JP2007130060A - 電動昇降吊戸棚 - Google Patents

電動昇降吊戸棚 Download PDF

Info

Publication number
JP2007130060A
JP2007130060A JP2005323503A JP2005323503A JP2007130060A JP 2007130060 A JP2007130060 A JP 2007130060A JP 2005323503 A JP2005323503 A JP 2005323503A JP 2005323503 A JP2005323503 A JP 2005323503A JP 2007130060 A JP2007130060 A JP 2007130060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cupboard
contact portion
user
right direction
lowering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005323503A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4959173B2 (ja
Inventor
Junko Ueda
純子 上田
Yutaka Yamadaki
裕 山抱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Standard Co Ltd
Original Assignee
Takara Standard Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takara Standard Co Ltd filed Critical Takara Standard Co Ltd
Priority to JP2005323503A priority Critical patent/JP4959173B2/ja
Publication of JP2007130060A publication Critical patent/JP2007130060A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4959173B2 publication Critical patent/JP4959173B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

【課題】使用者にとって使い勝手の良い電動昇降吊戸棚を提供する。
【解決手段】本発明の電動昇降吊戸棚1は、外ケース3と、外ケース3内部に昇降可能に収納される箱状の戸棚4と、戸棚4の下端縁に沿って左右方向に延びるとともに、戸棚4に設けられた第一及び第二のブラケットによって支持された操作バーと、戸棚4を昇降させるための昇降駆動機構と、前記昇降駆動機構を動作させ戸棚4を操作するための昇降スイッチと、を備えている。また前記昇降スイッチは、操作バーの左右方向全域に配置され、使用者が触ると戸棚4を下降させる第一の接触部材と、操作バーの左右方向全域に配置され、使用者が触ると戸棚4を上昇させる第二の接触部材と、を備えている。
【選択図】 図8

Description

本発明は、システムキッチンの上方に配置される電動昇降吊戸棚に関する。
キッチンの上方に配置されてシステムキッチンの一部を構成する吊戸棚には、従来から電動モータ等によって昇降可能に構成された電動昇降式戸棚がある。このような電動昇降式の吊戸棚は、下面が開口した外ケースと、この外ケースの内部に昇降可能に収納される戸棚と、この戸棚の下端縁に沿って左右方向に延びる棒状の手摺り部と、この手摺り部の一端部に前記戸棚を昇降させるための昇降レバーと、を有している。この昇降レバーは、手摺り部を把持しつつ手動により上下方向に操作することで、内部の電動モータを制御し、前記戸棚を上下方向に昇降できるように構成されている(例えば、特許文献1)。
特開2005−21306号公報(図1,図2)
上記従来の電動昇降吊戸棚においては、昇降レバーは手摺り部の一端部に設けられているとともに、この昇降レバーは手摺り部を把持しつつ手動により上下方向に操作しなければならないため、例えば、使用者が手摺り部の他端部側に立って作業等を行っているときに当該昇降式吊戸棚を昇降させようとすると、使用者が昇降レバーの正面付近まで移動し当該昇降レバーを操作しなければならない。このように、従来の電動昇降吊戸棚は、昇降レバーを使用者が手で確実に操作しなければならないため、使い勝手が良いものとは言えなかった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、使用者にとって使い勝手の良い電動昇降吊戸棚を提供することを目的とする。
本発明は、下面が開口した外ケースと、前記開口から前記外ケース内部に昇降可能に収納される箱状の戸棚と、前記戸棚の下端縁に沿って左右方向に延びるとともに、前記戸棚に設けられた支持部によってその一部が支持され前記戸棚から独立した棒状の手摺り部と、前記戸棚を昇降させるための昇降駆動機構と、前記昇降駆動機構を動作させ前記戸棚を操作するための昇降スイッチと、を備えた電動昇降吊戸棚において、前記昇降スイッチが、前記手摺り部の左右方向全域に配置され、使用者が触ると前記戸棚を下降させる第一の接触部と、前記手摺り部の左右方向全域に配置され、前記使用者が触ると前記戸棚を上昇させる第二の接触部と、を備えていることを特徴としている。
上記のように構成された電動昇降吊戸棚によれば、使用者が触れれば、戸棚を自在に昇降させることができる第一の接触部及び第二の接触部が、手摺り部の左右方向全域に設けられているので、当該電動昇降吊戸棚を操作することが可能な使用者の立ち位置を、左右方向に幅広いものにできる。さらに、手摺り部の左右方向全域に設けられて幅広とされた両接触部に触れることで戸棚を昇降できるので、使用者にとって、操作を非常に簡単なものにできる。
また、前記手摺り部には、当該手摺り部の前側の左右方向全域に形成されるとともに前方側に向かって下がるように傾斜した前側傾斜面と、前記前側面にほぼ平行とされ前記手摺り部の後側の左右方向全域に形成された後側傾斜面と、が設けられ、前記第一の接触部が前記前側傾斜面に配置されるとともに、前記第二の接触部が前記後側傾斜面に配置されていてもよい。
この場合、第一の接触部が前側傾斜面に、第二の接触部が後側傾斜面に配置されることで、当該電動昇降吊戸棚の正面に立つ使用者に対して両接触部に適度な傾斜角度を付けることができ、使用者が両接触部に触りやすくすることができる。よって、その操作性をより向上させることができる。
また、上記電動昇降吊戸棚において、前記第一の接触部及び前記第二の接触部は、前記使用者が触れることによって静電容量が変化する導電体からなり、前記昇降スイッチは、前記第一の接触部及び前記第二の接触部の静電容量の変化を検出するセンサと、前記センサが検出した静電容量の変化に基づいて前記使用者が前記第一の接触部及び前記第二の接触部のいずれかに触れたか否かを判断して前記昇降駆動機構を動作させる制御部と、を備えていることが好ましい。
この場合、両接触部は導電体からなるものであり、その左右方向寸法を変更したとしてもその機能への影響が少ないので、これら両接触部の左右方向の寸法を設定する際の自由度が高められる。従って、多様な左右幅寸法の電動昇降吊戸棚に適用することができる。また、両接触部の構造を簡単なものにできるので、当該電動昇降吊戸棚の製造コストの増大化を防ぐことができる。
本発明の電動昇降吊戸棚は、当該電動昇降吊戸棚を操作することが可能な使用者の立ち位置を、左右方向に幅広いものにできるとともに、当該電動昇降吊戸棚の操作を非常に簡単なものにできるので、使用者にとって使い勝手の良いものにできる。
次に、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態に係る電動昇降吊戸棚の斜視図であり、図2〜7はそれぞれ、図1中の電動昇降吊戸棚1の上面図、正面図、左側面図、右側面図、底面図、及び背面図を示している。図中の電動昇降吊戸棚1は、キッチンにおいて、例えばシンク等の上方に配置されてシステムキッチンの一部を構成する、食器等を収納するための戸棚である。電動昇降吊戸棚1は、下部に操作部2が設けられている。なお、図1〜7では、操作部2を実線で示し、その他の部分を破線で示している。
この電動昇降吊戸棚1は、図8に示すように、下面が開口した外ケース3と、この前記開口から外ケース3の内部に上下方向に昇降可能に収納されるとともに、食器類が収納される箱状の戸棚4と、を備えている。
外ケース3の内部には、戸棚4を吊り下げているベルト3aと、このベルト3aが巻装されたリールドラム3bと、このリールドラム3bを回転させベルト3aを巻き取るためのモータMとを備えており、このモータMによってベルト3aを巻き上げ、あるいは巻き戻すことで、戸棚4を上下方向に昇降させることができる。すなわち、これらベルト3a、リールドラム3b、及びモータMは、戸棚4を昇降させるための昇降駆動機構を構成している。
また外ケース3の前面には、外ケース3の上部に図示しないヒンジを介して取り付けられた扉3cを有している。扉3cは、戸棚4の下降動作に連動して、前記ヒンジを中心に回動し、扉3cの下縁が僅かに前方側に開くように構成されており、戸棚4の上部に収納される食器類を取り出し易くしている。
戸棚4は、前面が開口した箱状であり、その内部に食器類等が載置される複数の棚部4aを有している。また、この戸棚4の下部には、上述した操作部2が設けられている。
操作部2は、戸棚4が外ケース3の内部に収納された状態で、外ケース3の下部から下方に突出することで、前面側に露出するように設けられており、これによって、使用者が当該操作部2を前面側から操作することができる。
図9は、操作部2のみを拡大して示した斜視図であり、図10〜15はそれぞれ、図9中の操作部2の上面図、正面図、左側面図、右側面図、底面図、及び背面図を示している。操作部2は、棒状の手摺り部としての操作バー5と、この操作バー5の両端に配置された第一のブラケット6及び第二のブラケット7と、を備えている。両ブラケット6,7は、操作バー5の両端を保持しつつ、取り付け金具6a,7aによって戸棚4の下部に突出するように固定されており、操作バー5を戸棚4の下方で支持している。また、両ブラケット6,7は、操作バー5と戸棚4の下端縁との間に、使用者が当該操作バー5を握ることができる程度の隙間を空けた状態で操作バー5を支持、固定している。すなわち、操作バー5は、戸棚4に一体的に設けられたものではなく、戸棚4に設けられた支持部としての両ブラケット6,7によって戸棚4から独立した部材として支持されている。
第二のブラケット7には、当該電動昇降吊戸棚1を操作するための操作パネル8が設けられている。図16は、操作パネル8の拡大図である。操作パネル8には、図のように、電動昇降吊戸棚1の主電源スイッチ8aや、後述する戸棚4の上昇動作を自動的に行うためのオートスイッチ8b等が配置されている。
操作バー5は、戸棚4の下端縁に沿って左右方向に延びるように設けられた棒状の部材であり、その断面は、図17に示すように長円状に形成されており、この操作バー5の前側には、前方側に向かって下がるように傾斜した前側傾斜面5aが、操作バー5の長手方向(左右方向)のほぼ全域に渡って形成されている。また、操作バー5の後側には、前側傾斜面5aにほぼ平行な後側傾斜面5bが、操作バー5の長手方向のほぼ全域に渡って形成されている。また、図17において、前側傾斜面5aを延長した破線Qと鉛直方向を示す破線Pとが成す角度で表される前側傾斜面5aの傾斜角度Rは、30〜50度に設定されている。
操作バー5は、図17に示すように、樹脂等からなる操作バー本体9を有している。また、この操作バー本体9には、アルミニウム合金等からなる第一の接触部材10と、アルミニウム合金等からなる第二の接触部材11と、が固定されている。第一の接触部材10は、図17のように、底面部10aとリブ部10bとを有する断面凹状に形成されるとともに、操作バー5の長手方向のほぼ全域に延びる部材であり、リブ部10bが操作バー本体9の内部に埋め込まれるとともに、底面部10aが前側傾斜面5aで露出した状態で、操作バー本体9に固定されている。また、底面部10aの外部に露出した露出面には、操作バー5の長手方向に沿った複数の凸条が形成されており、使用者が操作バー5を握ったり触れたりしたときの感触を良好なものにしている。
第二の接触部材11も、第一の接触部材10と同様に、底面部11aとリブ部11bとを有する断面凹状に形成されるとともに、操作バー5の長手方向のほぼ全域に延びる部材であり、リブ部11bが操作バー本体9の内部に埋め込まれるとともに、底面部11aが後側傾斜面5bで露出した状態で、操作バー本体9に固定されている。また、底面部11aの外部に露出した露出面には、操作バー5の長手方向に沿った複数の凸条が形成されており、使用者が操作バー5を握ったり触れたりしたときの感触を良好なものにしている。
また、これら両接触部材10,11は後述のように使用者が軽く触る動作によって戸棚4を操作するためのスイッチの一部を構成しており、前記露出面に凸条を設けることで、使用者が両接触部材10,11に触れたか否かを認識することができるようにされており、特に、第二の接触部材11は使用者に対して反対側に向いて直接見えないため、この凸条を設けることで、より操作性が向上する。
上記のように操作バー5に配置された第一の接触部材10及び第二の接触部材11は、使用者がこれら両接触部材10,11を軽く触ることによって、前記昇降駆動機構を動作させ戸棚4を操作するための昇降スイッチの一部を構成している。図18は、この昇降ス
イッチの構成を説明するためのブロック図である。
図18に示すように、第一の接触部材10及び第二の接触部材11には、両接触部材10,11の静電容量を検出するための静電容量センサ12,13がそれぞれ接続されている。両接触部材10,11は、上述したようにアルミニウム合金により形成されているため導電性を有しており、使用者がこれら両接触部材10,11に触れると当該両接触部材10,11の静電容量に変化が生じる。静電容量センサ12,13は、制御部14に接続されており、使用者が両接触部材10,11に軽く触れた際に変化する両接触部材10,11の静電容量の変化を検出し、その検出結果を制御部14に出力する。
制御部14には、静電容量センサ12,13の他、上述のモータMや、主電源スイッチ8a、オートスイッチ8b、モータM等に電力を供給する電源部15等が接続されている。この制御部14は、静電容量センサ12,13によって検出された両接触部材10,11に生じる静電容量の変化に基づいて、使用者が両接触部材10,11のいずれかに触れているか否かを判断する。制御部14は、使用者が第一の接触部材10に触れていると判断した場合、戸棚4が下降するようにモータMを回転させ昇降駆動機構を動作させる。また、使用者が第二の接触部材11に触れていると判断した場合、戸棚4が上昇するようにモータMを回転させ昇降駆動機構を動作させる。つまり、使用者は、第一の接触部材10に触ると戸棚4を下降させることができ、第二の接触部材11に触ると戸棚4を上昇させることができる。
なお、上記静電容量センサ12、13、及び制御部14は、第二のブラケット7に内蔵されている。
上記構成によって、両接触部材10,11、静電容量センサ12,13、及び制御部14は、戸棚4を操作するための昇降スイッチを構成している。このように構成された昇降スイッチにおいて、両接触部材10,11は、静電容量センサ12,13に対する電極を構成しており、これらの長手方向(左右方向)寸法を変更したとしてもその電極としての機能への影響は少ないので、両接触部材10,11の長手方向(左右方向)寸法を設定する際の自由度は比較的高くなる。このため、多様な左右幅寸法の電動昇降吊戸棚に適用することができる。また、両接触部材10,11は、上述のように電極であり、その構造は簡単なものにでき、当該電動昇降吊戸棚1の製造コストの増大化を防ぐことができる。
また制御部14は、オートスイッチ8bのオンオフ操作によって、戸棚4の昇降動作をオートモードとマニュアルモードとに切り替えることができる。マニュアルモードは、オートスイッチ8bをオフにすることで選択される。このマニュアルモードを選択した場合、制御部14は、両接触部材10,11に使用者が触っていると判断する間のみモータMを動作させ、戸棚4を昇降させる。
一方、オートスイッチ8bをオンにして、オートモードを選択した場合、制御部14は、第一の接触部材10については、使用者が触っていると判断する間のみ戸棚4を下降させるが、第二の接触部材11については、使用者が一度触ると、その後は使用者が触れているかいないかに関わらず上昇し、戸棚4を外ケース3の内部に収納する。
このように、マニュアルモードでは、戸棚4を昇降させるために、常に両接触部材10,11に触れた状態を維持する必要がある。この場合、使用者は、常に両接触部材10,11のいずれかに触れようと意識しなければならないので、誤った操作を防止できる。また、オートモードでは、一度第二の接触部材11に触れれば、戸棚4を外ケース3に収納することができるので、その使い勝手が向上する。なお、このオートモードにおいても、戸棚4を下降させる際には、マニュアルモードと同様に、常に第一の接触部材10に触れた状態を維持する必要があるので、誤った操作を防止できる。すなわち、戸棚4を下降させる際に、使用者の意に反して下降させてしまうのを防止することができるので、例えば、戸棚4の下方に他の食器類等が置かれていても、それらに戸棚4を接触させてしまうといったことを防ぐことができる。
上記のように構成された本実施形態の電動昇降吊戸棚1によれば、使用者が触れれば、戸棚4を自在に昇降させることができる第一の接触部材10及び第二の接触部材11が、操作バー5の長手方向(左右方向)全域に設けられているので、当該電動昇降吊戸棚1を操作することが可能な使用者の立ち位置を、左右方向に幅広いものにできる。さらに、操作バー5の左右方向全域に設けられた幅広の両接触部材10,11に触れれば戸棚4を昇降できるので、使用者にとって、操作を非常に簡単なものにできる。従って、本実施形態の電動昇降吊戸棚1は、使用者にとって使い勝手の良いものにできる。
さらに、当該電動昇降吊戸棚1は、両接触部材10,11に使用者が触れれば操作することができるので、例えば、使用者が当該電動昇降吊戸棚1の正面に座った状態であっても容易に操作することができる。
また、第一の接触部材10は前側傾斜面5aに、第二の接触部材11は後側傾斜面5bに配置されることで、当該電動昇降吊戸棚1の正面に立つ使用者に対して両接触部材10,11に適度な傾斜角度を付けることができ、使用者が両接触部材10,11に触りやすくすることができる。これにより、その操作性をより向上させることができる。
また、操作バー5を断面視したときの前側傾斜面5aの鉛直方向に対する傾斜角度Rの好ましい下限値は30度であり、好ましい上限値は50度である。当該電動昇降吊戸棚1は、使用者の手の自然な上げ下げ動作に合わせたものであり、傾斜角度Rが30度未満であると両接触部材10,11は垂直により近くなるため、使用者の手の自然な上げ下げ動作に対して、両接触部材10,11の露出面が一致し難くなり、操作性が損なわれる。また、傾斜角度Rが50度より大きいと、特に前側傾斜面5aがより水平に近くなるので、例えば、使用者が座った状態で当該電動昇降吊戸棚1を操作しようとした場合、前側傾斜面5aに位置する第一の接触部材10に手を触れさせ難くなり、操作性が損なわれる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では、静電容量センサを用いることで昇降スイッチを構成したが、例えば、図19に示すように、上記両接触部材10,11に代えて、一対の導電性薄膜21,22を僅かな隙間Sを置いて離間させたいわゆる抵抗膜方式のタッチセンサを用いても良い。このようなタッチセンサにおいて、外側の導電性薄膜21は通常、保護フィルム等により覆われており、この保護フィルムが両接触部材10,11としての機能を有する。使用者が両接触部材10,11としての保護フィルムに触れて僅かでも押さえつけられると、この保護フィルムと導電性薄膜21とは、僅かに内方側に変形し、この変形によって導電性薄膜21,22が互いに接触し両者の間が通電する。上記タッチセンサは、この導電性薄膜21,22の間の通電の有無を検知することによって使用者が保護フィルムに触れたことを検知することができる。
また、上記実施形態では、操作バー5の断面形状を長円形としたが、例えば、矩形やその他、両接触部材10,11の機能を維持できる形状であれば、いかなる形状であってもよい。
本発明の一実施形態に係る電動昇降吊戸棚の斜視図である。 図1中の電動昇降吊戸棚の上面図である。 図1中の電動昇降吊戸棚の正面図である。 図1中の電動昇降吊戸棚の左側面図である。 図1中の電動昇降吊戸棚の右側面図である。 図1中の電動昇降吊戸棚の底面図である。 図1中の電動昇降吊戸棚の背面図である。 図1中の電動昇降吊戸棚の一部欠截斜視図である。 図1中の電動昇降吊戸棚の操作部のみを拡大して示した斜視図である。 図9中の操作部の上面図である。 図9中の操作部の正面図である。 図9中の操作部の左側面図である。 図9中の操作部の右側面図である。 図9中の操作部の底面図である。 図9中の操作部の背面図である。 操作パネルの拡大図である。 図11中A−A線矢視断面図である。 昇降スイッチの構成を説明するためのブロック図である。 抵抗膜方式のタッチセンサを用いた操作バーの構成を示した断面図である。
符号の説明
1 電動昇降吊戸棚
3 外ケース
3a ベルト(昇降駆動機構)
3b リールドラム(昇降駆動機構)
4 戸棚
5 操作バー(手摺り部)
5a 前側傾斜面
5b 後側傾斜面
10 第一の接触部材(第一の接触部)
11 第二の接触部材(第二の接触部)
12,13 静電容量センサ(センサ)
14 制御部
M モータ(昇降駆動機構)

Claims (3)

  1. 下面が開口した外ケースと、
    前記開口から前記外ケース内部に昇降可能に収納される箱状の戸棚と、
    前記戸棚の下端縁に沿って左右方向に延びるとともに、前記戸棚に設けられた支持部によってその一部が支持され前記戸棚から独立した棒状の手摺り部と、
    前記戸棚を昇降させるための昇降駆動機構と、
    前記昇降駆動機構を動作させ前記戸棚を操作するための昇降スイッチと、
    を備えた電動昇降吊戸棚において、
    前記昇降スイッチが、
    前記手摺り部の左右方向全域に配置され、使用者が触ると前記戸棚を下降させる第一の接触部と、
    前記手摺り部の左右方向全域に配置され、前記使用者が触ると前記戸棚を上昇させる第二の接触部と、を備えていることを特徴とする電動昇降吊戸棚。
  2. 前記手摺り部には、当該手摺り部の前側の左右方向全域に形成されるとともに前方側に向かって下がるように傾斜した前側傾斜面と、前記前側面にほぼ平行とされ前記手摺り部の後側の左右方向全域に形成された後側傾斜面と、が設けられ、
    前記第一の接触部が前記前側傾斜面に配置されるとともに、前記第二の接触部が前記後側傾斜面に配置されている請求項1に記載の電動昇降吊戸棚。
  3. 前記第一の接触部及び前記第二の接触部は、前記使用者が触れることによって静電容量が変化する導電体からなり、
    前記昇降スイッチは、前記第一の接触部及び前記第二の接触部の静電容量の変化を検出するセンサと、前記センサが検出した静電容量の変化に基づいて前記使用者が前記第一の接触部及び前記第二の接触部のいずれかに触れたか否かを判断して前記昇降駆動機構を動作させる制御部と、を備えている請求項1又は2に記載の電動昇降吊戸棚。
JP2005323503A 2005-11-08 2005-11-08 電動昇降吊戸棚 Expired - Fee Related JP4959173B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005323503A JP4959173B2 (ja) 2005-11-08 2005-11-08 電動昇降吊戸棚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005323503A JP4959173B2 (ja) 2005-11-08 2005-11-08 電動昇降吊戸棚

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007130060A true JP2007130060A (ja) 2007-05-31
JP4959173B2 JP4959173B2 (ja) 2012-06-20

Family

ID=38152226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005323503A Expired - Fee Related JP4959173B2 (ja) 2005-11-08 2005-11-08 電動昇降吊戸棚

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4959173B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102086339B1 (ko) * 2019-09-17 2020-03-09 하석훈 욕실용 수납장
KR102109567B1 (ko) * 2019-09-17 2020-05-13 하석훈 욕실용 수납장

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11218454A (ja) * 1998-02-03 1999-08-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 操作力検出装置
JP2003102561A (ja) * 2001-09-28 2003-04-08 Noritz Corp 接触停止機能付きの電動昇降式アッパーキャビネット
JP2004024397A (ja) * 2002-06-24 2004-01-29 Daidoo:Kk 電動昇降吊り棚
JP2005021306A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Toshiba Consumer Marketing Corp 電動昇降吊戸棚

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11218454A (ja) * 1998-02-03 1999-08-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 操作力検出装置
JP2003102561A (ja) * 2001-09-28 2003-04-08 Noritz Corp 接触停止機能付きの電動昇降式アッパーキャビネット
JP2004024397A (ja) * 2002-06-24 2004-01-29 Daidoo:Kk 電動昇降吊り棚
JP2005021306A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Toshiba Consumer Marketing Corp 電動昇降吊戸棚

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102086339B1 (ko) * 2019-09-17 2020-03-09 하석훈 욕실용 수납장
KR102109567B1 (ko) * 2019-09-17 2020-05-13 하석훈 욕실용 수납장

Also Published As

Publication number Publication date
JP4959173B2 (ja) 2012-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210022496A1 (en) Motorized basket lifting mechanism
JP4336704B2 (ja) 画像形成装置
KR20140060499A (ko) 승강될 수 있는 내부본체와 이를 덮는 덮개를 포함하는 가구제품
JP4959173B2 (ja) 電動昇降吊戸棚
WO2000025636A1 (en) Control of powered furniture
KR20080004885A (ko) 모니터 승강 및 화면각도 자동조절방법과 그 장치 및모니터 승강 및 화면각도 자동조절장치가 구비된 책상
JP5613407B2 (ja) リモコンスイッチ装置、及び電動式作動台
JP2007093078A (ja) 冷蔵庫
US20200069490A1 (en) Control system for a lifting chair
KR20070103914A (ko) 모니터가 승강하는 컴퓨터 책상
JP2006010866A (ja) 画像処理装置
JP7075622B2 (ja) キャビネット
KR20010049427A (ko) 승강식 수납 유닛
JP2005215654A (ja) 画像形成装置
JP2019027157A (ja) 操作装置
JP2003102561A (ja) 接触停止機能付きの電動昇降式アッパーキャビネット
CN221526030U (zh) 一种角度易调节的升降触摸屏
JP5993349B2 (ja) 情報端末装置、自動調整方法及び自動調整プログラム
JPH119355A (ja) 昇降キャビネット
JP2006010867A (ja) 画像処理装置
JPH10295453A (ja) 人力応動装置
JP2005084061A (ja) 画像形成装置
JP7269157B2 (ja) 操作装置
JP2002163036A (ja) 電子機器
JP4572495B2 (ja) 昇降式収納装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110719

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120313

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120321

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4959173

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees