JP2007137861A - 肥満抑制剤、その製造方法及びそれを含む肥満抑制用組成物 - Google Patents

肥満抑制剤、その製造方法及びそれを含む肥満抑制用組成物 Download PDF

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Kajiro Nakajima
嘉次郎 中島
Ritsu Yamazaki
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Abstract

【課題】肥満者の生理機構に対し直接的に作用して、血液中の糖分量、体脂肪量などの肥満原因に関係なく肥満を抑制し得る肥満抑制剤を提供する。
【解決手段】葛花乾燥物の抽出エキスからなるレプチン作用向上性肥満抑制剤であって、(1)葛花乾燥物を水と低級アルコールのいずれか一方又はその両方からなる溶剤で抽出する工程、(2)得られた抽出液から固体不純分を除去する工程、(3)固体不純分を除去した抽出液を吸着カラムに通す工程、(4)カラムから吸着物を分画溶離する工程、及び
(5)目的物を含む画分を回収し、濃縮乾操する工程により製造する。
【選択図】なし

Description

本発明は、葛花抽出エキスのレプチン作用向上効果に着目した肥満抑制剤、特に糖尿病に起因する肥満抑制剤とその製造方法及びそれを有効成分として含有する肥満抑制用組成物に関するものである。
近年、わが国では食生活様式の欧米化に伴い動脈硬化、糖尿病、心疾患、肥満等の生活習慣病が急増し、健全な日常生活を送るためには食生活の改善が重要な手段であり、その対策については多くの研究がなされている。
生活習慣病の予防のためには体脂肪を貯めないことの重要性が多くの研究報告で指摘されており、健康との関わりについては肥満を抑制することが重要な要因と考えられる。
そして、このように肥満を抑制することにより動脈硬化、糖尿病ひいては心疾患の発症をかなり予防できると考えられる。
これまで、肥満防止剤又は肥満抑制剤としては、ヘチマやアマチャヅルから抽出単離されたサポニン物質を有効成分とするもの(特許文献1参照)、米醸造酢モロミの乾燥粉末と粗糖の着色成分と小豆サポニンとタンニン成分とを配合した食品(特許文献2参照)、アズキサポニンを必須成分とする抗肥満食品(特許文献3参照)、大豆サポニン成分と粗黒糖から抽出された色素成分とを含有した食品(特許文献4参照)などが提案されている。
しかしながら、これらの肥満防止剤や肥満抑制剤は、摂取した食品中の糖分や脂肪分の吸収を抑制して減量する間接的なものであり、生理的機構に作用して直接的に肥満を抑制するものではないため、効果が発揮される範囲が制限されるのを免れない。
他方、葛花抽出物中にはイソフラボノイドとトリテルペノイドサポニンが含まれており、イソフラボノイド中のプエラリン、ゲニステイン、テクトリゲニンやトリテルペノイドサポニン中のカイカサポニンIIIを単独で投与することにより血清中の糖や脂質の上昇を抑制し、糖尿病の治療に役立つことも知られている。(特許文献5、非特許文献1〜4参照)
しかしながら、これらの成分は、単に血清中の糖や脂質の上昇を抑制する作用により糖尿病の治療に役立つものであるため、血清中の糖や脂質の上昇に起因しない肥満を抑制し、或いは防止することはできないという欠点がある。
特開昭60−9454号公報(特許請求の範囲その他) 特開昭60−98962号公報(特許請求の範囲その他) 特開昭60−188044号公報(特許請求の範囲その他) 特開平6−311867号公報(特許請求の範囲その他) 特開平10−87486号公報(特許請求の範囲その他) ジャーナル・オブ・ナチュラル・プロダクツ(J.Nat.Prod.)、2003年、第66巻、第6号、p.788−792 アーチブス・オブ・ファーマカル・リサーチ(Arch.Pharm.Res.)、2000年、第23巻、第5号、p.461−466 ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(J.Biol.Chem.)、1992年、第237巻、第6号、p.3946−3951 ジャーナル・オブ・メディシナル・フード(J.Med.Food)、2004年、第7巻、第1号、p.31−37
本発明は、肥満者の生理機構に対し直接的に作用して、血液中の糖分量、体脂肪量などの肥満原因に関係なく肥満を抑制し得る肥満抑制剤を提供することを目的としてなされたものである。
本発明者らは、葛花の抽出エキスの生理的作用について種々研究を重ねた結果、この中にレプチンの量の上昇を抑制し、血液中の糖や脂質のような肥満原因物質の種類には関係なく体重の増加を抑制する成分が含まれていることを見出し、この知見に基づいて本発明をなすに至った。
レプチンは、脂肪組織、胃、胎盤で合成されるホルモンで、エネルギー貯蔵が増加すると肥大した脂肪細胞より分泌され、エネルギーの消費を促進するとともに、脳の視床下部の摂食中枢を刺激し食欲を抑制する作用を有することが知られている。
そして、過食により肥満が発症したヒトや動物では、正常状態よりもレプチン受容体の感受性が低下し、レプチンの作用が十分に発揮されないため、レプチンの分泌量は次第に増加し、過剰分泌状態となる。
すなわち、多くの肥満者においては、食欲コントロール機構が異常をきたしているため、レプチンの作用が低下し、これを補うためレプチンの分泌量が増大し、高レプチン血症が誘発されている。
したがって、このような場合に肥満を抑制するには、レプチンの作用を向上させ、効率よく摂食中枢へ伝達し、食欲を調節するのが効果的な手段となる。
すなわち、本発明は、葛花乾燥物の抽出エキスからなるレプチン作用向上性肥満抑制剤、
(1)葛花乾燥物を水と低級アルコールのいずれか一方又はその両方からなる溶剤で抽出する工程、
(2)得られた抽出液から固体不純分を除去する工程、
(3)固体不純分を除去した抽出液を吸着カラムに通す工程、
(4)カラムから吸着物を分画溶離する工程、及び
(5)目的物を含む画分を回収し、濃縮乾燥する工程
からなるレプチン作用向上性肥満抑制剤の製造方法、及び総イソフラボノイド含量5質量%以上、総サポニン含量4質量%以上に相当する量の葛花乾燥物の抽出エキス及び経口用賦形剤からなるレプチン作用向上性肥満抑制用組成物を提供するものである。
次に、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明の肥満抑制剤は、葛花すなわちクズの花や蕾を乾燥したものを原料として用いて得られるが、このクズは、マメ科の大形蔓性の多年草であって、東アジアや東南アジアを中心にして広く分布している。
本発明の原料としては、クズの中のどのような種のものを用いてもよく、制限はないが、特にプエラリア・ロバータ(Pueraria lobata)又はプエラリア・トムソニイ(Pueraria thomsonii)が好適である。
本発明の肥満抑制剤は、このクズの花又は蕾を乾操したのち、これを抽出した抽出エキスからなっている。この抽出の際に用いる溶剤としては水のみでもよいが、薬理作用の大きい抽出エキスを得るには低級アルコール例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールの単独又はこれと水との混合物、特に濃度70%以上のエタノール水溶液を用いるのがよい。
この抽出エキスは、所望ならばその溶液状のものをそのまま用いることができるが、抽出エキスを濃縮、乾操して白色粉末状にしたものが、製剤しやすい点で好ましい。
このようにして得られる葛花には、イリソリドン、グリシテイン、ゲニステイン、テクトリゲニン、バイオカインA又はそれらの配糖体のようなイソフラボノイドやソヤサポゲノールB、ソファラジオール又はそれらの配糖体例えばカッカサポニンI、カイカサポニンIII、ソヤサポニンIのようなトリテルペノイドサポニンなどの活性物質が含まれている。
本発明のレプチン作用向上性肥満抑制剤は、原料の葛花乾燥物から、以下に示す(1)ないし(5)の工程を経て製造することができる。
(1)葛花乾燥物を水と低級アルコールのいずれか一方又はその両方からなる溶剤で抽出する工程、
(2)得られた抽出液から固体不純分を除去する工程、
(3)固体不純分を除去した抽出液を吸着カラムに通す工程、
(4)カラムから吸着物を分画溶離する工程、及び
(5)目的物を含む画分を回収し、濃縮乾操する工程。
上記の(1)工程における溶剤としては、水又は低級アルコール例えばメタノール、エタノール、プロパノール又はブタノールが用いられる。これらの溶剤は単独で用いてもよいし、2種以上混合して用いてもよい。
好ましい溶剤は、水単独又はエタノール濃度30%以下の水とエタノールとの混合物である。この(1)工程は、葛花乾燥物の質量に対して10〜50倍量の溶剤を加え、温度60〜95℃に加熱しながら1〜2時間抽出処理することによって行われる。
このようにして、褐色の抽出液が得られる。
このようにして得た抽出液を、次いで(2)工程において300メッシュ又はそれよりも細かい篩目の金網を通して固体不純分を除去する。この(2)工程においては、所望に応じ、ろ液を濃縮乾燥後、再度溶剤に溶解し、ろ過して固体不純分を除去する操作を行うこともできる。
このようにして固体不純分を除去した抽出液を、次に(3)工程において吸着剤を充填したカラムに通し、その中に含まれている活性成分を吸着剤に吸着させる。この際の吸着剤としては通常、吸着分離用の吸着剤として用いられているもの、例えば全多孔性アルミナ、全多孔性シリカゲル保持体、表面多孔性シリカゲル保持体などの吸着用又は逆相分離用充てん剤、イオン交換体も用いることができるが、特に分取クロマトグラフィー用充てん剤として調製された吸着用、逆相用又は分配用充てん剤が好適である。
このようなものとしては、例えば関東化学社試薬事業本部から商品名「LiChroprep Si40」として市販されている全多孔性シリカゲル、商品名「Li Chroprep RP−8」として市販されている逆相用全多孔性化学結合型シリカゲル、商品名「Li Chroprep D10L」として市販されている分配用全多孔性化学結合型シリカゲル、日本ウォーターズリミテッド社から商品名「PREP−PAKSilica」として市販されている吸着用全多孔性シリカゲル、ローム・アンド・ハース社から商品名「アンバーライトX AD16HP」として市販されている吸着分離体、三菱化学社より商品名「ダイヤイオンHP20」として市販されている吸着分離体、和光純薬社から商品名「Wakogel 100C18」として市販されているオクタデシルシリル化シリカゲルのようなシリル化シリカゲル系逆相分離剤やスチレン−ジビニルベンゼン共重合体系吸着剤、ポリスチレン系イオン交換体、トリフェニルメチルメタクリレート系吸着剤などが好適である。
この(3)工程においては、前工程で得た抽出液をそのまま処理してもよいが、多量の抽出溶剤を用いた場合は、所望により1/2〜1/10の量になるまで濃縮したのち処理することもできる。
次に、このようにして、(3)工程において吸着カラムに抽出液の活性成分を吸着剤に吸着させたのち、(4)工程においてカラムから吸着された活性成分を分画溶離する。この分画溶離は、カラム上部より溶剤を流して、展開し、画分を順次溶出させる。この際の展開及び溶出に用いる溶剤としては、エタノール単独又は濃度70%以上のエタノール水溶液が好ましい。
このようにして、カラムから溶出してくる液を、例えばフラクションコレクターを用いて分取し、所要の画分を得る。
次いで、(5)工程において、このようにして得た画分について、減量効果の試験を行い、効果を示す画分を回収する。
この回収は、活性を示す画分から、必要に応じろ過又は遠心分離して不溶分を除去したのち、減圧下で濃縮し、その濃縮液を噴霧乾燥することにより行われる。この際の濃縮は、噴霧乾燥を容易にするために行うのであるから、場合によっては省略することもできる。また、噴霧乾燥の代りに凍結乾燥を用いることもできる。
このようにして、所望のレプチン作用向上性肥満抑制剤が褐色粉末として得られる。
本発明のレプチン作用向上性肥満抑制剤は、体重1kg当り10〜500mg又は0.4〜2%の濃度のものを1日2〜3回に分けて投与するが、この投与量は症状の軽重に応じて適宜増減することが必要である。
本発明のレプチン作用向上性肥満抑制剤は、これに経口用賦形剤を配合し、常法に従って調製することにより、レプチン作用向上性肥満抑制用組成物とすることができる。この組成物は、液剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、錠剤、トローチ剤、カプセル剤、丸剤などに製剤して投与される。
この際に用いる賦形剤としては、例えばヨウ化ナトリウム、酸化マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、炭酸水素ナトリウム、タルク、ホウ酸などの無機系賦形剤、ブドウ糖、乳糖、デンプン、ゼラチン、アラビアゴム、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリビニルピロリドン、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、ポリエチレングリコール、塩化ベンザルコニウム、シロップ、レモン油、ユーカリ油、エタノールなどの有機系賦形剤を挙げることができる。
この製剤用組成物には、総イソフラボノイド含量5質量%以上、総サポニン含量4質量%以上に相当する量の葛花乾燥物の抽出エキスを用いるのが好ましい。
本発明によると、血液中の糖成分や脂肪成分とは関係なしに、肥満症状にある患者の肥満を抑制し得る肥満抑制剤を提供することができるので、適用範囲を拡大することができる。
次に、実施例により、本発明を実施するための最良の形態を説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
乾燥した葛花(Pueraria lobata Ohwi)3kgに水60リットルを加え、90℃で1時間かき混ぜながら抽出した後、金網を通してろ過し、さらに高速遠心分離して抽出液を調製した。予めエタノール、次いで水を用いてステンレス鋼管に充てんした吸着樹脂(ローム・アンド・ハース社製、商品名「アンバーライトXAD16HP」)に負荷させて目的物質を吸着させ、水洗後、エタノールで目的物質を溶離した。
目的画分を約70μmの間隔でろ過した後、減圧下で約1/3量まで濃縮、当該濃縮液を噴霧乾燥することにより、レプチン作用向上性肥満抑制剤96gを褐色粉末として回収した。
この物質50mgに水25mlを加え溶解し、さらにメタノールを加え50mlとした溶液をろ過しその10μlを高速液体クロマトグラフィー(以下HPLCと略す)で定量したところ、カッカライド43.3%含有することが確認された。
また、このメタノール抽出液を薄層クロマトグラフィー(以下TLCと略す)で分析したところ、トリテルペノイドサポニンのスポットが確認された。
参考例
正常マウス体重に対する本発明のレプチン作用向上性肥満抑制剤の影響について、以下のようにして試験した。
すなわち、ddY系5週令雄性マウスを使用し、実施例1で得たレプチン作用向上性肥満抑制剤を0.933質量%の割合で添加した固型飼料を与え、自由摂取させた。40日間週2回、一般症状と体重を測定し、このマウス群の体重増加(破線)を正常固型飼料を自由摂取させた対照マウス群の体重(実線)と比較した。この結果を図1に示す。
この図から分るように、本発明のレプチン作用向上性肥満抑制剤は、正常マウス群の体重に対してはほとんど影響を与えない。
乾燥した葛花(Pueraria lobata Ohwi)3kgに20%エタノール60リットルを加え、85℃で1時間かき混ぜながら抽出した後、金網を通してろ過し、さらに高速遠心分離して抽出液を調製した。予めアルコール、次いで水でステンレス鋼管に充てんした吸着樹脂(三菱化学社製、商品名「ダイヤイオンHP20」)に負荷させて目的物質を吸着させ、水洗後、エタノールで目的物質を溶離した。
目的画分を約70μmの間隔でろ過した後、減圧下で約1/3量まで濃縮、当該濃縮液を噴霧乾燥することにより、レプチン作用向上性肥満抑制剤約170gを褐色粉末として回収した。
この物質50mgにメタノール5mlを加え溶解し、さらにメタノールを加え50mlとした溶液をろ過しその10μlをHPLCで定量するとカッカライド43.1%含有することが確認された。
また、このメタノール抽出液をTLCで分析したところ、トリテルペノイドサポニンのスポットが確認された。
乾燥した葛花(Pueraria lobata Ohwi)2kgに10%エタノール40リットルを加え、90℃で1時間かき混ぜながら抽出した後、金網を通してろ過し、さらに高速遠心分離して抽出液を調製した。次に、この抽出液を予めエタノール、次いで10%エタノールでステンレス鋼管に充てんしたオクタデシルシリル化シリカゲルに負荷させて目的物質を吸着させ、80%エタノールで目的物質を溶離した。
目的画分を約70μmの間隔でろ過した後、減圧下で約1/3量まで濃縮したのち、当該濃縮液を噴霧乾燥することにより、レプチン作用向上性肥満抑制剤約61gを褐色粉末として回収した。
この物質50mgに水25mlを加え溶解し、さらにメタノールを加え50mlとした溶液をろ過し、その10μlをHPLCで定量したところ、カッカライド46.2%含有することが確認された。
また、このメタノール抽出液をTLCで分析したところ、トリテルペノイドサポニンのスポットが確認された。
乾燥した葛花(Pueraria thomsonii)2kgに10%エタノール40リットルを加え、90℃で2時間かき混ぜながら抽出した後、金網を通してろ過し、さらに高速遠心分離して抽出液を調製した。この抽出液を予めエタノール、次いで水でステンレス鋼管に充てんした実施例1で用いたのと同じ吸着樹脂に負荷させて目的物質を吸着させ、エタノールで目的物質を溶離した。
目的画分を約70μmの間隔でろ過した後、減圧下で約1/3量まで濃縮し、この濃縮液を噴霧乾燥することにより、レプチン作用向上性肥満抑制剤約101gを褐色粉末として回収した。
この物質50mgに水25mlを加え溶解し、さらにメタノールを加え50mlとした溶液をろ過し、その10μlをHPLCで定量したところ、テクトリジン13.1%、テクトリゲニン7‐O‐キシロシルグルコサイド14.8%を含有することが確認された。
また、この物質1gをメタノールを加えて溶かした液をろ過し、そのろ液をメタノールで一晩浸潤させたセファデックスLH−20 100gを充填したカラムに負荷させる。全量を負荷完了した時点で溶出部受器を改めると共に、メタノールでの溶出を開始する。初溶出部から溶出液を25mlずつ分取して17画分までを取得し、これらを試料溶液とする。別に薄層クロマトグラフ用葛花サポニン10mgを量り、メタノール10mlを加えて溶かし、標準溶液とする。これらの液につきTLC分析を行ったところ、トリテルペノイドサポニンのスポットが確認された試料溶液から成るサポニン画分は約50℃で減圧濃縮後、デシケーター(減圧:0.67KPa以下、シリカゲル)で24時間乾燥した後、その質量を量り24.14%含有することが確認された。
乾燥した葛花(Pueraria thomsonii)150kgに20倍量の熱湯を加え、95℃で2時間かき混ぜながら抽出した後、金網を通してろ過し、抽出液を濃縮し、その濃縮物を噴霧乾燥することにより、約40kgの乾燥エキスを得た。次いで、このエキス末40kgを7倍量の温湯で再溶解し、不溶部を高速遠心分離で除き、先ずエタノール、次いで水でステンレス鋼管に充てんした実施例2で用いたのと同じ吸着樹脂に負荷させて目的物質を吸着させ、水洗後、薄めたエタノール約600リットルで目的物質を溶離した。
目的画分を約70μmでろ過した後、減圧下で約1/3量まで濃縮し、この濃縮液を噴霧乾燥することにより、レプチン作用向上性肥満抑制剤約6.1kgを褐色粉末として回収した。
この物質50mgに水25mlを加えて溶解し、さらにメタノールを加えて、全量50mlとしたのち、ろ過して不溶分を除去した。このろ液の10μlをHPLCで定量したところ、テクトリジン11.6%、テクトリゲニン‐O‐キシロシルグリコシド12.5%を含有することが確認された。
また、この物質1gをメタノールを加えて溶かした液をろ過し、このろ液をメタノールで一晩浸潤させたセファデックスLH−20 100gを充填したカラムに負荷させる。全量を負荷完了した時点で溶出部受器を改めると共に、メタノールでの溶出を開始する。初溶出部から溶出液を25mlずつ分取して17画分までを取得し、これらを試料溶液とする。別に薄層クロマトグラフ用葛花サポニン10mgを量り、メタノール10mlを加えて溶かし、標準溶液とする。これらの液につきTLC分析を行ったところ、トリテルペノイドサポニンのスポットが確認された試料溶液から成るサポニン画分は約50℃で減圧濃縮後、デシケーター(減圧:0.67KPa以下、シリカゲル)で24時間乾燥した後、その質量を量り21.35%含有することが確認された。
肥満型糖尿病モデルであるJacson系db/db雄性マウス4週令すなわち対照マウス群及び糖尿病を有しない正常マウスを実験に使用した。
実験開始後、各マウスヘ1週間に5回、5週間にわたり連続的に実施例1で得たレプチン作用向上性肥満抑制剤500mg/kgを経口投与するとともに、1週間ごとに体重を観察した。5週間目、実験終了後マウスを屠殺し採血を行った。採血した血液は遠心分離(3000r.p.m×10分)を行い、血清を分離し血清中のレプチンを定量した。この結果を表1に示す。
Figure 2007137861
この表から分るように、血清レプチン濃度についてはdb/dbマウスすなわち対照マウス群では正常マウス群に比べて有意な上昇が認められる。一方レプチン作用向上性肥満抑制剤投与マウス群では対照マウス群に比べて有意な低下が認められる。
次に血清グルコースを定量した結果を表2に示す。
Figure 2007137861
この表から分るように、血清グルコース濃度は正常マウス群に比べてdb/dbマウスすなわち対照マウス群では有意に上昇したが、レプチン作用向上性肥満抑制剤投与マウス群では対照マウス群に比べてほとんど変化は認められない。すなわち、明確な減量効果は認められるが、血清グルコースの上昇を抑制する効果は認められない。
また、血清T−Ch及びTGについての定量を行い、その結果を表3に示す。
Figure 2007137861
この表から分るように、db/dbマウスすなわち対照マウス群は正常マウス群に比べて血清T−Ch,TGともに有意な上昇が認められたが、レプチン作用向上性肥満抑制剤投与マウス群では対照群マウス群と比べてほとんど変化はみられない。すなわち、明確な減量効果は認められても血清脂質の上昇を抑制する作用は認められない。
以上の試験においてレプチン作用向上性肥満抑制剤は、1%CMC−Naに懸濁し体重10g当り0.1mlの割合で投与し、また対照マウス群及び正常マウス群は溶媒のみを投与し、グルコース(和光純薬、グルコーステストワコー)、T−Ch(和光純薬、コレステロールEテストワコー)、TG(和光純薬、トリグリセライドEテストワコー)はそれぞれのキットで定量した。
次に、各マウス群ごとの体重の変化を測定し、その結果を図2に示す。
図2から分るように、本発明のレプチン作用向上性肥満抑制剤を投与した場合、糖尿病処理をしない正常マウス群(◆印)はほとんど変化が認められないが、対照のdb/dbマウス群(□印)は実験開始よりすでに正常マウス群に比べて体重の有意な増加が認められる。そして、これにレプチン作用向上性肥満抑制剤を投与したマウス群(■印)の体重は、5、6及び7週目において対照のdb/dbマウス群に比べて有意な減少が認められる。このように、糖尿病性肥満のマウス群においては減量効果が認められる。
以上の結果より、糖尿病性肥満のマウスでは体重の上昇を抑制することが示唆された。また同時に血清中の糖、脂質濃度にはほとんど変化はみられないのに対して血清レプチンの上昇を有意に抑制すること、すなわち、レプチン作用向上性肥満抑制剤が摂食をコントロールすることにより減量効果が発現し、血清中のレプチンの濃度が低下したことが推察される。
ICR系7週令雌性マウスを普通食マウス群、高脂肪食マウス群、レプチン作用向上性肥満抑制剤投与マウス群の3群に振り分け、普通食マウス群は普通飼料、高脂肪食マウス群は高脂肪食(40%牛脂・9%グラニュー糖添加普通食)飼料、レプチン作用向上性肥満抑制剤投与マウス群は高脂肪食マウス群で使用した高脂肪食飼料へ実施例2で得たレプチン作用向上性肥満抑制剤を0.4、1.0及び2.0質量%(a、b及びcとする)の割合で添加した飼料を水道水とともに10週にわたりマウスヘ自由摂取させた。なお、上記肥満抑制剤添加飼料は実験開始から3週目までが0.4%添加飼料、3週目から7週目までが1%添加飼料、7週目から10週目までが2%添加飼料と段階的に増加させた。実験開始後経時的に体重、試料摂取量を観察し、10週目に動物を屠殺し、採血及び腹部脂肪の摘出を行った。採血した血液は遠心分離(3000r.p.m×10分)後血清を分離し、血清中の総コレステロール(T−Ch)、HDLコレステロール(HDL−Ch)、トリグリセライド(TG)、レプチンを測定し高脂肪食マウス群と比較した。また、摘出した腹部脂肪は質量を測定した。T−Ch、HDL−Ch、TGは(和光純薬、コレステロールEテストワコー)、(和光純薬、HDL−コレステロールテストワコー)及び(トリグリセライドE−テストワコー)による酵素法で、レプチンは(森永生化学研究所、モリナガマウスレプチン測定キット)によるELISA法でそれぞれ定量した。その結果を図3に示す。
この図3から分るように、高脂肪食マウス群(□印)のマウスの体重は経時的に増加しはじめ、4週目以降では普通食マウス群(◆群)と比べて有意な増加が認められる。レプチン作用向上性肥満抑制剤投与マウス群(▲群)では6週目以降より高脂肪食マウス群と比べて体重増加の有意な抑制が認められる。また、この際の各群ごとの飼料摂取量を表4に示す。
Figure 2007137861
表4から分るように、実験開始から3週目までは高脂肪食マウス群は普通食マウス群に比べて飼料摂取量にほとんど違いは認められないが、4週目から6週目まではわずかに飼料摂取量の低下が認められ、また7、8週目は増加し、9週目以降は低下する。レプチン作用向上性肥満抑制剤投与マウス群もほぼ同様なパターンであったが、高脂肪食マウス群とはほとんど有意差は認められない。
しかしながら、添加濃度を2質量%に上昇させた7週目以降より高脂肪食マウス群と比べてわずかに飼料摂取量の低下の傾向が認められる。この摂取量低下の現象は、本発明のレプチン作用向上性肥満抑制剤の摂食調節作用によるものと考えられる。
次に、この例における各群ごとの血清コレステロール、トリグリセリド及び血清レプチンを定量し表5及び表6に示す。
Figure 2007137861
この表から分るように、高脂肪食マウス群ではT−Ch、HDL−Chともに普通食マウス群と比べて有意な増加が認められたが、レプチン作用向上性肥満抑制剤投与マウス群のT−Chについては高脂肪食マウス群に比べてほとんど変化はみられない。一方、レプチン作用向上性肥満抑制剤投与マウス群のHDL−Chについては高脂肪食マウス群に比べて有意な増加が認められる。また、血清TGについては普通食マウス群に比べて高脂肪食マウス群ではほとんど変化は認められないが、レプチン作用向上性肥満抑制剤投与マウス群では高脂肪食マウス群に比べて有意に低下する。すなわち、レプチン作用向上性肥満抑制剤の摂取により総コレステロールについてはほとんど影響を示さないが、善玉コレステロールといわれるHDL−コレステロールやトリグリセライドの低下を招くことにより、減量効果もさることながら、高脂肪摂取によって誘発される生活習慣病の危険因子も低下させることが示唆される。
Figure 2007137861
この表から分るように、高脂肪食マウス群における血清レプチン濃度は普通食マウス群に比べて有意に増加した。このように増加した高脂肪食マウス群に比べてレプチン作用向上性肥満抑制剤投与マウス群では血清レプチンを低下させる傾向を示すが、有意差は認められない。この現象は、レプチン作用向上性肥満抑制剤が飼料摂取量をわずかに低下させることにより波及された結果であると推察され、その摂食調節作用を裏付けるものと考えられる。
次に、腹部脂肪質量を測定し、その結果を表7に示す。
Figure 2007137861
高脂肪食マウス群では普通食マウス群に比べて腹部脂肪質量の有意な増加が認められる。このような腹部脂肪が増加した高脂肪食マウス群に比べてレプチン作用向上性肥満抑制剤投与マウス群では腹部脂肪質量はやや低下する傾向を示すが、有意差は認められない。この腹部脂肪質量及び血清レプチン濃度の低下する傾向は、本発明の肥満抑制剤が体重増加を抑制した結果を裏付けていると考えられる。
以上のごとく、高脂肪食負荷により誘発される肥満マウスに対して、本発明の肥満抑制剤を併用して摂取することにより、摂食をコントロールし極端な体重増加を軽減させ、糖尿病性肥満マウスの場合と同様に減量効果が期待できるものである。さらにこの減量効果は、血清レプチン濃度と腹部脂肪を低下させる傾向へと波及させるものである。
肥満防止剤、特に糖尿病に起因する肥満防止剤として有用である。
正常マウスに対するレプチン作用向上性肥満抑制剤の影響を示すグラフ。 正常マウス及び糖尿病性肥満マウスに対するレプチン作用向上性肥満抑制剤の影響を示すグラフ。 普通食マウス、高脂肪食マウス及び高脂肪食にレプチン作用向上性肥満抑制剤を添加した食事を与えたマウスの体重変化を示すグラフ。

Claims (12)

  1. 葛花乾燥物の抽出エキスからなるレプチン作用向上性肥満抑制剤。
  2. 葛花乾燥物が、プエラリア・ロバータ(Pueraria lobata)又はプエラリア・トムソニイ(Pueraria thomsonii)に由来する葛花乾燥物である請求項1記載のレプチン作用向上性肥満抑制剤。
  3. 抽出エキスが水及び低級アルコールの中から選ばれた少なくとも1種からなる溶剤による抽出エキスである請求項1又は2記載のレプチン作用向上性肥満抑制剤。
  4. 低級アルコールがメタノール、エタノール、プロパノール及びブタノールの中から選ばれる請求項3記載のレプチン作用向上性肥満抑制剤。
  5. イソフラボノイド、トリテルペノイドサポニン及びそれらの配糖体の中から選ばれた少なくとも1種を含有する請求項1ないし4のいずれかに記載のレプチン作用向上性肥満抑制剤。
  6. イソフラボノイドがイリソリドン、グリシテイン、ゲニステイン、テクトリゲニン、バイオカインA又はそれらの配糖体である請求項5記載のレプチン作用向上性肥満抑制剤。
  7. トリテルペノイドサポニンがソヤサポゲノールB、ソファラジオール又はそれらの配糖体である請求項5記載のレプチン作用向上性肥満抑制剤。
  8. (1)葛花乾燥物を水と低級アルコールのいずれか一方又はその両方からなる溶剤で抽出する工程、
    (2)得られた抽出液から固体不純分を除去する工程、
    (3)固体不純分を除去した抽出液を吸着カラムに通す工程、
    (4)カラムから吸着物を分画溶離する工程、及び
    (5)目的物を含む画分を回収し、濃縮乾操する工程
    からなるレプチン作用向上性肥満抑制剤の製造方法。
  9. (1)工程における抽出を溶質の10〜50倍量の溶剤を用いて、温度60〜95℃で行う請求項8記載のレプチン作用向上性肥満抑制剤の製造方法。
  10. (3)工程の吸着カラムとしてポリスチレン系樹脂カラムを用い、(4)工程の分画溶離を70%以上の濃度のエタノールを用いて行う請求項8又は9記載のレプチン作用向上性肥満抑制剤の製造方法。
  11. (5)工程の乾燥を噴霧乾燥又は凍結乾燥で行う請求項8、9又は10記載のレプチン作用向上性肥満抑制剤の製造方法。
  12. 総イソフラボノイド含量5質量%以上、総サポニン含量4質量%以上に相当する量の葛花乾燥物の抽出エキス及び経口用賦形剤からなるレプチン作用向上性肥満抑制用組成物。
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