JP2007134058A - 自動清浄端子の整合機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】端子間の良好な接触性を確保できる自動清浄端子の整合機構を提供する。
【解決手段】端子整合機構は、一つまたは二つ以上の主動端子1と一つまたは二つ以上の受動端子2が互いに整合重ね接合し、端子の種類と形式は限ることがない。互いに重ね接合する端子はそれぞれに整合対応の傾斜面11aと突起円弧部21が設けられ、端子を重ね接合するとき、傾斜面11aと突起円弧部21が下方向に圧下するときに相互に摩擦する。重ね接合の接触により端子接触面に堆積した金属酸化層、塵、垢または油しみをこすり取って、自動清浄効果が得られ、端子間の良好な接触性を確保し、電流導通または信号伝送の最適状態を維持する。主動端子1の弾性が受動端子2より優れているため、より強い摩擦働きを発生し、強い擦り効果を形成し、より良い自動清浄機能を実現する。
【選択図】図1
【解決手段】端子整合機構は、一つまたは二つ以上の主動端子1と一つまたは二つ以上の受動端子2が互いに整合重ね接合し、端子の種類と形式は限ることがない。互いに重ね接合する端子はそれぞれに整合対応の傾斜面11aと突起円弧部21が設けられ、端子を重ね接合するとき、傾斜面11aと突起円弧部21が下方向に圧下するときに相互に摩擦する。重ね接合の接触により端子接触面に堆積した金属酸化層、塵、垢または油しみをこすり取って、自動清浄効果が得られ、端子間の良好な接触性を確保し、電流導通または信号伝送の最適状態を維持する。主動端子1の弾性が受動端子2より優れているため、より強い摩擦働きを発生し、強い擦り効果を形成し、より良い自動清浄機能を実現する。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動清浄端子の整合構造、特に、傾斜面と円弧部の相互摩擦により自動清浄機能を実現する端子整合機構に関わる。
公知技術の各種端子の重ね接合の組み合わせは、通常、圧下重ね接合により主動端子と受動端子が相互圧着接触により重ね接合し、電流信号または信号の導通伝送に備える。このため、圧着接触のときは、平面同士、弾性接点が平面または弾性接点が弾性接点による導通接触である。しかし、この種の端子は、使用後、年月が経つと、金属酸化、端子接続面に塵が積もり、垢、油しみなどを引起し、端子接続部の恒常的な清浄を維持できない。よって、整合導通端子間の導通不良により、電流導通または信号伝送のとき、接触不良が引き起こされる。
図15と図16に示すものは、公知技術のメモリカードソケット10(カードリーダー)と各種カードの感知端子20、感知端子30、感知端子40の組み合わせ配置概略図である。メモリカードをメモリカードソケットに挿入した後、メモリカードは二つの感知端子20、感知端子30(すなわち、主動端子)の接続部20a、接続部30a、もう一つの感知端子40(すなわち、受動端子)の接続部40aを圧迫し、相互重ね接合する。端子の重ね接合は平面対平面の圧下による接触のため、年月が経つと、探知の接続部20a、接続部30a及び接続部40aは金属酸化または塵が積もり、垢などにより接触不良が起きる。
本発明の主な目的は、自動清浄端子整合構造を提供するもので、相互整合重ね接合する端子上にそれぞれ対応する傾斜面と突起円弧部を設け、端子を重ね接合するとき、相互の摩擦を引起し、端子接触面の接触摩擦により自動清浄機能を実現する。重ね接合の接触により端子接触面に堆積した金属酸化層、塵、垢または油しみをこすり取って、自動清浄効果が得られ、端子間の良好な接触性を確保し、電流導通または信号伝送の最適状態を維持する。
本発明の次の目的は、自動清浄端子整合構造を提供し、端子の整合重ね接合形態には制限がなく、端子の種類と形式を問わない。一つまたは二つ以上の主動端子と一つまたは二つ以上の受動端子との整合重ね接合組み合わせを選択し、各種整合端子とも良好な接触により自動清浄効果が得られる。
本発明のさらに一つの目的は、自動清浄端子整合構造を提供し、受動端子の剛性強度は主動端子より大きいことが好ましい。主動端子の弾性が受動端子より優れているため、主動端子を圧下して受動端子に接触するとき、より強い摩擦働きを発生し、強い擦り効果を形成し、より良い自動清浄機能を実現する。
自動清浄端子整合構造、主に、相互整合重ね接合の端子に対応する傾斜面と突起円弧部を設け、端子重ね接合するとき、相互摩擦を引起し、端子接続面の接続摩擦により自動清浄機能を実現し、端子の良好な接触性を確保する。また、端子の整合重ね接合形態には制限がなく、一つまたは二つ以上の主動端子と一つまたは二つ以上の受動端子による整合重ね接合ができる。なお、受動端子の剛性強度は主動端子より大きいことが好ましい。
図1また図2に示すとおり、本発明の一実施例による自動清浄端子の整合機構は、一つまたは二つ以上の主動端子1と一つまたは二つ以上の受動端子2が相互整合重ね接合し、各端子(主動端子1と受動端子2を含む)の種類または形式は特定する必要がない。相互整合重ね接合する端子1と端子2は整合対応の傾斜面11a(または傾斜面11b)と突起円弧部21を設け、端子1と端子2を重ね接合するとき、傾斜面11a(または傾斜面11b)と突起円弧部21を圧下するときの相互摩擦により端子1と端子2の接触面に自動清浄機能を形成し、端子1と端子2の良好な接触性を確保できる。
前記の端子1と端子2の整合構造、重ね接合の接触により、端子接触面にたまった金属酸化層、塵、垢または油しみなどを擦り取って、自動清浄効果が得られるため、端子間に良好な接触を得て、最適な導通または信号伝送状態が実現する。
前記の実施例において、受動端子2の剛性強度は主動端子1より大きいことが好ましい。主動端子1の弾性は、受動端子2より優れている。よって、主動端子1は、圧下により受動端子2と接触するとき、より強い摩擦働きを引起し、擦り効果がさらによく、自動清浄機能をさらに強くする。
前記の実施例において、受動端子2の剛性強度は主動端子1より大きいことが好ましい。主動端子1の弾性は、受動端子2より優れている。よって、主動端子1は、圧下により受動端子2と接触するとき、より強い摩擦働きを引起し、擦り効果がさらによく、自動清浄機能をさらに強くする。
図1に示すとおり、主動端子1と受動端子2の整合重ね接合位置は、主動端子1の後ろ側傾斜面11aに設ける。図2に示すものは、主動端子1と受動端子2の整合重ね接合位置を主動端子1の前側傾斜面11bに設け、整合重ね接合の位置は端子の形態または実務需要によるもので、制限の必要がない。
同様に、図3の実施例において、端子整合構造は、主動端子1の整合端に突起円弧部12を設け、受動端子2の整合端に傾斜面22aを設けることにより、端子1と端子2の圧下重ね接合のとき、突起円弧部12と傾斜面22aより形成する相互摩擦により自動清浄機能を実現する。
本実施例の端子整合機構において、二つの端子1と端子2は必要に応じて同一方向の圧下重ね接合形態、または、図4から図7の各実施例に示すように、二つの端子1と端子2は異なる方向の圧下重ね接合形態とし、整合する傾斜面11a(傾斜面11b)または傾斜面22と突起円弧部12あるいは突起円弧部21を主動端子1または受動端子2に設けても、同じく摩擦による自動清浄機能の目的を実現する。
図8の実施例において、基本形態は図3の実施例と同じである。ただし、主動端子1と受動端子2の整合重ね接合の位置は、受動端子2の後ろ側傾斜面22aまたは前側傾斜面22bに選択されている。
図9の実施例において、他の端子の構成を示す。主に、一つの主動端子1と二つの受動端子2の整合より構成し、主動端子1の後ろ側傾斜面11aと前側傾斜面11bは二つの受動端子2の突起円弧部12と同時に圧下重ね接合するため、両側の傾斜面11aと傾斜面11bとも摩擦による自動清浄機能を実現できる。同様に、図10の実施例において、端子の構成は二つの主動端子1と一つの受動端子2より整合構成できる。受動端子2の両側の傾斜面22aと傾斜面22bが圧下重ね接合のとき、二つの主動端子1の突起円弧部12に摩擦接触することにより自動清浄機能が得られる。
図9の実施例において、他の端子の構成を示す。主に、一つの主動端子1と二つの受動端子2の整合より構成し、主動端子1の後ろ側傾斜面11aと前側傾斜面11bは二つの受動端子2の突起円弧部12と同時に圧下重ね接合するため、両側の傾斜面11aと傾斜面11bとも摩擦による自動清浄機能を実現できる。同様に、図10の実施例において、端子の構成は二つの主動端子1と一つの受動端子2より整合構成できる。受動端子2の両側の傾斜面22aと傾斜面22bが圧下重ね接合のとき、二つの主動端子1の突起円弧部12に摩擦接触することにより自動清浄機能が得られる。
図11から図14に示すものは、本発明の実施例のメモリカードソケット100(カードリーダー)に応用した各種の感知端子101、感知端子102及び感知端子103の具体的な例である。感知端子101と感知端子102は、すなわち、前記の主動端子であり、もう一つの感知端子103は前記の受動端子である。メモリカードを挿入するとき、感知端子101と感知端子102(図13)に圧迫し、傾斜面101aと傾斜面102aはもう一つの感知端子103に整合して対応の突起円弧部103aと突起円弧部103bにより圧下重ね接合(図14)状態を形成し、突起円弧部103a、突起円弧部103bと傾斜面101a、傾斜面102aを圧下重ね接合するときの摩擦により自動清浄機能を発生する。よって、本実施例は、端子同士の接触部に堆積する金属酸化層、塵または垢に対する擦り取る清浄効果を確実に提供できる。
前記の実施例における受動接触の感知端子103の剛性強度は、主動端子の接触の感知端子101、感知端子102より大きいことが好ましい。感知端子101、感知端子102の弾性は受動接触の感知端子103より優れているため、主動接触する感知端子101、感知端子102は圧下により受動接触の感知端子103に接触するとき、強力な摩擦働きによる擦り効果がさらに良く、自動清浄機能がより強くなる。
前記の実施例に示すものは、本発明の技術例の説明のみであり、本発明の技術範囲に制限を加えることではない。よって、等価応用または前記の技術によるいかなる変更または置き換えるものは、すべて本発明の技術範疇に含まれることを申し上げる。
前記の実施例に示すものは、本発明の技術例の説明のみであり、本発明の技術範囲に制限を加えることではない。よって、等価応用または前記の技術によるいかなる変更または置き換えるものは、すべて本発明の技術範疇に含まれることを申し上げる。
1 主動端子、2 受動端子、10 公知メモリカードソケット、11a 傾斜面、11b 傾斜面、12 突起円弧部、20 感知端子、20a 接触部、21 突起円弧部、22a 傾斜面、22b 傾斜面、30 感知端子、30a 接触部、40 感知端子、40a 接触部、100 メモリカードソケット、101 感知端子、101a 傾斜面、102 感知端子、102a 傾斜面、103 感知端子、103a 突起円弧部、103b 突起円弧部
Claims (9)
- 端子整合機構は、一つまたは二つ以上の主動端子と一つまたは二つ以上の受動端子が互いに整合重ね接合し、互いに重ね接合する端子はそれぞれに整合対応の傾斜面と突起円弧部を設け、端子を重ね接合するとき、傾斜面と突起円弧部が下方向に圧下するときに相互に摩擦し、端子の接触面は接触摩擦により自動清浄機能を実現することを特徴とする自動清浄端子の整合機構。
- 受動端子の剛性強度は、主動端子の剛性強度より大きく、主動端子の弾性が受動端子より優れている構造であることを特徴とする請求項1記載の自動清浄端子の整合機構。
- 主動端子と受動端子との整合重ね接合位置は、主動端子の後ろ側傾斜面または前側面傾斜面に設けることを特徴とする請求項1記載の自動清浄端子の整合機構。
- 主動端子または受動端子の整合端に円弧形状を設け、これに合わせて受動端子または主動端子の整合端に傾斜面を形成することを特徴とする請求項1記載の自動清浄端子の整合機構。
- 主動端子と受動端子は、同一方向の下方向圧下による重ね接合の組み合わせ形態であることを特徴とする請求項1記載の自動清浄端子の整合機構。
- 主動端子と受動端子は、異なる方向の下方向圧下による重ね接合の組み合わせ形態であることを特徴とする請求項1記載の自動清浄端子の整合機構。
- 主動端子と受動端子との整合重ね接合位置は、受動端子の後ろ側傾斜面または前側面傾斜面に設けることを特徴とする請求項1記載の自動清浄端子の整合機構。
- 一つの主動端子と二つの受動端子より整合構成し、主動端子の後ろ側傾斜面と前側傾斜面は二つの受動端子の突起円弧部と下方向の圧下による重ね接合であることを特徴とする請求項1記載の自動清浄端子の整合機構。
- 二つの主動端子と一つの受動端子より整合構成し、受動端子の両側の傾斜面は圧下による重ね接合のとき、二つの受動端子の突起円弧部に摩擦して接触することを特徴とする請求項1記載の自動清浄端子の整合機構。
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- 2005-11-08 JP JP2005323287A patent/JP2007134058A/ja active Pending
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