JP2007135285A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007135285A
JP2007135285A JP2005324552A JP2005324552A JP2007135285A JP 2007135285 A JP2007135285 A JP 2007135285A JP 2005324552 A JP2005324552 A JP 2005324552A JP 2005324552 A JP2005324552 A JP 2005324552A JP 2007135285 A JP2007135285 A JP 2007135285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
overvoltage
pulse width
falling point
width modulation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005324552A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsushi Terasono
勝志 寺園
Sadamitsu Akiyama
貞光 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2005324552A priority Critical patent/JP2007135285A/ja
Publication of JP2007135285A publication Critical patent/JP2007135285A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】モータの回生エネルギーの小さなインパクト負荷が加わる用途で小型、低コストのインバータ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】パルス幅変調信号S16の立ち下がりを検出して該立ち下がり時点に同期した立ち下がり点信号S17を出力する立ち下がり点信号形成部14と、立ち下がり点信号形成部14から出力される立ち下がり点信号S17によりセットされ、過電圧検出部から出力される過電圧信号S18によりリセットされるフリップフロップ15と、を備え、逆変換回路5のスイッチング素子5U、5V、5W、5X、5Y、5Zを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明はインバータ装置に係わり、より詳しくは、過電圧時に電流を制限しながら制動するインバータ装置に関する。
図4は、従来技術を示すインバータ装置の構成図である。
図4において、1は交流電源、2は交流電源を整流して直流に変換する整流回路、3は整流された直流電圧を平滑する平滑回路、4は平滑回路で過電圧を検出する過電圧検出部、5はそれぞれ帰還ダイオードが並列接続された複数のスイッチング素子(例えば、IGBTなど)をブリッジ接続してなる直流を任意の周波数に変換する逆変換回路、6は逆変換回路の出力周波数よりも十分に高い0.4kHz〜15kHzのキャリア周波数を用いて前記スイッチング素子をオン、オフ制御するパルス幅変調信号を形成するパルス幅変調信号生成部、7はパルス幅変調信号に基づいて前記インバータ主回路を構成する各スイッチング素子のオン、オフ信号を形成して出力する複数のゲート回路、8は制動抵抗、9はダイオードと直列接続された単数のスイッチング素子からなる制動回路、9Xは制動回路のスイッチング素子、10は過電圧検出部から出力される過電圧信号により制動回路9のスイッチング素子をオン、オフ制御する制動信号生成部、11は制動信号に基づいて制動回路9を構成するスイッチング素子9Xのオン、オフ信号を形成して出力する単数のゲート回路、12はインバータ装置、13はモータである。
以下、図4を用いて従来技術におけるインバータ装置の制動動作について説明する。
インバータ装置12により駆動中のモータ13を制動する場合、モータの回転子および負荷の慣性モーメントに蓄えられた機械エネルギーは電気エネルギーに変換されて、逆変換回路5の直流母線側に回生される。このとき、回生された電気エネルギーによって直流母線電圧が上昇して過電圧異常に至るとインバータ装置12の保護回路が動作し、フリーラン状態となる。これを防止するため、図4に示すように直流母線間に制動抵抗8とダイオードと直列接続されたスイッチング素子9Xからなる制動回路9とを設置し、過電圧検出部4により検出した電圧値が過電圧レベルを越えようとすると、制動回路9のスイッチング素子9Xをオンして回生電流を流すことにより制動抵抗8でエネルギーを熱として消費させ、過電圧レベルを越えないように制御している(例えば、特許文献1参照)。
このように、従来のインバータ装置は、モータが減速、またはインパクト負荷が加わったときに、モータから回生エネルギーがインバータ装置に戻り、直流母線電圧が上昇する。直流母線電圧の上昇を過電圧検出部により検出し、制動回路をオン、オフ制御させて制動抵抗により回生エネルギーを消費させるものである。
特開平9−009661号公報 (第3頁、第6図)
しかしながら、従来のインバータ装置は、モータの回生エネルギーの小さなインパクト負荷が加わった場合でも制動抵抗、制動回路が必要であり、インバータ装置が大型化、高コスト化するという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、モータの回生エネルギーの小さなインパクト負荷が加わる用途で小型、低コストのインバータ装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、交流電源を整流して直流電圧に変換する整流回路と、前記整流された直流電圧を平滑する平滑回路と、前記平滑回路の過電圧を検出して過電圧信号を出力する過電圧検出部と、複数のスイッチング素子をブリッジ接続してなる直流を任意の周波数に変換する逆変換回路と、前記各スイッチング素子をオン、オフ制御するパルス幅変調信号を形成するパルス幅変調信号生成部と、前記パルス幅変調信号に基づいて前記各スイッチング素子のオン、オフ信号を形成して出力するゲート回路と、を備えたインバータ装置において、前記パルス幅変調信号の立ち下がりを検出して該立ち下がり時点に同期した立ち下がり点信号を出力する立ち下がり点信号形成部と、前記立ち下がり点信号によりセットされ、前記過電圧信号によりリセットされるフリップフロップと、を設け、前記フリップフロップの出力信号により前記ゲート回路からのオン信号出力を阻止しながら制動することを特徴とするものである。
本発明によると、モータの回生エネルギーの小さなインパクト負荷が加わった場合に直流母線電圧の上昇を過電圧検出部により検出し、スイッチング素子の制御信号を全てオフにして回生エネルギーを減少することができ、パルス幅変調信号の立ち下がりの時点を捕らえてスイッチング素子の制御信号オフ制御を解除してスイッチング素子の通常動作への復帰を確実なものとしている。また、次のパルス幅変調信号の立ち下がりで過電圧条件が取り除かれていない場合には再び過電圧検出部が動作してスイッチング素子の制御信号を全てオフにすることができる。したがって、モータの回生エネルギーの小さなインパクト負荷が加わる用途では制動抵抗、制動回路が不要となり、小型、低コストのインバータ装置を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明を示すインバータ装置の構成図である。
図1において、1は交流電源、2は交流電源1を整流して直流に変換する整流回路、3は整流された直流電圧を平滑する平滑回路、4は平滑回路3で過電圧を検出する過電圧検出部、5はそれぞれ帰還ダイオードが並列接続された複数のスイッチング素子をブリッジ接続してなる直流を任意の周波数に変換する逆変換回路、5U、5V、5W、5X、5Y、5Zは逆変換回路5のスイッチング素子、6は逆変換回路5の出力周波数よりも十分に高い0.4kHz〜15kHzのキャリア周波数を用いてスイッチング素子5U、5V、5W、5X、5Y、5Zをオン、オフ制御するパルス幅変調信号を形成するパルス幅変調信号生成部、7はパルス幅変調信号に基づいて逆変換回路5を構成する各スイッチング素子5U、5V、5W、5X、5Y、5Zのオン、オフ信号を形成して出力する複数のゲート回路、12はインバータ装置、13はモータ、14はパルス幅変調信号の立ち下がりを検出して該立ち下がり時点に同期した信号を出力する立ち下がり点信号形成部、15は立ち下がり点信号形成部から出力される立ち下がり点信号によりセットされ、過電圧検出部4から出力される過電圧信号によりリセットされるフリップフロップである。
本発明が従来技術である図4のインバータ装置と異なる点は、以下のとおりである。
すなわち、本発明のインバータ装置は、制動抵抗8、制動回路9を設けることなく、パルス幅変調信号の立ち下がりを検出して該立ち下がり時点に同期した信号を出力する立ち下がり点信号形成部14と、立ち下がり点信号形成部14から出力される立ち下がり点信号によりセットされ過電圧検出部4から出力される過電圧信号によりリセットされるフリップフロップ15と、を備え、逆変換回路6の各スイッチング素子を制御して回生エネルギーを遮断、復帰させて制動するようにしている点である。
図2は、本発明のインバータ装置における各信号のタイミングチャートである。
図2において、S16はパルス幅変調信号、S17は立ち下がり点信号、S18は過電圧信号、S19はフリップフロップ出力信号、S20はスイッチング素子5U、5V、5Wのゲート信号、S21はスイッチング素子5X、5Y、5Zのゲート信号である。
また、図3は、本発明のインバータ装置における出力電圧、電流波形の説明図である。
図3において、S22は出力電圧波形(RCフィルタ付の波形)、S23は出力電流波形、24は直流電圧波形である。尚、横軸は図2、図3ともに時間である。
以下、図2、3を用いて、本発明のインバータ装置における制動動作について説明する。
パルス幅変調信号生成部6によって出力されるパルス幅変調信号S16をベースに、その立ち下がり点で発生する立ち下がり点信号S17が立ち下がり点信号形成部14で作成される。正常状態では、パルス幅変調信号S16と同一波形のスイッチング素子5U、5V、5Wのゲート信号S20(図2(e)では破線で示した方の波形となる)、およびその反転波形のスイッチング素子5X、5Y、5Zのゲート信号S21が出力される。しかし、過電圧信号S18が入ってくるとフリップフロップ15のフリップフロップ出力信号S19がリセットされてスイッチング素子5U、5V、5Wのゲート信号S20をオフするので、(e)スイッチング素子5U、5V、5Wのゲート信号S20が実線のようにパルス幅変調信号S16より短時間でオフされる。立ち下がり点信号S17によりフリップフロップ信号S19がセットされるので、パルス幅変調信号S16によりスイッチング素子5U、5V、5Wのゲート信号S20およびスイッチング素子5X、5Y、5Zのゲート信号S21が形成されるが、再び過電圧信号S18によってスイッチング素子5U、5V、5Wのゲート信号S20は早目にオフされる。
その結果、出力電圧、電流波形は図3のように出力電流にリミッターを掛けた形の波形に制御されることになる。
尚、本実施例では、パルス幅変調信号生成部6によって出力されるパルス幅変調信号S16をベースに、その立ち下がり点で発生する立ち下がり点信号S17によりフリップフロップ信号S19がセットされ、過電圧信号S18が入ってくるとフリップフロップ15のフリップフロップ出力信号S19がリセットされてスイッチング素子5U、5V、5Wのゲート信号S20をオフするようにしたが、パルス幅変調信号生成部6によって出力されるパルス幅変調信号S16をベースに、その立ち上がり点で発生する立ち上がり点信号によりフリップフロップ信号S19がセットされ、過電圧信号S18が入ってくるとフリップフロップ15のフリップフロップ出力信号S19がリセットされてスイッチング素子5X、5Y、5Zのゲート信号S21をオフするようにしてもよい。
以上述べたように、本実施例に係るインバータ装置12は、モータ13の回生エネルギーの小さなインパクト負荷が加わった場合に直流母線電圧の上昇を過電圧検出部4により検出し、逆変換回路6のスイッチング素子の制御信号を全てオフにして回生エネルギーを減少することができ、パルス幅変調信号の立ち下がりの時点を捕らえてスイッチング素子の制御信号オフ制御を解除して逆変換回路6のスイッチング素子の通常動作への復帰を確実なものとしている。また、次のパルス幅信号の立ち下がりで過電圧条件が取り除かれていない場合には再び過電圧検出部4が動作して逆変換回路6のスイッチング素子の制御信号を全てオフにすることができる。このように、平滑回路の直流母線電圧を監視しながら、逆変換回路6のIGBTなどのスイッチング素子をゲートブロックしながら回生エネルギーを遮断、復帰させて制動することにより、モータの回生エネルギーの小さなインパクト負荷が加わる用途で制動抵抗、制動回路を不要とした小型、低コストのインバータ装置を実現することができるのである。
本発明は、インバータ装置に限らずサーボ装置などの電力変換装置に適用が可能であり、コンベアの水平方向ドライブ装置やプレス装置などの用途に応用できる。
本発明を示すインバータ装置の構成図 本発明のインバータ装置における各信号のタイミングチャート 本発明のインバータ装置における出力電圧、電流波形の説明図 従来技術を示すインバータ装置の構成図
符号の説明
1 交流電源
2 整流回路
3 平滑回路
4 過電圧検出部
5 逆変換回路
5U、5V、5W、5X、5Y、5Z 逆変換回路5のスイッチング素子
6 パルス幅変調信号生成部
7 逆変換回路のゲート回路
8 制動抵抗
9 制動回路
10 制動信号生成部
11 制動回路のゲート回路
12 インバータ装置
13 モータ
14 立ち下がり点信号形成部
15 フリップフロップ
S16 パルス幅変調信号
S17 立ち下がり点信号
S18 過電圧信号
S19 フリップフロップ出力信号、
S20 5U、5V、5Wのゲート信号
S21 5X、5Y、5Zのゲート信号
S22 出力電圧波形
S23 出力電流波形
S24 直流電圧波形

Claims (1)

  1. 交流電源(1)を整流して直流電圧に変換する整流回路(2)と、
    前記整流された直流電圧を平滑する平滑回路(3)と、
    前記平滑回路(3)の過電圧を検出して過電圧信号(S18)を出力する過電圧検出部(4)と、
    複数のスイッチング素子(5U、5V、5W、5X、6Y、5Z)をブリッジ接続してなる直流を任意の周波数に変換する逆変換回路(5)と、
    前記各スイッチング素子(5U、5V、5W、5X、6Y、5Z)をオン、オフ制御するパルス幅変調信号(S16)を形成するパルス幅変調信号生成部(6)と、
    前記パルス幅変調信号(S16)に基づいて前記各スイッチング素子(5U、5V、5W、5X、6Y、5Z)のオン、オフ信号(S20、S21)を形成して出力するゲート回路(7)と、
    を備えたインバータ装置において、
    前記パルス幅変調信号(S16)の立ち下がりを検出して該立ち下がり時点に同期した立ち下がり点信号(S17)を出力する立ち下がり点信号形成部(14)と、
    前記立ち下がり点信号(S17)によりセットされ、前記過電圧信号(S18)によりリセットされるフリップフロップ(15)と、を設け、
    前記フリップフロップ(15)の出力信号(S19)により前記ゲート回路(7)からのオン信号出力を阻止しながら制動することを特徴とするインバータ装置。
JP2005324552A 2005-11-09 2005-11-09 インバータ装置 Pending JP2007135285A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005324552A JP2007135285A (ja) 2005-11-09 2005-11-09 インバータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005324552A JP2007135285A (ja) 2005-11-09 2005-11-09 インバータ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007135285A true JP2007135285A (ja) 2007-05-31

Family

ID=38156506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005324552A Pending JP2007135285A (ja) 2005-11-09 2005-11-09 インバータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007135285A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101269615B1 (ko) 2011-09-20 2013-06-05 주식회사 에스 씨디 과전압 보호가 가능한 모터 구동 장치
JP7392570B2 (ja) 2020-05-21 2023-12-06 富士電機株式会社 インバータ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101269615B1 (ko) 2011-09-20 2013-06-05 주식회사 에스 씨디 과전압 보호가 가능한 모터 구동 장치
JP7392570B2 (ja) 2020-05-21 2023-12-06 富士電機株式会社 インバータ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5433608B2 (ja) 電力変換装置
JP2005192314A (ja) 電力変換装置
TWI505624B (zh) 電動機驅動用電源裝置
TWI509976B (zh) 電動機驅動用電源裝置及使用該電源裝置之回生方法
KR20090130415A (ko) 모터 구동 장치, 모터 장치 및 집적 회로 장치
JP2011120366A (ja) 過電圧保護装置
JP6049468B2 (ja) 電力変換装置
JP5069249B2 (ja) 電力変換装置の制御方法
EP3264559B1 (en) Controlling operation of a power converter based on grid conditions
JP4479422B2 (ja) 洗濯機のモータ制御装置
JP2007135285A (ja) インバータ装置
JP2010093996A (ja) 電力変換装置
JP4552738B2 (ja) 洗濯機のモータ制御装置
JP2011166954A (ja) 電動機制御装置
JP2009254102A (ja) 無停電電源装置
JP2012090448A (ja) モータ駆動装置
JP3743345B2 (ja) バッテリ内蔵型電力変換装置
JP2010028975A (ja) 電源装置
JP2008092686A (ja) ダイナミックブレーキ装置
JP2007135363A (ja) 電力変換装置
JP2005198385A (ja) モータの駆動装置およびその制御方法
JP2006217675A (ja) 電源装置
JP2549072B2 (ja) 波形異常検出回路
KR101869105B1 (ko) 전원 장치 제어 회로
JP3601255B2 (ja) インバータ装置の負荷短絡検出方法