JP2007133129A - 画像表示装置及びプロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】解像度の向上や階調性の向上、コントラストの向上、輝度ムラの解消等の要請に応えつつ、消費電力が増大することが無く、コストを抑えることが可能な画像表示装置及びプロジェクタを提供すること。
【解決手段】赤色光LR、緑色光LG、青色光LBの3色光のうち赤色光LRを変調する液晶ライトバルブを1つにしたことによって、すなわち、1変調にしたことによって、上記の3色光の全てを2変調とした場合に比べて光効率が向上するので、ランプ11のワット数を大幅に上げる必要が無い。また、色光の性質に応じて1変調と2変調と使い分けることも可能となる。これにより、解像度の向上や階調性の向上、コントラストの向上、輝度ムラの解消を図りつつも、消費電力が増大することが無く、コストを抑えることが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】赤色光LR、緑色光LG、青色光LBの3色光のうち赤色光LRを変調する液晶ライトバルブを1つにしたことによって、すなわち、1変調にしたことによって、上記の3色光の全てを2変調とした場合に比べて光効率が向上するので、ランプ11のワット数を大幅に上げる必要が無い。また、色光の性質に応じて1変調と2変調と使い分けることも可能となる。これにより、解像度の向上や階調性の向上、コントラストの向上、輝度ムラの解消を図りつつも、消費電力が増大することが無く、コストを抑えることが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像表示装置及びプロジェクタに関する。
近年、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3板の液晶パネルを用いた液晶プロジェクタにおいて、解像度の向上や階調性の向上、コントラストの向上、輝度ムラの解消等が求められている。
これに対して、例えば3板の液晶パネルのそれぞれの後段にもう一枚ずつ液晶パネルを介在させることによって、解像度の向上及び階調性の向上を図る技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。また、3板の液晶パネルの前段にもう一枚ずつ液晶パネルを追加することによって、コントラストの向上を図る技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。さらに、3板の液晶パネルにそれぞれ補正用の液晶パネルを貼り合わせることにより、輝度ムラの修正を図る技術が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平9−115840号公報
特開平4−81714号公報
特開平6−167690号公報
しかしながら、上記特許文献1〜特許文献3のいずれの方法においても、RGB全ての光路上にもう一枚ずつ液晶パネルを追加することになり、光源からの光は二枚の液晶パネルを透過する必要があるため、一枚の液晶パネルを透過する場合に比べて光の利用効率が低下してしまう。このため、実用的な明るさを確保するためには光源のワット数を大幅に上げる必要があり、その分消費電力が増加し、コストの増大を招くことになる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、解像度の向上や階調性の向上、コントラストの向上、輝度ムラの解消を図りつつ、消費電力が増大することが無く、コストを抑えることが可能な画像表示装置及びプロジェクタを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像表示装置は、光源と、前記光源からの光を複数の色光に分離する色分離手段と、前記色分離手段によって分離された色光を変調する光変調部と、前記変調部によって変調された色光を合成する色合成手段と、を具備し、前記光変調部は、前記複数の色光のうち所定の色光を変調する第1光変調手段と、前記第1光変調手段からの光を変調する第2の光変調手段と、前記所定の色光以外の色光を変調する第3の光変調手段を備えることを特徴とする。
本発明では、複数の色光のうち所定の色光以外の色光を変調する光変調素子を第3光変調素子だけにした、すなわち1変調にしたことによって、複数の色光の全てを2変調とした場合に比べて光効率が大幅に向上するので、光源のワット数を大幅に上げる必要が無い。また、色光の性質に応じて1変調と2変調と使い分けることも可能となる。これにより、解像度の向上や階調性の向上、コントラストの向上、輝度ムラの解消を図りつつも、消費電力が増大することが無く、コストを抑えることが可能となる。
また、前記複数の色光が、赤色光、緑色光及び青色光を含んでおり、前記所定の色光が、緑色光及び青色光であることが好ましい。
赤色光、緑色光及び青色光の3色による表示を行う画像表示装置において、最もコントラストの低下を招きやすい色光、すなわち、最も黒浮きの起こりやすい色光は緑色光であり、次に青色光である。赤色光は3色のうち最も黒浮きの起こりにくい色光である。その理由として、例えば、光源からの分光特性のうち緑色が最も強いこと、光変調素子では青色が抜けやすいこと、人間の視覚特性として、特に暗い環境では視感効率が短波長側にシフトしやすいこと、等が挙げられる。
本発明では、黒浮きの起こりやすい緑色光及び青色光を2変調にすることによって、黒浮きを十分抑えることができる。また、赤色光を1変調にすることによって、当該赤色光の光効率を向上させることができるので、十分な明るさを確保することができる。このように、コントラストの向上と明るさの確保とを両立させることができるという利点がある。
赤色光、緑色光及び青色光の3色による表示を行う画像表示装置において、最もコントラストの低下を招きやすい色光、すなわち、最も黒浮きの起こりやすい色光は緑色光であり、次に青色光である。赤色光は3色のうち最も黒浮きの起こりにくい色光である。その理由として、例えば、光源からの分光特性のうち緑色が最も強いこと、光変調素子では青色が抜けやすいこと、人間の視覚特性として、特に暗い環境では視感効率が短波長側にシフトしやすいこと、等が挙げられる。
本発明では、黒浮きの起こりやすい緑色光及び青色光を2変調にすることによって、黒浮きを十分抑えることができる。また、赤色光を1変調にすることによって、当該赤色光の光効率を向上させることができるので、十分な明るさを確保することができる。このように、コントラストの向上と明るさの確保とを両立させることができるという利点がある。
ここで、本発明においては、赤色光とは波長域が約580nm〜700nmの範囲の光であり、緑色光とは波長域が約480nm〜580nmの範囲の光であり、青色光とは波長域が約400nm〜480nmの範囲の光であるものとする。
また、前記第1光変調手段は、緑色光を変調する緑色変調素子と、青色光を変調を変調する青色変調素子を備え、前記第2光変調手段は、前記緑色光と前記青色光との合成光を変調する合成光変調素子を備え、前記第3光変調手段は、前記赤色光を変調する赤色変調素子を備え、前記第1光変調手段と前記第2光変調手段との間に設けられ、前記緑色光と前記青色光を合成する緑青光合成部を備え、前記色合成部と前記合成光変調素子との間には、前記合成光を導光するリレー光学系が設けられていることが好ましい。
本発明では、緑色光と青色光とを合成する色合成部と第2光変調素子との間にリレー光学系が設けられているので、リレー光学系を設計する際には緑色光及び青色光の波長のみを考慮すれば良く、赤色光の波長を考慮する必要が無い。このため、リレー光学系の設計が容易になり、当該リレー光学系に要するコストを抑えることができる。また、リレー光学系によって当該緑色光と青色光との2色光の合成光を第2光変調素子上に結像させる際には、赤色光、緑色光及び青色光の3色光の合成光を一度に結像させる場合に比べて、第2光変調素子上での位置ズレが生じにくくなるため、当該位置ズレに起因する色ムラが発生しにくくなる。
本発明では、緑色光と青色光とを合成する色合成部と第2光変調素子との間にリレー光学系が設けられているので、リレー光学系を設計する際には緑色光及び青色光の波長のみを考慮すれば良く、赤色光の波長を考慮する必要が無い。このため、リレー光学系の設計が容易になり、当該リレー光学系に要するコストを抑えることができる。また、リレー光学系によって当該緑色光と青色光との2色光の合成光を第2光変調素子上に結像させる際には、赤色光、緑色光及び青色光の3色光の合成光を一度に結像させる場合に比べて、第2光変調素子上での位置ズレが生じにくくなるため、当該位置ズレに起因する色ムラが発生しにくくなる。
また、前記緑色変調素子及び前記青色変調素子が前記緑青光合成部に固定されており、
前記合成変調素子が前記色合成手段に固定されていることが好ましい。
本発明によれば、合成変調素子が色合成手段に固定されているので、合成変調素子と色合成手段との位置合わせが容易になり、当該位置合わせの精度を高めることができる。
前記合成変調素子が前記色合成手段に固定されていることが好ましい。
本発明によれば、合成変調素子が色合成手段に固定されているので、合成変調素子と色合成手段との位置合わせが容易になり、当該位置合わせの精度を高めることができる。
また、前記複数の色光が、赤色光、緑色光及び青色光を含んでおり、前記所定の色光が、赤色光及び緑色光であることが好ましい。
近年、カラーの画像を視聴するユーザの間では、色温度の高い色が好まれる傾向にある。赤色に近づくほど色温度が低いとされ、青色に近づくほど色温度が高いとされている。また、光変調素子として例えば液晶装置を用いる場合、液晶装置を構成する近年のガラス基板の材質により、短波長側の光透過効率が低くなるという特性があるため、表示光のうち青色光が弱くなりやすい。本発明では、色温度が高く光透過効率の低い青色光を1変調にすることによって、青色光の光効率を向上させることができる。これにより、ユーザの要求を満たす色温度の高い表示が可能になると共に、表示光のうち青色光が弱くなるのを回避することができる。
近年、カラーの画像を視聴するユーザの間では、色温度の高い色が好まれる傾向にある。赤色に近づくほど色温度が低いとされ、青色に近づくほど色温度が高いとされている。また、光変調素子として例えば液晶装置を用いる場合、液晶装置を構成する近年のガラス基板の材質により、短波長側の光透過効率が低くなるという特性があるため、表示光のうち青色光が弱くなりやすい。本発明では、色温度が高く光透過効率の低い青色光を1変調にすることによって、青色光の光効率を向上させることができる。これにより、ユーザの要求を満たす色温度の高い表示が可能になると共に、表示光のうち青色光が弱くなるのを回避することができる。
また、前記複数の色光が、赤色光、緑色光及び青色光を含んでおり、前記所定の色光が、緑色光であることが好ましい。
本発明では、黒浮きの起こりやすい緑色光を2変調にすることによって、黒浮きを十分抑えることができる。また、赤色光及び青色光を1変調にすることによって、当該赤色光及び青色光の光効率を向上させることができるので、十分な明るさを確保することができる。
本発明では、黒浮きの起こりやすい緑色光を2変調にすることによって、黒浮きを十分抑えることができる。また、赤色光及び青色光を1変調にすることによって、当該赤色光及び青色光の光効率を向上させることができるので、十分な明るさを確保することができる。
また、前記所定の色光を変調する第1光変調手段と前記第2変調手段との間に、前記緑色光を導光するリレー光学系が設けられていることが好ましい。
本発明では、所定の色光である緑色光を変調する第1光変調素子と第2変調素子との間にリレー光学系が設けられているので、リレー光学系を設計する際には緑色光の波長のみを考慮すれば良く、赤色光及び青色光の波長を考慮する必要が無い。このため、リレー光学系の設計が容易になり、当該リレー光学系に要するコストを抑えることができる。また、リレー光学系によって緑色光を第2光変調素子上に結像させる際には、赤色光、緑色光及び青色光のうちの2色光以上の合成光に比べて、第2光変調素子上での位置ズレが生じにくくなるため、当該位置ズレに起因する色ムラが発生しにくくなる。
本発明では、所定の色光である緑色光を変調する第1光変調素子と第2変調素子との間にリレー光学系が設けられているので、リレー光学系を設計する際には緑色光の波長のみを考慮すれば良く、赤色光及び青色光の波長を考慮する必要が無い。このため、リレー光学系の設計が容易になり、当該リレー光学系に要するコストを抑えることができる。また、リレー光学系によって緑色光を第2光変調素子上に結像させる際には、赤色光、緑色光及び青色光のうちの2色光以上の合成光に比べて、第2光変調素子上での位置ズレが生じにくくなるため、当該位置ズレに起因する色ムラが発生しにくくなる。
また、前記第2光変調手段と前記第3の光変調手段とが、前記色合成手段に固定れていることが好ましい。
本発明では、他の色光を変調する第2光変調素子と第3光変調素子とが色合成手段に固定されているので、当該色合成手段の構成が、赤色光、緑色光及び青色光の全てが2変調である画像表示装置の色合成手段の構成とほぼ同一になる。このため、各光変調手段と色合成手段との位置合わせをする必要がある場合などには、全ての色光が2変調である画像表示装置の構成をそのまま用いることが可能となる。これにより、新たに画像表示装置の構成を設計しなおす必要が少なく、その分のコストを削減することができる。
本発明では、他の色光を変調する第2光変調素子と第3光変調素子とが色合成手段に固定されているので、当該色合成手段の構成が、赤色光、緑色光及び青色光の全てが2変調である画像表示装置の色合成手段の構成とほぼ同一になる。このため、各光変調手段と色合成手段との位置合わせをする必要がある場合などには、全ての色光が2変調である画像表示装置の構成をそのまま用いることが可能となる。これにより、新たに画像表示装置の構成を設計しなおす必要が少なく、その分のコストを削減することができる。
また、前記第1光変調手段および前記第3の光変調手段が、前記所定の色光を画像光に変調する画像変調素子であり、前記第2光変調手段が、前記所定の色光の輝度を調節する輝度変調素子であり、前記緑色光を変調する前記画像変調素子に設けられた画素数が、前記輝度変調素子に設けられた画素数よりも少ないことが好ましい。
例えば3板型の画像表示装置のように複数の色光を別々に変調する場合、処理の複雑化及びこれに伴うコストの増大を避けるために、他と比べて解像度を落とした画像変調素子を用いることが考えられる。ただし、画像変調素子のみを作動させ、輝度変調素子を全く作動させない表示を行わなければならない場合には、表示の解像度が低下することになる。本発明では、所定の色光である緑色光の画像変調素子だけ画素数が少なくなっており、赤色光及び青色光の画像変調素子は画素数が少なくなっていないため、画像変調素子のみを作動させて表示を行う場合であっても、当該表示の解像度の低下はほとんど目立たない。このように、解像度を実質的には落とすことなく、低コスト化することができる。
例えば3板型の画像表示装置のように複数の色光を別々に変調する場合、処理の複雑化及びこれに伴うコストの増大を避けるために、他と比べて解像度を落とした画像変調素子を用いることが考えられる。ただし、画像変調素子のみを作動させ、輝度変調素子を全く作動させない表示を行わなければならない場合には、表示の解像度が低下することになる。本発明では、所定の色光である緑色光の画像変調素子だけ画素数が少なくなっており、赤色光及び青色光の画像変調素子は画素数が少なくなっていないため、画像変調素子のみを作動させて表示を行う場合であっても、当該表示の解像度の低下はほとんど目立たない。このように、解像度を実質的には落とすことなく、低コスト化することができる。
また、前記他の色光の光路上に設けられ、当該他の色光の波長域を狭帯域化する狭帯域化部を更に具備することが好ましい。
本発明では、他の色光の波長域を狭くすることで、当該他の色光の輝度を抑えることができるので、例えば1変調とした他の色光の輝度が2変調とした所定の色光の輝度に比べて明るすぎる場合に、所定の色光と他の色光との間で輝度のバランスをとることができる。また、本発明では、他の色光の波長域を狭くすることが可能な狭帯域化部を有しているので、例えば他の色光の輝度を抑える際に、全波長域で均一に輝度を抑えた場合に比べて他の色光の色純度が向上し、色域が拡大するという利点もある。
本発明では、他の色光の波長域を狭くすることで、当該他の色光の輝度を抑えることができるので、例えば1変調とした他の色光の輝度が2変調とした所定の色光の輝度に比べて明るすぎる場合に、所定の色光と他の色光との間で輝度のバランスをとることができる。また、本発明では、他の色光の波長域を狭くすることが可能な狭帯域化部を有しているので、例えば他の色光の輝度を抑える際に、全波長域で均一に輝度を抑えた場合に比べて他の色光の色純度が向上し、色域が拡大するという利点もある。
また、前記色分離手段が、ダイクロイックミラーであり、前記狭帯域化部が、前記ダイクロイックミラーに設けられた光学フィルタからなることが好ましい。
本発明によれば、狭帯域化部が色分離手段としてのダイクロイックミラーに設けられているので、当該狭帯域化部を別部材として設ける必要が無い。これにより、狭帯域化部を設ける場合のコストを抑えることができ、また、画像表示装置内のスペースを節約することもできる。
本発明によれば、狭帯域化部が色分離手段としてのダイクロイックミラーに設けられているので、当該狭帯域化部を別部材として設ける必要が無い。これにより、狭帯域化部を設ける場合のコストを抑えることができ、また、画像表示装置内のスペースを節約することもできる。
また、前記色合成手段が、ダイクロイックプリズムであり、前記狭帯域化部が、前記ダイクロイックプリズムに設けられた光学フィルタからなることが好ましい。
本発明によれば、狭帯域化部が色分離手段としてのダイクロイックプリズムに設けられているので、当該狭帯域化部を別部材として設ける必要が無く、コスト低下・スペースの節約を図ることができる。
本発明によれば、狭帯域化部が色分離手段としてのダイクロイックプリズムに設けられているので、当該狭帯域化部を別部材として設ける必要が無く、コスト低下・スペースの節約を図ることができる。
また、前記第1の光変調手段と前記第2の光変調手段が一体化されていることが好ましい。
本発明では、第1の光変調手段と第2の光変調手段とが一体化されているので、当該2つの光変調手段の位置合わせが容易になると共に、貼り合わせによって、画像表示装置内のスペースを節約することができる。
本発明では、第1の光変調手段と第2の光変調手段とが一体化されているので、当該2つの光変調手段の位置合わせが容易になると共に、貼り合わせによって、画像表示装置内のスペースを節約することができる。
また、前記第1光変調素子及び前記第3の光変調素子が、前記所定の色光を画像光に変調する画像変調素子であり、前記第2光変調素子が、前記所定の色光の輝度を調節する輝度変調素子であり、前記赤色光、前記緑色光及び前記青色光についての画像入力信号を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された各画像入力信号のうち前記緑色光及び前記青色光についての前記画像入力信号に基づいて、前記輝度変調素子を制御する輝度制御信号を生成する輝度信号生成手段と、前記輝度信号生成手段によって決定された輝度制御信号に基づいて、前記輝度制御信号ごとに設定された複数の色変換マトリクスのうち一の色変換マトリクスを選択する選択手段と、前記各画像入力信号と前記選択手段によって選択された色変換マトリクスとに基づいて、前記画像変調素子を制御する画像制御信号を生成する画像信号生成手段とを更に具備することが好ましい。
本発明によれば、緑色光及び青色光の2色についての画像入力信号のみに基づいて輝度制御信号を決定するので、赤色光、緑色光及び青色光の3色についての画像入力信号に基づいて輝度制御信号を決定する場合と比べて、簡単な処理で済む。これにより、赤色光、緑色光及び青色光の輝度のバランスを取ることが容易になる。
本発明によれば、緑色光及び青色光の2色についての画像入力信号のみに基づいて輝度制御信号を決定するので、赤色光、緑色光及び青色光の3色についての画像入力信号に基づいて輝度制御信号を決定する場合と比べて、簡単な処理で済む。これにより、赤色光、緑色光及び青色光の輝度のバランスを取ることが容易になる。
また、前記第1光変調素子及び前記第3の光変調素子が、前記所定の色光を画像光に変調する画像変調素子であり、前記第2光変調素子が、前記所定の色光の輝度を調節する輝度変調素子であり、前記赤色光、前記緑色光及び前記青色光についての画像入力信号を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された各画像入力信号のうち前記緑色光についての前記画像入力信号に基づいて、前記輝度変調素子を制御する輝度制御信号を生成する輝度信号生成手段と、前記輝度信号生成手段によって決定された前記輝度制御信号に基づいて、前記輝度制御信号ごとに設定された複数の色変換マトリクスのうち一の色変換マトリクスを選択する選択手段と、前記各画像入力信号と前記選択手段によって選択された色変換マトリクスとに基づいて、前記画像変調素子を制御する画像制御信号を生成する画像信号生成手段とを更に具備することが好ましい。
本発明によれば、緑色光1色についての画像入力信号のみに基づいて輝度制御信号を決定するので、赤色光、緑色光及び青色光の3色についての画像入力信号に基づいて輝度制御信号を決定する場合と比べて、簡単な処理で済む。これにより、赤色光、緑色光及び青色光の輝度のバランスを取ることが容易になる。
本発明によれば、緑色光1色についての画像入力信号のみに基づいて輝度制御信号を決定するので、赤色光、緑色光及び青色光の3色についての画像入力信号に基づいて輝度制御信号を決定する場合と比べて、簡単な処理で済む。これにより、赤色光、緑色光及び青色光の輝度のバランスを取ることが容易になる。
本発明に係るプロジェクタは、上記の画像表示装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、消費電力が増大することが無く、コストを抑えることが可能な画像表示装置を搭載したので、少ない消費電力でも表示の性能が高いプロジェクタを得ることができる。
本発明によれば、消費電力が増大することが無く、コストを抑えることが可能な画像表示装置を搭載したので、少ない消費電力でも表示の性能が高いプロジェクタを得ることができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、プロジェクタ1の内部の構成を概略的に示す図である。
プロジェクタ1は、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の異なる色毎に透過型液晶ライトバルブを備えた3板式の液晶プロジェクタであり、画像表示装置2と、投射レンズ3とを主体として構成されている。
本発明の第1実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、プロジェクタ1の内部の構成を概略的に示す図である。
プロジェクタ1は、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の異なる色毎に透過型液晶ライトバルブを備えた3板式の液晶プロジェクタであり、画像表示装置2と、投射レンズ3とを主体として構成されている。
画像表示装置2は、大別すると、光源部4と、均一照明部5と、色変調部6と有している。
光源部4は、ランプ11と、リフレクタ12とを主体として構成されている。ランプ11は、画像表示装置2、ひいてはプロジェクタ1の光源であり、例えば白色光を射出する高圧水銀ランプ等が用いられている。リフレクタ12は、当該白色光を反射する反射部材であり、当該ランプ11からの白色光がスクリーン7の投射面7aに対してほぼ直交に入射する方向に進むよう、設けられている。
光源部4は、ランプ11と、リフレクタ12とを主体として構成されている。ランプ11は、画像表示装置2、ひいてはプロジェクタ1の光源であり、例えば白色光を射出する高圧水銀ランプ等が用いられている。リフレクタ12は、当該白色光を反射する反射部材であり、当該ランプ11からの白色光がスクリーン7の投射面7aに対してほぼ直交に入射する方向に進むよう、設けられている。
均一照明部5は、フライアイレンズ13、14と、偏光変換素子15と、集光レンズ16とを主体として構成されている。フライアイレンズ13、14は、複数の2次光源像を形成する。集光レンズ16は、フライアイレンズで形成された2次光源像を重畳する。
色変調部6は、ダイクロイックミラー17、18と、反射ミラー19、20、21と、液晶ライトバルブ22、23、24と、ダイクロイックプリズム25とを主体として構成されている。
ダイクロイックミラー17は、ランプ11から射出される白色光のうち、赤色光LRを透過させると共に、緑色光LG及び青色光LBを反射する。ダイクロイックミラー18は、緑色光LGを反射し、青色光LBを透過する。
反射ミラー19は、赤色光LRをダイクロイックプリズム25側へ反射する。反射ミラー20、21は、青色光LBをそれぞれ直角に反射し、ダイクロイックプリズム25へ導光する。なお、ダイクロイックミラー17が、透過した赤色光LRの波長域を狭くすることが可能な狭帯域化機能(狭帯域化部)を有しても良い。
ダイクロイックミラー17は、ランプ11から射出される白色光のうち、赤色光LRを透過させると共に、緑色光LG及び青色光LBを反射する。ダイクロイックミラー18は、緑色光LGを反射し、青色光LBを透過する。
反射ミラー19は、赤色光LRをダイクロイックプリズム25側へ反射する。反射ミラー20、21は、青色光LBをそれぞれ直角に反射し、ダイクロイックプリズム25へ導光する。なお、ダイクロイックミラー17が、透過した赤色光LRの波長域を狭くすることが可能な狭帯域化機能(狭帯域化部)を有しても良い。
液晶ライトバルブ22は、画像信号に基づいて赤色光LRを画像光に変調する画像変調ライトバルブである。
液晶ライトバルブ23は、画像信号に基づいて緑色光LGを画像光に変調する画像変調ライトバルブ23aと、輝度信号に基づいて緑色光LGの輝度を変調する輝度変調ライトバルブ23bとを有している。
液晶ライトバルブ24は、画像信号に基づいて青色光LBを画像光に変調する画像変調ライトバルブ24aと、輝度信号に基づいて青色光LBの輝度を変調する輝度変調ライトバルブ24bとを有している。
液晶ライトバルブ23は、画像信号に基づいて緑色光LGを画像光に変調する画像変調ライトバルブ23aと、輝度信号に基づいて緑色光LGの輝度を変調する輝度変調ライトバルブ23bとを有している。
液晶ライトバルブ24は、画像信号に基づいて青色光LBを画像光に変調する画像変調ライトバルブ24aと、輝度信号に基づいて青色光LBの輝度を変調する輝度変調ライトバルブ24bとを有している。
各液晶ライトバルブ22、23、24は、例えば4.6平方センチメートル(約0.7平方インチ)程度の寸法を有し、マトリクス状に画素が形成された液晶装置によって構成されている。また、画像変調ライトバルブ22、23a、24aと輝度変調ライトバルブ23b、24bとでは、画素数は同一になっており、また、画素の配列やピッチも同一になっている。
また、画像変調ライトバルブ23aと輝度変調ライトバルブ23bとは、ほぼ同一の寸法に形成されており、例えば両面テープなどの図示しない貼合部材によって一体的に貼り合わされている。画像変調ライトバルブ24aと輝度変調ライトバルブ24bとについても同様に、ほぼ同一の寸法に形成されており、貼合部材によって一体的に貼り合わされている。なお、2つのライトバルブ間にマイクロレンズアレイ等の結像の光学的集光素子を挟んでも良い。さらに、別体のものを貼りあわせるのではなく、当初から一体的に製造されているライトバルブを用いても良い。
ダイクロイックプリズム25は、4つの直角プリズムが貼り合わされてなる。内面には、赤色光LRを反射する誘電体多層膜25aと青色光LBを反射する誘電体多層膜25bとが十字状に形成されている。誘電体多層膜25a、25bは、共に緑色光LGを透過するようになっている。各誘電体多層膜25a、25bによって3つの色光が合成され、カラー画像を表す光(映像光)が形成されるようになっている。
投射レンズ3は、映像光をスクリーン7に向けて投射する。
ランプ11からの光は、平行光(直線偏光)に変換され、液晶ライトバルブ22、23、24により変調され、変調された各色光は投射レンズ3によりスクリーン7上に投射される。
ランプ11からの光は、平行光(直線偏光)に変換され、液晶ライトバルブ22、23、24により変調され、変調された各色光は投射レンズ3によりスクリーン7上に投射される。
このように、本実施形態によれば、赤色光LR、緑色光LG、青色光LBの3色光のうち赤色光LRを変調する液晶ライトバルブを1つにしたことによって、すなわち、1変調にしたことによって、上記の3色光の全てを2変調とした場合に比べて光効率が向上するので、ランプ11のワット数を大幅に上げる必要が無い。また、色光の性質に応じて1変調と2変調と使い分けることも可能となる。これにより、解像度の向上や階調性の向上、コントラストの向上、輝度ムラの解消を図りつつも、消費電力が増大することが無く、コストを抑えることが可能となる。
また、本実施形態によれば、緑色光LG及び青色光LBの2色についての画像入力信号G、Bに基づいて輝度制御信号T8bitを決定するので、赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBの3色光についての画像入力信号に基づいて輝度制御信号を決定する場合と比べて、簡単な処理で済む。これにより、赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBの輝度のバランスを取ることが容易になる。また、これに伴って、ダイクロイックプリズム25において各色光を合成する際の位置合わせを容易に行うことが可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第1実施形態と同様、以下の図では、各部材を認識可能な大きさとするため、縮尺を適宜変更している。
図4は、プロジェクタ101の内部の構成を概略的に示す図である。
プロジェクタ101は、第1実施形態と同様に、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の異なる色毎に透過型液晶ライトバルブを備えた3板式の液晶プロジェクタであり、画像表示装置102と、投射レンズ103とを主体として構成されている。画像表示装置102は、大別すると、光源部104と、均一照明部105と、色変調部106と有している。均一照明部105については、第1実施形態と同様の構成であるため、説明を省略する。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第1実施形態と同様、以下の図では、各部材を認識可能な大きさとするため、縮尺を適宜変更している。
図4は、プロジェクタ101の内部の構成を概略的に示す図である。
プロジェクタ101は、第1実施形態と同様に、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の異なる色毎に透過型液晶ライトバルブを備えた3板式の液晶プロジェクタであり、画像表示装置102と、投射レンズ103とを主体として構成されている。画像表示装置102は、大別すると、光源部104と、均一照明部105と、色変調部106と有している。均一照明部105については、第1実施形態と同様の構成であるため、説明を省略する。
光源部104は、ランプ111と、リフレクタ112とを主体として構成されている。ランプ111は、第1実施形態と同様、例えば白色光を射出する高圧水銀ランプ等が用いられている。リフレクタ112は、当該白色光を反射する反射部材であり、当該ランプ111からの白色光がスクリーン107の投射面107aに対してほぼ平行になる方向に進むよう、設けられている。
色変調部106は、ダイクロイックミラー117、118と、反射ミラー119、120、121と、液晶ライトバルブ122、123、124、125と、ダイクロイックプリズム126、127と、R光路用リレー光学系128と、GB光路用リレー光学系129と、B光路用リレー光学系130とを主体として構成されている。
ダイクロイックミラー117は、ランプ111から射出される白色光のうち、赤色光LRを反射させると共に、緑色光LG及び青色光LBを透過する。第1実施形態と同様に、当該ダイクロイックミラー117が、透過した緑色光LG及び青色光LBの波長域を狭くすることが可能な狭帯域化機能(狭帯域化部)を有しても良い。ダイクロイックミラー118は、緑色光LGを反射し、青色光LBを透過する。
反射ミラー119は、緑色光LGと青色光LBとの合成光LGBをダイクロイックプリズム127側へ反射する。反射ミラー120、121は、青色光LBをそれぞれ直角に反射し、ダイクロイックプリズム126へ導光する。
反射ミラー119は、緑色光LGと青色光LBとの合成光LGBをダイクロイックプリズム127側へ反射する。反射ミラー120、121は、青色光LBをそれぞれ直角に反射し、ダイクロイックプリズム126へ導光する。
画像変調ライトバルブ122は、画像信号に基づいて赤色光LRを画像光に変調する画像変調素子である。画像変調ライトバルブ123は、画像信号に基づいて緑色光LGを画像光に変調する画像変調素子である。画像変調ライトバルブ124は、画像信号に基づいて青色光LBを画像光に変調する画像変調素子である。
輝度変調ライトバルブ125は、輝度信号に基づいて緑色光LGと青色光LBとの合成光LGBの輝度を変調する輝度変調素子である。
輝度変調ライトバルブ125は、輝度信号に基づいて緑色光LGと青色光LBとの合成光LGBの輝度を変調する輝度変調素子である。
第1実施形態と同様、各液晶ライトバルブ122、123、124及び輝度変調ライトバルブ125は、例えば4.6平方センチメートル程度の寸法を有し、マトリクス状に画素が形成された液晶装置によって構成されている。また、各画像変調ライトバルブ122、123、124の画素数と輝度変調ライトバルブ125の画素数とは同一になっており、また、画素の配列やピッチも同一になっている。
ダイクロイックプリズム126は、緑色光LGと青色光LBとを合成する光学部材であり、2つの直角プリズムの斜辺同士が貼り合わされてなる。貼り合せ面には、緑色光LGを透過し青色光LBを反射する誘電体多層膜126aが形成されている。当該ダイクロイックプリズム126によって緑色光LGと青色光LBとが合成され、合成光LGBとなる。
ダイクロイックプリズム127は、2つの直角プリズムの斜辺同士が貼り合わされてなる光学部材であり、貼り合せ面には、赤色光LRを透過し合成光LGBを反射する誘電体多層膜127aが形成されている。当該ダイクロイックプリズム127によって赤色光LRと合成光LGBとが合成され、画像を表す画像光となる。
なお、ダイクロイックプリズム127の面127cには、画像変調ライトバルブ122が貼り付けられており、ダイクロイックプリズム126の面126cには、画像変調ライトバルブ123が貼り付けられており、ダイクロイックプリズム126の面126dには、画像変調ライトバルブ124が貼り付けられている。また、ダイクロイックプリズム127の面127dには、輝度変調ライトバルブ125が固定されている。
R光路用リレー光学系128は、赤色光LRを導光する光学系であり、ダイクロイックミラー117と画像変調ライトバルブ122との間に設けられている。GB光路用リレー光学系129は、合成光LGBを導光する光学系であり、ダイクロイックプリズム126と輝度変調ライトバルブ125との間に設けられている。また、このGB光路用リレー光学系129は、両側テレセントリック性を持つことが好ましい。B光路用リレー光学系130は、青色光LBを導光する光学系であり、ダイクロイックミラー118と画像変調ライトバルブ124との間に反射ミラー119、120を介して設けられている。
次に、本実施形態に係る液晶ライトバルブ122、123、124の画像処理について説明する。スクリーン107に投影される画像は、それぞれの液晶ライトバルブ122、123、124について画素単位で変調行うことで生成される。以下説明する画像処理装置30は、当該画素単位の変調を制御するものである。
図3に示すように、画像処理装置30は、入力部31と、信号処理部32と、画像制御信号出力部33と、輝度制御信号出力部34とを有している。本実施形態に係る画像処理装置30では、入力部31にsRGB形式の画像入力信号R、G、Bが入力され、信号処理部32で当該入力信号の処理が行われ、画像制御信号出力部33からは8ビットの画像制御信号R8bit、G8bit、B8bitが出力され、輝度制御信号出力部34からは8ビットの輝度制御信号(T8bit)が出力される。画像制御信号R8bit、G8bit、B8bitは画素変調ライトバルブ122、123、124を制御する信号であり、輝度制御信号T8bitは輝度変調ライトバルブ125を制御する信号である。
信号処理部32には、テーブル35と、最大値算出・選択部36と、逆γ補正部37と、マトリクス記憶部38と、マトリクス演算・選択部39と、γ補正部40とが設けられている。
テーブル35には、入力されるR、G、BのうちG及びBの信号について、輝度制御信号T8bitに対応した値G−TG−1DLUT及びB−TB−1DLUTが準備されている。ここでは、G−TG−1DLUTが準備されているテーブルをテーブル35Gとし、B−TB−1DLUTが準備されているテーブルをテーブル35Bとする。
テーブル35には、入力されるR、G、BのうちG及びBの信号について、輝度制御信号T8bitに対応した値G−TG−1DLUT及びB−TB−1DLUTが準備されている。ここでは、G−TG−1DLUTが準備されているテーブルをテーブル35Gとし、B−TB−1DLUTが準備されているテーブルをテーブル35Bとする。
最大値算出・選択部36では、テーブル35Gに準備されている値G−TG−1DLUTを入力値Gから引いた値(TG)と、テーブル35Bに準備されている値B−TB−1DLUTを入力値Bから引いた値(TB)とをそれぞれを算出し、TG及びTBのうち最大値を選択する。さらに、選択された最大値を輝度制御信号T8bitとして、輝度制御信号出力部34へと出力する。この輝度制御信号T8bitの値は、輝度に応じて256段階に設定されており、輝度がゼロの場合はT0であり、輝度が最大の場合はT255である。
逆γ補正部37は、入力されたR、G、Bを逆γ補正し、入力リニアR’、G’、B’に変換する。
マトリクス記憶部38には、入力リニアR’、G’、B’を出力リニアR”、G”、B”に変換するための3×3マトリクスが、輝度制御信号T8bitの値ごとに、すなわち、T0(輝度がゼロの場合)〜T255(輝度が最大の場合)まで256段階のT8bitについて記憶されている。
マトリクス記憶部38には、入力リニアR’、G’、B’を出力リニアR”、G”、B”に変換するための3×3マトリクスが、輝度制御信号T8bitの値ごとに、すなわち、T0(輝度がゼロの場合)〜T255(輝度が最大の場合)まで256段階のT8bitについて記憶されている。
マトリクス演算・選択部39は、マトリクス記憶部38から、輝度制御信号T8bitに対応した3×3マトリクスを選択し、選択した3×3マトリクスを入力リニアR’、G’、B’に乗じて、出力リニアR”、G”、B”を算出する。
γ補正部40では、出力リニアR”、G”、B”をγ補正し出力8ビットR8bit、G8bit、B8bitに変換して、当該出力8ビットR8bit、G8bit、B8bitを画像制御信号として画像制御信号出力部33に出力する。
γ補正部40では、出力リニアR”、G”、B”をγ補正し出力8ビットR8bit、G8bit、B8bitに変換して、当該出力8ビットR8bit、G8bit、B8bitを画像制御信号として画像制御信号出力部33に出力する。
次に、図4のフローチャートをもとにして、画像処理装置30における処理の手順を説明する。
まず、入力部31から入力された入力R、G、Bの信号を取得する(ステップ401)。続いて、最大値算出・選択部36によって、この入力R、G、Bの信号のうち、G、BからTG、TBを決定し(ステップ402)、このTG、TBのうち最大値を輝度制御信号T8bitとする(ステップ403)。
まず、入力部31から入力された入力R、G、Bの信号を取得する(ステップ401)。続いて、最大値算出・選択部36によって、この入力R、G、Bの信号のうち、G、BからTG、TBを決定し(ステップ402)、このTG、TBのうち最大値を輝度制御信号T8bitとする(ステップ403)。
次に、逆γ補正部37によって入力R、G、Bを逆γ補正し、入力リニアR’、G’、B’を取得する(ステップ404)。続いて、マトリクス演算・選択部39によって輝度制御信号T8bitをもとにして3×3マトリクスを選択し(ステップ405)、選択した3×3マトリクスを入力リニアR’、G’、B’に乗じて出力リニアR”、G”、B”を算出する(ステップ406)。そして、γ補正部40によって出力リニアR”、G”、B”をγ補正し、画像制御信号R8bit、G8bit、B8bitを算出する(ステップ407)。
このようにして、画像変調ライトバルブ122、123、124及び輝度変調ライトバルブ125を制御する。
このようにして、画像変調ライトバルブ122、123、124及び輝度変調ライトバルブ125を制御する。
本発明によれば、緑色光LGと青色光LBとを合成するダイクロイックプリズム126と輝度変調ライトバルブ125との間にGB光路用リレー光学系が設けられているので、当該GB光路用リレー光学系を設計する際には緑色光LG及び青色光LBの波長を考慮すれば良く、赤色光LRの波長を考慮する必要が無い。このため、GB光路用リレー光学系の設計が容易になり、当該GB光路用リレー光学系に要するコストを抑えることができる。また、緑色光LGと青色光LBとの2色光の合成光LGBをGB光路用リレー光学系によって輝度変調ライトバルブ125上に結像させる際には、赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBの3色光の合成光を一度に結像させる場合に比べて、輝度変調ライトバルブ125上での位置ズレが生じにくくなるため、この位置ズレに起因する色ムラが発生しにくくなる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を説明する。第1実施形態と同様、以下の図では、各部材を認識可能な大きさとするため、縮尺を適宜変更している。
図5は、プロジェクタ201の内部の構成を概略的に示す図である。
プロジェクタ201は、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の異なる色毎に透過型液晶ライトバルブを備えた3板式の液晶プロジェクタであり、画像表示装置202と、投射レンズ203とを主体として構成されている。画像表示装置202は、大別すると、光源部204と、均一照明部205と、色変調部206と有している。均一照明部205については、第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成であるため、説明を省略する。
次に、本発明の第3実施形態を説明する。第1実施形態と同様、以下の図では、各部材を認識可能な大きさとするため、縮尺を適宜変更している。
図5は、プロジェクタ201の内部の構成を概略的に示す図である。
プロジェクタ201は、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の異なる色毎に透過型液晶ライトバルブを備えた3板式の液晶プロジェクタであり、画像表示装置202と、投射レンズ203とを主体として構成されている。画像表示装置202は、大別すると、光源部204と、均一照明部205と、色変調部206と有している。均一照明部205については、第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成であるため、説明を省略する。
光源部204は、ランプ211と、リフレクタ212とを主体として構成されている。ランプ211は、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、例えば白色光を射出する高圧水銀ランプ等が用いられている。リフレクタ212は、白色光を反射する反射部材であり、当該ランプ211からの白色光がスクリーン207の投射面207aに対してほぼ直交に入射する方向に進むように設けられている。すなわち、光源部204は、第1実施形態と同様の配置であって、第2実施形態とは異なる配置になっている。
色変調部206は、ダイクロイックミラー217、218と、反射ミラー219、220、221と、液晶ライトバルブ222、223、224、225と、ダイクロイックプリズム226、227と、R光路用リレー光学系228と、GB光路用リレー光学系229とを主体として構成されている。
ダイクロイックミラー217は、ランプ211から射出される白色光のうち、緑色光LGを透過させると共に、赤色光LR及び青色光LBを反射する。ダイクロイックミラー218は、青色光LBを反射し、赤色光LRを透過する。当該ダイクロイックミラー218が、透過した緑色光LGの波長域を狭くすることが可能な狭帯域化機能(狭帯域化部)を有しても良い。
反射ミラー219は、緑色光LGをダイクロイックプリズム226側へ反射する。反射ミラー220、221は、赤色光LRをそれぞれ直角に反射し、ダイクロイックプリズム227へ導光する。
反射ミラー219は、緑色光LGをダイクロイックプリズム226側へ反射する。反射ミラー220、221は、赤色光LRをそれぞれ直角に反射し、ダイクロイックプリズム227へ導光する。
画像変調ライトバルブ222は、画像信号に基づいて赤色光LRを画像光に変調する画像変調素子である。画像変調ライトバルブ223は、画像信号に基づいて緑色光LGを画像光に変調する画像変調素子である。画像変調ライトバルブ224は、画像信号に基づいて青色光LBを画像光に変調する画像変調素子である。
輝度変調ライトバルブ225は、輝度信号に基づいて緑色光LGと青色光LBとの合成光LGBの輝度を変調する輝度変調素子である。
輝度変調ライトバルブ225は、輝度信号に基づいて緑色光LGと青色光LBとの合成光LGBの輝度を変調する輝度変調素子である。
第1実施形態と同様、各液晶ライトバルブ222、223、224及び輝度変調ライトバルブ225は、例えば4.6平方センチメートル程度の寸法を有し、マトリクス状に画素が形成された液晶装置によって構成されている。また、各画像変調ライトバルブ222、223、224の画素数と輝度変調ライトバルブ225の画素数とは同一になっており、また、画素の配列やピッチも同一になっている。
ダイクロイックプリズム226は、緑色光LGと青色光LBとを合成する光学部材であり、2つの直角プリズムの斜辺同士が貼り合わされてなる。貼り合せ面には、青色光LBし緑色光LGを反射する誘電体多層膜226aが形成されている。当該ダイクロイックプリズム226によって緑色光LGと青色光LBとが合成され、合成光LGBとなる。
ダイクロイックプリズム227は、2つの直角プリズムの斜辺同士が貼り合わされてなる光学部材であり、貼り合せ面には、赤色光LRを反射し合成光LGBを透過する誘電体多層膜227aとが形成されている。当該ダイクロイックプリズム127によって赤色光LRと合成光LGBとが合成され、白色光となる。
なお、ダイクロイックプリズム227の面227cには、画像変調ライトバルブ222は貼り付けられており、ダイクロイックプリズム226の面226cには、画像変調ライトバルブ223が貼り付けられており、ダイクロイックプリズム226の面226dに画像変調ライトバルブ224が貼り付けられている。また、ダイクロイックプリズム227の面227dには、輝度変調ライトバルブ225が貼り付けられている。
R光路用リレー光学系228は、赤色光LRを導光する光学系であり、ダイクロイックミラー218と画像変調ライトバルブ222との間に、反射ミラー220、221を介して設けられている。GB光路用リレー光学系229は、合成光LGBを導光する光学系であり、ダイクロイックプリズム226と輝度変調ライトバルブ225との間に設けられている。
本実施形態では、光源部204を第2実施形態の光源部104とは異なるように配置することによって、色変調部206の構成が第2実施形態の色変調部106の構成と異なるようになっている。具体的には、第2実施形態の色変調部106においては、赤色光LRを投射レンズ107の光軸に重ねるように光学系を配置する構成であり、本実施形態の色変調部206においては、緑色光LGと青色光LBとの合成光LGBを投射レンズ207の光軸に重ねるように光学系を配置する構成である。いずれの構成であっても、第2実施形態と同様の効果を得ることができ、画像形成装置としての設計の幅が広がるものである。
(第4実施形態)
次に、本発明に係る第4実施形態を説明する。第1実施形態と同様、以下の図では、各部材を認識可能な大きさとするため、縮尺を適宜変更している。本実施形態では、青色光のみを1変調とし、赤色光及び緑色光を2変調とするプロジェクタの構成について説明する。
次に、本発明に係る第4実施形態を説明する。第1実施形態と同様、以下の図では、各部材を認識可能な大きさとするため、縮尺を適宜変更している。本実施形態では、青色光のみを1変調とし、赤色光及び緑色光を2変調とするプロジェクタの構成について説明する。
図6は、プロジェクタ301の内部の構成を概略的に示す図である。
プロジェクタ301は、第1実施形態〜第3実施形態と同様に、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の異なる色毎に透過型液晶ライトバルブを備えた3板式の液晶プロジェクタであり、画像表示装置302と、投射レンズ303とを主体として構成されている。画像表示装置302は、大別すると、光源部304と、均一照明部305と、色変調部306と有している。なお、光源部304及び均一照明部305については、第1実施形態と同様の構成であるため、本実施形態では説明を省略する。
プロジェクタ301は、第1実施形態〜第3実施形態と同様に、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の異なる色毎に透過型液晶ライトバルブを備えた3板式の液晶プロジェクタであり、画像表示装置302と、投射レンズ303とを主体として構成されている。画像表示装置302は、大別すると、光源部304と、均一照明部305と、色変調部306と有している。なお、光源部304及び均一照明部305については、第1実施形態と同様の構成であるため、本実施形態では説明を省略する。
色変調部306は、ダイクロイックミラー317、318と、反射ミラー319、320、321と、液晶ライトバルブ322、323、324と、ダイクロイックプリズム325とを主体として構成されている。
ダイクロイックミラー317は、ランプ11から射出される白色光のうち、青色光LBを透過させると共に、赤色光LR及び緑色光LGを反射する。当該ダイクロイックミラー317が、透過した青色光LBの波長域を狭くすることが可能な狭帯域化機能(狭帯域化部)を有しても良い。ダイクロイックミラー318は、緑色光LGを反射し、赤色光LRを透過する。
反射ミラー319は、青色光LBをダイクロイックプリズム325側へ反射する。反射ミラー320、321は、赤色光LRをそれぞれ直角に反射し、ダイクロイックプリズム325へ導光する。
ダイクロイックミラー317は、ランプ11から射出される白色光のうち、青色光LBを透過させると共に、赤色光LR及び緑色光LGを反射する。当該ダイクロイックミラー317が、透過した青色光LBの波長域を狭くすることが可能な狭帯域化機能(狭帯域化部)を有しても良い。ダイクロイックミラー318は、緑色光LGを反射し、赤色光LRを透過する。
反射ミラー319は、青色光LBをダイクロイックプリズム325側へ反射する。反射ミラー320、321は、赤色光LRをそれぞれ直角に反射し、ダイクロイックプリズム325へ導光する。
液晶ライトバルブ322は、画像信号に基づいて赤色光LRを画像光に変調する画像変調ライトバルブ322aと、輝度信号に基づいて赤色光LRの輝度を変調する輝度変調ライトバルブ322bとを有している。
液晶ライトバルブ323は、画像信号に基づいて緑色光LGを画像光に変調する画像変調ライトバルブ323aと、輝度信号に基づいて緑色光LGの輝度を変調する輝度変調ライトバルブ323bとを有している。
液晶ライトバルブ324は、画像信号に基づいて青色光LBを画像光に変調する画像変調ライトバルブ324である。
液晶ライトバルブ323は、画像信号に基づいて緑色光LGを画像光に変調する画像変調ライトバルブ323aと、輝度信号に基づいて緑色光LGの輝度を変調する輝度変調ライトバルブ323bとを有している。
液晶ライトバルブ324は、画像信号に基づいて青色光LBを画像光に変調する画像変調ライトバルブ324である。
第1実施形態と同様に、各液晶ライトバルブ322、323、324は、例えば4.6平方センチメートル程度の寸法を有し、マトリクス状に画素が形成された液晶装置によって構成されている。また、画像変調ライトバルブ322a、323a、324と輝度変調ライトバルブ322b、323bとでは、画素数は同一になっており、また、画素の配列やピッチも同一になっている。
また、画像変調ライトバルブ322aと輝度変調ライトバルブ322bとは、ほぼ同一の寸法に形成されており、例えば両面テープなどの図示しない貼合部材によって一体的に貼り合わされている。画像変調ライトバルブ323aと輝度変調ライトバルブ323bとについても同様に、ほぼ同一の寸法に形成されており、貼合部材によって一体的に貼り合わされている。
ダイクロイックプリズム325は、4つの直角プリズムが貼り合わされてなる。内面には、青色光LBを反射する誘電体多層膜325aと赤色光LRを反射する誘電体多層膜325bとが十字状に形成されている。誘電体多層膜325a、325bは、共に緑色光LGを透過するようになっている。各誘電体多層膜325a、325bによって3つの色光が合成され、カラー画像を表す光(映像光)が形成されるようになっている。
近年、カラーの画像を視聴するユーザの間では、色温度の高い色が好まれる傾向にある。赤色に近づくほど色温度が低いとされ、青色に近づくほど色温度が高いとされている。本実施形態によれば、色温度の高い青色光LBを1変調にすることによって、青色光LBの光効率を向上させることができるので、ユーザの要求を満たす色温度の高い表示が可能となる。
(第5実施形態)
次に、本発明に係る第5実施形態を説明する。第1実施形態と同様、以下の図では、各部材を認識可能な大きさとするため、縮尺を適宜変更している。本実施形態では、赤色光及び青色光の2色光を1変調とし、緑色光のみを2変調とするプロジェクタの構成について説明する。
次に、本発明に係る第5実施形態を説明する。第1実施形態と同様、以下の図では、各部材を認識可能な大きさとするため、縮尺を適宜変更している。本実施形態では、赤色光及び青色光の2色光を1変調とし、緑色光のみを2変調とするプロジェクタの構成について説明する。
図7は、プロジェクタ401の内部の構成を概略的に示す図である。
プロジェクタ401は、第1実施形態〜第4実施形態と同様に、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の異なる色毎に透過型液晶ライトバルブを備えた3板式の液晶プロジェクタであり、画像表示装置402と、投射レンズ403とを主体として構成されている。画像表示装置402は、大別すると、光源部404と、均一照明部405と、色変調部406と有している。なお、光源部404及び均一照明部405については、第1実施形態と同様の構成であるため、本実施形態では説明を省略する。
プロジェクタ401は、第1実施形態〜第4実施形態と同様に、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の異なる色毎に透過型液晶ライトバルブを備えた3板式の液晶プロジェクタであり、画像表示装置402と、投射レンズ403とを主体として構成されている。画像表示装置402は、大別すると、光源部404と、均一照明部405と、色変調部406と有している。なお、光源部404及び均一照明部405については、第1実施形態と同様の構成であるため、本実施形態では説明を省略する。
色変調部406は、ダイクロイックミラー417、418と、反射ミラー419、420、421と、液晶ライトバルブ422、423、424と、ダイクロイックプリズム425と、リレー光学系426とを主体として構成されている。
ダイクロイックミラー417は、ランプ11から射出される白色光のうち、赤色光LRを透過させると共に、緑色光LG及び青色光LBを反射する。ダイクロイックミラー418は、緑色光LGを反射し、青色光LBを透過する。
反射ミラー419は、赤色光LRをダイクロイックプリズム425側へ反射する。反射ミラー420、421は、青色光LBをそれぞれ直角に反射し、ダイクロイックプリズム425へ導光する。
ダイクロイックミラー417は、ランプ11から射出される白色光のうち、赤色光LRを透過させると共に、緑色光LG及び青色光LBを反射する。ダイクロイックミラー418は、緑色光LGを反射し、青色光LBを透過する。
反射ミラー419は、赤色光LRをダイクロイックプリズム425側へ反射する。反射ミラー420、421は、青色光LBをそれぞれ直角に反射し、ダイクロイックプリズム425へ導光する。
液晶ライトバルブ422は、画像信号に基づいて赤色光LRを画像光に変調する画像変調ライトバルブである。
液晶ライトバルブ423は、画像信号に基づいて緑色光LGを画像光に変調する画像変調ライトバルブ423aと、輝度信号に基づいて緑色光LGの輝度を変調する輝度変調ライトバルブ423bとを有している。
液晶ライトバルブ424は、画像信号に基づいて青色光LBを画像光に変調する画像変調ライトバルブである。
液晶ライトバルブ423は、画像信号に基づいて緑色光LGを画像光に変調する画像変調ライトバルブ423aと、輝度信号に基づいて緑色光LGの輝度を変調する輝度変調ライトバルブ423bとを有している。
液晶ライトバルブ424は、画像信号に基づいて青色光LBを画像光に変調する画像変調ライトバルブである。
また、図8に示すように、画像変調ライトバルブ423aの画素427の数(図8(a))に比べて、輝度変調ライトバルブ423bの画素428の数(図8(b))の方が多くなっており、前者よりも後者のほうが一つ一つの画素が小さくなっている。このため、画像変調ライトバルブ423aよりも、輝度変調ライトバルブ423bの方が、解像度が高くなっている。また、画像変調ライトバルブ422、424と、輝度変調ライトバルブ423bとでは、画素数は同一になっており、また、画素の配列も同一になっている。
ダイクロイックプリズム425は、4つの直角プリズムが貼り合わされてなる。内面には、赤色光LRを反射する誘電体多層膜425aと青色光LBを反射する誘電体多層膜425bとが十字状に形成されている。誘電体多層膜425a、425bは、共に緑色光LGを透過するようになっている。各誘電体多層膜425a、425bによって3つの色光が合成され、カラー画像を表す光(映像光)が形成されるようになっている。
なお、ダイクロイックプリズム425の面425cには、画像変調ライトバルブ422が貼り付けられており、ダイクロイックプリズム425の面425dには、画像変調ライトバルブ424が貼り付けられており、ダイクロイックプリズム425の面425eには、輝度変調ライトバルブ423bが貼り付けられている。
また、リレー光学系426は、緑色光LGを導光する光学部材であり、画像変調ライトバルブ423aと輝度変調ライトバルブ423bとの間に設けられている。
また、リレー光学系426は、緑色光LGを導光する光学部材であり、画像変調ライトバルブ423aと輝度変調ライトバルブ423bとの間に設けられている。
次に、本実施形態に係る液晶ライトバルブ422、423、424の画像処理について説明する。
図9に示すように、画像処理装置430は、入力部431と、信号処理部432と、画像制御信号出力部433と、輝度制御信号出力部434とを有している。本実施形態に係る画像処理装置430では、入力部431にsRGB形式の画像入力信号R、G、Bが入力され、信号処理部432で当該入力信号の処理が行われ、画像制御信号出力部433からは8ビットの画像制御信号R8bit、G8bit、B8bitが出力され、輝度制御信号出力部434からは8ビットの輝度制御信号(T8bit)が出力される点、画像制御信号R8bit、G8bit、B8bitは画素変調ライトバルブ422、423a、424を制御する信号であり、輝度制御信号T8bitは輝度変調ライトバルブ423bを制御する信号である。
図9に示すように、画像処理装置430は、入力部431と、信号処理部432と、画像制御信号出力部433と、輝度制御信号出力部434とを有している。本実施形態に係る画像処理装置430では、入力部431にsRGB形式の画像入力信号R、G、Bが入力され、信号処理部432で当該入力信号の処理が行われ、画像制御信号出力部433からは8ビットの画像制御信号R8bit、G8bit、B8bitが出力され、輝度制御信号出力部434からは8ビットの輝度制御信号(T8bit)が出力される点、画像制御信号R8bit、G8bit、B8bitは画素変調ライトバルブ422、423a、424を制御する信号であり、輝度制御信号T8bitは輝度変調ライトバルブ423bを制御する信号である。
信号処理部432には、テーブル435と、最大値算出部436と、逆γ補正部437と、マトリクス記憶部438と、マトリクス演算・選択部439と、γ補正部440とが設けられている。
テーブル435には、入力されるR、G、BのうちGのみの信号について、輝度制御信号T8bitに対応した値G−TG−1DLUTが準備されている。
最大値算出部436では、テーブル435に準備されている値G−TG−1DLUTを入力値Gから引いた値(TG)を算出する。さらに、算出されたTGを輝度制御信号T8bitとして、輝度制御信号出力部434へと出力する。
テーブル435には、入力されるR、G、BのうちGのみの信号について、輝度制御信号T8bitに対応した値G−TG−1DLUTが準備されている。
最大値算出部436では、テーブル435に準備されている値G−TG−1DLUTを入力値Gから引いた値(TG)を算出する。さらに、算出されたTGを輝度制御信号T8bitとして、輝度制御信号出力部434へと出力する。
逆γ補正部437は、入力されたR、G、Bを逆γ補正し、入力リニアR’、G’、B’に変換する。
マトリクス記憶部438には、入力リニアR’、G’、B’を出力リニアR”、G”、B”に変換するための3×3マトリクスが、輝度制御信号T8bitの値ごとに、すなわち、T0(輝度がゼロの場合)〜T255(輝度が最大の場合)まで256段階のT8bitについて記憶されている。
マトリクス記憶部438には、入力リニアR’、G’、B’を出力リニアR”、G”、B”に変換するための3×3マトリクスが、輝度制御信号T8bitの値ごとに、すなわち、T0(輝度がゼロの場合)〜T255(輝度が最大の場合)まで256段階のT8bitについて記憶されている。
マトリクス演算・選択部439は、マトリクス記憶部438から、輝度制御信号T8bitに対応した3×3マトリクスを選択し、選択した3×3マトリクスを入力リニアR’、G’、B’に乗じて、出力リニアR”、G”、B”を算出する。
γ補正部440では、出力リニアR”、G”、B”をγ補正し出力8ビットR8bit、G8bit、B8bitに変換して、当該出力8ビットR8bit、G8bit、B8bitを画像制御信号として画像制御信号出力部433に出力する。
γ補正部440では、出力リニアR”、G”、B”をγ補正し出力8ビットR8bit、G8bit、B8bitに変換して、当該出力8ビットR8bit、G8bit、B8bitを画像制御信号として画像制御信号出力部433に出力する。
次に、図10のフローチャートをもとにして、画像処理装置430における処理の手順を説明する。
まず、入力部431から入力された入力R、G、Bの信号を取得する(ステップ1001)。続いて、最大値算出部436によって、この入力R、G、Bの信号のうち、GをもとにしてTGを算出し、このTGを輝度制御信号T8bitとする(ステップ1002)。
まず、入力部431から入力された入力R、G、Bの信号を取得する(ステップ1001)。続いて、最大値算出部436によって、この入力R、G、Bの信号のうち、GをもとにしてTGを算出し、このTGを輝度制御信号T8bitとする(ステップ1002)。
次に、逆γ補正部437によって入力R、G、Bを逆γ補正し、入力リニアR’、G’、B’を取得する(ステップ1003)。続いて、マトリクス演算・選択部439によって輝度制御信号TGをもとにして3×3マトリクスを選択し(ステップ1004)、選択した3×3マトリクスを入力リニアR’、G’、B’に乗じて出力リニアR”、G”、B”を算出する(ステップ1005)。そして、γ補正部440によって出力リニアR”、G”、B”をγ補正し、画像制御信号R8bit、G8bit、B8bitを算出する(ステップ1006)。
このようにして、画像変調ライトバルブ422、423a、424及び輝度変調ライトバルブ423bを制御する。
このようにして、画像変調ライトバルブ422、423a、424及び輝度変調ライトバルブ423bを制御する。
本実施形態によれば、赤色光LR、緑色光LG、青色光LBの3色光うち黒浮きの起こりやすい緑色光LGのみを2変調にすることによって、黒浮きを十分抑えることができる。また、赤色光LR及び青色光LBを1変調にすることによって、当該赤色光LR及び青色光LBの光効率を向上させることができるので、十分な明るさを確保することができる。
また、本実施形態によれば、緑色光LG1色についての入力信号に基づいて輝度制御信号T8bitを決定するので、赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBの3色光についての画像入力信号に基づいて輝度制御信号を決定する場合と比べて、簡単な処理で済む。これにより、赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBの輝度のバランスを取ることが容易になる。また、2変調に関わるのは、緑色光LGを画像光に変調する画像変調ライトバルブ423aと、輝度信号に基づいて緑色光LGの輝度を変調する輝度変調ライトバルブ423bと、リレー光学系426のみであるため、位置合わせを容易に行うことが可能となる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
例えば、上記各実施形態、例えば第1実施形態においては、ダイクロイックミラー17に狭帯域化の機能を持たせた構成になっているが、これに限られることは無く、例えば、ダイクロイックプリズム25の面17cに狭帯域化機能を持たせても良い。更に、狭帯域化部を狭帯域化フィルタとして、該当する色光の光路中に独立して配置させても勿論構わない。
例えば、上記各実施形態、例えば第1実施形態においては、ダイクロイックミラー17に狭帯域化の機能を持たせた構成になっているが、これに限られることは無く、例えば、ダイクロイックプリズム25の面17cに狭帯域化機能を持たせても良い。更に、狭帯域化部を狭帯域化フィルタとして、該当する色光の光路中に独立して配置させても勿論構わない。
また、上記各実施形態では、光変調素子として透過型の液晶ライトバルブを用いた例を示したが、反射型の液晶ライトバルブを用いても良い。さらには、微小ミラーアレイデバイスを用いても良い。
また、上記各実施形態では、プロジェクタとして、別途設けられたスクリーン107に投射するフロントプロジェクタの例を示したが、スクリーンと筐体を備えたリアプロジェクタにも用いることもできる。
また、上記各実施形態では、プロジェクタとして、別途設けられたスクリーン107に投射するフロントプロジェクタの例を示したが、スクリーンと筐体を備えたリアプロジェクタにも用いることもできる。
1、101、201、301、401…プロジェクタ 2、102、202、302、402…画像表示装置 6、106、206、306、406…色変調部 22〜24、122〜124、222〜224、322〜324、422〜424…液晶ライトバルブ 30、130、230、330、430…画像処理装置
Claims (16)
- 光源と、
前記光源からの光を複数の色光に分離する色分離手段と、
前記色分離手段によって分離された色光を変調する光変調部と、
前記変調部によって変調された色光を合成する色合成手段と、
を具備し、
前記光変調部は、
前記複数の色光のうち所定の色光を変調する第1光変調手段と、前記第1光変調手段からの光を変調する第2の光変調手段と、
前記所定の色光以外の色光を変調する第3の光変調手段を備えることを特徴とする画像表示装置。 - 前記複数の色光が、赤色光、緑色光及び青色光を含んでおり、
前記所定の色光が、緑色光及び青色光であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記第1光変調手段は、緑色光を変調する緑色変調素子と、青色光を変調を変調する青色変調素子を備え、
前記第2光変調手段は、前記緑色光と前記青色光との合成光を変調する合成光変調素子を備え、
前記第3光変調手段は、前記赤色光を変調する赤色変調素子を備え、
前記第1光変調手段と前記第2光変調手段との間に設けられ、前記緑色光と前記青色光を合成する緑青光合成部を備え、
前記色合成部と前記合成光変調素子との間には、前記合成光を導光するリレー光学系が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。 - 前記緑色変調素子及び前記青色変調素子が前記緑青光合成部に固定されており、
前記合成変調素子が前記色合成手段に固定されていることを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。 - 前記複数の色光が、赤色光、緑色光及び青色光を含んでおり、
前記所定の色光が、赤色光及び緑色光であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記複数の色光が、赤色光、緑色光及び青色光を含んでおり、
前記所定の色光が、緑色光であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記所定の色光を変調する第1光変調手段と前記第2変調手段との間に、前記緑色光を導光するリレー光学系が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。
- 前記第2光変調手段と前記第3の光変調手段とが、前記色合成手段に固定れていることを特徴とする請求項7に記載の画像表示装置。
- 前記第1光変調手段および前記第3の光変調手段が、前記所定の色光を画像光に変調する画像変調素子であり、
前記第2光変調手段が、前記所定の色光の輝度を調節する輝度変調素子であり、
前記緑色光を変調する前記画像変調素子に設けられた画素数が、前記輝度変調素子に設けられた画素数よりも少ないことを特徴とする請求項6乃至請求項8のうちいずれか一項に記載の画像表示装置。 - 前記他の色光の光路上に設けられ、当該他の色光の波長域を狭帯域化する狭帯域化部を更に具備することを特徴とする請求項2乃至請求項9のうちいずれか一項に記載の画像表示装置。
- 前記色分離手段が、ダイクロイックミラーであり、
前記狭帯域化部が、前記ダイクロイックミラーに設けられた光学フィルタからなることを特徴とする請求項10に記載の画像表示装置。 - 前記色合成手段が、ダイクロイックプリズムであり、
前記狭帯域化部が、前記ダイクロイックプリズムに設けられた光学フィルタからなることを特徴とする請求項10に記載の画像表示装置。 - 前記第1の光変調手段と前記第2の光変調手段が一体化されていることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記第1光変調素子及び前記第3の光変調素子が、前記所定の色光を画像光に変調する画像変調素子であり、
前記第2光変調素子が、前記所定の色光の輝度を調節する輝度変調素子であり、
前記赤色光、前記緑色光及び前記青色光についての画像入力信号を入力する入力手段と、
前記入力手段によって入力された各画像入力信号のうち前記緑色光及び前記青色光についての前記画像入力信号に基づいて、前記輝度変調素子を制御する輝度制御信号を生成する輝度信号生成手段と、
前記輝度信号生成手段によって決定された輝度制御信号に基づいて、前記輝度制御信号ごとに設定された複数の色変換マトリクスのうち一の色変換マトリクスを選択する選択手段と、
前記各画像入力信号と前記選択手段によって選択された色変換マトリクスとに基づいて、前記画像変調素子を制御する画像制御信号を生成する画像信号生成手段と
を更に具備することを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。 - 前記第1光変調素子及び前記第3の光変調素子が、前記所定の色光を画像光に変調する画像変調素子であり、
前記第2光変調素子が、前記所定の色光の輝度を調節する輝度変調素子であり、
前記赤色光、前記緑色光及び前記青色光についての画像入力信号を入力する入力手段と、
前記入力手段によって入力された各画像入力信号のうち前記緑色光についての前記画像入力信号に基づいて、前記輝度変調素子を制御する輝度制御信号を生成する輝度信号生成手段と、
前記輝度信号生成手段によって決定された前記輝度制御信号に基づいて、前記輝度制御信号ごとに設定された複数の色変換マトリクスのうち一の色変換マトリクスを選択する選択手段と、
前記各画像入力信号と前記選択手段によって選択された色変換マトリクスとに基づいて、前記画像変調素子を制御する画像制御信号を生成する画像信号生成手段と
を更に具備することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像表示装置。 - 請求項1乃至請求項15のうちいずれか一項に記載の画像表示装置を備えたことを特徴とするプロジェクタ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005325785A JP2007133129A (ja) | 2005-11-10 | 2005-11-10 | 画像表示装置及びプロジェクタ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010186091A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Hitachi Ltd | 投写型表示装置 |
JPWO2012115228A1 (ja) * | 2011-02-25 | 2014-07-07 | 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 | 投写型映像表示装置 |
-
2005
- 2005-11-10 JP JP2005325785A patent/JP2007133129A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
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US9041868B2 (en) | 2011-02-25 | 2015-05-26 | Hitachi Maxell, Ltd. | Projection image display device comprising a plurality of illumination optical systems |
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