JP2007130711A - ピッキング順序決定方法、装置及びそのプログラム、並びにピッキングシステム - Google Patents

ピッキング順序決定方法、装置及びそのプログラム、並びにピッキングシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2007130711A
JP2007130711A JP2005324849A JP2005324849A JP2007130711A JP 2007130711 A JP2007130711 A JP 2007130711A JP 2005324849 A JP2005324849 A JP 2005324849A JP 2005324849 A JP2005324849 A JP 2005324849A JP 2007130711 A JP2007130711 A JP 2007130711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
picking
article
area
articles
order
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005324849A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4655309B2 (ja
Inventor
Teruyuki Shima
輝行 島
Hideo Terada
英雄 寺田
Munehiko Maeda
宗彦 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2005324849A priority Critical patent/JP4655309B2/ja
Publication of JP2007130711A publication Critical patent/JP2007130711A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4655309B2 publication Critical patent/JP4655309B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • De-Stacking Of Articles (AREA)

Abstract

【課題】物品の積載がランダムな場合や、搬送中に物品の位置がずれたような場合においても、荷崩れを起こすことなく自動ピッキングを行うことができる、ピッキング順序決定方法、装置及びそのプログラム、並びにピッキング装置を提供する。
【解決手段】(a)積付けエリア(パレット2)の最上段に位置する物品1の位置及び姿勢を検出し、(b)各物品1の位置及び姿勢に基づいて、ピッキングロボット4が積付けエリアから物品1を取り出した場合における各物品1の相互間の干渉度(面積)を求め、(c)この干渉度に基づいてピッキング順序を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パレットのような積付けエリアに積載された複数の物品をピッキングロボットによりピッキングする際のピッキング順序を決定する、ピッキング順序決定方法、装置及びそのプログラム、並びにピッキングシステムに関するものである。
物流センターや製造工場における自動倉庫では、例えば段ボール箱のような箱状の梱包材により梱包された各種の製品は、出荷に備えて、パレットに積載された状態で倉庫内の収納棚に一旦収納・保管される。通常、同一パレットには、同一寸法の梱包材が多数積載された状態で倉庫に保管される。以下、製品が梱包されたダンボールのような梱包材を「物品」という。
そして、物品を倉庫から出荷する場合、必要な種類の物品を積載したパレットをスタッカクレーンにより収納棚から取り出し、コンベアなどによって搬入レーンまで移動させ、ピッキングロボットにより必要な数の物品をパレットから自動的にピッキングして、出荷側に設置された搬出レーン上に順次荷下ろしする(例えば、下記特許文献1〜3参照)。
特開平5−254665号公報 特開平5−278854号公報 特開平8−91579号公報
従来、ピッキングロボットによる物品の自動ピッキングは、パレット上に予め決められた位置に物品が正確に積載されていることを前提に、予めプログラムされた順序に従って行われていた。したがって、従来技術では、自動ピッキングを行うためには、パレット上における物品の積載状況が明らかである必要があった。
このため、ロボットによらず人為的に物品が積載される場合のように、パレットへの物品の積載がランダムとなる場合や、倉庫から搬入レーンまでの搬送中に物品の位置がずれるような場合は、自動ピッキングが困難となるという問題があった。
すなわち、物品の積載がランダムであったり、搬送中に物品の位置ずれが起きたりした場合には、ピッキングロボットにより予め決められた順序に従って物品をピッキングしたときに、荷崩れを起こす恐れがあるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、物品の積載がランダムな場合や、搬送中に物品の位置がずれたような場合においても、荷崩れを起こすことなく自動ピッキングを行うことができる、ピッキング順序決定方法、装置及びそのプログラム、並びにピッキング装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかるピッキング順序決定方法は、複数の物品が積載された積付けエリアから該物品をピッキングして荷下ろし位置まで順次移載するピッキングロボットにより、前記物品を積付けエリアからピッキングする際の、ピッキング順序を決定する方法であって、(a)前記積付けエリアの最上段に位置する物品の位置及び姿勢を検出し、(b)各物品の位置及び姿勢に基づいて、ピッキングロボットが前記積付けエリアから物品を取り出した場合における各物品の相互間の干渉度を求め、(c)該干渉度に基づいてピッキング順序を決定する、ことを特徴とする。
このように、ピッキングロボットが積付けエリアから物品を取り出した場合における各物品の相互間の干渉度に基づいて、ピッキング順序を決定するので、その都度最適なピッキング順序を決定することができる。このため、積付けエリア(例えばパレット上)の物品の積載がランダムな場合や搬送中に物品の位置がずれた場合でも、自動ピッキングを行うことができる。
また、積付けエリアの最上段に位置する物品の位置及び姿勢の検出は、周知の三次元計測法と画像処理により実現できる。例えば、空間コード法、光切断法、ステレオ法などの周知の三次元計測法により距離画像を生成し、距離画像から最上段領域を抽出し、抽出した最上段領域においてテンプレートマッチングによるパターンサーチを実行することにより、物品の位置及び姿勢を認識する。
また、本発明にかかるピッキング順序決定方法では、(a1)前記(a)の段階において、前記積付けエリア上の最上段に位置する物品の平面視における位置及び姿勢を検出し、(b1)前記(b)の段階において、仮想的に前記ピッキングロボットにより一の物品を積付けエリアから取り出した場合において平面視における前記一の物品の通過領域が残りの他の物品と干渉する面積を、前記干渉度として、前記複数の物品の各々について求め、(c1)前記(c)の段階において、前記(b1)の段階で求めた面積が最小となる物品をピッキング順序の1番と決定するとともに、ピッキング順序が決定された物品を除いた場合の残りの物品について、前記(b1)の段階と同様に面積を求め、求めた面積が最小となる物品を次のピッキング順序として、順次2番目以降のピッキング順序を決定する、ことを特徴とする。
このように、ピッキングロボットが積付けエリアから物品を取り出した場合における各物品の相互間の干渉度として、仮想的にピッキングロボットにより一の物品を積付けエリアから取り出した場合において平面視における一の物品の通過領域が残りの他の物品と干渉する面積を用い、各ピッキングにおいて、面積が最小となる物品をピッキングしていくようにピッキング順序を決定するので、ピッキングに際して各物品が相互に与える影響を最小とすることができる。このため、ピッキングの際の荷崩れの発生を防止することができる。
また、本発明にかかるピッキング順序決定方法では、前記(c1)の段階において、前記の面積が所定の閾値を超えるときは、ピッキング不能と判断する、ことを特徴とする。
各物品相互間の干渉度としての面積が最小であっても、その面積がある一定以上の場合は、ピッキングの際に荷崩れを起こす恐れがある。
したがって、荷崩れを起こす恐れがある面積閾値を予め設定しておき、求めた面積がその閾値を超えるときに、ピッキング不能と判断することとする。これにより、荷崩れの発生を確実に防止することができる。
また、本発明にかかるピッキング順序決定装置は、複数の物品が載置された積付けエリアから該物品をピッキングして荷下ろし位置まで順次移載するピッキングロボットにより、前記物品を積付けエリアからピッキングする際の、前記ピッキングロボットのピッキング順序を決定する装置であって、前記積付けエリアの最上段に位置する物品の位置及び姿勢を検出する物品検出手段と、各物品の位置及び姿勢に基づいて、ピッキングロボットが積付けエリアから物品を取り出した場合における各物品の相互間の干渉度を求め、該干渉度に基づいてピッキング順序を決定する順序決定手段と、を備える、ことを特徴とする。
また、本発明にかかるピッキング順序決定装置では、前記物品検出手段は、前記積付けエリアの最上段に位置する物品の平面視における位置及び姿勢を検出し、前記順序決定手段は、(S1)前記物品検出手段により検出した各物品の位置及び姿勢に基づいて、仮想的に前記ピッキングロボットにより一の物品を積付けエリアから取り出した場合において平面視における前記一の物品の通過領域が残りの他の物品と干渉する面積を、前記複数の物品の各々について求める処理、(S2)前記(S1)において求めた面積が最小となる物品をピッキング順序の1番と決定する処理、および(S3)ピッキング順序が決定された物品を除いた場合の残りの物品について、前記(S1)の処理と同様に面積を求め、求めた面積が最小となる物品を次のピッキング順序として、順次2番目以降のピッキング順序を決定する処理、を実行する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかるピッキング順序決定装置では、前記順序決定手段は、前記(S1)又は前記(S3)の処理において、前記の面積が所定の閾値を超えるときは、ピッキング不能と判断する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかるピッキング順序決定装置では、前記順序決定手段がピッキング不能と判断したときに、ピッキング不能であることを出力するピッキング不能情報出力手段をさらに備える、ことを特徴とする。
上記のピッキング順序決定装置により、上記のピッキング順序決定方法を実施することができる。
また、本発明にかかるピッキング順序決定装置は、順序決定手段がピッキング不能と判断したときに、ピッキング不能であることを出力するピッキング不能情報出力手段を備えるので、作業員にピッキング不能であることを認知させることができる。このため、ピッキング不能である場合、作業員が、物品の積載状態の修正作業などの次善の対応作業に迅速に対応することが可能となる。
また、本発明にかかるピッキングシステムは、複数の物品が載置された積付けエリアから該物品をピッキングして荷下ろし位置まで順次移載するピッキングロボットと、上記のいずれかのピッキング順序決定装置と、を備え、前記ピッキングロボットは、前記ピッキング順序決定装置により決定したピッキング順序に従って前記積付けエリアから前記物品をピッキングする、ことを特徴とする。
また、本発明にかかるピッキング順序決定プログラムは、複数の物品が載置された積付けエリアから該物品をピッキングして荷下ろし位置まで順次移載するピッキングロボットにより、前記物品を積付けエリアからピッキングする際の、前記ピッキングロボットのピッキング順序を決定する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、(S1)前記積付けエリアの最上段に位置する物品の平面視における位置及び姿勢に関するデータを受け、仮想的に前記ピッキングロボットにより一の物品を積付けエリアから取り出した場合において平面視における前記一の物品の通過領域が残りの他の物品と干渉する面積を、前記複数の物品の各々について求める処理、(S2)前記(S1)において求めた面積が最小となる物品をピッキング順序の1番と決定する処理、および(S3)ピッキング順序が決定された物品を除いた場合の残りの物品について、前記(S1)の処理と同様に面積を求め、求めた面積が最小となる物品を次のピッキング順序として、順次2番目以降のピッキング順序を決定する処理、をコンピュータに実行させる、ことを特徴とする。
また、本発明にかかるピッキング順序決定プログラムでは、前記(S1)又は前記(S3)の処理において、前記の面積が所定の閾値を超えるときは、ピッキング不能と判断する処理をコンピュータに実行させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、積付けエリアへの物品の積載がランダムな場合や、搬送中に物品の位置がずれたような場合においても、荷崩れを起こすことなく自動ピッキングを行うことができる、という優れた効果が得られる。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態にかかるピッキングシステム10の構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態にかかるピッキングシステム10は、ピッキングロボット4及びピッキング順序決定装置20を備えている。
まず、ピッキングロボット4について説明する。
ピッキングロボット4は、複数の物品1が積載された積付けエリアとしてのパレット2から、物品1を一つずつピッキングして荷下ろし位置(図2参照)に移載する装置である。
ピッキングロボット4は、鉛直軸心を中心に回転可能な台座部5と、台座部5上に設置され水平軸心を中心に回転可能な複数の関節を持つアーム部6と、アーム部6の先端に接続され物品を把持する把持部7と、を備えている。
本実施形態において、把持部7は、鉛直軸心を中心に回転可能にアーム部6の先端部に取り付けられ、かつ、負圧により物品1の上面を吸着する吸着パッドを備えている。
このように構成されたピッキングロボット4では、アーム部6の関節の曲げと、台座部5の回転により、アーム部6の先端部に取り付けられた把持部7の高さ及び水平方向位置を変化させることができる。
なお、符号12は、物品1を積載したパレット2をピッキングロボット4により物品1のピッキングが行われる位置まで搬送するパレットコンベアである。
また、符号14は、ピッキングロボット4及びパレットコンベア12を制御するロボット・搬送制御装置である。
図2は、ピッキングロボット4、パレットコンベア12、搬出コンベア16の配置構成の一例を示す図である。図2に示すように、搬出コンベア16の最上流側がピッキングロボット4の荷下ろし位置となる。
上記のように構成されたピッキングロボット4は、以下の基本動作により、物品1のピッキングを行う。
(1)ロボット・搬送制御装置14により指示された位置に、把持部7を移動させる。
(2)指示された位置の物品1を把持部7により吸着する。このとき、物品1の重心がピッキングの中心となるように吸着する。
(3)上限位置まで物品1を持ち上げる。
(4)台座部5を回転させ、アーム部6を旋回させることにより、パレット2の脇に物品1を引き出す。
(5)物品1を完全にパレット2の脇に引き出した後、アーム部6の関節の曲げと把持部7の回転により、物品1を荷下ろし位置に移動させる。
以上のように、物品1を吸着し持ち上げてから、荷下ろしするまでのピッキングロボット4の動作およびその軌道は、ピッキングロボット4の特性と、ピッキングロボット4、各物品1、および荷下ろしの各位置により決められるものとし、物品1の積載状況に関わらず固定とする。
次に、ピッキング順序決定装置20について説明する。
図1に示すように、本実施形態にかかるピッキング順序決定装置20は、撮像装置21と、画像処理・ピッキング順序決定処理用の情報処理装置22とを備えている。
情報処理装置22は、パーソナルコンピュータ、または専用のマイクロチップを搭載した専用コンピュータで構成することができる。
また、情報処理装置22には、出荷指令を指示するホストコンピュータ24がLAN接続されており、ホストコンピュータ24は物品1の形状データが格納された物品情報データベース26と接続されている。
撮像装置21は、パレット2上に載置された物品を撮像する装置であり、本実施形態では間隔を置いて設置された2台のカメラ21a,21bにより、スレテオ画像を撮像する。
情報処理装置22は、撮像装置21により撮像した画像を画像処理し、パレット2上の最上段に位置する物品1の位置及び姿勢(物品の形状と向き)を検出するとともに、各物品1の位置及び姿勢に基づいて、ピッキングロボット4がパレット2から物品を取り出した場合における各物品1の相互間の干渉度を求め、この干渉度に基づいてピッキング順序を決定する処理を実行する。
パレット2上の最上段に位置する物品1の位置及び姿勢の検出は、周知の三次元計測法と画像処理により実現できる。
本実施形態では、まず、撮像装置21によりパレット2上に載置された物品1を上方から撮像し、ステレオ画像を取得する。
次に、情報処理装置22により、撮像装置21により撮像したステレオ画像からステレオ法により距離画像を生成し、距離画像から最上段領域を抽出し、抽出した最上段領域においてテンプレートマッチングによるパターンサーチを実行することにより、パレット2上の最上段に位置する物品1の位置及び姿勢を検出する(図3参照)。このときのテンプレートの生成は、物品情報データベース26の形状データに基づいて自動的に生成される。
このように、本実施形態では、撮像装置21及び情報処理装置22が、積付けエリア(パレット2)の最上段に位置する物品1の位置及び姿勢を検出する物品検出手段として機能する。
なお、その他、空間コード法、光切断法、などの他の周知の三次元計測法により距離画像を生成し、距離画像から最上段領域を抽出し、抽出した最上段領域においてテンプレートマッチングによるパターンサーチを実行することにより、物品1の位置及び姿勢を検出してもよい。
情報処理装置22の記憶部には、ピッキング順序決定処理をコンピュータに実行させるためのピッキング順序決定プログラムが格納されている。
このピッキング順序決定プログラムは、情報処理装置22がパーソナルコンピュータである場合は、CD−ROM等の記録メディアからのインストールや、ネットワークを介したダウンロードにより、パーソナルコンピュータの記憶部に格納される。情報処理装置22が専用コンピュータである場合は、そのマイクロチップに予め格納される。
情報処理装置22によるピッキング順序決定処理は、以下のように実行される。
(1)情報処理装置22は、検出した物品1の数が2以上、すなわち複数であるかを確認し、一つであるときは順序決定処理を実行せず、その物品1の位置及び姿勢の情報とともにピッキング指令信号を出力し、ピッキングロボット4は、ロボット・搬送制御装置14の制御の下、物品1をピッキングする。
(2)検出した物品1の数が複数であるときは、仮想的にピッキングロボット4により一の物品1を積付けエリア(パレット2)から取り出した場合において平面視における一の物品1の通過領域が残りの他の物品1と干渉する面積を、干渉度とし、これを複数の物品1の各々について求める。
これを、図3を参照して説明する。図3は、画像処理により得られた、パレット2上の最上段の物品の位置及び荷姿の画像を示している。ここで、画像上の4つの物品を、図に示すように、A、B、C、Dとする。
各物品1をピッキングロボット4によりパレット2から取り出す場合、各物品の通過領域は、ピッキングロボットの旋回中心のx、y座標とピッキング対象となる物品の重心のx、y座標、旋回半径、荷姿から求めることができる。
仮想的にピッキングロボット4により物品Aをパレット2から取り出した場合、物品Aの通過領域Saは、図3(A)のように示される。このとき、物品Aの通過領域Saが残りの他の物品B、C、Dと干渉する面積はゼロである。
同様に、物品Bの通過領域Sbは図3(B)のように示される。このとき、物品Bの通過領域Sbが残りの他の物品A、C、Dと干渉する面積は、同図のハッチングを施した部分である。
同様に、物品Cの通過領域Scは図3(C)のように示される。このとき、物品Cの通過領域Scが残りの他の物品A、B、Dと干渉する面積は、同図のハッチングを施した部分である。
同様にして、物品Dについても、通過領域が他の物品と干渉する面積を求める。
(3)上記の面積を、画像上の全ての物品について求めたならば、最も面積の小さい物品を選定し、これをピッキング順序の1番と決定する。図3の場合、物品Aについて求めた面積がゼロであり、最も小さいので、物品Aをピッキング順序の1番と決定する。
(4)2番目以降のピッキング順序は、以下のように決定する。
図4に示すように、既にピッキング順序が決定している物品(物品A)を除いた場合の残りの物品(物品B、C、D)について、前記と同様に干渉度としての面積を求め、求めた面積が最小となる物品を次(2番目)のピッキング順序とする。
図4に示す例の場合、物品B、物品Cともに干渉度としての面積はゼロであるので、いずれを2番目としてもよいが、例えば、ピッキングロボット4から距離が近い物品を優先するというルールを設定しておいてもよい。
以降のピッキング順序についても、同様の方法により決定する。
上記のピッキング順序の決定に際し、干渉度としての面積が最小であっても、その面積がある一定以上の場合は、ピッキングの際に荷崩れを起こす恐れがある。
したがって、荷崩れを起こす恐れがある面積閾値を予め設定しておき、求めた面積がその閾値を超えるときはピッキング不能と判断することとする。これにより、荷崩れの発生を確実に防止することができる。
上記のようにピッキング順序(例えば、A→B→C→D)が決定したならば、情報処理装置22は、そのピッキング順序と共にその物品の位置及び姿勢の情報を出力し、その信号を受けたロボット・搬送制御装置14の制御の下、ピッキングロボット4が物品1をピッキングする。一方、情報処理装置22がピッキング不能と判断した場合、ピッキング順序の決定は行わない。
このように、本実施形態では、情報処理装置22が、各物品1の位置及び姿勢に基づいて、ピッキングロボット4が積付けエリア(パレット2)から物品1を取り出した場合における各物品の相互間の干渉度を求め、この干渉度に基づいてピッキング順序を決定する順序決定手段として機能する。
また、上記のピッキング順序決定装置20は、情報処理装置22がピッキング不能と判断したときに、ピッキング不能であることを作業員に認知させるための情報を出力するピッキング不能情報出力手段(図示せず)をさらに備える。
ピッキング不能情報出力手段は、例えば、情報処理装置22の表示部(ディスプレイ)により表示させたり、警告ランプを点灯・点滅させたりする等、種々の形態を採用できる。
このため、ピッキング不能である場合、作業員が、物品の積載状態の修正作業などの次善の対応作業に迅速に対応することが可能となる。
以下、本発明の作用・効果について説明する。
本発明によれば、ピッキングロボット4が積付けエリアから物品1を取り出した場合における各物品1の相互間の干渉度に基づいて、ピッキング順序を決定するので、その都度最適なピッキング順序を決定することができる。このため、物品の積載がランダムな場合や搬送中に物品の位置がずれた場合でも、自動ピッキングを行うことができる。
また、ピッキングロボット4が積付けエリアから物品1を取り出した場合における各物品1の相互間の干渉度として、仮想的にピッキングロボット4により一の物品1を積付けエリアから取り出した場合において平面視における一の物品1の通過領域が残りの他の物品1と干渉する面積を用い、各ピッキングにおいて、面積が最小となる物品1をピッキングしていくようにピッキング順序を決定するので、ピッキングに際して各物品が相互に与える影響を最小とすることができる。このため、ピッキングの際の荷崩れの発生を防止することができる。
また、荷崩れを起こす恐れがある面積閾値を予め設定しておき、求めた面積がその閾値を超えるときに、ピッキング不能と判断するので、荷崩れの発生を確実に防止することができる。
さらに、ピッキング不能情報出力手段により、ピッキング不能である場合には、作業員が、物品の積載状態の修正作業などの次善の対応作業に迅速に対応することが可能となる。
このように、本発明によれば、積付けエリアへの物品の積載がランダムな場合や、搬送中に物品の位置がずれたような場合においても、荷崩れを起こすことなく自動ピッキングを行うことができる、という優れた効果が得られる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の実施形態にかかるピッキングシステムの構成を示す図である。 ピッキングロボット、パレットコンベア、搬出コンベアの配置構成の一例を示す図である。 本発明のピッキング順序決定方法を説明するための図である。 本発明のピッキング順序決定方法を説明するための図である。
符号の説明
1 物品
2 パレット
4 ピッキングロボット
5 台座部
6 アーム部
7 把持部
10 ピッキングシステム
12 パレットコンベア
14 ロボット・搬送制御装置
16 搬出コンベア
20 ピッキング順序決定装置
21 撮像装置
22 情報処理装置
24 ホストコンピュータ
26 物品情報データベース

Claims (10)

  1. 複数の物品が積載された積付けエリアから該物品をピッキングして荷下ろし位置まで順次移載するピッキングロボットにより、前記物品を積付けエリアからピッキングする際の、ピッキング順序を決定する方法であって、
    (a)前記積付けエリアの最上段に位置する物品の位置及び姿勢を検出し、
    (b)各物品の位置及び姿勢に基づいて、ピッキングロボットが前記積付けエリアから物品を取り出した場合における各物品の相互間の干渉度を求め、
    (c)該干渉度に基づいてピッキング順序を決定する、
    ことを特徴とするピッキング順序決定方法。
  2. (a1)前記(a)の段階において、前記積付けエリア上の最上段に位置する物品の平面視における位置及び姿勢を検出し、
    (b1)前記(b)の段階において、仮想的に前記ピッキングロボットにより一の物品を積付けエリアから取り出した場合において平面視における前記一の物品の通過領域が残りの他の物品と干渉する面積を、前記干渉度として、前記複数の物品の各々について求め、
    (c1)前記(c)の段階において、前記(b1)の段階で求めた面積が最小となる物品をピッキング順序の1番と決定するとともに、ピッキング順序が決定された物品を除いた場合の残りの物品について、前記(b1)の段階と同様に面積を求め、求めた面積が最小となる物品を次のピッキング順序として、順次2番目以降のピッキング順序を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のピッキング順序決定方法。
  3. 前記(c1)の段階において、前記の面積が所定の閾値を超えるときは、ピッキング不能と判断する、ことを特徴とする請求項2に記載のピッキング順序決定方法。
  4. 複数の物品が載置された積付けエリアから該物品をピッキングして荷下ろし位置まで順次移載するピッキングロボットにより、前記物品を積付けエリアからピッキングする際の、前記ピッキングロボットのピッキング順序を決定する装置であって、
    前記積付けエリアの最上段に位置する物品の位置及び姿勢を検出する物品検出手段と、
    各物品の位置及び姿勢に基づいて、ピッキングロボットが積付けエリアから物品を取り出した場合における各物品の相互間の干渉度を求め、該干渉度に基づいてピッキング順序を決定する順序決定手段と、を備える、
    ことを特徴とするピッキング順序決定装置。
  5. 前記物品検出手段は、前記積付けエリアの最上段に位置する物品の平面視における位置及び姿勢を検出し、
    前記順序決定手段は、
    (S1)前記物品検出手段により検出した各物品の位置及び姿勢に基づいて、仮想的に前記ピッキングロボットにより一の物品を積付けエリアから取り出した場合において平面視における前記一の物品の通過領域が残りの他の物品と干渉する面積を、前記複数の物品の各々について求める処理、
    (S2)前記(S1)において求めた面積が最小となる物品をピッキング順序の1番と決定する処理、および
    (S3)ピッキング順序が決定された物品を除いた場合の残りの物品について、前記(S1)の処理と同様に面積を求め、求めた面積が最小となる物品を次のピッキング順序として、順次2番目以降のピッキング順序を決定する処理、を実行する、
    ことを特徴とするピッキング順序決定装置。
  6. 前記順序決定手段は、前記(S1)又は前記(S3)の処理において、前記の面積が所定の閾値を超えるときは、ピッキング不能と判断する、ことを特徴とする請求項5に記載のピッキング順序決定装置。
  7. 前記順序決定手段がピッキング不能と判断したときに、ピッキング不能であることを出力するピッキング不能情報出力手段をさらに備える、ことを特徴とする請求項6に記載のピッキング順序決定装置。
  8. 複数の物品が載置された積付けエリアから該物品をピッキングして荷下ろし位置まで順次移載するピッキングロボットと、
    請求項4〜7のいずれかに記載のピッキング順序決定装置と、を備え、
    前記ピッキングロボットは、前記ピッキング順序決定装置により決定したピッキング順序に従って前記積付けエリアから前記物品をピッキングする、
    ことを特徴とするピッキングシステム。
  9. 複数の物品が載置された積付けエリアから該物品をピッキングして荷下ろし位置まで順次移載するピッキングロボットにより、前記物品を積付けエリアからピッキングする際の、前記ピッキングロボットのピッキング順序を決定する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    (S1)前記積付けエリアの最上段に位置する物品の平面視における位置及び姿勢に関するデータを受け、仮想的に前記ピッキングロボットにより一の物品を積付けエリアから取り出した場合において平面視における前記一の物品の通過領域が残りの他の物品と干渉する面積を、前記複数の物品の各々について求める処理、
    (S2)前記(S1)において求めた面積が最小となる物品をピッキング順序の1番と決定する処理、および
    (S3)ピッキング順序が決定された物品を除いた場合の残りの物品について、前記(S1)の処理と同様に面積を求め、求めた面積が最小となる物品を次のピッキング順序として、順次2番目以降のピッキング順序を決定する処理、をコンピュータに実行させる、
    ことを特徴とするピッキング順序決定プログラム。
  10. 前記(S1)又は前記(S3)の処理において、前記の面積が所定の閾値を超えるときは、ピッキング不能と判断する処理をコンピュータに実行させる、ことを特徴とする請求項9に記載のピッキング順序決定プログラム。
JP2005324849A 2005-11-09 2005-11-09 ピッキング順序決定方法、装置及びそのプログラム、並びにピッキングシステム Active JP4655309B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005324849A JP4655309B2 (ja) 2005-11-09 2005-11-09 ピッキング順序決定方法、装置及びそのプログラム、並びにピッキングシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005324849A JP4655309B2 (ja) 2005-11-09 2005-11-09 ピッキング順序決定方法、装置及びそのプログラム、並びにピッキングシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007130711A true JP2007130711A (ja) 2007-05-31
JP4655309B2 JP4655309B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=38152784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005324849A Active JP4655309B2 (ja) 2005-11-09 2005-11-09 ピッキング順序決定方法、装置及びそのプログラム、並びにピッキングシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4655309B2 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010155310A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Fanuc Ltd ロボットの動作許容領域の自動設定装置
JP2012192473A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Seibu Electric & Mach Co Ltd 立体視ロボットピッキング装置
JP2013119121A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Ihi Corp 対象物取り出し装置と方法
JP2015042586A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 株式会社ダイフク 物品保管設備
JP2015100866A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 三菱電機株式会社 ロボットシミュレーション装置、プログラム、記録媒体及び方法
JP2017056529A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 株式会社安川電機 移送システムおよび移送方法
JP2017056528A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 株式会社安川電機 移送システムおよび移送方法
WO2017082385A1 (ja) * 2015-11-12 2017-05-18 株式会社東芝 搬送装置、搬送システム、および搬送方法
JP2017097847A (ja) * 2015-11-12 2017-06-01 株式会社東芝 搬送装置、搬送システム、および搬送方法
CN107838945A (zh) * 2016-09-20 2018-03-27 株式会社东芝 机械手装置及使用机械手装置的搬送装置
JP2018145001A (ja) * 2017-03-09 2018-09-20 村田機械株式会社 コンベヤシステム
WO2018173441A1 (ja) 2017-03-23 2018-09-27 株式会社 東芝 搬送システム
US10513395B2 (en) 2017-06-09 2019-12-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Cargo handling apparatus and operation method thereof
JP2020040788A (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 株式会社東芝 搬送装置、搬送システム及び搬送方法
JP2020049558A (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 ファナック株式会社 物品取り出しシステム
CN114286740A (zh) * 2019-09-18 2022-04-05 株式会社富士 作业机器人以及作业系统
JP7507284B2 (ja) 2019-08-05 2024-06-27 川崎重工業株式会社 ロボットハンド、ロボット及びロボットシステム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6133424A (ja) * 1984-07-20 1986-02-17 Hitachi Ltd 貨物の積付作業制御装置
JPH03234491A (ja) * 1990-02-09 1991-10-18 Daifuku Co Ltd ロボット使用の自動移載装置
JPH04244391A (ja) * 1991-01-30 1992-09-01 Toyota Motor Corp ロボットを用いた段バラシ装置
JPH07237159A (ja) * 1994-02-25 1995-09-12 Mitsubishi Electric Corp 産業ロボットによる荷扱い方法及びその装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6133424A (ja) * 1984-07-20 1986-02-17 Hitachi Ltd 貨物の積付作業制御装置
JPH03234491A (ja) * 1990-02-09 1991-10-18 Daifuku Co Ltd ロボット使用の自動移載装置
JPH04244391A (ja) * 1991-01-30 1992-09-01 Toyota Motor Corp ロボットを用いた段バラシ装置
JPH07237159A (ja) * 1994-02-25 1995-09-12 Mitsubishi Electric Corp 産業ロボットによる荷扱い方法及びその装置

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010155310A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Fanuc Ltd ロボットの動作許容領域の自動設定装置
JP2012192473A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Seibu Electric & Mach Co Ltd 立体視ロボットピッキング装置
JP2013119121A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Ihi Corp 対象物取り出し装置と方法
JP2015042586A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 株式会社ダイフク 物品保管設備
JP2015100866A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 三菱電機株式会社 ロボットシミュレーション装置、プログラム、記録媒体及び方法
JP2017056529A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 株式会社安川電機 移送システムおよび移送方法
JP2017056528A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 株式会社安川電機 移送システムおよび移送方法
WO2017082385A1 (ja) * 2015-11-12 2017-05-18 株式会社東芝 搬送装置、搬送システム、および搬送方法
JP2017097847A (ja) * 2015-11-12 2017-06-01 株式会社東芝 搬送装置、搬送システム、および搬送方法
JP2018047515A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 株式会社東芝 ロボットハンド装置およびロボットハンド装置を用いた搬送装置
CN107838945A (zh) * 2016-09-20 2018-03-27 株式会社东芝 机械手装置及使用机械手装置的搬送装置
US10906186B2 (en) 2016-09-20 2021-02-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Robot hand device and carrier apparatus using the robot hand device
JP2018145001A (ja) * 2017-03-09 2018-09-20 村田機械株式会社 コンベヤシステム
WO2018173441A1 (ja) 2017-03-23 2018-09-27 株式会社 東芝 搬送システム
US10947061B2 (en) 2017-03-23 2021-03-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Conveying system
US10513395B2 (en) 2017-06-09 2019-12-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Cargo handling apparatus and operation method thereof
JP2020040788A (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 株式会社東芝 搬送装置、搬送システム及び搬送方法
JP7068113B2 (ja) 2018-09-11 2022-05-16 株式会社東芝 搬送装置、搬送システム及び搬送方法
JP2020049558A (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 ファナック株式会社 物品取り出しシステム
JP7507284B2 (ja) 2019-08-05 2024-06-27 川崎重工業株式会社 ロボットハンド、ロボット及びロボットシステム
CN114286740A (zh) * 2019-09-18 2022-04-05 株式会社富士 作业机器人以及作业系统
CN114286740B (zh) * 2019-09-18 2024-02-27 株式会社富士 作业机器人以及作业系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4655309B2 (ja) 2011-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4655309B2 (ja) ピッキング順序決定方法、装置及びそのプログラム、並びにピッキングシステム
CN111776762B (zh) 具有自动化包裹扫描和登记机构的机器人系统及其操作方法
JP7362755B2 (ja) ロボットによる複数アイテムタイプのパレタイズおよびデパレタイズ
JP6738112B2 (ja) ロボットシステムの制御装置及び制御方法
CN110054121B (zh) 一种智能叉车以及容器位姿偏移检测方法
JP2010247959A (ja) 箱状ワーク認識装置および方法
JP4784823B2 (ja) 物品の荷崩れ検出方法および装置
US20230041343A1 (en) Robotic system with image-based sizing mechanism and methods for operating the same
JP2023154055A (ja) ロボット多面グリッパアセンブリ及びその操作方法
JP7126667B1 (ja) 深さベースの処理メカニズムを伴うロボットシステム及びロボットシステムを操作するための方法
JP7398763B2 (ja) 重なり処理機構を備えたロボットシステム及びその操作方法
WO2022264381A1 (ja) ワーク取出し個数算出装置、ハンドシステム、及び表示装置
JP2023052476A (ja) 物体更新機構を備えたロボットシステム及びロボットシステムを操作するための方法
CN115258510A (zh) 具有物体更新机制的机器人系统和用于操作所述机器人系统的方法
CN115609569A (zh) 具有基于图像的尺寸确定机制的机器人系统及其操作方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100924

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101129

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101212

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4655309

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250