JP2007125742A - 紙の区分け排出機構および同機構を備えた製本装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】糊付により冊子状に構成される第1の紙群と糊付されない第2の紙群とが混在する製本について、連続して高速で1セットずつの区分けおよび排出する。
【解決手段】1セットに糊付により冊子状に構成される第1の紙群42と糊付されない第2の紙群43とが混在するものを対象とし、紙41を導入する製本部44と、この製本部に収納される各紙41の後端縁部に配置された縦軸形の螺旋体45と、1セット分の紙が製本部に導入される毎に前記螺旋体を1回転させる螺旋体回転機構46とを備え、紙は螺旋体の下側を通って製本部に導入される設定にし、螺旋体の螺旋部最下端は製本部内の最下端部の紙よりも低い位置に配置し、製本部の上端に紙を1セット毎に排出する排出47を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、糊付により冊子状に構成される紙と糊付されない紙とが混在する製本を高速で連続的に1セットずつ行う紙の区分け排出機構および同機構を備えた製本装置に関するものである。
従来、納税通知書に含まれる納税書類や公共料金支払伝票等については、納付回数等に対応する複数枚の用紙を1冊の糊付冊子として製本した帳票が多く採用されている。これらの帳票には通常、ミシン目等の切取線が設けられており、納付等の際には納付者あるいは係員等が納期に対応する用紙を切取線に沿って切取り、納付等の手続を行っている。
この場合、誤って必要でない部分を切取り、誤納付が行われたり、一部分だけが冊子から分離するため紛失する等の問題がある。特に近年普及しているコンビニエンスストア等で、不慣れな人が納付手続をする場合には、上記の作業を誤る傾向がある。
このことから、納税通知書等の必要書類部分のみを数頁の冊子とし、納付書部分を糊付されない紙として1セットとし、予め支払い者等が確認することで誤作業の防止を容易に図れるようにすることが望まれる。
ところで、糊付により冊子状に構成される紙と、糊付されない紙とが混在する帳票類を1セット毎に区分けして自動的に排出する機械的手段は、これまで知られていない。特に高速で連続的に行う良好な手段がない。
なお、冊子または単子のいずれかを連続して区分けする手段としては、回転する螺旋体の螺旋部分に紙を通して送給する機構が知られている(例えば、特許文献1,2,3等参照)。
特開平10−59607号公報 特開2001−253624号公報 特開2000−96955号公報
上述のように、従来では糊付により冊子状に構成される紙と、糊付されない紙とが混在する帳票類を1セット毎に区分けして自動的に排出する機械的手段、特に連続して高速で1セットずつ区分けし、排出する手段がない。このため、利便性の高い各種店舗等を利用するための納税書類や公共料金支払伝票等について供給サイド、ひいては需要サイドともに不便を生じている。
そして、納税通知書等の必要書類部分のみを数頁の冊子とし、納付書部分を糊付されない紙として1セットとし、予め支払い者等が確認することで誤作業の防止を容易に図れるようにすることが望まれる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、糊付により冊子状に構成される第1の紙群と糊付されない第2の紙群とが混在する製本について、連続して高速で1セットずつの区分けおよび排出することができる紙の区分け排出機構および同機構を備えた製本装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、請求項1に係る発明では、連続して送られる紙をそれぞれ先に送られた紙の下面側に挿入して次第に積層するとともに、前記紙の所定枚数ずつを1セットとして製本し、セットごとに区分けして排出する製本装置における紙の区分け排出機構であって、前記1セットには糊付により冊子状に構成される第1の紙群と糊付されない第2の紙群とが混在するものにおいて、前記紙を導入する製本部と、この製本部に収納される前記各紙の後端縁部に配置された縦軸形の螺旋体と、前記1セット分の紙が前記製本部に導入される毎に前記螺旋体を1回転させる螺旋体回転機構とを備え、前記紙は前記螺旋体の下側を通って前記製本部に導入される設定にするとともに、前記螺旋体の螺旋部最下端は前記製本部内の最下端部の紙よりも低い位置に配置し、かつ前記製本部の上端に前記紙を1セット毎に排出する排出部を設けたことを特徴とする紙の区分け排出機構を提供する。
請求項2に係る発明では、連続紙を供給する連続紙供給機構と、供給された連続紙を切断する切断機構と、切断された紙を分離させ連続して送給する分離送給機構と、連続して送られる紙をそれぞれ先に送られた紙の下面側に挿入して次第に積層するとともに、前記紙の所定枚数ずつを1セットとして製本し、セットごとに区分けして排出する紙の区分け排出機構を備えた製本装置であって、前記1セットには糊付により冊子状に構成される第1の紙群と糊付されない第2の紙群とが混在するものにおいて、前記紙を導入する製本部と、この製本部に収納される前記各紙の後端縁部に配置された縦軸形の螺旋体と、前記1セット分の紙が前記製本部に導入される毎に前記螺旋体を1回転させる螺旋体回転機構とを備え、前記紙は前記螺旋体の下側を通って前記製本部に導入される設定にするとともに、前記螺旋体の螺旋部最下端は前記製本部内の最下端部の紙よりも低い位置に配置し、かつ前記製本部の上端に前記紙を1セット毎に排出する排出部を設けたことを特徴とする製本装置を提供する。
本発明によれば、螺旋体を適用湯して紙の所定枚数ずつを1セットとして製本し、セットごとに区分けして排出することにより、糊付によって冊子状に構成される第1の紙群と糊付されない第2の紙群とが混在する製本について、連続して高速で1セットずつの区分けおよび排出することができる。
以下、本発明に係る紙の区分け排出機構および同装置を用いた製本装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態では、連続して送られる紙をそれぞれ先に送られた紙の下面側に挿入して次第に積層するとともに、前記紙の所定枚数ずつを1セットとして製本し、セットごとに区分けして排出する紙の区分け排出機構を備えた構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による製本装置の構成を示す全体構成図である。この図1に示すように、一次用紙1は、帯状紙材にミシン目状の切取線を施すとともに帯状紙材に両縁マージナルを形成したものが適用される。製本装置10は大別して、一次用紙1を搭載して繰出すための給紙装置11と、この給紙装置11から繰出された一次用紙1を冊子として形成する機能を有する装置本体12とを備えている。
給紙装置11は、折り畳み状態の一次用紙1を載置する載置台13と、この載置台13の上方に設けられた縦切断装置としてのインタースリッタ14とを備えている。インタースリッタ14は、折り畳み状態の一次用紙1を引上げて横向きにガイドするガイドローラ15と、このガイドローラ15によって送り出される一次用紙1の縦切取線部分を上方から加圧して分断する加圧機構16とを有している。
インタースリッタ14から排出される用紙は、一次用紙1の中央縦切取線に沿って幅方向に等分された二次用紙となる。このように、一次用紙1が中央縦切取線から2分割され、二次用紙8として、装置本体12に上下に分けて送られる。
装置本体12は、図1に示すように、二次用紙8の受け入れ側から排出側に向って順次に、用紙分割、重合、マージナル除去、糊引及び、接着を行って冊子を連続的に作成する機構が配置されている。
まず、装置本体12の入口部18には、上下に分かれた1対の帯状の二次用紙8を単位用紙の上下のものが順次に前進するように順送りするピントラクタ式の順送り機構19が設けられている。この順送り機構19は、トラクタ20の両側部に回転方向に沿って等ピッチでピンを配置したものである。
このように、本実施形態では、中央縦切取線から2分割した二次用紙8を上下に重ね合せるとともに、この二次用紙8の先端位置を縦方向に一定距離シフトして各単位用紙の位置が前後にずれる状態で各二次用紙8をシフトセットする。これにより、二次用紙8における単位用紙の上下のものが順次に前進するようにする。
そして、本実施形態では、順送り機構19の次段に、二次用紙8からマージナルを切断除去するマージナル除去機構22を備えている。このマージナル除去機構22は、前進する二次用紙8の両側縦切取線部位を上方から押圧するスリッタと、このスリッタの押圧力により両側縦切取線から切断されたマージナルを収容するマージナルボックス23とを有し、前進する二次用紙8の進行とともにマージナルを切断除去、収容するようになっている。
次に、単位用紙を横切取線から順次に切断して送り出す横切断機構24が設けられている。この横切断機構24は、マージナルが除去されて順送りされる二次用紙8の進行方向最先端位置で、単位用紙毎に前方張力を与え、単位用紙を横切取線から順次に切断して送り出す機能を有する。即ち、この横切断機構24は、二次用紙8に一定速度の送り作用を与えるインフィードローラ25と、インフィードローラ25の前方に配置されて二次用紙8を上方から押圧するブレード26と、このブレード26の前方に配置されてインフィードローラ25よりも高速で紙送りする第1高速送り機構(第1ファーストローラ)27とにより構成されている。即ち、インフィードローラ25と第1ファーストローラ27との回転差により二次用紙8の縦方向に張力を与えるとともに、張力が与えられた部分にブレード26による上方からの加圧力を加えて二次用紙8を横切取線から切断する。
この切断作用においては、上下に重合した単位用紙の先端位置が上述のようにシフトされているので、例えば前方シフト位置にある上側の単位用紙が切断された後、後方シフトされている下側の単位用紙が切断され、その次に上側の単位用紙が切断されるというように、1枚毎に切断が行われる。そして、切断された各単位用紙が独立した用紙となって、それぞれ順次に前進してゆく。
横切断機構24の前方には、切断により独立した各単位用紙を単位用紙毎に、さらに高速送りを与えて、前後の各単位用紙間に一定の間隔を設定する間隔設定機構28が設けられている。この間隔設定機構28は、第1高速送り機構27から一定距離前方に配置された例えば回転ローラ29とベルト30とからなる第2高速送り機構(ローラのみでもよい。)31として構成されている。即ち、1枚の単位用紙が第1高速送り機構27により送られている時に、先に排出された先の単位用紙が瞬時に第2高速送り機構31により高速送給される。この高速送給によって、前後の単位用紙に所定の間隔(隙間)が形成され、前後の単位用紙が重なることが確実に防止される。
なお、一次用紙1の表面の天地部分又は側部には、例えばバーコードその他の個性表示が形成されており、図示省略の光学的観察機構により、用紙の個性表示が読み取られ、単位用紙の送り順に関する情報が取得、蓄積されるようになっている。この情報により、連番チェック等も可能となる。本実施形態では、これらの情報について、図示省略の第2の光学的観察機構によって照合、確認等が行われるようになっている。
また、不要な単位用紙を排出する用紙排出機構34が設けられている。この用紙排出機構34は、開閉可能な用紙導入部35と、導入した用紙を収容するダイバータボックス36とを備えた構成とされている。この用紙排出機構34は、例えば、枚数の異なる冊子を連続して作成するランダム製本等を行う場合(一例として、4枚綴りの製本と5枚綴りの製本とを同時に行う際に、4枚綴りの単位用紙の1枚を排出するような場合)に適用される。なお、この際には光学的観察機構の併用も可能である。
光学的観察機構の前方には、単位用紙の所定位置に設定枚数毎に糊引をする糊引機構37が設けられている。この糊引機構37は、例えば液状の糊を噴射するアプリケーションノズルとして構成されている。そして、糊引機構37のさらに前方に、紙の区分け排出機構40が設けられている。
図2は、この区分け排出機構40の構成を示す図1の拡大図であり、図3は同斜視図である。
図2および図3に示すように、区分け排出機構40は、紙を導入する製本部44と、この製本部44に収納される各紙の後端縁部に配置された縦軸形の螺旋体45と、1セット分の紙が製本部44に導入される毎に螺旋体45を1回転させる螺旋体回転機構46とを備えている。そして、紙は螺旋体45の下側を通って製本部に導入される設定にされている。さらに、螺旋体45の螺旋部56の最下端は、製本部44内の最下端部である底板44aの上面よりも低い位置、すなわち底板44a上に挿入される紙41よりも低い位置に配置されている。そして、製本部44の紙止め用奥板44bの上端には、最上端に挿入される紙41を1セットずつ排出する排出部47が設けられている。
このような区分け排出機構40について、さらに詳細に説明する。図2に示すように、製本部44および螺旋体45の下方には、紙41を製本部44に送るための紙送り機構48が設けられている。この紙送り機構48は、図示省略の駆動機構に連結された駆動ローラ49と、第1〜第3従動ローラ50,51,52と、これらに巻装されたベルト52aとにより構成されている。
駆動ローラ49は、紙送り方向(図2の左から右に向う方向)において螺旋体45よりも後方(図2の左方)で、かつ螺旋体45の下端および製本部44の底板44aよりも下方に配置され、右回転(図2の時計方向)に回転する構成とされている。
また、第1従動ローラ50は紙送り方向において製本部44の底板44aよりも後方(図2の左方)に配置され、この第1従動ローラ50の上縁は製本部44の底板44aの上面と略同一高さに設定されている。第2従動ローラ51は紙送り方向において製本部44よりも前方(図2の右方)に配置され、この第2従動ローラ51の上縁も製本部44の底板44aの上面と略同一高さに設定されている。第3従動ローラ52は張力付与ローラであり、駆動ローラ49と第2従動ローラ51の中間付近にこれらよりも低い配置で設けられている。
これらのローラ49〜52には紙送り用のベルト48aが巻装され、このベルト48aの上側巻回部分が上記の第2高速送り機構31側から製本部44側に移動する構成となっている。また、ベルト48aの上側巻回部分は、製本部44の底板44aの上面に導かれ、紙41を製本部44の底板上にガイドするようになっている。ベルト48aの紙挿入側端部上面には、加圧ローラ53が転接し、ベルト48a上に紙41を確実に移送るようになっている。
また、駆動ローラ49と第1従動ローラ50との間のベルト52aの上側巻回部分にはベルト押下げローラ54が圧接している。これにより、ベルト押下げローラ54と第1従動ローラ50との間のベルト52aは紙送り方向前方(図2の右方)に所定角度上向きとなっている。ベルト押下げローラ54はベルト48aとの接触回転により、紙送り方向(図2の反時計方向)に回転する。そして、製本部44内に挿入される紙41の前後方向長さは、製本部44の奥板44bとベルト押下げローラ54との間の寸法と略同一に設定される。したがって、紙41の全長が製本部44内に送り込まれた時、紙41の後端はベルト押下げローラ54に接触状態となり、ベルト押下げローラ54の回転に伴って上方に跳ね上げられる。そして、跳ね上げられた紙41は、螺旋体45の最下端の螺旋部56の上方に位置する。このようにして1セット分の紙41が螺旋体45の最下端の螺旋部56の上方に位置した場合、螺旋体回転機構46により螺旋体45が1回転し、これら最下端1セットの紙41の後端側が下から2番目の高さに持上げられる。この作用によって紙41が1セット毎に区分けされる。糊引機構37で糊引された紙41は製本部44内にて接着されて冊子として構成され第1紙群42となる。糊引きされない紙41は独立した単紙が重合した第2紙群43となる。これら第1紙群42と第2紙群43とにより1セットの製本が行われる。
図4は、1セットの紙群をさらに拡大して示している。図4に示すように、1セットの紙41には、糊付により冊子状に構成される第1の紙群42と、糊付されない第2の紙群43とが混在するものとされている。糊付により冊子状に構成される第1の紙群42は、例えば4枚構成とされている。また、糊付されない第2の紙群43は納付書等に対応する枚数、例えば数枚〜三十数枚等とされている。なお、これらの紙群42,43を構成する紙の枚数は、特に限定されるものではない。
一方、図2および図3に示すように、螺旋体45の螺旋部56は例えば縦軸55に螺旋翼として構成したもので、この螺旋部56の巻回数は上述した紙のセット数(例えば数枚〜三十数枚等)とされている。そして、螺旋部56の各翼間ピッチは一定で、1セット分を構成する第1,第2の紙群42,43の全紙厚さ以上に設定されている。図2には、製本部44内の全容量分の紙1が収容され、螺旋部56の全ピッチ間にそれぞれ1セット分ずつの紙41の後端部が全挿入された状態を示してある。
製本部44内に収容された紙41の前端側は紙自体が直接積層されるため、前紙高さは紙1の積層厚さに相当する分となるが、螺旋部56に挿入された紙41の後端部は螺旋部56の翼間に設定されたピッチに沿う上下隙間相当寸法分だけ高くなるため、紙41には積層量に対応して後端側が次第に高くなる傾斜が生じる。そして、最上層の紙41は、第1紙群42および第2紙群43が重合混在した1セットとして、螺旋体45の回転力および前端側下降傾斜状態による移動力によって前方の排出部47側に移送される。
排出部47は、図1および図2示すように、製本部44の奥板45を後傾させた上面および前方開口部、およびその後方のガイド機構部分によって構成される。すなわち、製本部44の上端側および前方側の開口に臨む配置で、前方下向きの傾斜した上側排出ガイド57および下側排出ガイド44cが上下間隔をあけて設けられている。1セットの紙41は、これらの排出ガイド57,44c間の隙間を経て前方に移動可能となっている。そして、排出ガイド57,44bの前後部には、上下各1対の排出用ローラ58,59,61,62、駆動用ベルト61aおよびバネ機構60,63等が設けられ、これらのローラ58,59,61,62を介して1セットずつの紙51が前方に排出されるようになっている。
排出部47の前方には、図1に示すように、反転装置70が設けられている。この反転装置70は、複数の旋回羽根71が一定の紙挿入隙間72を介してリング状に配列されたものであり、製本された1セットの紙41は紙挿入隙間72に挿入されて半回転されてストッカ73に排出される。排出された1セットの紙41は、ストッカ73の前段に配置される図示省略の封入装置により、例えば窓あき封筒等に挿入される。そして、押し下げローラ74,75等により押圧される。ストッカ73はベルトコンベア構造となっており、先端に配置されたストッパ76に順次に立てかけ収容される。
図5は、上述した螺旋体45の配置例と、使用する紙のサイズ例等を示す平面図である。この図5に示すように、本実施形態では、紙送り方向に対して交差する配置で左右1対の螺旋体45(45a,45b)が配置される。そして、これらの螺旋体45(45a,45b)に対して適用する紙は、両螺旋体45a,45bよりも幅広い紙41a、および両螺旋体45a,45bよりも幅狭い紙41b,41c等を選択できる構成となっている。
前者の幅広い紙41aを適用する場合には、両螺旋体45a,45bにより区分け、排出処理がされ、後者の幅狭い紙41b,41cは、糊付け部の左右配置に対応して配置を異ならせて適用され、いずれか一方の螺旋体45aまたは45bにより区分け、排出処理がされる。
以上の実施形態によれば、連続して送られる紙をそれぞれ先に送られた紙の下面側に挿入して次第に積層するとともに、紙の所定枚数ずつを1セットとして製本し、セットごとに区分けして排出することができ、糊付により冊子状に構成される第1の紙群と糊付されない第2の紙群とが混在する製本について、連続して高速で1セットずつの区分けおよび排出することができる。
本発明の一実施形態による製本装置構成を示す全体構成図。 本発明の一実施形態による紙の区分け排出機構を示す構成図。 本発明の一実施形態による紙の区分け排出機構を示す斜視図。 本発明の一実施形態による1セットの紙を示す拡大図。 本発明の一実施形態による螺旋体および適用紙の種類を示す平面図。
符号の説明
1 一次用紙
8 二次用紙
10 冊子作成装置
11 給紙装置
12 装置本体
13 載置台
14 インタースリッタ
15 ガイドローラ
16 加圧機構
18 入口部
19 順送り機構
20 トラクタ
22 マージナル除去機構
23 マージナルボックス
24 横切断機構
25 インフィードローラ
26 ブレード
27 第1高速送り機構
29 回転ローラ
30 ベルト
31 第2高速送り機構
35 用紙導入部
36 ダイバータボックス
37 糊引機構
40 区分け排出機構
41 紙
42 第1の紙群
43 第2の紙群
44 製本部
44a 底板
44b 奥板
44c,57 排出ガイド
45 螺旋体
46 螺旋体回転機構
47 排出部
48 紙送り機構
48a ベルト
49 駆動ローラ
50,51,52 第1〜第3従動ローラ
52a ベルト
53 加圧ローラ
54 ベルト押下げローラ
55 縦軸
56 螺旋部
58,59,61,62 排出用ローラ
60,63 バネ機構
61a 駆動用ベルト
70 反転装置
71 旋回羽根
72 紙挿入隙間
73 ストッカ
74,75 押し下げローラ
76 ストッパ

Claims (2)

  1. 連続して送られる紙をそれぞれ先に送られた紙の下面側に挿入して次第に積層するとともに、前記紙の所定枚数ずつを1セットとして製本し、セットごとに区分けして排出する製本装置における紙の区分け排出機構であって、前記1セットには糊付により冊子状に構成される第1の紙群と糊付されない第2の紙群とが混在するものにおいて、前記紙を導入する製本部と、この製本部に収納される前記各紙の後端縁部に配置された縦軸形の螺旋体と、前記1セット分の紙が前記製本部に導入される毎に前記螺旋体を1回転させる螺旋体回転機構とを備え、前記紙は前記螺旋体の下側を通って前記製本部に導入される設定にするとともに、前記螺旋体の螺旋部最下端は前記製本部内の最下端部の紙よりも低い位置に配置し、かつ前記製本部の上端に前記紙を1セット毎に排出する排出部を設けたことを特徴とする紙の区分け排出機構。
  2. 連続紙を供給する連続紙供給機構と、供給された連続紙を切断する切断機構と、切断された紙を分離させ連続して送給する分離送給機構と、連続して送られる紙をそれぞれ先に送られた紙の下面側に挿入して次第に積層するとともに、前記紙の所定枚数ずつを1セットとして製本し、セットごとに区分けして排出する紙の区分け排出機構を備えた製本装置であって、前記1セットには糊付により冊子状に構成される第1の紙群と糊付されない第2の紙群とが混在するものにおいて、前記紙を導入する製本部と、この製本部に収納される前記各紙の後端縁部に配置された縦軸形の螺旋体と、前記1セット分の紙が前記製本部に導入される毎に前記螺旋体を1回転させる螺旋体回転機構とを備え、前記紙は前記螺旋体の下側を通って前記製本部に導入される設定にするとともに、前記螺旋体の螺旋部最下端は前記製本部内の最下端部の紙よりも低い位置に配置し、かつ前記製本部の上端に前記紙を1セット毎に排出する排出部を設けたことを特徴とする製本装置。
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EP3093244B1 (de) 2015-05-13 2018-03-21 Bizerba SE & Co. KG Folientransporteinrichtung für eine verpackungsmaschine

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