JP2007131508A - 接合レンズの作成方法及び接合レンズ並びにプロジェクタ装置。 - Google Patents

接合レンズの作成方法及び接合レンズ並びにプロジェクタ装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】プロジェクタ装置用の投射レンズの瞳近くに配置可能な接合レンズを提供する。
【解決手段】接合レンズ10は、凹面11aを持つ第1レンズ11と凸面12aを持つ第2レンズ12を接合して作成される。まず、第1レンズ11の凹面11aに第2レンズ12を載置して、凹面11aと凸面12aとを合わせる。次に、第2レンズ12の外周端12aに接するように、第2レンズ12の周囲の所定箇所に接着剤13を定量ずつ滴下する。この後、第2レンズ12の位置調整が行われる。位置調整後、接着剤13に紫外線が照射されて硬化される。こうして、第2レンズ12の外周端12bと、第1レンズ11の凹面11aとが接着される。従来のように接合面間に接着層が無く、光がこれを通過することがないため、接着剤13が強い光を受けた場合の変質による光学的性能の劣化に配慮する必要がなくなり、接合レンズ10のレイアウト位置の選択の自由度が増す。
【選択図】図2

Description

本発明は、少なくとも2枚のレンズを含み、一方のレンズの凹面と他方のレンズの凸面とを合わせて接合される接合レンズの作成方法及び接合レンズ並びにこれを用いたプロジェクタ装置に関するものである。
図8に示すように、第1レンズ51と第2レンズ52の2枚のレンズからなり、第1レンズの凹面51aと、第2レンズ52の凸面52aとをそれぞれ接合面として貼り合わせて接合した接合レンズ50が知られている。こうした接合レンズ50は、例えば、色収差補正用レンズとして、スクリーンに画像光を投射して画像を表示するプロジェクタ装置などの光学系に用いられる。この接合レンズ50は、例えば、第1レンズ51の凹面51aのほぼ全面に均等に透明な接着剤53を塗布した後、凹面51aと、第2レンズ52の凸面52aとを貼り合わせて接着して接合することにより、作成される(例えば、下記特許文献1参照)。こうして作成された接合レンズ50には、その第1レンズ51と第2レンズ52のそれぞれの接合面の間に接着剤53が挟み込まれる。このため、各レンズ51,52の光軸位置を含み、接合レンズ50の主要な光路となる有効エリア内に接着剤53が進入する。
特開平07−041339号公報
しかしながら、こうした従来の接合レンズ50は、例えば、上記プロジェクタ装置用の投射レンズの射出瞳の近くなど、強い光が当たる場所には使用できないという問題があった。というのは、接着剤53は、強い光を受けることで変質して変色を生じやすいため、接合レンズ50のように、有効エリア内に接着剤53が位置していると、接着剤53の変質に起因して透過光の変色減衰などが生じてしまう。接合レンズ50を、前記射出瞳の近くに配置する場合には、そのレンズ径も小さくなるため、単位面積当たりの光のエネルギーが高くなり、特に問題となる。このため、強い光が当たる場所に接合レンズ50を使用しにくく、光学系の設計の自由度が制約されていた。
本発明は、プロジェクタ装置用の投射レンズの射出瞳近くなど強い光が当たる場所に配置可能な接合レンズを提供することを目的とする。
本発明の接合レンズの作成方法は、第1及び第2の少なくとも2枚のレンズを含み、これら各レンズの一方のレンズの凹面と他方のレンズの凸面とをそれぞれ接合面として前記第1レンズと前記第2レンズとが接合される接合レンズの作成方法において、前記各接合面を合わせる第1ステップと、この後、前記第1及び第2の各レンズを合わせた状態で、前記第1及び第2の各レンズの主要な光路となる有効エリアから外れた周端部分に接着剤を付けて、前記接着剤によって両方のレンズを接着する第2ステップとからなることを特徴とする。
この接合レンズの作成方法においては、前記周端部分は前記接合面の周縁を含んでおり、前記第1及び第2の各レンズの前記接合面の径が異なる場合には、径が小さいレンズの外周端と、径が大きいレンズの前記周縁との合わせ目に前記接着剤が付けられることが好ましい。
また、本発明の別の接合レンズの作成方法は、第1及び第2レンズの少なくとも2枚のレンズを含み、これら各レンズの一方のレンズの凹面と他方のレンズの凸面とをそれぞれ接合面として前記第1レンズと前記第2レンズとが接合される接合レンズの作成方法において、第1及び第2の各レンズの少なくとも一方に対して、前記第1及び第2の各レンズの主要な光路となる有効エリアから外れた周端部分に接着剤を付ける第1ステップと、この後、前記一方のレンズの接合面に他方のレンズの接合面を合わせて、前記接着剤によって両方のレンズを接着する第2ステップとからなることを特徴とする。
この接合レンズの作成方法においては、前記周端部分は前記接合面の周縁を含んでおり、前記周縁に前記接着剤が付けられる。
前記凹面と前記凸面とは、例えば、同じ曲率である。
前記接着剤として、紫外線の照射により硬化するUV接着剤を使用し、前記UV接着剤を付けた後、前記第1及び第2の各レンズの一方の他方に対する接合位置を調整し、この調整の後、前記UV接着剤に紫外線を照射して前記UV接着剤を硬化させることが好ましい。
前記接着剤は、前記周端部分内の3箇所以上に付けられ、前記接着剤が付けられる各位置は略等間隔であることが好ましい。
本発明の接合レンズは、第1レンズ及び第2レンズの少なくとも2枚のレンズを含み、これら各レンズの一方のレンズの凹面と他方のレンズの凸面とをそれぞれ接合面として接合された接合レンズにおいて、前記第1及び第2の各レンズの主要な光路となる有効エリアから外れた周端部分に付けた接着剤によって前記各レンズが接着されたことを特徴とする。
前記周端部分は前記接合面の周縁を含んでいる。また、例えば、前記凹面と前記凸面とは同じ曲率である。
前記接着剤は、紫外線の照射により硬化するUV接着剤であることが好ましい。また、前記接着剤は、前記周端部分内の3箇所以上に付けられ、前記接着剤が付けられた各位置は略等間隔であることが好ましい。
本発明のプロジェクタ装置は、光源からの光を光変調して画像光を生成し、これをスクリーンに投映して画像を表示する投映ユニットを持ち、この投映ユニットに組み込まれたレンズ群の1つとして、上記接合レンズを使用したことを特徴とする。
本発明は、一方が凹面を持ち他方が凸面を持つ少なくとも2枚のレンズを、前記凹面と凸面とをそれぞれ接合面として接合する際に、各レンズの主要な光路となる有効エリアから外れた周端部分に接着剤を付けて接着するようにしたから、従来の接合レンズのように2枚のレンズの間に形成された接着層を光が通ることがなくなる。このため、接合レンズを用いた光学系設計の際に、接合レンズの接着剤の光学的性能を考慮する必要がなくなり、接合レンズをレイアウトする位置の選択の自由度が増す。
図1に示す接合レンズ10は、凹面11aを持つ第1レンズ11と、凸面12aを持つ第2レンズ12の2枚のレンズからなる。第1レンズ11は、例えば、負の屈折力を持つ凹レンズであり、第2レンズ12は、正の屈折力を持つ凸レンズである。第1レンズ11の凹面11aと、第2レンズ12の凸面12aとは、それぞれ同じ曲率を持っており、それぞれを接合面として、第1レンズ11と第2レンズ12とが接合される。図2に示すように、第1レンズ11と第2レンズ12とは、それぞれの有効エリア10a外に位置する周端部分で接着剤13によって接着される。
有効エリア10aは、接合レンズ10の光軸Aを含む主要な光路となる領域であり、各レンズ11,12のそれぞれの凹面11a,凸面12aを含むレンズ面の中心を含む主要な領域をいう。周端部分とは、各レンズ11,12の外周面のうち、有効エリア10aから外れた部分であり、各レンズ11,12の各レンズ面のうち有効エリア10aを除いた周囲部分(周縁)とともに、各レンズの外周端を含む部分である。
第2レンズ12は、第1レンズ11よりも、その外径が一回り小さい。このため、第1レンズ11の凹面11aと、第2レンズ12の凸面12aとを両者の中心を一致させて合わせると、第1レンズ11の凹面11aの周縁が、第2レンズ12の外周端12bからはみ出す。これら第1レンズ11の凹面11aの周縁と、第2レンズ12の外周端12bとの合わせ目に接着剤13が付けられて、その接着剤13によって、第2レンズ12が前記第1レンズ11に接着されて固定される。第1レンズ11の凹面11aの周縁と、第2レンズ12の外周端12bは、いずれも各レンズ11,12の周端部分であるので、接着剤13が有効エリア10aに進入することがない。
このため、従来の接合レンズのように、光が有効エリアに位置する接着層を通過することがない。そのため、接着剤が強い光を受けた場合の変質による光学的性能の劣化に配慮する必要がなくなる。これにより、光学系設計における接合レンズ10のレイアウト位置の選択の自由度が向上するので、例えば、プロジェクタ装置の投射レンズの射出瞳の近くなど、強い光が当たる場所にも接合レンズ10を配置することが可能になる。
図2(A)に示すように、接着剤13は、例えば、第2レンズ12の周囲に略等間隔で4箇所に付けられる。それら4箇所で第2レンズ12が第1レンズ11に接着されて固定される。4箇所での接着は一例であり、3箇所で接着してもよいし、4箇所以上で接着してもよい。
接着剤13は、例えば、ディスペンサー16(図3参照)などを用いて、所定箇所に定量ずつ滴下される。接着剤13は、前記第2レンズの外周端12bと前記第1レンズの前記凹面11aとの合わせ目に滴下される。そして、図2(B)に示すように、滴下された接着剤13によって、第2レンズ12の外周端12bと第1レンズ11の凹面11aとが接着される。なお、接着剤13を付ける方法としては、ディスペンサー16などによって滴下する方法の他、刷毛などを用いて塗布して付ける方法など、各種の方法があり、それらのいずれの方法を用いてもよい。
凹面11aと凸面12aとの間に微細な隙間が生じた場合には、接着剤13が前記隙間に浸透してしまうおそれもある。この接着剤13の隙間への浸透量は少ない方がよいので、それを抑制するために、接着剤13としては、粘性が比較的高いものが使用されることが好ましい。接着剤13の粘度は、例えば、2000mPa・s以上50000Pa・sであることが好ましく、より好ましくは、31000±5000mPa・sがよい。
また、接着剤13としては、紫外線の照射により硬化するUV接着剤が使用される。この接着剤13は、第1レンズ11及び第2レンズ12の一方の他方に対する接合位置を調整後、紫外線が照射されて硬化される。
この位置調整は、例えば、第2レンズ12を第1レンズ11に載せた状態で、一方のレンズ面に対して光源(図示せず)から光を照射し、その透過光をCCDイメージセンサなどの撮像装置(図示せず)で受光して、その受光映像をモニタしながら、第1レンズ11と第2レンズ12の光軸が一致するように第2レンズ12を移動させることにより行われる。第2レンズ12の移動は、治具や手を用いて行われる。
以下、図3を参照しながら、接合レンズ10の作成手順を説明する。第1レンズ11をその凹面11aを上向きにした姿勢でレンズホルダー(図示せず)にセットする。この第1レンズ11の凹面11aの上に、第2レンズ12を、その凸面12aを下向きにして載置する。この後、ディスペンサー16によって、第2レンズ12の周囲の所定の4箇所に接着剤13を所定量ずつ滴下する。接着剤13は、第2レンズ12の外周端12bと第1レンズ11の凹面11aとの合わせ目に付けられるので、これにより、第2レンズ12の外周端12bと、第1レンズ11の凹面11aの周縁とが接着剤13を介して結合する。この後、上述した手順で第2レンズ12の接合位置の位置調整を行い、位置調整が終了した後、滴下した接着剤13に紫外線を照射して硬化させる。
上記例では、第1レンズ上に第2レンズを載置して各接合面を合わせた後、接着剤を付けて両者を接合する例で説明したが、図4に示すように、第1レンズ11の接合面(凹面11a)に接着剤13を付けて、この後、第2レンズ12を前記第1レンズ11の凹面11aに載置して各接合面を合わせて接合するようにしてもよい。
この場合には、まず、第1レンズ11の凹面11aの周縁であり、かつ、この凹面11aに前記第2レンズ12aを接合したときにその外周端12bが位置する円周18上の複数箇所に、接着剤13を滴下する。この後、接着剤13が滴下された凹面11aに第2レンズ12を載置して、凹面11aと凸面12aとを合わせる。接着剤13は、円周18上に滴下されているため、そのしずくは、凹面11aと凸面12aとによって挟み込まれてつぶされる。
図5に示すように、接着剤13の一部は、点線で示すように、凹面11aと凸面12aとの間に進入して、凹面11aと凸面12aとをそれらの周縁で接着するとともに、残りの部分が第2レンズ12の外側にはみ出して、外周端12bと凹面11aとを接着する。第2レンズ12を動かして接合位置の調整が行われた後、接着剤13が硬化される。これにより、第2レンズ12が第1レンズ11に固定される。接着剤13の一部は、凹面11aと凸面12aとの間に進入するが、周縁で留まり、有効エリア10a内に進入することはなく、そのため、光路内に接着剤13が進入することはない。
なお、本例では、第1レンズに接着剤を滴下した例で説明したが、第2レンズに接着剤を滴下してもよいし、両方のレンズに接着剤を滴下してもよい。また、上記第1実施形態と同様に接着剤を付ける方法は、滴下以外の方法でもよい。
上記実施形態では、外径が大きく凹面を持つ第1レンズと、外径が小さく凸面を持つ第2レンズとを接合する例で説明したが、外径が大きい第1レンズに凸面を持たせるとともに、外径が小さい第2レンズに凹面を持たせて、両者を接合するようにしてもよい。この場合には、第1レンズの凸面を上向きにして、その上方から、第2レンズを、その凹面が下向きになる姿勢で載置して両者を接合する。
また、上記実施形態では、外径が異なる2枚のレンズからなる接合レンズを例に説明してきたが、図6に示すように、外径が同じ2枚のレンズからなる接合レンズ30でもよい。接合レンズ30は、凹面31aを持つ第1レンズ31と、凸面32aを持つ第2レンズ32とからなる。各レンズ31,32は、ともに外径がDで、略同径である。これらの各レンズ31、32を接合する場合には、例えば、図6(A)に示すように、第1レンズ31の凹面31a上に接着剤13を付けた後、この凹面31aに第2レンズ32の凸面32aを合わせて接着する。図6(B)に示すように、接着剤13は、凹面31の有効エリア30a内に進入することがないように、有効エリア30a外の周縁の複数箇所に付けられる。なお、接着剤を付けた後、2枚のレンズを合わせてもよいし、2枚のレンズを合わせた後、各レンズの外周端の合わせ目に接着剤を付けて接合するようにしてもよい。
図7は、上述した接合レンズが使用されるプロジェクタ装置20を示す。プロジェクタ装置20は、光源が発光する光を変調して画像光を生成し、この画像光をスクリーンに投映して画像を表示する投射型画像表示装置である。プロジェクタ装置20には、筐体21の前面に拡散透過型のスクリーン22が設けられ、その背面に形成された画像を前面側から観賞することができる。筐体21の内部には投映ユニット24が組み込まれている。投映ユニット24からは画像光が投映され、画像光はミラー26,27を反射してスクリーン22の背面側に結像する。プロジェクタ装置20は、テレビ信号の周波数を振り分けるチューナー回路、映像及び音声の再生用回路等が備えられ、大画面テレビジョンとして使用することができる。
投映ユニット24は、例えば、白色光源と、この白色光源が発光する光を集光し、光束を均一化して出力する照明光学系と、この照明光学系から出力される光を、映像信号に基づいて光変調して画像光を生成する光変調部と、生成された画像光をスクリーンに投射する投射レンズを含む投射光学系とを備えている。前記接合レンズは、例えば、投射光学系を構成するレンズ群の1つとして使用され、色収差を補正する色収差補正用レンズとして、投射レンズの射出瞳近くに配置される。
もちろん、本発明の接合レンズの用途は、上記プロジェクタ装置に限られず、他の各種の光学系を構成するレンズとして使用することができる。
上記例では、第1レンズを凹レンズ、第2レンズを凸レンズとして、これらを組み合わせた接合レンズの例で説明したが、凹レンズと凸レンズとの組み合わせでなくてもよく、第1及び第2レンズは、それぞれ少なくとも一方のレンズ面に接合面となる凹面又は凸面を備えていればよい。また、2枚のレンズからなる接合レンズを例に説明したが、3枚以上のレンズからなる接合レンズに、本発明を適用してもよい。
接合レンズの外観図及び断面図である。 接合レンズの接着方法の説明図である。 接合レンズの作成手順を示すフローチャートである。 接合レンズの別の作成手順を示すフローチャートである。 図4の作成手順で作成した接合レンズの平面図である。 外径が同径の2枚のレンズからなる接合レンズの説明図である。 接合レンズを使用したプロジェクタ装置の説明図である。 従来の接合レンズの説明図である。
符号の説明
10、30 接合レンズ
10a,30a 有効エリア
11 第1レンズ
11a 凹面
12 第2レンズ
12a 凸面
12b 外周端
13 接着剤
18 円周

Claims (13)

  1. 第1及び第2の少なくとも2枚のレンズを含み、これら各レンズの一方のレンズの凹面と他方のレンズの凸面とをそれぞれ接合面として前記第1レンズと前記第2レンズとが接合される接合レンズの作成方法において、
    前記各接合面を合わせる第1ステップと、この後、前記第1及び第2の各レンズを合わせた状態で、前記第1及び第2の各レンズの主要な光路となる有効エリアから外れた周端部分に接着剤を付けて、前記接着剤によって両方のレンズを接着する第2ステップとからなることを特徴とする接合レンズの作成方法。
  2. 前記周端部分は前記接合面の周縁を含んでおり、前記第1及び第2の各レンズの前記接合面の径が異なる場合には、径が小さいレンズの外周端と、径が大きいレンズの前記周縁との合わせ目に前記接着剤が付けられることを特徴とする請求項1記載の接合レンズの作成方法。
  3. 第1及び第2レンズの少なくとも2枚のレンズを含み、これら各レンズの一方のレンズの凹面と他方のレンズの凸面とをそれぞれ接合面として前記第1レンズと前記第2レンズとが接合される接合レンズの作成方法において、
    第1及び第2の各レンズの少なくとも一方に対して、前記第1及び第2の各レンズの主要な光路となる有効エリアから外れた周端部分に接着剤を付ける第1ステップと、この後、前記一方のレンズの接合面に他方のレンズの接合面を合わせて、前記接着剤によって両方のレンズを接着する第2ステップとからなることを特徴とする接合レンズの作成方法。
  4. 前記周端部分は前記接合面の周縁を含んでおり、前記周縁に前記接着剤が付けられることを特徴とする請求項3記載の接合レンズの作成方法。
  5. 前記凹面と前記凸面とは同じ曲率であることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の接合レンズの作成方法。
  6. 前記接着剤として、紫外線の照射により硬化するUV接着剤を使用し、前記UV接着剤を前記周端部分に付けた後、前記第1及び第2の各レンズの一方の他方に対する接合位置を調整し、この調整の後、前記UV接着剤に紫外線を照射して前記UV接着剤を硬化させることを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の接合レンズの作成方法。
  7. 前記接着剤は、前記周端部分内の3箇所以上に付けられ、前記接着剤が付けられる各位置は略等間隔であることを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の接合レンズの作成方法。
  8. 第1レンズ及び第2レンズの少なくとも2枚のレンズを含み、これら各レンズの一方のレンズの凹面と他方のレンズの凸面とをそれぞれ接合面として接合された接合レンズにおいて、
    前記第1及び第2の各レンズの主要な光路となる有効エリアから外れた周端部分に付けた接着剤によって前記各レンズが接着されたことを特徴とする接合レンズ。
  9. 前記周端部分は前記接合面の周縁を含むことを特徴とする請求項8記載の接合レンズ。
  10. 前記凹面と前記凸面とは同じ曲率であることを特徴とする請求項8又は9記載の接合レンズ。
  11. 前記接着剤は、紫外線の照射により硬化するUV接着剤であることを特徴とする請求項8〜10いずれか記載の接合レンズ。
  12. 前記接着剤は、前記周端部分内の3箇所以上に付けられ、前記接着剤が付けられる各位置は略等間隔であることを特徴とする請求項8〜11いずれか記載の接合レンズ。
  13. 光源からの光を光変調して画像光を生成し、これをスクリーンに投映して画像を表示する投映ユニットを持ち、この投映ユニットに組み込まれたレンズ群の1つとして、請求項8〜12いずれか記載の前記接合レンズを使用したことを特徴とするプロジェクタ装置。
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