運用処理を示すフローチャート 実施例のセンタサーバの管理処理を示すフローチャート 実施例の管理業務メニュー画面表示例 実施例の係員配置表画面表示例 実施例のセンタサーバの業務予定表作成処理を示すフローチャート 実施例の業務予定表画面表示例 実施例の業務別係員一覧画面表示例 実施例の係員詳細情報画面表示例 実施例のセンタサーバの進捗確認処理を示すフローチャート 実施例の管理表画面表示例 実施例の現在担当係員一覧画面表示例 実施例の業務変更入力操作を示す説明図 実施例の係員端末の業務処理を示すフローチャート 実施例の処理業務選択画面表示例 実施例の業務変更指示画面表示例 実施例の業務指示画面表示例 実施例の処理画面表示例 実施例の応援要請画面表示例 実施例の応援要請受信画面表示例 実施例の応援要請処理を示すフローチャート
符号の説明
1 営業店端末
2、6 センタサーバ
3 通信回線
4、7 係員端末
5 センタ内ネットワーク
10 営業店端末制御部
11、41、92 記憶部
12、22、42、93 表示部
13 画像読取部
14、23、43、94 入力部
20 サーバ制御部
21 サーバ記憶部
24、95 印刷部
25 帳票データベース
26 実績情報データベース
27 画面データベース
28 係員別能力テーブル
29 制限値テーブル
30 端末配置表
31 管理表
40 係員端末制御部
51 情報表示領域
52 メニュー表示領域
56 記載位置
59 切取画像

Claims (4)

  1. 管理者の操作を受け付ける複数のセンタ装置と、それぞれのセンタ装置とセンタ内ネットワークで接続され、係員の操作を受け付けて為替処理等の業務処理を行う係員端末と、該業務処理の処理結果を格納する業務処理結果記憶手段とを備え、それぞれのセンタ装置が通信回線で接続された事務管理システムにおいて、
    管理者の操作により選択されたセンタ装置へ業務処理の応援要請を送信する応援要請送信手段と、
    他のセンタ装置から業務処理の応援要請を受信し、センタ内の係員端末を操作する係員が処理する業務の変更の入力を受け付ける業務変更入力手段と、
    該係員が操作する係員端末へ業務変更指示を送信する業務変更指示送信手段と、
    該業務変更指示を受信した係員端末で応援要請された前記業務処理を行った結果を応援要請の送信元のセンタ装置へ送信する処理結果送信手段とをそれぞれのセンタ装置に備え、
    一のセンタ装置が、業務処理の応援要請を他のセンタ装置へ送信し、該他のセンタ装置による該業務処理の処理結果を前記業務処理結果記憶手段に格納するようにしたことを特徴とする事務管理システム。
  2. 請求項1の事務管理システムにおいて、
    前記業務処理の応援要請は、応援要請選択手段とセンタ選択手段とを表示した応援要請画面の該応援要請選択手段で選択された業務処理について、該センタ選択手段で選択されたセンタ装置へ送信されるようにしたことを特徴とする事務管理システム。
  3. 請求項2の事務管理システムにおいて、
    前記応援要請選択手段は、前記センタ選択手段により選択されたセンタ装置毎の選択可否を区別して表示するようにしたことを特徴とする事務管理システム。
  4. 請求項3の事務管理システムにおいて、
    前記応援要請選択手段は、複数の業務の処理状況に応じて選択可否を区別して表示するようにしたことを特徴とする事務管理システム。
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