JP2002356254A - フィルム切断方法および装置 - Google Patents

フィルム切断方法および装置

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JP2002356254A
JP2002356254A JP2001165627A JP2001165627A JP2002356254A JP 2002356254 A JP2002356254 A JP 2002356254A JP 2001165627 A JP2001165627 A JP 2001165627A JP 2001165627 A JP2001165627 A JP 2001165627A JP 2002356254 A JP2002356254 A JP 2002356254A
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cutter
cutting
cut
roll
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JP2001165627A
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Kiyoshi Hirotsuji
潔 廣辻
Akira Kawazoe
晃 川添
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Daiwa Can Co Ltd
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Daiwa Can Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール状フィルムから引き出されているフィ
ルムを幅方向に切断するのに際して、フィルム面を押さ
えつけることでフィルムにかかる張力を大きく変動させ
たりフィルムに衝撃を与えたりするようなことなく、ま
た、切断中にフィルムが垂れ下がったり、カッターの走
行によりフィルムに皺をよらせることなく、フィルムの
切断を良好に行うことができるようにする。 【解決手段】 ロール状フィルムから引き出されている
フィルム3aを、走行するカッター17によりフィルム
幅方向に切断するためのフィルム切断方法において、フ
ィルム3aの幅方向一側端から所定の距離を置いた位置
を切断開始点として、この切断開始点からカッター17
をフィルム3aに接触させて走行させることで、フィル
ム3aの幅方向一側端から所定の幅の非切断部を残して
フィルム3aをカッター17により切断した後、フィル
ム3aを引き出す力により残っている非切断部を断裂さ
せて切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール状フィルム
から引き出されているフィルムを幅方向に切断するため
のフィルム切断方法、および、そのような方法を実施す
るための装置に関し、特に、連続フィルム印刷ラインや
印刷ラベル連続貼り付けライン等のようなフィルム連続
加工ラインにおけるロール状フィルムの交換に際して、
巻き残量が少なくなったロール状フィルムを、ラインを
停止することなく、新しい予備のロール状フィルムと交
換するために、不要となった先行のロール状フィルムを
切り離すような場合に適した、フィルム切断方法および
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】連続フィルム印刷ラインや印刷ラベル連
続貼り付けライン等のように、ロール状に巻かれた長尺
の熱可塑性樹脂フィルム又は印刷済み熱可塑性樹脂フィ
ルムを連続的に引き出しながら、引き出されて進行して
いる該フィルムに対し、連続的に印刷加工を施したりラ
ベル貼り付け加工を施したりするようなフィルム連続加
工ラインでは、ロール状に巻かれたフィルムの残量が少
なくなってきた時に、先行の(それまで使用している)
ロール状フィルムから引き出されているフィルムを、予
備のロール状フィルムの巻き取り端部に接着して接続す
ると共に、両方のフィルムの接着部分のフィルム進行方
向後側で、先行のロール状フィルムを切り離すことによ
り、ラインを停止することなく、フィルムの供給を連続
的に維持しながら、残量が少なくなった先行のロール状
フィルムを予備のロール状フィルムに交換するというこ
とが従来から行われている。
【0003】すなわち、そのようなロール状フィルムの
交換については、図5(A)に示すように、一端側に使
用中のロール状フィルム3が回転自在に装着された反転
装置2の他端側に予備(未使用)のロール状フィルム4
を装着しておき、使用中のロール状フィルム3の巻き残
量が少なくなると、このロール状フィルム3から引き出
されたフィルム3aを、プレスロール等のフィルム押し
付け手段6により、予備のロール状フィルム4の巻き取
り端部に予め両面接着テープの貼着等により形成された
接着部分5に押し付けて接着させることで、先行のロー
ル状フィルム3から引き出されたフィルム3aに引っ張
られる状態で、予備のロール状フィルム4からフィルム
を連続的に引き出させる。
【0004】それと略同時に、先行のロール状フィルム
3から引き出されたフィルム3aを、予備のロール状フ
ィルム4との接着部分5よりもフィルム進行方向後側で
切断することにより、先行のロール状フィルム3を切り
離した後、切り離されたロール状フィルム3を反転装置
2から取り外して、反転装置2を回動軸を中心に反転さ
せることで、先行のロール状フィルム3があった位置に
入れ替えるように予備のロール状フィルム4を移動させ
る。そして、その後、反転装置2の他端側(使用済みの
ロール状フィルム3を取り外した後の部分)に新たな予
備のロール状フィルムを取り付けることで、ロール状フ
ィルムの交換が完了することとなる。
【0005】そのようなロール状フィルムの交換におい
て、先行のロール状フィルム3を切り離すための切断手
段としては、従来から、図5(B)に示すようなギロチ
ン式で鋸刃状のカッター7が一般的に使用されており、
フィルム幅或いはそれ以上の幅の鋸刃を持つカッター7
をフィルム面に対して垂直方向に移動させることでフィ
ルム3aを切断しているが、そのようなギロチン式の切
断手段によれば、カッターがスムーズにフィルムを切断
できずにフィルム面を押さえつけることがあって、それ
によりフィルムにかかる張力が大きく変動することで、
その後の工程で不都合を引き起こすことがあり、また、
切断の際にフィルムが受ける衝撃が大きくなって、先行
のフィルムと予備のフィルムの接着部分が剥がれてしま
うことがあり、そうなると、再度フィルムをラインに通
さなければならず、作業の効率を大幅に落とすことにな
る。
【0006】さらに、カッターの刃が鋸状であることに
より、鋸刃の突出した先端部のみがフィルムに突き刺さ
った状態でフィルムが完全に切断されないと、その状態
のままフィルムが引き出されることにより、フィルムが
すだれ状に引きちぎられてしまい、その結果、引きちぎ
られたフィルムの破片がフィルムのロールに巻き付いた
り、印刷の版に貼り付いたりして、それが製品の品質を
劣化させる要因にもなっている。
【0007】これに対して、そのようなギロチン式で鋸
刃状のカッターが持つ欠点を解消するための手段とし
て、特開平11−124260号公報には、ロール状フ
ィルム(ロール状フィルムから引き出されているフィル
ムの部分)の側方から走行するカッターをエアーシリン
ダーに取り付け、このエアーシリンダーの前方にガイド
ロールを、後方に押し圧ロールを取り付けたようなフィ
ルム切断装置が開示されている。
【0008】そのようなフィルムの側方から走行するカ
ッターによるフィルム切断装置によれば、エアーシリン
ダーに取り付けられたカッターがフィルムの側方からフ
ィルム幅方向に走行してフィルムを切断するため、フィ
ルム切断の際に、ギロチン式の場合のようにフィルム面
に対して垂直方向に力(カッターによる押圧力)が働か
ず、従って、フィルムにかかる張力を変動させたり、切
断の衝撃によりフィルム同士の接着部部分が剥がれたり
するような虞はない。また、鋸刃状カッターによる不完
全な切断によってフィルムがすだれ状に引きちぎられて
フィルムの破片を生じるような虞もない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロール状フ
ィルムから引き出されているフィルムを走行するカッタ
ーにより幅方向に切断する場合、従来のフィルム切断方
法(特開平11−124260号公報に記載されている
装置を使用したフィルム切断方法)では、フィルムの側
方から切断を開始していることにより、フィルムにかか
る張力が充分であっても、カッターの刃が摩耗等により
切れ難くなっていると、切断開始時にフィルムの側端部
がカッターによりフィルムの幅方向中央側に押されるこ
とで、カッターの走行によりフィルムに皺をよらせるこ
ととなって、その結果、フィルムを良好な状態で切断で
きないような虞が生じる。また、カッターよりも切断開
始側で既に切断されたフィルムが垂れ下がってガイドロ
ールに巻き付き、フィルムに皺をよらせて切断が良好に
行われなかったり、フィルムの破片を生じさせるような
不具合を引き起こす虞がある。
【0010】特に、フィルムにかかる張力が不足してフ
ィルム全体が弛んでいるような場合には、フィルムの両
端部で弛みが特に大きくなり易いことから、フィルムの
切断開始側でフィルムの側端部にカッターの刃が当たっ
ても、フィルムの側端部は、切断されないままカッター
の刃に押されて、フィルムの幅方向中央側に撓むように
変位し、その変位量が一定以上となってフィルムがそれ
以上変位し難くなると、カッターの刃とフィルムとの接
触が解けて、カッターの刃がフィルムの下側を通過する
ことでフィルムが全く切断されなかったり、或いは、カ
ッターの刃に押されて折り畳まれるように皺がよった状
態となっているフィルムを急激にカッターが切断するこ
とにより、フィルムの切断端の形状がなめらかな直線状
ではなく不連続なギザギザの形状となったり、フィルム
の破片を生じたりするような不具合を引き起こすことが
ある。そのような現象は、特にカッターを高速で走行さ
せたときやカッターの刃が摩耗してきたときに起こり易
く、そのことが高速でのフィルム切断を困難にする要因
ともなっている。
【0011】本発明は、上記のような問題の解消を課題
とするものであり、具体的には、ロール状フィルムから
引き出されているフィルムを幅方向に切断するのに際し
て、フィルム面を押さえつけることでフィルムにかかる
張力を大きく変動させたりフィルムに衝撃を与えたりす
るようなことなく、また、切断中にフィルムが垂れ下が
ったり、カッターの走行によりフィルムに皺をよらせる
ことなく、フィルムの切断を良好に行うことができるよ
うにすることを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するために、上記の請求項1に記載したよう
に、ロール状フィルムから引き出されているフィルム
を、走行するカッターによりフィルム幅方向に切断する
ためのフィルム切断方法において、フィルムの幅方向一
側端から所定の距離を置いた位置を切断開始点として、
この切断開始点からカッターをフィルムに接触させて走
行させることで、フィルムの幅方向一側端から所定の幅
の非切断部を残してフィルムをカッターにより切断した
後、フィルムを引き出す力により残っている非切断部を
断裂させて切断するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0013】上記のようなフィルム切断方法によれば、
走行するカッターによりフィルムを幅方向に切断するこ
とで、フィルム面を押さえつけることなくフィルムを切
断することができると共に、カッターによる切断開始点
を、フィルムの幅方向一側端から所定の距離を置いた位
置として、切断開始側に非切断部を残すようにしている
ことで、カッターよりも切断開始側で切断されたフィル
ムが垂れ下がることはない。また、フィルムの側端部を
カッターで側方から押すようなことがないため、カッタ
ーの走行によりフィルムに皺をよらせたりすることはな
い。
【0014】なお、上記のようなフィルム切断方法にお
いて、上記の請求項2に記載したような実施形態をとっ
た場合には、切断前にフィルム全体にかかる張力が弛ん
でフィルムの両端部が垂れ下がるような状態となってい
ても、フィルムの側端部にカッターを引っかけたり、カ
ッターの走行によりフィルムに皺をよらせたりすること
なく、フィルムを適正に切断することができる。
【0015】また、上記のようなフィルム切断方法にお
いて、上記の請求項3に記載したような実施形態をとっ
た場合には、フィルムの進行方向と直交する方向からフ
ィルム進行方向側に傾いた方向にカッターの走行させる
ことで、フィルムが所定の速度で連続的に進行していて
も、フィルムを幅方向(フィルム進行方向と直交する方
向)に真っ直ぐ切断することができ、その結果、新たに
予備のロール状フィルムから引き出されるフィルムに、
先行のロール状フィルムによる余分なフィルム片が大き
く残るようなことはない。
【0016】また、上記の請求項1乃至3に記載したよ
うなフィルム切断方法を実施するためのフィルム切断装
置において、上記の請求項4に記載したように、カッタ
ーを走行させるための駆動力として、バネの復元力を使
用することによって、エアシリンダー等を使用する場合
と比べて、安価で簡単な構造となり、また、カッターを
高速で走行させることができ、さらに、そのようなフィ
ルム切断装置において、上記の請求項5に記載したよう
な実施形態をとった場合には、バネの復元力により直接
カッターを走行させる場合と比べて、更に高速でカッタ
ーを走行させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフィルム切断方法
および装置の実施形態について、図面に基づいて詳細に
説明する。なお、本発明の方法を実施するためのフィル
ム切断装置の一実施形態について、図1は、フィルム切
断装置を正面(フィルム進行方向前方)から見た状態を
示し、図2は、フィルム切断装置を上方から見た状態を
示し、図3は、フィルム切断装置が使用されているロー
ル状フィルム交換装置の全体を示し、図4は、カッター
の走行速度におけるフィルム進行方向の速度成分とフィ
ルムの進行速度との関係を示すものである。
【0018】また、従来のフィルム切断装置について、
図5は、(A)ロール状フィルム交換装置の全体、およ
び(B)ロール状フィルム交換装置に使用されているギ
ロチン式フィルム切断装置の鋸刃状カッターをそれぞれ
示し、図6は、走行するカッターを使用した従来のフィ
ルム切断装置により進行しているフィルムを切断した時
のフィルム切断状態を示すものである。
【0019】本実施形態のフィルム切断装置は、残量が
少なくなったロール状フィルムを新しい予備のロール状
フィルムに交換するためのロール状フィルム交換装置に
使用されるものであり、ポリエチレンテレフタレート,
ポリプロピレン,ポリエチレン,ナイロン等の熱可塑性
樹脂フィルム、或いは、そのような熱可塑性樹脂フィル
ムに対して印刷や塗装を施したフィルム、又は、そのよ
うな熱可塑性樹脂フィルムと金属箔とをラミネートした
フィルム等のフィルムを切断するためのものであって、
図1に示すように、フィルム切断装置1は、ロール状フ
ィルム(図示せず)から引き出されているフィルム3a
の下面側に設置されている。
【0020】このフィルム切断装置1では、両端を固定
部材11,12によって固定された上下2本の平行な軸
13,14に対して、摺動部材15,16がそれぞれ摺
動可能に挿通されており、各摺動部材15,16は、そ
れぞれの軸13,14に沿って移動自在となっていて、
上側の摺動部材15には、フィルム3aを切断するため
のカッター(カッター刃)17が固定的に取り付けら
れ、また、下側の摺動部材16とフィルム切断終了側の
固定部材12との間には、圧縮された状態を維持できる
ようにバネ18が介装されている。
【0021】このバネ18の復元力(伸長力)により押
されることで、フィルム切断開始側の固定部材11に向
けて下側の摺動部材16が移動させられることとなり、
この下側の摺動部材16は、1本のワイヤー19を介し
て上側の摺動部材15と連係されていて、フィルム切断
終了側の固定部材12に一端が連結されたワイヤー19
は、下側の摺動部材16に取り付けられたプーリー20
を通して折り返されて、更に、フィルム切断終了側の固
定部材12に取り付けられたプーリー21を通して折り
返されてから、その他端が上側の摺動部材15に連結さ
れている。
【0022】フィルム切断開始側の固定部材11には、
上端部の一部を傾斜させた縦壁部材22が、上側の軸1
3の側方で該軸13と平行になるように取り付けられて
おり、切断開始時にカッター17がフィルム3aの側端
部に接触しないように、この縦壁部材22の傾斜した上
端部によりフィルム3aの側端部付近が僅かに持ち上げ
られていて、それにより、フィルム3aの切断開始時
に、フィルム3aの下面側に位置するカッター17は、
フィルム3aの側端部に接触することなく、フィルム3
aの幅方向一側端から所定の距離を置いた位置で、初め
てフィルム3aの下面側に接触するようになっている。
【0023】なお、本実施形態のフィルム切断装置1で
は、上方から見て、図2に示すように、カッター17を
固定した上側の摺動部材15の移動を案内する軸13
(及び、下側の摺動部材16の移動を案内する軸14)
の軸心方向が、フィルム3aの進行方向と直交する方向
(フィルム3aの幅方向)からフィルム進行方向側に角
度θだけ傾くように配置されており、それによって、カ
ッター17は、フィルム3aの進行方向と直交する方向
からフィルム進行方向側に角度θだけ傾いた方向に走行
するようになっている。
【0024】このカッター7の走行方向については、図
4に示すように、カッター17の走行速度Vにおける
フィルム進行方向の速度成分V sinθがフィルム3a
の進行速度Vと略同一になるように、すなわち、V
×sinθ=Vとなるように、フィルム3aの進行方向
と直交する方向からフィルム進行方向側に角度θだけ傾
いた方向となるように設定されている。なお、このフィ
ルム切断装置1では、フィルム3aの進行速度Vやカ
ッター17の走行速度Vに応じて、カッター17を固
定した摺動部材15を案内している軸13(及び、軸1
4)の傾き角度θが変えられるようになっている。
【0025】そのような本実施形態のフィルム切断装置
1は、図3に示すように、巻き残量が少なくなった先行
のロール状フィルム3を新しい予備のロール状フィルム
4に交換するためのロール状フィルム交換装置におい
て、両方のフィルムを接着するための手段(フィルム押
し付け手段)であるプレスロール6に近接して、このプ
レスロール6よりもフィルム進行方向後側に配置されて
いる。なお、フィルム切断装置1の部分以外のロール状
フィルム交換装置の全体構成やその作用については、図
5により既に説明したような従来のロール状フィルム交
換装置と相違するものではない。
【0026】上記のようなフィルム切断装置1により実
施される本実施形態のフィルム切断方法について説明す
ると、フィルム切断装置1では、フィルム3aを切断す
る前の状態として、図1に示すように、下側の摺動部材
16と固定部材12との間に介装されたバネ18は、圧
縮させた状態に維持されており、上側の摺動部材15に
固定されたカッター17は、フィルム3aに下面側で、
フィルムの幅方向一側端から所定の距離を置いた位置に
あって、この位置をカッター17によるフィルム切断の
開始点としている。
【0027】そのような状態から、フィルム3aを切断
する時には、圧縮状態に維持されているバネ18を解放
することにより、バネ18の復元力(伸長力)で下側の
摺動部材16を反切断方向(固定部材11の側)に移動
させ、下側の摺動部材16とワイヤー19で連結された
上側の摺動部材15を切断方向(固定部材12の側)に
移動させることで、上側の摺動部材15に固定されたカ
ッター17を、図2に示すように、フィルム3aの幅方
向(フィルム進行方向と直交する方向)に対して角度θ
だけフィルム進行方向側に傾いた軸13に沿って走行さ
せて、このカッター17の走行によりフィルム3aを切
断している。
【0028】そして、そのようにフィルム3aの側端部
にカッター17を側方から当接させることなく、フィル
ム3aの幅方向一側端から所定の距離を置いた位置を切
断開始点として、この切断開始点でカッター(カッター
の刃)17をフィルム3aに下面側から当接させて走行
させることで、フィルム3aの幅方向一側端から所定の
幅の非切断部を残してフィルム3aをカッター17によ
り切断した後、残っている非切断部分を、ロール状フィ
ルムからフィルムを引き出す力によって断裂させること
で、フィルム3aの切断を完了している。
【0029】なお、カッター17によるフィルム3aの
切断の際に残す非切断部の最適な長さについては、フィ
ルムの幅、厚さ、強度、フィルムにかかる張力の大きさ
など、種々の要因を考慮して決定されるものであるが、
その具体的な一例を挙げると、フィルム幅が1mで厚さ
が10〜30μmのPET樹脂フィルムにおいては、フ
ィルムにかかる単位長さ当たりの張力の大きさが50〜
150N/mである場合には、非切断部の長さは20〜
30mm程度が適当である。
【0030】この非切断部の長さが長すぎると、カッタ
ーによる切断の後、フィルムを引き出して非切断部を断
裂させる際に、フィルムにかかる張力のみで断裂させる
ことができなかったり、或いは、断裂部の形状が直線状
にならずに、フィルム進行方向と略直交する方向の切断
線(カッターによる切断線)から断裂部が突出した形状
となるような不都合が生じる虞がある。一方、この非切
断部の長さが短かすぎると、カッターによる切断が終了
する前に、フィルムにかかる張力によって非切断部が断
裂してしまうことになるが、このフィルムの非切断部
は、カッターによる切断中に切断開始側のフィルム端を
保持するものであるため、カッターによる切断中に非切
断部が断裂してしまうと、切断開始側でフィルムが垂れ
下がり、カッターによる切断が良好に行われない不都合
が生じる虞がある。
【0031】上記のような本実施形態のフィルム切断方
法によれば、走行するカッター17によりフィルム3a
を幅方向に切断することで、ギロチン式のカッターの場
合のようにフィルム面を押さえつけるようなことなくフ
ィルム3aを切断することができる。そして、切断開始
側でフィルム3aの側端部を縦壁部材22により持ち上
げてカッター17には接触させず、該フィルム3aの側
端部から所定の距離を置いた位置を切断開始点として、
この切断開始点からカッター17をフィルム3aに当接
させて走行させることで、切断開始側でフィルム3aに
非切断部を残していることにより、カッター17よりも
切断開始側で切断されたフィルム3aが垂れ下がること
はない。また、切断開始時にフィルム3aの側端部をカ
ッター17で側方から押すようなことがないため、切断
中にカッター17の走行によりフィルム3aに皺をよら
せたりすることはない。
【0032】特に、本実施形態の方法では、フィルム3
aの下面側からカッター17を当接させていることで、
切断前にフィルム3a全体にかかる張力が弛んでフィル
ム3aの両端部が垂れ下がるような状態となっても、切
断開始側でカッター17をフィルム3aの側端部に引っ
かけて、カッター17の走行によりフィルム3aの側端
部を幅方向中央側に押すことで、フィルム3aに皺をよ
らせるようなことなく、しかも、フィルム3aにカッタ
ー17の刃を確実に接触させることができて、フィルム
3aを適正に切断することができる。
【0033】なお、従来のフィルム連続加工ラインで
は、残量が少なくなったロール状フィルムを新しい予備
のロール状フィルムに交換するために、先行のロール状
フィルムを予備のロール状フィルムに接続してから先行
のロール状フィルムを切り離す際に、両方のフィルムの
接着部分よりもフィルム進行方向後側でフィルム(先行
のロール状フィルムから引き出されたフィルム)を切断
していることから、両方のフィルムの接着部分のフィル
ム進行方向後側では、先行のロール状フィルムの一部
(接着部分と切断端の間の部分)が、予備のロール状フ
ィルムから新たに引き出されるフィルムに対して、接着
部分で繋がった余分なフィルム片として残ることとな
る。
【0034】この余分なフィルム片の長さや面積が大き
いと、新しい(予備の)ロール状フィルムから引き出さ
れたフィルムが搬送ロールに案内されて進行していく際
に、フィルム面から浮いた余分なフィルム片が搬送ロー
ルに巻き付くことで、ラインを停止させたり、フィルム
の破片を生じたりして、その後の工程で不具合を生じさ
せる原因となる。そのため、このフィルム片ができるだ
け短くできるだけ小さな面積となるようにフィルムを切
断することが望まれる。
【0035】しかしながら、ラインを停止することなく
行われるロール状フィルムの交換において、走行するカ
ッターによりフィルムを切断する場合、従来のフィルム
切断方法(特開平11−124260号公報に記載の装
置を使用したフィルム切断方法)では、連続的に進行し
ている状態のフィルムに対して、フィルムの幅方向に真
っ直ぐ(フィルム進行方向と直交する方向)にカッター
を走行させてフィルムを切断していることから、図6に
示すように、フィルム3aの切断端の形状が、フィルム
3aの進行方向に対して直角ではなく、切断中にフィル
ム3aが移動する分だけ斜めに傾いた形状になり、その
ため、接着部分5の後方に、予備のロール状フィルムか
ら新たに引き出されたフィルム4aとは接着していない
大きな三角形状のフィルム片3bを生じさせることとな
る。
【0036】すなわち、従来のフィルム切断方法では、
エアシリンダーによりカッターを走行させていること
で、カッターの走行速度は速くても100m/分程度と
なるのであるが、そのような走行速度のカッターを使用
して、フィルム進行速度が160m/分でフィルム幅が
1mであるフィルムを切断しようとすると、フィルム切
断端の長さは約1.6mにもなってしまい、その結果、
フィルムの幅方向一端側(切断終了側)に向かうに従っ
てフィルム片の長さが次第に長くなって、その先端部が
搬送ロールに巻き付き易くなり、また、巻き付いた時に
フィルムの破片を生じ易くなる。
【0037】また、フィルム切断端の形状をできるだけ
フィルム幅方向と平行(フィルム進行方向と直交する方
向)に近くするためには、通常のエアシリンダーを駆動
力とするカッターの場合、フィルムを交換する際にフィ
ルムの進行速度を大きく落とさざるを得ず、それによっ
て生産効率が低下することなる。一方、カッターをでき
るだけ高速で走行させることにより、そのような生産効
率の低下をできるだけ抑えようとして、比較的高速で駆
動できるロッドレスシリンダー式のエアシリンダー等を
使用した場合、エアーの供給設備や排気設備等が必要と
なるなど設備化する上での制約が生じ、設備費および維
持管理のための費用や手間がかかって、結果的には生産
性を低下させることとなる。
【0038】これに対して、本実施形態のフィルム切断
方法では、カッター17の走行速度Vにおけるフィル
ム進行方向の速度成分V sinθがフィルム3aの進行
速度Vと略同一になるように(V×sin θ=V
なるように)、フィルム3aの幅方向(フィルム進行方
向と直交する方向)に対して、カッター17の走行方向
を角度θだけフィルム進行方向側に傾けていることで、
進行している状態のフィルム3aをカッター17により
切断しても、フィルム切断端の形状がフィルム幅方向に
略平行となるようにフィルム3aを切断することができ
る。
【0039】そのため、図3に示すような装置によるロ
ール状フィルムの交換において、先行のロール状フィル
ム3から引き出されたフィルム3aを、予備のロール状
フィルム4の巻き取り端部の接着部分5にプレスロール
6で押し付けて接着させると共に、先行のロール状フィ
ルム3を切り離すために、両方のフィルムの接着部分5
よりもフィルム進行方向後側で、先行のロール状フィル
ム3から引き出されているフィルム3aを切断するとき
に、図6に示したような従来のフィルム切断の場合と比
べて、余分なフィルム片3bを殆ど形成することなくフ
ィルム3aを切断することができる。
【0040】そのように、連続的に進行している状態の
フィルムを幅方向に真っ直ぐ切断することができて、予
備のロール状フィルムから新たに引き出されるフィルム
に、先行のロール状フィルムによる余分なフィルム片を
大きく残さないようにすることができることにより、そ
の後のフィルム搬送において、搬送ロールにフィルム片
が巻き付いたりフィルムの破片が生じたりすることで生
産ラインに悪影響を及ぼすのを防止することができる。
【0041】また、進行しているフィルムを幅方向で切
断する場合に、フィルムの進行方向と直交する方向にカ
ッターを走行させて切断すると、走行するカッターと進
行するフィルムとの間で抵抗を生じ、フィルム切断中
に、カッターがその刃の側面にフィルムからの抵抗を受
けながら走行することとなるため、フィルムに皺が発生
して切断不良の原因となることがあるが、フィルム進行
方向と直交する方向に対して所定角度θだけ傾けた方向
にカッターを走行させることで、切断中にカッターがフ
ィルムから受ける抵抗を少なくすることができて、切断
中にフィルムに皺が発生するのを防止することができ
る。
【0042】さらに、本実施形態のフィルム切断装置1
によれば、カッター17を走行させるための駆動力とし
てバネ18の復元力を使用していることにより、エアシ
リンダーを使用した場合(従来のフィルム切断装置では
エアシリンダーを多く使用している)と比べて、安価で
簡単な構造となり、高速でのカッターの走行が可能にな
って、その結果、フィルムの切り始めにおける切断を確
実にすることができ、切断にかかる時間を短縮すること
ができ、フィルム切断時にフィルムの進行速度を落とす
必要もなく、生産効率を高めることができると共に、設
備費や維持管理費を低減することができる。
【0043】特に、本実施形態のフィルム切断装置1で
は、カッター17を走行させるための駆動力としてバネ
18の復元力を使用するときの具体的な構成として、バ
ネ18の復元力による下側の摺動部材16の動きを、カ
ッター17の移動距離の約2倍の長さのワイヤー19と
各プーリー20,21を介して、カッター17(カッタ
ー17を固定する上側の摺動部材15)に伝達させるよ
うにしていることで、バネ18の復元力により直接移動
する下側の摺動部材16の移動速度の約2倍の速さでカ
ッター17を走行させることができることとなり、バネ
18の復元力を直接カッター17に作用させる場合と比
べて、カッター17の走行速度を更に高速化することが
できて、切断にかかる時間を一層短縮することができ
る。
【0044】なお、本実施形態のフィルム切断装置1に
おいて、バネ18の復元力により駆動されるカッター1
7の走行速度については、具体的には、例えば、バネ定
数が3.3N/mmで自由長が300mmのバネ2本を
直列に取り付け、押し込み量を240mmとした場合に
は、カッター17の初速として495m/分の速度を得
ることができる。
【0045】以上、本発明のフィルム切断方法および装
置の一実施形態について説明したが、本発明は、上記の
ような実施形態にのみ限定されるものではなく、例え
ば、上記の実施形態では、縦壁部材22によりフィルム
3aの側端部付近を僅かに持ち上げるようにしている
が、そのような縦壁部材22を用いることなく、カッタ
ー部分を所定の距離だけ上昇および下降可能にしてカッ
ターを保持する摺動部材から突出できるようにし、フィ
ルムの幅方向一端側から切断開始点に到達した時点でカ
ッターを突出させて、フィルムに接触させるようにして
も良い。
【0046】また、上記の実施形態では、カッターをフ
ィルムに下面側から当接させることでフィルムが弛んで
いても正常に切断できるようにしているが、ロール状フ
ィルムからフィルムを引き出して連続的にフィルム加工
を行うような場合、通常、フィルムにかかる張力を一定
に保ってフィルムに弛みが生じないように配慮されてお
り、フィルムの弛みをあまり考慮する必要はないことか
ら、フィルム切断装置をフィルムの上面側に配置してカ
ッターをフィルムに上面側から当接させるようにしても
良い。
【0047】また、上記の実施形態では、フィルムの進
行方向と直交する方向からフィルム進行方向側に傾いた
方向にカッターを走行させることで、フィルム切断端の
形状がフィルム幅方向に略平行となるようにフィルムを
切断して、余分なフィルム片を大きく形成しないように
しているが、フィルムの進行速度とカッターの走行速度
の関係によっては、カッターをフィルム幅方向(フィル
ム進行方向と直交する方向)に走行させてフィルムを切
断しても、余分なフィルム片が実質的には問題のない程
度の大きさとなる場合もあることから、そのような場合
にはカッターをフィルムの幅方向に走行させるようにし
ても良い。
【0048】さらに、フィルム切断装置については、カ
ッターを走行させるための駆動力としてバネの復元力を
使用する場合に、上記の実施形態に示したような構造に
限らず、1本の軸に対してカッターを取り付けた摺動部
材とバネを取り付けることで、カッターを固定した摺動
部材に直接にバネの復元力を作用させるようにしても良
く、更には、カッターを走行させるための駆動力として
は、必ずしもバネの復元力に限るものではなく、従来と
同様にエアシリンダーを使用するようにしても良い。
【0049】
【発明の効果】以上説明したような本発明のフィルム切
断方法によれば、ロール状フィルムから引き出されてい
るフィルムを幅方向に切断する際に、走行するカッター
を使用することで、フィルム面を押さえつけることなく
フィルムを切断することができると共に、切断中にフィ
ルムが垂れ下がるのを防止することができ、また、走行
するカッターがフィルムの側端部を押すことでフィルム
に皺をよらせるのを防止することができて、フィルムの
切断を良好に行うことができる。また、そのようなフィ
ルム切断方法を実施するための本発明のフィルム切断装
置によれば、カッターを走行させるための駆動力として
バネの復元力を使用していることで、エアシリンダーを
使用するような場合と比べて、簡単な構造によりカッタ
ーの走行速度を高速化することができ、設備費や維持費
を安価に抑えることができて、製造工程でのコストを削
減して生産性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルム切断方法を実施するためのフ
ィルム切断の一実施形態を示す正面図。
【図2】図1に示したフィルム切断装置の上面図。
【図3】図1に示したフィルム切断装置が使用されてい
るロール状フィルム交換装置の全体を概略的に示す側面
説明図。
【図4】本発明のフィルム切断方法について、カッター
の走行速度におけるフィルム進行方向の速度成分とフィ
ルムの進行速度との関係を示す説明図。
【図5】従来のフィルム切断装置について、(A)ロー
ル状フィルム交換装置の全体を概略的に示す側面説明
図、および(B)ロール状フィルム交換装置に使用され
ているギロチン式フィルム切断装置の鋸刃状カッターを
示す正面図。
【図6】走行するカッターを使用した従来のフィルム切
断装置により進行しているフィルムを切断した時のフィ
ルム切断状態を示す上面説明図。
【符号の説明】
1 フィルム切断装置 3 先行のロール状フィルム 3a フィルム 4 予備のロール状フィルム 5 両方のフィルムの接着部分 12 (切断終了側の)固定部材 13 軸 14 軸 15 上側の摺動部材(カッターを支持する部材) 16 下側の摺動部材(バネの復元力により移動す
る部材) 17 カッター 18 バネ軸 20 プーリー 21 プーリー V カッターの走行速度 V フィルムの進行速度
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 35/10 B65H 35/10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状フィルムから引き出されている
    フィルムを、走行するカッターによりフィルム幅方向に
    切断するためのフィルム切断方法において、フィルムの
    幅方向一側端から所定の距離を置いた位置を切断開始点
    として、この切断開始点からカッターをフィルムに接触
    させて走行させることで、フィルムの幅方向一側端から
    所定の幅の非切断部を残してフィルムをカッターにより
    切断した後、フィルムを引き出す力により残っている非
    切断部を断裂させて切断するようにしたことを特徴とす
    るフィルム切断方法。
  2. 【請求項2】 カッターをフィルムに下面側から接触さ
    せて走行させるようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載のフィルム切断方法。
  3. 【請求項3】 ラインを停止することなく先行のロール
    状フィルムを予備のロール状フィルムに交換するため
    に、先行のロール状フィルムを予備のロール状フィルム
    に接続すると共に、両方のフィルムの接着部分のフィル
    ム進行方向後側で、先行のロール状フィルムから引き出
    されているフィルムを、走行するカッターによりフィル
    ム幅方向に切断するのに際して、所定の速度で連続的に
    進行しているフィルムに対し、カッターの走行速度にお
    けるフィルム進行方向の速度成分がフィルムの進行速度
    と略同一になるように、フィルムの進行方向と直交する
    方向からフィルム進行方向側に傾いた方向にカッターを
    走行させてフィルムを切断するようにしたことを特徴と
    する請求項1又は2に記載のフィルム切断方法。
  4. 【請求項4】 上記の請求項1乃至3に記載した方法を
    実施するためのフィルム切断装置において、カッターを
    走行させるための駆動力として、バネの復元力が使用さ
    れていることを特徴とするフィルム切断装置。
  5. 【請求項5】 フィルム切断方向に延びる2本の平行軸
    に対して、カッターを支持する部材が一方の軸に摺動自
    在に設けられ、バネの復元力により移動する部材が他方
    の軸に摺動自在に設けられ、バネの復元力により移動す
    る部材と、各軸の切断終了側に位置する固定部材とに、
    それぞれプーリーが設けられていると共に、切断終了側
    の固定部材に一端を連結させたワイヤーが、移動部材の
    プーリーと固定部材のプーリーを経てから、カッターを
    支持する部材に連結されていることを特徴とする請求項
    4に記載のフィルム切断装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9038879B2 (en) 2009-10-13 2015-05-26 3M Innovative Properties Company Corrugated edge nip
CN117140943A (zh) * 2023-10-30 2023-12-01 山东普克汽车饰件有限公司 一种汽车内饰件覆膜裁切装置

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CN117140943B (zh) * 2023-10-30 2024-02-13 山东普克汽车饰件有限公司 一种汽车内饰件覆膜裁切装置

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