JP2007126159A - 巻テープ用ホルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】装填した巻テープが不用意に弛むようなことのない巻テープ用ホルダーを提供する。
【解決手段】巻テープを回転可能に支持するためのホルダー本体に巻テープを回転可能に支持するようにした巻テープ用ホルダーにおいて、ホルダー本体には、巻テープの外周に弾性的に接触して巻テープの弛みを阻止するためのテープ保持部が設けられ、ホルダー本体は、巻テープの左右側部にそれぞれ沿う左右一対の対向壁部と、これら左右対向壁部を所定間隔開けてほぼ平行に連結するための連結壁部と、左右対向壁部間に巻テープを回転可能に支持するための支持部とが備えられ、テープ保持部は、前記連結壁部の長さ方向一端部から巻テープの引き出し方向に延びて、テープの外周に接触する遊端部がテープの巻取り方向に折り曲げられた。
【選択図】図3
【解決手段】巻テープを回転可能に支持するためのホルダー本体に巻テープを回転可能に支持するようにした巻テープ用ホルダーにおいて、ホルダー本体には、巻テープの外周に弾性的に接触して巻テープの弛みを阻止するためのテープ保持部が設けられ、ホルダー本体は、巻テープの左右側部にそれぞれ沿う左右一対の対向壁部と、これら左右対向壁部を所定間隔開けてほぼ平行に連結するための連結壁部と、左右対向壁部間に巻テープを回転可能に支持するための支持部とが備えられ、テープ保持部は、前記連結壁部の長さ方向一端部から巻テープの引き出し方向に延びて、テープの外周に接触する遊端部がテープの巻取り方向に折り曲げられた。
【選択図】図3
Description
本発明は、主として巻き面に粘着性が備わっていない紙テープなどの巻テープを保持するためのホルダーに関する。
一般に巻テープを保持するホルダーは、例えば、巻テープの左右側部にそれぞれ沿う左右一対の対向壁部と、これら左右対向壁部を所定間隔開けてほぼ平行に連結するための連結壁部とが備えられるとともに、左右対向壁部間に、左右両対向壁を連結して巻テープを回転可能に支持するための支持部が設けられたホルダー本体から構成され、巻テープを左右対向壁部間において前記支持部に回転可能に支持するようにしている。(特許文献1参照)
ところで、以上のホルダーでは、セットされる巻テープが例えばテープの巻き面に粘着性が備わっているセロファンテープのようなものでは問題がないとしても、巻き面に粘着性が備わっていない例えば紙テープなどの巻テープでは、セロハンテープの巻テープとは異なり、テープが単に渦巻き状に巻かれているだけで、巻かれているテープ同士が接着されていないことから、ホルダー本体にセットされた巻テープが、その遊端部側から勝手に弛んでしまって、巻テープがホルダーにて大きく拡径方向に膨れ上がり、場合によっては巻テープの遊端側がホルダー本体から大きくはみ出してしまうなどの不具合があり、特に巻かれているテープの腰が強くて弾発力が強い場合には、前記した不具合が一層顕著に表れる。
実開平4−21333号
ところで、以上のホルダーでは、セットされる巻テープが例えばテープの巻き面に粘着性が備わっているセロファンテープのようなものでは問題がないとしても、巻き面に粘着性が備わっていない例えば紙テープなどの巻テープでは、セロハンテープの巻テープとは異なり、テープが単に渦巻き状に巻かれているだけで、巻かれているテープ同士が接着されていないことから、ホルダー本体にセットされた巻テープが、その遊端部側から勝手に弛んでしまって、巻テープがホルダーにて大きく拡径方向に膨れ上がり、場合によっては巻テープの遊端側がホルダー本体から大きくはみ出してしまうなどの不具合があり、特に巻かれているテープの腰が強くて弾発力が強い場合には、前記した不具合が一層顕著に表れる。
本発明は以上の実情に鑑みて開発したものであって、目的とするところは、装填した巻テープが不用意に弛むようなことのない巻テープ用ホルダーを提供することにある。
以上の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、巻テープを回転可能に支持するためのホルダー本体に巻テープを回転可能に支持するようにした巻テープ用ホルダーにおいて、ホルダー本体には、巻テープの外周に弾性的に接触して巻テープの弛みを阻止するためのテープ保持部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のホルダー本体が、巻テープの左右側部にそれぞれ沿う左右一対の対向壁部と、これら左右対向壁部を所定間隔開けてほぼ平行に連結するための連結壁部と、左右対向壁部間に巻テープを回転可能に支持するための支持部とを備え、テープ保持部は、前記連結壁部の長さ方向一端部から巻テープの引き出し方向に延びて、テープの外周に接触する遊端部がテープの巻取り方向に折り曲げられていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のホルダー本体が可撓性を有する板材から一体形成されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、ホルダー本体に、巻テープの外周に弾性的に接触して巻テープの弛みを阻止するためのテープ保持部を設けたことにより、たとえ装填される巻テープの巻き面に粘着性が備わっていないものであっても、装填した巻テープが不用意に弛むようなことなく常に確実に巻かれた状態を維持することが出来、巻テープが大きく拡径方向に膨れ上がるような不具合を確実に解消することが出来る。
また請求項2に記載の発明によれば、テープ保持部が前記連結壁部の長さ方向一端部から巻テープの引き出し方向に延びて、テープの外周に接触する遊端部がテープの巻取り方向に折り曲げられたことにより、請求項1に記載の発明の効果に加え、テープ保持部の巻テープに対する接触面積が折り曲げ部分により充分確保出来、しかもテープの遊端部が弛む方向にはテープ保持部が突っ張りとなって、テープの弛みをより一層確実に阻止することが出来、逆にテープがホルダー本体から引き出される方向には、テープ保持部の突っ張り作用がキャンセルされるので、ホルダー本体からのテープの引き出しがスムーズに行なうことが出来る。
また請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、ホルダー本体を安価でしかも簡単に作成することが出来る。
図1〜図4に示すホルダー1は、リング状に巻いた巻テープTをホルダー本体2にセットして用いられるものである。
尚、巻テープTは、そのテープの両面が非粘着性とされているものである。
ホルダー本体2は、可撓性を有する厚紙から形成されて、巻テープTの左右側部にそれぞれ沿う左右一対の対向壁部3a・3bと、これら左右対向壁部3a・3bを所定間隔開けてほぼ平行に連結するための平面視長方形の連結壁部4とが備えられている。
そして相対向する左右対向壁部3a・3b間には、左右両対向壁部3a・3bを連結して巻テープTを支持するための支持部5と、左右両対向壁3a・3bを所定間隔開けて維持するための間隔維持部6と、連結壁部4と左右対向壁部3a・3bの端部を補強するための補強壁部7と、支持部5に支持されている巻テープTの外周に弾性的に接触して巻テープTの弛みを阻止するためのテープ保持部8とが設けられている。
そして支持部5と間隔維持部6とによる左右対向壁部3a・3bの連結は、いずれも離脱可能であり、また左右対向壁部3a・3bは、連結壁部4に対して揺動可能となっている。
図に示す支持部5は、第1支持片51と、第2支持片52と、第3支持片53とから構成され、第1支持片51は、対向壁部3aの中央に設けられた貫通孔31aの内周縁に一体形成され、第1支持片52は、対向壁部3bの中央に設けられた貫通孔31bの内周縁に一体形成され、これら各支持片51・52と対向壁部3a・3bとの境界には、スリット状の挿通孔51a・52aが設けられている。
また第3支持片53は、図1にも示すように別途独立して形成され、この第3支持片53の両端には、前記した挿通孔51a・52aにそれぞれ挿通される挿通片54・55が一体形成されている。
また間隔維持部6は、第1維持片61と、第2維持片62と、第1保持片61の先端に一体に形成されて、後記する挿通孔64に挿通される挿通片63とから構成され、第1保持片61は、対向壁部3aの外周縁における連結壁部4近くに一体形成され、第2保持片62は、対向壁部3bの外周縁における連結壁部4近くに一体形成され、挿通孔64は、対向壁3bと第2保持片62との境界に形成されている。
補強壁部7は、ホルダー本体2におけるテープ引き出し口20部分を補強するためのものであって、図1にも示すように、連結壁部4から左右対向壁部3a・3bにわたって一体に形成されている。
一方、巻テープTの弛みを阻止するためのテープ保持部8は、図1にも示すように、連結壁部4の長さ方向一端から一体に延設されたものであり、このテープ保持部8は、図3にも示すように、連結壁部4に対してその基部から連結壁部4と重なり合う方向に折り曲げることで、連結壁部の長さ方向一端から巻テープTの引き出し方向(図3において矢印X方向)に延びるように配置すると共に、その遊端部を更にテープの巻取り方向(図3において矢印Y方向)に折り曲げて、テープ保持部8の遊端に巻テープTの外周と弾性的に接触する接触片81を設けている。
尚、図1において破線で示すラインは折り曲げラインであって、この折り曲げラインで各構成部材が折り曲げられるようにしている。
以上の構成から成るホルダー本体2に巻テープTを装填するには、補強壁部7を折り曲げ、またテープ保持部8を連結壁部4に対してその基部から連結壁部4と重なり合う方向に折り曲げると共に、その遊端部の接触片81をテープの巻取り方向(図3において矢印Y方向)に折り曲げる。
続いて巻テープTを一方の対向壁部3aの内面側に載せた後、第1支持片51、第2支持片52及び第1、第2維持片61・62を対向壁部2a・2bに対して折り曲げ、更にもう一方の対向壁部2bを折り曲げて巻テープTの側面に重ねると共に、第1支持片51を第2支持片52上に重ね合わせる。
そして第3支持片53の挿通片54・55を折り曲げ、第3支持片を、重ねられた第1、第2支持片51、52上に被せて、挿通片54・55を挿通孔51a・52aに挿通し、更に第1維持片61も第2維持片62上に重ね合わせた後、挿通片63を挿通孔64に挿通する。
以上の手順によってホルダー本体2に装填された巻テープTは、左右対向壁部2a・2b間において支持部5により回転可能に支持されるのであり、この時、支持部5に支持されている巻テープTの外周には、テープ保持部8が常時弾性的に接触しているのであって、しかも、このテープ保持部8は連結壁部4の長さ方向一端から巻テープTの引き出し方向に延び、且つテープTの外周に接触する接触片81がテープTの巻取り方向に折り曲げられていることにより、テープ保持部8の巻テープTに対する接触面積が充分確保出来、しかもテープTの遊端部が弛む方向(図3において矢印Y方向)にはテープ保持部8が突っ張り勝手となって阻止するので、たとえ装填される巻テープTの巻き面に粘着性が備わっていないものであっても、巻テープTが不用意に弛むようなことなく常に確実に巻かれた状態を維持することが出来て、巻テープTが大きく拡径方向に膨れ上がるような不具合はないのである。
一方、ホルダー1に装填された巻テープTを所定長さにカットするに際しては、ホルダー本体2のテープ引き出し口20から巻テープTを適宜引き出して、引き出されたテープをハサミなどで切断すればよいのであって、ホルダー本体2からの巻テープTの引き出し時、テープ保持部8の突っ張り作用がキャンセルされるので、ホルダー本体2からのテープTの引き出しがスムーズに行なわれるのである。
ところで、テープ保持部8は連結壁部4に対する折り曲げ前の位置への弾性復元力を備えていることから、巻テープTの使用に伴い、図4に示すように巻テープTの巻き量が減ってきても、テープ保持部8は、前記した弾性復元力により、巻テープTの巻き量の減少に追随して、巻テープTの外周に常時弾性的に接触しているので、巻テープTの使用量如何にかかわらず、巻テープTが不用意に弛むようなことなく常に確実に巻かれた状態を維持することが出来る。
以上の実施形態では、ホルダー本体2を厚紙から形成したが、これに限定されるものではなく、例えば合成樹脂製のシートから形成してもよい。
またホルダー本体2のテープ引き出し口20にテープTをカットするためのカッター刃を取り付けてもよい。
1 ホルダー
2 ホルダー本体
3a 左対向壁部
3b 右対向壁部
4 連結壁部
5 支持部
6 間隔維持部
7 補強壁部
8 テープ保持部
81 接触片
T 巻テープ
2 ホルダー本体
3a 左対向壁部
3b 右対向壁部
4 連結壁部
5 支持部
6 間隔維持部
7 補強壁部
8 テープ保持部
81 接触片
T 巻テープ
Claims (3)
- 巻テープを回転可能に支持するためのホルダー本体に巻テープを回転可能に支持するようにした巻テープ用ホルダーにおいて、ホルダー本体には、巻テープの外周に弾性的に接触して巻テープの弛みを阻止するためのテープ保持部が設けられていることを特徴とする巻テープ用ホルダー。
- ホルダー本体は、巻テープの左右側部にそれぞれ沿う左右一対の対向壁部と、これら左右対向壁部を所定間隔開けてほぼ平行に連結するための連結壁部と、左右対向壁部間に巻テープを回転可能に支持するための支持部とが備えられ、テープ保持部は、前記連結壁部の長さ方向一端部から巻テープの引き出し方向に延びて、テープの外周に接触する遊端部がテープの巻取り方向に折り曲げられていることを特徴とする請求項1に記載の巻テープ用ホルダー。
- ホルダー本体が、可撓性を有する板材から一体形成されていることを特徴とする巻テープ用ホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005318156A JP2007126159A (ja) | 2005-11-01 | 2005-11-01 | 巻テープ用ホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005318156A JP2007126159A (ja) | 2005-11-01 | 2005-11-01 | 巻テープ用ホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007126159A true JP2007126159A (ja) | 2007-05-24 |
Family
ID=38149135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005318156A Pending JP2007126159A (ja) | 2005-11-01 | 2005-11-01 | 巻テープ用ホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007126159A (ja) |
-
2005
- 2005-11-01 JP JP2005318156A patent/JP2007126159A/ja active Pending
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