JPH04244391A - ロボットを用いた段バラシ装置 - Google Patents

ロボットを用いた段バラシ装置

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JPH04244391A
JPH04244391A JP996691A JP996691A JPH04244391A JP H04244391 A JPH04244391 A JP H04244391A JP 996691 A JP996691 A JP 996691A JP 996691 A JP996691 A JP 996691A JP H04244391 A JPH04244391 A JP H04244391A
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JP
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workpiece
box
height
robot
distance sensor
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JP996691A
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Nobuhiro Suzuki
鈴木 延廣
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、段積みされたワーク
の段積み状態を視覚装置により検出し高能率で段バラシ
作業を行なうことができる、ロボットを用いた段バラシ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、視覚装置を備えたロボットにより
、ワークすなわち加工対象物を取り出しする装置として
は、特開平1−196501に示されているように、二
次元の画像処理装置によりワークの認識を行ない、ロボ
ットハンドを移動させ、ワークを把持して取り出しする
ものがあった。また、雑誌「自動化技術」第22巻第1
号(1990)の60ページから64ページには、ワー
クをパレットに段積みするロボットシステムが記載され
ている。
【0003】さらに、図14に示すように、視覚装置と
して2個のCCDカメラ1、1を有するステレオ撮像装
置2を備え、ステレオ撮像によってワークの並びと高さ
の情報を得、かつ、センサ3を有するレンジファインダ
4により上記ステレオ撮像と同様の情報を得て、これら
の情報をロボット5に入力し、パレット6上に段積みさ
れたプラスチック製部品箱などのワーク7をロボットハ
ンド部8で段バラシする構成の装置がすでに知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平1−196
501に開示された構造のものは、二次元の画像処理を
行なっているだけなので、コンテナ等に段積みされてい
る複数のワークの高低差を判別することができず、低い
位置にあるワークを先に見つけてしまうことがある。従
って、このような場合には、高い位置にある他のワーク
とロボットハンドとが干渉を起こすなどのトラブルによ
り、取り出しミスを犯ししやすいという問題点があった
【0005】また、図14に示す装置は,2台のCCD
カメラ1、1を用いて得られた2つの二次元画像を合成
するステレオ撮像装置2により、段積みされている複数
のワーク7の高さと位置の情報を求めるものなので、装
置が複雑になり、かつ、対象に基準点が必要で調整が難
しいという問題点があった.従って、上記問題点を解消
しなければならないという課題がある。
【0006】発明の目的 この発明は、上記課題を解決するためになされたもので
、複雑な装置を必要とせず、比較的簡単で安価でありな
がら、特に基準点やめんどうな調整を必要とせず、高精
度のワークの高さ判別機能を持ち、正確で高能率のワー
ク取り出し作業を可能にする、ロボットを用いた段バラ
シ装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるロボッ
トを用いた段バラシ装置は、パレット上に段積みされた
ワークをロボットハンド部により把持し段バラシするロ
ボットと、画像処理装置と、ロボットハンド部に取り付
けられた距離センサとを備えている。そして前記画像処
理装置は、前記ワークの上方から2次元画像を取り込む
ための2次元画像取り込み手段と、  ワークサイズ情
報ファイルと、前記距離センサを走査させる最小数のス
キャン位置を決定するためのスキャン位置決定手段と、
このスキャン位置決定手段により決定されたスキャン位
置において前記距離センサを走査させて得られるワーク
の高さ情報と前記ワークサイズ情報ファイルに記憶され
たワークサイズ情報とからワーク高さを決定するワーク
高さ決定手段と、  前記ワーク高さ決定手段から得ら
れるワーク高さ情報に基づき、取り出しすべきワークと
その取り出し方向とを決定する制御手段とを備えたもの
である。
【0008】
【作用】この発明によるロボットを用いた段バラシ装置
は、画像処理装置内に組み込まれた2次元画像取り込み
手段により、パレット上に段積みされたワークの上方か
ら2次元画像を取り込むとともに、スキャン位置決定手
段により、ロボットハンド部に取り付けられた距離セン
サを走査させる最小数のスキャン位置を決定し、このス
キャン位置決定手段により決定されたスキャン位置にお
いて前記距離センサを走査させることにより得られるワ
ークの高さ情報とワークサイズ情報ファイルに記憶され
たワークサイズ情報とからワーク高さを決定する。そし
て、ワーク高さ決定手段から得られるワーク高さ情報と
、別途記憶しているワークの形状情報からワークの種類
を判断し、さらにワークの分布と重なり状態を考慮して
、順次取り出しすべきワークとその取り出し方向とを決
定する。取り出すべきワークの候補が決定されたらば、
そのワークをロボットハンド部により把持し、段バラシ
していく。したがって、比較的簡単で安価な装置であり
ながら、正確で高能率のワーク取り出し作業が可能であ
る。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、この発明によるロボットを用いた段バラ
シ装置の全体構成を示す説明図、図2は段積みされたワ
ークの平面図である。
【0010】同図において、11は加工対象となるワー
クであり、本実施例の場合、プラスチック製の箱であり
、パレット12上に複数個、通常、1段当り6〜9個程
度が複数段段積みされている。13はワーク11の上方
に設置されたカメラであり、その出力は画像処理装置1
4に入力され、画像処理される。画像処理装置14はロ
ボット制御部15を介してロボット本体16に接続され
ている。ロボット本体16のロボットハンド部17には
距離センサ18が固定されており、その出力は画像処理
装置14に入力されている。
【0011】ロボット制御部15は、図示を省略したメ
イン制御部から移動位置の指示を受け、ロボット本体1
6のロボットハンド部17を制御し、パレット12上に
段積みされた大きさや形状の異なるワーク11を掴み、
コンベア19に1箱ずつ移載する。
【0012】画像処理装置14は、パレット12の上方
に設置されたカメラ13を介してワーク11の平面的な
配置を取り込み、かつ、距離センサ18をロボットハン
ド部17によりパレット12の上部から走査してワーク
11の高さ方向の情報を取り込み、前記カメラ13によ
る情報と合成しワーク11の段積み状態を認識して次に
取り出すべきワーク11を決定し、ロボット制御部15
に動作指令を出す。
【0013】次に、図1に示すシステムの処理の流れと
、その処理の主要部を受け持つ画像処理装置14の構成
を図3および図4を参照して説明する。
【0014】まず、図3のステップ101において、カ
メラ13によりパレット12の上方から撮像した平面画
像を画像処理装置14の二次元画像取り込み手段21で
取り込む。次いでステップ102に進み、画像処理装置
14の箱輪郭抽出手段22によりワーク11のエッジ部
を抽出する。この際、箱サイズ情報ファイル23に記憶
された箱サイズ情報が参照される。続くステップ103
では、箱ラベリング手段24により、エッジ部を抽出さ
れた各ワーク11に対しラベル(名前)を付与する。こ
のように各ワーク11に名前を付けることにより、後の
処理を行ない易くすることができる。図2における太線
部は、抽出されたワーク11の輪郭を、また、b1 、
b2 、…、b6 はワーク11の名前を表す。
【0015】続くステップ104は、抽出されたワーク
11の輪郭からワーク11の高さを計測するに当り、距
離センサ18を効率的に走査させるための最小数のスキ
ャン位置の決定を行なうものであり、箱重心計算手段2
5とスキャン位置決定手段26とから構成されている。 スキャン位置の決定後、高さ抽出手段27と各輪郭高さ
決定手段28とからなるステップ105で距離センサ1
8を所定のラインに沿って走査させる。続くステップ1
06では、距離センサ18により得られるワーク11の
エッジ部のデータと、箱サイズ情報ファイル23から得
られる箱サイズ情報とに基づき、箱高さ決定手段29に
より各ワーク11の高さを決定する。次いで、ステップ
107で、ステップ103およびステップ106で得ら
れた段積み情報に基づき、箱取り出し位置決定手段30
と箱取り出し制御手段31により、ロボットハンド部1
7にて取り出すべきワーク11を決定し、ステップ10
8でワーク11を把持し、コンベア19に移載する。そ
して最後に、ステップ109において、全てのワーク1
1の移載を完了したか否かをチェックし、移載が完了な
らば一連の処理を終了し、未完了ならば再びステップ1
01に戻って二次元画像の取り込みを行い、以後同様に
、統べてのワーク11の移載を完了するまで所定の動作
を繰り返し実行する。
【0016】次に本システムの特徴の1つであるワーク
高さのスキャン位置決定(図3のステップ104)の方
法について説明する。
【0017】図2は、図3のステップ103において求
められた段積み状態を示す平面図であり、図のb1 、
b2 、…、b6 は箱のラベル(名前)を表す。ここ
で箱の集合を  B={b1 、b2 、…、b6}、
箱bi の重心をgi (i=1、2、…、6)とする
。また、重心gi を通るx軸に平行な直線をli (
i=1、2、…、6)とし、この直線li の集合を 
 L={l1 、l2 、…、l6}と表すことにする
。  本実施例では、箱高さのスキャン位置(最小数の
x軸に平行な直線)を次のステップにより求める。
【0018】ステップ1:箱の重心gi (i=1、2
、…、6)を計算し求める。
【0019】ステップ2:集合Bs 、Ls に空集合
φを代入し、かつ、箱の数nを所定値6に設定する。(
Bs ←φ、Ls ←φ、n=6)ステップ3:図5に
示す演算処理を実行する。すなわち、ステップ201で
変数iに整数1を代入し、続くステップ202で変数i
が整数nに等しいか否かを判定し、NOの場合はステッ
プ203に進み、集合Bc に{li と交わる箱の集
合}を代入する。次いでステップ204に進み、Bc 
∩Bs が空集合φに等しいか否かを判定し、もしYE
Sの場合、ステップ205、206の演算を実行した後
ステップ202に戻り、処理を継続する。また、ステッ
プ204の判定がNOの場合、ステップ207に進み、
集合Bc が集合Bs の部分集合か否かを判定し、N
Oの場合、ステップ208、206の演算を実行した後
、ステップ202に戻る。一方、ステップ202と20
7の判定がYESの場合は一連の処理を終了する。  
次に、上記ステップに従って箱高さのスキャン位置を決
定する具体的手順を図2の場合について説明する。
【0020】手順1  まず、集合Bs 、Ls に空
集合φを代入する。
【0021】手順2  直線l1 と交わる箱の集合を
Bc とすると、Bc ={b1 ,b2 }  Bc
 ∩Bs =φより  Ls ={li }、Bs =
{b1 ,b2 } 手順3  直線l2 と交わる箱の集合をBc とする
と、Bc ={b1 ,b2 }であり、Bc =Bs
 なので、集合Ls 、Bs はそのままにする。
【0022】手順4  直線l3 と交わる箱の集合を
Bc とすると、Bc ={b2 ,b3 }  Bc
 はBs の部分集合でなく、かつ、Bs ∩Bc ≠
φなので、                    
Bs ←Bs +(Bc −Bs ∩Bc )    
                    ={b1 
,b2 }+({b2 ,b3 }−{b2 })  
                      ={b
1 ,b2 ,b3 }              
      Ls ={l1 ,l3 }手順5  直
線l4 と交わる箱の集合をBc とすると、Bc =
{b4 ,b5 }   Bs ∩Bc =φより  Bs ←={b1 ,b2
 ,b3 }+{b4 ,b5 }         
                 ={b1 ,b2
 ,b3 ,b4 ,b5 }           
         Ls ={l1 ,l3 ,l4 
}手順6  直線l5 と交わる箱の集合をBc とす
ると、Bc ={b4 ,b5 }であり、Bc はB
s の部分集合なので、集合Bs 、Ls はそのまま
にする。
【0023】手順7  直線l6 と交わる箱の集合を
Bc とすると、Bc ={b5 ,b6 }  Bc
 はBs の部分集合でなく、かつ、Bs ∩Bc ≠
φなので                    B
s ←Bs +(Bc −Bs ∩Bc )     
                     ={b1
 ,b2 ,b3 ,b4 ,b5 }       
                     +({b
5 ,b6 }−{b5 })           
               ={b1 ,b2 ,
b3 ,b4 ,b5 ,b6 }         
           Ls ={l1 ,l3 ,l
4 ,l6 }となり、最小数のスキャン位置としてl
1 ,l3 ,l4 ,l6 が求められる。以上のよ
うにして最小数のスキャン位置を求めることにより、冗
長なスキャンを省き、効率的な高さのスキャンを行うこ
とが可能となる。
【0024】なお、パレット2に段積みされた箱の初期
高さスキャン位置を決めるため、前もって段バラシ開始
前に1箇所もしくは2〜3箇所、Z軸方向に距離センサ
18により予備的なスキャンをする。この予備的なスキ
ャンは、z軸に平行に設置した光電管アレイのようなも
ので粗く検出するようにしてもよい。さらに、カメラ1
3でとらえた平面画像の補正は、図6に示す高さスキャ
ン時のR点において補正をかけ、距離センサ18でとら
えた情報と実際の位置とのずれを補正することにより行
われる。
【0025】次に、上述のようにして決定されたスキャ
ン位置において、距離センサ18をスキャンして得られ
た高さデータを基にして各箱の高さを決定する方法につ
いて説明する。
【0026】図6に示す段積み状態のワークに対し、図
3のステップ101からステップ105までの各処理を
すると、図7に示すように、箱の輪郭と高さのスキャン
位置l1 、l4 、l5 が求められる。スキャン位
置l1 の線上を距離センサ18によりx軸方向にスキ
ャンすると、図8に示すような高さデータが得られる。 そして、箱高さは、図8の高さデータからy軸に平行な
箱輪郭エッジ部e1 、e2 、e3 、e4 の相隣
あうピーク高さを基に決定することができる。
【0027】このときの決定のルールは次の通りである
【0028】(1)相隣あうピークのうち低い方を箱高
さとする。
【0029】(2)最外輪郭部e1 、e4 の高さを
優先させる。
【0030】具体例で説明すると、上記ルール(1)に
より、例えば、図8のe1 とe2 では、z1 を、
e2 、e3 ではz2を箱高さとする。また、ルール
(2)により、図8において箱b2 の高さはz1 、
箱b6 の高さはe2 、e3 のうちの低い方のz2
 、箱b1 の高さはz2 となる。図9においては、
箱b2 の高さはz1 、箱b5 の高さはz1 、箱
b3 の高さはz1 である。また、図10では箱b3
 、  b4 の高さはz1 であるとみなす。
【0031】ところで、1つの箱について2箇所以上を
スキャンした場合に、その間の高さが同じでないことは
原則としてあり得ないが、段積み状態がわるく、傾きを
生じている場合には起こり得るので、その際は外部に警
報を出力し、再度高さスキャンを行って箱高さを決定し
直す。また、図7の箱b5 のように最外輪郭部を形成
しない箱が存在するときは、箱b5 本来の高さを検出
できないので、箱b5 と同じスキャン位置にかかる箱
b2 、b3 が取り除かれた時、再び高さをスキャン
する。
【0032】以上のようにして、図3に示すステップ1
01からステップ106までの処理を行うことにより、
段積みされた箱の高さが決定される。
【0033】次に、ハンドリングする箱の決定、すなわ
ちどの箱をロボットハンド部17で把持し、段バラシし
ていくかについて説明する。
【0034】段バラシのためにハンドリングする箱の決
定のルールは以下の通りである。
【0035】(1)最も位置の高い箱のうち2辺以上が
最外輪郭に含まれるものを候補とする。       
 (図7のb1 、b2 、b3 、b4の位置)(2
)最も位置の高い箱が複数ある場合は、1)最外輪郭に
2辺以上含まれるものを第1候補とし、2)最外輪郭に
1辺以上含まれるものを第2候補とする。
【0036】(3)最も位置の高い箱が最外輪郭に1辺
も含まれない場合、最も高い箱のある1辺に隣接する全
ての箱の位置と最も高い箱の位置との差が最も高い箱の
高さ以上ある箱を候補とする。
【0037】(図12で最も高い箱をd4 、箱d4 
の4辺をp1、p2 、p3 、p4 とし、辺p2 
に接する箱をd6 、d7 、d8 とすると、箱d4
 の高さが箱d6 、d7 、d8 の位置と箱d4 
の位置との差以上あれば、箱d4 を候補とする。)上
記ルールにより得られる候補の優先度は、上記(1)、
(2)、(3)の順である。
【0038】段バラシの方向は、上記ルール(1)と(
2)−1)の場合、箱の長手方向(図6のq1 方向)
に取り出す。また、ルール(2)−2)の場合は、段積
みされたワークの外側方向(図12のq2 方向)に取
り出す。さらに、ルール(3)の場合は、低い箱のある
方向(図12でq3 の方向)に取り出す。
【0039】上記ルール(3)の場合の箱高さの判定は
、距離センサ18で検知した高さを箱サイズ情報ファイ
ルの情報と照合、チェックすることによりなされる。 例えば図11に示すような場合、図11の平面図が図1
2であるとし、かつ、箱c5 の縦と横の寸法をL2 
、W3 とすると、検知された箱c5 の高さh1 、
h2 を箱サイズ情報ファイルの高さh0 と比較し、
h1 ≧h0 、h2 ≧h0 であれば、図11に示
すような状態にないと判定でき、検知された箱高さの妥
当性が確認できる。一方、図12に示すような場合は、
箱c5 をバラさず、箱c2 とC9 の段バラシを先
に行い、h1 ≧h0 、h2 ≧h0 の条件が満た
された状態で箱c5 の段バラシを行う。
【0040】図13は、箱サイズ情報ファイル23のデ
ータの具体例を示しており、箱の縦、横、高さの標準寸
法を各種の箱について記憶したものとなっている。
【0041】以上のようにして、本実施例によれば、複
雑な装置を使用することなく、二次元の画像処理装置と
一次元の距離センサとの組み合せにより、ワークの分布
と重なり状態を検出し、高さスキャン位置を最小化して
、処理時間を短縮することができる。また、箱サイズ情
報ファイルに記憶された箱サイズ情報を利用することに
より、箱の状態の認識率を向上させることができる。
【0042】なお、上記実施例の説明では、作業対象で
あるワークとして直方体の箱の場合について述べたが、
この発明の対象物は何等箱に限定されるものでなく箱以
外のものであってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によるロ
ボットを用いた段バラシ装置は、二次元の画像処理装置
と一次元の距離センサとを備え、ワークの分布と重なり
状態を検出して次に取り出すべきワークの候補を決定す
る構成により、複雑な装置を用いず、比較的構造が簡単
で安価な装置でありながら、高能率のワーク取り出し作
業が可能である。また、処理部に箱サイス情報ファイル
を持ち、このファイルに記憶されたワークの形状情報と
実際のワークの画像情報とを照合、確認することにより
、箱の状態の認識率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるロボットを用いた段バラシ装置
の全体構成を示す説明図。
【図2】段積みされたワークの平面図。
【図3】この発明による装置の動作フロー図。
【図4】この発明の主要部を構成する画像処理装置のブ
ロック図。
【図5】スキャン位置決定のための演算処理の一例を示
すフロー図。
【図6】段積みされたワークの斜視図。
【図7】図6のワークの平面図。
【図8】距離センサにより求められた箱高さの線図。
【図9】距離センサにより求められた箱高さの線図。
【図10】距離センサにより求められた箱高さの線図。
【図11】段積みされたワークの正面図。
【図12】段積みされたワークの平面図。
【図13】箱サイズ情報ファイルの説明図。
【図14】従来の段バラシ装置の説明図。
【符号の説明】
11  ワーク 12  パレット 13  カメラ 14  画像処理装置 15  ロボット制御部 17  ロボットハンド部 18  距離センサ 23  箱サイズ情報ファイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  パレット上に段積みされたワークをロ
    ボットハンド部により把持し段バラシするロボットと、
    画像処理装置と、ロボットハンド部に取り付けられた距
    離センサとを備え、かつ、前記画像処理装置は、前記ワ
    ークの上方から2次元画像を取り込むための2次元画像
    取り込み手段と、ワークサイズ情報ファイルと、前記距
    離センサを走査させる最小数のスキャン位置を決定する
    ためのスキャン位置決定手段と、このスキャン位置決定
    手段により決定されたスキャン位置において前記距離セ
    ンサを走査させて得られるワークの高さ情報と前記ワー
    クサイズ情報ファイルに記憶されたワークサイズ情報と
    からワーク高さを決定するワーク高さ決定手段と、  
    前記ワーク高さ決定手段から得られるワーク高さ情報に
    基づき、取り出しすべきワークとその取り出し方向とを
    決定する制御手段とを含むことを特徴とするロボットを
    用いた段バラシ装置。
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