JP2007124780A - 蓄電システム及び風力発電所 - Google Patents

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Abstract

【課題】大容量の電源、例えば火力発電所など、電力系統で主となる電源の調整能力が不足した場合に、風力発電装置の発電出力変動を抑制、もしくは発電出力上限を超えないように出力を調整し、損失を抑制し、自然エネルギーから得られる電力を最大限に利用する。
【解決手段】風力発電装置の発電出力を検出し、検出した値が所定の発電出力範囲内である場合や、所定の発電出力上限を超えていない場合には、併設する蓄電システムをいつでも速やかに運転できる状態を保ったまま、制御装置を停止する制御手段を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、風力発電装置の発電出力変動や発電出力上限を所望の範囲内に調整する蓄電システム及びこれを用いた風力発電所に関する。
風力発電装置は、風のエネルギーを羽で受け、回転エネルギーに変換して発電機の回転子に回転トルクを発生させる。このとき発生したトルクから電力を取り出し、電力系統に出力することで、風のエネルギーを電力に変換し、電力系統に接続される家庭や工場などの負荷に供給する。
風力発電装置は、風速の変動に伴って入力エネルギーが変化するために、時々刻々その発電出力が変化する。
電力系統は、需要の大きさに応じて発電設備を運転する量を調整しているため、需要の少ない時間帯には系統を維持する発電設備の運転台数が減少し、電力の需給バランスが崩れた場合に、系統の周波数を調整するための下げしろや出力余裕が少なくなる。このような時間帯に、前述のように発電出力変動を伴う多くの風力発電設備が運転している場合には、発電出力変動が大きくなり、前述の系統を維持する発電設備の下げしろや出力余裕の範囲を逸脱してしまう虞がある。これを防止するために、例えば、特許文献1に開示されたように、風力発電設備に蓄電設備を併設し、発電電力の変動を抑制する必要が生じる。
特開2000−217257号公報(全体)
従来、風力発電装置の発電出力変動を抑制するために蓄電設備を併設し、発電出力の変動分を蓄電設備で充放電する際には、蓄電設備への電力の充電や放電に伴って、電力変換器の電気的損失が生じる。また、蓄電装置内部で発生する損失もあり、自然エネルギーを最大限有効に利用できていない欠点がある。
前記特許文献1では、発電出力変動の大小に関わらず、風力発電装置の出力電力を検出し、風力発電設備と蓄電設備の出力の和において変動が小さくなるように、常に蓄電設備を運転している。このため、電力変換器の損失や、蓄電池充放電損失のために、常に損失を発生しており、自然エネルギーを最大限有効に利用できるとは限らない。
本発明の主特徴とするところは、風力発電装置の出力電力を検出し、検出した出力電力が所定の範囲にある場合、もしくはある発電出力の上限を超えていない場合に、蓄電システムを駆動する制御装置を停止する制御手段を備えることである。
また、本発明の他の特徴とするところは、制御装置を停止する所定の発電出力範囲や発電出力の上限をその時点の風速もしくは、風力発電出力の大きさに応じて調整するインターフェース手段や範囲調整手段を備えることである。
さらに、本発明の他の特徴とするところは、風力発電装置の発電出力が所定の範囲を逸脱して変化した場合や、所定の上限値を超えた発電出力が生じた場合には、速やかに蓄電システムを駆動し、所定の範囲を逸脱しないように蓄電システムを充放電し、もしくは発電出力上限を超えて系統に出力しないように蓄電システムへの充放電量を決定する手段を備えることである。
本発明の望ましい実施態様によれば、風力発電装置の発電出力が所定の範囲もしくは所定の上限値以下である場合に蓄電システムの制御装置を停止するため、充放電用の電力変換器で生じる電気的損失の発生を抑制することができる。また、蓄電要素への充放電を抑制するので、蓄電池内部で発生する損失を抑制することができ、自然エネルギーを有効に利用することができる。
また、本発明の望ましい実施態様により、制御装置を停止する所定の発電出力範囲や発電出力の上限をその時点の風速もしくは、風力発電出力の大きさに応じて調整するためのインターフェース手段や範囲調整手段を備えた場合には、風の状況や電力系統の状況に応じて最適な発電出力範囲や発電出力上限を設定することができる。
さらに、本発明の望ましい実施態様によれば、風力発電装置の発電出力が所定の範囲を逸脱して変化した場合や、所定の上限値を超えた発電出力が生じた場合には、速やかに蓄電システムを駆動し、所定の範囲を逸脱しないように蓄電システムを充放電し、もしくは発電出力上限を超えて系統に出力しないように、蓄電システムへの充放電量を決定する。これによって、電力系統が許容できる変動の大きさ、もしくは発電出力の上限以下に出力を抑制することができる。
以下に、本発明による望ましい実施例を図面を参照して説明する。本発明の望ましい実施例においては、風力発電装置の変動が許容できる所定の発電出力範囲内にある場合に、蓄電システムの制御装置を必要なときには速やかに運転できる状態で停止する。これにより、発生する損失を最小にする。また、許容できる発電出力範囲もしくは上限から逸脱した場合には、速やかに蓄電要素に充放電運転し、風力発電装置と蓄電システムの出力の和が、所定の範囲から逸脱もしくは上限を超えないように、蓄電システムの出力を制御する制御手段を備えた。
まず、図1から図5を用いて、本発明による実施例1について説明する。
図1は、本発明の実施例1による蓄電システムの装置構成を示す単線結線図である。電力系統1に接続された風力発電装置100と蓄電システム200により構成する。
風力発電装置100は、風を受けて回転するロータ100−02と、発電機100−01により構成され、交流遮断器100−04、100−05及び連系変圧器100−03を介して系統に接続している。発電機100−01は、ロータが風を受けることで発生する回転トルクを電力に変換するものである。誘導発電機や巻線型誘導発電機を電力変換器で可変速駆動する場合もあるし、同期発電機や永久磁石発電機を用いて発電したり、電力変換器を用いて可変速駆動する場合もある。
風力発電装置100は、風速変動に伴って発電機トルクが変動するため、発電出力には大きな変動成分が含まれる。
蓄電システム200は、複数の二次電池セル200−02−01を組み合わせた二次電池200−02を有しており、蓄電池を充放電することで電気エネルギーを蓄積・放出できる。電池セルとしては、鉛電池やリチウムイオン電池、電気二重層コンデンサ、レドックスフロー電池、超伝導電力貯蔵装置等の直流電力を蓄積・放出できる蓄電要素を用いることができる。
制御装置200−01は、複数のスイッチング素子で構成された電力変換器であり、コントローラ200−20からの信号PL及びGBを受けて交流電力を直流に変換し、直流遮断器200−05を介して二次電池に電気エネルギーを蓄積・放出する。また、制御装置200−01の交流出力は、交流遮断器200−04及び変圧器200−03を介して電力系統1に接続している。
シーケンス制御装置200−30は、蓄電システムの運転・停止等の状態制御や運転状態に応じて交流遮断器200−04、直流遮断器200−05を投入、遮断する機能を有するものである。シーケンス制御装置200−30は、制御装置200−01の出力状態に関わらず、蓄電システム200の運転中には、交流遮断器200−04を投入した状態に保っている。
蓄電システム200に入力している外部信号COMMは、電力系統の状態に応じて許容される発電出力範囲や、発電出力上限などの、制御に必要な指令である。
風力発電装置電力検出部200−10は、電圧検出器PTLで検出した風力発電装置連系点の電圧VLと電流検出値CTLで検出した風力発電連系点電流IWから、風力発電装置の発電出力PWを求める。発電出力PWは、たとえば検出した3相の電流検出値Iu、Iv、Iw及び検出した3相の電圧検出値Vu、Vv、Vwを用いて(1)式から(3)式により演算することができる。
Figure 2007124780
Figure 2007124780
Figure 2007124780
風力発電装置の電圧や電流は、連系変圧器100−03の系統側ではなく、発電機100−01側から検出しても良い。
コントローラ200−20は、電流検出器CTBにより制御装置200−01の交流出力電流IB、電圧検出装置PTBにより連系電圧VBを検出し、制御装置200−01を駆動する信号PL及びGBを出力する。コントローラ200−20の詳細動作については後述する。
次に、図2を用いて制御装置200−01の詳細を説明する。
図2は、本発明の1実施例による蓄電システムにおける制御装置200−01の詳細構成図である。
制御装置200−01は、複数のスイッチング素子S11、S12、S21、S22、S31、S32から構成されており、制御信号PL及びGBにより駆動される。スイッチング素子としては、IGBT等の自己消弧型半導体素子とダイオードを逆並列接続体を使うことができる。制御信号PLは、それぞれの素子のオン/オフ状態を決める複数の信号であり、ドライブ回路200−01−01で制御信号GBと合成する。制御信号PLは、コントローラ200−20により作成され、上下に対になったスイッチング素子S11とS12、S21とS22、S31とS32を相対駆動する。すなわち、どちらか一方をオンとし、他方をオフとすることで、直流(DC)側の電圧を交流(AC)側にパルス状に出力し、実効値が交流となる出力電圧を作成し、交流(AC)側の出力電流を制御する。制御信号GBは、全ての素子の制御信号PLとAND演算することで、全てのスイッチング素子をオフする機能を有する信号である。制御装置200−01は、スイッチング素子を6つ用いた構成だけではなく、一般に直流電力を交流電力に変換することができ、双方向に電力を通過させることができる電力変換器を用いることができる。
次に、図3を用いてコントローラ200−20について詳細を説明する。
図3は、本発明の1実施例による蓄電システムにおけるコントローラ200−20の詳細構成図である。
外部信号COMMから得られる指令は、風力発電装置出力上限PMax、発電出力範囲の上限ΔPmax及び下限ΔPminである。風力発電装置出力上限PMaxは、系統に影響を与えない最大の風力発電装置出力値を与えるもので、風力発電装置の発電出力と蓄電システムの出力の和がこの値を超えないように、蓄電システムの出力電力を決定する。発電出力範囲の上限ΔPmax及び下限ΔPminは、その時点において許容できる電力変動の上限と下限を決めるものである。これにより、風力発電装置の発電出力と蓄電システムの出力の和が、この上限と下限の間に入るように蓄電システムの出力を決定すれば、発電システムの電力変動を所定の範囲内に抑えることができる。風力発電装置電力検出部200−10から得られる風力発電装置出力電力PWと、前述の風力発電出力上限PMax、発電出力範囲の上限ΔPmax及び下限ΔPminを演算して、上記の要求を満たす蓄電システム出力電力指令PCOMMを決定する。
演算器Psは、入力信号が正の場合は入力をそのまま出力し、入力信号が負の場合は出力を0とする。演算装置Nsは、逆に入力信号が負の場合は入力をそのまま出力し、入力信号が正の場合は出力を0とする。また、演算器Maxは二つの入力のうち大きい方の入力値を出力するものである。これらの演算器を用いた演算により、風力発電装置出力上限PMaxを超えた風力発電装置の発電出力分と、発電出力範囲の上限ΔPmaxを超えた風力発電装置の発電出力分の大きな値を、充電指令値(正符号の指令値)として用いる。一方、発電出力範囲の下限ΔPminを下回った風力発電出力分を、放電指令値(負符号の指令値)として、蓄電システム出力電力指令PCOMMとすることができる。
ゲート制御装置200−20−04は、蓄電システム出力電力指令PCOMMが0である間、制御信号GBとして0を出力し、全てのスイッチング素子をオフ状態とする。これにより、蓄電システムが充放電する必要の無い時、すなわち、蓄電システム出力指令値PCOMM=0のときに、電力変換器のスイッチングを停止することができ、発生損失を低減することができる。
蓄電システム出力電力検出器200−20−01は、蓄電システムの電流検出値IB及び連系電圧検出値VBを用いて、(1)式から(3)式と同様にして、蓄電システム出力PBを演算する。このとき、蓄電要素に充電する方向を正にとり、放電する方向を負に取ることで、前述の蓄電システム出力電力指令と矛盾しない出力電力を検出することができる。
電力制御装置APRは、前述の蓄電システム出力指令値PCOMMと検出した蓄電システム出力PBの誤差を0とするように有効分電流指令値Ipsを決定する。この電力制御装置APRは、上記の誤差を入力するPI制御装置等で構成することができる。
電流検出装置200−20−02は、蓄電システムの連系電圧検出値VBと蓄電システムの電流検出値IBから蓄電システムの有効分電流成分検出値Ipfb及び無効分電流成分検出値Iqfbを検出する。この電流検出装置200−20−02は、位相検出手法としてよく知られているPLL(位相追従制御方式)やDFT(離散フーリエ変換を用いた基本波位相検出方法)を用いて連系点電圧の位相(Th)を検出し、これを出力する。また同時に、検出電流を連系電圧と同一方向を向く電流成分(有効分電流)と、連系電圧と直交する方向を向く電流成分(無効分電流)の2軸に変換するdq演算を行い、検出した有効分電流成分検出値Ipfb及び無効分電流成分検出値Iqfbを出力する。
有効分電流制御器p−ACRは、有効分電流指令値Ipsと蓄電システムの有効分電流成分検出値Ipfbの誤差を0とするように、有効分出力電圧指令値Vpsを決定する制御装置である。また、無効分電流制御器q−ACRは、無効分電流指令値Iqsと蓄電システムの無効分電流成分検出値Iqfbの誤差を0とするように無効分出力電圧指令値Vqsを決定する制御装置である。これらの制御装置としては、上記の誤差を入力とするPI制御装置等で構成することができる。
出力電圧演算装置200−20−03は、直交する2軸の電圧指令値である有効分出力電圧指令値Vpsと無効分出力電圧指令値Vqsを、連系点電圧の位相Thを用いて回転変換して3相の交流電圧指令を作成する。この作成には、次の(4)式を用いる。
Figure 2007124780
PWM制御装置PWMは、交流電圧指令からスイッチング素子をオン/オフする制御信号PLを作成するもので、制御装置200−01の構成に応じたスイッチング素子のオン/オフ状態を決定するパルスパターンを出力する。パルスパターンを決定するために、まず、前述のVsと三角波を比較して交点でオン/オフを切り替える三角波比較方式を用いることができる。また、現在のパルスパターンから出力電圧ベクトルを決定し、次回のスイッチングタイミングで出力する電圧ベクトルからパルスパターンを決定する、いわゆる空間ベクトルを用いる方法で制御信号を作成しても良い。
次に、図4及び図5を用いてこのように構成した蓄電システムの動作を説明する。
図4は、本発明の実施例1による蓄電システムにおける風力発電装置の出力特性から得られる発電出力説明図である。
図4の横軸は、風速uを表し、縦軸は風力発電装置の発電電力PWを表している。定格風速unより風速が強い場合は、風力発電装置は、ブレードのピッチ角度を調節して一定出力になるように機械的に入力トルクを調整する機構をもつ。この場合、定格風速より風速が強い場合には、出力変動はピッチ制御により抑制され、発電出力の変動は少なくなる。従って、風力発電装置の最大出力を制限する必要が無い場合は、風力発電装置の出力上限PMaxを定格出力Pnに設定しておけば、定格風速以上の風が吹いた場合には蓄電システムのスイッチングを停止し、損失を低減することができる。
風力発電装置の最大出力を制限する必要がある場合、風力発電装置出力上限PMaxを図に示すように設定する。これにより、風速がumaxより強くなり、風力発電装置の発電出力が大きくなると、風力発電装置の発電出力とPMaxの差分を蓄電システムが充電し、風力発電装置と蓄電システムの出力の和を、PMaxに抑える。
風力発電装置の発電出力範囲を制限する必要が無い場合は、発電出力範囲の上限ΔPmaxを風力発電装置の定格出力Pn、下限ΔPminを0に設定しておく。これにより、全ての風速において、風力発電装置の発電出力が所定の範囲を外れることが無く、蓄電システムのスイッチングを停止し、損失を低減することができる。前述の風力発電装置出力上限PMax及び発電出力範囲の上限ΔPmaxを設定することで、風力発電装置と蓄電システムの出力の和が、風力発電システムの定格出力を超えないように調整することができる。すなわち、突風などでブレードのピッチ角度の調節が間に合わず、風力発電装置の発電出力が急に増大した場合でも、蓄電システムが動作することによって、風力発電装置と蓄電システムの出力の和が、風力発電システムの定格出力を超えることはない。
風力発電装置の最大出力を制限する必要がある場合、その時点の平均風速をucとすると、風速は平均風速ucより弱い風速u0と平均風速ucより強い風速u1の間で変動する。このとき、風力発電装置の発電出力は、出力特性上でほぼP0からP1の間で変動する。ここで、平均風速における発電出力Pcを中心として(5)式(k=0から1)のように発電出力範囲の上限ΔPmax及び下限ΔPminを設定する。これにより、風力発電装置の発電出力変動に対して、風力発電装置の発電出力と蓄電システムの出力の和を、比率kで設定した比率の範囲内とすることができる。なおかつ、風力発電装置の出力が所定の範囲内にある場合は、蓄電システムのスイッチングを停止し、損失を低減することができる。
ΔPmax=Pc+(P1−Pc)×k
ΔPmin=Pc+(P0−Pc)×k・・・・・・・・(5)
図5は、本発明の実施例1による蓄電システムの動作説明図である。図では、横軸に時間Tをとり、風力発電装置の発電出力PW及び風力発電装置出力上限PMax、発電出力範囲の上限ΔPmax及び下限ΔPmin、風力発電装置の平均出力Pcの動きを示した。風力発電装置の発電出力が、その出力上限PMax、またはその出力範囲の上限ΔPmaxを超えたとき、超えたハッチングの部分の電力を蓄電システムで吸収する。他方、風力発電装置の発電出力が、その出力範囲の下限ΔPminを下回ったとき、蓄電システムから電力を放出して、塗りつぶしパターン部分の電力を補う。これにより、風力発電装置と蓄電システムの出力の和を、所定の変動範囲、及び所定の最大出力以下に抑えることができる。このとき、蓄電システムがスイッチングして運転しているのは、図の下部に示したGBの部分を塗りつぶしパターンの時間帯のみであり、この間、蓄電システムが電力を吸収もしくは放出している。風力発電装置の発電出力が所定の範囲内にある場合には、スイッチングを停止しているので、損失を低減することができる。図では、風力発電装置の平均出力及び発電出力範囲の上限ΔPmax及び下限ΔPminを変化させている。しかし、風速計で測定した平均風速や風力発電装置の出力電力を適切な時定数を持つフィルタで平滑化してこれらの値を決定し、外部装置から外部信号COMMとして入力すれば、蓄電システムの制御特性を調整することが可能である。
以上のように構成した蓄電システムを風力発電装置に併設すれば、許容できる所定の範囲内に風力発電装置の発電出力変動や最大出力が収まっている間は、蓄電システムはスイッチングすることなく待機している。しかし、連系用遮断器200−04を遮断せずに待機しているため、風力発電出力が範囲を逸脱した場合には、速やかに、蓄電システムが動作し、出力変動を抑制することができる。
次に、図6を用いて本発明の実施例2について説明する。
図6は、本発明の実施例2による蓄電システムにおけるコントローラ200−20の詳細構成図である。図3と同一符号は同一部分を表しているので説明を省略する。
図6では、風力発電装置出力上限PMax、発電出力範囲の上限ΔPmax及び下限ΔPminは、外部信号から得るのではなく、制限値設定装置200−20−10で作成している。入力信号PRは、風速計により計測した風速や風力発電装置の発電出力、またはカレンダ情報や時計等の時間情報を用いることができる。図4、図5で説明したように、任意の時定数を持つフィルタで、風速検出値や風力発電装置の発電出力検出値を平準化する。これにより、平均風速ucや平均発電出力Pcを求め、たとえば(5)式から得られるように、発電出力範囲の上限ΔPmax及び下限ΔPminを決定することができる。比率kを時間情報で変化させ、系統を維持する発電設備の運転台数が少ない夜間には発電出力の抑制比率を大きくすることで、より詳細な調節が可能である。風力発電装置出力上限PMaxは、時間情報に基づいて、例えば夜間にはPMaxを小さくする等のテーブル情報を予め設定しておくことで、自動的な設定が可能である。
このように構成した蓄電システムによれば、外部から発電出力範囲に関する指令を与えることなく、風力発電装置の出力特性に応じて発電出力変動を所定の比率の範囲内に抑制したり、最大出力を所定の上限値以下に抑制することができる。
このように、風力発電装置の出力特性を考慮して発電出力変動を抑制できる蓄電システムを風力発電装置に併設した少なくとも1基の風力発電装置で風力発電所を構成すれば、風力発電機の周辺の風況の変化に対応して発電出力範囲を自動的に調整できる。したがって、蓄電システムの制御装置の運転時間を最小限として、最大限に自然エネルギーを利用でき、かつ電力系統に与える出力電力の変動を所望の範囲に抑えるように、風力発電所を構成することができる。
次に、図7を用いて本発明の実施例3について説明する。
図7は、本発明の実施例3による蓄電システムの装置構成を示す単線結線図であり、図1と同一符号は同一部分を表わすので説明を省略する。
図7に示す実施例では、エネルギー蓄積要素として、二次電池等の電気的にエネルギーを蓄積する要素ではなく、機械的にエネルギーを蓄積する要素を用いている。
蓄電システム300は、フライホィール装置300−02を備えている。フライホィール装置300−02は、ジェネレータ/モータ300−02−01と、慣性エネルギーを増加させるフライホィール300−02−02から構成され、回転速度を変化させることでエネルギーの出し入れを行う。ジェネレータ/モータ300−02−01としては、巻線型誘導機や、同期機、誘導機、あるいは永久磁石型交流電機などを用いることができる。
制御装置300−01は、電力系統1の固定周波数に対して、フライホィール装置300−02側に可変周波数の交流を出力することで、回転機を可変速駆動するものである。電気エネルギーを蓄積する場合には、フライホィール装置の回転速度を増加して慣性エネルギーとして蓄え、一方、電気エネルギーを放出する場合には、フライホィール装置の回転速度を減少させて慣性エネルギーを放出する。
このように、回転機の慣性エネルギーに電力を蓄えるフライホィール等のエネルギー蓄積要素を用いることにより、経時変化による化学変化等の影響を受けず、長期に亘って、エネルギー蓄積要素を交換すること無しに使用することができる。
本発明による蓄電システムは、風力発電装置に併設する他、入力エネルギー制御が困難で出力電力が変動する太陽光発電などに併設することもできる。
本発明の実施例1による蓄電システムの装置構成を示す単線結線図。 本発明の実施例1による蓄電システムにおける制御装置200−01の詳細構成図。 本発明の実施例1による蓄電システムにおけるコントローラ200−20の詳細構成図。 本発明の実施例1による蓄電システムにおける風力発電装置の出力特性から得られる発電出力説明図。 本発明の実施例1による蓄電システムの動作説明図。 本発明の実施例2による蓄電システムにおけるコントローラ200−20の詳細構成図。 本発明の実施例3による蓄電システムの装置構成を示す単線結線図。
符号の説明
1…電力系統、100…風力発電装置、100−01…発電機、100−02…ロータ、200…蓄電システム、200−01…制御装置、200−02…二次電池、200−10…風力発電装置電力検出部、200−20…コントローラ、200−30…シーケンス制御装置、300…蓄電システム、300−01…制御装置、300−02…フライホィール装置。

Claims (13)

  1. 風力発電装置に併設する電力の吸収・放出が可能な蓄電システムにおいて、前記風力発電装置の発電出力を検出する手段と、検出した前記風力発電装置の発電出力が所定の範囲内にある場合に、前記蓄電システムを駆動する制御装置を停止する制御手段を備えたことを特徴とする蓄電システム。
  2. 風力発電装置に併設する電力の吸収・放出が可能な蓄電システムにおいて、前記風力発電装置の発電出力を検出する手段と、検出した前記風力発電装置の発電出力が所定の出力範囲を逸脱したことに応じて前記蓄電システムを起動する手段と、所定の範囲を上回る前記風力発電装置の発電出力が生じたことに応じて前記蓄電システムに充電動作を行わせるとともに、所定の範囲を下回る風力発電装置の発電出力が生じたことに応じて前記蓄電システムに放電動作を行わせる制御手段を備えたことを特徴とする蓄電システム。
  3. 請求項1または2において、前記蓄電システムを駆動する制御装置を停止する前記風力発電装置の発電出力の所定の範囲を、外部から入力するインターフェース手段を備えたことを特徴とする蓄電システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記風力発電装置と前記蓄電システムの出力電力の和が、所定の範囲から逸脱しないように、前記蓄電システムの充・放電量を決定する制御手段を備えたことを特徴とする蓄電システム。
  5. 風力発電装置に併設する電力の吸収・放出が可能な蓄電システムにおいて、前記風力発電装置の発電出力を検出する手段と、検出した前記風力発電装置の発電出力が所定の上限を超えていないことに応じて、前記蓄電システムを駆動する制御装置を停止する制御手段を備えたことを特徴とする蓄電システム。
  6. 風力発電装置に併設する電力の吸収・放出が可能な蓄電システムにおいて、前記風力発電装置の発電出力を検出する手段と、検出した前記風力発電装置の発電出力が所定の上限を超えたことに応じて、前記蓄電システムに充電動作を行わせる制御手段を備えたことを特徴とする蓄電システム。
  7. 請求項5または6において、前記蓄電システムを駆動する制御装置を停止する前記風力発電装置の発電出力の上限を外部から入力するインターフェース手段を備えたことを特徴とする蓄電システム。
  8. 請求項5〜7のいずれかにおいて、前記風力発電装置と前記蓄電システムの出力電力の和が、所定の範囲から逸脱しないように、充電量を決定する制御手段を備えたことを特徴とする蓄電システム。
  9. 請求項1〜8のいずれかにおいて、前記風力発電装置の発電出力の範囲もしくは発電出力の上限を、風速もしくは前記風力発電装置の発電出力の平均値に基づいて調整する範囲調整手段を備えたことを特徴とする蓄電システム。
  10. 請求項1〜9のいずれかにおいて、系統に連系用変圧器を接続した状態で、前記蓄電システムを駆動する制御装置を停止する系統連系手段を備えたことを特徴とする蓄電システム。
  11. 請求項1〜10のいずれかにおいて、可変速フライホィール等の機械的にエネルギーを蓄える蓄電要素を備えたことを特徴とする蓄電システム。
  12. 請求項1〜10のいずれかにおいて、鉛電池、リチウムイオン電池、電気二重層コンデンサ、レドックスフロー電池、または超伝導電力貯蔵装置等の電気的にエネルギーを蓄える蓄電要素を備えたことを特徴とする蓄電システム。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載の蓄電システムを併設し、前記風力発電装置の出力の変動範囲を所定の出力範囲もしくは所定の出力上限以下に抑制する出力抑制手段を備えたことを特徴とする風力発電所。
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