JP2007132535A - エアコン室外機の屋根置台 - Google Patents

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Haruhiko Murakami
晴彦 村上
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Abstract

【課題】壁面に直付け可能な簡易な構造の後座板を使用したエアコン室外機の屋根置台を提供すること。
【解決手段】後座板1と、前座板2と、エアコン室外機を載置する一対のベースフレーム3と、ベースフレーム3の前端部を前座板2に支持するための一対のステー4とを有する。ベースフレーム3は、エアコンを載置する載置部31と、載置部31の前後両端部に形成された、ベースフレーム3を取り付けるための脚部32、33とを有する。後座板1は、脚部32を取り付ける、略鉛直に形成された取付壁部11と、取付壁部11の下端から屋根上に延設される支持壁部12とを有する。取付壁部11には、脚部32をボルト止めするための長孔13が長手方向の複数個所に形成されている。長孔13は、ボルト34の頭部の厚み以上の深さの窪み部14の凹面部15に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアコン室外機の屋根置台に関し、特に、屋根の高い側に取り付けられる後座板を建物の壁面に対し直接取付可能とした構造に関する。
従来のエアコン室外機の屋根置台として、エアコン室外機を載置するベースフレームの両端に脚部を設け、この脚部により、ベースフレームの後端部を後座板で支持するようにする一方、ベースフレームの前端部を、前座板に取り付けられたステーにより支持するように構成された屋根置台が知られている。例えば、後座板及び前座板として断面が略L字状の簡便な構造の屋根置台として、特許文献1に記載のものが知られている。これは図12乃至図14に記載したようなものである。
この従来の屋根置台は、図12に示すように、傾斜する屋根R上に支持される座板として、屋根Rの高い側に配置される後座板101と、屋根Rの低い側に配置される前座板102とを有している。これら後座板101及び前座板102は、それぞれ屋根Rの傾斜方向と直角の方向を長手方向として配置されている。また、この屋根置台には後座板101から水平方向に前座板102側へ延びる一対のベースフレーム103と、各ベースフレーム103の前端部を前座板102に支持するための一対のステー104とが設けられている。
後座板101は、図12〜図14に示すように、鉛直に形成された取付壁部111と、取付壁部111の下端から略直角に折り曲げられた支持壁部112とから形成されている。なお、支持壁部112の先端はやや上方を向く形状に形成されている。取付壁部111には、後記するベースフレーム103の後端の脚部132をボルト止めするための長孔113が長手方向の両端部よりに形成されている。
ベースフレーム103は、図14からよく分かるように、平板壁103aと平板壁103aの両端から一体的に垂設された側壁103bとからなる断面コ字状の長尺部材を素材とし、コ字状の開放側を下方にして水平に配置したこの長尺部材の両端部を下方へ略直角に折り曲げたものである。中央部の水平部分は、エアコン室外機を載置する載置部131として構成されており、両端の折り曲げた部分は、後座板101又はステー104への取付部を成す脚部132、133とし形成されている。ベースフレーム103の後端側の脚部132における平板壁103aの下方には、後座板101の取付壁部111に対しボルト115で固定するためのボルト孔136が形成されている。また、ベースフレーム103の前端側の脚部133における平板壁103aの下方には、ステー104にねじ止めするためのボルト孔137が形成されている。ベースフレーム103の後端部の取付は、図13に示すように、ボルト115を取付壁部111の後面側から長孔113及びボルト孔136に挿通し、このボルト115にナット116を締結することにより行われている。
ステー104は、図12及び図14に示すように、脚部133の外側から被せることができる形状であって、上下に向かう長手方向に長孔141が形成されている。この長孔141にボルト142を挿通し、このボルト142の先端をさらに脚部133のボルト孔137に挿通し、ナット143を締結して固定することにより、ベースフレーム103の前端の高さを調節可能に形成されている。また、ステー104の下端にはステー104を前座板102に固定するためのボルト孔144が形成されている。
前座板102は、図12及び図14に示すように、後座板と同一の物を180度向きを変えて屋根上に設置したものであって、取付壁部121(取付壁部111に相当)と支持壁部122(支持壁部112に相当)を備え、取付壁部121には長孔123(長孔113に相当)が形成されている。ステー104の下端部の取付は、図14に示すように、前座板102の取付壁部121の後面側にステー104の前面を沿わせるように配置し、前座板102の長孔123及びステー104のボルト孔144にボルト145を挿通し、これにナット146を締結することにより、ステー104を前座板102に取り付けている。
なお、図12及び図13に示すように、後座板101及び前座板102には屋根脚150が取り付けられている。屋根脚150は、後座板及び前座板102と屋根Rとの間に介在されることによりクッション的機能を果たすものである。また、図12に示すように、この屋根置台は、一端が建築物の壁面を構成する縦柱152に固定された針金153により後座板101を支持することにより、前方にずり落ちないように保持されている。
実公平3−8903号公報
上記のように構成された従来の屋根置台は、図13に示すように、ベースフレーム103の後端の脚部132を後座板101に固定するボルト115の頭部が後座板101の取付壁部111の後面から突出しているために、後座板101を直接建物の縦柱152に直付けできないという問題があった。また、この従来例のように後座板101を取付壁部11と支持壁部112とが凸角をなすように一体的に形成された簡易構造の場合に、後座板101の強度不足が懸念されていた。
本発明は、上記従来技術における問題点に鑑み成されたものであり、壁面に直付け可能な簡易な構造の後座板を使用したエアコン室外機の屋根置台を提供することを目的とする。
本発明に係るエアコン室外機の屋根置台は、屋根の高い側に配置されて、屋根の傾斜方向と直角の方向を長手方向として配置される後座板と、屋根の低い側に配置されて、屋根の傾斜方向と直角の方向を長手方向として配置される前座板と、後座板から水平方向に前座板側へ延びる一対のベースフレームと、各ベースフレームの前端部を前座板に支持するための一対のステーとを有し、各ベースフレームは、エアコンを載置する水平に設置される載置部と、載置部の前後両端部に形成された、ベースフレームを取り付けるための脚部とを有し、前記後座板は、一対のベースフレームの脚部を取り付ける、略鉛直に形成された取付壁部と、取付壁部の下端から屋根上に延設される支持壁部とを有するとともに、この取付壁部には、ベースフレームの後端の脚部をボルト止めするための長孔が長手方向の複数個所に形成され、さらに、この長孔は、取付壁部の後面から前側に窪む凹面部に形成されていることを特徴とする。なお、この明細書において「前」は屋根の低い側を言い、「後」は屋根の低い側を言い、「左右」は屋根の傾斜方向と直角の方向を言うものとする。
このように構成された本発明に係るエアコン室外機の屋根置台によれば、ベースフレームの後端の脚部を取り付けるボルトの頭部が取付壁部の凹面部に密着して取り付けられる。これによりボルトの頭部の大幅な吐出を防止することができるので、後座板を建築物の壁面に直付けすることができるようになる。また、このベースフレームの後端の脚部を取り付けるボルト挿通用の長孔の周囲が窪み部となるので、この窪み部が取付壁部のリブの機能を果たすことになる。したがって、後座板を取付壁部と支持壁部とからなる簡易な構成としても、強度を向上させることができる。
また、上記において、前記凹面部は、前記ボルトの頭部の厚み分以上の深さで取付壁部の後面から前側に窪んでいるのが好ましい。このようにすれば、ボルトの頭部を確実に窪みの中に収めることができるので、体裁よく後座板を建築物の壁面に直付けすることができる。
また、後座板は、支持壁部が取付壁部に対し鈍角をなすように一体的に形成したものとすることもできる。このようにすれば、支持壁部を屋根面に近付けることができるので、屋根脚を介して屋根に接する面積が大きくなり、支持壁部の耐久性向上に寄与することができる。
また、前記ベースフレームは、平板壁と平板壁の両端から一体的に垂設された側壁とからなる断面コ字状の長尺部材を素材とし、コ字状の開放側を下方にして水平に配置したこの長尺部材の両端部を下方に折り曲げることにより、中央部の水平部分を載置部とし、両端の折り曲げた部分を脚部とし、この脚部における平板壁が、前記後座板の取付壁部における凹面部の前面側に当接され、前記長孔に対しボルト止めされている構造とすることができる。このように構成することにより、脚部を含むベースフレームの構成が簡略化される。また、脚部に側壁が形成されたままとなるので、脚部の強度を向上させることができる。また、ベースフレーム後端の脚部の取付構造が簡略化される。
また、前記後座板における凹面部は、鉛直面に対し上部が前方に傾斜する傾斜面に形成され、前記ベースフレームにおける後座板の脚部の平板壁は、凹面部の傾斜角度に一致する角度に形成するのが好ましい。このようにすると、取付壁部の後面を鉛直に保持しながら、脚部を載置部に対し鈍角に形成することができるので、折り曲げ部における側壁の塑性変形を少なくすることができ加工が容易になる。
また、前記ベースフレームの両端部の脚部は、載置部に対し同一の角度で折り曲げて形成したものとすることができる。このように形成すれば、何れの脚部を後端の脚部としても、後座板の脚部の平板壁を凹面部の傾斜角度に一致させることができるので、ベースフレームの前後端を入れ換え可能な構造にすることができる。
特に、ベースフレームの両端部の脚部のうちの一方の脚部を他方の脚部より長く形成してもよく、このように形成することにより、強度を向上した簡便な構造としながら、ベースフレームの前後方向を変えることにより、適用可能な設置面の角度範囲を拡大することができる。
また、前記凹面部を、後座板の左右にそれぞれ1個設け、各凹面部にベースフレームの後端の脚部をボルト止めするための長孔を複数個形成するようにしてもよい。このようにすれば、リブの機能を果たす窪みが長く形成されるので、強度を向上させる効果が大きくなる。
また、ベースフレームの脚部が後座板の取付壁部に取り付けられたときに、脚部の下端面が後座板の支持壁部で支持されるように、後座板及びベースフレームを形成するのが好ましい。このようにすれば、後座板の取付壁部に作用する曲げ応力を極力少なくすることができるので、後座板の耐久性を向上させることができる。
また、ステーが前座板の取付壁部に取り付けられたときに、ステーの下端面が前座板の支持壁部で支持されるように、ステー及び前座板を形成するのが好ましい。このようにすれば、前座板の取付壁部に作用する曲げ応力を極力少なくすることができるので、前座板の耐久性を向上させることができる。
前記後座板と前座板とは同一部品であって、向きを変えて取り付けたものとすることができる。このようにすれば、後座板と前座板との共通部品化によりコストを軽減することができる。
本発明に係るエアコン室外機の屋根置台によれば、ベースフレームの後端の脚部を取り付けるボルトの頭部が取付壁部の凹面部を形成する窪みに納まるので、直付けする場合にこのボルトの頭部が邪魔になることがない。したがって、後座板を直付けすることができる。また、このベースフレームの後端の脚部を取り付けるボルト挿通用の長孔の周囲が窪みとなるので、この窪みが取付壁部のリブの機能を果たすことになる。したがって、後座板を取付壁部と支持壁部とからなる簡易な構成の簡易な構成としても、強度を向上させることができる。
以下、本発明を具体化した実施の形態に係るエアコン室外機の屋根置台を先ず図1〜図8に基づいて説明する。
本実施の形態に係るエアコン室外機の屋根置台は、エアコン室外機を、長手方向が屋根の傾斜方向と直角の方向に設置するものである。このエアコン室外機の屋根置台は、図1の据付状態斜視図及び図2の側面図に示すように、傾斜する屋根R上に支持される座板として、屋根Rの高い側に配置される後座板1と、屋根Rの低い側に配置される前座板2とを有している。これら後座板1及び前座板2は、それぞれ屋根Rの傾斜方向と直角の方向を長手方向として配置されている。また、この屋根置台には後座板1から水平方向に前座板2側へ延びる一対のベースフレーム3と、各ベースフレーム3の前端部を前座板2に支持するための一対のステー4とが設けられている。
後座板1の構造は、図3〜図6に詳しく図示される。なお、図3はベースフレームの後端部を後座板に取り付ける部分の断面図であり、図4は後座板の平面図であり、図5は後座板の正面図であり、図6は後座板の左側面図である。これら図に示すように、後座板1は、略鉛直に形成された取付壁部11と、取付壁部11の下端から屋根R上に延設されるように一体的に形成された支持壁部12とを有している。より具体的には、支持壁部12は、取付壁部11に対し鈍角を成すように取付壁部11の下端部に連結され、その先端はやや上方を向く形状に形成されている。この支持壁部12の取付壁部11の下端部に連結される部分の連結角度αは、大きくし過ぎると後座板の強度が弱くなる虞があるので、屋根の傾斜角度が11°〜30°であることを考慮して約100°とするのが好ましい。
取付壁部11には、後記するベースフレーム3の後端の脚部32をボルト止めするための長孔13が長手方向の両側方に各3個形成されている。この左右の3個の長孔13は、取付壁部11の一部を前方に窪ませた窪み部14の凹面部15に形成されている。窪み部14の深さは、後述するベースフレーム3の脚部32を取り付けるボルト34の頭部の厚みより大きくなる寸法に形成されている。凹面部15は、鉛直面に対し上部が前方に傾斜する傾斜面に形成されている。
また、取付壁部11には、後座板1を前方に滑らないように針金51により引っ張られている。針金51の一端は、壁面を構成する縦柱52に打ち付けられたヒートン釘53に固定され、他端が取付壁部に固定されるものである。小さい長孔16はこの針金を固定するためのものであって、4個所に形成されている。また、後座板1の屋根瓦に接触する部分には、後座板1と屋根瓦との直接の接触による屋根瓦の損傷を防止するためにクッション機能を有する屋根脚17が適宜取り付けられている。
前座板2は、後座板1と同一の部品であって、後座板1の向きを前後入れ変えて設置したものである。すなわち、前座板2は、図1、図2及び図3に示すように、略鉛直に形成された取付壁部21(取付壁部11に相当)と、取付壁部21の下端から屋根R上に延設されるように一体的に形成された支持壁部22(支持壁部12に相当)とを有している。また、支持壁部22は、取付壁部21に対し鈍角を成すように取付壁部21の下端部に連結され、その先端はやや上方を向く形状に形成されている。この支持壁部22の取付壁部21の下端部に連結される部分の相互間の角度(αに相当)は、後座板1の場合と同一であって、101°〜120℃に形成されている。
また、取付壁部21には、後記するステー4の下端部をボルト止めするための長孔23(長孔13に相当)が長手方向の両端に近い位置に各3個形成されている。この左右の3個の長孔23は、取付壁部21の一部を前方に窪ませた窪み部24(窪み部14に相当)の凹面部25(凹面部15に相当)に形成されている。窪み部の24の深さは、ベースフレーム3の脚部32を取り付けるボルト34の頭部の厚みより大きくなる寸法に形成されている。凹面部25は、鉛直面に対し上部が後方に傾斜する傾斜面に形成されている。
また、取付壁部21には、前座板2が後座板1として使用されるときに、この後座板1を建築物の壁面に吊るすための針金51の一端を固定するための小さい長孔26(長孔16に相当)が4個所に形成されている。また、前座板2の屋根瓦に接触する部分には、前座板2と屋根瓦との直接の接触による屋根瓦の損傷を防止するためにクッション機能を有する屋根脚27(屋根脚17に相当)が適宜取り付けられている。
ベースフレーム3は、図1及び図2に示すように、エアコンを載置する水平に設置される載置部31と、載置部31の下方に形成された脚部32、33とを有している。このベースフレーム3は次のように形成されている。ベースフレーム3は、平板壁3aと平板壁3aの両端から一体的に垂設された側壁3bとからなる断面コ字状の長尺部材を素材としている。そして、ベースフレーム3は、この長尺部材のコ字状の開放側を下方として水平に配置し、その両端部を下方に折り曲げたものである。この折り曲げを容易にするために、折り曲げの角部における側壁3bに切欠3c(図2参照)が設けられている。このようにして形成された中央部の水平部分が載置部31であり、後端又は前端の折り曲げた部分が脚部32、33である。
また、脚部32及び脚部33の平板壁3aは、載置部31の平板壁3aに対し、両者同一の鈍角となるように折り曲げられている。このように、両者の折り曲げ角度を同一とするのは、ベースフレームの何れか一方の端部を前端側とし他方を後端側とするように選択可能とするためである。また、脚部32及び脚部33における平板壁3aの鉛直面を基準にした角度では、後座板1の凹面部15の鉛直面に対する角度と一致するように形成されている。したがって、脚部32における平板壁3aは、組立状態において、図3に示すように、後座板1の取付壁部11における凹面部15の前面側表面に当接される。また、脚部33が後端側に配置された場合も同様に取付壁部11における凹面部15の前面側表面に当接される。また、ベースフレーム3の脚部32、33は、一方が他方より長く形成されている。なお、図1から図8に図示した例では、短い方の脚部32を後端側とし、長い方の脚部33を前端側としている。
脚部32の下方部には下端面から一定距離の位置にボルト孔36が形成されている。このボルト孔36は、ボルト34により脚部32を取付壁部11に取り付けるためのものである。また、脚部33においても、脚部32と同様に、その下端面から一定距離の位置にボルト孔37(図2参照)が形成されている。このボルト孔37は、ボルト35により脚部33を後述するステー4に取り付けるためのものである。なお、前述のように、ベースフレーム3は、脚部32が前端側となり、脚部33が後端側となるように取り付け可能とするために、ボルト孔36及びボルト孔37の脚部32、33の下端面からの距離を同一としている。
このように構成されたベースフレームは、図1及び図2で図示された状態においては、次のように取り付けられている。ベースフレーム3の後端側においては、図1〜図3に示すように、脚部32は、取付壁部11の後面側から長孔13及びボルト孔36に挿通されるボルト34に対しナット38を締結することにより固定される。このとき脚部32の下端面は、支持壁部12上に当接され、支持壁部12により支持される。また、ベースフレーム3の前端側では、図1、図2及び図7に示すように、脚部33の平板壁3aの後面側からボルト孔37及びステー4の長孔41に対しボルト35が挿通され、このボルト35に対しナット39を締結することにより、脚部33がステー4に固定されている。
ベースフレーム3の載置部31の平板壁3aには防振材55を取り付けるための長孔56が形成されている。この長孔56に対し防振材55が固定され、この防振材55の上面にエアコン室外機が固定される。
ステー4は、図1及び図2に示すように、脚部33の前側から被せることができる形状であって、上下に向かう長手方向に長孔41が形成されている。そして、前述のように、この長孔41に対し脚部33に形成されたボルト孔37からボルト35を挿通し、このボルト35にナット39を締結して固定することにより、ベースフレーム3の前端の高さを調節可能に固定している。また、ステー4の下端にはステー4を前座板2に固定するためのボルト孔44(図2及び図8参照)が形成されている。ステー4の下端部の取付は、図1、図2及び図8に示すように、前座板2の取付壁部21の凹面部25の後面側にステー4の前面を沿わせるように配置し、ステー4のボルト孔44及び前座板2の長孔23にボルト45を挿通し、これにナット46を締結することにより、ステー4を前座板2に取り付けている。なお、この取付状態において、ステー4の下端面は前座板2の支持壁部22に当接して支持壁部22により支持される。
次に、このように構成されたエアコン室外機の屋根置台の作用効果について説明する。
(1)ベースフレーム3の後端の脚部32を取り付けるボルト34の頭部が取付壁部11の凹面部15を形成する窪み部14に納まるので、直付けする場合にこのボルト34の頭部が邪魔になることがない。したがって、図9に示す取付例のように。後座板1を建築物の壁面を構成する縦柱52に対しヒートン釘53により直接取付け(直付け)することができる。
(2)また、ベースフレーム3の後端の脚部32を取り付けるボルト挿通用の長孔13の周囲が窪み部14となるので、この窪み部14が取付壁部11のリブの機能を果たすことになる。したがって、後座板1を取付壁部11と支持壁部12とからなる簡易な構成としても、強度を向上させることができる。
(3)後座板1は、支持壁部12が取付壁部11に対し鈍角をなすように一体的に形成されているので、支持壁部12を屋根Rに近付けることができるので、屋根脚17を介して屋根Rに接する面積が大きくなり、支持壁部12の耐久性向上に寄与することができる。
(4)ベースフレーム3は、平板壁3aと平板壁3aの両端から一体的に垂設された側壁3bとからなる断面コ字状の長尺部材を素材とし、コ字状の開放側を下方にして水平に配置したこの長尺部材の両端部を下方に折り曲げて形成したものであるので、構成が簡略化される。また、脚部32に側壁3bが形成されたままとなるので、脚部32の強度を向上させることができる。また、脚部32の取付構造が簡略化される。
(5)後座板1の凹面部15は、鉛直面に対し上部が前方に傾斜する傾斜面に形成されるとともに、脚部32の平板壁3aが凹面部15の傾斜角度に一致する角度に形成されているので、取付壁部11の後面を鉛直に保持しながら、脚部32を載置部31に対し鈍角に形成することができる。したがって、折り曲げ部における側壁3bの塑性変形を少なくすることができ加工が容易になる。
(6)また、この折り曲げ部における側壁3bには、切欠3cが形成されているので、折り曲げ部における側壁3bの塑性変形を、より一層少なくすることができ、より一層加工が容易になる。
(7)ベースフレーム3の両端部の脚部32、33は、載置部31に対し同一の角度で折り曲げて形成されているので、何れの脚部32、33を後端の脚部としても、その脚部32、33の平板壁3aを後座板1の凹面部15の傾斜角度に一致させることができる。したがって、ベースフレーム3の前後端を入れ換えることが可能な構造にすることができる。
(8)また、ベースフレーム3の両端部の脚部32、33のうちの一方の脚部33を他方の脚部32より長く形成しているので、強度を向上した簡便な構造としながら、ベースフレーム3の前後方向を変えることにより、適用可能な設置面の角度範囲を拡大することができる。例えば、図10に示すように、ベースフレーム3の脚部33を後座板1側とし、脚部32をステー4側とすることにより、基準面から高くした状態の平地用置台とすることができる。
(9)また、ステー4に対するベースフレーム3の前端側の高さを調節することができるので、屋根Rの傾斜角度に合わせて設置することができる。例えば、屋根の傾斜角度が大きい場合においては、図11に示すように、脚部33のステー4への取り付ける位置を高くすることにより対応することができる。
(10)後座板1の取付壁部11における左右に、凹面部15をそれぞれ1個設け、各凹面部15に、ベースフレーム3の後端の脚部32をボルト止めするための長孔13を複数個形成するようにしているので、凹面部15の長さを大きくすることができる。これにより、取付壁部11の強度を大きく向上させることができる。
(11)ベースフレーム3の脚部32が後座板1の取付壁部11に取り付けられたときに、脚部32の下端面が支持壁部12で支持されるように、後座板1及びベースフレーム3が形成されているので、後座板1の取付壁部11に作用する曲げ応力を極力少なくすることができる。したがって、後座板1の耐久性を向上させることができる。
(12)ステー4が前座板2の取付壁部21に取り付けられたときに、ステー4の下端面が支持壁部22で支持されるように、前座板2及びベースフレーム3が形成されているので、前座板2の取付壁部21に作用する曲げ応力を極力少なくすることができる。したがって、前座板2の耐久性を向上させることができる。
(13)前座板2は、後座板1を前後逆方向にして設置したものであって、後座板1と前座板2とを同一部品としているので、後座板1と前座板2との共通部品化によりコストを軽減に貢献することができる。
以上説明した本実施の形態に係るエアコン室外機の屋根置台は、一例を示すものであり、本発明の範囲内において適宜変更できるものである。例えば、次のように変形することができる。
(1)本発明において、取付壁部11の凹面部15は、後座板1の後面を基準とするボルト34の頭部の突出寸法を小さくして、後座板1を建築部の壁面に直付可能とする位置に設けられていればよい。したがって、その位置を決める窪み部14の深さは、ボルト34の頭部の厚さより大きくすることが好ましいが、それ以下の寸法としたものでもよい。
(2)前記実施の形態におけるベースフレーム3では、前後端に形成される脚部32と脚部33との長さを変えていたが、これに限るものではなく一定の長さとすることもできる。
(3)前記実施の形態における脚部32、33は載置部31と一体的に形成されているが、載置部31と別体に形成されたものとしてもよい。
(4)前記実施の形態においては、取付壁部11、21と支持壁部12、22との間に形成される角度が鈍角であるが、直角に形成したものでも実用可能である。
(5)前記実施の形態においては、凹面部15、25を形成する窪み部14、24が左右別個に1個ずつ形成されているが、この窪み部14、24は、長孔13、23ごとに形成してもよいし、また、左右の窪み部14、24を合体させたものでもよい。また、この合体の場合は、後座板1又は前座板2の長手方向全長に渡って窪みとするように形成することもできる。
(6)前記実施の形態においては、後座板1と前座板2とを共通化しているが、必ずしもそのようにする必要はない。この場合には後座板1における支持壁部12及び前座板2における支持壁部22の形状を変更して、支持壁部12及び支持壁部22の傾斜角度を屋根Rに対しより一層密接するようにしてもよい。
(7)前記実施の形態に係る屋根置台は、一般的には鋼板で製作されるが、その材質をアルミニウム等の軽金属材料としてもよい。また、この場合におい押出加工により基本的形状を製作するようにすることもできる。なお、押し出し成形とする場合は、前述の窪み部14、24を長手方向全長に亘る窪み部とすると好都合である。
(8)ベースフレーム3は断面コ字状に形成されているが、他の断面形状のものとしてもよい。例えば、断面L字状とすることもできる。同様にステー4もコ字状とする必要はない。例えば、図12に示す従来のような形状とすることも可能である。
本発明に係るエアコン室外機の屋根置台は、屋根の上に設置されるエアコン室外機の置台として利用される。エアコン室外機は、家庭用、業務用を問わない。
本発明の実施の形態に係るエアコン室外機の屋根置台の据付状態の斜視図である。 同屋根置台の側面図である。 同屋根置台に係るベースフレームの後端を後座板に取り付ける部分の断面図である。 同屋根置台に係る後座板の平面図である。 同後座板の正面図である。 同後座板の左側面図ある。 同屋根置台に係るベースフレームの前端をステーに取り付ける部分の断面図である。 同屋根置台に係るステーの下端部を前座板に取り付ける部分の断面図である。 同屋根置台を直付した設置例図である。 同屋根置台を平地置台とした設置例図である。 同屋根置台を傾斜角度の大きい屋根に設置した設置例図である。 従来例に係るエアコン室外機の屋根置台の据付状態の斜視図である。 同屋根置台に係るベースフレームの後端を後座板に取り付ける部分の断面図である。 同屋根置台の一部分解斜視図である。
符号の説明
R 屋根、1 後座板、2 前座板、3 ベースフレーム、3a 平板壁、3b 側壁、4 ステー、11 取付壁部、12 支持壁部、13 長孔、15 凹面部、31 載置部、32 脚部、33 脚部

Claims (11)

  1. 屋根の高い側に配置されて、屋根の傾斜方向と直角の方向を長手方向として配置される後座板と、屋根の低い側に配置されて、屋根の傾斜方向と直角の方向を長手方向として配置される前座板と、後座板から水平方向に前座板側へ延びる一対のベースフレームと、各ベースフレームの前端部を前座板に支持するための一対のステーとを有し、
    各ベースフレームは、エアコンを載置する水平に設置される載置部と、載置部の前後両端部に形成された、ベースフレームを取り付けるための脚部とを有し、
    前記後座板は、一対のベースフレームの脚部を取り付ける、略鉛直に形成された取付壁部と、取付壁部の下端から屋根上に延設される支持壁部とを有するとともに、この取付壁部には、ベースフレームの後端の脚部をボルト止めするための長孔が長手方向の複数個所に形成され、
    さらに、この長孔は、取付壁部の後面から前側に窪む凹面部に形成されている
    ことを特徴とするエアコン室外機の屋根置台。
  2. 前記凹面部は、前記ボルトの頭部の厚み分以上の深さで取付壁部の後面から前側に窪んでいることを特徴とする請求項1に記載のエアコン室外機の屋根置台。
  3. 前記後座板は、支持壁部が取付壁部に対し鈍角をなすように一体的に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエアコン室外機の屋根置台。
  4. 前記ベースフレームは、平板壁と平板壁の両端から一体的に垂設された側壁とからなる断面コ字状の長尺部材を素材とし、コ字状の開放側を下方にして水平に配置したこの長尺部材の両端部を下方に折り曲げることにより、中央部の水平部分を載置部とし、両端の折り曲げた部分を脚部とし、
    この脚部における平板壁が、前記後座板の取付壁部における前記凹面部の前面側に当接され、前記長孔に対しボルト止めされていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のエアコン室外機の屋根置台。
  5. 前記後座板における凹面部は、鉛直面に対し上部が前方に傾斜する傾斜面に形成され、ベースフレーム後端の脚部の平板壁は、凹面部の傾斜角度に一致する角度に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のエアコン室外機の屋根置台。
  6. 前記ベースフレームの両端部の脚部は、載置部に対し同一の角度で折り曲げて形成されていることを特徴とする請求項5に記載のエアコン室外機の屋根置台。
  7. 前記ベースフレームの両端部の脚部は、一方の脚部が他方の脚部より長く形成されていることを特徴とする請求項6に記載のエアコン室外機の屋根置台。
  8. 前記後座板における凹面部は、左右にそれぞれ1個設けられ、各凹面部には、ベースフレームの後端の脚部をボルト止めするための長孔が複数個形成されていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のエアコン室外機の屋根置台。
  9. 前記後座板及びベースフレームは、ベースフレームの後端の脚部が後座板の取付壁部に取り付けられたときに、この脚部の下端面が後座板の支持壁部で支持されるように形成されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載のエアコン室外機の屋根置台。
  10. 前記前座板及びステーは、ステーの下端部が前座板の取付壁部に取り付けられたときに、ステーの下端面が前座板の取付壁部で支持されるように形成されていることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載のエアコン室外機の屋根置台。
  11. 前記後座板と前座板とは同一部品であって、向きを変えて取り付けられていることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載のエアコン室外機の屋根置台。
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