JP2005129005A - 受発注システム、及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 一連の受発注業務を効率よく遂行し得る受発注システム、及びそのプログラムを提供する。
【解決手段】 ファクシミリ装置と受発注管理装置と端末装置とを通信回線を介して接続しておき、受発注管理装置は、ファクシミリ装置から受信した発注書等の文書データを該ファクシミリ装置のFAX番号と関連付けて担当者別又は担当グループ別又は顧客別のいずれかのフォルダに保存し、端末装置からの閲覧要求に応じて前記担当者別フォルダ内の文書データに係る一覧データをGUI画面として表示可能に該端末装置に転送すると共に、その後の閲覧要求に応じて個別の文書データを転送し、端末装置の表示装置に表示されたGUI画面でのドラッグアンドドロップ操作により前記文書データに対する所定の処理を実行するよう前記端末装置から要求された場合は、該依頼に係る処理を実行すると共に、前記担当者別フォルダ内の該依頼に係る文書データを該依頼に係る処理に対応する別のフォルダに移動するように制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、受発注システム、及びそのプログラムに関し、特にファクシミリ装置(FAX装置)から送信された発注書等を処理する受発注システム、及びそのプログラムに関する。
従来、商品、サービス等の受発注業務は、一般にFAX装置で行われていた。FAX装置で受発注する際は、(1)FAX紙で受信し、そのFAX紙を担当者毎の管理箱に気づいた者が仕分けをする、(2)その後、担当者が定期的に管理箱のFAX紙を取りにいき、自分の机で発注業務を行う、(3)発注業務を行った後に、受信したFAX紙に納期やコメントを書き込み、FAX装置で発注元に返信する、(4)FAX装置で返信した後に担当者が各自のファイルでFAX文書を管理し、翌日以降の問い合わせに対応する等の一連の作業を行っていた。
また、OCR、OMR等のコードで記入された発注書をFAX装置で受信し、このコードをコード読取装置で読取って予め登録された発注書であることを確認し、受信後も電話回線を切断せずに確認書を発注元に返信する技術も知られている(特許文献1参照)。
また、発注元情報と商品特定情報と商品の仕入先情報とを対応付けて記憶部に記憶しておき、発注書がFAXで送信されてきた際に、その発注書で発注された商品の仕入先情報を記憶部から検出し、その仕入先情報に基づいて発注処理を行う技術も知られている(特許文献2参照)。
特開平8−97998号公報 特開2002−150073号公報
しかしながら、上記一連の作業では、1) 管理箱に定期的にFAX紙を仕分ける必要がある、2) 担当者も定期的に管理箱を見に行く必要がある、3) 紙での管理なので発注情報を紛失する可能性がある、4) 納期やコメントを書き込む際に間違ってしまうと訂正するが、その訂正により見栄えが悪くなる、5) 発注元に返信する際にFAX装置の前に大勢の社員が集まり、業務がストップしてしまう、6) 個人ファイルでの管理のため、担当者が休んでしまったりすると他の社員には分からなくなってしまうと共に、問い合わせに回答する際の検索に長時間を要する、7) 営業担当者が不在の時に見積依頼があった場合、見積依頼に対する返信が遅れた結果、顧客が他の会社に発注し、自社が受注し損なう場合がある等の問題があった。
また、特許文献1に係る発明では、受注側のユーザが常時、受注側の装置の前に社員が待機している必要があり、特許文献2に係る発明では、担当者等が発注済みの発注書であるか否かを判別するのに時間を要し、両発明とも、効率的に受発注業務を進めることができなかった。
そこで、本発明は、一連の受発注業務を効率よく遂行し得る受発注システム、及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、ファクシミリ装置と受発注管理装置と端末装置とが通信回線を介して接続された受発注システムであって、前記受発注管理装置は、前記ファクシミリ装置から受信した発注書等の文書データを該ファクシミリ装置のFAX番号と関連付けて担当者別又は担当グループ別又は顧客別のいずれかのフォルダに保存する保存手段と、前記端末装置からの閲覧要求に応じて前記フォルダ内の文書データに係る一覧データをGUI画面として表示可能に該端末装置に転送すると共に、その後の閲覧要求に応じて個別の文書データを転送する転送手段と、前記端末装置の表示装置に表示されたGUI画面でのドラッグアンドドロップ操作により前記文書データに対する所定の処理を実行するよう前記端末装置から要求された場合、該依頼に係る処理を実行すると共に、前記フォルダ内の該依頼に係る文書データを該依頼に係る処理に対応する別のフォルダに移動する制御手段とを有している。
また、本発明は、ファクシミリ装置と受発注管理装置とが通信回線を介して接続された受発注システムであって、前記受発注管理装置は、前記ファクシミリ装置から受信した発注書等の文書データを該ファクシミリ装置のFAX番号と関連付けて担当者別又は担当グループ別又は顧客別のいずれかのフォルダに保存する保存手段と、前記端末装置からの閲覧要求に応じて前記フォルダ内の文書データに係る一覧データをGUI画面として表示装置に表示させるための表示情報を生成する表示制御手段と、前記GUI画面でのドラッグアンドドロップ操作により前記文書データに対する所定の処理を実行するよう前記端末装置から指示された場合、該指示に係る処理を実行すると共に、前記フォルダ内の該指示に係る文書データを該指示に係る処理に対応する別のフォルダに移動する制御手段とを有している。
また、本発明は、ファクシミリ装置と受発注管理装置と端末装置とが通信回線を介して接続された受発注システムにおける該受発注管理装置用のプログラムであって、前記ファクシミリ装置から受信した発注書等の文書データを該ファクシミリ装置のFAX番号と関連付けて担当者別又は担当グループ別又は顧客別のいずれかのフォルダに保存し、前記端末装置からの閲覧要求に応じて前記フォルダ内の文書データに係る一覧データをGUI画面として表示可能に該端末装置に転送すると共に、その後の閲覧要求に応じて個別の文書データを転送し、前記端末装置の表示装置に表示されたGUI画面でのドラッグアンドドロップ操作により前記端末装置から前記文書データに対する所定の処理を実行するよう要求された場合、該要求に係る処理を実行すると共に、前記フォルダ内の該依頼に係る文書データを該依頼に係る処理に対応する別のフォルダに移動する内容を有している。
また、本発明は、ファクシミリ装置と受発注管理装置とが通信回線を介して接続された受発注システムにおける該受発注管理装置用のプログラムであって、前記ファクシミリ装置から受信した発注書等の文書データを該ファクシミリ装置のFAX番号と関連付けて担当者別又は担当グループ別又は顧客別のいずれかのフォルダに保存し、前記端末装置からの閲覧要求に応じて前記フォルダ内の文書データに係る一覧データをGUI画面として表示装置に表示させ、前記GUI画面でのドラッグアンドドロップ操作により前記端末装置から前記文書データに対する所定の処理を実行するよう指示された場合、該指示に係る処理を実行すると共に、前記担当者別フォルダ内の該指示に係る文書データを該指示に係る処理に対応する別のフォルダに移動する内容を有している。
本発明によれば、一連の受発注業務を効率よく遂行し得る受発注システム、及びそのプログラムを提供することが可能となる。すなわち、受信文書の紛失や仕分け作業が一切なくなると共に、各担当者は、自分用のフォルダのみを閲覧して自分が遂行すべき作業を迅速に認識し、効率よく自己の作業を進めることが可能となる。特に、今まで担当者だけにしか分からなかったデータ検索を迅速に行うことができ、受発注業務の効率が飛躍的に向上する。例えば、5000件/日等の大量のFAX注文文書を処理する場合の工数を大幅に削減することが可能となる。
また、担当者は、ダブルモニタで内容を確認し、発注、変更、キャンセルなどの業務を効率よく行うことが可能となる。また、受信したFAX文書に直接納期や変更事項を入力して返信する場合に、返信相手の名称、FAX番号、OKボタンが自動的に入力された確認画面が表示されるので、簡単に返信することが可能となる。
さらに、返信、又は印刷に係るFAX文書は、担当者フォルダからFAX済フォルダ、又は印刷済フォルダに自動的に移動され、担当者フォルダには未返信、又は未印刷に係るFAX文書だけが残るので、自己の担当者フォルダを閲覧した際に瞬時に未処理の作業を認識することが可能となる。また、定型的な問合せに対しては、在庫DBや製品マスタDBを参照して、回答案文を自動的に作成しているので、この点でも受発注業務を効率よく遂行することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の受発注システムのシステム構成図であり、発注側FAX120、MFP130、FAX140、管理サーバ150、及び受注担当端末160,170が、通信回線100,110を介して相互に通信可能に接続されている。なお、図1では、発注側FAX120は1台、受注担当端末160,170は2台を図示しているが、これらは、より多数設けてもよい。
通信回線110は、典型的には電話回線等の公衆回線で構成されているが、インターネットで構成してもよい。また、通信回線100は、典型的にはインターネットで構成されているが、ATM、専用回線、衛星回線等で構成してもよい。
発注側FAX120は、発注書、見積依頼書等をファクシミリ送信するためのFAX装置である。MFP130は、いわゆる複合機であり、FAX機能やスキャナ機能を含むMFP(多機能プリンタ)により構成されている。このMFP130は、本実施形態では、受発注装置として利用されている。
FAX140は、ネットワーク対応のFAX装置であり、管理サーバ150と共働してMFP130と同等の後述の機能を実現することが可能であり、この点については後述する。
受注担当端末160,170は、典型的にはパーソナルコンピュータで構成されているが、携帯電話やPDA等のモバイル端末で構成してもよい。なお、受注担当端末160,170は、表示部(ディスプレイ)を各々2つずつ備えており、2種類の文書や画面を表示して効率的に作業を進めることができる。
図2は、管理サーバ150と受注担当端末160,170のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示したように、管理サーバ150と受注担当端末160,170は、CPU21,RAM22、ROM23、LANアダプタ24、ビデオアダプタ25、キーボード26、マウス27、ハードディスク28、及びCD−ROMドライブ29を有し、これらデバイスは、システムバス20を介して相互に接続されている。
CPU21は、ROM22に格納されたブートプログラムに基づいて、ハードディスク28からシステムプログラムを読み込んでRAM22に展開し、この展開したシステムプログラムと協動してアプリケーションを実行し、キーボード26やマウス27の操作に応答して各種の処理を行う。例えば、或るアプリケーションを起動する操作が行われた場合は、CPU21は、ハードディスク28や、CD−ROMドライバ29に装着されたCD−ROM等から指定に係るアプリケーションを読み出してRAM22に展開し、その後のキーボード26やマウス27の操作に応答してRAM22上のアプリケーションをシステムプログラムと協動して実行することにより、当該アプリケーションに係る処理を遂行していく。
なお、受注担当端末160,170のハードディスク28や、CD−ROMドライブ29に装填されたCD−ROM等には、図5,6のフローチャートにおけるステップS501〜S513、図9、10のフローチャートにおけるステップS701〜S713に対応するアプリケーションも格納されている。また、管理サーバ150のハードディスク28には、図7,8のフローチャートにおけるステップS641,S642に対応するプログラムも格納されている。
ROM22には、上記ブートプログラムの他に、入出力制御を行うBIOSも格納されている。RAM22は、CPU21が各種のプログラムを実行する際のワークエリアとしても利用される。LANアダプタ24は、通信回線100の一部を構成する不図示のLANとのインタフェースを司る。ビデオアダプタ25は、不図示のディスプレイ装置に出力する画像信号を生成すると共に、ディスプレイ装置に表示されたUI画面に対する操作信号をCPU21に転送する。CD−ROMドライブ29は、CD−ROM、CD−R、CD−R/W等の記憶媒体を装着し、これら記憶媒体に格納されたアプリケーションをハードディスク28にインストールするのに利用される。
図3は、MFP130のハードウェア構成を示すブロック図である。MFP130は、管理サーバ150、及び受注担当端末160,170と同様のデバイスとして、システムバス30、CPU31、RAM32、ROM33,LANアダプタ34、ハードディスク38を有している。また、MFP130は、液晶パネル&I/F35、通信回線I/F36、スキャンエンジン37、プリントエンジン39を有している。
液晶パネル&I/F35は、タッチパネルを含み、表示機能及びデータ入力機能を有している。通信回線I/F36は、通信回線110とのインタフェースを司る。スキャンエンジン37は、原稿画像を光学的に読み取りデジタル画像データに変換して入力する。プリントエンジン39は、スキャンエンジン37から入力されたデータ、受信したファクシミリデータ等を用紙等に印刷する。
なお、MFP130のハードディスク38には、システムプログラム等の他に、図4のフローチャートにおけるステップS421〜S438、図5,6のフローチャートにおけるステップS521〜S531、図7、8のフローチャートにおけるステップS621〜S634、図9、10のフローチャートにおけるステップS721〜S732に対応するアプリケーションも格納されている。
さらに、MFP130のハードディスク38には、後述する取引先マスタDB、取引先フォームマスタDB、製品マスタBD、社員マスタDB,在庫DB、受注DB、スケジュールDB等の各種のDB(データベース)も格納されている。
次に、発注側FAX120のからのFAX受信及びFAX文書保存処理を、図4のフローチャートに基づいて説明する。なお、本フローチャートにおいて、ステップS401乃至ステップS402は、発注側FAX120の不図示のCPUの制御の下で実行される。又、ステップS421乃至ステップS438は、MFP130のCPU31の制御の下で実行される。
発注側FAX120は、発注書等の用紙上画像データを読み込み(ステップS401)、その画像データを通信回線110を経由してMFP130にファクシミリ送信する(ステップS402)。
MFP130は、受信した画像データをハードディスク38に記憶すると共に、発信元の電話番号に基づいて、取引先コードと画像ファイル名称をRAM32のワークエリアに記憶する(ステップS421)。このワークエリアには、受信した1件のFAX文書ごとに、管理番号(一意)、画像ファイル名称、取引先コード、文書種別、認識エラーフラグ、受注担当者コード、営業担当者コード、受信時刻等を記憶する領域が、第一の配列として確保される。
次に、MFP130は、発信元の電話番号に基づいて、取引先マスタDB(取引先コード、取引先名称、FAX番号、電話番号、顧客担当者名、受注担当者コード、営業担当者コード、カバー営業担当者コード1、カバー営業担当者コード2)を参照し、受信した画像ファイルの物理ファイルとRAM32のワークエリアに記憶された画像ファイル(FAX文書)の名称をリネーム(取引先名称+受信年月日時刻)する(ステップS422)。
次に、MFP130は、RAM32のワークエリアに記憶された取引先コードに基づいて取引先マスタDBを参照し、受注担当者コードを読み出してRAM32のワークエリアに記憶する(ステップS423)。そして、MFP130は、RAM32のワークエリアに記憶された取引先コードに基づいて取引先別フォームマスタDBを参照し、取引先別の帳票種別判定用のOCR読取対象領域の座標を読み出し、このOCR読取領域に対して文字認識処理を実行し、その認識結果をRAM32のワークエリアの文書種別に記憶する(ステップS424)。
次に、MFP130は、RAM32のワークエリアに記憶された取引先コードと文字認識結果に基づいて取引先別フォームマスタDBを参照し、文書種別(発注書、見積依頼、問合せ、その他)を判定し、その判定した文書種別がRAM32のワークエリアの文書種別に記憶されている文字認識結果(文書種別)と一致するか否かを判定し、一致しない場合は、エラーフラグをオンにする(ステップS425)。
次に、MFP130は、エラーフラグがオフの場合には、RAM32のワークエリアに記憶された取引先コードと文書種別に基づいて取引先別フォームマスタDBを参照し、製品番や数量が記入されている欄に対してOCR処理を行い、管理番号(一意)と文書種別、製品番号(複数)、数量(複数)、照合フラグ(複数)を記憶する第二の配列に記憶する(ステップS426)。この場合、文書種別が問合せの場合は、数量のフィールドには、典型的な問合せ内容の先頭部分のチェックボックスでチェックが入った箇所を特定するコードが記憶される。例えば、「□ 上記製品の納期を教えて欲しい。」、「□ 上記製品の在庫はいくつあるかを教えて欲しい。」、「□ 上記製品は現在も販売しているかを教えて欲しい。」などの「□」部分にチェックが入っているか否かが記憶される。第一の配列と第二の配列は、上述の一意の管理番号で関連付けられる。FAXで送信される各文書の製品番号及び数量の記入欄としては、1桁ずつの記入欄が予めプリントされている。なお、製品番号及び数量の記入欄をマークシート方式にしても良い。
ステップS427では、RAM32のワークエリアの文書種別に基づいて処理が分岐する。文書種別が見積依頼の場合は、処理はステップS428に進み、図7,8のフローチャートに接続する。文書種別が見積依頼や発注書以外の場合は、処理はステップS435に進む。文書種別が発注書の場合は、処理はステップS429に進む。
ステップS429では、MFP130は、第二の配列の製品番号で製品マスタDB(製品番号、製品名称、登録年月日、廃止年月日、廃止フラグ、後継製品番号、製造者コード、仕入先コード、原価、販売価格の各フィールドを備える)を参照し、該当する製品が存在する場合は、照合フラグをオンにする。そして、MFP130は、照合フラグに基づいて該当する製品が存在するか否かを判別し(ステップS430)、該当する製品が存在する場合は、ステップS434に進む。
該当する製品が存在しない場合は、MFP130は、製品マスタDBの後継製品番号をキーにして、製品マスタDBの製品番号と突合せ、その後継製品の廃止フラグがオンになっているか否かを判別する(ステップS431,S432)。その結果、後継製品の廃止フラグがオンになっておらず後継製品が有る場合は、ステップS434に進む。
一方、後継製品の廃止フラグがオンになっている場合、すなわち、該当する製品もその後継製品も存在しない場合は、MFP130は、第一の配列と第二の配列のデータに基づいて、発注元と、製品番号と、個数と、当該製品を販売しておらず後継製品もない旨、又は発注書を受信したが、顧客の指定する製品が存在しない旨の警告用の電子メールを、営業担当端末(携帯電話等、図示省略)と受注担当端末160,170に送信し(ステップS433)、ステップS437に進む。なお、これらの電子メールのアドレスは、営業担当コードや受注担当コードで社員マスタDBを参照して取得され、電子メールのヘッダ情報として追加される。
このように、指定製品、後継製品も無い場合に、警告用の電子メールを営業担当端末、受注担当端末160,170に送信することにより、例えば、迅速に代替製品を発注元に通知するなどの対策をとって、売上実績を上げることが可能となる。
MFP130は、ステップS434では、まず、製品番号及び数量で在庫DB(不図示)を参照し、在庫DBから得られた当該製品の納期情報と、一意の管理番号で関連付けられた第一の配列と第二の配列及びシステム日付に基づいて、受注DB(受注番号(一意)、仮/本の区分、取引先コード、受注年月日、受注金額、受注担当者コード、納期情報、製品番号(複数)、数量(複数)、管理フラグ(複数)の各フィールドを備える)にデータを追加し、ステップS437に進む。なお、この時点では、仮/本の区分としては、「仮」又は仮を意味する数字や記号を書き込むことにより受注内容を仮登録する。この仮登録は、受注担当者が、受注担当端末160,170により、受注DBの自己の担当分の受注件情報とFAX文書のデータを参照して、問題がなければ「仮」を「本」に更新することにより、本登録に変更される。
MFP130は、受信したFAX文書が発注書、見積依頼書以外の当合わせ等であった場合は(ステップS427)は、第二の配列の問合せコードに応じて製品マスタDBや在庫DBを照会して、要求された製品の販売の有無や、後継商品や、納期や在庫数量等の情報をRAM32のワークエリアに記憶し(ステップS435)、その記憶した情報に基づいて問合せに対する回答情報を作成し、RAM32のワークエリアに記憶する(ステップS436)。
例えば、「□ 上記製品の納期を教えて欲しい。」との問合せに対しては、「製品番号XXXXXは、9月10日現在、10個ご注文の場合、ご注文後10日で、納入可能です。」という回答情報を作成する。また、「□ 上記製品の在庫はいくつあるかを教えて欲しい。」との問合せに対しては、「製品番号XXXXXは、9月10日現在、YY個の在庫があります。」といった回答情報を作成する。また、「□ 上記製品は現在も販売しているかを教えて欲しい。」との問合せに対しては、「製品番号XXXXXは、現在販売を終了しております。後継商品として製品番号ZZZZZ(URL http://pppp.com/product/index.htmlを参照願います)を販売しています」といった回答情報を作成する。
MFP130は、ステップS437では、受信した文書が発注書で受注DBを更新した場合(ステップS434から遷移した場合)は、FAX文書の所定部分に納期情報又は該当製品の販売を終了しており、後継商品を販売している旨と後継商品の納期情報のコメントを上書きする。また、受信した文書が発注書で受注DBを更新しなかった場合(ステップS433から遷移した場合)は、FAX文書の所定部分に、販売を終了しており、後継商品もない旨のコメントを所定箇所に上書きする。さらに、受信した文書が問合せで、定型問合せのチェックボックスにチェックがあった場合は、RAM32のワークエリアに記憶された回答情報に基づいて、問合のFAX文書の所定部分に回答案文を上書きする。
MFP130は、ステップS437で更新したFAX文書を、MFP130のハードディスク38に記憶されている受注担当者別のフォルダに格納する(ステップS438)。このFAX文書を受注担当者別のフォルダへ格納する処理は、本実施形態では、MFP130本体により行っているが、商品名image WARE Document Manager Gateway等で行ってもよい。また、FAX文書を受注担当者別のフォルダに格納する場合は、イメージデータとOCR処理で得られたテキストデータを格納する。
以上の処理によれば、受信したFAX文書の送信元(取引先)毎、文書種別毎に対応するOCR処理箇所について文字認識処理を実行し、製品マスタDBや在庫マスタDBへの照会を行い、受注DBへの仮登録、受信FAX文書への回答案文の上書きや、受信FAX文書の担当者別フォルダへの仕分けを行うので、問合せへの回答工数や見積依頼への回答、発注書に係る受注作業を大幅に省力化し、問合せの回答や見積もり回答が遅くなることによる機会損失を最小限にして売上を向上させることが可能になる。
次に、FAX文書の閲覧・加工・返信処理を、図5、6のフローチャートに基づいて説明する。なお、本フローチャートにおいて、ステップS501乃至ステップS513は、受注担当端末160又は170のCPU21の制御の下で実行される。また、ステップS521乃至ステップS531は、MFP130のCPU31の制御の下で実行される。また、ステップS541乃至ステップS542は、発注側FAX120の不図示のCPUの制御の下で実行される。さらに、受注担当端末160又は170は、ステップS501の処理を実行する前に、当該受注担当端末160又は170に係る受注担当者がMFP130にアクセスすることについて、認証処理(ログイン処理)が終了しているものとする。
受注担当端末160又は170は、当該受注担当者に係る受信FAX一覧表示を選択するメニュー選択情報(又はリンク選択情報)をMFP130に送信する(ステップS501)。MFP130は、メニュー選択情報を受信すると(ステップS521)、当該受注担当者に係るファイルの文書名に含まれる受信時刻とシステム時刻(現在時刻)に基づいて、受信時点からの経過時間を判定し、経過時間が所定時間(例えば4時間)を超えている文書(未閲覧の文書)があれば、その文書の表示属性(文書名の文字の表示色や文書アイコンの表示色等)を目立つ色(例えば赤やオレンジ色等)に変更する(ステップS522)。なお、表示色を変えるのではなく、例えば、アイコンの形状を変更する、白抜き状態に変更する、表示画面の所定エリアに表示する等の特殊な形態で、未閲覧に係る文書のアイコンを表示させることも可能である。
次に、MFP130は、受注担当端末160又は170の画面に受信済FAX文書一覧を表示させるための一覧情報(表示属性の変更情報を含む)を送信する(ステップS523)。この場合、ステップS501でメニュー選択情報を送信した担当者の一覧情報だけを送信し、他の担当者の一覧情報は送信しない。
受注担当端末160又は170は、一方のディスプレイに受信済FAX文書の一覧を表示し(ステップS502、図11参照)、その受信済FAX文書一覧の中から特定のFAX文書が選択された場合は、その選択情報をMFP130に送信する(ステップS503、S504)。この場合、所定時間以上に亘って未閲覧のまま放置されているFAX文書は、特殊な形態で表示されているので、担当者は、文書選択、すなわち文書閲覧の優先順位を容易に把握することが可能となる。
MFP130は、選択情報を受信すると(ステップS524)、その選択情報に対応するFAX文書を受注担当端末160又は170に送信する(ステップS525)。
受注担当端末160又は170は、受信したFAX文書を、受信済FAX文書一覧を表示したディスプレイとは別のディスプレイに表示する(ステップS505)。このように、受信済FAX文書一覧とFAX文書とを別のディスプレイに表示することにより、受注担当者は、受信済FAX文書一覧とFAX文書との表示を切り替える必要がないので効率良く受注業務を進めることができる。FAX文書を表示中のディスプレイ上で、「コメント入力」のボタンを押してアノテーション機能を起動すると、処理はステップS506に進む。
受注担当端末160又は170は、「コメント入力」等のデータ入力操作がなされ、OKボタンが押下されると(ステップS506、S507)、そのコメント等の入力データをMFP130に送信する(ステップS507)。MFP130は、受信した入力データに基づいてFAX文書を更新し(ステップS526)、その更新したFAX文書を受注担当端末160又は170に送信して(ステップS525)、受注担当端末160又は170のディスプレイに表示させる(ステップS505)。
受注担当端末160又は170は、受信済FAX文書一覧を表示したディスプレイ上で、FAX文書アイコンをFAXアイコンにドラッグアンドドロップする操作がなされると(ステップS508)、ドラッグアンドドロップ操作で送信が指示されたFAX文書のファイル名をMFP130に送信する(ステップS509)。MFP130は、送信が指示されたFAX文書のファイル名を受信すると(ステップS527)、そのファイル名に含まれる取引先名称をキーにして取引先マスタDBから送信先FAX番号を読み出し、取引先名称と送信先FAX番号とOKボタン、キャンセルボタンを表示させるための情報を受注担当端末160又は170に送信する(ステップS528)。
受注担当端末160又は170は、受信した上記の情報を、受信済FAX文書一覧を表示したディスプレイ上にポップアップ状態で表示する(ステップS510、図12参照)。この場合、図12に示したように、取引先名称と送信先FAX番号は、自動的に入力された状態でポップアップ画面に表示されるので、送信(返信)先を確認するだけで済み、送信(返信)先を入力する手間を省くことが可能となる。
このポップアップ画面上のキャンセルボタンが押下されると(ステップS511)、受注担当端末160又は170は、ステップS502に戻る。一方、OKボタンが押下されると(ステップS511)、受注担当端末160又は170は、当該FAX文書を送信する旨の送信要求信号をMFP130に送信する(ステップS512)。
MFP130は、送信要求信号を受信すると、当該送信要求に係るFAX文書(受注した旨の確認、納期、入力に係るコメントを含む)を、当該FAX文書を送信した発注側FAX120に返信する(ステップS529)。発注側FAX120は、返信されたFAX文書を受信すると(ステップS541)、正常に受信が完了した場合は完了通知を、正常に受信が完了しなかった場合はエラー通知をMFP130に送信する(ステップS542)。なお、MFP130は、FAX文書を発注側FAX120に返信した後、直ちに営業担当端末に当該FAX文書を添付して受注内容を通知する電子メールを送信してもよい。
MFP130は、完了通知を受信した場合には、当該返信に係るFAX文書を当該営業担当者の受信文書フォルダから「FAX済み」フォルダに移動する(ステップS530)。例えば、図11に丸で囲ったように、「01松尾」フォルダに収納されていたFAX文書が、「05FAX済」フォルダに自動的に移動される。その結果、担当者が自己のフォルダを開いた際に、未処理のFAX文書だけが表示されるので、処理すべきFAX文書を瞬時に認識することができ、また、処理済みのFAX文書を重複して処理することも回避することができ、効率よく業務を遂行することが可能となる。
次に、MFP130は、受注担当端末160又は170に完了メッセージを送信する(ステップS531)。この完了メッセージは、受注担当端末160又は170の受信済FAX文書一覧を表示しているディスプレイ上に、ポップアップ画面として表示される(ステップS513、図13参照)。
本処理によれば、FAX文書一覧を受注担当端末160又は170に表示する際に、各FAX文書の受信後の経過時間が判定され、所定時間を超えた場合には、他のFAX文書と異なる色で表示されるので、FAX文書の処理忘れや処理遅れを大幅に減少させることができる。また、受信したFAX文書に簡単にコメント等を入力した後に、当該FAX文書に係るアイコンをFAXアイコンにドラッグアンドドロップするだけで、発注書の送信元に直ちに返信FAXを送信することができるので、返信先の間違いを根絶すると共に、返信業務の手間を大幅に軽減することができる。特に、1日に数百件乃至数千件の受注を扱う通販会社等では、この手間の削減のメリットは非常に大きなものとなる。
次に、見積依頼を受信した場合の見積作成処理を、図7,8のフローチャートに基づいて説明する。本フローチャートにおいて、ステップS611乃至ステップS618は、営業担当者の携帯端末(携帯電話やモバイルパソコン等)の不図示CPUの制御の下で実行される。また、ステップS621乃至ステップS634は、MFP130のCPU31の制御の下で実行される。また、ステップS641乃至ステップS642は、管理サーバ150のCPU21の制御の下で実行される。
MFP130は、図4のステップS426で認識された受信FAX文書中の製品番号をキーにして、製品マスタDB上で対応する製品を検索する(ステップS621)。該当製品が製品マスタDBに登録されていた場合は、MFP130は、後述のステップS625に進む。一方、製品マスタDBに該当製品が登録されていなかった場合は、ステップS623に進むが、このステップS623と次のステップS624は、図4に示したステップS431とステップS432と同様なので説明を省略する。
MFP130は、テップS625では、図4のステップS426で認識された製品番号と数量、及び製品マスタDB中の販売価格に基づいて見積文書データを作成する。次に、MFP130は、第一の配列の営業担当者コードをキーにして、不図示のスケジュールDBを検索し、当該営業担当者の所在を認識する(ステップS626)。次に、MFP130は、営業担当者が休暇中等で連絡不可であるか否かを判別し(ステップS627)、営業担当者に連絡可能であれば、ステップS629に進む。
一方、営業担当者に連絡不可能であれば、第一の配列の営業担当者コードをキーにして取引先マスタDBを参照し、カバー営業担当者コード1、カバー営業担当者コード2について営業担当者と同様に連絡が可能か否かを判定し(ステップS628)、カバー営業担当者コード1、カバー営業担当者コード2に係るカバー営業担当者に連絡可能であれば、ステップS629に進む。なお、何れのカバー営業担当者にも連絡不可能であれば、その旨の警告メッセージを表示」して、終了する。
MFP130は、営業担当者、またはカバー営業担当者が社内在籍又は連絡可能の場合は、 見積依頼をFAXしてきた顧客名とカタログ情報や在庫情報を照会するためのURLをFAX文書の本文に記載し、見積文書を添付ファイルにした電子メールのデータを生成する(ステップS629)。
次に、MFP130は、生成した電子メールデータを、営業担当者又は2人のカバー営業担当者の何れか(以下、この三者を単に営業担当者という)の営業担当端末に送信する(ステップS630)。なお、携帯電話等の表示部の狭い営業担当端末に送信する場合は、添付ファイルではなく、見積文書の内容をテキストに変換してメール本文で送信してもよい。例えば、顧客名、(製品名、数量、単価)×複数、消費税、合計金額を本文テキストとして送信すればよい。また、営業担当端末のメールアドレスは、前述したように、社員DBから知得する。
営業担当端末は、電子メールを受信して、その表示部に表示する(ステップS611,S612)。この表示画面には、返信ボタンと見積文書の修正要求ボタンと在庫の引当指示ボタンが表示されている。または、所定のキーが押下された場合も、返信ボタンや見積文書の修正要求ボタンや在庫の引当指示ボタンが押下された場合と同様の結果となる。見積文書の修正要求ボタンが押下された場合は、入力画面に遷移し、入力された修正情報は携帯端末のRAMに記憶される。在庫の引当指示ボタンが押下された場合は、在庫DBに対して今回の見積文書に対応する在庫が仮引当される(在庫DBの該当個数分だけ引当可能個数が減じられ、引当済み個数が加算される)。
営業担当端末は、在庫やカタログ情報の参照要求があった場合は、製品番号と在庫/カタログの要求種別を含む参照要求情報を管理サーバ150に送信する(ステップS613)。管理サーバ150は、受信した在庫やカタログ情報の参照要求情報に応じて、製品番号をキーにして在庫DB、又はカタログ情報を検索して抽出する(ステップS641)。
なお、図4のステップS426とステップS427の間で,見積依頼があった場合に、製品番号をキーにしてMFP130から管理サーバ150に照会要求を送信し、管理サーバ150に検索結果を参照するための専用URLを持つWebページを追加してもよい。
このように構成することで、MFP130は、ステップS629では、電子メール本文に見積依頼があった製品の在庫情報とカタログ情報を参照するURLを追加し、営業担当端末は、ステップS612では、電子メール本文から簡単に製品の在庫情報とカタログ情報を参照することが可能になる。この専用URLの参照ページは、所定時間経過後に削除される。
管理サーバ150は、検索・抽出した在庫やカタログ情報、または専用URLを営業担当端末に送信する(ステップS642)。営業担当端末は、受信した在庫やカタログ情報、または専用URLをその表示部に表示する(ステップS614)。営業担当端末は、返信ボタンが押下された場合は、ステップS616に進み、返信ボタンが押下されなかった場合は、ステップS612に戻る。
営業担当端末は、ステップS616では、見積修正入力があったか否かを判別し、見積修正入力があった場合は、処理はステップS617に進む。見積修正入力がなかった場合は、電子メール本文が引当区分のみの返信メール情報を生成し、ステップS618に進む。
営業担当端末は、ステップS617では、営業担当端末のRAMに記憶されている修正入力の情報に基づいて、引当区分を含む所定の書式で修正情報を通知する電子メール情報を生成する。営業担当端末は、ステップS618では、生成された何れかの電子メール情報をMFP130に送信する。
MFP130は、受信した電子メールの内容に応じて見積文書を修正する(ステップS631)。ただし、メール本文が引当区分のみの場合は、見積文書は修正されないことは言うまでもない。次に、MFP130は、修正済の見積文書を当該担当者の受信文書フォルダに上上書きすると共に、該当の取引先(発注側FAX120)に送信し(ステップS632)、その修正済の見積文書を当該担当者の受信文書フォルダから見積送信済みのフォルダに移動する(ステップS633)。
そして、MFP130は、完了通知メールを営業担当端末に送信し(ステップS634)、営業担当端末は、完了通知メールを受信・表示して(ステップS619)、処理を終了する。
本フローの処理によれば、見積依頼があった製品が販売終了している場合でも、後継商品を検索して後継商品である旨のコメントをつけた見積を作成するので、受注の機会を逃してしまうことを最小にすることができる。また、営業担当者のスケジュールデータと連携して、営業担当者と連絡が取れない場合は、カバーする他の営業者に連絡するので、この点でも受注の機会を逃してしまうことを最小にすることができる。
次に、FAX文書の閲覧・加工・印刷処理を、図9,10のフローチャートに基づいて説明する。ここでは、図5,6のFAX文書の閲覧・加工・返信処理との相違点だけを説明する。
受注担当端末160又は170は、ステップS708では、図14に示したように、FAX文書に係るアイコン(図14では、ファイル名が反転表示されている)をプリンタアイコン(図14で丸で囲った部分)にドラッグアンドドロップしたか否かを判別する。また、MFP130は、ステップS728では、印刷を実行した場合のプリンタを選択するリストボックスと文書の移動先フォルダ名を受注担当端末160、又は170に表示させるための情報を、受注担当端末160又は170に送信する。
受注担当端末160又は170は、ステップS710では、印刷を実行した場合のプリンタを選択するリストボックスと文書の移動先フォルダ名を、受信済FAX文書一覧を表示したディスプレイ上にポップアップ状態で表示する(図15参照)。また、受注担当端末160又は170は、ステップS712では、印刷すべきFAX文書、及びプリンタを指定する情報をMFP130に送信する。MFP130は、ステップS729では、指定されたFAX文書の印刷情報、プリンタ情報を受信して、指定に係るプリンタ(図示省略)に送信する。
プリンタは、ステップS741で、その印刷情報に基づいて印刷を実行し(ステップS741)、MFP130に対して印刷完了通知を行う(ステップS742)。なお、例えばMFP130の印字精度が良い場合や、カラー印刷機能を備えている場合等は、FAX文書の印刷は、MFP130で行ってもよい。この場合は、受注担当端末160,170は、ステップS712では、MFP130を指定することとなる。ただし、印刷はMFP130だけで行うように構成することも可能であり、この場合は、MFP130は、ステップS728では、プリンタを選択するリストボックスを送信する必要はなく、また受注担当端末160,170は、ステップS712では、プリンタを指定する必要はない。
MFP130は、プリンタから印刷完了通知を受けると(ステップS730)、印刷されたFAX文書を当該担当者の受信文書フォルダから文書の移動先フォルダに移動させる(ステップS731)。例えば、図16に示したように、「01松尾」フォルダに収納されていた印刷に係るFAX文書は、「06プリント済」フォルダに自動的に移動される。
本フローの処理によれば、印刷済みのFAX文書が「印刷済み」フォルダに自動的に移動するので、発注書や見積依頼や問合せに対して、手書きでコメントを書込みたい場合等に当該発注書や見積依頼や問合せに対して、応答用の書類を印刷したかどうかの管理を容易に行うことができる。
以上説明したように、本実施形態では、MFPでFAX文書を受信した際に、相手先のFAX番号に基づいて、MFP130本体、または商品名image WARE Document Manager Gateway等で担当者別フォルダにFAX文書を振り分けると共に、FAX文書名を相手先名称により更新している。
従って、受信文書の紛失や仕分け作業が一切なくなると共に、各担当者は、担当者は自分用のフォルダのみを閲覧して自分が遂行すべき作業を迅速に認識し、効率よく自己の作業を進めることが可能となる。特に、今まで担当者だけにしか分からなかったデータ検索を迅速に行うことができ、受発注業務の効率が飛躍的に向上する。例えば、5000件/日等の大量のFAX注文文書を処理する場合の工数を大幅に削減することが可能となる。また、担当者は、ダブルモニタで内容を確認し、発注、変更、キャンセルなどの業務を効率よく行うことが可能となる。また、受信したFAX文書に直接納期や変更事項を入力して返信する場合に、返信相手の名称、FAX番号、OKボタンが自動的に入力された確認画面が表示されるので、簡単に返信することが可能となる。
さらに、返信、又は印刷に係るFAX文書は、担当者フォルダからFAX済フォルダ、又は印刷済フォルダに自動的に移動され、担当者フォルダには未返信、又は未印刷に係るFAX文書だけが残るので、自己の担当者フォルダを閲覧した際に瞬時に未処理の作業を認識することが可能となる。また、定型的な問合せに対しては、在庫DBや製品マスタDBを参照して、回答案文を自動的に作成しているので、この点でも受発注業務を効率よく遂行することが可能となる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、例えば、MFP130と受注担当端末の機能を1つの装置に搭載することも可能である。この場合、この1つの装置に2つのディスプレイを設けてダブルモニタとするのが好ましい。
また、上記実施形態では、MFP130が商品販売会社に設置されていることを想定していたため、MFP130が製品マスタDB、在庫DB等のデータベースを有していたが、MFP等の受注用の装置を代理店等に設置した場合には、商品仕入れ先の装置に製品マスタDB、在庫DB等のデータベースを構築することも可能である。この場合、本実施形態におけるMFP130、及び受注担当端末160、170は、通常、代理店側に設置することが想定されるが、業務形態によっては商品仕入れ先側に設置してもよい。
次に、第二の実施形態について説明する。FAX140は、ネットワーク対応のFAX装置であり、管理サーバ150と共働して上述のMFP130と同等の機能を実現することが可能である。この場合管理サーバ150の不図示の記憶装置(ハードディスク等)にはMFP130のハードディスク38と同様のデータ(各種DBやマスタ、各アプリケーションプログラム、FAXデータ等)が記憶される。FAX140が図4のステップS421を実行し、管理サーバ150が不図示のCPUの制御の元で図4のステップS422乃至ステップS438を実行することによって図4の処理を実現することができる。
さらに、管理サーバ150が不図示のCPUの制御の元で図5及び図6のステップS521乃至S528、ステップS530乃至ステップS531を実行し、FAX140が図5及び図6のステップS529を実行することによって図5及び図6の処理を実現することができる。すなわち、ステップS512のFAX送信要求は、管理サーバ150に送信され管理サーバ150が対応するFAXデータをFAX140に転送し、FAX140がステップS529を実行することになる。なお、小規模なシステムでは、管理サーバ150がIP−FAXやダイアルアップ回線で返信FAXを送信する(つまりステップS529を実行する)よう構成することも可能である。
さらに、管理サーバ150が不図示のCPUの制御の元で図7及び図8のステップS621乃至ステップS631、ステップS633乃至ステップS634を実行し、FAX140が図8のステップS632を実行することによって図7及び図8の処理を実現することができる。すなわち、ステップS631では、管理サーバ150が見積情報を更新した後、対応するFAXデータをFAX140に送信し、ステップS632では、FAX140が見積FAXを送信することになる。なお、小規模なシステムでは、管理サーバ150がIP−FAXやダイアルアップ回線で返信FAXを送信する(つまりステップS632を実行する)よう構成することも可能である。
また、管理サーバ150が不図示のCPUの制御の元で図9及び図10のステップS721乃至ステップS732を実行することによって図9及び図10の処理を実現することができる。
次に、第三の実施形態について図17及び図18に基づいて説明する。第三の実施形態は主としてより大規模なシステムを想定している。図17でFAX140及びFAX141は、ネットワーク対応のFAX装置であり、通信回線110を介して発注側FAX120及び発注側FAX121と接続され、通信回線100を介してWebサーバ180と接続される。図17ではFAXは2台だけ図示されているが、これに限らず、受発注件数に応じて例えば数十台乃至数百台以上を設置しても良い。
MFP130及びMFP131は、ネットワーク対応のFAX装置であり、通信回線110を介して発注側FAX120及び発注側FAX121と接続され、通信回線B100を介してWebサーバ180と接続される。図17ではFAXは2台だけ図示されているが、これに限らず、受発注件数に応じて例えば数十台乃至数百台以上を設置しても良い。
なお、図17では発注側FAX120及び発注側FAX121の2台だけ図示されているが、これに限らず、数百台乃至数万台が適宜接続される。また、図17に示すようにFAXとMFPを混在させた実施形態に限らず、FAXだけを複数台接続しても良いし、MFPだけを複数台接続しても良い。
第三の実施形態では、Webサーバ180の不図示の記憶装置(ハードディスク等)にはMFP130のハードディスク38と同様のデータ(各種DBやマスタ、各アプリケーションプログラム、FAXデータ等)が記憶される。また、FAX140又は141が図18のステップS941を実行し、その受信した発信者側FAX番号とFAX画像データを含むFAXデータがステップS942でWebサーバ180に転送され、ステップS921でWebサーバ180がFAXデータを受信し、引続きWebサーバ180が不図示のCPUの制御の下で図4のステップS422乃至ステップS438に相当する図18のステップS922乃至ステップS938を実行することによって、Webサーバ180上で図4のMFPの処理と同様の処理を実現することができる。
さらに、Webサーバ180が不図示のCPUの制御の下で図5及び図6のステップS521乃至ステップS528、ステップS530乃至ステップS531を実行し、FAX140又は141が図5及び図6のステップS529を実行することによって図5及び図6の処理を実現することができる。すなわち、ステップS512のFAX送信要求はWebサーバ180に送信され、Webサーバ180が対応するFAXデータをFAX140又は141に転送し、FAX140又は141がステップS529を実行することになる。
さらに、Webサーバ180が不図示のCPUの制御の下で図7及び図8のステップS621乃至ステップS631、ステップS633乃至ステップS634を実行し、FAX140又は141が図8のステップS632を実行することによって、図7及び図8の処理を実現することができる。すなわち、ステップS631では、Webサーバ180が見積情報更新後、対応するFAXデータをFAX140又は141に送信し、ステップS632では、FAX140又は141が見積FAXを送信することになる。
また、Webサーバ180が不図示のCPUの制御の下で図9及び図10のステップS721乃至ステップS732を実行することによって図9及び図10の処理を実現することができる。以上で第三の実施形態の説明を終わる。
次に、この他の実施形態のバリエーションについて説明する。図4のステップS424及びステップ426のOCR処理は、手書き文字を対象としても良い。この場合、OCR結果と元のFAX画像を対比して表示させるようにする。図18のステップS924とステップS926でも同様である。
また、図4のステップS427では、S425の判定結果に基づいてステップS427で処理が分岐しているが、受注担当者が受注担当者別フォルダに振り分けられた文書を目視確認して、見積りと判断した場合は、該当する担当営業用のフォルダにドラッグアンドドロップで手作業で移動しても良い(図18のステップS927も同様)。
また、図4のステップS437では、FAX文書を担当者別フォルダに振り分けているが、担当者グループ用フォルダに振り分けてもよいし、顧客別フォルダに振り分けても良い。
また、FAXの元画像とOCRで認識されたテキストの両方を格納しても良いし、テキストのみ、あるいはFAXの元画像のみを格納しても良い(図18のステップS937も同様)。なお、OCRは手書き文字を含めて適用しても良い。
図5のステップS505及びステップS506の画像表示及び入力においては、キーボードやマウスでの入力に限らず、典型的な応答コメントを画面に表示させる等してタッチパネルから入力しても良いし、音声認識手段を更に備えることにより音声入力により追加コメント等を入力しても良い。
また、本発明の目的は、上記実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体(印刷管理サーバ、簡易端末に係る記憶媒体)には、先に説明した(図4,5,8に示す)フローチャートに対応するプログラムコードのうち、対応する部分が格納されることになる。
本発明の受発注システムのシステム構成図である。 管理サーバ、及び受注担当端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 MFPのハードウェア構成を示すブロック図である。 FAX文書受信・保存処理を示すフローチャートである。 FAX文書の閲覧・加工・返信処理を示すフローチャートである。 FAX文書の閲覧・加工・返信処理を示すフローチャートである(図5の続き)。 見積依頼を受信した場合の見積作成処理を示すフローチャートである。 見積依頼を受信した場合の見積作成処理を示すフローチャートである(図7の続き)。 FAX文書の閲覧・加工・印刷処理を示すフローチャートである。 FAX文書の閲覧・加工・印刷処理を示すフローチャートである(図9の続き)。 FAX文書返信時の当該FAX文書のFAX済フォルダへの自動移動を示す図である。 FAX文書返信時の返信先とFAX番号の自動入力状態を示す図である。 FAX文書返信の完了メッセージの表示状態を示す図である。 FAX文書印刷の指示方法を説明するための図である。 FAX文書印刷時のプリンタ選択方法を説明するための図である。 FAX文書印刷時の当該FAX文書のプリント済フォルダへの自動移動を示す図である。 第三の実施形態における受発注システムのシステム構成図である。 第三の実施形態におけるFAX文書の閲覧・加工・返信処理を示すフローチャートである。
符号の説明
21,31…CPU
22,32…RAM
23,33…ROM
24、34…LANアダプタ
25…ビデオアダプタ
35…液晶パネル&I/F
28,38…ハードディスク
29…CD−ROMドライブ
36…通信回線I/F
37…スキャンエンジン
39…プリントエンジン
100,110…通信回線
120,121…発注側FAX
130,131…MFP
140,141…FAX
150…管理サーバ
160,170…受注担当端末
180…Webサーバ

Claims (14)

  1. ファクシミリ装置と受発注管理装置と端末装置とが通信回線を介して接続された受発注システムであって、前記受発注管理装置は、
    前記ファクシミリ装置から受信した発注書等の文書データを該ファクシミリ装置のFAX番号と関連付けて担当者別又は担当グループ別又は顧客別のいずれかのフォルダに保存する保存手段と、
    前記端末装置からの閲覧要求に応じて前記フォルダ内の文書データに係る一覧データをGUI画面として表示可能に該端末装置に転送すると共に、その後の閲覧要求に応じて個別の文書データを転送する転送手段と、
    前記端末装置の表示装置に表示されたGUI画面でのドラッグアンドドロップ操作により前記文書データに対する所定の処理を実行するよう前記端末装置から要求された場合、該依頼に係る処理を実行すると共に、前記フォルダ内の該依頼に係る文書データを該依頼に係る処理に対応する別のフォルダに移動する制御手段と、
    を有することを特徴とする受発注システム。
  2. 前記転送手段は、前記端末装置からの閲覧要求がなされないまま所定時間経過した文書データを示す図柄については、表示変更して転送することを特徴とする請求項1に記載の受発注システム。
  3. 前記受発注管理装置は、前記ファクシミリ装置から発注書に係る文書データを受信した場合、該発注書で発注された製品又はその後継商品の存在の有無を所定のデータベースを参照する参照手段と、該参照手段による参照で該商品又はその後継商品が存在することが判明した場合、該商品に係る所定の情報を受注データベースに仮登録する仮登録手段を有することを特徴とする請求項1に記載の受発注システム。
  4. 前記受発注管理装置は、該調査手段による調査で前記商品又はその後継商品が存在しないことが判明した場合、その旨のメッセージを営業担当者の携帯端末に電子メールで送信する送信手段を有することを特徴とする請求項3に記載の受発注システム。
  5. 前記制御手段は、前記端末装置の表示装置に表示されたGUI画面でのドラッグアンドドロップ操作により前記文書データに対する返信処理を実行するよう前記端末装置から要求された場合、該依頼に係る返信処理を実行すると共に、前記フォルダ内の該依頼に係る文書データを返信済フォルダに移動することを特徴とする請求項1に記載の受発注システム。
  6. 前記制御手段は、前記端末装置の表示装置に表示されたGUI画面でのドラッグアンドドロップ操作により前記文書データを印刷するよう前記端末装置から要求された場合、該依頼に係る印刷処理を実行すると共に、前記フォルダ内の該依頼に係る文書データを印刷済フォルダに移動することを特徴とする請求項1に記載の受発注システム。
  7. 前記端末装置の表示装置に表示されたGUI画面でのドラッグアンドドロップ操作により前記文書データに対する返信処理を実行するよう前記端末装置から要求された場合は、前記端末に送信先名称とFAX番号が表示されたポップアップ画面を表示するための表示情報を生成する第一の表示情報生成手段を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の受発注システム。
  8. 前記端末装置の表示装置に表示されたGUI画面でのドラッグアンドドロップ操作により前記文書データを印刷するよう前記端末装置から要求された場合は、前記端末にプリンタを選択するためのポップアップ画面を表示するための表示情報を生成するための表示情報を生成する第二の表示情報生成手段を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の受発注システム。
  9. 前記端末装置は、前記文書データに係る一覧データをGUI画面として表示する表示装置とは別に、前記文書データを表示する表示装置を有することを特徴とする請求項1に記載の受発注システム。
  10. 前記受発注管理装置は、前記ファクシミリ装置から受信した文書の種類を判定する文書判定手段と、前記判定手段が前記ファクシミリ装置から見積依頼に係る文書データを受信したと判定した場合、依頼に係る見積文書を作成して営業担当者の携帯端末に電子メールで送信する送信手段とを更に有することを特徴とする請求項1に記載の受発注システム。
  11. 前記受発注管理装置は、前記ファクシミリ装置から受信した文書の種類を判定する文書判定手段と、前記判定手段が前記ファクシミリ装置から定型フォーマットに係る問合せの文書データを受信したと判定した場合、該問合せに対する回答用の文書データを作成する作成手段とを更に有することを特徴とする請求項1に記載の受発注システム。
  12. ファクシミリ装置と受発注管理装置とが通信回線を介して接続された受発注システムであって、前記受発注管理装置は、
    前記ファクシミリ装置から受信した発注書等の文書データを該ファクシミリ装置のFAX番号と関連付けて担当者別又は担当グループ別又は顧客別のいずれかのフォルダに保存する保存手段と、
    前記端末装置からの閲覧要求に応じて前記フォルダ内の文書データに係る一覧データをGUI画面として表示装置に表示させるための表示情報を生成する表示情報制御手段と、
    前記GUI画面でのドラッグアンドドロップ操作により前記文書データに対する所定の処理を実行するよう前記端末装置から指示された場合、該指示に係る処理を実行すると共に、前記フォルダ内の該指示に係る文書データを該指示に係る処理に対応する別のフォルダに移動する制御手段と、
    を有することを特徴とする受発注システム。
  13. ファクシミリ装置と受発注管理装置と端末装置とが通信回線を介して接続された受発注システムにおける該受発注管理装置用のプログラムであって、
    前記ファクシミリ装置から受信した発注書等の文書データを該ファクシミリ装置のFAX番号と関連付けて担当者別又は担当グループ別又は顧客別のいずれかのフォルダに保存し、前記端末装置からの閲覧要求に応じて前記フォルダ内の文書データに係る一覧データをGUI画面として表示可能に該端末装置に転送すると共に、その後の閲覧要求に応じて個別の文書データを転送し、前記端末装置の表示装置に表示されたGUI画面でのドラッグアンドドロップ操作により前記端末装置から前記文書データに対する所定の処理を実行するよう要求された場合、該要求に係る処理を実行すると共に、前記フォルダ内の該依頼に係る文書データを該依頼に係る処理に対応する別のフォルダに移動する内容を有することを特徴とするプログラム。
  14. ファクシミリ装置と受発注管理装置とが通信回線を介して接続された受発注システムにおける該受発注管理装置用のプログラムであって、
    前記ファクシミリ装置から受信した発注書等の文書データを該ファクシミリ装置のFAX番号と関連付けて担当者別又は担当グループ別又は顧客別のいずれかのフォルダに保存し、前記端末装置からの閲覧要求に応じて前記フォルダ内の文書データに係る一覧データをGUI画面として表示装置に表示させ、前記GUI画面でのドラッグアンドドロップ操作により前記端末装置から前記文書データに対する所定の処理を実行するよう指示された場合、該指示に係る処理を実行すると共に、前記フォルダ内の該指示に係る文書データを該指示に係る処理に対応する別のフォルダに移動する内容を有することを特徴とするプログラム。
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