JP2007138797A - 一体ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】コストや搭載性の制限を受けずにランキンサイクルの効率を向上できる一体ユニットを提供する。
【解決手段】一体ユニット16は、ギヤポンプ11とモータ/発電機15と膨張機13とが連結して構成されている。ギヤポンプ11とモータ/発電機15との間には、アルミ製の遮断壁58が設けられ、膨張機13によって膨張されたフロンR134aとギヤポンプ11の内部のフロンR134aとが熱交換するようになっている。遮断壁58のモータ/発電機15側の面には、フィン58aが設けられている。
【選択図】図2
【解決手段】一体ユニット16は、ギヤポンプ11とモータ/発電機15と膨張機13とが連結して構成されている。ギヤポンプ11とモータ/発電機15との間には、アルミ製の遮断壁58が設けられ、膨張機13によって膨張されたフロンR134aとギヤポンプ11の内部のフロンR134aとが熱交換するようになっている。遮断壁58のモータ/発電機15側の面には、フィン58aが設けられている。
【選択図】図2
Description
この発明は、一体ユニットに係り、特に、ランキンサイクルに用いられ、膨張機と、負荷機と、ポンプとが連結して構成される一体ユニットの構造に関する。
特許文献1には、ポンプから吐出された作動流体と膨張機から流出した作動流体とを熱交換する熱交換器を設けたランキンサイクルが開示されている。この熱交換器において、ポンプから吐出された作動流体が膨張機から流出した作動流体によって加熱される。これにより、凝縮器によって放熱される熱量の一部がランキンサイクルにおいて利用されるため、ランキンサイクルの効率を向上することができる。
しかしながら、車両におけるランキンサイクルでは、コストや搭載性の制限から、特許文献1における熱交換器を設けることが難しいといった問題点があった。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、コストや搭載性の制限を受けずにランキンサイクルの効率を向上できる一体ユニットを提供することを目的とする。
この発明に係る一体ユニットは、作動流体が循環するランキンサイクルに設けられ、作動流体を昇圧するポンプと、作動流体を膨張させる膨張機と、モータとしてポンプを駆動すると共に発電機として膨張機の動力を利用して発電を行う負荷機とが連結して構成される一体ユニットであって、膨張機とポンプとの間には遮断壁が設けられ、遮断壁を介して、膨張機によって膨張された作動流体と、ポンプの内部の作動流体とが区画され、一体ユニットの内部において、遮断壁を介して、ポンプの内部の作動流体と膨張機によって膨張された作動流体とが熱交換を行う。一体ユニットの内部において、ポンプによって昇圧された作動流体と膨張機によって膨張された作動流体とが熱交換を行うことにより、別途熱交換器を設ける必要がなくなるので、ランキンサイクル全体がコンパクトになると共にランキンサイクルの効率が向上する。
遮断壁には、膨張機によって膨張された作動流体が接する面に、フィンが設けられていてもよい。
遮断壁の内部に形成され、ポンプによって昇圧された作動流体が流通する内部吐出経路を備え、フィンは、内部吐出経路に対向する位置のみに設けられていてもよい。
吐出通路は屈曲していてもよい。
遮断壁には、膨張機によって膨張された作動流体が接する面に、フィンが設けられていてもよい。
遮断壁の内部に形成され、ポンプによって昇圧された作動流体が流通する内部吐出経路を備え、フィンは、内部吐出経路に対向する位置のみに設けられていてもよい。
吐出通路は屈曲していてもよい。
この発明によれば、一体ユニットの内部において、ポンプの内部の作動流体と膨張機によって膨張された作動流体とが熱交換を行うので、コストや搭載性の制限を受けずにランキンサイクルの効率を向上できる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、この実施の形態1に係る一体ユニット16が設けられた排熱回収システム1の構成図である。車両用排熱回収システム1は、エンジン2、エンジン2を冷却するための冷却水が循環する冷却水循環経路3、ランキンサイクル10及び冷凍サイクル20を備えている。
実施の形態1.
図1は、この実施の形態1に係る一体ユニット16が設けられた排熱回収システム1の構成図である。車両用排熱回収システム1は、エンジン2、エンジン2を冷却するための冷却水が循環する冷却水循環経路3、ランキンサイクル10及び冷凍サイクル20を備えている。
ランキンサイクル10には、ギヤポンプ11、熱交換器12、膨張機13、及びコンデンサ14が設けられ、作動流体であるフロンR134aが循環されている。負荷機であるモータ/発電機15(M/G)、ギヤポンプ11、及び膨張機13から、一体ユニット16が構成されている。モータ/発電機15は、バッテリー4の正極端子4aと、インバータ6を介して電気的に接続されている。
冷凍サイクル20には、コンプレッサ21、コンデンサ14、減圧装置である膨張弁22及び蒸発器23が設けられている。コンプレッサ21は、モータ24によって駆動され、冷凍サイクル20内を、作動流体であるフロンR134aが循環するようになっている。モータ24は、バッテリー4の正極端子4aと、インバータ5を介して電気的に接続されている。
コンプレッサ21とコンデンサ14との間において、ランキンサイクル10と冷凍サイクル20とが合流するようになっている。また、コンデンサ14と膨張弁22との間において、ランキンサイクル10と冷凍サイクル20とに分岐するようになっている。したがって、コンデンサ14は、ランキンサイクル10と冷凍サイクル20とによって共有されている。
コンプレッサ21とコンデンサ14との間において、ランキンサイクル10と冷凍サイクル20とが合流するようになっている。また、コンデンサ14と膨張弁22との間において、ランキンサイクル10と冷凍サイクル20とに分岐するようになっている。したがって、コンデンサ14は、ランキンサイクル10と冷凍サイクル20とによって共有されている。
次に、一体ユニット16の構造について説明する。
図2に示されるように、一体ユニット16は、円筒状のハウジング31内にモータ/発電機15を備えている。モータ/発電機15は、ハウジング31内に回転可能に設けられたシャフト35を有している。シャフト35には、ロータ15aがシャフト35と共に回転可能に固定されている。ハウジング31の内周面には、ステータ15bがロータ15aを取り囲むように固定されている。ステータ15bは、ステータコア41にコイル40を巻回することにより構成されている。このようなモータ/発電機15の構成により、モータ/発電機15は、コイル40への通電によりロータ15aを回転させるモータとしての機能と、ロータ15aが回転駆動されることでコイル40に電力を生じさせる発電機としての機能とを有するようになっている。
図2に示されるように、一体ユニット16は、円筒状のハウジング31内にモータ/発電機15を備えている。モータ/発電機15は、ハウジング31内に回転可能に設けられたシャフト35を有している。シャフト35には、ロータ15aがシャフト35と共に回転可能に固定されている。ハウジング31の内周面には、ステータ15bがロータ15aを取り囲むように固定されている。ステータ15bは、ステータコア41にコイル40を巻回することにより構成されている。このようなモータ/発電機15の構成により、モータ/発電機15は、コイル40への通電によりロータ15aを回転させるモータとしての機能と、ロータ15aが回転駆動されることでコイル40に電力を生じさせる発電機としての機能とを有するようになっている。
また、一体ユニット16は、モータ/発電機15の後方側(図2において右側)のハウジング31内に、スクロール式コンプレッサの吐出側と吸入側とを実質的に逆に接続した構造の膨張機13を備えている。ハウジング31の後方端31aには円盤状のハウジング32が設けられ、ハウジング31を後方側から蓋をするようになっている。
シャフト35の後端35aには、シャフト35の回転軸Lに対して偏心した位置に偏心軸43が設けられており、偏心軸43はシャフト35の回転により回転軸Lのまわりを旋回するようになっている。偏心軸43にはブッシュ44が固定されており、偏心軸43と共に回転軸Lのまわりを旋回するようになっている。ブッシュ44にはベアリング59を介して可動スクロール45が設けられ、可動スクロール45は偏心軸43及びブッシュ44と共に回転軸Lのまわりを旋回するようになっている。さらに、可動スクロール45は、ブッシュ44に対して偏心軸43を中心に回転するようになっている。可動スクロール45の円盤状の基板45aには、ハウジング32に向かって延びると共に渦巻状に形成された渦巻壁45bが設けられている。また、ハウジング32の内面には、固定スクロール42が可動スクロール45に対向するように固定されている。固定スクロール42は、円盤状の基板42aと、基盤42aの外周に沿って設けられた円筒状の外周壁42bと、基板42aから可動スクロール45に向かって延びると共に渦巻状に形成された渦巻壁42cとを備えている。渦巻壁42c,45bは互いに噛み合わされており、渦巻壁42c,45bの先端面42c1,45b1はそれぞれ、先端に図示しないチップシールを備え、基板45a,42aに該チップシールを介して互いに接している。固定スクロール42の基板42a及び渦巻壁42cと、可動スクロール45の基板45a及び渦巻壁45bとにより、作動室46が形成されている。また、固定スクロール42の外周壁42bと可動スクロール45の渦巻壁45bの最外周部とにより、低圧室18が形成されている。さらに、固定スクロール42の基板42aとハウジング32の内面とにより、高圧室19が形成されている。
シャフト35の後端35aには、シャフト35の回転軸Lに対して偏心した位置に偏心軸43が設けられており、偏心軸43はシャフト35の回転により回転軸Lのまわりを旋回するようになっている。偏心軸43にはブッシュ44が固定されており、偏心軸43と共に回転軸Lのまわりを旋回するようになっている。ブッシュ44にはベアリング59を介して可動スクロール45が設けられ、可動スクロール45は偏心軸43及びブッシュ44と共に回転軸Lのまわりを旋回するようになっている。さらに、可動スクロール45は、ブッシュ44に対して偏心軸43を中心に回転するようになっている。可動スクロール45の円盤状の基板45aには、ハウジング32に向かって延びると共に渦巻状に形成された渦巻壁45bが設けられている。また、ハウジング32の内面には、固定スクロール42が可動スクロール45に対向するように固定されている。固定スクロール42は、円盤状の基板42aと、基盤42aの外周に沿って設けられた円筒状の外周壁42bと、基板42aから可動スクロール45に向かって延びると共に渦巻状に形成された渦巻壁42cとを備えている。渦巻壁42c,45bは互いに噛み合わされており、渦巻壁42c,45bの先端面42c1,45b1はそれぞれ、先端に図示しないチップシールを備え、基板45a,42aに該チップシールを介して互いに接している。固定スクロール42の基板42a及び渦巻壁42cと、可動スクロール45の基板45a及び渦巻壁45bとにより、作動室46が形成されている。また、固定スクロール42の外周壁42bと可動スクロール45の渦巻壁45bの最外周部とにより、低圧室18が形成されている。さらに、固定スクロール42の基板42aとハウジング32の内面とにより、高圧室19が形成されている。
固定スクロール42の基板42aの中心部には、作動室46の中心側と高圧室19とを連通する吸入ポート47が設けられている。ハウジング32の内部には、ボイラ12(図1参照)及び膨張機13を接続する作動流体循環経路10aと高圧室19とを連通する流通経路51が設けられている。また、固定スクロール42の外周壁42bからハウジング31にかけて、一端が低圧室18に連通する流通経路52が設けられている。ハウジング31の内周面には溝31bが設けられており、流通経路52の他端と連通している。これにより、低圧室18とハウジング31の空洞部31cとが連通されている。流通経路52と連通する溝31bは、凝縮器14(図1参照)及び膨張機13を接続する作動流体循環経路10bと連通している。
一体ユニット16はさらに、ハウジング31の前方端31dに接続するように、ギヤポンプ11を備えている。ギヤポンプ11のハウジングは、ハウジング31の前方側(図2において左側)に設けられた遮断壁58と、遮断壁58よりもさらに前方側に設けられたケーシング53とから構成されている。ケーシング53に形成された凹部66の内部には、シャフト35と回転の軸を同一にするように、一端をシャフト35に接続した駆動シャフト54の他端が支持されている。つまり、シャフト35は駆動シャフト54を介してケーシング53に支持されている。
遮断壁58は、237W/(m・K)という熱伝導率の大きいアルミで形成され、ギヤポンプ11とモータ/発電機15とを隔てている。遮断壁58には駆動シャフト54が貫通する軸孔61が形成されている。また、遮断壁58とケーシング53とが接続される際に、遮断壁58とケーシング53との間にシリンダ62が形成されるようになっている。シリンダ62に連通するように、遮断壁58及びケーシング53にはそれぞれ、凹部64,65が形成されている。すなわち、凹部64,65及びシリンダ62によって、遮断壁58とケーシング53との間に連続する1つの空間が形成されている。この空間内には、両端がそれぞれ凹部64,65に支持された従動シャフト65が設けられ、従動シャフト65と共にシリンダ62内を回転可能な従動ギヤ57が設けられている。また、シリンダ62内には、駆動シャフト54と共に回転可能な主動ギヤ55が、従動ギヤ57と噛み合うように設けられている。これにより、主動ギヤ55が回転すると、従動ギヤ57も回転するようになっている。
軸孔61と駆動シャフト54との間にはシール部材63が配設されている。シール部材63は、シリンダ62内とモータ/発電機15の空洞部31cとの間をシールしている。
遮断壁58のギヤポンプ11側の面には、シリンダ62を取り囲むように凹溝67が形成されている。凹溝67内には、Oリング68が配設されている。Oリング68は、遮断壁58とケーシング53との間を介して、一体ユニット16の外部へシリンダ62内の作動流体が漏出することを防止している。
軸孔61と駆動シャフト54との間にはシール部材63が配設されている。シール部材63は、シリンダ62内とモータ/発電機15の空洞部31cとの間をシールしている。
遮断壁58のギヤポンプ11側の面には、シリンダ62を取り囲むように凹溝67が形成されている。凹溝67内には、Oリング68が配設されている。Oリング68は、遮断壁58とケーシング53との間を介して、一体ユニット16の外部へシリンダ62内の作動流体が漏出することを防止している。
図3に、図2に示されるIII−III線に沿ってギヤポンプ11を切断したときの断面図を示す。ギヤポンプ11の吐出側及び吸入側に、シリンダ62から延びる吐出通路71及び吸入通路72が遮断壁58に形成されている。吐出通路71は、凹溝67で囲まれた部分に形成され、遮断壁58の内部に形成された吐出孔73の一端に連通している。ここで、吐出通路71及び吐出孔73は遮断壁58の内部に形成された内部吐出経路を構成する。また吸入通路72も吐出溝通路71と同様に凹溝67で囲まれた部分に形成され、遮断壁58の内部に形成された吸入孔74の一端に連通している。ここで、吸入通路72及び吸入孔74は遮断壁58の内部に形成された内部吸入経路を構成する。吐出孔73及び吸入孔74それぞれの他端73a,74aは、図4に示されるように、図3の矢印Aの方向から見たギヤポンプ11の側面で、ランキンサイクル10(図1参照)の作動流体循環経路10d,10cにそれぞれ接続されている。
図2に示されるように、遮断壁58のモータ/発電機15側の面には、フィン58aが設けられている。フィン58aは、軸孔61を中心に、同心円状に湾曲した複数の環状溝58bを遮断壁58のモータ/発電機15側の面に形成することにより設けられている。ただし、図5に示されるように、フィン58aは、内部吐出経路である吐出通路71及び吐出孔73に対向する位置のみに設けられている、すなわち、遮断壁58のモータ/発電機15側の面のうち、図5における紙面上方の半分の領域に、半円形状に湾曲した複数のフィン58aが、軸孔61(図3参照)を中心に同心円状に設けられている。
尚、モータ/発電機15内の雰囲気と膨張機13の吐出側雰囲気とは、流通経路52及び溝31bを介して連通しているので、ギヤポンプ11とモータ/発電機15との間に遮断壁58を設けることは、ギヤポンプ11と膨張機13とが遮断壁58により隔たれていることと同じである。すなわち、遮断壁58のモータ/発電機15側の面とは、膨張機13によって膨張された作動流体が接する面である。
尚、モータ/発電機15内の雰囲気と膨張機13の吐出側雰囲気とは、流通経路52及び溝31bを介して連通しているので、ギヤポンプ11とモータ/発電機15との間に遮断壁58を設けることは、ギヤポンプ11と膨張機13とが遮断壁58により隔たれていることと同じである。すなわち、遮断壁58のモータ/発電機15側の面とは、膨張機13によって膨張された作動流体が接する面である。
次に、この実施の形態に係る一体ユニットの動作について説明する。
図1に示されるように、エンジン2が始動すると、冷却水が冷却水循環経路3を循環すると共に、ランキンサイクル10及び冷凍サイクル20が稼動する。
ランキンサイクル10は、バッテリー4からの電力がインバータ6を介してモータ/発電機15を始動することにより(破線A)稼動する。モータ/発電機15が始動すると、モータとしてギヤポンプ11及び膨張機13を始動させる。これにより、一体ユニット16が始動する。ギヤポンプ11が始動すると、ギヤポンプ11は作動流体経路10cを流通するフロンR134aを吸入し、昇圧して吐出する。ギヤポンプ11から吐出されたフロンR134aは、作動流体経路10dを流通して熱交換器12へ流入し、高温の冷却水と熱交換することによってガスとなる。ガスとなったフロンR134aは、作動流体経路10aを流通して膨張機13に吸入される。膨張機13によって膨張されたフロンR134aは、作動流体経路10bを流通して後述する冷凍サイクル20のコンプレッサ21によって圧縮されたフロンR134aガスと合流した後、コンデンサ14に流入し、冷却されて液体のフロンR134aとなる。その後、ランキンサイクル10と冷凍サイクル20とに分配され、ランキンサイクル10に分配されたフロンR134aは作動流体経路10cを流通してポンプ11に吸入される。このようにして、フロンR134aは、ランキンサイクル10を循環するようになる。
図1に示されるように、エンジン2が始動すると、冷却水が冷却水循環経路3を循環すると共に、ランキンサイクル10及び冷凍サイクル20が稼動する。
ランキンサイクル10は、バッテリー4からの電力がインバータ6を介してモータ/発電機15を始動することにより(破線A)稼動する。モータ/発電機15が始動すると、モータとしてギヤポンプ11及び膨張機13を始動させる。これにより、一体ユニット16が始動する。ギヤポンプ11が始動すると、ギヤポンプ11は作動流体経路10cを流通するフロンR134aを吸入し、昇圧して吐出する。ギヤポンプ11から吐出されたフロンR134aは、作動流体経路10dを流通して熱交換器12へ流入し、高温の冷却水と熱交換することによってガスとなる。ガスとなったフロンR134aは、作動流体経路10aを流通して膨張機13に吸入される。膨張機13によって膨張されたフロンR134aは、作動流体経路10bを流通して後述する冷凍サイクル20のコンプレッサ21によって圧縮されたフロンR134aガスと合流した後、コンデンサ14に流入し、冷却されて液体のフロンR134aとなる。その後、ランキンサイクル10と冷凍サイクル20とに分配され、ランキンサイクル10に分配されたフロンR134aは作動流体経路10cを流通してポンプ11に吸入される。このようにして、フロンR134aは、ランキンサイクル10を循環するようになる。
一方、冷凍サイクル20は、バッテリー4からの電力がインバータ5を介してモータ24を始動させることにより稼動する。すなわち、モータ24が始動すると、コンプレッサ21が起動する。コンプレッサ21によって圧縮されたフロンR134aガスは、ランキンサイクル10の膨張機13によって膨張されたフロンR134aガスと合流してコンデンサ14に流入し、冷却されて液体のフロンR134aとなる。その後、ランキンサイクル10と冷凍サイクル20とに分配され、冷凍サイクル20に分配されたフロンR134aは、膨張弁22によって膨張され、蒸発器23において、フロンR134aは、車内へ向かう空気と熱交換されることによって加熱されてガスとなる。熱交換された空気は冷気として車内へ供給される。蒸発器23で加熱されたガスは、再びコンプレッサ21に吸入される。このようにして、フロンR134aは、冷凍サイクル20を循環する。
ここで、バッテリー4から電力が供給されてモータ/発電機15が始動すると、図2に示されるように、ロータ15aが回転し、ロータ15aの回転によりシャフト35が回転軸Lを中心に回転する。すると、偏心軸43が回転軸Lのまわりを旋回し、ブッシュ44及び可動スクロール45が偏心軸43と共に回転軸Lのまわりを旋回する。また、可動スクロール45は、偏心軸43を中心とした回転も行う。このような可動スクロール45の旋回及び回転により、中心側の作動室46が容積を増大しつつ外周側へ移動するようになる。
熱交換器12(図1参照)によって高温高圧となったフロンR134aは、作動流体経路10aを流通し、一体ユニット16内の流通経路51に流入することにより、膨張機13に吸入される。流通経路51を流通するフロンR134aは高圧室19に流入し、膨張機13の上記動作によって、高圧室19内のフロンR134aはポート47を介して中心側の作動室46に流入する。中心側の作動室46が容積を増大しつつ外周側へ移動することにより、フロンR134aは外周側の作動室46へ移動しつつ膨張され、低圧室18に流入する。低圧室18に流入したフロンR134aは、流通経路52及び溝31bを介して作動流体経路10bを流通し、膨張機13から流出する。フロンR134aが溝31bを流通する際、その一部が空洞部31cに流出する。これにより、空洞部31cはフロンR134aで充填されている。すなわち、モータ/発電機15内は膨張機13の吐出側雰囲気で、フロンR134a雰囲気となっている。
熱交換器12(図1参照)によって高温高圧となったフロンR134aは、作動流体経路10aを流通し、一体ユニット16内の流通経路51に流入することにより、膨張機13に吸入される。流通経路51を流通するフロンR134aは高圧室19に流入し、膨張機13の上記動作によって、高圧室19内のフロンR134aはポート47を介して中心側の作動室46に流入する。中心側の作動室46が容積を増大しつつ外周側へ移動することにより、フロンR134aは外周側の作動室46へ移動しつつ膨張され、低圧室18に流入する。低圧室18に流入したフロンR134aは、流通経路52及び溝31bを介して作動流体経路10bを流通し、膨張機13から流出する。フロンR134aが溝31bを流通する際、その一部が空洞部31cに流出する。これにより、空洞部31cはフロンR134aで充填されている。すなわち、モータ/発電機15内は膨張機13の吐出側雰囲気で、フロンR134a雰囲気となっている。
一方、コンデンサ14(図1参照)で冷却されて液体となったフロンR134aの一部は、図3に示されるように、作動流体循環経路10cを流通した後、吸入孔74及び吸入通路72を流通してシリンダ62に流入する。シリンダ62内で昇圧されたフロンR134aは、シリンダ62から吐出されて吐出通路71及び吐出孔73を流通した後、作動流体循環経路10dを流通する。
図2に示されるように、一体ユニット16の内部において、膨張機13によって膨張されたフロンR134aと、ギヤポンプ11の内部のフロンR134aとは、遮断壁58を介して熱交換を行う。すなわち、膨張機13によって膨張されたフロンR134aの方がギヤポンプ11の内部のフロンR134aよりも高温なので、両者の温度差に基づいて、膨張機13によって膨張されたフロンR134aの熱が、ギヤポンプ11の内部のフロンR134aに遮断壁58を介して奪われ、ギヤポンプ11の内部のフロンR134aが昇温される。ただし、ギヤポンプ11によって昇圧されたフロンR134a、すなわち吐出通路71及び吐出孔73(図3参照)を流通するフロンR134aのほうが、フィン58aの存在により熱交換面積が大きいため、吸入通路72及び吸入孔74を流通するフロンR134aよりも昇温される効果が大きい。これにより、ギヤポンプ11によって昇圧される前のフロンR134aよりもギヤポンプ11によって昇圧されるフロンR134aのほうを主に昇温させて、吸入通路72及び吸入孔74を流通するフロンR134aの一部がシリンダ62(図3参照)内で気化してしまうのを防止する。
膨張機13によって膨張されたフロンR134aはコンデンサ14(図1参照)によってフロンR134aが液化するまで放熱されるが、一体ユニット16の内部における上記熱交換によって、この放熱されるはずの熱の一部が、ギヤポンプ11の内部のフロンR134aを昇温するのに使用される。
膨張機13によって膨張されたフロンR134aはコンデンサ14(図1参照)によってフロンR134aが液化するまで放熱されるが、一体ユニット16の内部における上記熱交換によって、この放熱されるはずの熱の一部が、ギヤポンプ11の内部のフロンR134aを昇温するのに使用される。
その後、ランキンサイクル10(図1参照)が通常運転となると、モータ/発電機15は発電機として、膨張機13の動力を利用して発電を行い、膨張機13の動力回収を行う。すなわち、膨張機13は、モータ/発電機15のシャフト35の回転によらず、膨張機13に流入するフロンR134aの流れによって駆動されるようになり、膨張機13の駆動によってシャフト35が回転し、モータ/発電機15は発電を行うようになる。また、シャフト35の回転によりギヤポンプ11の駆動シャフト54も回転するので、ギヤポンプ11も膨張機13によって駆動されるようになる。膨張機13の動力のうち、ギヤポンプ11を駆動させるために消費される動力を差し引いた動力に基づいて、モータ/発電機15が発電を行い、図1に示されるように、発電された電力はインバータ6を介してバッテリー4に蓄電される(一点鎖線B)。
このように、一体ユニット16の内部において、膨張機13によって膨張されたフロンR134aとギヤポンプ11の内部のフロンR134aとが熱交換を行うことにより、コンデンサ14によって放熱される熱の一部がギヤポンプ11の内部のフロンR134aを加熱するために使用されるので、ランキンサイクル10の効率を向上することができる。また、この熱交換を行うための熱交換器を別途設ける必要がないので、ランキンサイクル10をコンパクトにすることができる。
遮断壁58のギヤポンプ11側の面に複数のフィン58aを設けることにより、膨張機13によって膨張されたフロンR134aとギヤポンプ11の内部のフロンR134aとの熱交換が行われる際の伝熱面積が大きくなるので、熱交換効率を向上することができる。
フィン58aは、遮断壁58の内部に形成された内部吐出経路を構成する吐出通路71及び吐出孔73に対向する位置のみに設けられていることにより、ギヤポンプ11によって昇圧されて吐出通路71及び吐出孔73内を流通するフロンR134aが主に昇温されるので、ギヤポンプ11によって昇圧される前のフロンR134aが加熱されすぎて気化してしまうのを防ぐことができる。
遮断壁58のギヤポンプ11側の面に複数のフィン58aを設けることにより、膨張機13によって膨張されたフロンR134aとギヤポンプ11の内部のフロンR134aとの熱交換が行われる際の伝熱面積が大きくなるので、熱交換効率を向上することができる。
フィン58aは、遮断壁58の内部に形成された内部吐出経路を構成する吐出通路71及び吐出孔73に対向する位置のみに設けられていることにより、ギヤポンプ11によって昇圧されて吐出通路71及び吐出孔73内を流通するフロンR134aが主に昇温されるので、ギヤポンプ11によって昇圧される前のフロンR134aが加熱されすぎて気化してしまうのを防ぐことができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係る一体ユニットについて説明する。尚、実施の形態2において、図1〜5の参照符号と同一の符号は、同一又は同様な構成要素であるので、その詳細な説明は省略する。
この発明の実施の形態2に係る一体ユニットは、実施の形態1に対して、ギヤポンプ11の吐出通路71を屈曲させたものである。
図6に示されるように、吐出通路81は、シリンダ62から離れるように延びた後、凹溝67付近で向きを変えて凹溝57に沿って円弧状の形状で延びている。吐出通路81の端部は、吸入通路72付近で吐出孔73の一端に接続されている。ここで、吐出通路81及び吐出孔73は遮断壁80の内部に形成された内部吐出経路を構成する。図7に示されるように、遮断壁80のモータ/発電機15側(図2参照)の面の全面には、軸孔61を中心とした複数の円形状のフィン82が同心円状に設けられている。その他の構成については、実施の形態1と同じである。
このように、吐出通路81を屈曲させることにより、内部吐出経路を構成する吐出通路81を実施の形態1の吐出通路71と比較して長くすることができ、シリンダ62から吐出されるフロンR134aと膨張機13によって膨張されたフロンR134aとの遮断壁80を介した熱交換の伝熱面積を大きくすることができる。したがって、実施の形態1の場合と比較して、より熱交換効率を向上させることができる。
次に、この発明の実施の形態2に係る一体ユニットについて説明する。尚、実施の形態2において、図1〜5の参照符号と同一の符号は、同一又は同様な構成要素であるので、その詳細な説明は省略する。
この発明の実施の形態2に係る一体ユニットは、実施の形態1に対して、ギヤポンプ11の吐出通路71を屈曲させたものである。
図6に示されるように、吐出通路81は、シリンダ62から離れるように延びた後、凹溝67付近で向きを変えて凹溝57に沿って円弧状の形状で延びている。吐出通路81の端部は、吸入通路72付近で吐出孔73の一端に接続されている。ここで、吐出通路81及び吐出孔73は遮断壁80の内部に形成された内部吐出経路を構成する。図7に示されるように、遮断壁80のモータ/発電機15側(図2参照)の面の全面には、軸孔61を中心とした複数の円形状のフィン82が同心円状に設けられている。その他の構成については、実施の形態1と同じである。
このように、吐出通路81を屈曲させることにより、内部吐出経路を構成する吐出通路81を実施の形態1の吐出通路71と比較して長くすることができ、シリンダ62から吐出されるフロンR134aと膨張機13によって膨張されたフロンR134aとの遮断壁80を介した熱交換の伝熱面積を大きくすることができる。したがって、実施の形態1の場合と比較して、より熱交換効率を向上させることができる。
実施の形態1及び2では、一体ユニット16の構成を、ギヤポンプ11−モータ/発電機15−膨張機13としたが、この構成に限定するものではない。モータ/発電機15−ギヤポンプ11−膨張機13の構成にしてもよい。この場合には、ギヤポンプ11と膨張機13との間に遮断壁を設けることになる。すなわち、モータ/発電機15を介さずに、ギヤポンプ11と膨張機13とが遮断壁により隔たれている。
また、実施形態1及び2のようにギヤ形式のギヤポンプ11に限定するものでもない。シャフト35の回転によって駆動するものであれば、プランジャー式ポンプやダイヤフラム式ポンプでもよい。
また、実施形態1及び2のようにギヤ形式のギヤポンプ11に限定するものでもない。シャフト35の回転によって駆動するものであれば、プランジャー式ポンプやダイヤフラム式ポンプでもよい。
実施の形態1及び2では、遮断壁58をアルミ製としたが、この材質に限定するものではない。その他の材質として銅でもよく、アルミと同等またはそれ以上の熱伝導率、すなわち237W/(m・K)以上の熱伝導率を有する材質であればどのような材質から製造してもよい。
実施の形態1及び2では、フィン構造として遮断壁58のギヤポンプ11側の面に半円形状または円形状のフィン58aを設けたが、これらの形状に限定するものではない。例えば、図8に示される遮断壁90のように、複数の円柱状のくぼみ91を形成したフィン構造としてもよい。また、フィン構造は、くぼみ91の形状に限定するものではなく、遮断壁の膨張機13側の面の面積が、平面である場合の面積よりも大きくなるようになっていれば、どのような形状にしてもよい。
10 ランキンサイクル、11 ギヤポンプ(ポンプ)、13 膨張機、15 モータ/発電機(負荷機)、16 一体ユニット、58,80,90 遮断壁、58a,82 フィン、71,81 吐出通路(内部吐出経路)、73 吐出孔(内部吐出経路)。
Claims (4)
- 作動流体が循環するランキンサイクルに設けられ、前記作動流体を吐出するポンプと、前記作動流体を膨張させる膨張機と、モータとして前記ポンプを駆動すると共に発電機として前記膨張機の動力を利用して発電を行う負荷機とが連結して構成される一体ユニットであって、
前記膨張機と前記ポンプとの間には遮断壁が設けられ、
前記遮断壁を介して、前記膨張機によって膨張された作動流体と、前記ポンプの内部の作動流体とが区画され、前記一体ユニットの内部において、前記遮断壁を介して、前記ポンプの内部の作動流体と前記膨張機によって膨張された作動流体とが熱交換を行う一体ユニット。 - 前記遮断壁には、前記膨張機によって膨張された作動流体が接する面に、フィンが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の一体ユニット。
- 前記遮断壁の内部に形成され、前記ポンプによって昇圧された作動流体が流通する内部吐出経路を備え、
前記フィンは、前記内部吐出経路に対向する位置のみに設けられていることを特徴とする請求項2に記載の一体ユニット。 - 前記吐出通路は屈曲していることを特徴とする請求項3に記載の一体ユニット。
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