JP2007130277A - 遊技機の管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存の遊技機をそのまま利用しつつ、遊技場に設置された全ての遊技機に対する遊技の終了(停止)を一括管理することが可能な遊技機の管理装置を提供する。
【解決手段】遊技機にて発生した所定の遊技状態の間、該遊技機から出力される遊技状態信号を入力する信号入力手段(入力回路144)と、遊技終了時刻の設定を行う時刻設定手段(時刻設定回路146)と、設定された時刻が経過したことを検出する時刻検出手段(時刻検出回路148)と、時刻検出手段による検出があったとき、遊技機からの遊技状態信号の入力があるか否かを判定する遊技状態判定手段(遊技状態判定回路150)と、設定された時刻が経過し、遊技状態信号の入力がない遊技機に対して遊技不能化する遊技不能化手段(電源遮断回路154、遊技終了信号出力回路166)とを備えている。
【選択図】図9

Description

本発明は、遊技場に設置された全ての遊技機に対する遊技の終了(停止)を一括管理することが可能な遊技機の管理装置に関する。
遊技場では、通常、閉店時間になると従業員が遊技終了の場内アナウンスを行ったり、従業員が店内を回って遊技者の一人一人に対してその旨を知らせるといった人的終了作業が行われる。このとき、閉店時間に大当り遊技状態が継続している遊技者には、その大当り遊技が終了するまで遊技を行えるように配慮がされる。ところで、このような人的終了作業は、複数台の遊技機の全てにわたって同時に行うことができないため、例えば従業員の目を盗んで閉店時間を越えて遊技を行ってしまう遊技者も存在する。
そこで、予め設定された閉店時間になると、大当り遊技が継続している場合を除いて遊技を終了させる制御機能を有する遊技機が提案されている(特許文献1)。かかる遊技機によれば、終了作業の人的負担が軽減され、その後の閉店作業もし易くなる。
特開2003−210805号公報
ところで、特許文献1の発明では、既存の遊技機をそのまま利用することができず、遊技を終了させる制御機能を遊技機に持たせる必要がある。例えば特別な遊技終了プログラムが別途必要になると共に、当該遊技終了プログラムを実行するための制御回路を遊技機一台毎に構築しなければならない。この場合、種類の異なる全ての遊技機に対して同一規格の遊技終了プログラムや制御回路を適用することはできない。このため、遊技機の種類に合わせて遊技終了プログラムや制御回路を個別に開発する必要があり、その開発費の分だけ遊技機の製造・開発コストが上昇してしまう。
また、特許文献1の発明では、例えば遊技終了プログラムの実行制御や閉店時間の設定などについて、遊技場に設置された全ての遊技機に対して一括して管理することができないため、遊技機一台毎に個別に行わなければならない。この場合、上述したような人的終了作業に対する負担は軽減されるが、個々の遊技機に対する制御負担が増えてしまう。
本発明は、このような問題を解決するためになされており、その目的は、既存の遊技機をそのまま利用しつつ、遊技場に設置された全ての遊技機に対する遊技の終了(停止)を一括管理することが可能な遊技機の管理装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、第1の発明の遊技機の管理装置は、遊技機にて発生した所定の遊技状態の間、該遊技機から出力される遊技状態信号を入力する信号入力手段(入力回路)と、遊技終了時刻の設定を行う時刻設定手段(時刻設定回路)と、設定された時刻が経過したことを検出する時刻検出手段(時刻検出回路)と、前記時刻検出手段による検出があったとき、遊技機からの前記遊技状態信号の入力があるか否かを判定する遊技状態判定手段(遊技状態判定回路)と、前記設定された時刻が経過し、前記遊技状態信号の入力がない遊技機に対して遊技不能化する遊技不能化手段とを備えている。
第1の発明によれば、例えば特別な遊技終了プログラムや制御回路が不要となり、既存の遊技機をそのまま利用しつつ(遊技機の種類を問わず)、遊技場に設置された全ての遊技機に対する遊技の終了(停止)を一括管理することができる。これにより、人的終了作業に対する負担の軽減と共に、個々の遊技機に対する制御負担の軽減を図ることができる。
第2の発明において、前記遊技不能化手段は、遊技機へ供給される電源を遮断する電源遮断手段(電源遮断回路)を備えている。
第2の発明によれば、例えば特別な遊技終了プログラムや制御回路を必要とすること無く、遊技場に設置された全ての遊技機に対する遊技の終了(停止)を簡便且つ効率的に行うことができる。
第3の発明において、前記遊技不能化手段は、遊技終了の旨を示す遊技終了信号を遊技機へ出力する遊技終了信号出力手段(遊技終了信号出力回路)を備えており、前記遊技終了信号出力手段は、前記設定された時刻が経過し、前記遊技状態信号の入力がない遊技機に対して遊技終了信号を出力する。
第3の発明によれば、遊技終了信号の入力が可能な遊技機であれば、その種類を問わず遊技場に設置された全ての遊技機に対する遊技の終了(停止)を簡便且つ効率的に行うことができる。
本発明によれば、既存の遊技機をそのまま利用しつつ、遊技場に設置された全ての遊技機に対する遊技の終了(停止)を一括管理することが可能な遊技機の管理装置を実現することができる。
以下、本発明の一実施の形態に係る遊技機の管理装置について、添付図面を参照して説明する。図1には、本実施の形態に係る遊技機の管理装置が構築された遊技場の遊技システムの構成例が示されている。
このような遊技システムにおいて、遊技場(図示しない)に配置された複数の遊技島(例えば、2,4)には、それぞれ複数台のカードユニット6と遊技機8とが交互に併設されていると共に、遊技機1台毎に対応して1つの呼出ランプユニット10が設けられている。また、各々の呼出ランプユニット10は、対応する中継コンピュータ12からネットワークN(例えば、LAN(Local Area Network)など)を介してホールコンピュータ14に通信可能に接続されている。なお、遊技機8としては、例えばパチンコ機やパチスロ、スロットマシンなどを想定することができるが、ここではパチンコ機を例示して説明する。
この場合、遊技状態に応じて遊技機(パチンコ機)8から出力される各種信号(例えば、特賞信号(大当り信号)、賞球信号、特別信号(確率変動(確変)信号))は、呼出ランプユニット10から中継コンピュータ12に送られて、ここで所定のデータに変換された後、ネットワークNを介してホールコンピュータ14に通信される。このとき、ホールコンピュータ14では、中継コンピュータ12からのデータに基づいて、パチンコ機1台毎にデータ管理が行われる。また、ホールコンピュータ14で管理されているデータは、遊技場(例えば、遊技場の出入口、遊技島2,4の端部)に設置された情報表示端末16を遊技者が操作することで、その表示パネル16t(例えば、タッチパネル式の液晶パネル)に表示させて確認できるようになっている。
図2に示すように、カードユニット6は、紙幣投入口18や硬貨投入口20及び遊技カード投入口22を備えており、遊技者は、所定金額の貨幣(紙幣や硬貨)や遊技用記録媒体(例えば、プリペイドカード)Qを投入することにより、遊技に必要な遊技媒体(遊技球(図示しない))の貸し出しを受けることができる。また、カードユニット6には、カード挿入中ランプ(例えば、緑色発光ダイオード24a)や状態表示ランプ(例えば、黄色発光ダイオード24b、赤色発光ダイオード24c)が設けられており、緑色発光ダイオード24aは、遊技用記録媒体Qが挿入された状態で発光し、黄色発光ダイオード24bは、硬貨の投入可能な状態で発光し、赤色発光ダイオード24cは、紙幣の投入可能な状態で発光する。また、例えば貨幣(紙幣や硬貨)の投入詰まりや遊技用記録媒体Qの読取エラーなどが発生した場合、状態表示ランプ(例えば、警告ランプ24d)が起動して発光する。
このようなカードユニット6は、各遊技機島2,4(図1)を構成する複数台のパチンコ機8相互間に併設されており、例えば図1及び図2中向って右側に隣接したパチンコ機8と通信可能に接続されている。具体的には、各カードユニット6は、その背面に設けられたコネクタ(図示しない)がパチンコ機8の背面に設けられた接続端子26(図3(a))にケーブル(図示しない)で接続され、当該ケーブルを介して各種信号の交信が行われる。
パチンコ機8は、当該パチンコ機8を各遊技機島2,4に設置するための外枠28と、外枠28の前面に回動自在に軸支された内枠30とを備えており、内枠30の背後には、後述する副制御回路Ss(図4)で制御される演出表示装置32(LCD(Liquid Crystal Display)などの可変表示装置)と、後述する主制御回路Ms(図4)で制御される特別図柄可変表示装置34(7セグメントLED(Light Emitting Diode))とが嵌装されている。
また、内枠30の前面には、各種遊技部材(例えば、始動入賞口36など)を備えて構成された遊技盤(参照符号省略)が着脱自在に装着されている。更に、内枠30の前面には、ガラス板38が嵌められたフロント扉40が回動自在に軸支されており、フロント扉40の上側には、副制御回路Ssにより光の演出を行うためのランプ42が取り付けられている。なお、内枠30の前面下部側には、貸出球や賞球を受け止めるための上皿44と、上皿44が満杯時に溢れた遊技球を受け止めるための下皿46と、遊技球を発射するための発射装置48(図4)の操作部材としてのハンドル48hと、副制御回路Ssにより音の演出を行うためのスピーカ50とが設けられている。
また、上皿44には、遊技者が遊技球の貸し出し操作を行うための球貸し操作パネル54が設けられており、球貸し操作パネル54は、残り度数表示器56と、球貸しボタン58と、返却ボタン60とを備えて構成されている。なお、球貸し操作パネル54(残り度数表示器56、球貸しボタン58、返却ボタン60など)は、カードユニット6により直接制御が行われる(図4)。
例えば球貸し操作パネル54の球貸しボタン58を操作すると、カードユニット6とパチンコ機8に内蔵された払出・発射制御回路62(図4)との間で球貸し処理に関する信号が交信される。そして、このとき交信された信号に基づいて払出・発射制御回路62が払出装置64を駆動制御することにより、内枠30上部の球タンク66から球通路68を介して所定数の遊技球が払い出され(図3(a))、パチンコ機8の上皿44に供給される。なお、払出・発射制御回路62には、後述する主制御回路Ms(図4)が接続されており、例えば一般入賞口(図示しない)に遊技球が入賞すると、主制御回路Msから払出・発射制御回路62に所定コマンドが送信され、そのコマンドに基づいて払出・発射制御回路62が払出装置64を駆動制御することにより、パチンコ機の上皿44に所定数の遊技球が払い出(供給)される。
このように、上皿44に遊技球が供給された状態において、ハンドル48hのレバー48aを時計回り方向に回転させると、払出・発射制御回路62が発射装置48の発射ソレノイド(図示しない)を駆動制御することにより、遊技球がガイドレール(図示しない)に沿って遊技領域に打ち出される。なお、遊技領域とは、ガイドレールで区画された遊技盤(図示しない)上の領域をいう。
ここで、例えば遊技球が始動入賞口36(図2)に入賞すると、大当り判定用乱数のカウンタから1つの乱数値がサンプリングされる。このときサンプリングされた乱数値が例えば大当り判定値であれば大当りと判定され、その後、特別図柄可変表示装置34が作動して、特別図柄34aが変動を開始する。そして、特別図柄34aの変動が停止して、特別図柄可変表示装置34に確定した図柄(例えば「H」「F」「A」などの特別図柄34a)が表示される。また、特別図柄34aの表示結果に対応して、演出表示装置32に所定の演出(装飾)図柄32aが表示される。このとき、主制御回路Msにより大当り遊技状態に制御されて大入賞口ソレノイド70(図4)が作動し、大入賞口扉72(図2)の開閉制御が行われる。
例えば特別図柄34aが「H」に確定し、これに対応して演出図柄32aが「0」〜「9」のいずれかの同一偶数の3つ揃いとなったとき、“通常大当り”(遊技者にとって有利な特賞遊技状態)となり、大入賞口扉72は、1ラウンド当り最大約28秒間だけ開放制御されるか、或いは同ラウンド中に遊技球が大入賞口72aに10個入賞すると閉鎖制御される。また、例えば特別図柄34aが「F」に確定し、これに対応して演出図柄32aが「0」〜「9」のいずれかの同一奇数の3つ揃いとなったとき、“確変大当り”(当該特賞遊技状態終了後に確率変動に突入する遊技状態)となり、大入賞口扉72は、1ラウンド当り最大約28秒間だけ開放制御されるか、或いは同ラウンド中に遊技球が大入賞口72aに10個入賞すると閉鎖制御される。
“通常大当り”及び“確変大当り”では、大入賞口扉72の開閉制御を1ラウンドとして、最大15ラウンドまで継続される。この場合、大当り遊技状態が15ラウンドまで継続した場合の所要遊技時間は、1ラウンド最大約28秒(平均約16秒程度)×15=最大約7分(約4分〜約5分程度)となり、15ラウンドまで継続した場合に払い出される合計出玉数(賞球数)は、1ラウンド当りの出玉数(約140発)×15=約2100発となる。
また、例えば特別図柄34aが「A」に確定し、これに対応して演出図柄32aが「123」などの連続数値の図柄となったとき、“突確大当り”(出玉数の極めて少ない特賞遊技状態)となり、大入賞口扉72は、所定時間(例えば、約1秒間)だけ開放制御され、これを2回(2ラウンド)繰り返す。この場合、2ラウンドの所要遊技時間は、約2秒となり、2ラウンド中における出玉数(賞球数)は、大入賞口72a及び当該大入賞口72a以外の他の入賞口への入賞を含めて、約数10発程度となる。なお、ハズレの場合は「−」の特別図柄34aが可変表示され、上述した大入賞口扉72の開閉制御は行われない。
このような“通常大当り”“確変大当り”“突確大当り”では、そのいずれの遊技状態中においても、主制御回路Msから大当り信号(特賞信号)が継続して出力される。具体的には、“通常大当り”“確変大当り”の遊技状態中、その大当り信号は、1ラウンド最大約28秒間(平均約16秒程度)×15=最大約7分間(約4分〜約5分程度)継続して出力される。一方“突確大当り”の遊技状態中、その大当り信号は、2ラウンドで約2秒間継続して出力される。また、所定数の賞球が払い出される毎に賞球信号が主制御回路Msから出力される。この場合、大当り信号や賞球信号は、内枠30上部の外部端子板74(図3(a))から呼出ランプユニット10を介して(図4)、中継コンピュータ12に送られた後、ネットワークNを介してホールコンピュータ14に通信される。
外部端子板74には、図3(b)に示すように、出力信号の種類に応じて複数のコネクタP1〜P6が構築されている。例えばコネクタP1からは、始動入賞口36に遊技球が入賞して始動入賞口(始動口)スイッチ76(図4)がON状態となっている間、始動口信号が出力される(図5(a))。また、例えばコネクタP2からは、特別図柄可変表示装置34の特別図柄34aが停止している停止図柄表示時間に、図柄確定信号が出力される(図5(b))。そして、例えばコネクタP3からは、大当り遊技状態中に、上述した大当り信号(特賞信号)が出力される(図5(c))。
また、例えばコネクタP4からは、大当り、確率変動のいずれかの状態中に、それを表す大当り2信号が出力される(図5(d))。更に、例えばコネクタP5からは、確率変動中(特別図柄可変表示装置34が高確率時)に、確率変動を表す特別信号が出力される(図5(e))。そして、例えばコネクタP6からは、払出装置64(図4)の計数スイッチ(図示しない)が10個の遊技球の払い出しを検出する毎に、上述した賞球信号が100ms間だけ出力される(図5(f))。
ここで、主制御回路Ms及び副制御回路Ssについて、図3(a)及び図4を参照して説明する。
図3(a)に示すように、主制御回路Ms及び副制御回路Ssは、内枠30背面に搭載された主制御基板Mk及び副制御基板Skに構築されており、主制御基板Mk及び副制御基板Skは、それぞれ基板ケースMc,Scに収容されている。なお、上述した払出・発射制御回路62は、内枠30背面に搭載された払出・発射制御基板62kに構築されており、払出・発射制御基板62kは、基板ケース62cに収容されている。また、このような制御系は、基板ケースKcに収容された電源基板Wkから供給される電力で作動されるようになっている。
図4に示すように、主制御回路Msは、メインCPU78、メインROM80、メインRAM82を備えて構成されており、メインROM80に記憶された各種制御プログラムがメインRAM82を作業領域としてメインCPU78で実行されることにより、遊技の進行制御が行われる。また、主制御回路Msには、副制御回路Ssに対して各種コマンドを出力するためのコマンド出力ポート86が接続されている。
また、主制御回路Msには、I/O(入出力ポート)84を介して各種制御系が接続されている。制御系としては例えば、カウントスイッチ72c(図2)、一般入賞口スイッチ88、通過ゲートスイッチ90、始動入賞口スイッチ76、始動入賞口ソレノイド92、大入賞口ソレノイド70、バックアップクリアスイッチ94が接続されている。
なお、大入賞口72a内には、カウントスイッチ72cが設けられており、大入賞口72aへの遊技球の入賞を検知し、その検知信号を主制御回路Msに出力する。また、一般入賞口スイッチ88は、遊技盤に設けられた一般入賞口(図示しない)に設けられており、当該一般入賞口を遊技球が通過した際に、その検知信号を主制御回路Msに出力する。
通過ゲートスイッチ90は、遊技盤に設けられた通過ゲート(図示しない)に設けられており、当該通過ゲートを遊技球が通過した際に、その検知信号を主制御回路Msに出力する。また、始動入賞口スイッチ76は、遊技盤に設けられた始動入賞口36(図2)に設けられており、始動入賞口36に遊技球が入賞した際に、その検知信号を主制御回路Msに出力する。更に、始動入賞口ソレノイド92は、リンク部材(図示しない)を介して始動入賞口36に設けられた羽根部材36a(図2)に接続されており、メインCPU78から出力された駆動信号に応じて羽根部材36aを駆動させて、始動入賞口36の入賞領域を広狭調整する。
大入賞口ソレノイド70は、大入賞口扉72に接続されており、メインCPU78から出力された駆動信号に応じて大入賞口扉72を駆動させて、大入賞口72aを開閉制御する。更に、バックアップクリアスイッチ94は、I/O84を介してメインCPU78に接続されており、電断時等におけるバックアップデータを遊技場の管理者の操作に応じてクリアする機能を有する。
また、副制御基板Skは、コマンド出力ポート86を介して主制御回路Msに接続されており、副制御回路Skは、主制御回路Msから出力された各種コマンドをコマンド入力ポート96を介して入力し、その入力コマンドに応じて、演出表示装置32やスピーカ50或いはランプ42の各種制御を行う。各種制御としては、画像制御回路98による演出表示装置32の表示制御、音制御回路100によるスピーカ50の音制御、ランプ制御回路102によるランプ42の光制御などが行われる。なお、このような各種制御は、プログラムROM104に記憶された各種制御プログラムがワークRAM106を作業領域としてサブCPU108で実行される。
また、主制御回路Msには、上述したように外部端子板74が接続されており、主制御回路Ms及び副制御回路Ssで各種制御が行われている際に、主制御回路Msから出力される各種信号(図5(a)〜(f))は、外部端子板74を介して呼出ランプユニット10に出力される。
図6に示すように、呼出ランプユニット10は、パチンコ機8から出力された各種信号に基づいて、例えば特賞遊技状態(通常大当り、確変大当り、突確大当り)及び特別遊技状態(通常確変、突然確変)の発生回数やスタート回数(前回の大当りからの特別図柄34aの回転数)を表示することが可能な表示装置110と、遊技場の従業員を呼び出すための呼出ボタン112と、遊技者が呼出ボタン112を操作した際に点灯すると共に、パチンコ機8からの各種信号に基づいてパチンコ機8の遊技状態に応じて点滅するランプ114とを備えている。
また、パチンコ機8から呼出ランプユニット10に出力された各種信号(図5(a)〜(f))は、中継コンピュータ12で所定のデータに変換された後、ホールコンピュータ14に通信される。本実施の形態では図7(a)に示すように、ホールコンピュータ14には管理装置116が構築されており、当該管理装置116で集計・更新された大当り回数、確変回数などがデータベース(DB)138に記録されるようになっている。また、図7(b)には、DB138に構築された遊技情報データテーブルの一例が示されており、パチンコ機8の台番号と機種に対応して大当り回数や確変回数が集計記録されている。そして、かかる記録データは、順次書き換えられる。
ここで、遊技情報データテーブル(図7(b))の「IN」は、打込球数を示している。パチンコ機8には、機外へ排出された遊技球を検出するセンサが遊技島2,4(図1)に設けられており、かかるセンサからの検出信号を中継コンピュータ12が入力し、遊技球が10発機外へ排出される毎に、その旨のデータの更新を行って、ホールコンピュータ14に通信される。また、「OUT」は、払出球数を示している。パチンコ機8からの賞球信号の入力毎に、中継コンピュータ12を経てホールコンピュータ14に通信される。
なお、管理装置116における各種処理は、例えばROM140に記憶された処理プログラムがRAM142を作業領域として管理CPU118で実行される。
また、DB138に記録された遊技情報データテーブルの内容は、遊技場に設置された情報表示端末16を遊技者が操作することで、その表示パネル16t(例えば、タッチパネル式の液晶パネル)に表示させて確認できるようになっている。かかる確認処理法としては、例えば図8に示すように、遊技者が表示パネル16tを操作して所望のパチンコ機8を指定する(T1)。このとき、情報表示端末16からホールコンピュータ14に指定遊技台遊技情報が要求され(T2)、ホールコンピュータ14は、その要求内容を遊技情報データテーブルの内容と照会し(T3)、該当するパチンコ機8の指定遊技台遊技情報を情報表示端末16に送信する(T4)。そして、受信した指定遊技台遊技情報が情報表示端末16の表示パネル16tに表示される(T5、T6)。
このように、情報表示端末16で各パチンコ機8の遊技情報を確認することができるため、わざわざ目的のパチンコ機8の前まで行って呼出ランプユニット10の表示内容を確認するといった手間を無くすることができる。この結果、遊技を行うパチンコ機8の選別を簡単且つ短時間に行うことができる。また、遊技を行うパチンコ機8を探すために、遊技者が遊技場内を歩き回ることで場内が騒然となったり、通路が混雑して他の遊技者の遊技の邪魔になったりして、遊技場及び遊技者の双方にとって不利となる場合があるが、情報表示端末16でパチンコ機8の遊技情報を確認できれば、このような問題は解消され、その結果、遊技場と遊技者の双方の利便性を向上させることができる。
ところで、上述したような遊技機(例えば、パチンコ機8)で遊技者が遊技を行っている場合において、閉店時刻(例えば、PM11:00)になると、遊技場では遊技の終了処理が開始される。この場合、従来では、閉店時間になると従業員が遊技終了の場内アナウンスを行ったり、従業員が店内を回って遊技者の一人一人に対してその旨を知らせるといった人的終了作業が行われており、遊技場に設置された全ての遊技機に対する遊技の終了(停止)を一括管理することができなかった。このため、例えば従業員の目を盗んで閉店時間を越えて遊技を行ってしまう遊技者も存在する。
そこで、本実施の形態に係る遊技機の管理装置には、遊技場に設置された全ての遊技機に対する遊技の終了(停止)を一括管理する遊技制御系が構成されており、これにより、所定の遊技状態(例えば、通常大当り、確変大当り、突確大当りなど)が継続中の遊技機を除いて、他の全ての遊技機の遊技を終了(停止)させことができる。なお、本実施の形態の管理装置は、遊技システム(図1)の中継コンピュータ12及びホールコンピュータ14の一方或いは双方に構築可能である。また、遊技機としては、例えばパチンコ機やパチスロ、スロットマシンなどを想定することができるが、ここではパチンコ機8(図1〜図3)を例示して説明する。
図9には、中継コンピュータ12に構築された遊技機の管理装置の構成例が示されている。この場合、管理装置は、遊技機(パチンコ機8)にて発生した所定の遊技状態の間、当該パチンコ機8から出力される遊技状態信号(遊技情報信号とも言う)を入力する入力回路(信号入力手段)144と、遊技終了時刻の設定を行う時刻設定回路(時刻設定手段)146と、設定された時刻が経過したことを検出する時刻検出回路(時刻検出手段)148と、時刻検出回路148による検出があったとき、パチンコ機8からの遊技状態信号(遊技情報信号)の入力があるか否かを判定する遊技状態判定回路(遊技状態判定手段)150と、設定された時刻が経過し、遊技状態信号の入力がないパチンコ機8に対して遊技不能化する遊技不能化手段とを備えている。
所定の遊技状態としては、例えば通常大当り、確変大当り、突確大当りなどの大当り遊技状態を想定し、このような遊技状態中において複数台のパチンコ機8からは、その外部端子板74(図3(a))を介して例えば図5(a)〜(f)に示すような各種の遊技状態信号(遊技情報信号)が出力される。なお、遊技状態信号(遊技情報信号)として、例えば大当り遊技状態中に出力される特賞信号(大当り信号)を想定することができる。
このような遊技状態信号(遊技情報信号)は、それぞれのパチンコ機8の外部端子板74から呼出ランプユニット10を経由して中継コンピュータ12に送られた後、当該中継コンピュータ12に構築された管理装置に入力回路144から入力される。また、遊技状態信号(遊技情報信号)は、中継コンピュータ12で所定のデータ信号に変換された後、ホールコンピュータ14に所定時間毎又はホールコンピュータ14からの要求に応じて出力される。
また、時刻設定回路146は、ホールコンピュータ14で入力した遊技終了時刻がそのまま反映されて設定される。例えば従業員がホールコンピュータ14(図1)の端末(図示しない)を操作して所定の遊技終了時刻(例えば、閉店時刻PM11:00)を設定すると、このとき設定した遊技終了時刻(閉店時刻)がそのまま設定される。なお、図9の構成例では、中継コンピュータ12に時刻設定回路146を構築しているが、例えばホールコンピュータ14に時刻設定回路(図示しない)を構築し、当該時刻設定回路に遊技終了時刻(閉店時刻)を直接設定しても良い。
時刻検出回路148は、図示しないタイマ(時計)を内蔵しており、時刻設定回路146に設定された遊技終了時刻(閉店時刻)が経過したことを検出すると、その検出信号(閉店信号とも言う)を遊技状態判定回路150に出力する。このとき、遊技状態判定回路150は、パチンコ機8からの遊技状態信号(遊技情報信号)の入力があるか否かを判定する(閉店時処理)。なお、図9の構成例では、中継コンピュータ12に時刻検出回路148及び遊技状態判定回路150を構築しているが、例えばホールコンピュータ14に時刻検出回路148及び遊技状態判定回路150を構築しても良い。また、ホールコンピュータ14に時刻設定回路(図示しない)を構築し、中継コンピュータ12に遊技状態判定回路150を構築しても良い。
遊技不能化手段は、時刻設定回路146に設定された遊技終了時刻が経過し、遊技状態信号(遊技情報信号)の入力回路144への入力がないパチンコ機8を遊技不能化するための閉店時処理を実行する。この場合、閉店時処理は、時刻検出回路148からの検出信号(閉店信号)の出力に応じて行われる。例えばホールコンピュータ14に時刻検出回路148が構築されている場合、ホールコンピュータ14(時刻検出回路148)から出力された検出信号(閉店信号)が中継コンピュータ12に受信(入力回路144に入力)されたとき、当該中継コンピュータ12に構築された遊技状態判定回路150が、パチンコ機8からの遊技状態信号(遊技情報信号)の受信(入力)があるか否かを判定した後、その判定結果に基づいて、遊技不能化手段が、遊技状態信号(遊技情報信号)の入力がないパチンコ機8に対して閉店時処理を実行する。
図9の構成例において、遊技不能化手段は、中継コンピュータ12に増設された電源集中ユニット152に構築されており、当該電源ユニット152内に各パチンコ機8へ供給する電源を遮断する電源遮断回路(電源遮断手段)154が設けられている。また、電源集中ユニット152は、トランス156を介して電源ユニット(図示しない)に接続されており、電源ユニットの交流電圧(125V)はトランス156で所定の交流電圧(24V)まで変圧される。そして、変圧された交流電圧(24V)は、電源遮断回路154から各電源ケーブル(例えば、電源ハーネス)Lを介して対応するパチンコ機8の電源基板Wk(図3(a))に供給されるようになっている。
電源遮断回路154には、電源ケーブルL毎にスイッチJが設けられており、管理装置の出力回路158からの制御信号(電源遮断信号)でスイッチJをON/OFF制御することで、パチンコ機8に対する通電制御及び遮断制御が行われる。各スイッチJには、電源ケーブルLに接続された接続端子Yと、接続端子Yに対して接触状態(スイッチON)又は非接触状態(スイッチOFF)に切換制御される切換端子Zとが設けられている。なお、切換端子Zの切換制御は、出力回路158からの電源遮断信号により行われる。この場合、切換端子Zと接続端子Yとを接触状態に切り換えると電源ユニットと電源ケーブルLとが通電状態となり、電源ユニットの交流電圧がトランス156を介して対応するパチンコ機8に供給される。一方、切換端子Zと接続端子Yとを非接触状態に切り換えると電源ユニットと電源ケーブルLとが遮断状態となり、パチンコ機8への電源供給が遮断される。
ここで、本実施の形態に係る管理装置で行われる遊技終了(停止)処理について、図10及び図11を参照して説明する。なお、かかる遊技終了(停止)処理は、管理装置においてROM160に記憶された遊技終了(停止)処理プログラムがRAM162を作業領域としてCPU164で実行される。また、当該遊技終了(停止)処理において、時刻設定回路146、遊技状態判定回路150は中継コンピュータ12に構築され、時刻検出回路148はホールコンピュータ14に構築されている場合を想定する。
複数の遊技者がそれぞれパチンコ機8で遊技を行っている状態において、各パチンコ機8の外部端子板74(図3)から出力された遊技状態信号(遊技情報信号)は、呼出ランプユニット10(図1)から中継コンピュータ12に送信され、管理装置の入力回路144に入力される。このとき、例えば管理装置のCPU164は、入力した遊技状態信号(遊技情報信号)に基づいてパチンコ機8毎の遊技情報を集計する(δ1:図10)。
なお、集計した遊技情報は、例えばCPU164のメモリ(図示しない)に一時的に記憶すれば良い。また、遊技情報としては、例えば“通常大当り”“確変大当り”“突確大当り”などの大当り遊技情報や、払い出された賞球数を示す賞球情報、“通常確変”“突然確変”などの確変遊技情報などが想定される。
また、CPU164は、集計した遊技状態信号(遊技情報信号)に基づく遊技情報をホールコンピュータ14に所定時間毎又はホールコンピュータ14からの要求に応じて送信する(δ2:図10)。
一方、ホールコンピュータ14は、その端末操作により(X1:図11(b))、所定の遊技終了時刻(閉店時刻PM11:00)が設定されると(X2:図11(b))、設定された遊技終了時刻(閉店時刻)を時刻設定回路146(図9)に反映させる。また、ホールコンピュータ14は、中継コンピュータ12(CPU164)からの遊技情報に基づいて、遊技場に設置された全てのパチンコ機8について1台毎にデータ管理を行って、遊技情報データテーブル(図7(b))に各パチンコ機8の番号と機種に対応して大当り回数や確変回数などの更新処理を行う(X3:図11(b))。
そして、時刻検出回路148により遊技終了時刻(閉店時刻)を経過したことが検出されると(X4:図11(b))、ホールコンピュータ14から中継コンピュータ12へ閉店信号が送信される(X5:図11(b))。このとき、中継コンピュータ12の管理装置では、受信した閉店信号に基づいて閉店時処理が実行される(δ3,δ4:図10)。
閉店時処理では、遊技状態判定回路150により、各パチンコ機8からの遊技状態信号(遊技情報信号)の入力があるか否かが判定される。ここでは一例として、中継コンピュータ12にパチンコ機8がN台(N:自然数)接続されているとすると、N台全てのパチンコ機8からの特賞信号(大当り信号)の入力の有無が判定される。例えば、第1のパチンコ機8からの特賞信号(大当り信号)の入力の有無を判定し(G1:図11(a))、特賞信号(大当り信号)の入力が無いと判定されたとき、管理装置の出力回路158から電源集中ユニット152の電源遮断回路154に電源遮断信号が出力され(G2:図11(a))、切換端子Zと接続端子Yとを非接触状態に切り換える。これにより電源ユニットと電源ケーブルLとが遮断状態となり、第1のパチンコ機8への電源供給が遮断され、当該第1のパチンコ機8の遊技を強制的に終了(停止)させことができる。
一方、第2のパチンコ機8からの特賞信号(大当り信号)の入力の有無を判定し(G3:図11(a))、特賞信号(大当り信号)の入力が有ると判定されたときには、電源ユニットと電源ケーブルLとを通電状態のままとし、そのまま第2のパチンコ機8への電源供給を維持継続させる。そして、同様の処理を繰り返しながら、N台全てのパチンコ機8からの特賞信号(大当り信号)の入力の有無を判定し(Gn:図11(a))、特賞信号(大当り信号)の入力が無いと判定されたときには、当該パチンコ機8への電源供給を遮断し(Gn+1:図11(a))、特賞信号(大当り信号)の入力が有ると判定されたときには、そのままパチンコ機8への電源供給を維持継続させる。
このような閉店時処理は、中継コンピュータ12に接続された全てのパチンコ機8に対して同時に行われる。そして、上記閉店時処理は、遊技場に設置された全ての中継コンピュータ12が同時に実行されるので、例えば遊技終了時刻(閉店時刻)に全てのパチンコ機8からの特賞信号(大当り信号)の入力が無い場合、遊技場の全てのパチンコ機8を一括して且つ同時に、その遊技を強制的に終了(停止)させことができる。これに対して、一部のパチンコ機8からの特賞信号(大当り信号)の入力が有る場合、当該一部のパチンコ機8への電源供給は維持継続させ、残りのパチンコ機8の遊技を強制的に終了(停止)させる。そして、その一部のパチンコ機8からの特賞信号(大当り信号)の入力が無くなるのを待って当該パチンコ機8への電源供給を遮断する。
なお、電源供給が遮断されたとき、例えばパチンコ機8であれば未払い出しの遊技球(パチスロであれば残留のクレジット)があった状態も想定されるが、パチンコ機8(パチスロ)には、バックアップコンデンサが搭載されており、電源遮断時でもパチンコ機8(パチスロ)のRAMに所定電圧の電源が供給される。この場合、バックアップコンデンサの電力が無くなるまで、遊技に関する内容をRAMに保持することができる。そのため、遊技場の従業員を呼び出して電源を投入してもらうことにより、未払い出しの遊技球の払い出し(残留のクレジットの精算)を受けることができる。
以上、本実施の形態によれば、遊技場に配設された遊技システムの一部(例えば、中継コンピュータ12、ホールコンピュータ14)に管理装置を構築するだけで、例えば特別な遊技終了プログラムや制御回路が不要となり、既存の遊技機(パチンコ機8)をそのまま利用しつつ(遊技機の種類を問わず)、遊技場に設置された全ての遊技機に対する遊技の終了(停止)を一括管理することができる。これにより、従来問題となっていた遊技の終了作業に要する人的負担の軽減と共に、個々の遊技機に対する制御負担の軽減を図ることができる。また、例えば従業員の目を盗んで閉店時間を越えて遊技を行う遊技者を無くすることもできる。この結果、遊技場に設置された全ての遊技機に対する遊技の終了(停止)を簡便且つ効率的に行うことができる。
また、上述した実施の形態では、遊技不能化手段として、各パチンコ機8へ供給する電源を遮断する電源遮断回路154を適用したが、これに代えて、例えば図9に示すように、遊技終了の旨を示す遊技終了信号(打止信号)を対応するパチンコ機8へ出力する遊技終了信号出力回路(遊技終了信号出力手段)166を適用しても良い。この場合、遊技終了信号出力回路166は、時刻設定回路146に設定された遊技終了時刻(閉店時刻)が経過し、遊技状態信号(遊技情報信号)の入力がないパチンコ機8に対して遊技終了信号を出力する。なお、遊技終了信号出力回路166は、中継コンピュータ12及びホールコンピュータ14のいずれかに構築すれば良い。
また、遊技終了信号の出力タイミングは、図11(a)の動作フロー(G2,G4,…Gn+1)において、遊技状態信号(遊技情報信号)の入力がないパチンコ機8に対して遊技終了信号を出力すれば良い。これにより、遊技終了信号の入力が可能なパチンコ機8であれば、その種類を問わず遊技場に設置された全てのパチンコ機8に対する遊技の終了(停止)を簡便且つ効率的に行うことができる。具体的には、遊技終了信号の入力により当該パチンコ機8において遊技球の発射を不能にすることができる。なお、他の構成及び効果は、上述した実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
また、上述した実施の形態では、特賞信号(大当り信号)の入力の有無でパチンコ機8に対する遊技不能化を行ったが、他の信号(例えば、パチンコ機8では確変信号)の入力の有無で遊技不能化を行っても良い。また、例えばパチスロにおいては、ビッグボーナス(BB)図柄を揃えることができる状態(ボーナス確定状態)で、所定の信号を外部出力可能な構成とし、当該信号を中継コンピュータに入力すれば、初心者が閉店前にボーナス確定状態となり、いつまでもBB図柄を揃えることができずに閉店時刻を迎えてしまった場合でも安心して遊技を行うことができる。
また、遊技不能化方法としては、例えばパチンコ機8における図柄変動中や、例えばパチスロにおけるリール回転中に所定の信号を出力し、当該信号の出力中は電源遮断を行わず、図柄変動の終了(全リール停止)後に電源を遮断するようにしても良い。また、パチスロにおいては、遊技終了信号(打止信号)の入力を可能に構成し、当該遊技終了信号(打止信号)の入力によりメダルの投入を不能にしたり、クレジットの精算を行う制御をするようにしても良い。
また、上述した遊技終了(停止)処理において、遊技不能化を実行するか否かの判断をする遊技状態判定回路150を中継コンピュータ12に構築した場合を想定したが、これをホールコンピュータ14に構築し、当該ホールコンピュータ14から各パチンコ機8に対する遊技不能化を行うようにしても良い。
本発明の一実施の形態に係る遊技機の管理装置が構築された遊技場の遊技システムの構成例を示す斜視図。 遊技機とカードユニットの外観を拡大して示す斜視図。 (a)は、遊技機の背面に設けられた制御基板の配置構成図、(b)は、外部端子板の構成を一部拡大して示す図。 制御基板に構築された主制御回路及び副制御回路のブロック図。 外部端子板から出力される各種信号の信号特性を示す図であって、(a)は、遊技球が始動入賞口に入賞した際に出力される入賞信号、(b)は、特別図柄の変動状態に応じて出力される図柄確定信号、(c)は、大当り中に出力される大当り信号、(d)は、大当り及び確変のいずれかの状態中に出力される大当り信号、(e)は、確率変動中に出力される確変信号、(f)は、遊技機から払い出された賞球数を示す賞球信号。 呼出ランプユニットの正面図。 (a)は、ホールコンピュータに構築された遊技機の管理装置の構成を示すブロック図、(b)は、ホールコンピュータのデータベースに構築された遊技情報データテーブルの構成例を示す図。 情報表示端末に遊技情報を表示する際の動作フロー。 遊技場に設置された全ての遊技機に対する遊技の終了(停止)を一括管理する遊技制御系が構成された遊技機の管理装置の構成例を示す図。 閉店時において、中継コンピュータに構築された遊技機の管理装置で行われる閉店処理の動作フローを示す図。 (a)は、閉店時処理の動作フローを示す図、(b)は、ホールコンピュータで行われる閉店信号送信処理の動作フローを示す図。
符号の説明
144 入力回路(信号入力手段)
146 時刻設定回路(時刻設定手段)
148 時刻検出回路(時刻検出手段)
150 遊技状態判定回路(遊技状態判定手段)
154 電源遮断回路(電源遮断手段、遊技不能化手段)
166 遊技終了信号出力回路(遊技終了信号出力手段、遊技不能化手段)

Claims (3)

  1. 遊技機にて発生した所定の遊技状態の間、該遊技機から出力される遊技状態信号を入力する信号入力手段と、
    遊技終了時刻の設定を行う時刻設定手段と、
    設定された時刻が経過したことを検出する時刻検出手段と、
    前記時刻検出手段による検出があったとき、遊技機からの前記遊技状態信号の入力があるか否かを判定する遊技状態判定手段と、
    前記設定された時刻が経過し、前記遊技状態信号の入力がない遊技機に対して遊技不能化する遊技不能化手段とを備えていることを特徴とする遊技機の管理装置。
  2. 前記遊技不能化手段は、遊技機へ供給される電源を遮断する電源遮断手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機の管理装置。
  3. 前記遊技不能化手段は、遊技終了の旨を示す遊技終了信号を遊技機へ出力する遊技終了信号出力手段を備えており、
    前記遊技終了信号出力手段は、前記設定された時刻が経過し、前記遊技状態信号の入力がない遊技機に対して遊技終了信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の遊技機の管理装置。
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