JP2007138744A - バルブタイミング調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バルブタイミング調整を速やかに開始するバルブタイミング調整装置を提供する。
【解決手段】 クランクシャフトと連動して回転するハウジング18と、進角油圧室および遅角油圧室の油圧によりハウジング18に対して相対回転駆動されるベーンロータ14と、進角油圧室と連通する進角通路73および遅角油圧室と連通する遅角通路74へ作動油を供給するオイルポンプ4の下流側において、進角通路73および遅角通路74を開閉する切換弁31とを備え、内燃機関の停止時に切換弁31が進角通路73および遅角通路74を閉塞して進角通路73および遅角通路74に作動油を滞留させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸気弁および排気弁の少なくとも一方の開閉タイミング(以下、開閉タイミングをバルブタイミングという)を調整する内燃機関のバルブタイミング調整装置に関する。
従来、作動油の油圧によりベーンロータとハウジングとの間に位相差を形成し、吸気弁または排気弁のバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置が公知である(特許文献1参照)。このバルブタイミング調整装置は、相対回転するベーンロータとハウジングとの間に進角油圧室および遅角油圧室を有する。そして切換弁が、オイルポンプからの作動油を進角油圧室と連通する進角通路へ供給する状態と、遅角油圧室と連通する遅角通路へ供給する状態とに切り換わることで、進角油圧室および遅角油圧室の油圧を制御する。こうした油圧の制御により、ベーンロータとハウジングとを相対回転させ、これらの間に位相差を形成することで、バルブタイミングを調整している。
特開2001−50064号公報
しかし、例えば特許文献1に開示のバルブタイミング調整装置では、内燃機関の停止時に進角通路または遅角通路が大気開放され、各通路内の作動油が抜け出してしまう。そのため、内燃機関の始動後にバルブタイミングの調整を開始するには、オイルポンプの起動により各通路内に作動油が充満するのを待つ必要がある。つまり、バルブタイミング調整が実際に開始されるまでに時間がかかるという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、内燃機関の始動後においてバルブタイミング調整を速やかに開始するバルブタイミング調整装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明によると、内燃機関の停止時に弁手段が流体供給源の下流側において進角通路および遅角通路を閉塞することで、作動流体が進角通路および遅角通路に滞留する。故に内燃機関が始動した後には、進角通路および遅角通路から作動流体が抜け出ている場合に比べて、短時間で作動流体を進角室や遅角室へ供給することができる。したがって、進角室および遅角室への供給流体の圧力により内燃機関の始動直後からベーンロータをハウジングに対して相対回転駆動することできるので、内燃機関の始動後にはバルブタイミングの調整を速やかに開始することができる。
請求項2に記載の発明によると、弁手段は、進角通路を開放して流体供給源から進角通路へ作動流体を供給する状態と、遅角通路を開放して流体供給源から遅角通路へ作動流体を供給する状態と、進角通路および遅角通路を閉塞する状態とに切り換わる切換弁である。これにより、進角通路および遅角通路のうち作動流体を供給する通路を切り換えてバルブタイミングを調整する機能と、進角通路および遅角通路を閉塞してそれら通路に作動油を滞留させる機能とを同一の切換弁によって実現することができる。このような一要素への機能の集約によれば、コストを低減することができる。
請求項3に記載の発明によると、切換弁は、通電により弁部材を電磁駆動する電磁駆動部への通電停止時に、弾性部材の復原力により弁部材を移動させることで進角通路および遅角通路を閉塞する。故に、例えば内燃機関とともに電磁駆動部への通電が停止しても、進角通路および遅角通路を閉塞させて、作動流体をそれらの通路に滞留させ続けることができる。したがって、内燃機関の始動後には、バルブタイミング調整が開始するまでの時間を確実に短くすることができ、また調整開始後には、弁部材の電磁駆動により作動流体の供給先を迅速に切り換えて調整応答性を高めることができる。
請求項4に記載の発明によると、弁手段では、進角通路および遅角通路のうち流体供給源と連通する通路を切り換える切換弁の下流側において電磁弁が、通電によって進角通路および遅角通路を開放する。故にこの場合には、進角通路および遅角通路のうち流体供給源から作動流体を供給する通路を切換弁により切り換えて、バルブタイミングを調整することができる。また、請求項4に記載の発明によると、弁手段では、切換弁の下流側の電磁弁が通電の停止によって進角通路および遅角通路を閉塞する。故にこの場合には、例えば内燃機関とともに電磁弁への通電が停止しても、進角通路および遅角通路を閉塞させて、作動流体をそれらの通路に滞留させ続けることができる。したがって、内燃機関の始動後には、バルブタイミング調整が開始するまでの時間を確実に短くすることができる。
請求項5に記載の発明によると、弁手段では、進角通路および遅角通路のうち流体供給源と連通する通路を切り換える切換弁の下流側においてパイロット制御弁が、切換弁の上流側において流体供給源と連通するパイロット通路から作動流体圧を受ける。そしてパイロット制御弁は、設定圧以上の作動流体圧を受けることによって進角通路および遅角通路を開放する。故にこの場合には、例えば内燃機関とともに流体供給源が作動する状態下、進角通路および遅角通路のうち流体供給源から作動流体を供給する通路を切換弁により切り換えて、バルブタイミングを調整することができる。また、請求項5に記載の発明によると、パイロット通路から設定圧未満の作動流体圧を受けることによって進角通路および遅角通路を閉塞する。故にこの場合には、例えば内燃機関とともに作動流体源が停止しても、進角通路および遅角通路を閉塞させて、作動流体をそれらの通路に滞留させ続けることができる。したがって、内燃機関の始動後には、バルブタイミング調整が開始するまでの時間を確実に短くすることができる。
以下、本発明の複数の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第一実施形態)
本発明の第一実施形態によるバルブタイミング調整装置1を車両の内燃機関の排気弁に適用した例を図1および図2に示す。第一実施形態のバルブタイミング調整装置1は、作動流体として作動油を用いる油圧制御式である。
バルブタイミング調整装置1は、内燃機関の駆動軸であるクランクシャフト(図示しない)の駆動力を内燃機関の従動軸であるカムシャフト2へ伝達する駆動力伝達系に設置される装置本体10と、装置本体10への作動油供給を制御する装置制御系30を備えている。
まず、装置本体10について説明する。
装置本体10においてハウジング18は、スプロケット11、円筒状のシューハウジング12および円環盤状のフロントプレート13から構成されている。
シューハウジング12は、その内周壁のうち回転方向にほぼ等間隔となる位置から径方向内側に突出する仕切部としてのシュー12a、12b、12c、12dを有している。シュー12a〜12dの突出端面は、図2の紙面垂直方向から見て円弧状であり、ベーンロータ14のボス部14aの外周壁面に摺接する。各シュー12a〜12dの凹部にはシール部材15が嵌合している。また、回転方向において隣り合うシュー12a〜12dの間にはそれぞれ収容室50が形成される。各収容室50は、対応するシュー側面とシューハウジング12の内周壁面とで囲まれており、図2の紙面垂直方向から見て扇状である。
スプロケット11、シューハウジング12およびフロントプレート13は、フロントプレート13とスプロケット11との間にシューハウジング12を挟むようにして、同軸にボルト固定されている。スプロケット11は、図示しないチェーンによって図示しないクランクシャフトと連繋している。これによりハウジング18は、クランクシャフトからスプロケット11へ駆動力が伝達されることで、クランクシャフトと連動して回転する。なお、ハウジング18は、図2の時計方向へ回転する。
ベーンロータ14はハウジング18に収容されており、ベーンロータ14の軸方向の両端面はスプロケット11の壁面11aおよびフロントプレート13の壁面13aに摺接する。ベーンロータ14は、ボス部14aとベーン14b、14c、14d、14eとを有している。
ボス部14aに嵌合するブッシュ20は、フロントプレート13に対して相対回転可能かつ回転軸Oと同軸にフロントプレート13の内周側に挿入されている。ボス部14aは、ブッシュ20とともにカムシャフト2にボルト固定されている。したがって、ベーンロータ14およびカムシャフト2は、図2の時計方向へ回転する。また、ベーンロータ14はハウジング18に対してカムシャフト2とともに相対回転可能である。なお、図2に示す矢印Xは、ハウジング18に対するベーンロータ14の進角側への相対回転方向(以下、進角方向という)を表している。また、図2に示す矢印Yは、ハウジング18に対するベーンロータ14の遅角側への相対回転方向(以下、遅角方向という)を表している。因みに図2は、ハウジング18に対しベーンロータ14が進角方向Xへの相対回転を規制され遅角方向Yへの相対回転を許容される最進角位置に定位した状態を示している。フロントプレート13とブッシュ20との間には、ねじりコイルばね22が介装されている。ねじりコイルばね22の一端部は、シューハウジング12およびフロントプレート13に係止されており、他端部はベーンロータ14に係止されている。ねじりコイルばね22の復原力は、ハウジング18に対してベーンロータ14を進角方向Xに相対回転させるトルクとして働く。
ベーン14b〜14eは、ボス部14aの外周壁のうち回転方向にほぼ等間隔となる位置から径方向外側に突出し、各収容室50内に収容される。ベーン14b〜14eの突出端面は、図2の紙面垂直方向から見て円弧状に形成され、シューハウジング12の内周壁面に摺接する。各ベーン14b〜14eの突出端面に設けられた凹部にはシール部材16が嵌合している。ベーン14b〜14eは、対応する収容室50を仕切ることにより、回転方向の両側に進角室としての進角油圧室と遅角室としての遅角油圧室を形成する。具体的には、シュー12aとベーン14bの間に進角油圧室51、シュー12bとベーン14cの間に進角油圧室52、シュー12cとベーン14dの間に進角油圧室53、シュー12dとベーン14eの間に進角油圧室54を形成する。また、シュー12dとベーン14bの間に遅角油圧室55、シュー12aとベーン14cの間に遅角油圧室56、シュー12bとベーン14dの間に遅角油圧室57、シュー12cとベーン14eの間に遅角油圧室58を形成する。ベーンロータ14がハウジング18に対し図2の最進角位置にあるときには、各進角油圧室51〜54の容積が最大となり、各遅角油圧室55〜58の容積が最小となる。一方、ベーンロータ14がハウジング18に対し最遅角位置にあるときには、各遅角油圧室55〜58の容積が最大となり、各進角油圧室51〜54の容積が最小となる。
進角油圧室51〜54はそれぞれ、ベーンロータ14に形成された進角通路61〜64に連通している。そして、進角通路61〜64はいずれも、カムシャフト2に形成された進角通路71に連通している。一方、遅角油圧室55〜58はそれぞれ、ベーンロータ14に形成された遅角通路65〜68と連通している。そして、遅角通路65〜68はいずれも、カムシャフト2に形成された遅角通路72と連通している。
ベーン14bには、ストッパピストン26が収容されている。ストッパピストン26は、圧縮コイルばね28の復原力によりスプロケット11の嵌合リング27に嵌合することで、ベーンロータ14をハウジング18に対して最進角位置に拘束する。一方、ストッパピストン26は、通路29aを通じて遅角油圧室55から供給される油圧による力と、通路29bを通じて進角油圧室51から供給される油圧による力との少なくとも一方により、嵌合リング27からの離脱位置に変位することで、ベーンロータ14の相対回転を許容する。
次に、装置制御系30について説明する。
装置制御系30において進角通路73および遅角通路74はそれぞれ、装置本体10の進角通路71および遅角通路72と連通している。
弁手段としての切換弁31は、進角通路73、遅角通路74、ポンプ通路75、ドレイン通路76、77と接続されている。ここでポンプ通路75には、流体供給源としてのオイルポンプ4が設置されており、オイルポンプ4はポンプ通路75の上流側を通じてオイルタンク5から作動油を汲み上げ、ポンプ通路75の下流側を通じて作動油を切換弁31側へ吐出する。なお、第一実施形態のオイルポンプ4は、クランクシャフトの駆動力が伝達されて作動する所謂機械式ポンプである。ドレイン通路76、77は、切換弁31からオイルタンク5側へ作動油を排出可能に設けられている。
切換弁31の電磁駆動部32は、ヨーク37、固定コア33、可動コア34、シャフト35およびコイル36を有している。ヨーク37、固定コア33および可動コア34は磁性材で形成されており、磁気回路を構成している。シャフト35は可動コア34に圧入されており、可動コア34と一体に図1の左右方向に往復移動可能である。コイル36は、通電により上記磁気回路を通る磁束を発生する。コイル36は電子制御装置(ECU)6に電気接続されており、当該ECU6により通電を制御されることによって、コア33、34間に発生させる磁気吸引力を変化させてシャフト35を駆動する。
切換弁31の弁部40は、スリーブ41およびスプール42を有している。スリーブ41の所定位置には、作動油を通過させる複数の開口部41a、41b、41c、41d、41eが形成されている。開口部41aは進角通路73と連通し、開口部41bは遅角通路74と連通している。また、開口部41dはポンプ通路75と連通しており、開口部41c、41eはそれぞれドレイン通路76、77と連通している。スプール42は、スリーブ41の内壁により軸方向へ往復移動可能に支持されている。スプール42においてスリーブ41の内径とほぼ同じ外径を有するランド42a、42bは、スリーブ41の内壁に摺接する。スプール42の可動コア34側の端面はシャフト35の端面と接しており、スプール42の可動コア34とは反対側の端面は、復原力によりスプール42をシャフト35側(図1の右方向)へ押圧するスプリング43と接している。したがって、電磁駆動部32がシャフト35を往復駆動することにより、スプール42がスリーブ41内を往復移動する。即ちスプール42は、電磁駆動部32のコイル36への通電に従って電磁駆動される弁部材である。
図3(a)は、ECU6によりコイル36への通電がオフに制御された状態を示している。この状態において、スプール42はスプリング43の復原力により図3(a)の右方向へ押圧されて、定位する。これにより、オイルポンプ4からポンプ通路75へ吐出された作動油は、開口部41dからスリーブ41内へ流入し、開口部41aから進角通路73へ流れる。即ち進角通路73が開放されてオイルポンプ4と連通し、オイルポンプ4の吐出油が進角通路73へ供給される。一方、遅角通路74の作動油は開口部41bからスリーブ41内へ流入し、開口部41cからドレイン通路41cを通じてオイルタンク5へ排出される。
図3(b)は、ECU6によりコイル36への通電がオンされて所定のデューティ比に制御された状態を示している。この状態においてスプール42はスプリング43の復原力に抗して図3(b)の左方向へ押圧され、スプリング43の復原力と電磁駆動部32のコア33、34間の磁気吸引力とが釣り合う位置に定位する。これにより、オイルポンプ4からポンプ通路75へ吐出された作動油は開口部41dからスリーブ41内へ流入し、開口部41bから遅角通路74へ流れる。即ち遅角通路74が開放されてオイルポンプ4と連通し、オイルポンプ4の吐出油が遅角通路74へ供給される。一方、進角通路73の作動油は開口部41aからスリーブ41内へ流入し、開口部41eからドレイン通路77を通じてオイルタンク5へ排出される。
図3(c)は、ECU6によりコイル36への通電がオンされて図3(b)の場合とは異なるデューティ比に制御された状態を示している。この状態においてスプール42は図3(c)の左方向へ図3(b)の場合より少なく押圧され、スプリング43の復原力と電磁駆動部32の磁気吸引力とが釣り合う位置に定位する。これにより、オイルポンプ4からポンプ通路75へ吐出された作動油は開口部41dからスリーブ41内へ流入するが、ランド42a、42bにより開口部41a、41bが閉塞されるため、作動油は進角通路73および遅角通路74へ流れない。即ち進角通路73および遅角通路74がオイルポンプ4に対して閉塞されるため、上述した通路73、74への作動油の供給後においては作動油が通路73、74に滞留させられる。
さて、切換弁31を制御する制御手段としてのECU6は、具体的にはマイクロコンピュータ等の電気回路で構成されている。ECU6には、切換弁31のコイル36の他、図1に示すようにカム角センサ7やクランク角センサ8等の各種センサが電気接続されている。ECU6は、それらセンサの出力に基づいて排気弁の実バルブタイミングおよび目標バルブタイミングを演算し、それらの演算結果に基づいてコイル36への通電を制御する。なお、上記カム角センサ7は、例えば排気弁を開閉駆動するカムシャフト2の周辺に設置され、カムシャフト2の回転角を検出する。また、上記クランク角センサ8は、例えばクランクシャフトの周囲に設置され、クランクシャフトの回転角を検出する。さらにまた、第一実施形態では、内燃機関が停止しても車両の電源(図示しない)からECU6への電力供給が継続されるようになっており、そうした内燃機関の停止下であってもECU6は切換弁31への通電制御を行うことができる。
次に、上記構成のバルブタイミング調整装置1の作動について説明する。なお、内燃機関の停止状態では、圧縮コイルばね28の復原力によってストッパピストン26が嵌合リング27に嵌合しているものとする。
停止状態の内燃機関が始動すると、オイルポンプ4が起動するとともに、ECU6が切換弁31のコイル36への通電をオン制御して遅角通路74を開放する。すると、オイルポンプ4の吐出油が遅角通路74、72、65〜68を経て遅角油圧室55〜58へ流入する。その結果、ストッパピストン26は通路29aを通じて遅角油圧室55からの油圧を受け、その油圧が所定圧まで上昇すると、ストッパピストン26が嵌合リング27から抜け出す。これにより、ベーンロータ14とスプロケット11とが相対回転可能な状態となる。
この後、ECU6は、切換弁31への通電をオンオフ制御することにより、進角通路73および遅角通路74のうちオイルポンプ4と連通する通路を切り換える。その結果、進角通路73がオイルポンプ4と連通するときには、オイルポンプ4の吐出油が進角通路73、71、61〜64を経て進角油圧室51〜54へ流入する。また、このときには、遅角油圧室55〜58の作動油が遅角通路65〜68、72、74を経てドレイン通路77へ排出される。これにより、各進角油圧室51〜54に面するベーン14b〜14eに油圧が印加され、ベーンロータ14がハウジング18に対し進角方向Xへ相対回転する。一方、遅角通路74がオイルポンプ4と連通するときには、オイルポンプ4の吐出油が遅角通路74、72、65〜68を経て遅角油圧室55〜58へ流入する。また、このときには、進角油圧室51〜54の作動油が進角通路61〜64、71、73を経てドレイン通路76へ排出される。これにより、各遅角油圧室55〜58に面するベーン14b〜14eに油圧が印加され、ベーンロータ14がハウジング18に対し遅角方向Yへ相対回転する。
このように第一実施形態では、オイルポンプ4から作動油を供給する通路を切り換えることにより、進角油圧室51〜54の油圧および遅角油圧室55〜58の油圧が調整され、ハウジング18に対するベーンロータ14の相対回転位相、ひいてはバルブタイミングが調整される。なお、バルブタイミングの調整時においてECU6は、排気弁の実バルブタイミングを目標バルブタイミングに一致させるように切換弁31への通電をフィードバック制御することで、正確なバルブタイミング調整を行うことができる。
こうした中、内燃機関が停止すると、オイルポンプ4も停止するため、進角通路73および遅角通路74のいずれへも作動油が供給されなくなる。すると、ねじりコイルばね22の復原力によってベーンロータ14が最進角位置まで相対回転し、ストッパピストン26が嵌合リング27に嵌合する。また、ECU6が切換弁31への通電をオン制御して進角通路73と遅角通路74を閉塞する。その結果、両通路73、74からドレイン通路76、77側への作動油流れが規制されるため、油圧室51〜58および通路61〜68、71〜74のうち少なくとも通路73、74において作動油が滞留することとなる。
以上説明した第一実施形態によると、バルブタイミング調整の必要がない内燃機関の停止状態で進角通路73および遅角通路74を閉塞することにより、少なくともそれらの通路73、74に作動油を滞留させておくことができる。故に内燃機関の始動後には、特許文献1に開示のように作動油が通路から抜け出ている場合に比べて、短時間で作動油を進角油圧室51〜54や遅角油圧室55〜58に充満させることができる。したがって、それら油圧室51〜58の油圧により、内燃機関の始動直後からストッパピストン26を外してベーンロータ14を駆動することができる。即ち、内燃機関の始動後においてバルブタイミングの調整を速やかに開始することができる。なお、このような効果をもたらす第一実施形態は、排ガス規制という点や車両運転性という点において好ましく、また内燃機関の停止と再始動とが繰り返されるハイブリッド式のエンジンやアイドルストップシステム搭載のエンジンに好適である。
また、第一実施形態によると、切換弁31は、進角通路73および遅角通路74の閉塞機能に加えて、進角通路73および遅角通路74とオイルポンプ4との連通切換機能を有している。この切換機能は、油圧室51〜58の油圧を調整してベーンロータ14を駆動するためのものである。つまり切換弁31によれば、通路73、74の閉塞による油滞留作用に加えて、バルブタイミングの調整作用も発揮することができる。したがって、通路閉塞用の弁と通路切換用の弁とを別々に設ける場合に比べて、バルブタイミング調整装置の製造コストを低減することができる。
(第二実施形態)
図4に示すように、本発明の第二実施形態は第一実施形態の変形例であり、第一実施形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する。第二実施形態と第一実施形態との違いは、弁手段として装置制御系200に設けられる
切換弁201の構造にある。具体的にこの切換弁201には、復原力によってスプール42をスプリング43とは反対側(図4の左方向)へ押圧する弾性部材としての常閉用スプリング202が追加されている。この常閉用スプリング202のばね係数は、スプリング43のばね係数よりも大きく設定されている。したがって、ECU6による電磁駆動部203への通電がオフされた状態では、図5(a)に示すように、常閉用スプリング202の復原力によってスプール42が進角通路73および遅角通路74を閉塞する位置に定位する。即ち、切換弁201は常閉型の弁である。なお、第二実施形態の電磁駆動部203は、スプール42に連結されてコイル(図示しない)への通電により電磁駆動される可動体(図示しない)を有し、当該通電状態に応じて、進角通路73をオイルポンプ4に連通させる図5(b)の位置と、遅角通路74をオイルポンプ4に連通させる図5(c)の位置へスプール42を駆動する。
このような第二実施形態では、停止状態の内燃機関が始動すると、オイルポンプ4が起動するとともに、ECU6が切換弁201のコイルへの通電をオン制御して遅角通路74を開放する。これにより、ストッパピストン26が嵌合リング27から抜け出して、ベーンロータ14とスプロケット11とが相対回転可能な状態となる。
この後、第二実施形態では、ECU6が切換弁201への通電を制御することにより、通路73、74のうちオイルポンプ4と連通する通路を切り換える。これにより、ベーンロータ14がハウジング18に対して進角方向Xまたは遅角方向Yへ相対回転する。
さらに第二実施形態では、内燃機関が停止すると、ECU6が切換弁201への通電をオフすることにより通路73、74を閉塞する。これにより内燃機関の停止状態では、油圧室51〜58および通路61〜68、71〜74のうち少なくとも通路73、74に作動油が滞留することになるので、内燃機関の始動後には、バルブタイミングの調整を速やかに開始することができる。しかも切換弁201は、通電遮断により通路73、74を閉塞するので、内燃機関の停止状態では、電源からECU6への電力供給を止める等して節電することができる。
(第三実施形態)
図6に示すように、本発明の第二実施形態は第一実施形態の変形例であり、第一実施形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する。第三実施形態と第一実施形態の違いは、進角通路73および遅角通路74を開閉する電磁弁301を装置制御系300に追加したことにある。具体的に、この電磁弁301は進角通路73および遅角通路74の中途部に設置され、ECU6に電気的に接続されている。ECU6によりソレノイド304への通電がオンされた状態の電磁弁301では、ソレノイド304が発生する電磁駆動力によって弁部材303が両通路73、74を開放する位置に定位する。一方、ソレノイド304への通電がオフされた状態では、図6に示すように弁部材303がスプリング302の復原力によって両通路73、74を閉塞する位置に定位する。即ち電磁弁301は、常閉型の弁である。
このような第三実施形態では、内燃機関が停止すると、ECU6が電磁弁301への通電をオフする。その結果、電磁弁301が進角通路73と遅角通路74を閉塞するので、油圧室51〜58および通路61〜68、71〜74のうち少なくとも通路73、74において作動油が滞留する。したがって、第三実施形態によっても、内燃機関の始動後、速やかにバルブタイミング調整を開始することができる。しかも、通路73、74の同時閉塞を切換弁31とは別の電磁弁301が行うため、通路73、74の同時閉塞機能を持たない切換弁31の使用が可能となり、例えば通路73、74とオイルポンプ4との連通切換機能に特化した切換弁31等、切換弁31の選択自由度が高くなる。
なお、第三実施形態において内燃機関が停止したときには、ECU6による切換弁31への通電をオフにすることが望ましい。この場合には、内燃機関の停止状態でECU6への電力供給を止める等して節電することができる。勿論、第三実施形態において内燃機関が停止したときに、ECU6によって切換弁31への通電を例えば第一実施形態のようにオン制御することも可能である。
以上、第三実施形態では、電磁弁301および切換弁31が共同して弁手段を構成している。
(第四実施形態)
図7に示すように、本発明の第四実施形態は第三実施形態の変形例であり、第三実施形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する。第四実施形態と第三実施形態との違いは、装置制御系400において進角通路71および遅角通路72をパイロット制御弁401により開閉することにある。具体的にこのパイロット制御弁401は、進角通路73および遅角通路74の中途部に配置されている。また、パイロット制御弁401は、ポンプ通路75のオイルポンプ4よりも下流側にパイロット通路402を通じて接続されており、オイルポンプ4からパイロット通路402を経由して供給される作動油の油圧をパイロット圧として利用する。オイルポンプ4が起動してパイロット圧が設定圧P以上となる状態では、パイロット制御弁401の弁部材403が当該パイロット圧によって両通路73、74を開放する位置に定位する。一方、オイルポンプ4が停止する等してパイロット圧が設定圧P未満となった状態では、図7に示すように弁部材403がスプリング402の復原力によって両通路73、74を閉塞する位置に定位する。即ちパイロット制御弁401は、パイロット油圧によって作動する常閉型の弁である。
このような第四実施形態では、内燃機関が停止すると、オイルポンプ4の停止によってパイロット油圧が低下し、設定圧P未満となる。その結果、内燃機関が停止している間は、パイロット制御弁401が通路73、74の閉塞状態を保持することになるので、油圧室51〜58および通路61〜68、71〜74のうち少なくとも通路73、74において作動油が滞留する。したがって、第四実施形態によっても、内燃機関の始動後、速やかにバルブタイミング調整を開始することができる。また、機械的に作動するパイロット制御弁401により通路73、74の同時閉塞を実現しているので、第三実施形態では必要なソレノイド304やECU6との間の電気配線、ECU6によるソレノイド304への通電制御が不要となる。しかも、通路73、74の同時閉塞を切換弁31とは別のパイロット制御弁401が行うため、通路73、74の同時閉塞機能を持たない切換弁31の使用が可能となり、例えば通路73、74とオイルポンプ4との連通切換機能に特化した切換弁31等、切換弁31の選択自由度が高くなる。
なお、第四実施形態においても、内燃機関が停止したときには、切換弁31への通電をオフにすることが節電の点で望ましいが、切換弁31への通電をオン制御することも勿論可能である。
以上、第四実施形態では、パイロット制御弁401、パイロット通路402および切換弁31が共同して弁手段を構成している。
(他の実施形態)
上述の第一〜第四実施形態では、ハウジング18がクランクシャフトに連動して回転し、ベーンロータ14がカムシャフト2に連動して回転する例を示した。しかし、本発明は、ベーンロータ14がクランクシャフトに連動して回転し、ハウジング18がカムシャフト2に連動して回転するバルブタイミング調整装置にも適用することができる。
さらに、上述の第一〜第四実施形態では、排気弁のバルブタイミングを制御するバルブタイミング調整装置に本発明を適用した例を示したが、吸気弁のバルブタイミングを制御する装置にも適用することができる。また、吸気弁および排気弁のバルブタイミングを調整する装置にも本発明を適用することもできる。
またさらに、上述の第一および第二実施形態では、進角通路71および遅角通路72を1つの切換弁31、201により開閉する例を示したが、各通路71、72を個別の切換弁により開閉させてもよい。
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明はそれらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用可能である。
本発明の第一実施形態によるバルブタイミング調整装置を示す構成図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明の第一実施形態による切換弁の作動を説明するための模式図である。 本発明の第二実施形態によるバルブタイミング調整装置を示す構成図である。 本発明の第二実施形態による切換弁の作動を説明するための模式図である。 本発明の第三実施形態によるバルブタイミング調整装置を示す構成図である。 本発明の第四実施形態によるバルブタイミング調整装置を示す構成図である。
符号の説明
1 バルブタイミング調整装置、2 カムシャフト(従動軸)、4 オイルポンプ(流体供給源)、14 ベーンロータ、18 ハウジング、31 切換弁(弁手段)、32 電磁駆動部、42 スプール(弁部材)、51〜54 進角油圧室(進角室)、55〜58 遅角油圧室(遅角室)、73 進角通路、74 遅角通路、201 切換弁(弁手段)、202 常閉用スプリング(弾性部材)、203 電磁駆動部、301 電磁弁(弁手段)、401 パイロット制御弁(弁手段)、402 パイロット通路

Claims (5)

  1. 内燃機関の駆動軸から吸気弁および排気弁の少なくとも一方を開閉駆動する従動軸へ駆動力を伝達する駆動力伝達系に設置され、前記吸気弁および前記排気弁の少なくとも一方の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置であって、
    前記駆動軸および前記従動軸の一方と連動して回転するハウジングと、
    前記駆動軸および前記従動軸の他方と連動して回転し、前記ハウジングとの間に進角室および遅角室を形成し、前記進角室および前記遅角室の作動流体圧により前記ハウジングに対して相対回転駆動されるベーンロータと、
    前記進角室と連通する進角通路と、
    前記遅角室と連通する遅角通路と、
    前記進角通路および前記遅角通路へ作動流体を供給する流体供給源の下流側において前記進角通路および前記遅角通路を開閉する弁手段であって、前記内燃機関の停止時に前記進角通路および前記遅角通路を閉塞して前記進角通路および前記遅角通路に作動流体を滞留させる弁手段と、
    を備えることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
  2. 前記弁手段は、前記進角通路を開放して前記流体供給源から前記進角通路へ作動流体を供給する状態と、前記遅角通路を開放して前記流体供給源から前記遅角通路へ作動流体を供給する状態と、前記進角通路および前記遅角通路を閉塞する状態とに切り換わる切換弁であることを特徴とする請求項1に記載のバルブタイミング調整装置。
  3. 前記切換弁は、弁部材、通電により前記弁部材を電磁駆動する電磁駆動部、ならびに復原力により前記弁部材を押圧する弾性部材を有し、前記電磁駆動部への通電停止時に前記復原力により前記弁部材を移動させることで前記進角通路および前記遅角通路を閉塞することを特徴とする請求項2に記載のバルブタイミング調整装置。
  4. 前記弁手段は、前記進角通路および前記遅角通路のうち前記流体供給源と連通する通路を切り換える切換弁、ならびに前記切換弁の下流側に設置され、通電により前記進角通路および前記遅角通路を開放し、通電の停止により前記進角通路および前記遅角通路を閉塞する電磁弁を有することを特徴とする請求項1に記載のバルブタイミング調整装置。
  5. 前記弁手段は、前記進角通路および前記遅角通路のうち前記流体供給源と連通する通路を切り換える切換弁、前記切換弁の上流側において前記流体供給源と連通するパイロット通路、ならびに前記切換弁の下流側に設置され、前記パイロット通路から設定圧以上の作動流体圧を受けることにより前記進角通路および前記遅角通路を開放し、前記パイロット通路から前記設定圧未満の作動流体圧を受けることにより前記進角通路および前記遅角通路を閉塞するパイロット制御弁を有することを特徴とする請求項1に記載のバルブタイミング調整装置。



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