JP2007124177A - 番組配信システム - Google Patents

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麻志 下田平
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Abstract

【課題】IPネットワークを介してマルチキャストで配信される番組の選局の際、joinパケットの処理を都度行なうと時間がかかる。
【解決手段】番組中継装置(マルチキャストルータ)は受信装置からjoinパケットを受信すると、配信先リストと帯域状態を確認し、送信可能な数の番組数の番組(臨戦チャンネルなど)を受信装置に送信する。受信装置まで番組データが届いているので、受信端末は番組切り替え時にも、高速な切り替え処理が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像配信における、番組選択処理に関するものである。
通信事業者等の有線事業者において、衛星放送や独自番組などをインターネットなどのIP網を経由して配信する、インターネット放送などと呼ばれる放送の仕組みが実現されている。
有線事業者においては、受信した衛星放送の番組や独自で作成しサーバに登録された番組をIPパケットのフォーマットに変換し、マルチキャストと呼ばれる複数の受信者に向けて同じ信号を配信する方式を用い、その番組選択の制御のためにIGMP(Internet Group management Protocol)を用いることが多い。この場合の受信端末は、番組を視聴する際にjoinパケットと呼ばれる信号を送出して、マルチキャストポイントにマルチキャストグループに参加すること(受信機が番組のマルチキャスト配信先に加わること)を通知すると共に、自ネットワークインタフェースに対し、対応するEthernet(登録商標) Address(MACアドレス)宛てのフレームを上位プロトコルに送るように設定する。
番組の視聴を終了する際には、leaveパケットと呼ばれる信号を送出して、参加しているマルチキャストグループから脱退する。
視聴と参加を繰り返す際、このjoinとleaveの処理を毎回行なうため、所定の切り替え時間が必要であった。
この切り替え時間を短縮する方法として、視聴者が選択した番組のほかに、嗜好情報に応じた番組や隣接チャンネルの番組に関するjoinパケットを自動的に配信し、ネットワークインタフェースまであらかじめ番組を配信しておく(例えば特許文献1)ことで切り替え時間の短縮を実現しているものがある。
図5は特許文献1の従来の番組選択方法の実施例の構成を示すインターネット放送システムの構成図で、ネット放送端末としての利用者端末(以下、端末)500―1〜500―nと、電子番組表等の番組表管理サーバ(以下、EGPサーバ)510と、番組配信サーバ520―1〜520―m、とこれらを接続するネットワーク530で構成される。(n、mは自然数)
EGPサーバ510は、各番組配信サーバ520―1〜520―mが配信サービスに供する番組(番組コンテンツ)の番組表(電子番組表)を管理しており、ある端末500―i(iは1からnのいずれか)から要求があると、該端末500―iに対して電子番組表を送付する。端末500―iの利用者は、EPGサーバ510から送付された番組表により視聴する番組を選択する。一方、番組配信サーバ520―1〜520―mでは、通常、それぞれ定常的に番組をネットワーク530に送出している。ネットワーク530は一般に多段のマルチキャストポイント(ノード)からなり、端末500―1〜500―nに対して、各番組配信サーバ520―1〜520―mから送出される番組をマルチキャスト配信する。
例えば番組配信サーバ520―1の番組Aが端末500―2〜500―nに配信されているとする。これが番組Aのマルチキャストグループである。端末500―1の利用者は、番組Aを視聴しようとした場合、電子番組表により該番組Aを選択する。これを受けて、端末500―1は、番組Aのjoinパケット(配信要求)を送出して、マルチキャストポイントに番組Aのマルチキャストグループに参加することを通知すると共に、自ネットワークインタフェースに対して、番組Aのマルチキャストパケットを受信可能に設定する。
マルチキャストポイントは、端末500―1から番組Aのjoinパケットを受信すると、端末500―1に対しても番組Aのマルチキャストパケットを配信する。即ち、端末500―2〜500―nに加えて、端末500―1も番組Aのマルチキャスト配信先の一つとする。端末500―1は、自ネットワークインタフェースが番組Aのマルチキャストパケットを受信可能に設定されているため、マルチキャストポイントから配信された番組Aのマルチキャストパケットを自ネットワークインタフェースを介して受信する。
一方、端末500―1の利用者が別の番組を選択等した場合、端末500―1は番組Aのleaveパケット(配信停止要求)を送出する。マルチキャストポイントは、端末500―1から番組Aのleaveパケットを受信すると、端末500―1に対する番組Aのマルチキャストパケットの配信を停止する。これにより、端末500―1は、今まで参加していた番組Aのマルチキャストグループから離脱する。ここまでは一般的なマルチキャスト処理である。
本従来例は、利用者が番組を選択したとき、端末において、次に選択される可能性の高い番組を予測し、予測により得られた番組(予測番組)のjoinパケットを送出して、予測番組に対応するマルチキャストパケットをマルチキャストポイントから自ネットワークインタフェースまで到達しておくようにする。これにより、利用者が視聴する番組を切り替えた場合でも、当該番組のマルチキャストパケットが自ネットワークインタフェースまで到達しているので、当該端末で短時間で所望の番組のマルチキャストパケットを取得できる。
図6に、本従来例の番組選択装置の一実施例としての端末500―1(以後端末500)の全体的処理フローチャートを示す。
端末500は、利用者から要求があると、電子番組表の要求をEGPサーバ510へ送信し(ステップS601)、EGPサーバ510から電子番組表を受信してディスプレイ装置などに表示する(ステップS602)。利用者は、ディスプレイ上の電子番組表画面において、リモコンやキーボードなどの外部入力装置を用いて視聴しようとする番組を選択する(ステップS603)。ここでは、利用者が選択した番組をユーザ選択番組と呼ぶことにする。
端末500は、ユーザ選択番組のjoinパケットを送出して、ネットワーク(マルチキャストポイント)530に該ユーザ選択番組のマルチキャストグループへの参加を通知すると共に(ステップS604)、自ネットワークインタフェースに対して、該ユーザ選択番組のマルチキャストパケットを受信可能に設定する(ステップS605)。ユーザ選択番組のjoinパケット送出に応答して、マルチキャストポイントから該ユーザ選択番組のマルチキャストパケットが、端末500のネットワークインタフェースに到達する。ステップS605で、ネットワークインタフェースは該ユーザ選択番号のマルチキャストパケットを受信可能に設定されているため、端末500は、該ユーザ選択番組のマルチキャストパケットを受信し、その番組コンテンツをディスプレイに表示する(ステップS606)。
その後又は上記処理と並行して、端末500は、電子番組表上での当該ユーザ選択番組と他番組との間の距離や利用者の嗜好情報等に基づき、次に選択される可能性の高い番組を予測する(ステップS607)。
次に、端末500は、端末内に記憶している、視聴者が今後視聴する可能性のある番組、を示す、図示しない予測番組テーブルに保持されている前回予測結果の番組と今回予測して得られた番組とを突き合わせて、予測番組テーブルに保持されている番組が今回予測された番組にない場合、該番組を予測番組テーブルから削除し(即ち以後、選択される可能性が少ない)、また、今回予測された番組が予測番組テーブルにない場合には、該番組を予測番組テーブルに追加する(ステップS608)。次に、端末500は、予測番組テーブルに追加した番組のjoinパケットを送出して、マルチキャストポイントに該番組のマルチキャストグループへの参加を通知し、また、予測番組テーブルから削除した番組のleaveパケットを送出して、マルチキャストポイントに該番組のマルチキャストグループからの離脱を通知する(ステップS609)。
端末500での上記処理により、自ネットワークインタフェースには、ユーザ選択番組のマルチキャストパケット及び現時点で予測番組テーブルに登録されている番組(予測番組)のマルチキャストパケットが到達するが、ネットワークインタフェースはユーザ選択番組のマルチキャストパケットを受信可能に設定されているため、端末500では、該ユーザ選択番組のマルチキャストパケットを受信し続ける。
その後、利用者が視聴する番組を切り替えると、端末500は、自ネットワークインタフェースに対して、その新たなユーザ選択番組のマルチキャストパケットを取得可能に設定する。この結果、該新たなユーザ選択番組が前回予測番組に含まれていて、そのマルチキャストパケットが自ネットワークインタフェースまで到達していれば、端末500は、該新たなユーザ選択番組のマルチキャストパケットを直ちに受信して、該新たなユーザ選択番組のjoinパケットの送出を省略する。次に再び、端末500は、該新たな番組の選択を契機に番組選択予測処理を実施する。
次に、予測番組数の絞り込みについて説明する。選択する予測番組数、即ち、複数マルチキャストグループへの同時参加数は、例えば、各番組の使用する帯域が分かっているならば、図7に示すように、利用者が指定する複数マルチキャストグループへの参加により使用される総帯域分に絞り込むようにする。まず、マルチキャストグループ参加対象の番組を距離値Lによりソートする(ステップS701)。ここで、各番組の距離値をL(n)とする。nはソート後の順番で、最も距離値の小さいものの番号を0とする。また、番組をC(n)とする。次に、n=0、acc=0を初期設定し(ステップS702)、acc>rsvを満たすまで、ステップS703〜S705の処理を繰り返す。ここで、「acc」は複数マルチキャストグループの帯域の累積値、「rsv」は複数マルチキャストグループに割り振る帯域幅の閾値である。acc>rsvを満たしたなら、それまでの番組C(0)〜C(n―1)を次に選択される可能性の高い番組として、複数マルチキャストグループへの参加対象とする(ステップS706)。
なお、予測番組数の絞り込みは、例えば、単純に3までと云ったように、複数マルチキャストグループの参加数を固定することでもよい。
特開2003−147587号公報
しかしながら、特許文献1では、各受信端末が予測テーブルや予測番組(付属番組)処理機能を保持しており、端末の処理負荷が重くなる課題を有していた。
また、各受信端末がHUBなどを介してルータやセンター装置を接続されている場合、受信端末がユーザ選択番組に加えて、予測番組の要求を発行するため、例えば、マルチキャストポイントに接続する他の受信端末が既に予測番組のjoinを発行している場合、joinパケット処理が重複し、マルチキャストポイントを初めとする中継装置に無駄な処理が発生していた。
また、予測番組数の絞込みにおいても、インターネット放送の番組数と帯域から算出しているため、例えば、ホームネットワークに映像サーバなどが接続されている場合、映像サーバからの出力信号の帯域は考慮されず、結果、トラフィックが破綻する可能性があるなどの課題も有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、中継装置で付属番組を送信あるいは要求することでjoin信号の重複を防ぎ、帯域使用効率及び処理効率の向上を図ることを目的とする。また、受信端末が接続されるネットワークの状態をサーバに確認したり、また、サーバの有無を確認することでネットワークのトラフィック状態を正常に把握でき、インターネット放送を正常に受信できる機能を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の番組中継装置は付属番組配信機能を持ち、特別な予測テーブルではなく通常のマルチキャストのjoin先リストを用いて効率的で切り替え時間を短縮できるインターネット放送を提供することが可能となる。
即ち、前記番組中継装置は、番組配信装置からIP(Internet Protocol)パケットのフォーマットでネットワークを経由して配信される放送番組を一つまたは複数の受信装置に中継する番組中継装置であって、前記受信装置から受信した番組選択情報を基に前記番組配信装置に番組の配信を要求する通信制御手段を備え、前記通信制御手段は、前記受信装置から要求のあった番組の配信要求のほかに1つ以上の他の番組の配信要求をすることを特徴とする。
本発明の一実施形態において番組要求手段は受信装置から要求のあった番組の配信要求のほかに1つ以上の他の番組の配信要求をすることを特徴とする。
本発明の一実施形態において番組中継装置は、受信装置からの回線状態を受信し、回線状態に応じて番組配信装置への他の番組の配信要求数を決定することを特徴とする。
また、受信装置は、番組配信装置からIPパケットのフォーマットでネットワークを経由して配信される放送番組を中継装置を経由して受信する受信装置であって、視聴者からの番組選択情報を受信する番組要求受信手段と、接続されたネットワークの状態を確認する回線状態確認手段と、前記番組要求受信手段で受信した番組選択情報を基に生成した番組の配信要求と、前記回線状態確認手段で確認した回線状態と、を前記中継装置に送信することを特徴とする。
本発明の一実施形態において番組受信装置は、接続する回線状態をセンター局や中継装置に送信することを特徴とする。
本発明の装置によれば、IPパケットのフォーマットの放送(いわゆるインターネット放送等)時、帯域を効率的に使用しながらも、番組選択の切り替えを高速に行なうことが可能となる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における、番組配信システムの構成の一図である。
図1において、番組配信装置100はネットワーク110と接続されて中継装置であるマルチキャストルータ120を介して受信装置130に番組配信を行なう。受信装置130は図示しないリモコンなどユーザ選局手段からの選局情報を受信するリモコン受信部131と、リモコン受信部131からの信号を元に番組配信装置100への配信要求信号を生成する配信要求部132と、ネットワークとの通信を行なう通信部133と、通信部133で受信した番組情報を抽出するデータ抽出部134と、抽出されたデータを復号する信号処理部135と、信号処理部135で処理された信号を図示しないテレビなどの表示装置に出力する信号出力部136で構成される。
番組配信装置100において番組Aの配信を行なう場合、MPEG2_TS(Transport Stream)などの形式で図示しない番組蓄積部101に蓄積されている番組データを読み出す。読み出された番組データはインターネットなどに適したIPパケットのフォーマットに変換する必要があるのでMPEG2_TS形式の信号にIPヘッダなどを付与してIPパケットに変換する。この時、マルチキャストアドレスAが付与されマルチキャストパケット(A)として、マルチキャストルータ120に送信される。同様に他の番組(A+1)、(A+2)・・・や(A−1)、(A−2)に関してもマルチキャストアドレス(A+1)や(A−1)などが付与されてマルチキャストルータに送信される。
受信装置130において、視聴者が視聴したい番組を図示しないリモコンなどで選択すると、リモコン受信部131で選択ボタンを認識し、選択ボタンに対応した番号が配信されているマルチキャストアドレスAを含んだ配信要求信号を配信要求部132で生成し、通信部133でマルチキャストルータ120にマルチキャストパケット(A)への接続要求信号である、joinパケットとして送信する。
マルチキャストルータ120では受信装置130から送られてきたマルチキャストパケット(A)のjoinパケットを受信すると、番組配信装置100から送られてきているマルチキャストパケットAの番組データを受信装置130に送信する。
受信装置130ではマルチキャストパケット(A)の信号を通信部133で受信すると、データ抽出部134でIPパケットの中身のMPEG2_TSパケットを抽出し、信号処理部135でMPEG2_TSパケットを復号して番組信号を再現し、信号出力部136で図示しない表示装置に適したNTSCなどの信号形式に変換して出力することで、視聴者は番組を受信できる。なお、衛星放送など信号を受信してリアルタイムにネットワーク配信する場合、番組蓄積部101の代わりに衛星放送受信手段と、復号手段が設置されるが、いずれの場合でも本発明の趣旨には影響しないので、自主放送などを放送する番組蓄積部101を例に説明を行なう。
ここまでが一般的なインターネット放送の例であるが、本発明では、マルチキャストルータ120がjoinパケットを受信したとき、通信制御部124でjoinパケットに記載されているマルチキャストパケット(A)のほかに隣接チャンネルであるマルチキャストパケット(A−1)やマルチキャストパケット(A+1)に関する配信を行なうように制御する。
以降、付属チャンネルとして隣接チャンネルを例に説明するが、直前に選局されたラストチャンネルや視聴履歴などを基に選ばれたチャンネルなどでもよい。なお、付属チャンネルとは、視聴者が選局した以外で、本発明の番組中継装置が受信装置に送信する番組のことを意味し、付属番組と同義である。
この時のマルチキャストルータ120の処理の流れを図2を用いて説明する。
受信装置130からLAN通信部123_1を通じて受信したjoinパケット(A)により、マルチキャストパケット(A)の配信要求を受信すると(S201)、切り替え部122を経由して通信制御部124でjoinパケット(A)の発行元(発行元は受信装置130)を確認する(S202)。通信制御部124ではWAN通信部121に番組配信装置100から送られてきたマルチキャストパケット(A)を受信するように制御する。通信制御部124ではマルチキャストアドレスと配信先の対比表である配信先リストを保持し、配信要求があるたびに更新している。受信装置130からマルチキャストパケット(A)へのjoinパケット(A)と受信装置130の関連付けを配信先リストに追加し(S203)、切り替え部122に対して、LAN通信部123_1に対してWAN通信部121からマルチキャストパケット(A)の送信を行なうように制御する(S204)。これにより、LAN通信部123_1に接続されている受信装置130はマルチキャストパケット(A)を受信することが可能となる。なお、通信制御部124において、放送されているマルチキャストアドレスの一覧は図示しない外部設定などであらかじめ設定されていてもよい。
次に通信制御部124は配信先リストによって、すでにLAN通信部123_1に送信されているマルチキャストパケット(A)の隣接チャンネルの一つであるマルチキャストパケット(A−1)の配信先を確認する(S205)。もし、配信先に受信装置130が存在すればもう一つの隣接チャンネル(A+1)の配信先リストのチェック(S209)へ移行するが、配信先に受信装置130が存在しなければ(S206)、受信装置130からマルチキャストパケット(A−1)へのjoinパケット(A−1)と受信装置130の関連付けを追加し(S207)、切り替え部122に対して、LAN通信部123_1に対してWAN通信部121からマルチキャストパケット(A−1)の送信を行なうように制御する(S208)。
同様に、通信制御部124は配信先リストによって、すでにLAN通信部123_1に送信されているマルチキャストパケット(A)のもう一つの隣接チャンネルの一つであるマルチキャストパケット(A+1)の配信先を確認する(S209)。もし、配信先に受信装置130が存在しなければ(S210)、受信装置130からマルチキャストパケット(A+1)へのjoinパケット(A+1)と受信装置130の関連付けを追加し(S211)、切り替え部122に対して、LAN通信部123_1に対してWAN通信部121からマルチキャストパケット(A+1)の送信を行なうように制御する(S212)。
これにより、受信装置130の通信部133までは選択番組のデータであるマルチキャストパケット(A)のほかに隣接チャンネル番組のデータであるマルチキャストパケット(A−1)及び(A+1)も到達しているので、リモコンのアップダウンキーなどで選局確率の高い隣接チャンネルの切り替えを高速に行なうことが可能である。
チャンネル切り替えが発生するたびに上記処理を繰り返す。
(実施の形態2)
次に、受信装置がネットワークの状態をマルチキャストルータに通知する場合の本発明の実施の形態について説明する。
図3は、本発明の実施の形態2における、番組配信システムの構成の一図である。
図3において、図1との相違点は受信装置130に、接続されているネットワークの状態を確認する回線状態確認部137が設置されていることおよびそれに伴い通信制御部125の機能が実施の形態1の通信制御部124と異なる点である。番組配信に関する処理は実施の形態1と同様であるので説明は省略し、回線状態の通知と、それに基づくマルチキャストルータ120での付属番組配信数の決定処理について図3と図4を用いて説明する。
受信装置130はSNPサーバ機能を搭載し、マルチキャストルータ120に接続されるネットワーク端末140やPC150とTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)で接続されている。受信装置130の回線状態確認部137はSNMP(Simple Network Management Protocol)により、端末140やPC150のネットワーク使用率を監視する。
例えば、SNMPで問い合わせた(S401)結果、端末140はPC150から番組以外のデータを受信し、ネットワーク使用率が10%(S402)、PC150に問い合わせた(S403)結果、受信端末からデータ受信して、ネットワーク使用率が20%(S404)、受信端末130自身のネットワーク使用率が30%とする。受信端末130は合計の使用率60%をマルチキャストルータ120に送信する(S405)。マルチキャストルータ120の通信制御部125ではLAN通信部123_1から123_3までの回線の伝送帯域(例えば100Mbpsとする)に使用率60%を掛けて空き帯域40%、即ち40Mbpsを算出する(S406)。通信制御部125では空き帯域に応じて送信可能なマルチキャストパケットを算出して(S407)、LAN通信部123_1に送信するよう、切り替え部122を制御する。例えば、空き帯域40Mbpsで、マルチキャストパケット1本当たり必要な帯域が6Mbpsとすると、40Mbpsを超えない最高番組数である6番組(36Mbps)を送信する(S408)。
受信装置130ではマルチキャストルータ120のLAN側の帯域を越えることなく6番組分のデータが通信部133まで到達しているので6番組に関しては高速で切り替えることが可能となる。
以上の処理を定期的に行い、空き帯域に応じて配信番組数を制御することが可能である。
なお、番組数を削除する場合の削除順は、現在の視聴番組チャンネルからチャンネル番号が遠い順や視聴履歴などから求めてもよく、特に規定しない。
なお、マルチキャストルータ120にSNMPサーバ機能が搭載されている場合は、図4のS401からS405の処理が不要となり、同様の効果が得られる。
なお、送信可能なマルチキャストパケット、即ち配信可能番組数の算出に関しては1番組あたりの占有帯域の広い番組から順に送信していき、破綻するまで番組を追加していくことで高品質の番組を優先的に送る方法や、逆に占有帯域の狭い順に送信していき、破綻するまで番組を追加していくこと送信番組数をより多く送る方法や、ユーザ選択番組とマルチキャストアドレスやサービス番号が近い番組、あるいは最近見た番組順に送信するなどの方法も可能である。
本発明にかかる番組配信システムは、ネットワークのトラフィックを破綻させることなく、高速なチャンネル切り替えが可能となり、IPネットワークへの放送等に有用である。
本発明の実施の形態1における、番組配信システムの構成の一図 本発明の実施の形態1における、マルチキャストルータ120の処理フロー図 本発明の実施の形態2における、番組配信システムの構成の一図 本発明の実施の形態2における、回線状態信号の流れ図 従来の番組選択方法のインターネット放送システムの構成図 従来の番組選択装置の端末500の全体的処理フローチャート 従来の番組選択方法の配信番組数算出フローチャート
符号の説明
100 インターネット放送などの番組配信装置
110 インターネットなどを構成するネットワーク
120 本発明のマルチキャストルータ
121 WAN通信部
122 本発明のマルチキャストルータにおけるWANとLANあるいはLAN同士の通信を制御する切り替え部
123 LAN通信部
124 通信制御部
125 通信制御部
130 本発明の受信装置
131 リモコン受信部
132 番組配信装置への配信要求信号を生成する配信要求部
133 ネットワークとの通信を行なう通信部
134 通信部で受信した番組情報を抽出するデータ抽出部
135 データ抽出部で抽出されたデータを復号する信号処理部
136 信号処理部で処理された信号を表示装置に出力する信号出力部
137 接続されているネットワークの状態を確認する回線状態確認部
140 本発明のマルチキャストルータに接続されているネットワーク端末
150 本発明のマルチキャストルータに接続されているPC

Claims (6)

  1. 番組配信装置からIP(Internet Protocol)パケットのフォーマットでネットワークを経由して配信される放送番組を一つまたは複数の受信装置に中継する番組中継装置であって、
    前記受信装置から受信した番組選択情報を基に前記番組配信装置に番組の配信を要求する通信制御手段を備え、
    前記通信制御手段は、前記受信装置から要求のあった番組の配信要求のほかに1つ以上の他の番組の配信要求をすることを特徴とする番組中継装置。
  2. 前記通信制御手段は、前記受信装置から受信した回線状態に応じて他の番組の配信要求数を決定することを特徴とする請求項1記載の番組中継装置。
  3. 前記他の番組は、前記受信装置から要求のあった番組に隣接するチャンネルの番組であることを特徴とする請求項1記載の番組中継装置。
  4. 番組配信装置からIPパケットのフォーマットでネットワークを経由して配信される放送番組を中継装置を経由して受信する受信装置であって、
    視聴者からの番組選択情報を受信する番組要求受信手段と、
    接続されたネットワークの状態を確認する回線状態確認手段と、
    前記番組要求受信手段で受信した番組選択情報を基に生成した番組の配信要求と、前記回線状態確認手段で確認した回線状態と、を前記中継装置に送信することを特徴とする番組受信装置。
  5. 互いにネットワークで接続された請求項1から請求項3のいずれかに記載の番組中継装置と、請求項4に記載の番組受信装置から構成されることを特徴とする番組配信システム。
  6. 番組配信装置からIPパケットのフォーマットでネットワークを経由して配信される放送番組を一つまたは複数の受信装置に中継する番組中継装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、当該コンピュータを、
    前記受信装置から受信した番組選択情報を基に前記番組配信装置に番組の配信を要求し、
    前記受信装置から要求のあった番組の配信要求のほかに1つ以上の他の番組の配信要求をする機能として動作させるためのコンピュータプログラム。
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