JP2007139052A - 車両用駆動力制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両が旋回状態であることを検出又は推定することにより車両の駆動力を制御する車両用駆動力制御装置であって、車両の操舵角又は横加速度(201)が予め設定された所定範囲(A〜−A)外であり、又は車両の操舵方向が中立点方向(0)から離れる方向であるとき(F5=1)には、前記旋回状態であると判定する。更に、車両の操舵加速度又は横加速度の加速度(203)が予め設定された所定範囲(C〜−C)外であるとき(F3=1)にも前記旋回状態であると判定する。
【選択図】 図4
Description
車速センサ29は、車速に比例する自動変速機13の出力軸の回転数を検出する。車速センサ29により検出された車速を示す信号は、ECU20に出力される。
左右(横)Gセンサ31は、車両の左右(横)G(横加速度)を検出する。横Gセンサ31により検出された横Gを示す信号は、ECU20に出力される。
ここでは、図3に示す連続コーナーを走行する場合について説明する。
ステップS101において、ECU20により、連続コーナーの判定中でないか否かが判定される。即ち、連続コーナー判定フラグF6=0であるか否かが判定される。その判定の結果、連続コーナーの判定中ではない(連続コーナー判定フラグF6=0である)と判定された場合(ステップS101−Y)には、ステップS102に進み、そうでない場合にはステップS108に進む。
ステップS102において、ECU20により、上記通常時変速制御(車両先方の単一のコーナーに対する変速制御)による変速段(または変速比)が設定される。ステップS102の次に、ステップS103が行われる。
ステップS103において、ECU20は、ステアリング操舵角センサ33及び横Gセンサ31から入力した情報に基づいて、操舵角又は横G201が予め設定された所定範囲(閾値A〜−閾値A)外であるか否かを判定する。その判定の結果、操舵角又は横G201が予め設定された所定範囲(閾値A〜−閾値A)外である場合(ステップS103−Y)には、車両が旋回状態であると検出して判定フラグF1が1となり、ステップS104に進み、そうでない場合にはステップS106に進む。
ステップS104において、ECU20は、連続コーナーを走行中である(旋回状態である)として、連続コーナー判定フラグ(判定フラグF6)を1にセットする。ステップS104の次に、ステップS105が行われる。上記ステップS103において、操舵角(または横G)201が所定範囲(閾値A〜−閾値A)外と判定されて(ステップS103−Y)、判定フラグF1が1にセットされた場合には、判定フラグF6も1にセットされる。
ステップS105において、ECU20は、前回の変速段又は変速比を設定して変速を禁止する。即ち、連続コーナーを走行中であると判定されたため(ステップS104)、前回の変速段が保持されて、変速(主にアップシフト)が禁止される。これにより、運転フィーリングの悪化が抑制される。ステップS105の次にはステップS106及びステップS107が行われるが、このステップS105にて変速が禁止されているため、変速は行われない。
ステップS106において、ECU20は、現在の変速段または変速比を記憶して、ステップS107において、上記ステップS102において設定された通常時変速制御による変速段への変速指令を出力する。これにより、上記ステップS102において設定された通常時変速制御による変速段に変速する。ステップS107の次に、本制御フローはリターンされる。
ステップS108において、ECU20は、ステアリング操舵角センサ33及び横Gセンサ31から入力した情報に基づいて、連続コーナー終了判定を行う。即ち、操舵角(または横G)201が予め設定された所定範囲(閾値A〜−閾値A)外でかつ操舵方向(操舵角絶対値の変化率)が予め設定された所定値Dより小さいか、即ち、判定フラグF5が0であるか、かつ操舵速度(操舵角の変化率)又は横Gの変化率202が予め設定された所定範囲(閾値B〜−閾値B)内であるか、即ち、判定フラグF2が0であるか、かつ、操舵角の加速度又は横Gの加速度203が予め設定された所定範囲(閾値C〜−閾値C)内であるか、即ち判定フラグF3が0であるか、否かが判定される。
例えば、判定フラグF5のみを用いた場合であっても、連続コーナー終了判定を高精度に実施することができる。図4に示すように、操舵角(または横G)201及び操舵速度(操舵角の変化率)または横Gの変化率202の組み合わせに関する判定フラグF4に比べて、判定フラグF5の方がフラグの値が0になる期間が短いことから、その分、連続コーナー終了判定を高精度に行うことができる。この場合、判定フラグF5の値と、その判定フラグF5の値を遅延させた値の論理和(OR)をとることにより、連続コーナーにおいて、判定フラグF5の値が0になる期間をより短くすることができる。
また、例えば、判定フラグF5と、操舵角(又は横G)の加速度203に関する判定フラグF3の論理和(OR)をとることにより、連続コーナー終了判定を高精度に行うことができる。ステアリング操作が未熟な運転者の場合、ステアリング操作の切り戻し等があると、判定フラグF5の値が0になる場合があるが、その場合であっても操舵角(又は横G)の加速度203に関する判定フラグF3の値が1であるので、判定フラグF5とF3の論理和は1のままであり、連続コーナー終了判定を高精度に行うことができる。
同様に、判定フラグF5と操舵角又は横Gの変化率202に関する判定フラグF2の組み合わせ(論理和)により、連続コーナー終了判定を高精度に行うことができる。
更に、操舵角又は横Gの変化率202に関する判定フラグF2と操舵角(又は横G)の加速度203に関する判定フラグF3と判定フラグF5の組み合わせにより、連続コーナー終了判定を高精度に行うことができる。
また、例えば、操舵角(または横G)201に関する判定フラグF1と、操舵角(又は横G)の加速度203に関する判定フラグF3の論理和(OR)をとることにより、連続コーナー終了判定を高精度に行うことができる。ステアリング操作が未熟な運転者の場合、ステアリング操作の切り戻し等があると、操舵角(または横G)201に関する判定フラグF1の値が0になる場合があるが、その場合であっても操舵角(又は横G)の加速度203に関する判定フラグF3の値が1であるので、判定フラグF1とF3の論理和は1のままであり、連続コーナー終了判定を高精度に行うことができる。
(判定フラグF3と判定フラグF2と判定フラグF1を用いる場合)
同様に、操舵角(又は横G)の加速度203に関する判定フラグF3と操舵角又は横Gの変化率202に関する判定フラグF2の組み合わせ、又は、操舵角(又は横G)の加速度203に関する判定フラグF3と操舵角又は横Gの変化率202に関する判定フラグF2と操舵角(または横G)201に関する判定フラグF1の組み合わせにより、連続コーナー終了判定を高精度に行うことができる。なお、従来技術よりも連続コーナー終了判定を高精度に行うことができるものであれば、上記以外の組み合わせであってもよい。
13 自動変速機
17 A/T油圧制御装置
18 ブレーキ装置
19 ブレーキ油圧制御装置
20 ECU
21 アクセルポジションセンサ
27 スロットル開度センサ
28 エンジン回転数センサ
29 車速センサ
30 シフトポジションセンサ
31 横Gセンサ
32 ブレーキ操作量センサ
33 ステアリング舵角センサ
34 方向指示器スイッチ
35 運転モード設定スイッチ
50 ナビゲーション装置
54 位置検出部
55 地図データベース
56 運転履歴記録部
60 ECU
61 CPU
62 ROM
63 RAM
Claims (5)
- 車両が旋回状態であることを検出又は推定することにより車両の駆動力を制御する車両用駆動力制御装置であって、
車両の操舵角又は横加速度が予め設定された所定範囲外であり、又は車両の操舵方向が中立点方向から離れる方向であるときには、前記旋回状態であると判定する
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。 - 請求項1記載の車両用駆動力制御装置において、
更に、
車両の操舵加速度又は横加速度の加速度が予め設定された所定範囲外であるときにも前記旋回状態であると判定する
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。 - 車両が旋回状態であることを検出又は推定することにより車両の駆動力を制御する車両用駆動力制御装置であって、
車両の操舵角又は横加速度が予め設定された所定範囲外であり、又は操舵加速度又は車両の横加速度の加速度が予め設定された所定範囲外であるときには、前記旋回状態であると判定する
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用駆動力制御装置において、
更に、
車両の操舵角の変化率又は横加速度の変化率が予め設定された所定範囲外であるときにも前記旋回状態であると判定する
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用駆動力制御装置において、
前記旋回状態が終了したと判定したときに、車両が前記旋回状態であることに基づく駆動力の制御を終了する
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
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