JP2007128011A - カメラホルダー付き伸長腕 - Google Patents

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Abstract

【課題】第三者の助けや嵩張る三脚を使用せずに、赤ん坊や幼児又はペットと一緒に撮影者自身を被写体にして写す際に、カメラ方向に赤ん坊や幼児又はペットの顔を向かせるには、あやして誘導する作業を必要とし、又カメラを掲げて持つ自分の腕が写真に写るポーズである事と、撮影画枠内に自分と仲間が意図する被写体像で撮影可能か、確認をファインダーで覗けない為に推測の撮影により、顔や身体の一部が欠ける写真に成る問題があった。
【解決手段】カメラを搭載したカメラホルダー2に、鏡3を取り付けた物とシャッターに連結する引き金5を把持部6に形成した物を、撓まない棒体の伸長腕1の両端に、互いがオフセット位置に成る様に曲げた伸長腕に取り付け、双方をレリーズで連結し、カメラホルダー部に幼児やペットの耳目を刺激する、音声と動く模型47を取り付けて、カメラ正面と水ポンプ23を装備させた終端の把持部6とを相向かいに固定して撮影する。
【選択図】図10

Description

発明の詳細な説明
産業上の利用分野
本発明は、カメラを把持した撮影者自身を被写体として、撮影出来るカメラホルダーに関する。
カメラを用いて、撮影者自身を被写体にする撮影の時は、第三者に撮ってもらう方法と、カメラを三脚や台に固定して、カメラ前面に被写体として位置して後、自分でシャッターボタンを、有線や無線の遠隔レリーズを用いて撮影する方法と自分の左手にカメラを自分に向け把持し、腕を前方に伸ばしてシャッターボタンを押して撮影する方法の何れかで行っていたが、自分一人での撮影や、仲間と全員一緒に撮影する際には、第三者の存在無しではカメラの撮影は困難であり、セルフタイマーを使用しての撮影も、撮影画枠内に希望する被写体全ての姿が撮影可能か否か、ファインダーを覗かないと判断出来ない構造であるので、カメラの頂上に反射体の鏡を搭載させて、その反射像で確認する手段の「特開特開2000−352750」や「特開2001−154258」に記載の対策技術が近年開発されている。
発明が解決しようとする課題
他人の手助け無しに自分のポートレートや、授かった赤ちゃんの、無我に乳房から吸う我が子の愛らしい顔と、授乳中の自分の顔を入れた写真や赤子の寝顔と添い寝する母親自身の写真は、多くは夫や両親家族による撮影でしか得られない上に、撮影者自身の顔を加えた、可愛いい赤ちゃんの成長写真や、ペットの犬猫の愛らしい表情や姿を共に、一緒にした写真を撮りたい場合、カメラのレンズ方向に、動物や赤ちゃんの顔を向かせるには、容易でなく、期待する表情や仕草をするまで、時間の掛かるあやす作業や、待ちうける忍耐を必要とするので、疲れずに期待の写真を撮影出来る様にするには、赤ちゃんやペットの顔や頭の向きを撮影者が制御出来る手段が望まれていた。
従来の三脚は、撮影者が常時携帯して撮影の度に、三脚を開脚させ、その上にカメラを装着して準備し、撮影後はカメラを取り外した後荷担し、三脚を折り畳みと収納の手間を必要とし、その重さや嵩張る形状の為に、撮影後素早く移動出来ない制約も有り、スナップ写真や色々と背景を変えて、撮影者自身も加わる仲間と一緒の撮影をする際に、迅速に対応する事は出来ない課題があった。
実際の多くは、外出や旅では荷物を極力減らしたいと、考えるのが自然であり、三脚を携帯せずに、カメラを持ち出掛ける場合が多い人々にとって、第三者の居ない時の風景を背景に、自己写真や自身を加えた仲間二三人だけの場合の撮影は、全員一緒の写真は楽しい思い出となるので、撮影者も欠けない全員の写真を撮る手段の一つは、前述の左手を前方に突き出して、カメラを把持し仲間を撮影者の右側に位置させて、仲間全員の体や顔を寄せ、カメラレンズの撮影画枠内に収まる工夫をして、レンズの向きを被写体の中程と思われる方向に定めて、シャッターボタンを、左手人差し指で押し撮影しているが、その際に撮影者自身の顔や体の一部欠けたり、右端の仲間の顔や体の一部欠ける写真になる恐れが常に存在し、撮影画枠の映り具合を判断する手段の無いまま、不確実な推測の写真撮影を続けなければならない課題があった。
その上に、カメラの手ぶれによる画像ボケの発生や、被写体が撮影画枠内に収まって、撮影出来たか不明であるので、経験者は同じポーズを複数枚撮影しておき後日の現像で知る不測の失敗写真に備えて、期待する良い写真の一枚が得られる様に、余分な現像費用の出費を必要とする問題もあった。
カメラを右手で把持して、撮影者自身を写す事は左手よりも困難なシャッターボタン位置構成であるので、シャッター操作が難しく、より容易な左手把持による撮影写真が多くなるのが自然であり、撮影者の顔を確実に仲間の姿と一緒に写し込め様とすると、しばしば自分の伸ばした左腕が、撮影画枠に写り込み、ポートレートの被写体に目障り部分となる事が起きるので、カメラを持つ腕を写さない様にするには、経験と工夫を必要とする。
この問題を解決する為に、前記開示ミラーユニットの技術手段による鏡の反射像で、撮影画枠内に被写体が適正に収まっているか、撮影者自身に確認出来る様に改善されるが、しかし前記ミラーユニットを搭載したカメラであっても、手に把持して腕を伸ばし被写体の自分を撮影すると、腕の映り込みを避ける事は困難な問題で、カメラを把持する手と腕の位置を、レンズの撮影画枠外へ光学上のオフセットにさせて、遠避ける事が出来ないので、しばしば目障り部分と成って写るその伸ばした腕部分を除く写真にするには、現像の際にトリミング処理をする面倒を行う必要があり、又撮影者自身を被写体の左側に位置する撮影構図が多く成り、変化に乏しい写真構図の写真になる問題もあった。
さらに又、カメラの上に搭載したミラーユニットの反射像は、レンズが見ている撮影画枠とずれた、視差を持ったパララックス反射像であって、被写体が遠方に離れていると、視差のパララックスによる影響は無視出来るが、撮影者の見る反射像は、カメラ頂上の鏡の位置から見る像で、40cmないしは150cmの接近した被写体を見ているので、レンズの撮影画枠に収まると確信しても、鏡とレンズの高さの違う視差から、被写体である自分や、仲間の顔や体の一部が、欠ける写真になる事が、カメラと被写体の距離が、0mから1.5mの近接撮影の場合には、パララックスの効果で発生する。
又前記のミラーユニットを、搭載する専用のカメラでなければ、その反射像から撮影画枠の良否を判断出来ないので、一般に多く使われるレンズ付きフィルムと呼ばれるカメラや、コンパクトデジタルカメラを愛用する人々やすでに所有しているカメラに適用は出来ないので、その専用カメラを新たに購入しなければ、利用できない課題があった。
課題を解決する為の手段
この様な従来の技術が有していた問題や課題を解決する為に、カメラ(13)を搭載させるカメラホルダー(2)に窓穴付きの鏡(3)を取り付けた物と、シャッターに連結した引き金(5)を把持部(6)に形成した物を、撓まない棒体の伸長腕(1)の両端に、双方が光学上のオフセット位置に成る様に、屈曲させて形成した伸長腕(1)(12)に取り付けて、双方の間をレリーズ(36)(58)で連結し、カメラホルダーに幼児やペットの耳目を刺激する音声再生器(39)(82)と、動く写真パネル(31)(45)(79)や動く生物模型(42)(43)(46)を取り付け、引き金には水ポンプ(23)を装備させて、伸長腕の両端の把持部(6)とカメラ(13)正面を相向いにして、携帯可能な一体に構成した手段により解決する。
第一の課題は、撮影者自身を加えた写真撮影をする時の、カメラを掲げて持つ腕が、写真に映り込む事を無くす事であり、その解決策の仕掛けは、カメラを直接持たずに、カメラを搭載させたカメラホルダーを、長い棒状の支持体である伸長腕の先端に、撮影者に対向させて取り付け、伸長腕中間部をエル字形に上方へ折り曲げ、その先端のカメラホルダー位置が、把持部と伸長腕の連結軸芯想像線の延長線前方の、任意な距離に設定した折り曲げた位置での、鉛直線上方位置の、10cmから20cm前後の高位置に占位する様に、把持部に取り付けて、さらにカメラ正面の向きを、把持部軸芯方向を基準に左右の何れか方向へ、撮影者のカメラホルダーを持つ腕が、写り込まない角度に向ける事により、カメラレンズの撮影画枠を、腕からオフセットさせて解決する。
詳しくは、本発明の実施例で採用したのは、棒状の屈曲させた支持体は、エル字形に曲げた撓まないパイプ棒であって、把持部の水平軸芯想像線の前方に離れた距離の、実施可能な距離は15cmから150cm前後が最大であるから、本実施例には把持部から50cm前方で曲げ、上側へカメラホルダーを、少なくとも10cmないしは20cm程度高く位置させる事によって、カメラレンズの中心位置までの高低差を、実際上10cmから15cmに最大でも25cm前後になる様に形成して、カメラホルダー部分を支持体であるパイプ棒の、エル字形に立ち上がった鉛直方向の軸芯を中心に、回転自由に固定できる摺動式回転継ぎ手で連結させ、カメラレンズの向きを、把持部の水平軸芯方向を境にして左右に旋転させて、実施例では撮影者に対して、右に3度から8度程度に向けて設定すると、撮影者の左腕と左手に持つカメラホルダーの伸長腕が、レンズの撮影画角の外へ位置させるオフセットに出来るので、伸長腕と把持部の写り込みのない写真を撮影できる。
又は、右手に持って撮影する場合は、撮影者に対してカメラホルダーの正面を、左側に少なくとも3度ないしは15度の範囲で、向きを旋転させるとカメラの向きに従って、レンズの撮影画枠は把持部を持つ手と腕の位置から、外れて設定できるので、右腕と右手に持つ把持部に連なる伸長腕の、写り込みのない写真が撮影出来る。
第二の課題は、シャッターボタンを押し下げる時に、カメラを持つ手が揺れて起きる、画像流れのボケを防ぐ事であり、その課題を解決する手段はカメラを直接手で持たず、カメラホルダーにカメラを搭載して、シャッターボタンを手の指で直接押し下げる事に代えて、上下に動くピストンプランジャーをそのカメラホルダーの側面に取り付け、カメラのシャッターボタン位置の数ミリ上方に移動し設定出来る、出し入れ自由な水平軸と、垂直軸を持つシャッターアクチュエーターを、ピストンプランジャーの結合ヘッドに、水平軸を貫通保持させて、そのピストンプランジャー下端部を、ピストルのグリップに似た把持部に形成した引き金とを、レリーズで結んで牽引可能にする為に、カメラホルダーに至る伸長腕の、パイプ棒内部を貫通させて連結する事によって、シャッターボタンを押し下げる、遠隔操作を可能に構成したので、異なる機種や異なるカメラメーカーの異なるサイズのカメラにも、その異なるシャッターボタン位置に、シャッターアクチュエーターを移動設定できるので、カメラを一機種専用と限定せずに多機種に対応可能な、カメラホルダー付き伸長腕を提供できると共に、把持する手の人差し指の動きは、握る手に引き金を水平に引き付ける自然な指の動きでシャッターを切るので、画像流れの原因になる上下の揺れを防ぐ事が出来る。
開発競争の著しいデジタルカメラは、高精度のCCDと、大容量の半導体メモリーで構成され、その外観とサイズが多様で数百を越えた種類が販売されている状況において、鏡をカメラ本体の頂上に搭載して、その反射像から撮影者を加えた被写体の、撮影画枠の適否確認出来る機能を持つカメラは、望ましいが既に使用している多くの手持ちのカメラには、その機能作用を適用させる手段がなく、開発技術のミラーユニットを搭載した、専用カメラの購入を余儀なくされていたので、既に手持ちの多種多用のカメラにも、撮影者が鏡の反射像による撮影画枠を確認出来る機能作用を付与させる手段として、本発明のカメラホルダー付き伸長腕を採用する事で実現させる。
詳しくは、その主体となる鏡について採用した鏡は、変形しない強度を持つ薄い板厚で、軽量な素材のアルミ板又は、プラスチック板に反射材をメッキや、コーティング又は表面研磨によって反射鏡面を作り、その鏡面にレンズ用の開口窓をカメラレンズの中心位置と一致させて且つ、反射面の中程に配置して、鋏で開口窓を自由に切り抜く事により、手持ちの愛用カメラのレンズ位置に、適応させる事が出来ると共に、その鏡がカメラの前面に立って覆う位置であっても、鏡の背後のカメラはレンズ用の開口窓を通して、被写体像を取り入れて撮影し、同時に撮影者はカメラのファインダーを覗く事無しに、レンズの持つ撮影画枠内の被写体像と、同じ被写体像を鏡の反射像で確認出来る。
そしてカメラのレンズ位置と、鏡との高低差と、鏡の取り付け位置の違いから生じるパララックスの問題は、レンズの持っている撮影画枠と、鏡の反射像を可能な限り近付け、一致させた像が得られる様に、カメラレンズの高さと中心位置が、鏡の反射面中程に成る様に開口設定した手段でレンズを取り巻く鏡面の反射像と、レンズの撮影像の高低差による視差を解消する事が出来る。
さらにレンズの中心から離れた左右の鏡面からの反射像は、水平方向の距離による視差を持っているので、レンズの持つ撮影画枠に合わせる矯正策として反射鏡面を、レンズ用開口窓を中心にして、僅かに凹面に形成する事によって、レンズ中心から左右に最も離れた反射鏡端部の反射像を、レンズの撮影画枠に一致させる事によって、パララックス効果による被写体の撮影画枠から、はみ出る姿の一部欠損になる原因を解消して、被写体がレンズの撮影画枠内に、意図する範囲の姿で写せるかを、容易に判断出来る。
第三の課題は、他人の手助け無しに、赤ちゃんや幼い子供等と撮影者自身の姿を加える撮影において、カメラのレンズに彼等の顔や頭を向けさせたい時は、一般的な手段は、赤ちゃんや幼児の目を引く鮮やかな色のおもちゃや、音の出る道具を振ったり、食べ物をかざして見せて、被写体の彼等の御機嫌を取りながら目や顔の方向をカメラの位置へ誘導して、意図する写真を撮影していたが、赤ちゃんや幼児の笑う表情と、視線方向を制御する事は容易でなく、同様にペットの犬猫の顔や頭を、カメラのレンズに向けるのは、さらに辛抱強い誘導作業と、ペットの好物を使い食欲を利用する等の工夫をして撮影していた。
詳しくは撮影者の言葉や、意図する目的を理解しない赤ちゃんや幼児や愛玩動物を、一緒に撮影する場合に彼等の持っている好奇心や、本能的反射行動及び本能的な欲求を刺激する演出をして、カメラのレンズ方向に、顔と耳目とを効果的に誘導して、撮影する仕掛けを搭載したカメラやカメラ補助具は未開発であったので、その目的に使用できる仕掛けを具備した撮影用の補助具を、本発明の手段によって提供し解決する。
本発明のカメラホルダー付き伸長腕に採用した仕掛けは、予め構成した音と動く生物模型や光、液体の噴射を利用した演出効果を使って、赤ちゃんや幼児及びペットの犬猫などに向けて見せると、動く物に視線を向けて追う反射行動や、好奇心で注視する反射行動や、光の点滅や、母親の声、同種の動物の声、敵対する動物の鳴き声、餌となる小動物の泣き声、聞きなれない音等や、嗅覚を刺激する食べ物の匂いや、犬猫やその他の愛玩動物の、成熟して獲得した異性誘引分泌物臭等を使って、動物模型や写真パネルの動く仕掛けと組み合わせた演出を、被写体の赤ちゃんや幼児やペットに、カメラを搭載しているカメラホルダーの周囲で、揺らしたり回転させたり動かして同時に、前記の様々な音を加え、更には突然の水や、香りを加えた水溶液、発泡水溶液を被写体に散布して、被写体対象物の人や動物に複合演出効果を見せる事によって、その反応中の予期しない被写体の、驚く反応行動や、表情の姿が個体毎に夫々違ったものであり、普段には見る事が出来無い一瞬の、彼等の持つ本能や反射行動を誘発して、撮影者の意図に従って、カメラのレンズ方向に顔や視線や頭を誘導して、好適な写真撮影の題材シーンが、撮影専門家でない一般の人にも容易に作り出せる。
そして撮影者自身を加えた仲間や、ペットと共に写す写真でも同じ様な表情で似た様なポーズが多く成ると、たとえ背景の景色が違っても変化に乏しい記録写真で、面白味の欠ける写真であり、被写体になる仲間の人と一緒に撮影する時に、意識して笑い顔を作るポーズや、無表情で立ち並ぶ写真も面白味に欠けた記録写真になり、後日の現像写真を被写体本人や他人に見せても、感動や興味を湧かせない写真に成るので、把持部(6)の引き金(5)と把持部内部で連結させた、水噴射させるピストン(56)とポンプ(23)によって、注水して貯められた水や香りを加えた溶液や発泡水溶液を加圧して、伸長腕中間部に取り付けたノズル(8)から被写体に向けて、噴射して飛沫を顔や体に浴びせると、人も動物も不意の噴射散布に驚き、一瞬目を瞑る反射行動や、首を振って避難行動をしたり驚きの表情を現す時には、すでに液体噴射と同時にシャッターが切れる仕掛けに構成してあるので、予期しない表情の写真が撮影出来るので、専門の写真家でなくとも、普通の大人から子供に至る人々が、面白く愉快な写真撮影が出来る。
第四の課題は、携帯に嵩張って重い三脚の有する前述の不便さを解消させて、撮影者を加えた被写体の仲間や、ペットと一緒に撮影できる補助道具を提供する事であり、上記課題や問題を解決する為に、発明のカメラホルダー付き伸長腕では、三脚の場合の様に開脚して、地面や床に設置してカメラを取り付ける手間が無く、撮影後の撤去収納の面倒も無い、軽量の細長い棒体一本の伸長腕と把持部で構成したので、撮影したい場所へ身軽に移動も可能であり、カメラは既に伸長腕の先端に搭載し固定させているので、カメラホルダーの把持部を片手に把持して、被写体に掲げて引き金を引くだけで、撮影者を加えた被写体の仲間やペットと一緒の写真が容易に撮影でき、嵩張る三脚の不便さを取り除いた機能を具備する三脚に代わる、カメラ支持体の伸長腕を提供して課題を解決出来る。
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
第一図は、全体の形態を斜視図により描いたものであり、カメラ(13)を搭載するカメラホルダー(2)を、携帯可能な細長く撓まない長さ一定の棒体のものや、長さを可変自在な撓まない棒体で作られた伸長腕(1)(12)の一方の先端に、カメラホルダーの向きを自由に固定可能に取り付けて、他端にはシャッターに連結して制御する、引き金(5)を取り付けたピストル型の握りに似せた把持部(6)を配設させて、その両間をレリーズの電気信号線で連結し、カメラ及びカメラホルダー(2)を、他端の把持部(6)と向き合せた、撮影者自身を被写体に加える写真撮影用の位置に固定した時に、カメラのレンズ(50)の撮影画枠内に、伸長腕と把持部(6)が映り込まない光学上の、オフセット位置に成る様に伸長腕(1、12)の中間部を屈曲形成して、この実施例はエル字形に曲げて取り付け、携帯可能な一体に形成させた事により、把持部(6)の水平中心軸線を基準にして、搭載カメラのレンズ位置との高低差を17cm上方の高位に占位させたが、この高低差の数値に限定されるものでなく、光学上のオフセットが可能な数値は、全て実施可能の範囲で採用できる。
そして、カメラホルダーの正面上部面に、中心に十時交叉線を刻んだ鏡(3)を取り付け、撮影時の被写体の反射像を確認出来る。その鏡(3)の背後上位に昆虫模型で羽根を広げた蝶(46)を、鋼線の先端に結ばれ鏡背後に搭載した電磁式振動器の駆動軸に連結し、揺動や振動される。
第二図に示される実施例は、アルミ板材で成形したカメラホルダー(2)の四面図であり、カメラを搭載していない時の正面図2−1、と平面図2−2、と右側面図2−4、左側面図2−3である。図2−1の正面図において左右に形成したフック(15、16)の形状はゴムバンド又は、弾性に富む合成樹脂材の細い環状のベルトを、引っ掛ける為の爪の役割を持ち、外形寸法の異なる多機種のカメラを、このカメラホルダーに搭載したり、外したり自在に適応し固定出来る。
その中央正面の上位置に鏡(3)を取り付けて、撮影時の被写体反射像を写し確認できる様に取り付けたもので、その鏡の中心の十時交叉線は、被写体像の中心位置を示す基準で、撮影者自身と一緒に写す仲間やペットの並ぶ配置を、十時交叉線に近付ける様に配慮すれば、カメラのレンズ撮影画枠から外れる事を防ぐ。
カメラを載せる座面の下側に、被写体を照らす小型軽量の、発光ダイオード(29)を光源とする照明器(4)を配設して、伸長腕(12)に連結する接合部は長穴(38)を形成して、固定ピン(37)を緩めて左右にカメラホルダーの向きを、長穴の長さの範囲に旋転させて、伸長腕と把持部の連結した中心軸線に対し、オフセットにして固定する事が出来る。この実施例では、向きを左右に10度程度可能に長穴を形成しているが、後述の摺動式回転継ぎ手(78)を採用して、左右方向に180度まで回転可能であって、長穴方式に限定するものではない。そして(17)はカメラのフィルム巻き上げ用の開口窓で、多機種のカメラの巻き上げダイヤル位置と、高さに対応可能に形成している。
図2−2の上面図において、多機種の異なるカメラシャッター位置に対応する為に、電磁式プランジャー(21)が移動して固定可能に、長穴(18、19)に形成した。番号(39)は、鏡の裏に取り付けた半導体ICメモリで構成した記録音再生装置と、発振器と電磁石から成る電磁式振動器を一体に内蔵させた装置であり、その上部に生物模型を動かす為の駆動軸ピン(40)を示し、その駆動軸ピンの先端に弾性のある金属線又は、合成樹脂製コードで連結させて、その一方の終端に羽根を広げた昆虫模型を取り付けると、電磁式振動器の揺動で模型の昆虫(46)が、羽根を広げ飛ぶ生き物の様にひらひらと疑似運動させる事により、赤ちゃんや犬猫の注意と視線を、その動体に引きつける作用をする。
図2−3に示す電磁式プランジャー(21)は、カメラのシャッターボタンを垂直位置で、プランジャー(22)の心棒先端で、押し下げる為に取り付けたものであり、ロックナット(28)は電磁式プランジャー位置の変更毎に締め直して固定するものである。そして左側フック(15)の詳細形状を示している。
図2−4に示す右側面図は、同様に電磁式プランジャー(21)とロックナット(28)を示し、(55)は写真パネル交換の際に使用する突起爪である。そして、カメラホルダーの左側フック(15)の形状を示す。
図3は図1の構成分解斜視図である。各構成部品の取り付け方向を、一点鎖線で示すと共に、切断線A−Aが切断面の方向を示す。番号(27)は電池を示し、その格納穴(26)に搭載する。カメラホルダー(2)に取り付けたエル字形に曲げたパイプ状の伸長腕終端部は、把持部(6)と一体に形成したピストル形の伸長腕の筒内に挿入して固定ピン(9)を固定穴(10、11)に貫通させ固定できる。番号(7)はセレクターダイヤルを示し、その軸回転角度によって三方弁(7a)に配設した水噴射や停止の流路を選択する。ひき金(5)はカメラのシャッターを制御するマイクロスイッチ(35)のレバーをON、OFFさせ電気信号をレリーズコード(36)を介して、電磁式プランジャーに送りプランジャー心棒を突き出して、カメラのシャッターボタンを押し下げる作用をする。
図4は図3の切断線A−Aによる切断面図を示し、内部構成を詳細に説明する。把持部(6)内の中間位置に水ポンプ(23)を固定し、水平に往復するピストン(56)に、シャッターの引き金(5)を連結させて、引き金(5)を引くたびに毎に、ポンプ内の弁作用により減圧吸水を吸水管(24a)を通じて、把持部(6)内底部に形成した、液体タンクに貯められた水や、香りを加えた溶液や発泡溶液などを汲み上げる作用をする。
ポンプ(23)で汲み上げられた水や液体は加圧され、セレクターダイヤル(7)軸内に形成した細管流路を通って、三方弁(7a)の、二つの吐水流路の一方の噴射ノズル側である吐水管(24b)を通じて、伸長腕の中間上部に取り付けた噴射方向を変えられる、ピボット型ノズル(8)に連結して噴射し散布される。
もう一方の三方弁流路の吐水口は、液体タンクへ循環放水する吐水管(24c)に連結されて流れるので、セレクターダイヤル(7)の回転位置変更により、引き金(5)を引いても、セレクターダイヤル軸内に形成した、細管流路を通る吐水を、三方弁(7a)の循環口側へ流し、ノズルから水や溶液は噴射されない。
そのセレクターダイヤル(7)の軸上に、三方弁(7a)と一体に、導体金属板で作られた爪状の突起部を、円周部に埋設形成した合成樹脂製の電気接点回転体(25)を取り付けて、その回転円周角を四分割した位置で、電気接点回転体(25)の爪状導体突起に接触出来る様に、一次側電極と二次側電極とする二つの電極(不図示)を隙間2mmないし3mm離して立設させて、電気接点回転体の爪状の導体突起部が、一次側と二次側の隙間両端に接触して導通する様に構成(不図示)して、その各位置の電極対毎に、被写体の人や動物に応じて、異なる表示演出する為の独立した駆動回路(不図示)と電源の電池(27)に配線している構成(不図示)によって、自由にセレクターダイヤル(7)の回転により演出項目を選択駆動出来る。不図示項目は第17図に詳細に図示し説明する。
図5は、伸長腕と把持部を省略して、カメラを搭載したカメラホルダー部分のみの斜視図で、異なる実施例の一つを示す。被写体の対象がペットの犬猫の場合に使う演出用のねずみの模型(41)を、カメラホルダーに交換自由に取り付けたもので、その尾(42)はゴム又は合成樹脂で作られた、弾性と剛性を持つチューブ又はコードで、その尾(42)が立ち揺れる様に電磁式振動器の駆動軸ピン(40)(不図示)に連結している。
図6は、同様に伸長腕と把持部を省略し、カメラを搭載したカメラホルダー部分のみの斜視図で、異なる実施例の一つを示す。この実施例では、被写体の対象がペットの犬猫の場合に、小動物の尾(43)に似せた毛で被われたゴム又は合成樹脂で作られた成形品を、揺れ動かす為に電磁式振動器の駆動軸ピン(40)(不図示)の先端に連結して、動物の尾振りに似せた生物疑似運動をさせる。
図7は、同様に伸長腕と把持部を省略し、カメラを搭載したカメラホルダー部分のみの斜視図で、異なる実施例の一つを示す。この実施例では、被写体の対象が赤ちゃんや幼児の場合に、赤ちゃんの笑う顔の写真パネル(44)を、カメラホルダーに取り付けたものを示し、その見開く両目玉(45)又は両瞼(不図示)が動くように背後に、揺動するリンケージ(不図示)を構成して電磁式振動器の駆動軸ピン(40)(不図示)の先端に連結させて予め電磁的又は電子的記録媒体に記録させた、赤ちゃんの笑い声の再生と共に目玉又は瞼(不図示)を動かす。
図8の実施例は、幾何学紋様の一つである、渦巻き紋様の回転パネル(31)を駆動可能に電磁式モーター(82)をパネル背後の仕掛けと共に、カメラホルダー(2)に取り付けたものを示すと共に、図中番号(78)は摺動式回転継ぎ手であり、カメラホルダーを支えるパイプ材から成る、伸長腕の外径を摺動して挿入出来る内径を形成した外筒で、伸長腕の垂直に立ち上がる中間部に、二つに分離形成した伸長腕の両終端部を、軸中心を合致させ格納保持する機能を持ち、外筒の内壁と伸長腕外壁が、互いに擦り合って回転させる継ぎ手である。
そして、異なるカメラのシャッター位置に対応させる為に、移動可能の調整用水平軸と垂直軸で構成している、シャッターヘッド(63)とシャッターアクチュエータ(64)を取り付けた状態を示し、伸縮自由なゴムバンド(14)は、異なる機種のカメラ(13)も搭載固定させる機能を持ち、(8)は噴射方向を変えられるピボット型ノズルであり、(58)は引き金(5)と、シャッタープランジャー(66)とを繋ぐ牽引用のレリーズである。
図9は、図8の背面図を示している。(82)は渦巻き回転パネル(31)を回転駆動する電磁式モーターであって、(81)はその回転パネルの回転軸に取り付けた減速用の第二プーリーである。第一プーリーはモーターの出力軸に取り付けて、ゴム輪ベルトで両プーリーを連結している。(78)は摺動式回転継ぎ手であり、カメラと一体にカメラホルダー部を、伸長腕(1、12)の水平軸中心線を0度にして、左右に180度自由に旋転出来るので、光学上のオフセット角度の撮影と共に、カメラの向きを変えて撮影者の前方や真横の撮影も出来る。
カメラホルダー右側面の(76)は、カメラの高さ調整用の固定用櫛歯(77)を噛み込む為の歯受け溝に形成させて、カメラの底受け皿側面上の、櫛歯噛み合わせ用の貫通穴を形成しているので、異なる大きさのカメラを搭載する時に、その固定用櫛歯(77)抜き差し移動させ、カメラの底受け皿を上下に調整して、固定する事が出来ると共に、(80)は人形模型(48)や動物模型(47)の頭や背に形成させた、取り付けフック(不図示)の差込スリットである。
そして(63)のシャッターヘッドには雌ネジを形成させて、シャッターピストン棒(66)の先端部を雄ネジに形成して、その雌ネジにはめ込み一体に結合させて、把持部の引き金(5)を引くと、その牽引力をレリーズのコード索(58)を介して、シャッターピストン棒を引き下げて、カメラのシャッターボタンの真上位置から、(64)のシャッターアクチュエーターの先端で押し下げて、シャッターを切ると共に、その引き下げたシャッターピストンとアクチュエーターを再び元の位置に押上て、次回のシャッターボタンを押す事が出来る様に作用する反発張力を持つコイルバネ(62)を伸長腕の先端面と、シャッターヘッドの間のシャッターピストンを囲み、同軸芯位置に取り付けてある。(36)は把持部の電池から配線された、電磁式モーター(82)の駆動用電源コードである。
図10は、被写体の対象をペットの犬猫にして、撮影する場合の実施例であり、カメラホルダーの下に猫の上半身模型を、差込スリット(80)を使って取り付けた構成であり、猫の模型体内(不図示)に音声記録再生装置と電磁式振動器を一体にした装置(39)を内蔵させて、猫の声を予め記録器に記録しておき、把持部(6)のセレクターダイヤル(7)を回して、猫の声の再生回路を選択して鳴き声を発音体で再生させて、同時に尾(43)又は目玉(45)を電磁式振動器と揺らす機構(不図示)で動かす事が出来る。
そして猫の前足はカメラホルダーを支えて、両足(54)下端底部を接地部にする、自立可能な強度を持つ支持体にして、把持部(6)底部も接地面にした、三点支持でカメラホルダー(2)を据え置いて、三脚と同様に使用して被写体の撮影者自身と仲間やペットと並ぶポーズを撮影する事が出来、テーブルや台の上に載せて使用したり、平らな面が有る物は全て利用出来るので、野外撮影の際にはベンチの上や自動車の車体の上や、窓際などに猫模型の前足だけでも乗せると、カメラホルダーとカメラの自重をゼロにさせて、揺れの全く無い安定した写真撮影が、把持部(6)を握り引き金(5)を引く事によって撮影する事ができる。
さらに図10のカメラホルダー(2)前面には、鏡(3)をヒンジでカメラホルダーの底面に開閉可能に取り付けているので、被写体になる撮影者と一緒に写される仲間の人に、レンズに映る撮影画枠に顔や姿が希望する範囲で収まって撮影出来るかを、反射像を見て確認できると共に、その鏡の中程にレンズの撮影用の開口窓穴(33)を形成したので、鏡(3)にカメラ(13)前面を覆われたままで、目的の撮影光景を開口窓穴(33)を通して撮影出来る。
図11は、被写体の対象を赤ちゃん又は幼児にして、撮影する場合の実施例であり、カメラホルダー下に赤ちゃんの頭部模型(48)を、差込スリット(80)を使って取り付けたもので、その模型内(不図示)に記録器と発音体と電磁式と振動器を一体にした装置(39)を内蔵させて、幼児の声を予め記録器に記録して置き発音体で再生する構成により、首には被写体と成る赤ちゃんや、幼児の好奇心を引く色彩のフリルの襟で飾り、把持部(6)のセレクターダイヤル(7)を回す事により、赤ん坊や幼児の笑う声の再生回路を選択し、笑い声を発声させ同時に、目玉(45)又は瞼を電磁式振動器(不図示)により駆動させる。
図12は、犬の写真パネル(49)を使った、被写体の対象を赤ちゃんや犬にして撮影する場合の実施例であり、カメラホルダー(2)に搭載したカメラのレンズ位置より、下側に写真パネルが位置する様に伸長腕(1、12)を、パネルに貫通して取り付ける穴と差込用の切れ目(84)を形成させて、写真パネルの交換が自由に出来るので、持ち主のペットに合わせ、多種類の犬猫の写真パネルから選択できる。ペット写真は類人猿や豚の顔、アニメ漫画のキャラクターも赤ちゃんや幼児の興味を引くもので、喜ばれる写真対象であり使用できる。
その動物写真パネル(49)の一部分の耳を動かす為に電磁式モーター(82)の回転力を往復運動に変える機構をパネル背面に装備させると共に、カメラホルダー(2)の背面に搭載させた音声記録再生器(85)に、予め犬の吠える声を記録しておき、把持部(6)のセレクターダイヤル(7)を回して再生回路を選択すると、被写体対象の人やペットに対して、耳(79)を振らせると同時に、犬の吠える声を再生して複合した演出を表示する。
図13は図12の背面図である、写真パネルの犬の顔から、耳(79)の形状部分をパネルにしたものを、本体パネル(49)へ耳取り付け軸によって回転可能に取り付け、耳パネルに取り付けた上下動受け軸を、本体パネルに装備させたクランク軸と交叉連結させて、押し上げられる耳の上下動受け軸の案内溝(51)を本体パネルに線状に開孔し、ガイドレールの働きをさせて、耳(79)写真パネルを上下運動させる運動に変えると共に、電磁式モーター(82)の回転運動を一対のプーリーにゴムベルト(52)を掛けて駆動する事によって、上下回数をプーリーの一対の直径比で調整させて、生態疑似運動の耳の動きと、連動してカメラホルダーの背面に搭載した音声記録再生器(85)の記録した犬の吠える声を再生して、被写体の人や動物に演出表示する様に構成したものである。
そして(76)は、固定用櫛歯(77)を噛み込ませる為の櫛歯受け溝であり、メーカーが違う多機種で大きさの異なるカメラを搭載可能に、その固定用櫛歯(77)を抜き差し移動して、シャッターアクチュエーター(64)の作用適応高さにする為に、カメラのシャッターボタンの高さをカメラホルダーと共に上げ下げ調整して固定させる。
図14は、発明の機能を簡素に構成した実施例を示す。カメラホルダー(2)に反射鏡(3)をヒンジで開閉可能に取り付けて、カメラの向きを把持部に(6)向けて撮影者自身を加える撮影位置に固定させ、回転脚(61)は撮影場所にテーブル等のカメラホルダーを乗せる事が可能なものが存在する時は、脚を下側に回して開脚したスタンドとすると、カメラホルダーと伸長腕の重量を把持して支えずに済むので、カメラの振れの無い写真撮影が出来ると共に、使用しない時は回し上げてカメラホルダーの直下に収容して、携帯時の突き出る部分を減らせる。
そして鏡(3)の中程には、カメラレンズ(50)用の開口窓穴(33)を形成しているので、撮影する時は鏡(3)をカメラの前面に回し上げて遮蔽した状態で開口窓穴(33)から景色を取りいれて撮影し、カメラホルダーにカメラを着脱させる時には、邪魔にならぬ位置へ鏡を下側へ倒して、カメラを掴み出す事を容易にさせる。
さらに図14は、伸長腕(1)の内部の構造を破線で図示し、把持部(6)の上部筒内の(59)はコイルスプリングで引き金(5)の、レバー位置の戻り用張っぱりスプリングであり,撮影の度毎に引き金(5)を引くと、その引き金に連結させた牽引レリーズコード(58)は、伸長腕の筒内を内壁に接触しながら、エル字形の屈曲部を通ってプランジャーピストン(66)の下端部に繋がり、その伸長腕筒内のプランジャーピストンの先端部に、シャッターヘッド(63)とシャッターアクチュエーター(64)を一体に組付けて作動するので、そのアクチュエーター先端は、カメラシャッターボタンに接触し押し下げる事が出来る。
図15は図14のカメラホルダー(2)部分の拡大図である。鏡(3)はヒンジ(70)でカメラホルダーに開閉自在に取り付けているので、搭載したカメラ(13)の前面を、鏡(3)を回し上げる事により覆って、カメラのレンズは鏡(3)に形成した開口窓穴(33)を通して景色を取り入れ、撮影する事が出来ると共に、鏡の反射像で被写体を確認出来る。さらに鏡(3)を両面鏡とすれば、鏡位置を図の様に下側の状態でも、被写体の反射像を確認出来る。
伸縮腕(1)筒内の破線で示すプランジャーピストン(66)は、引き金とを繋ぐレリーズの牽引コード(58)で連結され、プランジャーヘッド(63)の雌ネジにシャッタースプリング(62)を挟んで、雄ネジを先端に形成したプランジャーピストンをネジ込み、一体に固定させて引き金(5)の牽引力を、カメラのシャッターボタンを押し下げる作用を、シャッターアクチュエーター(64)の先端に伝達する構成であると共に、コイルスプリング(60)は上カメラホルダー(65)を下側のカメラホルダーに引き付けカメラを挟み固定する。
図15−Aは15図の上面図を示し、カメラホルダーの上ホルダー(65)とスプリング(60)の張力で、搭載したカメラを鋏んで固定しているので、伸長腕を持って移動する時に、カメラホルダー(2)からカメラ(13)の脱落を防ぐ。さらにシャッターヘッド(63)上に示すB−B一点鎖線は切断面方向を示す。
図15−Bは図15−AのB−B一点鎖線が示す左側切断面を示している。
二本のスプリング(60)は、カメラ(13)をカメラホルダー(2)に乗せる下側ホルダーと、カメラを上から押さえ込む上ホルダー(65)の双方を、その張力で引き合っているので、カメラ(13)を鋏んで保持すると共に、プランジャーピストン(66)の円筒状外面は、伸長腕(1)の筒内壁に接触して上下に動くので、芯振れ無く上下動が出来る構造である為に、レリーズの牽引コード(58)の引く力を確実な直線運動でシャッターアクチュエーター(64)に伝達して、シャッターボタンを押し下げると、コイルバネ(62)の圧縮反発力により、常にピストンヘッド(63)を反発押上て、シャッターアクチュエーターをシャッターボタン真上に、離れ復帰させて初期状態で待機させる。
そして鏡(3)はヒンジ(70)を中心軸にして、回転を図の一点鎖線の矢印に示す方向に展開できるので、両面鏡の場合は、カメラ前面の位置と、又はカメラホルダー下側の位置で被写体の反射像を見る事が出来ると共に、脚(61)はその脚ヒンジ(67)を中心軸にして、回転を図の一点鎖線の示す方向に展開できるので、撮影の目的に応じて脚を立てる位置に下げて、スタンドにしたり、適時上側へ収容させて使用できる。
図15−Cは、図15の右側面図である。(68)は補強リブであり、(69)は点検孔であると共もにレリーズコード(58)とプランジャーピストン(66)との結合取り付け作業孔である。
図15−Dは、図15の背面図である。鏡(3)は両面鏡であり、その中程にカメラレンズ用の開口窓穴(33)を形成している。(72)はファインダーであり、(74)はフィルム巻き上げダイヤルを示す。
図16は、図14中の鏡(3)を回し上げて、カメラ前面を覆って撮影する位置にさせた状態の斜視図である。カメラのレンズ(50)は鏡の開口窓穴(33)を通して被写体を撮影する 回転脚はカメラホルダー直下に回し上げて収容している状態でも撮影できる。
図17は、図1、図3、図4、図8、図10、図11、図12に図示した把持部(6)に取りたセレクターダイヤルの制御機能と三方弁(7a)の流路とポンプ機構(23)の組み付け構成を拡大して、模式図にしたものであり三方弁(7a)回転軸上に形成した電気接点回転体(25)と接触する一次二次電極と、その電極に配線し独立した制御回路(R1、R2、R3、R4)によって、異なる演出効果を駆動させる。
以上実施例について説明したが、被写体の人や動物の顔や頭の向きを撮影者の意図に従って、カメラのレンズ方向に誘導する手段は、実施例のみに限定されるものでなく、カメラホルダーに取り付け可能な形状と重量であれば模型対象の動物種に限定はなく、適宜設計変更出来るものであって、噴射水に加える匂いの誘引物も、動物分泌物質、植物由来の物質、香水等も使用可能であり、地域の風土により醸成された独特の空気の匂いや、特定の都市の匂いや特別な建物内部の空気の匂い等は環境物質を含んでいるので、空気を水洗浄した濃縮溶液をノズルから噴射散布して、人やペットの嗅覚を刺激して注意を引く事が可能である。
伸長腕の長さを可変にする技術手段は、ロッドアンテナの如く、その筒内に多段階に重ねて収縮を可能とするものや、撓まない材質の棒体で、その棒体を複数の個所にヒンジで連結した関節でW字形に折り畳む方式も可能であり、適宜設計変更できるもので実施例のみに限定しない。
発明の効果
本発明は、以上説明した様に構成されているので、以下の記載される様な効果を奏する。
効果第1、本発明品を使用すると、カメラ用の嵩張る三脚を利用しなくても、第三者の手助け無しで、撮影者自身を撮影する場合や、撮影者自身を加えた赤ちゃんや幼児や、ペットと一緒の被写体を撮影するのに、カメラを搭載したカメラホルダー付き伸長腕の把持部を把持して掲げ撮影すると、撮影者の腕は写真にオフセットとなり写り込まずに自然なポーズの写真が撮れ、仲間と一緒に並ぶ写真も背景場所を変える毎に、三脚を開脚し設置移動する面倒な準備を必要とせずに、素早く撮影出来るので便利である。
効果第2、本カメラホルダーを使用すると、第三者の手助け無しで、ポートレート撮影の際に、撮影者自身の顔や姿を一緒に加える被写体の仲間が、言葉の意味や撮影者の意図を理解出来ない赤ちゃんや幼児、あるいは犬猫を含む愛玩動物達の顔をカメラの方向に一緒に向けさせる事を、彼等の生まれ付き持つ本能である動く物体と、声や音と匂いに対する興味や好奇心を刺激して、光も同時に演出効果に加えて誘導させる機能を利用できるので、被写体が赤ちゃんの場合には母親の声や幼児の笑い声を使用して、ペットの場合には餌となる鼠の鳴き声や、同種の仲間の泣声を又は、吠える声を使用してセレクターダイヤルを回して、演出効果を選択すると、動物模型の目玉又は瞼の動きや、あるいは動物の耳の動きや、昆虫が羽根を広げて、ひらひらと揺れ飛ぶ様に生物疑似運動するので、彼等の注目をカメラの方向に引き付ける事が出来る。
そして鼠や動物の尾に似せて作った尾を、生物疑似運動の揺動や回転をして生き物の様にゆらゆら、ぴくぴく動いて見せる演出表示で、彼等の好奇心や興味の反応で向けている顔の写真を素早く撮影出来るので、忍耐のいる待ち受け作業とあやして誘導する労力を省く事ができる。
効果第3、第三者の手助けを必要とせずに撮影者自身が、自分の顔や姿を加えて、被写体の仲間やペットと一緒の写真を撮る時に、本カメラホルダーの複合演出効果の水噴射を選択し使用すると、シャッターを切る引き金(5)の運動に連結した水ポンプ(23)の作用で、ノズルから水を噴射したり、その水に動物の嗅覚を刺激する、誘引物質の香りを加えた溶液を、撮影者と一緒にいる被写体の仲間や動物に向けて吹き付けるので、被写体の赤ちゃんや幼児は驚き、犬猫等のペットは、驚く反射行動と鼻を突き出して匂いを嗅ぎまわる反応をするので、頭や顔の耳目と鼻をカメラ方向の動体や音や匂いの方向に誘導出来る。
被写体の彼等が持つ生来の感覚に、複数の異なる仕掛けの演出効果を、被写体に応じて選択駆動表示できるので、撮影者の意図した楽しい写真や、変化に富む珍しい驚いている一瞬の顔写真が、誰にでも撮影可能になって現像後にその写真を見る被写体の仲間や、鑑賞する人の驚きや笑いを誘って、感動を共有し合う事が出来ると共に、貴重な日の情景や記憶を蘇らせる印象深い記録写真が撮影出来る。
効果第4、カメラの前面を覆って立つ鏡の反射像は、視差の無い被写体像を撮影者自身と一緒に映る仲間の人にも、その撮影画枠内に入る範囲が判り、顔や身体の一部がはみ出て写らない部分を、シャッターを切る前に知る事が出来るので、身体を寄せ合う等の位置調整する機会を得られ、最適な写真ポーズの撮影が出来るので、余分に同じポーズ写真を撮影せずに済むので経済に益する。
近接撮影の自己ポートレートを撮影する為に適している間隔は、カメラと被写体を1mないし2m離れた距離にするのが良く、その為に伸長腕の長さは50cmから100cm前後で構成させているので、カメラホルダー付き伸長腕の伸長腕を伸ばしたり縮めたりして調整する手段と、撮影者が腕を前方へ真っ直ぐ伸ばししたり縮めたりする手段を加えると、カメラと被写体の距離を自由に設定できるので、撮影者の腕を真っ直ぐ伸ばして把持して掲げると、被写体とカメラまでの距離を1mから2m前後まで設定可能になって、撮影者自身一人のポートレート撮影から、仲間三、四人と一緒に並ぶ被写体像の撮影も、レンズの撮影画枠内に収容した撮影が、鏡の反射像で確認して出来る。
効果第5、伸長腕の中間がエル字形に曲げてあるので、外出して撮影する際に、手で持つ事無く、撮影者の首や肩にエル字部分の曲がりを掛けて荷担する事も可能であるので、母親の両手は赤ちゃんを抱いていても、携帯して撮影場所へ移動出来る事や、カメラホルダーを首に掛けると両手を使えるので、赤ちゃんの授乳時や幼児の世話する時にも、荷担したまま作業できるので、その世話事でうっかりカメラを置き忘れる事を防ぎ、片手に赤ちゃん抱きあるいは幼児の手を引いて残る片手にバッグなどの荷物を持てる等親子に便利であるし、撮影者自身と一緒の立姿や、座っている姿や、ベッドで共に横たわっている姿でも、一人で母子のあるいはペットと一緒の写真撮影が出来る。
効果第6、国内外で生産され使われている多機種で、大きさが夫々異なるレンズ付きフィルムやデジタルカメラを、限定せずに本カメラホルダーに搭載出来る調整機能を具備しているので、被写体像を写す反射鏡搭載の専用カメラを新たに購入する必要が無く、所有するカメラを使用して、専用カメラと同様に被写体像を鏡で反射させる機能を提供できるので、国内外で自己ポートレート撮影をする人に広く使用出来て経済的である。
水憤射ノズルと羽根を広げた蝶と鏡を装備した、カメラを搭載するカメラホルダー付き伸長腕の斜視図である。 カメラ未搭載のカメラホルダー部分の正面図である。 カメラ未搭載のカメラホルダー部分の上面図である。 カメラ未搭載のカメラホルダー部分の左側面図である。 カメラ未搭載のカメラホルダー部分の右側面図である。 カメラ未搭載のカメラホルダー付き伸長腕の、部品組み立て構成斜視図である。 図3A−A線方向の把持部切断面図である。 鼠の模型と鏡を搭載したカメラホルダー部分の斜視図である。 動物の尾の模型と鏡を搭載したカメラホルダー部分の斜視図である。 赤ちゃんの写真パネルと鏡を搭載したカメラホルダー部分の斜視図。 渦巻き回転パネルを装備したカメラホルダー付き伸長腕の斜視図。 図8のカメラホルダー部分の拡大詳細背面図である。 猫の半身模型と鏡と水噴射ノズルを装備した、カメラを搭載するカメラホルダー付き伸長腕の斜視図である。 赤ちゃんの頭部模型と、鏡と水噴射ノズルを装備したカメラを搭載する、カメラホルダー付き伸長腕の斜視図である。 犬の写真パネルと、水噴射ノズルを装備したカメラを搭載するカメラホルダー付き伸長腕の斜視図である。 図12の背面図で、カメラホルダー部分と写真パネルのクランク機構の詳細図である。 カメラと鏡を搭載したカメラホルダー付き伸長腕の斜視図である。 図14のカメラとカメラホルダー部分の拡大正面図である。 図14のカメラとカメラホルダー部分の拡大平面図である。 図14のカメラとカメラホルダー部分の拡大左側面図である。 図14のカメラとカメラホルダー部分の拡大右側面図である。 図14のカメラとカメラホルダー部分の拡大背面図である。 図14の鏡を撮影位置のカメラ前面へ、回し立ち上げた状態のカメラホルダー付き伸長腕の斜視図である。 図1、3、4、8、10、11、12に図示した把持部に取り付けたセレクターダイヤルの制御機能とポンプ機構の拡大模式図。
符号の説明
1、12、伸長腕。 2、カメラホルダー。 3、鏡。 4、照明器。
5、引き金。 6、把持部。 7、セレクターダイヤル。
8、ピボット型ノズル。 9、固定ピン。 10、11、固定ピン孔。
12、エル字形屈曲腕。 13、カメラ。 14、伸縮バンド。
15、エル形フック。 16、ティー形フック。
17、フィルム巻き上げ窓。 18、19、シャッタープランジャー調整溝。
20、写真枚数覗き窓。 21、電磁式プランジャー。
22、プランジャー先端。 23、水ポンプ機構。
24a、吸水管。 24b、ノズル側の吐水管。 24c、戻り側の吐水管。
25、電気接点回転体。 26、電池孔。 27、電池。
28、電磁式プランジャー固定ナット。 29、LED。 30、注水孔。
31、渦巻き回転パネル。 32、アクチュエーター穴。 33、開口窓穴。
34、十時交叉線。 35、マイクロスイッチ。 36、制御電線。
37、固定ピン。 38、長穴。
39、記録音声再生装置と発音体と電磁振動器を一体にした装置。
40、駆動軸ピン。 41、ねずみ模型。 42、鼠の尾。
43、動物の尾。 44、赤ちゃんの写真。 45、目玉。
46、羽を広げた蝶。 47、動物立体模型。 48、赤ちゃんの頭部模型。
49、動物写真パネル。 50、カメラのレンズ。 51、案内溝。
52、ゴムベルト。 53、フラッシュボタン。 54、両足。
55、写真パネル掛け爪。 56、引き金ピストン。 57、フリル襟。
58、レリーズの牽引コード。 59、引っ張りスプリング。
60、コイルスプリング。 61、回転脚。
62、シャッタースプリング。 63、シャッターヘッド。
64、シャッターアクチュエーター。 65、上ホルダー。
66、プランジャーピストン。 67、脚ヒンジ。 68、補強リブ。
69、索結合点検孔。 70、鏡取り付けヒンジ。
71、フラッシュライト。 72、ファインダー。 73、フィルム計数窓。
74、フィルム巻き上げダイヤル。 75、ばねカバー。 76、櫛歯受け溝。
77、高さ固定用櫛歯。 78、摺動式回転継ぎ手。 79、耳。
80、模型取り付け用受け穴。 81、プーリー。 82、電磁式モーター。
83、クランク回転腕。 84、切り込み。 85、音声記録再生器。
R1、R2、電磁式プランジャー(21)と、電磁式振動器と記録音声再生装置の一体装置(39)の駆動制御回路。
R3、記録音声再生装置(39)とLED照明(29)の駆動制御回路。
R4、電磁式モーター(82)と記録音声再生装置(39)の駆動制御回路。

Claims (6)

  1. カメラを搭載するカメラホルダー(2)を、携帯可能な細長く撓まない長さ一定の棒体のものや、長さを可変自在な撓まない棒体で作られた伸長腕(1、12)の一方の先端に、カメラホルダーの向きを自由に固定可能に取り付けて、他端にはシャッターに連結して、制御する引き金(5)を取り付けた把持部(6)を配設させて、その両間をレリーズで連結し、カメラ(13)及びカメラホルダー(2)を、他端の把持部(6)と向き合せた、撮影者自身を被写体に加える写真撮影の位置に固定した時に、カメラのレンズ(50)の撮影画枠内に、伸長腕と把持部(6)が映り込まない光学上の、オフセット位置に成る様に伸長腕(1)、(12)の中間部を屈曲形成して取り付け、携帯可能な一体に形成させた事により、撮影者が伸長腕の把持部(6)を把持して、被写体に向け掲げて写真撮影すると、撮影者を被写体の仲間に加えた写真で、伸長腕(1、12)と把持部(6)と、カメラホルダー付き伸長腕を掲げて把持する撮影者自身の、腕の写り込みのない撮影が出来る事を特徴とする、カメラホルダー付き伸長腕。
  2. 人や動物の生物像写真パネル(44、49)や人形又は動物の生物模型の頭部(47、48)や胴体(41)や尾(42、43)や幾何学紋様パネル(31)の何れかを、着脱可能にカメラホルダー(2)部の壁面に、把持部(6)に対向させて取り付け、その写真パネルの全体又は一部分(79)を回転や揺動可能に形成して、又は人や動物の生物模型の、頭部(47)や足(54)や尾(42、43)や羽根(46)の全体、又は一部分を生態疑似運動可能に形成して、揺動や回転させる機械駆動軸(40)を持つ電磁式振動器(39)又は、モーター機構(82)に結合させてカメラホルダー(2)部に搭載させて、撮影時にパネルや模型の生態疑似運動によって、被写体の人や動物の注目をその動体に誘導して撮影する事を特徴とする請求項の第一項に記載のカメラホルダー付き伸長腕。
  3. 予め電磁的又は電子的記録媒体に記録させた、複数の異なる動物や人間の声と電子合成音や自然環境音を自在に選択再生可能に構成した記録器と発音体と電磁式振動器を一体にした装置(39)を、カメラホルダー(2)に取り付けて、撮影時に前記動物の写真パネル(44、49)や人形(48)又は生物模型(41、43、47)等の本体や、一部分を生態疑似運動の揺動や回転運動に連動させて記録した音声の再生を実行し、カメラホルダー(2)に取り付けた人形(48)や生物模型(47)や動物写真パネル(44、49)が発声している様に構成して、又あるいは幾何学紋様の一種である、渦巻き紋様の回転パネル(31)による連続渦巻き回転を、撮影の被写体である人や動物に表示して、被写体の耳目の注意をカメラホルダー周囲の、動体と発音体に誘導して撮影する事を特徴とする前記請求項第一項と第二項に記載のカメラホルダー付き伸長腕。
  4. 前記把持部(6)の内部空間を、注水可能な液体用のタンクに形成した中に、シャッターに連結させた引き金(5)に、水噴射用のピストン(56)とポンプ機構(23)を連結して配設し、レリーズの引き金(5)を引く事により、その液体用タンクに注水し貯められた水や、人や動物の注意を引く香りを加えた溶液や、又は発泡水溶液をポンプ機構(23)に連結させた吸水管(24a)から吸引し、ポンプで加圧した水や、溶液や発泡水溶液を、連結形成させた吐水管(24b)を通じて、その他方の吐水管終端部を、伸長腕の中間上面に配設した、噴射方向を自在に向けて固定可能なノズル(8)に連結して、送水又は圧送し噴射させる構成によって、撮影者が伸長腕の把持部(6)を把持して、被写体に向け掲げて、引き金を引き撮影すると、被写体の人や動物に向けて加圧した水を、又は香りを加えた溶液や又は、発泡水溶液を噴射すると同時にシャッターが切れて、被写体である撮影者と一緒の仲間や動物が、噴射された水や溶液や泡を浴びる瞬間の撮影が出来る事を特徴とする、請求項の第一項と第二項と第三項に記載の、カメラホルダー付き伸長腕。
  5. カメラのシャッターに連結した引き金(5)を有する把持部(6)本体内に水噴射を制御するポンプの流路切り替え用制御弁を内蔵させ、その弁の軸上にセレクターダイヤル(7)を把持部の外壁に設け、そのダイヤルの回転軸円周を複数に分割した電気接点回転体(25)を制御弁軸上に共に形成して、照明点灯制御と記録音声再生制御と、搭載する模型やパネルの駆動制御の電気回路を各々配設して、セレクターダイヤル(7)の回転位置に従って複数の異なる記録音声と制御弁の二つの流路と組み合わせる演出項目の制御電気回路を、電気接点回転体(25)を介して選択通電して、撮影の被写体に応じて駆動可能に構成した事を特徴とする請求項の第一項と第二項と第三項と第四項に記載の、カメラホルダー付き伸長腕。
  6. カメラホルダー(2)に搭載するカメラ(13)の前面を、開閉自在に覆う事が出来る鏡(3)をヒンジ(70)を介してカメラホルダーに取り付け、その鏡の反射面の中程に、カメラのレンズ(50)の撮影用窓穴(33)を開口形成して、カメラ前面を覆って立たせた鏡(3)の背後から撮影可能に構成し、その鏡の反射像により撮影者の意図する配置で、被写体の撮影者と一緒に写す仲間や動物や背景が、レンズ(50)の撮影画枠内に入っているかを確認し、撮影できる様に構成した事を特徴とする、前記請求項の第一項、第二項、第三項、第四項、第五項に記載のカメラホルダー付き伸長腕。
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