JP2007124488A - 会議システム、電子機器およびフロアコントロール方法 - Google Patents

会議システム、電子機器およびフロアコントロール方法 Download PDF

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【課題】その取得により発言権が付与されるトークン情報の巡回を管理するためのサーバ等を設けることなく、ネットワークを介して接続される電子機器間で適切にトークン情報を巡回制御可能とした会議システムを提供する。
【解決手段】フロアコントロール部112は、マイクから入力された音声を格納する音声パケットの送信を、トークン情報を保有している間のみ許可されるように音声パケット送信制御部103に指示を出す。そして、フロアコントロール部112は、このトークン情報自体に含まれる情報に基づき、当該トークン情報の引き渡し先を決定して、トークン情報の転送を実行する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、例えばカメラ、マイク、ディスプレイ、スピーカ等の入出力装置を備えたパーソナルコンピュータ同士をネットワークで接続して会議を行うシステムに適用して好適なフロアコントロール技術に関する。
近年、データ通信環境の整備が進んだことにより、例えばインターネット経由でパーソナルコンピュータを接続し、画像データと音声データを送受信してテレビ電話のように会話を楽しむといったことが一般的に行われつつある。また、一対一に止まらず、多対多でパーソナルコンピュータを接続して、遠隔地に点在する者がネットワーク経由で会議を行うことも行われ始めている。
通常の会議では、例えばコーディネータなどと称される進行役を定めることが良く行われている。このコーディネータが、会議の進行に合わせて発言機会を参加者に適切に割り振る仕事はフロアコントロールなどと称されている。このフロアコントロールが適切になされないと、例えば会議テーブル上のあちこちで隣に座った者同士が勝手に会話を行うといったことが発生してしまう。
このフロアコントロールの重要性は、複数のパーソナルコンピュータをネットワーク経由で接続する会議システムにおいても同様であり、そのために、参加者の発言機会を制御するための手法も種々提案されている(例えば特許文献1等参照)。
この特許文献1には、参加者間で(その保有期間中のみ発言を許可する)発言権トークンを巡回することで、参加者の発言機会を制御しようというものである。
特開2002−158983号公報
ところで、参加者の発言機会を発言権トークンを巡回させることで制御する場合、この発言権トークンの巡回をどのように管理するかが重要になってくる。仮に、この発言権トークンを管理するためのサーバ等を設けることとすると、システムが大掛かりなものとなってしまい、エンドユーザ間で手軽に会議を行うことはできなくなってしまう。
即ち、各参加者が利用するパーソナルコンピュータそれぞれが、参加者の新規参加や脱退を含む発言権トークンの巡回制御を自主的に行い、その結果、システム全体として適切な発言機会の制御がなされるような仕組みが望まれている。
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その取得により発言権が付与されるトークン情報の巡回を管理するためのサーバ等を設けることなく、ネットワークを介して接続される電子機器間で適切にトークン情報を巡回制御可能とした会議システム、電子機器およびフロアコントロール方法を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために、この発明の会議システムは、ネットワークを介して接続される複数の電子機器間で発言者の音声データを送受信する会議システムであって、その取得により発言権が付与されるトークン情報を前記複数の電子機器間で巡回する会議システムにおいて、前記トークン情報に、その会議への参加者を示すリストを含ませ、前記複数の電子機器それぞれは、前記トークン情報に含まれるリストに基づき、自機器の利用者の次に発言権が付与されるべき参加者を決定し、その参加者が利用する他の電子機器に前記トークン情報を転送するフロアコントロール手段を具備することを特徴とする。
また、この発明の電子機器は、ネットワークを介して発言者の音声データを送受信する会議システムであって、その取得により発言権が付与される、その会議への参加者を示すリストを含むトークン情報を参加者間で巡回する会議システムに適用される電子機器において、前記トークン情報に含まれるリストに基づき、自機器の利用者の次に発言権が付与されるべき参加者を決定し、その参加者が利用する他の電子機器に前記トークン情報を転送するフロアコントロール手段を具備することを特徴とする。
また、この発明のフロアコントロール方法は、ネットワークを介して接続される複数の電子機器間で発言者の音声データを送受信する会議システムであって、その取得により発言権が付与されるトークン情報を前記複数の電子機器間で巡回する会議システムのフロアコントロール方法において、前記トークン情報に、その会議への参加者を示すリストを含ませ、前記複数の電子機器それぞれが、前記トークン情報に含まれるリストに基づき、自機器の利用者の次に発言権が付与されるべき参加者を決定し、その参加者が利用する他の電子機器に前記トークン情報を転送することを特徴とする。
この発明によれば、その取得により発言権が付与されるトークン情報の巡回を管理するためのサーバ等を設けることなく、ネットワークを介して接続される電子機器間で適切にトークン情報を巡回制御可能とした会議システム、電子機器およびフロアコントロール方法を提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態について説明する。
図1には、この発明の一実施形態に係る会議システムの全体構成が示されている。図1に示すように、この会議システムは、複数のテレビ会議端末1がネットワーク2を介して相互接続されることによって適宜に構成される。
図2は、このテレビ会議端末1の機器構成を示す図である。図2に示すように、テレビ会議端末1は、会議システム制御装置11、ネットワークインタフェース12、ディスプレイ13、スピーカ14およびカメラ15を有している。
会議システム制御装置11は、テレビ会議端末1全体の制御を司り、ネットワーク2を介して転送されてくる他のテレビ会議端末1からの画像データおよび音声データをネットワークインタフェース12経由で受信してディスプレイ13およびスピーカ14に出力するとともに、カメラ15およびマイク16により入力された画像データおよび音声データをネットワークインタフェース12経由で他のテレビ会議端末1に送信する。
この会議システム制御装置11は、例えばパーソナルコンピュータ上で動作するソフトウェアとして実現でき、この場合、テレビ会議端末1は、例えばネットワークインタフェース12、ディスプレイ13、スピーカ14を内蔵するノート型コンピュータに、カメラ15およびマイク16をケーブル接続するといった形で構成される。
図3に、この会議システム制御装置11の機能ブロックを示す。図3に示すように、会議システム制御装置11は、音声エンコーダ部101、音声パケット化部102、音声パケット送信制御部103、パケット送信処理部104、ビデオエンコーダ部105、ビデオパケット化部106、パケット受信処理部107、音声パケット解除部108、音声デコーダ部109、ビデオパケット解除部110、ビデオデコーダ部111およびフロアコントロール部112を有している。
マイク16から入力された音声は、音声エンコーダ部101によって符号化され、音声パケット化部102によってパケット化される。この音声パケットは、音声パケット送信制御部103の制御下で、所定の期間中のみパケット送信処理部104に引き渡され、会議に参加するすべての参加者向けにネットワーク2に送出される(所定の期間外の音声パケットは破棄される)。また、カメラ15から入力された画像は、ビデオエンコーダ部105によって符号化され、ビデオパケット化部106によってパケット化される。このビデオパケットは、常時パケット送信処理部104に引き渡され、音声データと同様にネットワーク2に送出される。マイク16から入力された音声およびカメラ15から入力された画像は、他のテレビ会議端末1向けにネットワーク2に送出されるほか、自端末1のスピーカ14およびディスプレイ13からも出力される。
パケット受信処理部107は、ネットワーク2から受信した音声パケットを音声パケット解除部108に引き渡す。この音声パケットは、音声パケット解除部108によってパケット化が解除され、音声デコーダ部109によって再生されてスピーカ14から出力される。また、パケット受信処理部107は、ネットワーク2から受信したビデオパケットをビデオパケット解除部110に引き渡す。このビデオパケットは、ビデオパケット解除部110によってパケット化が解除され、ビデオデコーダ部111によって再生されてディスプレイ13から出力される。
そして、フロアコントロール部112は、この会議システムにおける会議の進行(フロアコントロール)を司るものであり、後述する発言権トークンを他のテレビ会議端末1との間で適切に巡回させ、この発言権トークンの保有期間にのみ音声パケットのパケット送信処理部104への引き渡しを許可する。つまり、会議の参加者が好き勝手に発言したとしても、音声パケットとして参加者間で送受信されるのは、この発言権トークンを保有中の参加者の音声のみとなり、会議の円滑な進行、つまりフロアコントロールが実現されることになる。
いま、この会議システムを使って5人で会議する場合を考える。つまり、5台のテレビ電話端末1がネットワーク2を介して相互接続されているものとする。図4は、この時のある参加者が利用するテレビ会議端末1のディスプレイ13に表示される会議画面を例示する図である。図4に示すように、本会議システムでは、自分のカメラ画像と、自分以外の他の参加者のカメラ画像とが並べて提示される。
また、この会議システムでは、図5に示すように、テレビ会議端末(1)〜(5)1の5台のテレビ会議端末1が、テレビ会議端末(1)→テレビ会議端末(2)→テレビ会議端末(3)→テレビ会議端末(4)→テレビ会議端末(5)→テレビ会議端末(1)→…という順番で発言権トークン3を巡回させるものとする。そして、この会議システムは、発言権トークン3の巡回を、発言権トークン3自体に含ませた情報に基づき、各テレビ会議端末1が適切にその転送先を決定するようにしたことで、(発言権トークン3の巡回を制御するための)サーバの設置等を必要とすることなく実現したものであり、以下、この点について詳述する。なお、ここでは、テレビ会議端末(1)〜(5)は、それぞれ参加者1〜5(参加者5は、図4で自分とディスプレイ表示されている者)に利用されているものと想定する。
図6は、本会議システムで用いる発言権トークンの構成を示す図である。その取得により発言権が付与される発言権トークンは、図6に示すように、プロトコルヘッダa1、ユーザ数フィールドa2、発言権有効時間フィールドa3、ユーザ名フィールドa4、発言権トークン処理済フィールドa5の各フィールドを有している。
プロトコルヘッダa1は、発言権トークン3をネットワーク2経由で送受信するためのアドレス情報等を格納するためのフィールドである。ユーザ数フィールドa2は、その会議にその時点で参加している者の人数を格納するためのフィールドである。発言権有効時間フィールドa3は、この発言権トークン3を保有し続けることのできる最長時間を格納するためのフィールドである。ユーザ名フィールドa4は、その会議にその時点で参加している者全員の識別子やアドレス情報等を格納するためのフィールドである。そして、発言権トークン処理済フィールドa5は、各巡回ごとの発言有無を示すフラグを参加者別に格納するためのフィールドである。このユーザ名フィールドa4および発言権トークン処理済フィールドa5は組みをなしてリスト化されて保持される。
いま、参加者1〜5の中の参加者3が発言権を取得、つまりテレビ会議端末(3)1がネットワーク2経由で発言権トークン3を受信したものとする。図7は、この時の発言権トークン3内の各フィールドの状態を例示する図である。
発言権トークン3が取得されると、フロアコントロール部112は、その旨をディスプレイ13を介して報知し、この報知後、一定期間内にマイク16からの音声入力があったならば、参加者3に発言する意思があるものとして、発言権有効時間フィールドa3で示される30秒間を限度に、音声パケット送信制御部103に対して音声パケットを送出する旨の指示を与える。
そして、発言する意思がないと判断したか、30秒間が経過するか、あるいはマイク16からの音声入力が一定期間を越えて途絶えた場合、フロアコントロール部112は、まず、自端末1の情報が格納されたユーザ名フィールドa4に対応づけられた発言権トークン処理済フィールドa5に発言済みのフラグ(”1”)を格納する。次に、フロアコントロール部112は、この発言権トークン処理済フィールドa5を参照し、フラグが格納されていない発言権トークン処理済フィールドa5を検索して、その発言権トークン処理済フィールドa5に対応するユーザ名フィールドa4内のアドレス情報を使って、当該発言権トークン3の転送を実行する。
ここでは、参加者3のフラグが”1”となった後、参加者4に向けて当該発言権トークン3が転送されることになる。なお、自分のフラグを”1”にした結果、すべての発言権トークン処理済フィールドa5が”1”となった場合、つまりフラグが格納されていない発言権トークン処理済フィールドa5が検索されなかった場合、フロアコントロール部112は、すべての発言権トークン処理済フィールドa5のフラグをクリアしてから検索を再実行する。例えば参加者5が発言権トークン3を転送する際には、すべてのフラグが一旦”1”となるので、これらがすべてクリアされて参加者1への転送が実行されることになる。参加者5は、自分のエントリが最後尾であることを、ユーザ数フィールドa2に5が格納されていることで認識できる。
図8は、本会議システムの各テレビ会議端末1が発言権トークン3を取得した時の動作手順を示すフローチャートである。
発言権トークン3が取得されると、テレビ会議端末1は、ユーザに発言の意思があるかどうかを判断し(ステップA1)、あれば(ステップA1のYES)、マイク16から入力される音声の送信(発言)を実行しつつ、発言権トークン3に格納された発言有効時間が切れたか(ステップA2)、発言が終了したか(ステップA3)をチェックする。
発言の意思がない(ステップA1のNO)、発言有効時間が切れた(ステップA2のYES)、発言が終了した(ステップA3のYES)、のいずれかに該当すると、テレビ会議端末1は、まず、自端末の発言権トークン処理済フィールドa5にフラグ(”1”)をセットする(ステップA4)。次に、テレビ会議端末1は、すべての発言権トークン処理済フィールドa5のフラグがセット済みの状態かどうかを調べ(ステップA5)、セット済みの状態であれば(ステップA5のYES)、フラグのリセットをすべての発言権トークン処理済フィールドa5について実行する(ステップA6)。
そして、テレビ会議端末1は、この発言権トークン処理済フィールドa5へのフラグのセット状況から発言権トークン3の引き渡し先を決定して転送する(ステップA7)。
このように、各テレビ会議端末1が発言権トークン3自体に格納された情報を基に当該発言権トークン3の転送を適切に実行することで、発言権トークン3の巡回を管理するためのサーバ等を必要とすることなく、会議システム全体として、テレビ会議端末1間における発言権トークン3の巡回が適切に実行される。
また、会議システム制御装置11のフロアコントロール部112は、この発言権トークン3内でリスト化されて管理されるユーザ名フィールドa4および発言権トークン処理済フィールドa5への情報の登録および削除も実行する。
この会議システムでは、現在進行中のいずれかの会議に参加を希望する場合、自分のテレビ会議端末1から参加者全員のテレビ会議端末1に対して、その旨を伝えるための通知を送信する。一方、この通知を受信した各テレビ会議端末1のフロアコントロール部112は、自端末1が発言権トークン3を保有しているかどうかを調べる。そして、もし、発言権トークン3を保有していたならば、フロアコントロール部112は、その参加希望者の情報をユーザ名フィールドa4に格納するとともに、ユーザ数フィールドa2に格納された参加者数を1つ増やす。
また、現在参加している会議から脱退する場合も、他の参加者全員に対してその旨を伝えるための通知を送信し、この通知を受信した際に発言権トークン3を保有していたテレビ会議端末1のフロアコントロール部112が、その脱退希望者の情報をユーザ名フィールドa4から削除するとともに、ユーザ数フィールドa2に格納された参加者数を1つ減らす。
図9は、本会議システムの各テレビ会議端末1が新規参加者を検知した時の動作手順を示すフローチャートである。
新規参加者を検知すると、テレビ会議端末1は、自端末1が発言権トークン3を保有しているかどうかを調べる(ステップB1)。そして、もし、保有していれば(ステップB1のYES)、テレビ会議端末1は、発言権トークン3にこの新規参加者の情報を追加するとともに、参加者数を1増やす(ステップB2)。
例えば図7に示した状態の発言権トークン3を使って進行されている会議に新規参加者が出現すると、発言中の参加者のテレビ会議端末1によって、発言権トークン3は、図10に示すように更新される。即ち、ユーザ名フィールドa4および発言権トークン処理済フィールドa5が新規参加者である参加者6用に確保され、ユーザ数フィールドa2の参加者数が5から6へとインクリメントされる。この結果、発言権トークン3は、図5に示した流れから図11に示した流れ、即ちテレビ会議端末(5)とテレビ会議端末(1)との間にテレビ会議端末(6)を介在させて巡回されるようになる。
また、図12は、本会議システムの各テレビ会議端末1が参加者の脱退を検知した時の動作手順を示すフローチャートである。
参加者の脱退を検知すると、テレビ会議端末1は、自端末1が発言権トークン3を保有しているかどうかを調べる(ステップC1)。そして、もし、保有していれば(ステップC1のYES)、テレビ会議端末1は、発言権トークン3からこの脱退者の情報を削除するとともに、参加者数を1減らす(ステップC2)。例えば参加者6が脱退すると、発言権トークン3は図7に示した状態に戻り、その結果、発言権トークン3の流れも図5に示した流れに戻ることになる。
なお、発言権トークン3への参加者の登録は、リストの最後尾に行うのではなく、発言権トークン3を保有し新規参加者の登録を行おうとしている参加者の次の位置に加えるようにしても良い。そうすると、新規参加者に速やかに1回目の発言の機会を与えることができる。また、発言権トークン3を保有しているものは新規参加者への発言権トークン3の転送を行うのみで、この発言権トークン3を受け取った新規参加者が自分の情報を発言権トークン3に登録するようにしても良い。
さらに、発言権トークン3内でリスト化して保有させる情報として、図6に示したユーザ名フィールドa4および発言権トークン処理済フィールドa5に格納する情報のほか、種々の情報を格納することも可能である。例えば図13に示すような順序フィールドa6をさらに設け、このフィールド内の値で発言権の優先管理を行ってもよい。
また、この会議システムのフロアコントロール手法は、テレビ会議端末1間におけるデータ送受信が、図14に示すように各端末間で個別に実行される形態であっても、図15に示すように集中サーバ4経由で実行される形態のいずれであっても適用可能である。この場合、図15に示す集中サーバ4は、発言権トークン3の巡回を何等管理するものではなく、テレビ会議端末1間のデータ送受信を中継するためのものとして用いている。
このように、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る会議システムの全体構成を示す図 同実施形態のテレビ会議端末の機器構成を示す図 同実施形態の会議システム制御装置の機能ブロックを示す図 同実施形態のテレビ会議端末のディスプレイに表示される会議画面を例示する図 同実施形態の会議システムにおいて発言権トークンをテレビ会議端末間で巡回させる様子を示す図 同実施形態の会議システムで用いる発言権トークンの構成を示す図 図6に示した発言権トークンの具体例を示す図 同実施形態のテレビ会議端末が発言権トークンを取得した時の動作手順を示すフローチャート 同実施形態のテレビ会議端末が新規参加者を検知した時の動作手順を示すフローチャート 図7に示した発言権トークンの更新例を示す図 図5に示した発言権トークンの巡回の流れの更新例を示す図 同実施形態のテレビ会議端末が参加者の脱退を検知した時の動作手順を示すフローチャート 図6に示した発言権トークンの構成の変形例を示す図 同実施形態の会議システムを適用可能なネットワーク構成の第1の例を示す図 同実施形態の会議システムを適用可能なネットワーク構成の第2の例を示す図
符号の説明
1…テレビ会議端末、2…ネットワーク、3…発言権トークン、4…集中サーバ、11…会議システム制御装置、12…ネットワークインタフェース、13…ディスプレイ、14…スピーカ、15…カメラ、16…マイク、101…音声エンコーダ部、102…音声パケット化部、103…音声パケット送信制御部、104…パケット送信処理部、105…ビデオエンコーダ部、106…ビデオパケット化部、107…パケット受信処理部、108…音声パケット解除部、109…音声デコーダ部、110…ビデオパケット解除部、111…ビデオデコーダ部、112…フロアコントロール部。

Claims (10)

  1. ネットワークを介して接続される複数の電子機器間で発言者の音声データを送受信する会議システムであって、その取得により発言権が付与されるトークン情報を前記複数の電子機器間で巡回する会議システムにおいて、
    前記トークン情報に、その会議への参加者を示すリストを含ませ、
    前記複数の電子機器それぞれは、
    前記トークン情報に含まれるリストに基づき、自機器の利用者の次に発言権が付与されるべき参加者を決定し、その参加者が利用する他の電子機器に前記トークン情報を転送するフロアコントロール手段を具備することを特徴とする会議システム。
  2. ネットワークを介して発言者の音声データを送受信する会議システムであって、その取得により発言権が付与される、その会議への参加者を示すリストを含むトークン情報を参加者間で巡回する会議システムに適用される電子機器において、
    前記トークン情報に含まれるリストに基づき、自機器の利用者の次に発言権が付与されるべき参加者を決定し、その参加者が利用する他の電子機器に前記トークン情報を転送するフロアコントロール手段を具備することを特徴とする電子機器。
  3. 前記フロアコントロール手段は、前記トークン情報の保有時、自機器の利用者による発言が一定期間を越えて無かった場合に、前記トークン情報の転送を実行することを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 前記フロアコントロール手段は、前記トークン情報の保有期間が一定時間を越えた場合に、前記トークン情報の転送を実行することを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  5. 前記フロアコントロール手段は、前記トークン情報の保有時、その会議への新規参加者が検知された場合、その新規参加者を前記トークン情報に含まれるリスト中に加えることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  6. 前記フロアコントロール手段は、前記新規参加者を前記リスト中の自エントリの次のエントリに加えることを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  7. 前記フロアコントロール手段は、前記トークン情報の保有時、その会議への新規参加者が検知された場合、その新規参加者が利用する他の電子機器に前記トークン情報を転送することを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  8. 前記フロアコントロール手段は、前記トークン情報の保有時、その会議からの脱退者が検出された場合、その脱退者を前記トークン情報に含まれるリスト中から削除することを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  9. ネットワークを介して接続される複数の電子機器間で発言者の音声データを送受信する会議システムであって、その取得により発言権が付与されるトークン情報を前記複数の電子機器間で巡回する会議システムのフロアコントロール方法において、
    前記トークン情報に、その会議への参加者を示すリストを含ませ、
    前記複数の電子機器それぞれが、
    前記トークン情報に含まれるリストに基づき、自機器の利用者の次に発言権が付与されるべき参加者を決定し、その参加者が利用する他の電子機器に前記トークン情報を転送することを特徴とするフロアコントロール方法。
  10. ネットワークを介して発言者の音声データを送受信する会議システムであって、その取得により発言権が付与される、その会議への参加者を示すリストを含むトークン情報を参加者間で巡回する会議システムに適用されるコンピュータを、
    前記トークン情報に含まれるリストに基づき、自機器の利用者の次に発言権が付与されるべき参加者を決定し、その参加者が利用する他の電子機器に前記トークン情報を転送するフロアコントロール手段
    として機能させるためのプログラム。
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