JP2007131447A - 走行中のウエブの切断巻付装置及び方法 - Google Patents
走行中のウエブの切断巻付装置及び方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】片面に粘着処理が施されたウエブを巻き替える時の切断巻付において、ウエブの走行を停止することなく切断された巻芯側ウエブの切断端をエアーかみ,しわなく新巻芯に確実に巻き付ける。
【解決手段】片面に粘着処理が施されたウエブWを連続的に一定長さ毎に巻芯1に巻取る切断巻付において、粘着面が巻芯に貼り付けられたウエブWを走行中のままガイドバー3先端部で巻芯1より剥離し、次いで前記ガイドバー3と巻芯1との隙間で切断刃4を走行させて走行中のままのウエブWを切断すると共に、上記切断された巻芯側ウエブの切断端を高速回転ブラシの回転あるいはエアーノズルからの高速エアー吹き付けにより巻芯1に貼り付ける。
【選択図】 図1
【解決手段】片面に粘着処理が施されたウエブWを連続的に一定長さ毎に巻芯1に巻取る切断巻付において、粘着面が巻芯に貼り付けられたウエブWを走行中のままガイドバー3先端部で巻芯1より剥離し、次いで前記ガイドバー3と巻芯1との隙間で切断刃4を走行させて走行中のままのウエブWを切断すると共に、上記切断された巻芯側ウエブの切断端を高速回転ブラシの回転あるいはエアーノズルからの高速エアー吹き付けにより巻芯1に貼り付ける。
【選択図】 図1
Description
本発明は前工程から送られてくる、片面に粘着処理が施されたウエブを連続的に一定長さ毎に巻芯に巻き取る巻取機において、ウエブの走行を停止させることなく、ウエブを切断し巻芯に巻き付ける走行中のウエブの切断巻付装置ならびに該装置を利用した切断巻付方法に関するものである。
前工程から送られてくるウエブの巻取りにおいては、通常、前工程より送られてくるウエブを一定長さ毎にタッチローラを介して巻芯に巻き付け、押えローラで押さえて巻き替えることが行なわれているが、従来、この巻き替えにおいては巻芯の表面に粘着テープを貼り付け、一定の長さが巻かれた満巻ロールからの新巻芯に至る途中のウエブを新巻芯に巻付け、切断刃により切断して、切断されたウエブの先端を新巻芯に巻き付けることが行なわれていた。そして、上記巻き替える時におけるウエブの切断には、巻芯よりガイドローラに至る途中のウエブをカッターにより切断して、切断されたウエブの先端を新巻芯に巻付けていた。しかし、上記の切断では巻芯に傷を付けないとしても、切断されたウエブ先端は何のガイドもなく、そのため巻芯側に寄せられることになってしわになったり、貼り付いた部分に空気が溜まったりしてウエブの巻き重ね部に跡形となり、不良品となる問題があり、これは特に片面に粘着剤を施したウエブや柔らかいウエブ,伸びるウエブでは不良品となり易い欠点を有していた。
そこで、本出願人はさきに新巻芯の表面に5/6周以上の巻付けを可能とするガイドプレートを設け、ウエブをガイドプレートで新巻芯に巻き付かせ、切断されたウエブ先端のしわ,折れ込みの発生を阻止する切断巻付装置を提案した。(例えば特許文献1参照)
しかし、上記切断巻付装置は、送られてくるウエブが片面に粘着処理が施されたものである場合は、ウエブの粘着面が巻芯に貼り付けられ、ウエブを押し込んで新巻芯に巻き付かせた状態で切断刃により切断されるので切断端が浮き、あるいはエアーかみやしわ発生が生じ易いという問題があった。そのため本発明者らは、さきに切断後のウエブ切断端を押さえるしごきバーの設置を見出すことにより、片面に粘着処理が施されたウエブの切断巻き付けにおいて切断後のウエブの巻芯側切断端の貼り付けを確実とし、巻芯にエアーかみ,しわなく巻き付けることを別途提案した。
特開2003−89457号公報
しかし、上記切断巻付装置は、送られてくるウエブが片面に粘着処理が施されたものである場合は、ウエブの粘着面が巻芯に貼り付けられ、ウエブを押し込んで新巻芯に巻き付かせた状態で切断刃により切断されるので切断端が浮き、あるいはエアーかみやしわ発生が生じ易いという問題があった。そのため本発明者らは、さきに切断後のウエブ切断端を押さえるしごきバーの設置を見出すことにより、片面に粘着処理が施されたウエブの切断巻き付けにおいて切断後のウエブの巻芯側切断端の貼り付けを確実とし、巻芯にエアーかみ,しわなく巻き付けることを別途提案した。
しかし、上記提案に係るしごきバー付き切断巻き付けは、しごきバーの作用上、送られてくるウエブを一旦、停止し、切断しなければならず、そのため巻芯より浮いた切断端を押え、巻芯にエアーかみ,しわなく巻き付けることができるにしても、ウエブの走行を停止することなく切断するときは使用することができないという問題に遭遇した。
本発明は上述の如き状況に鑑み、これに対応すべくしごきバーに代え走行中のウエブに対する切断端貼付手段を見出すことによりウエブ走行中における切断,巻き付けに対しても切断された巻芯側ウエブの切断端の浮いた部分を切断端のエアーかみ,しわをなくして確実に巻き付けることを目的とするものである。
即ち、上記目的を達成するための本発明は、その1つは、前工程より送られてくる、片面に粘着処理が施されたウエブを連続的に一定長さ毎に巻芯に巻き取る巻取機において、粘着面が巻芯に貼り付けられたウエブをその先端部で巻芯より剥離するガイドバーを設け、かつ該ガイドバーと巻芯との隙間にウエブを切断する切断刃を配設すると共に切断された巻芯側ウエブの切断端を巻芯に貼り付ける貼付手段を設けた走行中のウエブの切断巻付装置にある。請求項2,3は上記発明における貼付手段の好適例に係り、高速回転ブラシ,高速エアー吹き付けが用いられる。
また他の1つは上記の装置に対応し、前工程が送られてくる、片面に粘着処理が施されたウエブを連続的に一定長さ毎に巻芯に巻き取る方法であって、粘着面が巻芯に貼り付けられたウエブをガイドバー先端部で巻芯より剥離し、ウエブ走行を停止させることなく該ウエブを前記ガイドバーと巻芯との隙間で切断刃を走行させて切断すると共に、切断された巻芯側ウエブの切断端の浮いている部分を高速回転ブラシ又は高速エアー吹き付けにより巻芯表面に貼り付けるウエブの切断巻付方法である。
上記本発明装置及び方法を用いてウエブ表面に粘着剤を塗布し、粘着処理を施したウエブを走行を停止することなく連続的に一定の長さ毎に切断し巻芯に巻き付けるときはウエブが走行中のため、トラバースカットにより先端が斜めになり、この先端が巻芯より浮くにしても高速回転ブラシの回転、あるいは高速エアーの吹き付けにより巻芯表面に貼り付けられて巻芯より浮くことなく、そしてエアーかみの発生やしわもなく、確実に巻き付けを行うことができる。
以下、更に添付図面に基づいて本発明切断巻付装置及び方法の具体的な態様を説明する。
図1は本発明装置の要部の概要を示し、前工程より送られてくる片面(表面)に粘着剤が塗布され、粘着処理aが施されたウエブWを押えローラ2と巻芯1との間を通して巻芯1に巻き付けた状態であり、図示していないが、満巻時、ターレットの回動と共に満巻ローラが次工程に移動し、満巻ローラと新巻芯の間でウエブを切断し、後続のウエブを新巻芯に巻き付けることは従来のウエブの切断巻付けにおけると同様である。
本発明装置は、上記満巻ロールと新巻芯の間における切断された巻芯側ウエブ切断端の新巻芯への巻き付けであり、新巻芯1(以下、単に巻芯という)に図示の如く外接し、貼り付けられて送られてくる前記片面に粘着処理aが施されたウエブを巻芯1より剥離するためにガイドバー3が設けられていると共に、該ガイドバーと巻芯1との隙間には上記ウエブに対し、走行を停止することなくトラバース走行してトラバースカットする切断刃4が進退自在に設けられている。
なお、上記切断刃4による切断は、切断されたウエブの先端がウエブ走行中のトラバース切断のため図2に示すように斜めになり、浮いた部分bを形成する。そこで、この浮いた部分を順次、巻芯1に巻き付ける必要があり、そのため巻芯より浮いた切断端bを貼付手段で貼り付ける。
図3,図4は上記貼付手段の具体例であり、図3においてはウエブ速度の3〜5倍で回転する高速ブラシ5を設け、これを巻芯の回転方向と逆方向に高速回転させて巻芯1に貼り付ける例が採用され、図4においては切断されたウエブ先端をエアーノズル6より噴出される高速エアーを吹き付け、先端の浮いているウエブを巻芯1に貼り付ける例が用いられている。勿論、上記貼付手段の各例の好ましい実用例であり、必らずしもこれに限るものではない。
次に上記本発明装置を用いて切断・巻付けを行うにあたっては、先ず前工程より送られるウエブを巻芯1に巻き付け、所要範囲巻き付いたところでガイドバー3の先端部により該ウエブWを巻芯1より剥離する。そしてウエブの送りを停止することなく、走行中のままウエブをガイドバー先端部と巻芯との間の隙間で切断刃4によってトラバースカットする。このように走行中のウエブに対しトラバースカットにより切断すると、切断された先端は斜めになり、図2に示すように浮いた部分bが生ずる。そこで切断刃による切断に続いて貼付手段、即ち、高速ブラシの回転か、高速エアーの吹き付けにより巻芯1に確実に貼り付け、切断・巻付けの一連の工程を完了する。
かくして、切断された巻芯側ウエブの切断端は、巻芯側ガイドバーで巻芯より浮いた切断端が押えられ本発明の特徴とする高速回転ブラシ,高速エアー吹き付けによりエアーかみや、しわなく確実に巻芯に巻き付けることができる。本発明は特に片面が粘着処理された、もしくは自着性を有するウエブにおいて有効であり、とりわけ、最近の高品質が要求される液晶画面に用いるウエブに好適である。
1:巻芯
2:押えローラ
3:ガイドバー
4:切断刃
5:高速回転ブラシ
6:高速エアーブラシ
W:ウエブ
2:押えローラ
3:ガイドバー
4:切断刃
5:高速回転ブラシ
6:高速エアーブラシ
W:ウエブ
Claims (5)
- 前工程より送られてくる、片面に粘着処理が施されたウエブを連続的に一定長さ毎に巻芯に巻き取る巻取機において、粘着面が巻芯に貼り付けられたウエブをその先端部で巻芯より剥離するガイドバーを設け、かつ該ガイドバーと巻芯との隙間にウエブを切断する切断刃を配設すると共に切断された巻芯側ウエブの切断端を巻芯に貼り付ける貼付手段を設けてなることを特徴とする走行中のウエブの切断巻付装置。
- ウエブ切断端の貼付手段が高速回転ブラシである請求項1記載の走行中のウエブの切断巻付装置
- ウエブ切断端の貼付手段が高速エアー吹付手段である請求項1記載の走行中のウエブの切断巻付装置。
- 前工程より送られてくる、片面に粘着処理が施されたウエブを連続的に一定長さ毎に巻芯に巻き取る方法において、粘着面が巻芯に貼り付けられたウエブをガイドバー先端部で巻芯より剥離し、ウエブ走行を停止させることなく該ウエブを前記ガイドバーと巻芯との隙間で切断刃を走行させて切断すると共に、切断された巻芯側ウエブの切断端の浮いている部分を高速回転ブラシにより巻芯表面に貼り付けることを特徴とする走行中のウエブの切断巻付方法。
- 前工程より送られてくる、片面に粘着処理が施されたウエブを連続的に一定長さ毎に巻芯に巻き取る方法において、粘着面が巻芯に貼り付けられたウエブをガイドバー先端部で巻芯より剥離し、ウエブ走行を停止させることなく該ウエブを前記ガイドバーと巻芯との隙間に切断刃を走行させて切断すると共に、切断された巻芯側ウエブ端の浮いている部分を高速エアー吹き付けにより巻芯表面に貼り付けることを特徴とする走行中のウエブの切断巻付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005328480A JP2007131447A (ja) | 2005-11-14 | 2005-11-14 | 走行中のウエブの切断巻付装置及び方法 |
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JP2007009361U Continuation JP3139575U (ja) | 2007-12-05 | 2007-12-05 | 走行中のウエブの切断巻付装置 |
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JP2019001611A (ja) * | 2017-06-15 | 2019-01-10 | 東レ株式会社 | シート巻取装置およびシート巻取方法 |
-
2005
- 2005-11-14 JP JP2005328480A patent/JP2007131447A/ja active Pending
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JP2019001611A (ja) * | 2017-06-15 | 2019-01-10 | 東レ株式会社 | シート巻取装置およびシート巻取方法 |
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