JP2007140267A - 電気光学装置、及びこれを備えた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶装置等の電気光学装置において、複数の画像信号線間の配線抵抗及び電気容量に起因する縦帯状の表示むらを低減する。
【解決手段】電気光学装置は、基板上に、複数の画素部と、複数の画素部が配列された画素領域に配線された複数の走査線11a及び複数のデータ線6aと、画素領域の一辺に沿って配線された部分を含むと共に、N系列のシリアル−パラレル変換された画像信号が供給されるN本の画像信号線170とを備える。更に、N本の画像信号線に対して画素領域とは反対側に、一辺に沿って配置されると共に、N本のデータ線毎にデータ線を介して複数の画素部に画像信号を供給するためのデータ線駆動回路101と、一辺と交わる方向に沿って配列され、且つ、N本の画像信号線に夫々電気的に接続されると共に外部回路から画像信号が入力されるN個の画像信号端子102v1〜102v6とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば液晶装置等の電気光学装置、及び該電気光学装置を備えた、例えば液晶プロジェクタ等の電子機器の技術分野に関する。
この種の電気光学装置は、一般に、シリアル−パラレル変換(或いは、「シリアル−パラレル展開」又は「相展開」とも称される)された画像信号に基づいて駆動される。例えば、液晶装置において、基板上の画像表示領域に配線された複数のデータ線は所定の本数毎にブロック化されており、シリアル−パラレル変換された画像信号は、ブロック単位で、該ブロックに含まれるデータ線にサンプリングスイッチを介して供給される。これにより、所定の本数のデータ線が同時に、且つ複数のデータ線は所定の本数毎に順次駆動される。この場合、複数の画像信号線は、複数の外部回路接続端子からサンプリングスイッチを含むサンプリング回路に至るまで、基板上で並走すると共にデータ線駆動回路を回避するように配線されるのが一般的である。例えば特許文献1に本願出願人により開示されているように、複数の画像信号線は、データ線の配列方向に沿って基板の縁に近い領域に配列された複数の外部回路接続端子から、基板上で平面的に見てデータ線駆動回路を回避するようにサンプリング回路まで配線される。
特開平11−95257号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術によれば、複数の画像信号線間の配線長の差が比較的大きいため、複数の画像信号線間に配線抵抗或いは電気容量のばらつきが大きくなってしまい、画像表示において縦帯状のむらが発生してしまうという技術的問題点がある。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、複数の画像信号線間の配線抵抗及び電気容量に起因する縦帯状の表示むらを低減する電気光学装置及び該電気光学装置を具備してなる電子機器を提供することを課題とする。
本発明の電気光学装置は、上記課題を解決するために、基板上に、複数の画素部と、前記複数の画素部が配列された画素領域に相交差するように配線された複数の走査線及び複数のデータ線と、前記画素領域の周辺に位置する周辺領域において前記画素領域の前記走査線に沿った一辺に沿って配線された部分を含むと共に、N(但し、Nは2以上の自然数)系列のシリアル−パラレル変換された画像信号が供給されるN本の画像信号線と、前記周辺領域において前記N本の画像信号線に対して前記画素領域とは反対側に、前記一辺に沿って配置されると共に、N本の前記データ線毎に前記データ線を介して前記複数の画素部に前記画像信号を供給するためのデータ線駆動回路と、前記周辺領域において前記一辺と交わる方向に沿って配列され、且つ、前記N本の画像信号線に夫々電気的に接続されると共に外部回路から前記画像信号が入力されるN個の画像信号端子とを備える。
本発明の電気光学装置によれば、その駆動時には、シリアル−パラレル変換されたN系列の画像信号(即ち、パラレルなN個の画像信号)が、外部回路から、例えば複数の外部回路接続端子のうちN個の画像信号端子を介してN本の画像信号線に夫々供給され、更に、例えば、複数のデータ線に夫々対応して配列された複数のサンプリングスイッチを含むサンプリング回路へと供給される。N系列の画像信号は、駆動周波数の上昇を抑えつつ高精細な画像表示を実現すべく、外部回路によって、シリアルな画像信号が、3相、6相、12相、24相、・・・など、複数系列のパラレルな画像信号(即ち、パラレルな複数個の画像信号)に変換されることによって生成される。
このような画像信号の供給と並行して、データ線駆動回路によって、例えばN本のデータ線を1群とするデータ線群に対応するサンプリングスイッチ毎に、サンプリング信号が順次供給される。すると、サンプリング回路によって、複数のデータ線には、サンプリング信号に応じてデータ線群毎にN系列の画像信号が順次供給される。よって、同一のデータ線群に属するデータ線は同時に駆動されることとなる。言い換えれば、複数のデータ線は、所定の本数毎にブロック化されており、ブロック単位で、同時に駆動されることとなる。尚、サンプリングスイッチは、例えば、片チャネル型のTFTにより夫々構成され、ソースが画像信号線に電気的に接続され、ドレインがデータ線に接続され、ゲートにサンプリング信号が供給されることでオン状態とされる。
このようにデータ線が駆動されると、各画素部では、例えば、走査線駆動回路から走査線を介して供給される走査信号に応じて、スイッチング動作を行う画素スイッチング素子を介して、データ線より画像信号が表示素子に供給される。これにより、例えば表示素子である液晶素子は供給された画像信号に基づいて画素領域或いは画素アレイ領域(又は「画像表示領域」とも呼ぶ)において画像表示を行う。
本発明では、N本の画像信号線は、画素領域の周辺に位置する周辺領域において画素領域の走査線に沿った一辺に沿って(即ち、各走査線の延びる方向である「X方向」に沿って)配線された部分を含む。一方、データ線駆動回路は、周辺領域においてN本の画像信号線に対して画素領域とは反対側に、前記一辺に沿って配置される。
本発明では特に、N個の画像信号端子は、周辺領域において、データ線駆動回路が配置される一辺と交わる方向(或いはN本の画像信号線が配線される方向と交わる方向、即ち、各データ線が延びる方向である「Y方向」)に沿って配列される。言い換えれば、N個の画像信号端子は、周辺領域において、前記一辺と交わる方向(即ち、Y方向)に沿った基板の縁に近い領域に配列されており、基板上で平面的に見て、N本の画像信号線が画素領域の一辺に沿って配線された部分とN個の画像信号端子との間にはデータ線駆動回路は配置されない。よって、N個の画像信号端子が周辺領域において、データ線駆動回路が配置される一辺に沿って配列される場合と比較して、N本の画像信号線間の配線長の差異を殆ど或いは実践的な意味で完全に無くすことができる。従って、N本の画像信号線間の配線抵抗或いは電気容量の差異に起因して生じる縦帯状の表示むらを殆ど或いは実践的な意味で完全に無くすことが可能となる。
即ち、仮に、N個の画像信号端子を含む複数の外部回路接続端子が、外部回路との電気的な接続のために周辺領域における、前記一辺に沿った(即ち、X方向に沿った)基板の縁に近い領域に配列された場合には、複数の外部回路接続端子(言い換えれば、N個の画像信号端子)は、基板上で平面的に見て、データ線駆動回路に対して、画素領域とは反対側に位置するので、データ線駆動回路の周囲を迂回するように、N本の画像信号線を引き回さなければならず、外回りと内回りとの差異によりN本の画像信号線間に生ずる配線長の差異が比較的大きくならざるを得ない。従って、N本の画像信号線間の配線抵抗或いは電気容量の差異に起因して画像表示において縦帯状のむら、言い換えれば、パラレルな画像信号により同時に駆動されるブロック単位のむらが発生してしまう。
しかるに本発明では特に、上述したように、N個の画像信号端子は、周辺領域において、データ線駆動回路が配置される一辺と交わる方向(即ち、Y方向)に沿って配列される。よって、基板上で平面的に見て、N本の画像信号線のうち画素領域の一辺に沿って(即ち、X方向に沿って)配線された部分を、殆ど或いは実践上完全にそのまま該一辺に沿って(即ち、X方向に沿って)N個の画像信号端子まで夫々延設することにより、N本の画像信号線及びN個の画像信号端子間を夫々電気的に接続するように構成すれば、N本の画像信号線の配線長を殆ど或いは実践的な意味で完全に等しく保ちつつ、基板上で平面的に見てデータ線駆動回路を回避できるので、N本の画像信号線間の配線長の差異を殆ど或いは実践的な意味で完全に無くすことができる。従って、N本の画像信号線間の配線抵抗或いは電気容量の差異に起因して生じる縦帯状の表示むらを殆ど或いは実践的な意味で完全に無くすことが可能となる。
本発明の電気光学装置の一態様では、前記N個の画像信号端子は、前記基板上で平面的に見て、前記N本の画像信号線のうち前記一辺に沿って配線された部分の延長線上に夫々配置される。
この態様によれば、N本の画像信号端子の配列ピッチ(即ち、画素領域の一辺と交わる方向(即ち、Y方向)に沿った配列間隔)と、N本の画像信号線の配線間隔(即ち、N本の画像信号線のうち画素領域の一辺に沿って配線された部分の互いに隣接する間隔)とは互いに殆ど或いは実践上完全に等しい。よって、N本の画像信号線のうち一辺に沿って配線された部分を殆ど或いは完全にそのまま一辺に沿って延長して配線することで、N個の画像信号端子と電気的に接続することができる。即ち、N本の画像信号線間の配線長の差異をより一層或いは完全に無くすことができる。従って、N本の画像信号線間の配線抵抗或いは電気容量の差異に起因して生じる縦帯状の表示むらをより一層或いは完全に無くすことが可能となる。
本発明の電気光学装置の他の態様では、前記N個の画像信号端子と夫々電気的に接続されるN本の画像信号供給用フレキシブル配線を有すると共に、該N本の画像信号供給用フレキシブル配線が、前記基板上で平面的に見て、前記一辺に沿うように配置されたフレキシブル配線板を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。
この態様によれば、外部回路から画像信号がN本の画像信号供給用フレキシブル配線を介してN個の画像信号端子に夫々供給される。N本の画像信号供給用フレキシブル配線は、典型的には、フレキシブル配線板上で平面的に見て、互いに並んで或いは平行に配線される。フレキシブル配線板は、N本の画像信号供給用フレキシブル配線が、基板上で平面的に見て、一辺に沿う(即ち、X方向に沿う)ように配置される。よって、N本の画像信号供給用フレキシブル配線を互いに殆ど或いは完全に等しい配線長となるように、外部回路から画像信号端子まで配線することができる。従って、N本の画像信号供給用フレキシブル配線間の配線抵抗或いは電気容量の差異に起因して生じる縦帯状の表示むらを殆ど或いは完全に無くすことが可能となる。
本発明の電気光学装置の他の態様では、前記データ線駆動回路を制御する信号を供給するデータ線駆動回路用制御信号線を備え、該データ線駆動回路用制御信号線が前記画像信号線と交差するように引き回されている。
この態様によれば、データ線駆動回路用制御信号線は、基板上で平面的に見て、画像信号線と互いに交差するように引き回されている。即ち、データ駆動回路用制御信号線及び画像信号線は、例えば、互いに交差する部分において層間絶縁膜を介して相異なる層に位置する導電膜から夫々形成される。よって、データ線駆動回路用制御信号線及び画像信号線を配線する自由度が高い。従って、データ線駆動回路用制御信号線及び画像信号線を配線するために必要な基板上の面積を小さくすることができるので、基板サイズを小さくすることが可能である。
本発明の電子機器は、上述した本発明の電気光学装置を具備してなるので、高品質な画像表示を行うことが可能な、投射型表示装置、テレビ、携帯電話、電子手帳、ワードプロセッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルなどの各種電子機器を実現できる。また、本発明の電子機器として、例えば電子ペーパなどの電気泳動装置、電子放出装置(Field Emission Display及びConduction Electron-Emitter Display)、これら電気泳動装置、電子放出装置を用いた装置としてDLP(Digital Light Processing)等を実現することも可能である。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施するための最良の形態から明らかにされよう。
以下では、本発明の実施形態について図を参照しつつ説明する。以下の実施形態では、本発明の電気光学装置の一例である駆動回路内蔵型のTFTアクティブマトリクス駆動方式の液晶装置を例にとる。
<第1実施形態>
第1実施形態に係る液晶装置について、図1から図6を参照して説明する。
先ず、図1及び図2を参照して、本実施形態に係る液晶装置の全体構成について説明する。ここに図1は、本実施形態に係る液晶装置の構成を示す平面図であり、図2は、図1のH−H´線での断面図である。
図1及び図2において、本実施形態に係る液晶装置では、TFTアレイ基板10と対向基板20とが対向配置されている。TFTアレイ基板10と対向基板20との間に液晶層50が封入されており、TFTアレイ基板10と対向基板20とは、本発明に係る「画素領域」の一例としての画像表示領域10aの周囲に位置するシール領域に設けられたシール材52により相互に接着されている。
図1において、シール材52が配置されたシール領域の内側に並行して、画像表示領域10aの額縁領域を規定する遮光性の額縁遮光膜53が、対向基板20側に設けられている。周辺領域のうち、シール材52が配置されたシール領域の外側に位置する領域には、データ線駆動回路101がTFTアレイ基板10の一辺に沿って設けられており、本実施形態では特に、後述する画像信号端子を含む外部回路接続端子102がTFTアレイ基板10のこの一辺に隣接する他の辺に沿って設けられている。この一辺に沿ったシール領域よりも内側に、サンプリング回路7が額縁遮光膜53に覆われるようにして設けられている。また、走査線駆動回路104は、この一辺に隣接する2辺(即ち、他の辺及びこれに対向する辺)に沿ったシール領域の内側に、額縁遮光膜53に覆われるようにして設けられている。また、TFTアレイ基板10上には、対向基板20の4つのコーナー部に対向する領域に、両基板間を上下導通材107で接続するための上下導通端子106が配置されている。これらにより、TFTアレイ基板10と対向基板20との間で電気的な導通をとることができる。
TFTアレイ基板10上には、外部回接続端子102と、データ線駆動回路101、走査線駆動回路104、上下導通端子106等とを電気的に接続するための引回配線90が形成されている。尚、引回配線90には、後述する画像信号線等が含まれている。
図2において、TFTアレイ基板10上には、駆動素子である画素スイッチング用のTFT(Thin Film Transistor)や走査線、データ線等の配線が作り込まれた積層構造が形成される。画像表示領域10aには、画素スイッチング用TFTや走査線、データ線等の配線の上層に画素電極9aが設けられている。他方、対向基板20におけるTFTアレイ基板10との対向面上に、遮光膜23が形成されている。そして、遮光膜23上に、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明材料からなる対向電極21が複数の画素電極9aと対向して形成される。また、液晶層50は、例えば一種又は数種類のネマティック液晶を混合した液晶からなり、これら一対の配向膜間で、所定の配向状態をとる。
尚、ここでは図示しないが、TFTアレイ基板10上には、データ線駆動回路101、走査線駆動回路104の他に、製造途中や出荷時の当該液晶装置の品質、欠陥等を検査するための検査回路、検査用パターン等が形成されていてもよい。
次に、液晶装置の全体構成について、図3を参照して説明する。ここに図3は、液晶装置の全体構成を示すブロック図である。
図3に示すように、液晶装置は、液晶パネル100を備えると共に、外部回路として設けられた画像信号供給回路720、タイミング制御回路730、及び電源回路710を備える。
タイミング制御回路730は、各部で使用される各種タイミング信号を出力するように構成されている。タイミング制御回路730の一部であるタイミング信号出力手段により、最小単位のクロックであり各画素を走査するためのドットクロックが作成され、このドットクロックに基づいて、Yクロック信号CLY、反転Yクロック信号CLYinv、Xクロック信号CLX1〜CLX4、反転Xクロック信号CLX1inv〜CLX4inv、YスタートパルスDY及びXスタートパルスDXが生成される。
画像信号供給回路720には、外部から1系統の入力画像データVIDが入力される。画像信号供給回路720は、1系統の入力画像データVIDをシリアル−パラレル変換して、N相(但し、Nは2以上の自然数)、本実施形態では6相(N=6)の画像信号VID1〜VID6を生成する。更に、画像信号供給回路720において、画像信号VID1〜VID6の各々の電圧が、所定の基準電位に対して正極性及び負極性に反転され、このように極性反転された画像信号VID1〜VID6が出力されるようにしてもよい。
また、電源回路710は、所定の共通電位LCCの共通電源を、図2に示す対向電極21に供給する。本実施形態において、対向電極21は、図2に示す対向基板20の下側に、複数の画素電極9aと対向するように形成されている。
次に、液晶パネルにおける電気的な構成について、図4を参照して説明する。ここに図4は、液晶パネルの電気的な構成を示すブロック図である。
図4に示すように、液晶パネル100には、そのTFTアレイ基板10の周辺領域に、走査線駆動回路104、データ線駆動回路101及びサンプリング回路7を含む内部駆動回路が設けられている。
走査線駆動回路104には、外部回路接続端子102及び走査線駆動回路用制御信号線94を介して、Yクロック信号CLY、反転Yクロック信号CLYinv、YスタートパルスDY、並びに電源VDDY及びVSSYが供給される。走査線駆動回路104は、YスタートパルスDYが入力されると、Yクロック信号CLY及び反転Yクロック信号CLYinvに基づくタイミングで、走査信号G1、・・・、Gmを順次生成して出力する。
データ線駆動回路101には、外部回路接続端子102及びデータ線駆動回路用制御信号線91を介して、Xクロック信号CLX1〜CLX4、反転Xクロック信号CLX1inv〜CLX4inv、XスタートパルスDX並びに電源VDDX及びVSSXが供給される。データ線駆動回路101は、XスタートパルスDXが入力されると、Xクロック信号CLX及び反転Xクロック信号XCLXinvに基づくタイミングで、サンプリング信号S1、・・・、Snを順次生成して出力する。
サンプリング回路7は、Pチャネル型又はNチャネル型の片チャネル型TFT、若しくは相補型のTFTから構成されたサンプリングスイッチ7sを複数備える。
液晶パネル100は更に、そのTFTアレイ基板の中央を占める画像表示領域10aに、縦横に配線されたデータ線6a及び走査線11aを備えている。即ち、データ線6aはY方向に延びるように配線され、走査線11aはX方向に延びるように配線されている。それらの交点に対応する各画素部700に、マトリクス状に配列された液晶素子118の画素電極9a、及び画素電極9aをスイッチング制御するためのTFT30を備える。尚、本実施形態では、走査線11aの総本数をm本(但し、mは2以上の自然数)とし、データ線6aの総本数をn本(但し、nは2以上の自然数)として説明する。
6相にシリアル−パラレル展開された画像信号VID1〜VID6は、外部回路接続端子102及びN本、本実施形態では6本の画像信号線170を介して液晶パネル100に供給される。そして、n本のデータ線6aは、以下に説明するように、画像信号線170の本数に対応する6本のデータ線6aを1群とするデータ線群毎に、順次駆動される。
データ線駆動回路101から、データ線群に対応するサンプリングスイッチ7s毎にサンプリング信号Si(i=1、2、・・・、n)が順次供給され、サンプリング信号Siに応じて各サンプリングスイッチ7sはオン状態となる。後述するように、各サンプリングスイッチ7sは、分岐配線を介して画像信号線170に接続されている。尚、この分岐配線の詳細な構成は後述する。
よって、6本の画像信号線170から画像信号VID1〜VID6が、オン状態となったサンプリングスイッチ7sを介して、データ線群に属するデータ線6aに同時に、且つデータ線群毎に順次供給される。よって、データ線群に属するデータ線6aは互いに同時に駆動されることとなる。従って、本実施形態では、n本のデータ線6aをデータ線群毎に駆動するため、駆動周波数が抑えられる。
図4中、一つの画素部700の構成に着目すれば、TFT30のソース電極には、画像信号VIDk(但し、k=1、2、3、・・・、6)が供給されるデータ線6aが電気的に接続されている一方、TFT30のゲート電極には、走査信号Gj(但し、j=1、2、3、・・・、m)が供給される走査線11aが電気的に接続されるとともに、TFT30のドレイン電極には、液晶素子118の画素電極9aが接続されている。ここで、各画素部700において、液晶素子118は、画素電極9aと対向電極21との間に液晶を挟持してなる。従って、各画素部700は、走査線11aとデータ線6aとの各交点に対応して、マトリクス状に配列されることになる。
走査線駆動回路104から出力される走査信号G1、・・・、Gmによって、各走査線11aは線順次に選択される。選択された走査線11aに対応する画素部700において、TFT30に走査信号Gjが供給されると、TFT30はオン状態となり、当該画素部700は選択状態となる。液晶素子118の画素電極9aには、TFT30を一定期間だけそのスイッチを閉じることにより、データ線6aより画像信号VIDkが所定のタイミングで供給される。これにより、液晶素子118には、画素電極9a及び対向電極21の各々の電位によって規定される印加電圧が印加される。液晶は、印加される電圧レベルにより分子集合の配向や秩序が変化することにより、光を変調し、階調表示を可能とする。ノーマリーホワイトモードであれば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が減少し、ノーマリーブラックモードであれば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が増加され、全体として液晶パネル100からは画像信号VID1〜VID6に応じたコントラストをもつ光が出射する。
ここで、保持された画像信号がリークするのを防ぐために、蓄積容量70が、液晶素子118と並列に付加されている。蓄積容量70の一方の電極は、画素電極9aと並列してTFT30のドレインに接続され、他方の電極は、定電位となるように、電位固定の容量配線400に接続されている。
尚、上下導通端子106には、共通電位LCCの共通電源が供給されている。
次に、データ線の駆動に係る主要な構成について、図5を参照して説明する。ここに図5は、データ線の駆動に係る回路構成を示す回路図である。
以下では、データ線6aの駆動に係る主要な構成について、n本のデータ線6aが、その配列方向に沿って片方向に或いは双方向のうちの一方の方向にデータ線群毎に順次駆動される際、データ線駆動回路101から第(i−1)番目、第i番目、及び第(i+1)番目に出力される3つのサンプリング信号Si−1、Si、Si+1に基づいて駆動される3つのデータ線群のうち、特に第i番目のサンプリング信号Siに基づいて駆動される第iデータ線群の構成に着目して説明する。尚、以下に説明する第iデータ線群に係る構成は、第(i−1)データ線群及び第(i+1)データ線群についても同様である。
図5において、第iデータ線群に属するデータ線6ae(即ち、データ線6ae−1〜6ae−6)の配列に対応して、分岐配線175のうち6本の分岐配線E1〜E6が配列されている。また、6本の画像信号線170−1〜170−6は、データ線6aeの配列方向に交差する方向に沿って配列されている。そして、6本の分岐配線E1〜E6の一端は、6本の画像信号線170−1〜170−6のうち対応する一本に、夫々電気的に接続されると共に、これら6本の分岐配線E1〜E6の他端は夫々サンプリングスイッチ7sを介してデータ線6aeに電気的に接続される。各サンプリングスイッチを構成するTFT7sは、ソースが分岐配線Ekに接続されると共に、ドレインがデータ線6aeに電気的に接続される。また、各TFT7sのゲートは、制御配線X1〜X6を介してデータ線駆動回路101に電気的に接続されている。尚、制御配線X1〜X6には第i番目のサンプリング信号Siがデータ線駆動回路101から供給される。
TFTアレイ基板10上において、6本の画像信号線170−1〜170−6は、例えば、データ線6aeと同一材料の低抵抗のアルミニウム膜によって形成されている。また、制御配線X1〜X6は、画像信号線170−1〜170−6と交差する方向であってデータ線6aeの延びる方向に配線され、例えばポリシリコン膜によって形成されている。また、各分岐配線E1〜E6は、対応する画像信号線170−kに電気的に接続される一端側よりデータ線6aeの延びる方向に、配線されている。そして、各分岐配線E1〜E6の一部はサンプリングスイッチ7sのソース電極を形成し、第iデータ線群に属するデータ線6aeの各々の一部はサンプリングスイッチ7sのドレイン電極を形成し、各制御配線X1〜X6の一部はサンプリングスイッチ7sのゲート電極を形成している。
次に、画像信号線及び画像信号端子のTFTアレイ基板上におけるレイアウトについて、図6を参照して説明する。ここに図6は、画像信号線及び画像信号端子のTFTアレイ基板上におけるレイアウトを示す平面図である。
図6に示すように、TFTアレイ基板10上において、画像信号線170−1〜170−6は、層間絶縁膜を介して相異なる膜(即ち、上述したように例えば、ポリシリコン膜)から形成された分岐配線175と、層間絶縁膜に開孔されたコンタクトホール61を介して夫々電気的に接続されている。
データ線駆動回路用制御信号線91は、外部回路接続端子102からデータ線駆動回路101に至るまで、途中で画像信号線170−1〜170−6とTFTアレイ基板10上で平面的に見て交差しつつ配線されている。データ線駆動回路用制御信号線91は、例えば、分岐配線175と同一材料のポリシリコン膜によって形成されており、画像信号線170−1〜170−6と互いに電気的に接続されていない、即ち、互いに層間絶縁膜によって絶縁されている。尚、データ線駆動回路用制御信号線91は、TFTアレイ基板10上で平面的に見て、画像信号線170−1〜170−6と交わらない部分を、例えば、画像信号線170−1〜170−6と同一材料の低抵抗のアルミニウム膜から形成し、画像信号線170−1〜170−6と交わる部分を、例えば、分岐配線170と同一材料のポリシリコン膜から形成してもよい。この際、画像信号線170−1〜170−6と交わらない部分及び交わる部分を、例えば層間絶縁膜に開孔されたコンタクトホールを介して電気的に接続すればよい。
図6において、画像信号線170−1〜170−6は、画像表示領域10a(図1又は図4参照)の周辺に位置する周辺領域においてX方向に沿って配線された部分を含んでいる。一方、データ線駆動回路101は、周辺領域において画像信号線170−1〜170−6に対して画像表示領域10aとは反対側(即ち、図6中、画像信号線170−1〜170−6よりも下側)に、X方向に沿って配置されている。即ち、データ線駆動回路101が配置されている方向は、X方向である。
図6に示すように、本実施形態では特に、複数の外部回路接続端子102のうち、画像信号線170−1〜170−6と夫々電気的に接続された6個の画像信号端子102v1〜102v6は、周辺領域において、Y方向に沿って配列されている。即ち、画像信号端子102v1〜102v6は、周辺領域において、Y方向に沿ったTFTアレイ基板10の縁に近い領域に配列されており、TFTアレイ基板10上で平面的に見て、画像信号線170−1〜170−6がX方向に沿って配線された部分と画像信号端子102v1〜102v6との間にはデータ線駆動回路101等の周辺回路は配置されていない。よって、画像信号端子102v1〜102v6が周辺領域において、X方向(即ち、データ線駆動回路101が配置されている方向)に沿って配列される場合と比較して、6本の画像信号線102v1〜102v6間の配線長の差異を殆ど或いは好ましくは完全に無くすことができる。従って、6本の画像信号線102v1〜102v6間の配線抵抗或いは電気容量の差異に起因して生じる縦帯状の表示むらを殆ど或いは好ましくは完全に無くすことが可能となる。
即ち、仮に、画像信号端子102v1〜102v6を含む複数の外部回路接続端子102が、外部回路との電気的な接続のために周辺領域における、X方向に沿ったTFTアレイ基板10の縁に近い領域に配列された場合には、複数の外部回路接続端子102(言い換えれば、6個の画像信号端子102v1〜102v6)は、TFTアレイ基板10上で平面的に見て、データ線駆動回路101に対して、画像表示領域10aとは反対側に位置することになる。よって、6本の画像信号線170−1〜170−6は、データ線駆動回路101の周囲を迂回するように配線しなければならず、外回りと内回りとの差異により6本の画像信号線170−1〜170−6間に生ずる配線長の差異が比較的大きくならざるを得ない。従って、6本の画像信号線170−1〜170−6間の配線抵抗或いは電気容量の差異に起因して画像表示において縦帯状のむら、言い換えれば、パラレルな画像信号により同時に駆動されるブロック単位のむらが発生してしまう。
しかるに本実施形態では特に、上述したように、6個の画像信号端子102v1〜102v6は、周辺領域において、データ線駆動回路101が配置されている方向(即ち、X方向)と交わる方向、即ち、Y方向に沿って配列されている。よって、TFTアレイ基板10上で平面的に見て、6本の画像信号線170−1〜170−6のうち画像表示領域10aの一辺に沿って(即ち、X方向に沿って)配線された部分を、殆どそのまま該一辺に沿って(即ち、X方向に沿って)6個の画像信号端子102v1〜102v6まで夫々延設することにより、画像信号線170−1〜170−6及び画像信号端子102v1〜102v6間を夫々電気的に接続するように構成すれば、6本の画像信号線170−1〜170−6の配線長を殆ど或いは好ましくは完全に等しく保ちつつ、TFTアレイ基板10上で平面的に見てデータ線駆動回路101を回避できるので、6本の画像信号線170−1〜170−6間の配線長の差異を殆ど或いは好ましくは完全に無くすことができる。従って、6本の画像信号線170−1〜170−6間の配線抵抗或いは電気容量の差異に起因して生じる縦帯状の表示むらを殆ど或いは好ましくは完全に無くすことが可能となる。
尚、図6に示すように、画像信号端子102v1〜102v6の配列間隔は、画像信号端子102v1〜102v6の大きさのため、画像信号線170−1〜170−6の配線幅或いは配線間隔に比べて大きくなっている。よって、画像信号端子102v1〜102v6と画像信号線170−1〜170−6との電気的な接続点付近において、画像信号線170−1〜170−6を互いに異なる配線長で引き回す必要が生じてしまうが、この際に生じる配線長の差異は、画像信号端子102v1〜102v6がX方向に沿って配列された場合に生じる配線長の差異に比較して小さく、縦帯状の表示むらを殆ど或いは実践上全く生じさせない。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る電気光学装置について、図7を参照して説明する。ここに図7は、第2実施形態における画像信号線及び画像信号端子のTFTアレイ基板上におけるレイアウト、及びFPCの配置を示す平面図である。尚、図7において、図1から図6に示した第1実施形態に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。
図7では、画像信号線170−1〜170−6以外の他の引回配線90については、図示を省略してあるが、それらについては第1実施形態と殆ど同様の構成となっている。
図7に示すように、本実施形態では特に、TFTアレイ基板10上に、6本の画像信号線170−1〜170−6は、X方向(即ち、画像表示領域10aの一辺(即ち、図1中で下側辺))に沿って配線されており、6個の画像信号端子102v1〜102v6は、6本の画像信号線170−1〜170−6のX方向に沿った延長線上に夫々配置されている。即ち、6本の画像信号端子102v1〜102v6の配列ピッチ(即ち、Y方向に沿った配列間隔)と、6本の画像信号線170−1〜170−6の配線間隔(即ち、Y方向に沿って互いに隣接する間隔)とは互いに殆ど等しく、即ち、いずれも間隔D1で配列或いは配線されている。よって、画像信号線170−1〜170−6は、X方向に沿って配線されることで、画像信号端子102v1〜102v6と電気的に接続されている。即ち、6本の画像信号線170−1〜170−6間の配線長の差異をより一層或いは完全に無くすことができる。従って、6本の画像信号線170−1〜170−6間の配線抵抗或いは電気容量の差異に起因して生じる縦帯状の表示むらをより一層或いは完全に無くすことが可能となる。
更に、図7に示すように、本実施形態では、フレキシブル配線基板(或いはFPC(Flexible Printed Circuit))200が、外部回路接続端子102に接続される。これにより、外部回路からフレキシブル配線基板200上に配線された複数のフレキシブル配線を介して、Yクロック信号CLY、反転Yクロック信号CLYinv、YスタートパルスDY、並びに電源VDDY及びVSSY等の走査線駆動回路制御用信号、Xクロック信号CLX1〜CLX4、反転Xクロック信号CLX1inv〜CLX4inv、XスタートパルスDX、並びに電源VDDX及びVSSX等のデータ線駆動回路用信号、画像信号VID1〜VID6等が外部回路接続端子102に夫々供給される。画像信号VID1〜VID6は、複数のフレキシブル配線のうち6本の画像信号供給用フレキシブル配線210v1〜210v6を介して6個の画像信号端子102v1〜102v6に夫々供給される。6本の画像信号供給用フレキシブル配線210v1〜210v6は、フレキシブル配線基板200上で平面的に見て、互いにほぼ平行に配線されている。
本実施形態では特に、フレキシブル配線基板200は、画像信号供給用フレキシブル配線210v1〜210v6が、X方向に沿うように、即ち、画像信号線170−1〜170−6と殆ど平行になるように配置されている。言い換えれば、フレキシブル配線基板200が、TFTアレイ基板10に対して、画像信号端子102v1〜v6の配列された側(即ち、図1或いは図7中、右側)に配置されることで、画像信号供給用フレキシブル配線210v1〜210v6は、X方向に沿うようになっている。よって、6本の画像信号供給用フレキシブル配線210v1〜210v6を互いに殆ど或いは好ましくは完全に等しい配線長となるように、外部回路から画像信号端子102v1〜102v6まで配線することができる。従って、6本の画像信号供給用フレキシブル配線210v1〜210v6間の配線抵抗或いは電気容量の差異に起因して生じる縦帯状の表示むらを殆ど或いは完全に無くすことが可能となる。
<電子機器>
次に、上述した電気光学装置である液晶装置を各種の電子機器に適用する場合について説明する。
まず、この液晶装置をライトバルブとして用いたプロジェクタについて説明する。図8は、プロジェクタの構成例を示す平面図である。この図8に示されるように、プロジェクタ1100内部には、ハロゲンランプ等の白色光源からなるランプユニット1102が設けられている。このランプユニット1102から射出された投射光は、ライトガイド1104内に配置された4枚のミラー1106および2枚のダイクロイックミラー1108によってRGBの3原色に分離され、各原色に対応するライトバルブとしての液晶パネル1110R、1110Bおよび1110Gに入射される。
液晶パネル1110R、1110Bおよび1110Gの構成は、上述した液晶装置と同等であり、画像信号処理回路から供給されるR、G、Bの原色信号でそれぞれ駆動されるものである。そして、これらの液晶パネルによって変調された光は、ダイクロイックプリズム1112に3方向から入射される。このダイクロイックプリズム1112においては、RおよびBの光が90度に屈折する一方、Gの光が直進する。したがって、各色の画像が合成される結果、投射レンズ1114を介して、スクリーン等にカラー画像が投写されることとなる。
ここで、各液晶パネル1110R、1110Bおよび1110Gによる表示像について着目すると、液晶パネル1110Gによる表示像は、液晶パネル1110R、1110Bによる表示像に対して左右反転することが必要となる。
尚、液晶パネル1110R、1110Bおよび1110Gには、ダイクロイックミラー1108によって、R、G、Bの各原色に対応する光が入射するので、カラーフィルタを設ける必要はない。
次に、液晶装置を、モバイル型のパーソナルコンピュータに適用した例について説明する。図9は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。図9において、コンピュータ1200は、キーボード1202を備えた本体部1204と、液晶表示ユニット1206とから構成されている。この液晶表示ユニット1206は、先に述べた液晶装置1005の背面にバックライトを付加することにより構成されている。
更に、液晶装置を、携帯電話に適用した例について説明する。図10は、この携帯電話の構成を示す斜視図である。図10において、携帯電話1300は、複数の操作ボタン1302とともに、反射型の液晶装置1005を備えるものである。この反射型の液晶装置1005にあっては、必要に応じてその前面にフロントライトが設けられる。
尚、図8から図10を参照して説明した電子機器の他にも、液晶テレビや、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた装置等などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器に適用可能なのは言うまでもない。
また本発明は、上述の実施形態で説明した液晶装置以外にも、シリコン基板上に素子を形成する反射型液晶装置(LCOS)、プラズマディスプレイ(PDP)、電界放出型ディスプレイ(FED、SED)、有機ELディスプレイ、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)、電気泳動装置等にも適用可能である。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う電気光学装置及び該電気光学装置を備えてなる電子機器もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
第1実施形態に係る液晶装置の全体構成を示す平面図である。 図1のH−H´線での断面図である。 液晶装置の全体構成を示すブロック図である。 液晶パネルの電気的な構成を示すブロック図である。 データ線の駆動に係る回路構成を示す回路図である。 画像信号線及び画像信号端子のTFTアレイ基板上におけるレイアウトを示す平面図である。 第2実施形態における画像信号線及び画像信号端子のTFTアレイ基板上におけるレイアウト、及びFPCの配置を示す平面図である。 電気光学装置を適用した電子機器の一例たるプロジェクタの構成を示す平面図である。 電気光学装置を適用した電子機器の一例たるパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。 電気光学装置を適用した電子機器の一例たる携帯電話の構成を示す斜視図である。
符号の説明
6a…データ線、7…サンプリング回路、9a…画素電極、11a…走査線、10…TFTアレイ基板、10a…画像表示領域、20…対向基板、101…データ線駆動回路、102…外部回路接続端子、102v1〜102v6…画像信号端子、104…走査線駆動回路、106…上下導通端子、170…画像信号線、700…画素部

Claims (5)

  1. 基板上に、
    複数の画素部と、
    前記複数の画素部が配列された画素領域に相交差するように配線された複数の走査線及び複数のデータ線と、
    前記画素領域の周辺に位置する周辺領域において前記画素領域の前記走査線に沿った一辺に沿って配線された部分を含むと共に、N(但し、Nは2以上の自然数)系列のシリアル−パラレル変換された画像信号が供給されるN本の画像信号線と、
    前記周辺領域において前記N本の画像信号線に対して前記画素領域とは反対側に、前記一辺に沿って配置されると共に、N本の前記データ線毎に前記データ線を介して前記複数の画素部に前記画像信号を供給するためのデータ線駆動回路と、
    前記周辺領域において前記一辺と交わる方向に沿って配列され、且つ、前記N本の画像信号線に夫々電気的に接続されると共に外部回路から前記画像信号が入力されるN個の画像信号端子と
    を備えたことを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記N個の画像信号端子は、前記基板上で平面的に見て、前記N本の画像信号線のうち前記一辺に沿って配線された部分の延長線上に夫々配置されることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記N個の画像信号端子と夫々電気的に接続されるN本の画像信号供給用フレキシブル配線を有すると共に、該N本の画像信号供給用フレキシブル配線が、前記基板上で平面的に見て、前記一辺に沿うように配置されたフレキシブル配線板を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。
  4. 前記データ線駆動回路を制御する信号を供給するデータ線駆動回路用制御信号線を備え、該データ線駆動回路用制御信号線が前記画像信号線と交差するように引き回されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の電気光学装置を具備してなることを特徴とする電子機器。
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