JP2007128341A - サーボドライブ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 パラメータ変更の効果を即座にモータの駆動指令に反映することができるようにする。
【解決手段】 サーボ制御部11に、内部パラメータ103を変更する際に、内部パラメータ103に対してモーションコントローラ2から入力するパラメータ係数105を乗ずる係数演算部14を備え、サーボ制御部1は、係数演算部14で演算された、内部パラメータ103に対してパラメータ係数105を乗じた値を使用してモータ駆動指令を演算する。
【選択図】 図1
【解決手段】 サーボ制御部11に、内部パラメータ103を変更する際に、内部パラメータ103に対してモーションコントローラ2から入力するパラメータ係数105を乗ずる係数演算部14を備え、サーボ制御部1は、係数演算部14で演算された、内部パラメータ103に対してパラメータ係数105を乗じた値を使用してモータ駆動指令を演算する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、サーボモータを制御するサーボドライブ装置に関し、特に運転中にパラメータを変更するサーボドライブ装置に関する。
従来のサーボドライブ装置でのパラメータ変更は、例えば、特許文献1の背景技術に記載されているように、パラメータが変更された際に、パラメータ変更に伴う計算処理を実行した後、計算結果のデータをサーボ制御部に適用しパラメータ変更の効果を得ていた。この場合の計算処理は、データの単位変換や正規化等の目的で実行され、場合によっては複数回の乗除算等を行っていた。このような場合、特に複数のパラメータを同時に変更する際には、全ての計算処理は一回のサーボ制御周期内に完了できないことがあり、そのような場合には別の長い周期の処理にて計算処理を実施した後に、サーボ制御に計算結果のデータを適用していた。
図4は従来のサーボドライブ装置の構成を示すブロック図である。
図4において、22はモーションコントローラ(位置制御装置)であり、サーボドライブ装置21に対して、移動指令201を伝送する他、必要に応じてサーボドライブ装置21のパラメータ202を伝送する。サーボドライブ装置21では、モーションコントローラ22から伝送された移動指令201を基にサーボ制御部31にてサーボ制御処理を実行した後モータ駆動指令204を出力し、モータ23を駆動する。
サーボドライブ装置21には、パラメータ202を入力するパラメータ入力部32と、入力されたパラメータ202を内部パラメータに変換するパラメータ計算部33と、モーションコントローラ22から伝送された移動指令201に基づき、内部パラメータ203を参照してサーボ制御処理を実行し、モータ駆動指令204を出力するサーボ制御部31がある。サーボ制御部31で実行されるサーボ制御処理は、サーボドライブ装置21のサーボ制御処理周期で周期的に実行される。ここでは例えばサーボ制御処理周期は1msecとする。
図4において、22はモーションコントローラ(位置制御装置)であり、サーボドライブ装置21に対して、移動指令201を伝送する他、必要に応じてサーボドライブ装置21のパラメータ202を伝送する。サーボドライブ装置21では、モーションコントローラ22から伝送された移動指令201を基にサーボ制御部31にてサーボ制御処理を実行した後モータ駆動指令204を出力し、モータ23を駆動する。
サーボドライブ装置21には、パラメータ202を入力するパラメータ入力部32と、入力されたパラメータ202を内部パラメータに変換するパラメータ計算部33と、モーションコントローラ22から伝送された移動指令201に基づき、内部パラメータ203を参照してサーボ制御処理を実行し、モータ駆動指令204を出力するサーボ制御部31がある。サーボ制御部31で実行されるサーボ制御処理は、サーボドライブ装置21のサーボ制御処理周期で周期的に実行される。ここでは例えばサーボ制御処理周期は1msecとする。
必要に応じてモーションコントローラ22がパラメータ202を伝送した際には、サーボドライブ装置21では、パラメータ入力部32でパラメータ202を入力し、入力したパラメータ202をパラメータ計算部33へ送る。パラメータ計算部33では、パラメータ計算処理を実行しパラメータ202を内部パラメータ203に変換し、サーボ制御部31へ出力する。つまり、モーションコントローラ22がパラメータ202を伝送することにより、サーボ制御部31の内部パラメータ203が変更されることとなる。サーボ制御部31では入力した内部パラメータ203の値を基にモータ駆動指令204を出力し、それによりモータ23の応答性等が変化する。
図5に従来のサーボ制御処理とパラメータ計算処理のタイミングの例を示す。図5において、サーボ制御部31は、モーションコントローラ22から1msec毎に受信する移動指令201を用いて1msec毎にサーボ制御処理を実行する。これとは別に、モーションコントローラ22からパラメータ202が伝送された場合には、パラメータ計算部33でパラメータ計算処理が実行される。
ここで、同時に変更するパラメータの数が多い場合にはパラメータ計算処理は計算量が大きくなり、1msec毎のサーボ制御の中で実行するとサーボ制御処理が1msec以内に完了しないことがあるため、例えば4msec毎の割り込み処理でパラメータ計算処理を実行する。図5では、パラメータ計算部の太線部で表される時間に計算処理を実行する。パラメータ計算処理にて内部パラメータに変換した後に1msec毎にサーボ制御処理が行われるサーボ制御部31へ出力される。したがって、モーションコントローラ22から伝送されたパラメータ202は、入力してから4msec後にサーボ制御処理に反映されることとなる。
ここで、同時に変更するパラメータの数が多い場合にはパラメータ計算処理は計算量が大きくなり、1msec毎のサーボ制御の中で実行するとサーボ制御処理が1msec以内に完了しないことがあるため、例えば4msec毎の割り込み処理でパラメータ計算処理を実行する。図5では、パラメータ計算部の太線部で表される時間に計算処理を実行する。パラメータ計算処理にて内部パラメータに変換した後に1msec毎にサーボ制御処理が行われるサーボ制御部31へ出力される。したがって、モーションコントローラ22から伝送されたパラメータ202は、入力してから4msec後にサーボ制御処理に反映されることとなる。
次に、内部パラメータの計算例と使われ方について説明する。
例えば、モーションコントローラ22からパラメータ202として値Kが送られたときに、パラメータ計算処理にて内部パラメータ203としてK’を求める際に以下の式(1)の計算が実行されるとする。
K’=K*a*b/c ・・・(1)
ここで、a、b、cは、単位変換や正規化のために必要な定数である。
例えば、モーションコントローラ22からパラメータ202として値Kが送られたときに、パラメータ計算処理にて内部パラメータ203としてK’を求める際に以下の式(1)の計算が実行されるとする。
K’=K*a*b/c ・・・(1)
ここで、a、b、cは、単位変換や正規化のために必要な定数である。
式(1)の場合には、パラメータ値Kから内部パラメータ値K’を得るために2回の乗算と1回の除算を必要とする。求められた内部パラメータ値K’はサーボ制御演算に使用される。
図6は、サーボ制御演算の処理を示すブロック図である。
図6は、サーボ制御のための入力値にK’の値を乗算し出力値を得る処理を表している。モーションコントローラ22から同時に変更されるパラメータ202の数が多い場合には、各パラメータ毎に式(1)のようなパラメータ計算が必要となり、計算に長い時間を要する。
図6は、サーボ制御演算の処理を示すブロック図である。
図6は、サーボ制御のための入力値にK’の値を乗算し出力値を得る処理を表している。モーションコントローラ22から同時に変更されるパラメータ202の数が多い場合には、各パラメータ毎に式(1)のようなパラメータ計算が必要となり、計算に長い時間を要する。
このように、従来のサーボ制御装置のパラメータ変更は、モーションコントローラからのパラメータの計算処理をサーボ制御処理の短い周期とは別の長い周期の処理にて実行していた。
特開2005−224046号公報(2−3頁、図4)
従来のサーボ制御装置でのパラメータ変更は、モーションコントローラからのパラメータの計算処理をサーボ制御処理とは別の長い処理時間の処理にて実行していたので、特に、たくさんのパラメータを1度に変更したい場合、パラメータ変更の効果がモータの駆動指令に対し反映するのに多大な時間がかかるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、パラメータ変更の効果を即座にモータの駆動指令に反映することができるようにすることを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、モーションコントローラから設定されるパラメータを入力するパラメータ入力部と、前記入力したパラメータを内部パラメータに変換するパラメータ計算部と、前記内部パラメータを用いてモータ駆動指令を演算するサーボ制御部で構成されるサーボドライブ装置において、前記サーボ制御部に、前記内部パラメータを変更する際に、前記内部パラメータに対して前記モーションコントローラから入力するパラメータ係数を乗ずる係数演算部を備え、前記サーボ制御部は、前記係数演算部で演算された、内部パラメータに対してパラメータ係数を乗じた値を使用してモータ駆動指令を演算することを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記係数演算部は、前記サーボドライブ装置が実行するサーボ制御処理周期で処理を実行することを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明は、モーションコントローラから設定されるパラメータを入力するパラメータ入力部と、前記入力したパラメータを内部パラメータに変換するパラメータ計算部と、前記内部パラメータを用いてモータ駆動指令を演算するサーボ制御部で構成されるサーボドライブ装置において、前記サーボ制御部に、前記内部パラメータを変更する際に、前記内部パラメータに対して前記モーションコントローラから入力するパラメータ係数を乗ずる係数演算部を備え、前記サーボ制御部は、前記係数演算部で演算された、内部パラメータに対してパラメータ係数を乗じた値を使用してモータ駆動指令を演算することを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記係数演算部は、前記サーボドライブ装置が実行するサーボ制御処理周期で処理を実行することを特徴とするものである。
請求項1および請求項2に記載の発明によると、パラメータ変更の際、サーボ制御部は、サーボドライブが実行するサーボ制御処理周期で演算を実行する係数演算部で演算された、内部パラメータに対してパラメータ係数を乗じた値を使用してモータ駆動指令を演算するので、パラメータ変更の際の処理が簡略化され、高速に処理可能となり、パラメータ変更の効果を即座にモータの駆動指令に反映することができる。
以下、本発明の方法の具体的実施例について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明のサーボドライブ装置の構成を示すブロック図である。
図1において、2はモーションコントローラであり、サーボドライブ装置1に対して、移動指令101を伝送する他、必要に応じてサーボドライブ装置1のパラメータ102、およびパラメータ係数105を伝送する。
サーボドライブ装置1では、モーションコントローラ2から伝送された移動指令101、パラメータ102、パラメータ係数105を基にサーボ制御部11にてサーボ制御処理を実行しモータ駆動指令104を演算する。その後モータ駆動指令104を出力し、モータ3を駆動する。
ここで、パラメータ102は、モータ駆動指令を演算する際に使用するサーボ制御用のパラメータであり、例えば、位置ループゲインKp、速度ループゲインKv等がある。入力されたパラメータ102はサーボドライブ装置1で使用しやすいように内部パラメータ103に変換される。パラメータ係数105は内部パラメータ103の値に乗ずる数値で有り、パラメータ係数105を変更することにより、パラメータ102の値を変更するのと同等の効果を持たせるものである。
サーボドライブ装置1には、パラメータ102を入力するパラメータ入力部12と、入力されたパラメータ102を内部パラメータ103に変換するパラメータ計算部13と、コントローラ2から伝送された移動指令101に基づき、内部パラメータ103を参照してサーボ制御処理を実行し、モータ駆動指令104を演算しモータ3に出力するサーボ制御部11がある。
サーボ制御部11の中には、モーションコントローラ2から入力されるパラメータ係数105を内部パラメータに乗ずる係数演算部14がある。サーボ制御部11で実行されるサーボ制御処理と係数演算部14で実行される係数演算処理はサーボドライブ装置1のサーボ制御処理周期で周期的に実行される。ここでは例えばサーボ制御処理周期は1msecとする。
本発明が従来と異なる点は、係数演算部14を備え、パラメータの変更時内部パラメータの値にパラメータ係数を乗ずるようにした点である。
図1において、2はモーションコントローラであり、サーボドライブ装置1に対して、移動指令101を伝送する他、必要に応じてサーボドライブ装置1のパラメータ102、およびパラメータ係数105を伝送する。
サーボドライブ装置1では、モーションコントローラ2から伝送された移動指令101、パラメータ102、パラメータ係数105を基にサーボ制御部11にてサーボ制御処理を実行しモータ駆動指令104を演算する。その後モータ駆動指令104を出力し、モータ3を駆動する。
ここで、パラメータ102は、モータ駆動指令を演算する際に使用するサーボ制御用のパラメータであり、例えば、位置ループゲインKp、速度ループゲインKv等がある。入力されたパラメータ102はサーボドライブ装置1で使用しやすいように内部パラメータ103に変換される。パラメータ係数105は内部パラメータ103の値に乗ずる数値で有り、パラメータ係数105を変更することにより、パラメータ102の値を変更するのと同等の効果を持たせるものである。
サーボドライブ装置1には、パラメータ102を入力するパラメータ入力部12と、入力されたパラメータ102を内部パラメータ103に変換するパラメータ計算部13と、コントローラ2から伝送された移動指令101に基づき、内部パラメータ103を参照してサーボ制御処理を実行し、モータ駆動指令104を演算しモータ3に出力するサーボ制御部11がある。
サーボ制御部11の中には、モーションコントローラ2から入力されるパラメータ係数105を内部パラメータに乗ずる係数演算部14がある。サーボ制御部11で実行されるサーボ制御処理と係数演算部14で実行される係数演算処理はサーボドライブ装置1のサーボ制御処理周期で周期的に実行される。ここでは例えばサーボ制御処理周期は1msecとする。
本発明が従来と異なる点は、係数演算部14を備え、パラメータの変更時内部パラメータの値にパラメータ係数を乗ずるようにした点である。
以下にパラメータ変更時の処理の詳細を説明する。
必要に応じてモーションコントローラ2がサーボドライブ装置1のパラメータ値を変更可能とするために、以下の処理を行う。
まず、サーボドライブ装置1とモーションコントローラ2の間の通信確立時の初期化処理等にて、パラメータ102の初期値をモーションコントローラ2からサーボドライブ装置1へ伝送し、サーボドライブ装置1では、従来技術と同様にパラメータ入力部12でパラメータ102を入力し、入力したパラメータ102をパラメータ計算部13へ送り、パラメータ計算部13ではパラメータ計算処理を実行しパラメータ102を内部パラメータ103に変換し、サーボ制御部11へ出力する。
また、別の方法として、パラメータ102の値は、モーションコントローラ2から入力せずにサーボドライブ装置1があらかじめ記憶している値を用いても良い。
必要に応じてモーションコントローラ2がサーボドライブ装置1のパラメータ値を変更可能とするために、以下の処理を行う。
まず、サーボドライブ装置1とモーションコントローラ2の間の通信確立時の初期化処理等にて、パラメータ102の初期値をモーションコントローラ2からサーボドライブ装置1へ伝送し、サーボドライブ装置1では、従来技術と同様にパラメータ入力部12でパラメータ102を入力し、入力したパラメータ102をパラメータ計算部13へ送り、パラメータ計算部13ではパラメータ計算処理を実行しパラメータ102を内部パラメータ103に変換し、サーボ制御部11へ出力する。
また、別の方法として、パラメータ102の値は、モーションコントローラ2から入力せずにサーボドライブ装置1があらかじめ記憶している値を用いても良い。
次に、サーボドライブ装置1が通常動作中に、モーションコントローラ2からサーボドライブ装置1の内部パラメータ103を変更する際には、モーションコントローラ2からサーボドライブ装置1へ、変更する内部パラメータ103に対応したパラメータ係数105を伝送する。
なお、パラメータ係数105の設定方法は、作業者がモーションコントローラ2に設定する方法や、モーションコントローラ2に、ある条件で変化するようなプログラムを作成しておき、そのプログラムから設定する方法等が考えられる。
なお、パラメータ係数105の設定方法は、作業者がモーションコントローラ2に設定する方法や、モーションコントローラ2に、ある条件で変化するようなプログラムを作成しておき、そのプログラムから設定する方法等が考えられる。
サーボドライブ装置1では、パラメータ係数105を直接サーボ制御部11へ入力し、係数演算部14で内部パラメータ103にパラメータ係数105を乗ずる。サーボ制御部11ではサーボ制御処理にてパラメータ係数105を加味した内部パラメータ103の値を基にモータ駆動指令104を演算しモータ3に出力し、それによりモータ3の応答性等が変化する。
なお、パラメータ係数105の伝送方法は、必要時に送りサーボドライブ装置で記憶しておく方法の他、モーションコントローラ2からサーボドライブ装置1へ常時パラメータ係数105を伝送しておき、サーボ制御処理では、常時パラメータ係数105を乗ずる方法も可能である。
なお、パラメータ係数105の伝送方法は、必要時に送りサーボドライブ装置で記憶しておく方法の他、モーションコントローラ2からサーボドライブ装置1へ常時パラメータ係数105を伝送しておき、サーボ制御処理では、常時パラメータ係数105を乗ずる方法も可能である。
図2に本発明のサーボ制御処理とパラメータ計算処理のタイミングの例を表す。図2において、サーボ制御部11は、モーションコントローラ2から1msec毎に受信する移動指令101を用いて1msec毎にサーボ制御処理を実行する。前述の初期化処理等にてモーションコントローラ2からパラメータ102が送信された場合には、従来技術の通りパラメータ計算処理が実行され、例えば4msec毎の割り込み処理でパラメータ計算処理を実行する。図2では、パラメータ計算部の太線部で表される時間に計算処理を実行する。パラメータ計算処理にて内部パラメータに変換した後に1msec毎のサーボ制御処理へ出力される。
また、モーションコントローラ2からサーボドライブ装置1へパラメータ係数105が伝送された場合は、パラメータ係数105は1msec毎にサーボ制御処理を起動するサーボ制御部11が受信し、係数演算部14で係数が乗算され、その結果はその回のサーボ制御処理に適用される。
また、モーションコントローラ2からサーボドライブ装置1へパラメータ係数105が伝送された場合は、パラメータ係数105は1msec毎にサーボ制御処理を起動するサーボ制御部11が受信し、係数演算部14で係数が乗算され、その結果はその回のサーボ制御処理に適用される。
次に、内部パラメータの計算例と使われ方について説明する。
例えば、モーションコントローラ2からパラメータ係数105として値αが送られたときに、係数演算部14にて内部パラメータ103であるK’にαを乗ずる処理が実行される。求められた値はサーボ制御演算に使用される。
図3は、本発明のサーボ制御演算の処理を示すブロック図である。
図3に示されるように、K’*αがサーボ制御演算に使用されることとなり、サーボ制御のための入力値にK’*αの値を乗じ出力値を得る処理となる。すなわち、パラメータ変更の際、従来行っていた複雑なパラメータ計算処理は不要となり、1つのパラメータにつき1回の乗算を行うだけで良い。
例えば、モーションコントローラ2からパラメータ係数105として値αが送られたときに、係数演算部14にて内部パラメータ103であるK’にαを乗ずる処理が実行される。求められた値はサーボ制御演算に使用される。
図3は、本発明のサーボ制御演算の処理を示すブロック図である。
図3に示されるように、K’*αがサーボ制御演算に使用されることとなり、サーボ制御のための入力値にK’*αの値を乗じ出力値を得る処理となる。すなわち、パラメータ変更の際、従来行っていた複雑なパラメータ計算処理は不要となり、1つのパラメータにつき1回の乗算を行うだけで良い。
このように、パラメータ変更の際、サーボ制御部は、サーボドライブが実行するサーボ制御処理周期で演算を実行する係数演算部で演算された、内部パラメータに対してパラメータ係数を乗じた値を使用してサーボ制御を行うので、パラメータ変更の際の処理が簡略化され、高速に処理可能となり、パラメータ変更の効果を即座にモータの駆動指令に反映することができるのである。
本発明では、パラメータ変更に際して本来の複雑なパラメータ計算処理が実施された結果に対して係数を掛けるという手順をとるために、単純な計算処理で従来のパラメータ変更処理と同等の効果が得られるため、サーボドライブ装置以外のパラメータの変更を伴う装置全般の用途にも適用できる。
1、21 サーボドライブ装置
2、22 モーションコントローラ
3、23 モータ
11、31 サーボ制御部
12、32 パラメータ入力部
13、33 パラメータ計算部
14 係数演算部
101、201 移動指令
102、202 パラメータ
103、203 内部パラメータ
104、204 モータ駆動指令
105 パラメータ係数
2、22 モーションコントローラ
3、23 モータ
11、31 サーボ制御部
12、32 パラメータ入力部
13、33 パラメータ計算部
14 係数演算部
101、201 移動指令
102、202 パラメータ
103、203 内部パラメータ
104、204 モータ駆動指令
105 パラメータ係数
Claims (2)
- モーションコントローラから設定されるパラメータを入力するパラメータ入力部と、前記入力したパラメータを内部パラメータに変換するパラメータ計算部と、前記内部パラメータを用いてモータ駆動指令を演算するサーボ制御部で構成されるサーボドライブ装置において、
前記サーボ制御部に、前記内部パラメータを変更する際に、前記内部パラメータに対して前記モーションコントローラから入力するパラメータ係数を乗ずる係数演算部を備え、
前記サーボ制御部は、前記係数演算部で演算された、内部パラメータに対してパラメータ係数を乗じた値を使用してモータ駆動指令を演算することを特徴とするサーボドライブ装置。 - 前記係数演算部は、前記サーボドライブ装置が実行するサーボ制御処理周期で演算を実行することを特徴とする請求項1に記載のサーボドライブ装置。
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2005
- 2005-11-04 JP JP2005321227A patent/JP2007128341A/ja active Pending
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