JP2005312754A - 遊技装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 封入式遊技機100は、閉店時にホールサーバ900から遊技終了電文を受信する。この際に封入式遊技機100の第2枠制御装置91の制御により、遊技が行われていない場合と、持球数が特定の景品を交換可能な持球数である持球数設定値より多い持球数となっている場合に、遊技球の発射を禁止する遊技禁止状態とする。また、第2枠制御装置91は、持球数が持球数設定値以下の場合に遊技可能状態を継続し、持球数が少ない遊技者は、持球数を使い切るまで遊技を可能とする。また、第2枠制御装置91は、遊技禁止状態とした後に、所謂保留球に基づく変動表示ゲームで大当りが発生した場合は、遊技禁止状態を解除して大当りでの遊技を可能とする。
【選択図】 図8
Description
そこで、遊技者の不満を解消するために、大当りで遊技を禁止された遊技機において、係員(店員)により、大当りで払い出されると予想される遊技媒体を手動操作で払い出させるようにすれば、遊技者の不満はある程度解消される。しかし、遊技媒体の払い出しに係員による手動操作を必要とすることから、時間がかかると共に、手動操作中は係員が清掃等の作業を行えず、結局閉店後の作業が遅くなってしまう。
そこで、閉店時刻となった際に、遊技場の遊技機を遊技ができない遊技禁止状態にすると共に、大当りが発生しているにも係わらず遊技が禁止された遊技機においては、大当りで遊技した場合に払い出されると予想される遊技媒体数を記録した記録媒体を発行し、大当りの発生により得られる遊技者の利益(遊技媒体)を補償できるようにした遊技場用管理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に示すように閉店時に遊技機の遊技機を禁止する際に、大当りの場合には大当りで得られると推定される遊技媒体を補償できるようにしても、上述のように遊技を禁止したことにより遊技者が抱く不満の多くを解消することはできない。
遊技場の営業を終了することを示す営業終了情報を受け付けた際に前記持球情報が示す持球数を監視する監視手段と、
前記監視手段の監視結果としての持球数と予め設定された遊技禁止条件となる数値を示す遊技禁止情報とを比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果が、監視結果としての前記持球数が遊技禁止条件となる前記数値より大きいとなった場合に、遊技球の発射を禁止する遊技禁止状態とし、監視結果としての前記持球数が遊技禁止条件となる前記数値以下となった場合に、前記遊技禁止状態にすることなく遊技球の発射が可能な遊技可能状態を継続させる遊技禁止制御手段と、を備え、
前記遊技禁止制御手段は、前記遊技禁止状態となった後に消化される前記始動条件情報に基づく遊技動作に特別結果となる遊技動作がある場合に、遊技禁止状態を解除することを特徴としている。
また、遊技動作が特別結果となったことに基づいて発生する特別遊技状態とは、所謂大当りのことである。また、遊技動作とは、複数の特別図柄(識別情報)を変動表示させる変動表示ゲームであっても良い。
また、遊技装置とは、封入式遊技機単独で構成されるものであっても良いし、封入式遊技機に接続された管理装置等の機能を含んでいても良い。すなわち、本発明の遊技装置の構成要素が、全て封入式遊技機に含まれていても良いし、封入式遊技機の外部にあっても機能する構成要素が、封入式遊技機外部に有って、封入式遊技機外部の構成要素と封入式遊技機の構成要素とから本発明の遊技装置が構成されていても良い。
また、前記遊技禁止状態となった後に消化される前記始動条件情報に基づく遊技動作に特別結果となる遊技動作がある場合に、遊技禁止状態を解除するが、遊技禁止状態を解除するタイミングは、始動条件情報に基づく遊技動作が行われて、遊技動作の結果が特別結果となった際もしくは特別結果となったことにより特別遊技状態が発生した際に遊技禁止状態を解除しても良い。また、始動条件情報に前記遊技動作の結果を決定する情報が含まれる場合に、遊技禁止状態となった時点で、始動条件情報に含まれる情報に基づいて特別結果となる遊技動作が有るか否かを判定し、有ると判定された際に遊技禁止状態を解除するものとしても良く、この場合に営業終了情報を受け付けた時点で、ほぼ同時に遊技禁止状態とその解除が成立するものとしても良い。
一方、現在の持球数が設定された遊技禁止条件となる数値以下の場合には、営業終了情報を受け付けても遊技禁止状態とせずに、遊技球の発射が可能な遊技可能状態とする。
また、遊技禁止条件としての数値を数分程度で遊技可能な持球数と同様の数値とすることで、閉店後も持球数が無くなるまで遊技させるものとしても、遊技終了があまり遅くなるようなことがない。例えば、閉店時刻となった際に持球数が多い遊技者が先に遊技を禁止されることになり、これら遊技者は、遊技終了後に景品交換等で景品カウンタに向かう可能性が有り、通常、景品カウンタには閉店時刻となった際に複数の遊技者が並ぶことになる。そして、これら景品カウンタに並んだ遊技者への対応にかかる時間よりも、持球数が少ないことにより遊技禁止状態とならなかった遊技者が遊技する時間の方が短くなる可能性が高く、また、持球数がなくなるまで遊技した遊技者は、基本的に景品カウンタに行くことなく遊技場を退場する。従って、持球数が少ない遊技者が、持球数がなくなるまで遊技を行っても、遊技者が遊技場から全員退場する時間が遅くなる可能性は極めて低い。
また、遊技禁止条件となる数値は、例えば、予め決められた特定の景品が1個交換できる持球数もしくは1個交換できる持球数から1減算した数値とすることが好ましい。また、特定の景品は、交換に必要な持球数が最も少ない景品に限られるものではなく、例えば、遊技者が主に交換する景品のうちの交換に必要な持球数が少ない方の景品であっても良い。
前記比較手段の比較結果が、監視結果としての前記持球数が遊技禁止条件となる前記数値以下となった場合に、該遊技者が所有する持球数が有るか否かを判定する持球判定手段を備え、
前記遊技禁止制御手段は、前記持球判定手段が、遊技者が所有する持球数が無いと判定した場合に、前記遊技禁止状態とし、
前記遊技禁止状態となった後に消化される前記始動条件情報に基づく遊技動作に特別結果となる遊技動作がある場合に、遊技禁止状態を解除することを特徴としている。
そして、遊技禁止状態となった場合には、請求項1記載の発明と同様に始動条件情報の消化に基づいて特別遊技状態が発生すると、遊技禁止状態が解除されて遊技可能となり、請求項1記載の発明と同様の効果を奏することができる。
前記遊技禁止制御手段は、前記持球判定手段が、遊技者が所有する持球数があると判定した場合、前記遊技禁止制御手段は遊技禁止状態に制御することなく遊技可能状態を継続させ、前記特別遊技状態が発生した場合は、該特別遊技状態が終了するまで遊技状態を継続させ、該特別遊技状態が終了した後に遊技禁止状態にすることを特徴としている。
また、特別遊技状態終了時に遊技禁止状態となるが、この場合には、請求項1記載の発明と同様に始動条件情報の消化に基づいて特別遊技状態が発生すると、遊技禁止状態が解除されて遊技可能となり、請求項1記載の発明と同様の効果を奏することができる。
前記営業終了情報を受け付けた後の特別遊技状態の発生回数の有効回数を設定する有効回数設定手段と、前記始動条件情報の消化中に特別遊技状態が発生した発生回数が該有効設定回数設定手段で設定された有効回数の範囲内か否かを判定する有効回数判定手段と、を備え、
前記遊技禁止制御手段は、前記有効回数判定手段の判定結果が有効回数の範囲内である場合は、前記遊技禁止状態となった後に消化される前記始動条件情報に基づく遊技動作に特別結果となる遊技動作がある場合に、遊技禁止状態を解除することを特徴としている。
また、遊技禁止状態となった後に、始動条件情報を消化中に特別遊技状態が発生する場合には、再び遊技可能状態となって特別遊技状態での遊技を行うことができ、さらに、特別遊技状態終了後に始動条件情報に基づく連続大当りの可能性があり、基本的に閉店時刻に遊技を禁止するものとしても遊技者を満足させることができる。
本実施形態の遊技装置の少なくとも一部となる封入式遊技機は、本発明をパチンコ遊技機に応用したものであり、例えば、遊技内容等は、従来のパチンコ遊技機と同様とすることが可能となっていると共に、外形等のサイズも同様となっており、パチンコ遊技店の現状の島設備に設置可能となっているが、島設備の球供給機構や球排出機構を用いることがないものとなっている。すなわち、封入式遊技機は、予め封入された遊技球を用いる。また、封入式遊技機は、例えば、球貸機等への現金の投入等により発生する遊技価値情報(例えば、金額情報)を入力され、遊技価値情報を遊技に使用可能な遊技球数(遊技媒体数)である持球数のデータに変換し、このデータに対応して封入された遊技球を遊技領域に発射可能とし、遊技球を発射すると発射された遊技球数に対応して持球数のデータを減算するようになっている。また、発射された遊技球が各種入賞口や変動入賞装置等の入賞具に入賞して賞球(遊技球)が発生した場合は、実際の遊技球を払い出すことなく、前記持球数のデータに賞球数が加算されるようになっている。また、持球数のデータが0となると、遊技球の発射ができない状態となる。この状態で遊技価値情報としての金額情報や貯球された遊技媒体数の情報等を遊技媒体数のデータに変換すると、持球数のデータに変換された遊技媒体数のデータが加算され、再び遊技球の発射が可能となる。
また、発射された遊技球は、遊技領域に至って一部は、入賞領域に入賞して遊技盤の裏面側に導かれてセーフ球として回収されると共に、残りの入賞しなかった遊技球はアウト球として回収され、これら回収された遊技球が循環流路を通って再び発射可能な状態となるようになっており、遊技球は封入式遊技機内で循環するようになっている。また、ファールとなった遊技球も循環流路に回収されると共に、ファールとなった遊技球は遊技に係わることなく(入賞の機会を得ることなく)、回収されて再び発射可能とされるので、ファール球の発生に基づき、遊技価値情報の持球数のデータにファール球数が加算される。
前面枠本体130は、前面枠120の各部材の取付ベースとなるものであって、上述のように、矩形枠状の機枠110内にちょうど収まるように、概略矩形板状に構成されると共に、その中央から上端部に渡る部分に遊技盤1を嵌め込んで収容するための方形状の開口部121が形成されている。また、前面枠本体130の遊技盤1が嵌め込まれた開口部121、すなわち、前面枠本体130の中央より少し下側から上端部に渡る部分を覆って前記ガラス枠140が配置されており、遊技盤1の前面と前記ガラス枠140に嵌め込まれた後側のガラス板141裏面との間で、遊技盤1の前面に設けられたガイドレール2に囲まれた部分が遊技球が発射されて流下する遊技領域1aとされている。
また、前面枠本体130及びガラス枠140はそれぞれ周知のパチンコ遊技機等の弾球遊技機と同様に鍵穴159にキーを差して回転させることで閉じた状態にロック可能となっている。また、ガラス枠140が開放されるとガラス枠開放検出センサ142(図8に図示)に検出されるようになっている。
なお、上述のように封入式遊技機100では、賞球の払い出しは行われず、上述の出球数、入球数、差球数、持球数等は、実際の遊技球の個数ではなく、データ上の数値となる。すなわち、実際に使用される遊技球は、循環使用される限られた所定数(例えば、25個)しかなく、例えば、遊技領域1aに発射される遊技球を検知してカウントした発射球数、発射されたが戻ってしまった遊技球を検知してカウントしたファール球数、遊技領域1aに発射されて回収された遊技球を検知してカウントした回収球数、入賞した場合の賞球数、遊技店から借りた球貸数等の数値から上述の入球数、出球数、差球数、持球数が得られる。
また、サイドランプ12,12及びエラー表示器14,14は、遊技状態に対応して点灯、点滅、発光色の変更等の演出を行う。また、エラー表示器14,14は、エラー発生時に通常と異なる発光を行うことによりエラー発生を報知する。
取付盤131の前面側に取り付けられる前面操作ユニット150には、タッチパネル表示ユニット151、タッチセンサ152、発射スライドボリューム153、仮想遊技球表示器154、スピーカ155、及びこれらの部材を保持すると共に後述する発射装置61の操作用のポケット上の凹部158(空間)を形成する発射操作空間形成枠161が設けられている。
タッチパネル表示ユニット151は、表示装置としてのLCDパネル15b(図8に図示)とタッチパネル15a(図8に図示)とを有するもので、基本的な機能として、持球数の情報、金額情報(カード等の記憶媒体に記憶された残額等)、貯球情報(景品と交換せずに遊技店側に貯蓄した遊技球数等)等の遊技情報を表示し、実際の遊技球の払い出しがなくても、いつでも、持球数を確認できるようにすると共に、遊技者や遊技店の店員等に対してエラーの発生を含む各種情報を表示可能となっている。また、タッチパネル表示ユニット151は、タッチパネルとして、表示切替や、その他の表示内容に対応した入力操作を可能とするものである。なお、タッチパネル表示ユニット151は、封入式遊技機100の左右方向に設定された回転軸回りに回転して傾きを調整できるようになっており、遊技者の体格等に対応して遊技者が見やすい角度に変更可能となっている。
タッチセンサ152,152は、従来の操作ハンドルに設けられていたものであり、遊技者の手を接触させることにより、信号を発射制御装置63aに出力し、発射制御装置63aの制御の元に発射装置61を作動させて遊技球を発射させるものである。
すなわち、遊技球を順次発射した際や、遊技球が入賞した際に、タッチパネル表示ユニット151に表示される持球数の増減だけで、パチンコ遊技機の上皿に溜まった遊技球の発射による減少や、賞球の払い出しによる増加を実感しずらいので、仮想遊技球表示器154で、遊技球の移動を仮想的に再現することで、遊技者に対して遊技球の増減を実感しやすい状態とする。
発射装置61は、発射モータ(ステッピングモータ)68(図8に図示)と、この発射モータ68に接続されて回転駆動されることにより、遊技球を打撃して遊技球を発射する発射杵66と、発射杵66の回転角度を規制するストッパ部材67と、発射レール62上に後述するように封入球循環ユニット200から供給された遊技球を、発射レール62の下端部上の発射杵66により打撃可能な所定位置に停止させる球位置決め部材69とを備える。
そして、発射レール62の後端部(傾斜下端部)上の球位置決め部材により遊技球が保持される位置が遊技球を遊技領域1aに発射する発射位置となる。
また、誘導路から遊技領域1aに至らずに戻ったファール球も発射球通過口135を通過するようになっている。なお、発射レール62の先端面は、発射球通過口135の直下より手前に配置され、発射球通過口135に戻るファール球は、発射レール62上に戻らずに、発射レール62の前に流下し、後述する封入球循環ユニット200のファール球回収部257上に至るようになっている。
また、封入球循環ユニット200は、待機流路221を遊技球の発射毎に移動する遊技球の付着物を除去する付着物除去手段400と、循環流路220内の球を抜く球抜き装置230とを備える。
また、封入球循環ユニット200の主要部は、図7等に示すように、主要部の前面側を構成する前壁部材310と、主要部の裏面側を構成する後壁部材320とから概略箱状に形成され、主要部の内部に上述の循環流路220(回収球流路280、待機流路221を含む)、ファール球流路252とが形成されている。なお、基本的に前壁部材310側に上述の遊技球の経路を構成する部材が形成されると共に、センサ、ソレノイド等を取り付ける部材が形成され、後壁部材320には、各部材の取付を補助する部材や、封入球循環ユニット200の外周を囲う外周壁326を有する。また、前壁部材310及び後壁部材320は、それぞれ透明な合成樹脂により一体成型されており、封入球循環ユニット200内の遊技球や、封入球循環ユニット200の前側の遊技球や発射ユニット60等を透視可能となっており、封入式遊技機100の裏面側から遊技球の詰まり等を目視で確認可能となっている。また、前壁部材310と後壁部材320とは、着脱自在に接合されている。
また、封入球循環ユニット200の接続部材201,201は、取付盤131の取付部132,132の軸となる突起が回動可能に挿入される筒状の形状を有すると共に、筒状部分にはスリットが形成され、スリット201a,201aから軸を出入可能とされることにより、接続部材201,201が取付部132,132から着脱自在とされ、封入球循環ユニット200を前面枠本体130の取付盤131から取り外し可能(着脱自在)となっている。
そして、封入球循環ユニット200は、取付盤131に取り付けられた発射ユニット60と前後に重なるように、発射ユニット60の後側に配置されて取付盤131に取り付けられる。そして、封入球循環ユニット200は、取付盤131に取り付けられた状態で前面枠本体130に取り付けられた遊技盤1の略真下に配置されるようになっている。
そして、回収部材210の囲い壁214に囲まれて上方に開放された状態となった部分がアウト球とセーフ球を回収する回収口211となっている。また、回収口211の遊技盤1前面側の下となる前部がアウト球を回収するアウト球回収口215とされ、遊技盤1の裏面側の下となる後部がセーフ球を回収するセーフ球回収口216となっている。
ファール球回収口251は、封入球循環ユニット200の前面を構成する前壁部材310の裏面側から見て右上端部に形成された開口で、回収されたファール球を封入球循環ユニット200外部から内部に導入するようになっている。また、前壁部材310の前面側のファール球回収口251の下側縁に対応する位置には、前壁部材310前面から前方に延出するファール球回収部257が備えられている。ファール球回収部257は、上面が後方のファール球回収口251に向かって下り傾斜した板状に形成されると共に、ファール球回収口251につながる後側縁を除く周囲を囲んで上に突出した突条258を備えたもので、封入球循環ユニット200を取付盤131にほぼ垂直な状態に取り付けた際に、ファール球回収部257は、発射レール62の上端部(発射方向端部)の隣で、発射球通過口135の真下に配置され、発射球通過口135を通過して流下するファール球を受けるようになっている。
なお、ファール球センサ253は、回収球センサ212と同様に周知のパチンコ球通過センサスイッチであり、センサ取付部330の回収球センサ212の下側に、回収球センサ212と逆向きに取り付けられ、ファール球センサ253の遊技球が通過する孔253aがファール球流路252の上端部に配置されるようになっている。そして、回収球センサ212と同様にファール球を検出して信号を出力する。
この球抜き装置230は、球抜き開口部231と、これを開閉する板状の蓋部材232と、蓋部材232を支持、案内するリブ234、235、236とからなる。
また、後壁部材320に設けられた球抜き開口部231の外面には、球抜き開口部231を開閉するための板状の蓋部材232が、左右にスライド自在に設けられており、その球抜き開口部231の側方には、球抜き開口部231の開放時にこの蓋部材232を格納する蓋部材格納部237が設けられている。
この蓋部材232の背面には、開閉操作をするための取っ手232aが突設されている。
この蓋部材格納部237は蓋部材232の横幅以上の幅を持ち、球抜き開口部231の開放時に、蓋部材232を球抜き開口部231から完全に退避できるようになっている。さらに、後壁部材320の外面には、球抜き開口部231とこれに隣接する蓋部材格納部237の外周に外周リブ234が突設されており、蓋部材232はこの外周リブ234の内側に形成されたスライド部233に支持される。
二対のリブ235、236のうち、球抜き開口部231側のリブ235は、蓋部材格納部237側のリブ236に比べて、蓋部材232を案内する面の前後位置が移送供給部材243(前)寄りになっている。
また、蓋部材格納部237の前壁239は、球抜き開口部231にかけて前側に傾斜している。
そして、球抜き開口部231を閉じる位置では、蓋部材232の内面が後壁部材320の内面とほぼ同じ前後位置になる。
これにより、蓋部材232閉鎖時に段差が生じることが無く、球抜き開口部231付近での遊技球の流れを妨げない。
下側のスライド部233の、球抜き開口部231と蓋部材格納部237の境界付近には突起部238があって、球抜き時に蓋部材格納部237に格納された蓋部材232がこの突起部238の上に乗り上げるようになっている。
これによって、蓋部材232が押し上げられて上側のスライド部233に圧接するので、球抜き時の振動によって蓋部材232が動くことを防止でき、開放状態を維持することができる。
この移送供給部材243の遊技球を載置(保持)する底面板部材243aは、遊技球を1個分載置可能であって、封入球循環ユニット200の背面側から見て右から左に下るように傾斜(待機流路221と同じ傾斜)している。
また、底面板部材243aの一部あるいは全部は、その厚さが封入球循環ユニット200の背面側から見て、奥側から手前側にかけて薄くなっており、上面が手前側(後側)に下るように傾斜している。
つまり、底面板部材243aの上面は、封入球循環ユニット200の背面側から見て、右奥(右前)から左手前(左後)に下るように傾斜している。
これによって、球抜き開口部231を開放したときに、遊技球が封入球循環ユニット200内から自然に流出する。
遊技球の交換時には、蓋部材232をスライドさせて蓋部材格納部237に格納し、球抜き開口部231を開放して、移送供給部材243の底面板部材243aに形成された傾斜に沿って遊技球を流出させて、封入式遊技機100(封入球循環ユニット200)から外部に取り出すようになっている。
また、球送り装置240は、規制壁241の球受け部242の反対側に形成され、規制壁241を乗り越え、供給導入口249から流入した遊技球を発射装置61(発射レール62上)に導出するための供給流路245と、球送り検出手段として供給流路245を通過して発射位置に送られる遊技球を検知する球送りセンサ246(発射球センサ)と、供給流路245(封入球循環ユニット200)の遊技球の発射装置61への導出口となる供給導出口247とを備える。
そして、待機流路221の待機傾斜部223上から球受け部242に配置された移送供給部材243の底面板部材243a上に流入した遊技球は、底面板部材243a上でその傾斜により規制壁241と蓋部材232が隣接する部分に寄って、規制壁241と蓋部材232に接触した状態となるようになっている。そして、移送供給部材243が球送りソレノイド244により上昇させられ、底面板部材243aの上面が規制壁241の上端より高くなった際に、底面板部材243a上の遊技球が底面板部材243aの傾斜によって規制壁241を越えて供給導入口249から供給流路245側に流下するようになっている。なお、底面板部材243aの一側端(待機流路221に臨む端部)は、上昇した場合に、待機流路221上で次ぎに移送供給部材243に送られる遊技球が移送供給部材243の下に入り込むことがないように、待機流路221の最下流部で待機する遊技球の直径より高く上がらないようになっている。
なお、球送りセンサ246も回収球センサ212と同様に遊技球を検出して信号を出力する。球送りセンサ246に検出された遊技球は、検出直後に発射装置61に供給されて発射されるので、球送りセンサ246は、発射装置61の前側であるが、遊技球の発射を検出する発射球センサも兼ねるものとなっている。
ように傾斜して球貯留状態となり、プランジャーを上げた状態では、球貯留板261の他方の端部が下となるように傾斜して球補充状態となる。
なお、球不足は、例えば、遊技領域1aにおいて、遊技球の詰まり等が発生し、遊技領域1a内に通常より多くの遊技球が存在することにより、封入球循環ユニット200に回収される遊技球の数が減った場合や、ガラス枠140を開放した際に、遊技球が外部に流出した場合等に発生する。
これにより、球交換カセットを球交換カセット取付部270にセットすることで、球交換カセットの球出口が開放状態となり、球交換カセットをセットした時点で、球交換カセットの球出口から遊技球が球補充装置260を経て循環流路220側に流下を開始することになる。
作動リンク部材273は、その下端部を除く主要部が前記導入経路を開閉する開閉扉部273aとされ、導入経路を遊技球の通過が不可となるように閉塞する前後幅及び上下幅を有すると共に、後述するようにセットされる球交換カセットに押圧される際に確実に押圧可能な厚み(左右幅)を有する。また、作動リンク部材273は、その主要部となる開閉扉部273aの下となる下端部に、下端部の前部から後方に延出した板状のリンク片273bを有する。また、リンク片273bは、上述の球交換カセット取付部270側に延出する球貯留板261の係合部材261bの下側の近傍(接しても良い)に配置されている。
また、作動リンク部材273は、開閉扉部273aとリンク片273bとの接合部分が前壁部材310に形成された軸(図示略)に回転自在に軸支されている。
また、後壁部材320の裏面の送風ファン420の取付位置に対応する部分には、フィルタ開口部322を有するフィルタ(図示略)を取り付けるためのフィルタ取付部321が設けられている。
上述のように静電気が除去された遊技球に付着した埃等の付着物は送風ファン420の送風により吹き飛ばされ、フィルタに回収される。
すなわち、封入式遊技機100は、図1に示す、遊技盤1のガイドレール2で囲まれた遊技領域1a内に遊技球(打球;遊技媒体)を発射して遊技を行うものであり、該遊技領域1aには、図1に示すように、普図始動ゲート6,6、この普図始動ゲート6,6を遊技球が通過して普図変動表示ゲームが未処理となっている未処理回数を表示する普図始動記憶表示器(図示略)、普通図柄(普図)の変動表示ゲームを表示する普図変動表示器(図示略)、普通変動入賞装置9、この普通変動入賞装置9に遊技球が入賞して特図変動表示ゲームが未処理となっている未処理回数を点灯表示する特図始動記憶表示器(図示略)、特別図柄(特図、識別情報)の変動表示ゲームの表示等を行う変動表示装置4、特別変動入賞装置5、一般入賞口8,…、風車と呼ばれる打球方向変換部材(図示略)、多数の障害釘(図示省略)などが設けられている。
この普通変動入賞装置9は、特図の始動入賞口も兼ねている。すなわち、普通変動入賞装置9の内部(入賞領域)に備えられた始動口センサ9b(図8に図示;始動口SW)により遊技球を検出することに基づき始動条件が成立し、特図の変動表示ゲームが開始されるようになっている。
そして、遊技領域1a内に打ち込まれた遊技球が、普図始動ゲート6,6内を通過すると、普図変動表示器において普図の変動表示ゲームが行われる。
ここで、普図変動表示器は、例えば、LEDなどによって構成され、普通図柄(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)の変動表示ゲームは、普図変動表示器の点灯状態を所定時間変動表示させた後、停止表示させることにより行うようになっている。
この普図の変動表示ゲームの結果、普図変動表示器における停止表示が特別の結果態様となれば、普図の当たりとなって、普通変動入賞装置9の開閉部材が所定時間(例えば、0.5秒間)上述のように開放される。これにより、普通変動入賞装置9に遊技球が入
賞しやすくなり、特図の変動表示ゲームの始動が容易となる。
そして、遊技領域1a内に打ち込まれた遊技球が特図の始動口を兼ねる普通変動入賞装置9へ進入して始動条件が成立することに基づき、表示画面42にて複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)を変動表示させる本発明の遊技動作としての特別図柄の変動表示ゲームを実行可能となっている。なお、特図の変動表示ゲームは、表示画面42において、複数種類の識別情報を所定時間変動表示させることにより行う。
そして、この特図の変動表示ゲームの結果として、表示画面42の表示態様が特別結果態様(例えば、「7,7,7」等のゾロ目数字の何れか)となった場合には、大当たり(特別遊技状態)となる。
また、大入賞口の内部(入賞領域)には、該大入賞口に入った遊技球を検出するためのカウントセンサ5b(図8に図示;カウントSW)と、大入賞口に入った遊技球のうち継続入賞領域(V入賞領域)に流入した遊技球を検出するためのV入賞センサ5c(図8に図示;VSW)が配設されている。
なお、各一般入賞口8,…の内部(入賞領域)には、該入賞口8,…に入った遊技球を検出するための入賞口センサ8a(図8に図示;左入賞SW、右入賞SW)が配設されている。
すなわち、封入式遊技機100はパチンコ遊技機として、特図変動表示ゲームの結果、予め定められた特別結果態様となった場合に(大当りとなった場合に)、遊技者に特定の遊技価値を付与可能な特別遊技状態を発生可能に構成されている。
封入式遊技機100の制御系としては、遊技の進行を制御する遊技制御装置21(主基板:遊技制御基板20)と、この遊技制御装置21の制御下で各種の演出に関する制御を行う演出制御装置51(演出基板:演出制御基板50)と、遊技制御装置21及び演出制御装置51の制御下で、仮想遊技球表示器154及び外部アピール装飾ランプ11(外部アピール装飾基板11a)、封入球循環ユニット200等の制御を行う第1枠制御装置83(第1制御基板:第1枠制御基板81)と、第1枠制御装置83の制御下で、タッチパネル表示ユニット151の制御と、外部との通信の制御と、持球数(遊技球数)の演算等とを行う第2枠制御装置91(第2制御基板:第2枠制御基板90)と、第2枠制御装置91の制御下で発射装置61の制御等を行う発射制御装置63a(発射制御基板63)とを備える。
また、遊技制御装置21は、I/Oを介して第1枠制御装置83及び演出制御装置51に接続され、第1枠制御装置83及び演出制御装置51に後述する各種データを遊技機情報として送信している。
例えば、遊技制御装置21は、上述の賞球に関するデータとして、遊技球の入賞に基づく賞球がある場合に、賞球数を示す賞球数コマンドを遊技機情報の1つとして第1枠制御装置83を介して第2枠制御装置91に出力する。
また、遊技制御装置21は、特図の始動入賞に基づく特図の変動表示ゲームの開始、停止、大当り外れの判定等の制御に基づいて、特図の変動表示ゲームの開始(変動開始)及び停止(変動停止)、大当りとしての特別遊技状態後に大当りの当選確率が高められた確率変動状態を伴う特別遊技状態の開始及び停止(確変での大当り開始及び停止)、確率変動状態を伴わない特別遊技状態の開始及び停止(非確変での大当り開始及び停止)、その他変動表示ゲームの停止図柄や変動表示時間等を含む遊技の演出に関するデータを演出制御装置51に送信する。
このうち、CPU84aは、制御部、演算部を備え、各種演算・制御を行うものであり、封入球循環ユニット200の制御や、外部アピール装飾ランプ11(外部アピール装飾基板11a)及び仮想遊技球表示器154におけるLED等の電気的発光源の点灯・消灯・発光色の変更等の制御を行う。
RAM84bは、各種フラグ、各種タイマ、各種カウンタ等の記憶領域を含むCPU84aの作業領域等を備えている。
ROM84cには、外部アピール装飾ランプ11及び仮想遊技球表示器154におけるLEDの点灯・消灯・発光色の変更等の制御を行うためのプログラムや、遊技球を循環使用する際の各種制御を行うためのプログラムや、音による演出のためのプログラム等が記憶されている。
また、第1枠制御装置83は、球不足検出センサ264から、封入球循環ユニット200内で待機する遊技球が不足していることを示す信号が入力した場合には、補充ソレノイド263を作動させ、遊技球を補充する処理を行う。
さらに、第1枠制御装置83は、上述のようにI/O85を介して遊技制御装置21、演出制御装置51に接続されると共に、第2枠制御装置91(第2制御基板)及び発射制御装置63a(発射制御基板)に接続される。
そして、CPU91a等からなる通信制御部は、第1枠制御装置83から入力された外部情報となるデータをシリアル通信(RS232C)用のI/O91dから、後述するように球貸機901等を介してホールサーバ900に出力するための処理を行う。また、第2枠制御装置91の通信制御部は、CAN(control area network)用のI/O91dを介して外部演出装置902に接続されている。なお、外部演出装置902は、例えば、パチンコ遊技機等の遊技機上に配置される呼出ランプ(ナンバーランプ)であり、各種ランプ、特図の変動表示ゲームの実行回数、大当り回数等の遊技機情報を表示可能な表示器902aや、効果音等を発生する音声出力装置902b等を備えるものである。なお、外部演出装置902には、トップランプ(代表ランプ)等の島設備の端部毎等に設けられるものが含まれていても良い。
また、ブロック図には図示しないが、第2枠制御装置91には、LAN用のI/Oを介して、アプリケーションサーバ903に接続されており、アプリケーションサーバ903にも外部情報と同様のデータを送信するようになっている。
すなわち、第2枠制御装置91は、上述のように球送りセンサ246及びファール球センサ253からの検出信号が入力され、球送りセンサ246が遊技球が球送り位置に送られたのを検出した際(発射球を検出した際)に、遊技球が遊技領域1aに発射されたものとして、持球数を1減算し、ファール球センサ253がファール球(戻り球)を検出した場合に遊技球を1加算する。さらに、第2枠制御装置91は、上述のように発射球が検出される毎に減算される持球数に、上述の賞球数コマンドが入力した際に賞球数コマンドが示す賞球数を加算する処理を行う。さらに、第2枠制御装置91は、タッチパネル表示ユニット151において、後述するように貸球操作が行われた場合には、タッチパネル表示ユニット151の操作に基づく第2枠制御装置91のタッチパネル制御部からのデータに基づいて貸球された貸球数を持球数に加算する処理を行う。これにより、第2枠制御装置91においては、入球数、出球数(賞球数)、差球数、持球数を算出することが可能となる。
なお、第2枠制御装置91から第1枠制御装置83を介した発射制御装置63aへの制御信号、遊技禁止信号及び遊技禁止解除信号の出力においては、必ずしも第1枠制御装置83を介する必要はなく、第2枠制御装置91から直接発射制御装置63aに出力するものとしても良い。
すなわち、LCDパネル15bには、予め設定された複数の画面のうちの1つの画面が表示されると共に、該表示画面にタッチパネル15a用のボタンが表示され、タッチパネル15aから前記ボタンの範囲内の座標位置が入力されると、予めボタンに対応して設定された処理を行うようになっている。なお、第2枠制御装置91における処理は、タッチパネル15aから入力された座標位置に基づいて、行う処理を決定するものであり、ボタンに対応した処理は、第1枠制御装置83で行われる場合もある。なお、LCDパネル15bには、上述のボタン以外に、持球数、金額情報、変動表示ゲームの実行回数、非確変大当り回数、確変大当り回数等のデータ表示も行われる。
なお、ブロック図に示されるインバータ基板15fは、LCDパネル15bのバックライトの冷陰極管に高周波数の交流電流を供給するものである。
そして、発射制御装置63aのCPU63bは、図示しないROMに記憶されたプログラムに基づいて、後述するように第2枠制御装置91からの発射許可の制御信号を受信した状態で、発射スライドボリューム153の操作レバー156の操作に基づく信号レベルにより、発射装置61における遊技球の発射勢を制御すると共に、タッチセンサ152において、遊技者の手が検出された場合に、発射装置61のモータ68を制御して所定の時間間隔毎に遊技球を順次発射する制御を行う。また、発射制御装置63aは、発射装置61による遊技球の発射のタイミングに合わせて、球送りソレノイド244を作動させて、封入球循環ユニット200から発射装置61に遊技球を供給する制御を行う。
なお、発射制御装置63aとなる発射制御基板63においては、制御回路を汎用のCPU63bを用いずに専用のロジックデバイス(汎用性のあるプログラマブルロジックデバイスを用いても良い)により構成しても良く、CPUに代えてロジックデバイスを用いることでコストダウンを図ることができる。
遊技場においては、例えば、複数列の島設備に、それぞれ複数の封入式遊技機100が左右に並べて設置されると共に、各封入式遊技機100毎に隣接して、遊技機同士の間に配置されるサンド装置である球貸機901が封入式遊技機100と1対1で配置される。また、島設備毎等の複数の球貸機901毎に通信ボックス904が配置され、通信ボックス904がホールサーバ900及びPOS装置905に接続されている。
そして、各封入式遊技機100からは上述の外部情報が球貸機901に出力され、各球貸機901から外部情報が通信ボックス904に出力され、通信ボックス904は、LANにより接続されたホールサーバ900及びPOS装置905に外部情報を送信可能となっている。
表示ユニット915は、LCDで、主制御部910の制御の下に、遊技者への各種情報を報知する表示を行うと共に、異常時に異常を報知する表示を行う。遊技者に表示する情報としては、例えば、ガイダンス用の情報として、開店時間、閉店時間、定休日、会員の募集、イベント開催のお知らせ等と、金額情報の残高や、再プレイ可能な貯球数などの遊技に関する情報などである。
ICカードリーダライタ918は、記憶媒体としてのICカードのメモリ内のデータの読み書きを行うものであり、主制御部910の制御により、読出したデータを主制御部910に入力し、主制御部910から出力されるデータを書き込むものである。
また、球貸機901は、上述のように封入式遊技機100からホールサーバ900に出力される外部情報の中継器としても機能し、球貸機901は、封入式遊技機100から送信された外部情報を通信ボックス904を介してホールサーバ900に出力する。
この実施形態においては、予め設定された閉店時刻に、各封入式遊技機100を遊技禁止とする際に一斉に禁止とするのではなく、閉店時刻において、各封入式遊技機100で遊技する遊技者の所有する持球数が予め設定された持球数設定値より多い場合に、閉店時刻に遊技球の発射を禁止し、持球数が持球数設定値以下の場合に持球数が0となるまで遊技球の発射を可能とするようになっている。また、遊技禁止とした際に、保留球(始動記憶数)を消化して変動表示ゲームが行われる場合に、遊技禁止後に特別遊技状態(大当り:特賞)が発生した場合には、遊技禁止を解除し、特別遊技状態終了時に再び遊技禁止とするようになっている。また、再び、遊技禁止とした後に始動記憶数の消化により特別遊技状態が発生すると遊技禁止を解除するようになっている。すなわち、連続大当りが発生した場合には、閉店時刻後も遊技可能となるが、予め設定された特別遊技状態の有効回数(特賞有効回数)の範囲を越えて特別遊技状態が連続して発生した場合には、遊技禁止状態を解除せずに遊技禁止状態のままとし、連続大当りが発生した場合に閉店時刻後に無制限に遊技が行われるのを防止するようになっている。
そこで、各封入式遊技機100においては、例えば、電源投入時等にタッチパネル表示ユニット151(LCDパネル15a)に設定メニューが表示され、設定メニューの営業終了保証条件設定ボタンを押下すると、図11に示す営業終了保証条件設定画面が表示される。そして、タッチパネル表示ユニット151に表示された営業終了保証条件設定画面には、上述の持球数設定値として、例えば、250個がデフォルトもしくは前回の設定値として設定されていることにより、250個と表示された持球数設定ボタンが表示され、さらに、上述の特賞有効回数として、例えば、3回がデフォルトもしくは前回の設定値として設定されていることにより、3回と表示された特賞有効回数設定ボタンが表示される。また、営業終了保証条件設定画面には、登録ボタンと、次頁ボタンとが表示される。
なお、ここで特定の景品は、必ずしも最も交換に必要な持球数が低いものではないが、特定の景品としては最も交換に必要な持球数が低いものとなっている。また、上述のように1000円に相当する以上の景品ならば、遊技者が景品交換を行う可能性が高く、1000円に相当する景品と交換可能な持球数がある状態で、遊技禁止状態となった場合に、遊技者が不満を抱く可能性が少ない。
また、登録ボタンをタッチすると、上述のように持球数設定値や特賞有効回数を変更した場合に、変更された値が登録(例えば、RAM91gに記憶)されて、次頁となる営業終了保証条件確認画面が表示される。すなわち、設定値が更新されて確認画面に移行する。一方、次頁ボタンをタッチすると、設定値を変更しても、変更された設定値が登録されることなく次頁の営業終了保証条件確認画面が表示される。
従って、タッチパネル表示ユニット151及び第2枠制御装置91が後述するように前記営業終了情報を受け付けた後の特別遊技状態の発生回数の有効回数を設定する有効回数設定手段として機能する。
なお、上述の処理は、タッチパネル表示ユニット151の制御処理が第2枠制御装置91のタッチパネル制御部で行われ、上述のように設定値が変更された場合には、タッチパネル制御部において、タッチパネル表示ユニット151からの入力に基づいて、第2枠制御装置91の通信制御部や第1枠制御装置83に制御信号が入力され、通信制御部や第1枠制御装置83において設定値が決定されると共に、RAM91cの設定値が記憶されている領域において、設定値が更新されるものとしても良い。
ホールサーバ900においては、図12のフローチャートに示すように、時計機能を有し、現在の時刻が予め設定された閉店時刻となるか否かを監視する閉店時刻監視処理が行われており、現在時刻が閉店時刻となったと判定された(ステップS1)場合に、遊技場の各封入式遊技機100に遊技終了情報として遊技終了電文を送信する(ステップS2)。
なお、遊技終了電文は、次ぎに説明する各封入式遊技機100での遊技禁止処理を行わせるための契機となるものであり、遊技終了電文は、封入式遊技機100の第2枠制御装置91での遊技禁止処理を実行する命令となる。なお、上述のように持球数設定値や特賞有効回数がホールサーバ900で設定されるものとした場合に、遊技終了電文とともに持球数設定値や特賞有効回数をホールサーバ900から各封入式遊技機100に送信するものとしても良い。
なお、本発明の遊技装置が、ホールサーバ900等の管理システムの装置の機能を含まず、封入式遊技機100単体で構成されるものとした場合には、遊技終了情報をホールサーバ900から封入式遊技機100に送信するものとせずに、例えば、封入式遊技機100が時計機能を有する計時手段としての機能を有するものとし、予め設定された時刻となった場合に、計時手段が遊技終了情報を発生して、第2枠制御装置91が遊技終了情報を受け付けて遊技禁止処理を開始するものとしても良い。また、遊技装置が封入式遊技機100単体から構成されるものとしても、遊技終了情報は外部から受信されるものとしても良い。
なお、上述のようにこの実施形態において、封入式遊技機100において遊技を開始するには、球貸機901のICカードリーダライタ918にカードが挿入されている必要があり、球貸機901から第2枠制御装置91に対してカードが挿入されていることを示す信号が出力されるようになっている。
従って、第2枠制御装置91(及び発射制御装置63a)は、前記比較手段の比較結果が、監視結果としての前記持球数が遊技禁止条件となる前記数値より大きいとなった場合に、遊技球の発射を禁止する遊技禁止状態とする遊技禁止制御手段として機能する。
また、ステップS8の前に、現在特別遊技状態(大当り)中か否かを判定し、特別遊技状態である場合には、後述する大当り終了か否かを判定するステップS15もしくはステップS15の前のステップS14に移行するものとすることが好ましい。
そして、遊技禁止状態となった際もしくは遊技禁止状態となった後に実行された変動表示ゲームで特別遊技状態が発生した場合には、後述する処理で遊技禁止状態を解除するが、上述のように、遊技禁止状態後、実行中もしくは保留数に基づいて実行される特別遊技状態が連続して発生する場合には、特別遊技状態(特賞)の発生回数が上述のように設定された特賞有効回数の範囲内で遊技禁止状態を解除し、特賞有効回数を越えて特別遊技状態が発生した場合には、遊技禁止状態を解除しないようになっている。
そして、後述するように保留数特賞有効回数カウンタの値は、遊技終了電文(遊技終了情報)を受け付けて最初の遊技禁止状態となった後からの特別遊技状態の発生の度に、保留数特賞有効回数カウンタの値を1減少させるカウントダウン処理を行うようになっている。従って、特別遊技状態の発生回数が有効回数と等しくなると、保留数特賞有効回数カウンタは0となり、この状態で特別遊技状態が終了して後述するように遊技禁止状態となると、次ぎに保留数に基づく変動表示ゲームで特別遊技状態が発生しても、遊技禁止状態が解除されないので、遊技禁止状態となった後に保留数特賞有効回数カウンタの値が0か否かを判定し(ステップS10)、保留数特賞有効回数カウンタが0の場合には、後述するステップS16以降の封入式遊技機における閉店時の処理を行う。
すなわち、第2枠制御装置91は、前記始動条件情報の消化中に特別遊技状態が発生した発生回数が該有効設定回数設定手段で設定された有効回数の範囲内か否かを判定する有効回数判定手段として機能する。
ここでは、ステップS11において大当り発生と判定されるか、ステップS10に戻って、保留数が0となって変動表示ゲームが終了するのを待機する状態となる。
また、この例では、変動表示ゲーム終了時に変動表示ゲームの結果を監視し、変動表示ゲームの結果が特別結果となって特別遊技状態が発生した場合に大当り発生と判定するが、上述のように始動記憶には、既に、抽出された大当り判定用の乱数値が対応づけて記憶されており、始動条件として始動口に始動入賞が有った段階で、大当りの判定が可能となっている。従って、遊技禁止状態となった段階で、始動記憶数が1以上の場合に、各始動記憶に対応する大当り判定用の乱数値を判定値と比較して、始動記憶数に対応する乱数値の中の大当りとなる乱数値が有るか否かを判定して、始動記憶数の中に大当りとなる乱数値に対応する始動記憶が含まれている場合に後述するように遊技禁止状態を解除して遊技可能状態としても良い。
そして、特別遊技状態が終了した時点で、ステップS9に戻り遊技禁止状態とする。
この場合には、特別遊技状態中の遊技により基本的に保留数が1以上の上限値となっている可能性が高く、ステップS10で、保留数特賞有効回数カウンタが0となっていない場合には、ステップS11で保留数有り(特別遊技状態終了後の変動表示ゲーム中)と判定され、大当りが発生するか保留数が0となるかを待機する状態となる。そして、保留球による連続大当りが発生した場合には、遊技禁止状態を解除して再び特別遊技状態における遊技を行わせると共に、保留数特賞有効回数カウンタを1減少させて、特別遊技状態終了後にステップS9に戻って遊技禁止状態とする。そして、連続大当り毎に保留数特賞有効回数カウンタが1減少されて保留数特賞有効回数が0、すなわち、連続大当り回数が有効回数に達した場合には、ステップS10で、保留数特賞有効回数カウンタのカウント値が0と判定されて、ステップS16に移行する。
一方、ステップS8において、遊技終了電文受信時の遊技者の保有する持球数が250以下と判定された封入式遊技機100においては、次ぎに持球数が0となっているか否かが判定される(ステップS18)。そして、持球数が0となっている場合は、前記ステップS9からステップS15までの処理と同様に、遊技禁止状態とした後に、保留数が0となるまで変動表示ゲームを行わせ、変動表示ゲームの結果に基づいて特別遊技状態が発生した場合に遊技禁止状態を解除する処理としてステップS19からステップS25までの処理を行う。従って、営業終了電文受信時に、持球数が持球数設定値以下となっていることにより、遊技可能状態が継続していた封入式遊技機100においても、持球数が0となった段階で遊技終了状態となる。
また、遊技球が発射されて持球数が0となった後に、一旦遊技禁止状態とし、この状態で前記浮遊球が入賞して賞球が発生した際に、前記入賞が始動入賞でない場合には、遊技禁止状態を解除して、賞球により増加した持球数の遊技を可能とし、前記入賞が始動入賞の場合には、始動入賞に伴う変動表示ゲームが停止するまで遊技禁止状態を維持し、変動表示ゲームが停止した際に遊技禁止状態を一旦解除して、始動入賞に伴う賞球を使用可能とし、再び、持球数が0となったら遊技禁止状態としても良い。
そして、遊技禁止制御手段としての第2枠制御装置91は、前記持球判定手段が、遊技者が所有する持球数が無いと判定した場合に、遊技禁止状態にする。
また、ステップS18で持球数が1以上と判定された場合、すなわち、閉店時刻以後に持球数が1〜250の間となっている場合には、上述の遊技終了電文を受信しても遊技禁止状態とならずに遊技可能状態が継続されている。従って、封入式遊技機100において、遊技球を発射する遊技が続行可能となる。以上のことから、第2枠制御装置91は、監視結果としての前記持球数が遊技禁止条件となる前記数値以下となった場合に、前記遊技禁止状態にすることなく遊技球の発射が可能な遊技可能状態を継続させる遊技禁止制御手段として機能する。
そして、遊技が行われている間は、変動表示ゲームが実行される可能性があり、変動表示ゲームの結果に基づいて特別遊技状態が発生する可能性がある。
以上のことから、遊技禁止制御手段としての第2枠制御装置91は、前記持球判定手段が遊技者が所有する持球数があると判定した場合、前記遊技禁止制御手段は遊技禁止状態に制御することなく遊技可能状態を継続させ、前記特別遊技状態が発生した場合は、該特別遊技状態が終了するまで遊技状態を継続させ、該特別遊技状態が終了した後に遊技禁止状態にする
そして、ホールサーバ900においては、図15のフローチャートに示すように、全ての封入式遊技機100から遊技終了電文を受信した(ステップS35)場合に、遊技場全体の入球、出球、差球のデータやPOS装置における景品交換のデータ等を集計する閉店時処理を行う。
そして、封入式遊技機100を含む遊技装置は、遊技場の営業を終了することを示す営業終了情報(営業終了電文)を受け付けた際に前記持球情報が示す持球数を監視する監視手段(第2枠制御装置91)と、前記監視手段の監視結果としての持球数と予め設定された遊技禁止条件となる数値(持球数設定値)を示す遊技禁止情報とを比較する比較手段(第2枠制御装置91)と、前記比較手段の比較結果が、監視結果としての前記持球数が遊技禁止条件となる前記数値(持球数設定値)より大きいとなった場合に、遊技球の発射を禁止する遊技禁止状態とし、監視結果としての前記持球数が遊技禁止条件となる前記数値以下となった場合に、前記遊技禁止状態にすることなく遊技球の発射が可能な遊技可能状態を継続させる遊技禁止制御手段(第2枠制御装置91)とを備え、前記遊技禁止制御手段は、前記遊技禁止状態となった後に消化される前記始動条件情報に基づく遊技動作に特別結果となる遊技動作がある場合に、遊技禁止状態を解除する。
一方、現在の持球数が持球数設定値より少ない場合には、営業終了情報を受け付けても遊技禁止状態とせずに、遊技球の発射が可能な遊技可能状態とする。
また、遊技禁止条件としての持球数設定値を数分程度で遊技可能な持球数と同様の数値とすることで、閉店後も持球数が無くなるまで遊技させるものとしても、遊技終了があまり遅くなるようなことがない。例えば、閉店時刻となった際に持球数が多い遊技者が先に遊技を禁止されることになり、これら遊技者は、遊技終了後に景品交換等で景品カウンタに向かう可能性が有り、通常、景品カウンタには閉店時刻となった際に複数の遊技者が並ぶことになる。そして、これら景品カウンタに並んだ遊技者への対応にかかる時間よりも、持球数が少ないことにより遊技禁止状態とならなかった遊技者が遊技する時間の方が短くなる可能性が高く、また、持球数がなくなるまで遊技した遊技者は、基本的に景品カウンタに行くことなく遊技場を退場する。従って、持球数が少ない遊技者が持球数がなくなるまで遊技を行っても、遊技者が遊技場から全員退場する時間が遅くなる可能性は極めて低い。
そして、遊技禁止状態となった場合には、始動条件情報の消化に基づいて特別遊技状態が発生すると、遊技可能となる。
また、特別遊技状態終了時に遊技禁止状態となるが、この場合にも、動条件情報の消化に基づいて特別遊技状態が発生すると、遊技可能となる。
例えば、封入式遊技機100を、始動入賞口への遊技球の入賞(始動条件の成立)に基づき変動入賞装置の可動部材を所定回数開状態に変換(例えば、0.5秒の1回或いは0.8秒の2回の間欠開放)する遊技動作を実行すると共に、該開状態への変換により変動入賞装置に流入した遊技球Bが変動入賞装置内部に設けられた特別入賞口(継続入賞口)へ入賞した場合に、該変動入賞装置の可動部材を遊技動作の場合よりも遊技者に有利に変換(0.8秒の開放を最大18行う)する特別遊技状態を発生するようにし、該特別遊技状態中に変動入賞装置に流入した遊技球が特別入賞口へ入賞した場合には、該特別遊技状態を継続(最大15ラウンドの継続)するようにしたパチンコ遊技機(所謂、羽根物)としても良い。なお、始動条件が成立した場合に、遊技動作中や特別遊技状態中は、始動条件情報として始動条件の成立が記憶されて遊技動作が持ち越される構成となっている必要がある。
なお、持球数のデータはカードの識別情報に対応してホールサーバ900に記憶され、カードを球貸機901に挿入することで使用可能となる。
なお、上述の説明において、出球数+球貸数−入球数=持球数であって、持球数に貯球数は含まれない。但し、貯球数を変換して遊技媒体数として持球数に加算することは可能であり、この場合に変換される貯球数から手数料(0の場合も有る)を減算した値が持球数に加算される遊技媒体数となり、この遊技媒体数が球貸数とほぼ同じように扱われることになる。
9 普通変動入賞装置(始動入賞口)
81 第1枠制御基板
83 第1枠制御装置
90 第2枠制御基板
91 第2枠制御装置(監視手段、比較手段、遊技禁止制御手段、持球判定手段、有効回数判定手段、有効回数設定手段)
100 封入式遊技機(遊技装置)
151 タッチパネル表示ユニット(有効回数設定手段)
200 封入球循環ユニット
900 ホールサーバ(遊技装置)
901 球貸機(遊技装置)
904 通信ボックス(遊技装置)
Claims (4)
- 内部に所定数の遊技球を封入しておき、前記遊技球を発射位置から遊技領域に向けて発射し、発射した前記遊技球を再び回収して発射位置に導くことにより遊技球を循環使用すると共に、遊技者が所有する持球数を示す持球情報に基づいて遊技球の発射が可能となり、前記遊技領域に始動入賞口が設けられ、該始動入賞口に遊技球が入賞することにより始動条件が成立して所定の遊技動作が実行され、該遊技動作が実行された結果が予め定められた特別結果となったことを条件として遊技者に有利な特別遊技状態が発生し、前記始動条件が成立しても未だ実行されていない始動条件の成立を示す始動条件情報を記憶する封入式遊技機を含む遊技装置において、
遊技場の営業を終了することを示す営業終了情報を受け付けた際に前記持球情報が示す持球数を監視する監視手段と、
前記監視手段の監視結果としての持球数と予め設定された遊技禁止条件となる数値を示す遊技禁止情報とを比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果が、監視結果としての前記持球数が遊技禁止条件となる前記数値より大きいとなった場合に、遊技球の発射を禁止する遊技禁止状態とし、監視結果としての前記持球数が遊技禁止条件となる前記数値以下となった場合に、前記遊技禁止状態にすることなく遊技球の発射が可能な遊技可能状態を継続させる遊技禁止制御手段と、を備え、
前記遊技禁止制御手段は、前記遊技禁止状態となった後に消化される前記始動条件情報に基づく遊技動作に特別結果となる遊技動作がある場合に、遊技禁止状態を解除することを特徴とする遊技装置。 - 前記比較手段の比較結果が、監視結果としての前記持球数が遊技禁止条件となる前記数値以下となった場合に、該遊技者が所有する持球数が有るか否かを判定する持球判定手段を備え、
前記遊技禁止制御手段は、前記持球判定手段が、遊技者が所有する持球数が無いと判定した場合に、前記遊技禁止状態とし、
前記遊技禁止状態となった後に消化される前記始動条件情報に基づく遊技動作に特別結果となる遊技動作がある場合に、遊技禁止状態を解除することを特徴とする請求項1に記載の遊技装置。 - 前記遊技禁止制御手段は、前記持球判定手段の判定結果により、遊技者が所有する持球数がある場合、前記遊技禁止制御手段は遊技禁止状態に制御することなく遊技可能状態を継続させ、前記特別遊技状態が発生した場合は、該特別遊技状態が終了するまで遊技状態を継続させ、該特別遊技状態が終了した後に遊技禁止状態にすることを特徴とする請求項2に記載の遊技装置。
- 前記営業終了情報を受け付けた後の特別遊技状態の発生回数の有効回数を設定する有効回数設定手段と、前記始動条件情報の消化中に特別遊技状態が発生した発生回数が該有効設定回数設定手段で設定された有効回数の範囲内か否かを判定する有効回数判定手段と、を備え、
前記遊技禁止制御手段は、前記有効回数判定手段の判定結果が有効回数の範囲内である場合は、前記遊技禁止状態となった後に消化される前記始動条件情報に基づく遊技動作に特別結果となる遊技動作がある場合に、遊技禁止状態を解除することを特徴とする請求項1,2または3に記載の遊技装置。
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