JP2007136366A - 生物学的排水処理装置及び生物学的排水処理方法 - Google Patents

生物学的排水処理装置及び生物学的排水処理方法 Download PDF

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Abstract


【課題】連続流入排水の生物学的処理にあたり粒状微生物汚泥を生成・維持する。
【解決手段】連続流入排水を混合装置2で微生物汚泥と混合し高濃度排水を汚泥に接触させて汚泥内へ有機物を深く浸透させ且つ該浸透により汚泥粒状化を図り、該粒状汚泥と排水の混合液を反応装置3で好気性で処理し粒状汚泥全体を利用して有機物を効果的に処理し且つ当該処理に従い汚泥粒状化を一層図り、この時、反応装置3内の混合液にエアリフト曝気撹拌装置3x等により剪断力を付与し粒状汚泥への酸素供給を容易として汚泥粒状化を一層図り且つ粒状汚泥表面の繊維状物を剥離し、この粒状汚泥の沈降速度の速さを利用し分離装置4で沈降速度の遅い浮遊性活性汚泥含有処理水と分離し、分離処理水を連続的に流出させ浮遊性活性汚泥を優先種とするのを防止する一方で、分離粒状汚泥を連続流入排水と混合するようにラインL1を介し戻して粒状汚泥の流出を防止し且つ優先種とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、排水を微生物汚泥を用いて生物学的処理する生物学的排水処理装置及び生物学的排水処理方法に関する。
生物学的排水処理方法として活性汚泥法が広く知られ普及している。この活性汚泥法にあっては、負荷変動による処理の不安定化や既設の処理設備の高度処理への変更時に生じる反応槽の容量不足等の問題がある。また、敷地に制約のある都市部では既設の処理能力を増強したくても、増設できないという問題が発生している。
一方、有用な微生物を粒状(グラニュール)にして排水処理に活用する試みがある。この方法では、粒状の微生物汚泥により反応槽の容積あたりの微生物濃度を高くできるため、反応槽容積を小さくすることが期待できる。しかしながら、この粒状の微生物汚泥を用いる方法は、嫌気性の処理方法としての実用化は進んでいるが、好気性の処理方法としては多くの問題があって本格的な実用化には至っていない。主な問題点は、好気性環境では、粒状の微生物汚泥を安定して生成・維持することができないことにある。
ここで、最近の研究では、特許文献1〜3に記載のように、好気性環境でも粒状の微生物汚泥を安定して生成させる技術が開発されつつある。しかしながら、特許文献1〜3に記載の技術は、SBAR(Sequencing Batch Airlift Reactor;SBR(Sequencing Batch Reactor)とも呼ぶ)と呼ばれるバッチ式(回分式)の処理装置を採用しており、例えば下水のように連続的に大量の排水が流入する処理施設には適用することができない。一方、連続的に流入する排水を、粒状の好気性微生物汚泥を用いて生物学的処理する方法が、特許文献4、5に記載されている。
WO 2004/024638 A1 WO 98/37027 特表2005−517532 特許第1778681号 特許第2672109号
しかしながら、上記特許文献4、5に記載の技術では、実際には、粒状の好気性微生物汚泥を安定して生成・維持することが困難である。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、連続的に流入する排水を生物学的に処理するにあたって粒状の微生物汚泥を安定して生成・維持することが可能な生物学的排水処理装置及び生物学的排水処理方法を提供することを目的とする。
本発明による生物学的排水処理装置は、連続的に流入する排水を生物学的処理しその処理水を連続的に流出する生物学的排水処理装置であって、連続的に流入する排水を、微生物汚泥と混合する混合装置と、この混合装置で混合した混合液に剪断力付与装置により剪断力を付与しながら好気性状態で処理する反応装置と、反応装置からの混合液を、沈降速度の速い粒状の微生物汚泥と沈降速度の遅い浮遊性活性汚泥を含む処理水とに分離する分離装置と、分離した沈降速度の速い粒状の微生物汚泥を上記微生物汚泥として混合装置に移送するための移送ラインと、を具備し、剪断力付与装置を、エアリフト曝気撹拌装置又はドラフトチューブを有する機械式曝気撹拌装置としたことを特徴としている。
また、本発明による生物学的排水処理方法は、連続的に流入する排水を生物学的処理しその処理水を連続的に流出する生物学的排水処理方法であって、連続的に流入する排水を、微生物汚泥と混合する混合工程と、この混合工程で混合した混合液に、剪断力付与装置であるエアリフト曝気撹拌装置又はドラフトチューブを有する機械式曝気撹拌装置により剪断力を付与しながら好気性状態で処理する反応工程と、反応工程からの混合液を、沈降速度の速い粒状の微生物汚泥と沈降速度の遅い浮遊性活性汚泥を含む処理水とに分離する分離工程と、分離した沈降速度の速い粒状の微生物汚泥を上記微生物汚泥として混合工程に移送する移送工程と、を具備したことを特徴としている。
このような生物学的排水処理装置及び生物学的排水処理方法によれば、連続的に流入する排水が微生物汚泥と混合され、高濃度の排水が薄まること無く微生物汚泥に接触し、排水中の汚濁成分である有機物、窒素、りん等が微生物汚泥内へ深く浸透すると共にこの浸透により微生物汚泥の粒状化が図られる。この粒状の微生物汚泥及び排水を含む混合液は、好気性状態で処理され、粒状の微生物汚泥の表面だけでは無く内部の浸透域を含む粒状の微生物汚泥全体が利用されて、汚濁成分である有機物、窒素、りん等が効果的に処理されると共に、当該処理に従い微生物汚泥の粒状化がさらに図られる。このとき、混合液には、剪断力付与装置であるエアリフト曝気撹拌装置又はドラフトチューブを有する機械式曝気撹拌装置により剪断力が付与され、粒状の微生物汚泥に対する酸素の供給が容易とされて微生物汚泥の粒状化がさらに図られると共に、粒状の微生物汚泥の表面に付着している繊維状、羽毛状の微生物が剥離される。この大径化されると共に繊維状、羽毛状の微生物が剥離された粒状の微生物汚泥は沈降速度が速く、沈降速度の遅い浮遊性活性汚泥を含む処理水と分離される。分離された処理水は連続的に流出され、粒状の微生物汚泥以外の浮遊性活性汚泥が留まって優先種と成り粒状の微生物汚泥を分解するということが防止される一方で、分離された粒状の微生物汚泥は、連続的に流入する排水と混合するように戻され、粒状の微生物汚泥の流出が防止されると共に優先種とされ、このような一連の処理が繰り返されて粒状の微生物汚泥が大径化される。このため、粒状の微生物汚泥が安定して生成・維持されるようになる。
ここで、混合装置は、反応装置内の上流側を構成しても良い。また、連続的に流入する排水を反応装置に導入するラインを混合装置として、当該ラインで、連続的に流入する排水と微生物汚泥とを混合し反応装置に導入するようにしても良い。
また、第二の剪断力付与装置として、混合液が表面に接して流れる又は表面に当たって乱流を生じさせる邪魔板を設けることが好ましい。これにより、粒状の微生物汚泥にさらに剪断力が付与されて粒状の微生物汚泥に対する酸素の供給が一層容易とされて微生物汚泥の粒状化がさらに図られると共に、粒状の微生物汚泥の表面に付着している繊維状、羽毛状の微生物が一層剥離され、粒状の微生物汚泥が一層安定して生成・維持されるようになる。
また、上記作用を効果的に奏する分離装置としては、具体的には、重力分離装置が挙げられる。
また、重力分離装置の表面積負荷を4m/h以上とすると、沈降速度が速い粒状の微生物汚泥と沈降速度の遅い浮遊性活性汚泥を含む処理水とが効果的に分離される。
ここで、粒状の微生物汚泥に高濃度の排水を接触させるには、混合装置に連続的に流入する排水を、移送ラインを介して混合装置に供給される粒状の微生物汚泥の量に対して、3〜20倍とし、30分間以下で供給するのが好ましい。
このように本発明による生物学的排水処理装置及び生物学的排水処理方法によれば、連続的に流入する排水を生物学的に処理するにあたって粒状の微生物汚泥を安定して生成・維持することが可能となる。
以下、本発明による生物学的排水処理装置及び生物学的排水処理方法の好適な実施形態について図1〜図3を参照しながら説明する。なお、各図において、同一又は相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図1は、 本発明の第一実施形態に係る生物学的排水処理方法を採用した生物学的排水処理装置を示す概略構成図であり、本実施形態の生物学的排水処理装置100は、下排水処理施設に採用されているもので、好気性グラニュール(以下、粒状の微生物汚泥と呼ぶ)を安定して生成・維持しながら、連続的に流入する排水を処理するものである。
図1に示すように、生物学的排水処理装置100は、最初沈殿池1、混合装置2、反応装置3、分離装置4、最終沈殿池5をこの順に接続して備えると共に、分離装置4を混合装置2に接続するための移送ラインL1を備えている。
最初沈殿池1は、連続的に流入する排水から固形物を沈降分離するものである。
混合装置2は、ここでは混合槽であり、最初沈殿池1で固形物が分離され連続的に流入する排水(初沈出口水;上澄水)と、後段の分離装置4から移送ラインL1を介して導入される粒状の微生物汚泥とを、撹拌装置2aで撹拌しながら混合し混合液を得るものである。撹拌装置2aは、ここでは、駆動源2bの駆動により撹拌羽根2cが回転して撹拌を行う機械式撹拌装置とされている。この混合装置2は、大量の排水が流入するため、嫌気槽とされている。
反応装置3は、ここでは好気槽であり、混合装置2からの混合液を曝気しながら撹拌し好気性処理を行うものである。この反応装置3は、矩形状を成して上流側から下流側に亘って、長尺に構成されると共に複数段に分けられ、混合液が各槽3a〜3fを順次通過し好気性処理に浴する構成とされている。
具体的には、反応装置3は、上流側から下流側に亘って、複数の仕切板(仕切壁)3iを所定の距離を隔てて配設することで、各槽3a〜3fに分けられている。これらの仕切板3iは、ここでは、槽3a,3b同士が下方で連通し、槽3b,3c同士が上方で連通するというように、連通部分が上下方向に交互に位置するように配設され、これらの連通部分を混合液が順次通過する構成とされている。なお、仕切板3iは、上方又は下方の何れか一方のみで槽同士が連通するように配設されていても良い。また、仕切板の中央部に連通口を配置し槽同士を連通するようにしても良い。
この反応装置3の各槽3a〜3fは、混合液に剪断力を付与する剪断力付与装置3xを各々備えている。この剪断力付与装置3xは、ここでは、曝気撹拌装置を兼ねるもので、エアリフト曝気撹拌装置とされている。このエアリフト曝気撹拌装置3xは、筒状を成して槽内の略中央に立てて設けられるエアリフト3gのその下部内に、曝気のための酸素含有気体である空気を送風機3hの駆動により供給することで、混合液がエアリフト3g内を上昇すると共にエアリフト3g外を下降する循環流を形成して曝気撹拌し、混合液がエアリフト3g内を上昇通過する際に、粒状の微生物汚泥に強い剪断力を付与するものである。
そして、このような反応装置3は、好気性処理に必要な酸素と反応時間が与えられるように設計されている。なお、槽内の溶存酸素濃度を高濃度とすべく、各槽3a〜3fに純酸素を供給するようにしても良い。
分離装置4は、ここでは重力分離槽(重力分離装置)であり、反応装置3からの混合液を重力分離するものである。この分離装置4は、表面積負荷を4m/h以上に設定し、混合液を、粒径が例えば0.2〜3mmを成し沈降速度の速い粒状の微生物汚泥と沈降速度の遅い浮遊性活性汚泥等を含む処理水とに分離する。なお、重力分離槽に代えて、例えば、遠心分離機等を分離装置4として用いるようにしても良い。
最終沈殿池5は、分離装置4から連続的に流入する沈降速度の遅い浮遊性活性汚泥等を含む処理水から、粒子径の小さい汚泥を沈降分離するためのものである。
分離装置4を混合装置2に接続するための移送ラインL1は、途中に配設された例えばポンプ9等の駆動により、分離装置4で沈降分離された粒状の微生物汚泥を混合装置2に移送するためのものであり、ここでは、最初沈殿池1の排水を混合装置2へ供給するラインと合流するように設けられている。この移送ラインL1は途中で分岐され、分岐ラインを介して余剰汚泥を生物学的排水処理装置100外に排出する構成とされている。なお、移送ラインL1は、混合装置2に直接接続するようにしても良い。
そして、このような生物学的排水処理装置100を構成する各装置の容積比率は、粒状の微生物汚泥を確実に生成すべく、従来技術で説明した公知のSBAR型処置装置の運転サイクルの各時間比率に対応するように設定されている。具体的には、2分間の排水流入、これに続く170分間の曝気、これに続く3分間の沈降分離、これに続く3分間の処理水流出の1サイクル3時間に対応して、混合装置2、反応装置3、分離装置4等の容積が決定されている。なお、時間比率は、ここでの記載時間に限定されるものではない。
次に、このように構成された生物学的排水処理装置100の作用について説明する。連続的に流入してくる排水は、最初沈殿池1の前段の沈砂池等で、砂等の比較的粒径の大きな固形物が沈降分離され、ビニール類等のし渣をスクリーン等で除去した排水が、ポンプ井よりポンプアップされて最初沈殿池1に連続的に流入する。
最初沈殿池1では、固形物(汚泥)が沈降分離され、この沈降分離された固形物は、生物学的排水処理装置100外へ排出され、濃縮、脱水、焼却等を行う所定の汚泥処理設備に送られて処理される。一方、最初沈殿池1で固形物が分離された排水は、混合装置2に連続的に流入し、混合装置2で、分離装置4から移送ラインL1を介して移送される粒状の微生物汚泥と混合される。ここでは、微生物汚泥が未だ粒状になっていない状態から説明する。
このように微生物汚泥は、最初沈殿池1から連続的に流入する排水と混合されるため、高濃度の排水が薄まること無く微生物汚泥に接触し、排水中の汚濁成分である有機物(BOD、COD、TOC)、窒素、りん等が微生物汚泥内へ深く浸透すると共にこの浸透により微生物汚泥の粒状化が図られる。
なお、粒状の微生物汚泥に高濃度の排水を接触させるには、混合装置2に連続的に流入する排水を、移送ラインL1を介して混合装置2に供給される粒状の微生物汚泥の量に対して、3〜20倍とし、30分間以下で供給するのが好ましい。
この粒状の微生物汚泥及び排水を含む混合液は、反応装置3に導入されて好気性状態で処理され、粒状の微生物汚泥の表面だけでは無く内部の浸透域を含む粒状の微生物汚泥全体が利用されて、汚濁成分である有機物、窒素、りん等が効果的に処理されると共に、当該処理に従い微生物汚泥の粒状化がさらに図られる。
この反応装置3にあっては、各槽3a〜3fの剪断力付与装置3xにより粒状の微生物汚泥に剪断力が付与される。具体的には、混合液がエアリフト3g内を上昇通過する際に、粒状の微生物汚泥に強い剪断力が付与される。この剪断力の付与により、粒状の微生物汚泥に対する酸素の供給が容易とされて微生物汚泥の粒状化がさらに図られると共に、粒状の微生物汚泥の表面に付着している繊維状、羽毛状の微生物が剥離される。
このようにして剪断力が付与された混合液は分離装置4に導入される。ここで、上記の装置を経ることで、大径化されると共に繊維状、羽毛状の微生物が剥離された粒状の微生物汚泥は、沈降速度が速い。このため、分離装置4では、沈降速度の速い粒状の微生物汚泥と沈降速度の遅い浮遊性活性汚泥を含む処理水とが分離される。
このとき、分離装置4の表面積負荷を4m/h以上としているため、沈降速度が速い粒状の微生物汚泥と沈降速度の遅い浮遊性活性汚泥を含む処理水とが効果的に分離される。
このようにして分離された浮遊性活性汚泥を含む処理水は、連続的に最終沈殿池5に導入され、粒子径の小さい汚泥は沈降分離されて生物学的排水処理装置100外へ排出され、所定の汚泥処理設備に送られて処理される一方で、分離された上澄水は、生物学的排水処理装置100外へ排出され、三次処理設備に送られてさらに処理されるか、或いは、消毒等の処理が施された後に放流される。
このように、粒状の微生物汚泥以外の浮遊性活性汚泥は、分離装置4より後段へ排出されるため、分離装置4を含むこれより上流側に留まって優先種と成り、粒状の微生物汚泥を分解するということが防止されている。
また、分離装置4で分離された粒状の微生物汚泥は、移送ラインL1を介して移送され、余剰汚泥は、移送ラインL1からの分岐ラインを介して生物学的排水処理装置100外へ排出され、前述した所定の汚泥処理設備へ送られて処理される一方で、所定量の粒状の微生物汚泥は、移送ラインL1を介して、最初沈殿池1から連続的に流入する排水と混合するように戻される。このため、粒状の微生物汚泥の装置2〜4からの流出が防止されると共に優先種として装置2〜4内に維持され、このような一連の処理が繰り返されて粒状の微生物汚泥が大径化されて装置2〜4内を循環し、粒状の微生物汚泥が安定して生成・維持される。
このように本実施形態においては、連続的に流入する排水を、微生物汚泥と混合する混合装置2と、この混合装置2で混合した混合液に、剪断力付与装置としてのエアリフト曝気撹拌装置3xにより剪断力を付与しながら好気性状態で処理する反応装置3と、反応装置3からの混合液を、沈降速度の速い粒状の微生物汚泥と沈降速度の遅い浮遊性活性汚泥を含む処理水とに分離する分離装置4と、分離した沈降速度の速い粒状の微生物汚泥を上記微生物汚泥として混合装置2に移送するための移送ラインL1と、を具備しているため、粒状の微生物汚泥を安定して生成・維持することが可能とされている。
図2は、本発明の第二実施形態に係る生物学的排水処理方法を採用した生物学的排水処理装置の反応装置を示す概略構成図である。この第二実施形態が第一実施形態と違う点は、エアリフト曝気撹拌装置3xを有する反応装置3に代えて、機械式曝気撹拌装置13xを有する反応装置13を用いた点である。
この反応装置13は、上流側から下流側に亘って、複数の仕切板(仕切壁)13iを所定の距離を隔てて配設することで、各槽13a〜13fに分けられている。各槽13a〜13fに配設される剪断力付与装置である機械式曝気撹拌装置13xは、曝気撹拌装置を兼ねるもので、筒状を成して槽内の略中央に立てて設けられるドラフトチューブ13g内に、駆動源13jの駆動により回転する撹拌羽根13kを配設し、当該撹拌羽根13kを回転させてドラフトチューブ13g内を撹拌すると共に、曝気のための酸素含有気体である空気を送風機13hの駆動により、ドラフトチューブ13gのその下部内に供給することで、混合液がドラフトチューブ13g内を下降すると共にドラフトチューブ13g外を上昇する循環流を形成して曝気撹拌し、混合液がドラフトチューブ13g内を下降通過する際に、粒状の微生物汚泥に強い剪断力を付与するものである。
また、この反応装置13を構成する仕切板13iは、多孔13mを有し、第二の剪断力付与装置である邪魔板とされている。
このような構成を有する第二実施形態によれば、各槽13a〜13eで循環する混合液は、矢印で示すように多孔13mを通過して順次下流側の各槽13b〜13fに供され、混合液がドラフトチューブ13g内を下降通過する際に、粒状の微生物汚泥に強い剪断力が付与されると共に、混合液が仕切板13iの表面に当たって矢印で示すように乱流が生じることで粒状の微生物汚泥にさらに剪断力が付与される。
従って、第一実施形態と同様な効果を得ることができ、加えて、混合液に剪断力を付与する第二の剪断力付与装置である仕切板13iがあるため、粒状の微生物汚泥にさらに剪断力が付与されて粒状の微生物汚泥に対する酸素の供給が一層容易とされて微生物汚泥の粒状化がさらに図られると共に、粒状の微生物汚泥の表面に付着している繊維状、羽毛状の微生物が一層剥離され、粒状の微生物汚泥が一層安定して生成・維持されるようになる。
なお、第二の剪断力付与装置である仕切板13iを第一実施形態の仕切板3iに代えて用いても勿論良い。また、混合液が表面に接して流れる際に当該混合液に剪断力を付与する邪魔板を第二の剪断力付与装置として設けるようにしても良い。
また、第一実施形態の仕切板3i、第二実施形態の仕切板13iに代えて、図3に示す仕切板(第二の剪断力付与装置;邪魔板)23iを用いても良い。この仕切板23iは、多孔23mを有すると共に一対がセットとされて対向するようにして配置されるもので、多孔23m,23m同士は、仕切板23i,23i同士を連結するパイプ23pにより連通状態とされている。このような仕切板23iであっても、仕切板13iと同様に、混合液が仕切板23iの表面に当たって乱流が生じ粒状の微生物汚泥に剪断力を付与することが可能である。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態においては、混合装置2と反応装置3,13とを別々に独立して設けているが、混合装置2は、反応装置3,13内の上流側にあっても良く、例えば、最上流の槽3a,13aの位置に混合装置2があっても良い。また、混合装置2を無くし、反応装置3,13と最初沈殿池1とを接続するラインを混合装置として、当該ラインで、最初沈殿池1から連続的に流入する排水と微生物汚泥とを混合し反応装置3,13に導入するようにしても良い。
本発明の第一実施形態に係る生物学的排水処理方法を採用した生物学的排水処理装置を示す概略構成図である。 本発明の第二実施形態に係る生物学的排水処理方法を採用した生物学的排水処理装置の反応装置を示す概略構成図である。 仕切板の他の例を示す要部斜視図である。
符号の説明
2…混合装置、3,13…反応装置、3x…エアリフト曝気撹拌装置(剪断力付与装置)、4…分離装置(重力分離装置)、13i,23i…仕切板(第二の剪断力付与装置;邪魔板)、13x…ドラフトチューブを有する機械式曝気撹拌装置(剪断力付与装置)、100…生物学的排水処理装置、L1…移送ライン。

Claims (7)

  1. 連続的に流入する排水を生物学的処理しその処理水を連続的に流出する生物学的排水処理装置であって、
    前記連続的に流入する排水を、微生物汚泥と混合する混合装置と、
    この混合装置で混合した混合液に剪断力付与装置により剪断力を付与しながら好気性状態で処理する反応装置と、
    前記反応装置からの混合液を、沈降速度の速い粒状の微生物汚泥と沈降速度の遅い浮遊性活性汚泥を含む前記処理水とに分離する分離装置と、
    前記分離した沈降速度の速い粒状の微生物汚泥を前記微生物汚泥として前記混合装置に移送するための移送ラインと、を具備し、
    前記剪断力付与装置を、エアリフト曝気撹拌装置又はドラフトチューブを有する機械式曝気撹拌装置としたことを特徴とする生物学的排水処理装置。
  2. 前記混合装置は、前記反応装置内の上流側を構成することを特徴とする請求項1記載の生物学的排水処理装置。
  3. 第二の剪断力付与装置として、前記混合液が表面に接して流れる又は表面に当たって乱流を生じさせる邪魔板を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の生物学的排水処理装置。
  4. 前記分離装置を重力分離装置としたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の生物学的排水処理装置。
  5. 前記重力分離装置の表面積負荷を4m/h以上としたことを特徴とする請求項4記載の生物学的排水処理装置。
  6. 前記混合装置に連続的に流入する排水を、前記移送ラインを介して前記混合装置に供給される前記粒状の微生物汚泥の量に対して、3〜20倍とし、30分間以下で供給することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の生物学的排水処理装置。
  7. 連続的に流入する排水を生物学的処理しその処理水を連続的に流出する生物学的排水処理方法であって、
    前記連続的に流入する排水を、微生物汚泥と混合する混合工程と、
    この混合工程で混合した混合液に、剪断力付与装置であるエアリフト曝気撹拌装置又はドラフトチューブを有する機械式曝気撹拌装置により剪断力を付与しながら好気性状態で処理する反応工程と、
    前記反応工程からの混合液を、沈降速度の速い粒状の微生物汚泥と沈降速度の遅い浮遊性活性汚泥を含む前記処理水とに分離する分離工程と、
    前記分離した沈降速度の速い粒状の微生物汚泥を前記微生物汚泥として前記混合工程に移送する移送工程と、を具備したことを特徴とする生物学的排水処理方法。
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