JP2007124157A - ブースター - Google Patents

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Abstract

【課題】ブースターを交換修理する場合、設置現場において要求されている仕様電圧に対応して適正に動作するブースターを提供する。
【解決手段】入力される高周波信号を増幅して次段へ出力させる為の増幅部と、上記増幅部に対して供給する電力を受入れる為の電力受入端子とを備えるブースターであって、増幅部と電力受入端子の間には切換手段と交流直流変換手段を備え、さらに電力受入端子と切換手段の間には交流直流判別手段を付設し、切換手段は、電力受入端子から直流電力が供給される場合は、その直流電力を増幅部へ供給するように接続され、交流電力が供給された場合には、上記交流直流判別手段からの判別信号を受けて交流電力が交流直流変換手段に供給されるように切換接続されるように構成されており、その交流直流変換手段から出力される直流電力が上記増幅部へ供給されるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、アンテナで受信されたUHF,VHF,BS,CS等の信号(以下テレビ信号という)を増幅して受信機器へ供給するブースターに関する。
従来から、アンテナで受信したテレビ信号を受信機器で受信する為の受信システムは、受信する地域、電波条件等に合わせて多様に構成されている。上記受信システムにおいて使用されるブースターは、多様な受信システムに夫々対応して動作するように構成してある。多様なブースターの用例として、例えば図1(A)〜(D)に示されるものがある。
図1(A)に示される用例Aを説明する。
建造物1(例えば集合住宅、ビル、独立家屋等)においては、電波条件が良い高所2である屋上にアンテナ3が設置してあり、建造物1の屋内には、受信機器9が設置してある。上記アンテナ3で受信された信号は、受信機器9に向けて信号伝送路(同軸ケーブル)7を介して送られている。
上記アンテナ3の受信信号が微弱な場合には、上記アンテナ3の近傍に、ブースター4aが置かれ、上記屋内の受信機器9の近くには、ブースター4aに電力を供給する為に一体又は別体の電源部5が置かれる。6は商用電源(AC100V)の接続器を示す。この場合、受信信号は、アンテナ3からブースター4a、電源部5、受信機器9へ送られる。
次に、上記電源部5は、通常、上記ブースター4aが所望する電圧を供給するようにする。本例の場合、DC15V作動用のブースター4aに対してはDC15Vを送る。またアンテナ3のコンバーターにもDC15Vを送る(例えば特許文献1参照)。
次に、図1(B)に示される用例Bを説明する。
電波条件が良い高所(山の上)2には、アンテナ3が設置してある。上記アンテナ3から遠く離れた建造物1の屋内には、受信機器9が設置してある。受信信号が微弱な場合には、上記アンテナ3の近傍にブースター4aが、また上記受信機器9の近くには一体又は別体の電源部5が置かれる。この場合、受信信号は、アンテナ3からブースター4aへ、また同軸ケーブル7を介して電源部5、受信機器9へ送られる。
次に、本例の場合、上記電源部5から遠く離れているブースター4aへ供給するまでの電圧降下を考慮するとAC24V供給が望ましい。従ってブースター4aへ供給される電力はAC24V仕様になる。
次に、図1(C)に示される用例Cを説明する。
図においては、アンテナ3、ブースター4a、電源部5、受信機器9が設置してある。建造物1の屋内に設置された受信機器9へ入力される受信信号が微弱な場合には、上記ブースター(第1ブースターともいう)4aに加え、さらに建造物1の屋内に第2ブースター4bが置かれている。
受信信号は、アンテナ3から第1ブースター4aへ、さらに同軸ケーブル7を介して、第2ブースター4b、電源部5、受信機器9へ送られる。
次に、本例の場合、上記電源部5から遠く離れている第1ブースター4aへ供給するまでの電圧降下を考慮するとAC24V供給が望ましい。従ってブースター4aと、中継位置にある第2ブースター4bへ供給される電力はAC24V仕様になる。
次に、図1(D)に示される用例Dを説明する。
図においては、アンテナ3、第1ブースター4a、第2ブースター4b、受信機器9が設置してある。上記第1ブースター4aと第2ブースター4bとの間に電源部5が設置してある。
受信信号は、アンテナ3から第1ブースター4aへ、さらに同軸ケーブル7を介して、電源部5から第2ブースター4b、受信機器9へ送られる。
次に、本例の場合、上記電源部5から離れている第1ブースター4a及び第2ブースター4bへ供給するまでの電圧降下を考慮するとAC24V供給が望ましい。従ってブースター4a、第2ブースター4bへ供給される電力はAC24V仕様になる。
以上のように、ブースターは、多様な受信システムにおいて夫々の環境に対応させて設置してある。
特開2001−111445公報
上記のように種々な受信環境に対応させて用いられているブースター4a、4bの故障の報せに対応して修理に赴く場合、作業者が用いる作業車に対しては、予め多彩な故障に対応できるように多彩な機器を積載している。
作業者は現場到着後、故障の原因を特定して対応する。故障原因がブースターの故障である場合には、上記作業車に積載してあるブースターと交換する。交換に当っては、積載してあるブースターが現場の仕様電圧と対応している場合は好都合である。
しかし、上記用例A〜用例Dいずれかの場合において、積載してあるブースターが現場の仕様電圧に対応していないときには、交換修理することができない。よって、作業者は後日再び対応するブースターを準備して交換修理しに行かなければならないので、時間の無駄が生じる問題点があった。
しかも、その間、受信システムにおける受信機器は、適正な受信信号を受けることができない問題点がある。
上記の問題点を解決するため、作業車により多くの仕様の機器(ブースターを含む)を積載しておくことが考えられる。しかし、作業車に積載する部材点数が嵩み、積載負担が過度となり、また部材の管理の手間がかかる問題点が生じる。
さらに、上記の交換作業をする場合において、現場に設置されていたブースターと仕様電圧の異なるブースターを設置した場合、ブースターは不具合をおこし、ブースターが適正に動作しなかったり、ブースターが損傷するおそれが生じる問題点があった。
本件出願の目的は、種々の受信システムに対応して適正に動作するブースターを提供できるようにしようとするものである。
他の目的は、ブースターを交換修理する場合、設置現場において要求されている仕様電圧に対応して適正に動作するブースターを提供できるようにしようとするものである。
他の目的は、多様な現場に対応して適正に動作するものを提供することによって、作業車の在庫管理を簡易にできるブースターを提供しようとするものである。
他の目的及び利点は図面及びそれに関連した以下の説明により容易に明らかになるであろう。
本願発明におけるブースターは、入力される高周波信号を増幅して次段へ出力させる為の増幅部13と、上記増幅部13に対して供給する電力を受入れる為の電力受入端子12とを備えるブースター4であって、上記増幅部13と上記電力受入端子12の間には切換手段21と交流直流変換手段31を備え、上記切換手段21は、電力受入端子12から直流電力が供給される場合は、その直流電力を上記増幅部13へ供給するように接続され、電力受入端子12から交流電力が供給される場合は、その交流電力が上記交流直流変換手段31に供給されるように接続され、その交流直流変換手段31から出力される直流電力が上記増幅部13へ供給されるようにしたものである。
また好ましくは、入力される高周波信号を増幅して次段へ出力させる為の増幅部13と、上記増幅部13に対して供給する電力を受入れる為の電力受入端子12とを備えるブースター4であって、上記増幅部13と上記電力受入端子12の間には切換手段21と交流直流変換手段31を備え、さらに上記電力受入端子12と切換手段21の間には交流直流判別手段27を付設し、上記切換手段21は、電力受入端子12から直流電力が供給される場合は、その直流電力を上記増幅部13へ供給するように接続され、電力受入端子12から交流電力が供給された場合には、上記交流直流判別手段27からの判別信号30を受けて上記交流電力が上記交流直流変換手段31に供給されるように切換接続されるように構成されており、その交流直流変換手段31から出力される直流電力が上記増幅部13へ供給されるようにしてあるものであればよい。
また好ましくは、高周波信号入力端子11から入力される高周波信号を増幅して高周波信号出力端子12から出力させる為の増幅部13と、上記増幅部13に対して供給する電力を受入れる為の電力受入端子12とを備えるブースター4であって、上記増幅部13と上記電力受入端子12の間には切換手段21と交流直流変換手段31を備え、さらに上記電力受入端子12と切換手段21の間には交流直流判別手段27を付設し、上記切換手段21は、電力受入端子12から直流電力が供給される場合は、その直流電力を上記増幅部13へ供給するように接続され、電力受入端子12から交流電力が供給された場合には、上記交流直流判別手段27からの判別信号を受けて上記交流電力が上記交流直流変換手段31に供給されるように切換接続されるように構成されており、その交流直流変換手段31から出力される直流電力が上記増幅部13へ供給されるようにしてあり、さらに、上記高周波信号入力端子11と、電力受入端子12との間は電流通過回路37で接続してあるものであればよい。
以上のように本願発明は、1種類のブースターで、種々の受信システムに対応して適正に動作できる特長がある。
さらに本願発明は、ブースターを交換修理する場合、設置現場において要求されている仕様電圧に対応して適正に動作するので、作業者は、1種類のブースターを現場に持って行くだけで、現場の仕様電圧に対応して交換作業をすることができる効果がある。
さらに本願発明は、多様な現場に対応して適正に動作するものなので、作業車に予め積載するブースターは1種類で良く、在庫管理を簡易にできる効果がある。
さらに本願発明にあっては、判別回路を備える場合は、作業者がブースターの交換修理作業をする際、要求される仕様電圧がどのような設置現場にあっても、ブースターに入力される電圧により自動的に切替って対応できるので、作業者は、現場の仕様電圧を考慮することなく交換できる作業上の効果がある。
さらにこのことは、従来のように現場に設置されているブースターと仕様電圧の異なるブースターを設置することによって生じるブースターの不具合事故を防止することができる安全上の効果がある。
以下本願発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図2乃至図5において、4は受信システムにおいて使用されるブースターを示し、アンテナで受信されたテレビ信号(高周波信号ともいう)を増幅して受信機器へ向けて供給する為のものである。
次に、図2(A)に示されるブースター4の構成について説明する。11は上記アンテナからの高周波信号が入力される高周波信号入力端子、12は高周波信号出力端子を示し、夫々信号伝送路(同軸ケーブルともいう)7に接続されている。13は入力される高周波信号を増幅して次段へ出力させる為の増幅部を示し、周知の増幅回路が内蔵されている。14は高周波信号通過用のコンデンサ、15は高周波信号阻止用のコイルを示す。
21は切換手段を示し、通常知られているように、上記端子12から直流電力が供給される場合は、入力端21aと出力端21bが接続されるようにしてあり、上記端子12から交流電力が供給される場合は、交流直流判別手段27からの信号を受けて切換えられ、入力端21aと出力端21dが接続されるように構成してある。18aと18bは、端子12に交流電力の供給を受けた場合、或は直流電力の供給を受けた場合に発光するようにした発光器の存在を示す。これにより作業者は、上記発光器18a、18bの光によりブースター4に供給されている電力が直流であるか交流であるかが確認できる。22と36は、夫々直流電流が逆流するのを防止する為のダイオードを示す。
なお、交流及び直流の電力は高周波信号出力端子12を電力受入端子として利用して重畳する例を説明したが、図示のように電力受入端子12aを別に設けてもよい。
27は交流直流判別手段を示し、この交流直流判別手段27は、通常知られているように入力端27aから交流電力が入力されると、出力端27bから切換手段21に向けて判別信号30を出力するように構成されている。31は上記増幅部13と上記切換手段21との間に備える交流直流変換手段を示し、この交流直流変換手段31は、通常知られているように入力端31aに交流電力、例えばAC24Vが入力されると、出力端31bから直流電力、例えばDC15Vを出力するように構成してある。
上記構成により、増幅部13と端子12の間には切換手段21と交流直流変換手段31が介在されることになる。
次に37は電流通過回路を示す。38は上記電流通過回路37に備えられる通過切換手段を示し、入力端(又は出力端)38aと出力端(又は入力端)38bを接続または切離しできるように構成してある。39は、図示のように高周波信号入力端子11と交流直流変換手段31の間を接続する配線である。
なお、この事例のブースター4は、図1に示される用例におけるブースターとして利用することができる。
次に、ブースター4における高周波信号の動作を図2(A)を用いて説明する。
アンテナ(図示省略)で受信された高周波信号は、入力端子11からコンデンサ14を通過して増幅部13内に入り、増幅された後、コンデンサ14を通過して出力端子12に至る。なお、高周波信号はコイル15にて阻止され、電流通過回路37には流れない。
次に、上記端子12から直流電力、例えばDC15Vが供給される場合の動作を図2(A)を用いて説明する。
上記端子12から供給された直流電力は、コイル15を通過して切換手段21に供給される。直流電流は、切換手段21における入力端21aから出力端21bへと流れ、発光器18b、ダイオード22を通って増幅部13に供給される。上記端子12から供給された直流電流は、コンデンサ14により増幅部13側には流れない。増幅部13は、直流電力DC15Vの供給を受け、適正に増幅できる。
次に、上記端子12から交流電力、例えばAC24Vが供給される場合の動作を図2(A)を用いて説明する。
上記端子12から供給された交流電力は、コイル15を通過して交流直流判別手段27における入力端子27aへと供給される。なお、上記端子12から供給された交流電力は、コンデンサ14により増幅部13側には流れない。上記交流直流判別手段27においては、入力端27aから交流電力が入力されると、出力端27bから切換手段21の入力端21cに向けて判別信号30が出力される。上記判別信号30により、切換手段21は入力端21aと出力端21dとを接続する。交流電流は、入力端21aから出力端21dへと流れ、交流直流変換手段31における入力端子31aへと供給される。交流電力は、交流直流変換手段31において直流電力、例えばDC15Vに変換され、出力端31bから、発光器18a、ダイオード36を通って増幅部13に供給される。
増幅部13は、直流電力DC15Vの供給を受け、適正に増幅できる。
次に高周波信号入力端子11に対して、DC15V又はAC24Vが供給された例を説明する。
通過切換手段38が遮断されている場合は、AC24Vは配線39から交流直流変換手段31における入力端31cに至り、前述と同様に増幅部13に電力が供給される。通過切換手段38が接続されている場合は、DC15V又はAC24Vは入力端38bを通って入力端子27aと入力端子21aに至り、前述と同様に電力が増幅部13に供給される。
次に、図2(A)における交流直流判別手段27の内部に対して選択的に備えさせることのできる交流直流判別手段の一例について図2(B)を用いて説明する。27は交流直流判別手段としての負電圧を検出する回路を示し、27cは負電圧の半波整流回路、27dは平滑回路、27eは定電圧回路を示す。端子12に交流電力、例えばAC24Vが供給されると、入力端子27aに印加された交流電力は、上記整流回路27c、平滑回路27d、定電圧回路27eの存在によって、出力端27bに負電圧の判別信号30出力し、切換手段21の接点を切換える。
なお、上記整流回路27cは、負電圧を整流するものなので、直流電力が交流直流判別手段27を通過することを阻止する。
次に、図2(C)において、図2(A)における切換手段21の内部に対して選択的に備えさせることのできる切換手段の一例について説明する。
21は切換手段としてのリレーを示し、21eは入力端21aに接続された接点、21fは出力端21bに接続された接点、21gは出力端21dに接続された接点を示し、21hは入力端21cに接続されたコイルを示す。スイッチを切換えることにより、入力端21aと出力端21b、又は入力端21aと出力端21dが選択的に接続されるように構成してある。
次に切換手段21の動作を説明する。
切換手段21は、常態においては、図2(C)に示されるように接点21eと21fとが接続状態となっている。端子12から直流電力、例えばDC15Vが供給されると、DC15Vは入力端21aから出力端21bへと流れる。一方、端子12から交流電力、例えばAC24Vが供給されると、交流直流判別手段27から入力端21cに判別信号30が入力される。判別信号として、例えば、負電圧の直流電力が交流直流判別手段27から供給されると、コイル21hに電流が流れ、接点21eと21gとが接続される。
よって、AC24Vは入力端21aから出力端21dへと流れる。
なお、切換手段21は図2(C)に示されるように接点21eと21fとの接続状態が常閉の場合について説明したが、接点21eが接点21gに常時接触し、端子12から直流電力が供給される場合において接点21eが接点21fに切換るようにしてもよい。
さらに、交流直流判別手段及び切換手段にはサイリスタのようなスイッチ特性を持つ半導体素子を使用しても良い。サイリスタを利用した場合は機械的な振動による誤動作がなく、瞬時に切換えることができる。また、実装面積を小さくすることができる。
次に、図2(D)において、図2(A)における交流直流変換手段31の内部に対して選択的に備えさせることのできる交流直流変換手段の一例について説明する。
32、40は整流回路、33は平滑回路、34はDC-DCコンバータ−、35はリプルフィルターを示す。入力端子31a(又は31c)から入力された交流電力、例えばAC24Vは、上記整流回路32(又は40)、平滑回路33、DC-DCコンバータ−34、リプルフィルター35を通って、直流電力DC15Vに変換され、出力端31bに出力される。
次に、図2(E)において、図2(A)における電流通過回路37の内部に対して選択的に備えさせることのできる切換手段38の一例について説明する。
切換手段38は周知の手動切換のスイッチを示し、スイッチを切換えることにより、入力端38aと出力端38bとが選択的に接続、非接続するように構成してある。
次に、図2(A)に用いられた場合の切換手段38の動作を説明する。
上記切換手段38のスイッチをオフ(図2(E)に示される状態)の状態では、端子12から供給された電力は、切換手段38を通過せず、交流直流判別手段27あるいは切換手段21へ至る。上記切換手段38のスイッチをオンの状態では、端子12から供給された電力は、交流直流判別手段27あるいは切換手段21へ至り、増幅器13へ電力を供給すると共に、電流通過回路37を通過して高周波信号出力端子11へも至る。
次に、電源部について図3を用いて説明する。
図3(A)に示される5は、図2のブースター4に電力を供給する為の周知の電源部を示し、例えばDC15Vを供給するものを示す。41は高周波信号入力端子、42は高周波信号出力端子を示し、同軸ケーブル7が接続されている。43はコンデンサ、44はコイルを示し、6は商用電源(AC100V)の接続器、46はトランス、47は整流平滑回路、48は定電圧回路を示す。
アンテナ(図示省略)で受信された高周波信号は、高周波信号入力端子41からコンデンサ43を通過して高周波信号出力端子42に至る。そして、同軸ケーブル7を介して受信機器9へと送られる。受信信号は高周波信号であるためコイル44には流れない。
商用電源(AC100V)は、接続器6を介して、トランス46、整流平滑回路47、定電圧回路48を通ってDC15Vが高周波信号入力端子41へ至り、図2(A)のブースター4に対して供給される。
次に、図3(B)に示される5は周知の電源部を示し、例えばAC24Vを供給するものを示す。51は高周波信号入力端子、52は高周波信号出力端子を示す。高周波信号出力端子52は同軸ケーブル7が接続され、受信機器9へ接続されている。53はコンデンサ、54はコイルを示し、6は商用電源(AC100V)の接続器、56はトランスを示す。
アンテナ(図示省略)で受信された高周波信号は、高周波信号入力端子51からコンデンサ53を通過して高周波信号出力端子52に至る。そして、同軸ケーブル7を介して受信機器9へと送られる。受信信号は高周波信号であるためコイル54には流れない。
商用電源(AC100V)は、接続器6を介して、トランス56を通ってAC24Vがが高周波信号入力端子51へ至り、図2(A)のブースター4に対して供給される。
なお、58は高周波信号出力端子52に向けて電力を重畳する為のスイッチを示す。
次に、図2の交流直流判別手段とは判別手段の点において異なり、電圧を利用して上記AC24Vと、DC15Vの交直を判別する例を示す図4について説明する。27fは周知の半波整流回路を示し、27gは電圧比較回路を示す。上記電圧比較回路27gは、上記半波整流回路からの電圧を基準電圧15Vと比較して、電圧が15Vを超える場合は出力端27bjから判別信号30を出力し、電圧が15V以下の場合は判別信号30を出力しないように構成してある。即ち、
端子12から交流電力、例えばAC24Vが供給される場合は、入力端27ajから印加されたAC24Vは、上記半端整流回路27fを通って整流され、電圧比較回路27gに入る。電圧比較回路27gは、電圧が15Vより高いかどうか比較する。AC24Vは、整流され電圧が17V程度となり、15Vより高いので、電圧比較回路27gは、制御信号30jを出力する。
従って、切換手段21ではDC15Vは阻止され、AC24Vに基づく電流は通すことができる。
なお、入力端27ajに印加された電圧を分圧すれば、上記基準電圧を15Vより小さい値にすることができる。
次に、図4において前述の図2,図3のものと機能、性質又は特徴等が同一又は均等構成と考えられる部分には、前述の図2,図3と同一の符号にアルファベットのjを付して重複する説明を省略する。(また次図のものにおいても同様の考えで、前述の図2,図3と同一の符号にアルファベットのkを順に付して重複する説明を省略する。)
次に、図2のブースター4とは切換手段の点において異なる例を示す図5について説明する。
21kは切換手段としての周知の手動切換スイッチを示す。上記切換手段21kは、スイッチを切換えることにより、入力端21akと出力端21bk、又は入力端21akと出力端21dkが選択的に接続されるように構成してある。
よって、端子12kから直流電力が供給される場合は、入力端21akと出力端21bkが接続するように切換えると、直流電力は上記増幅部13kへ供給される。
一方、端子12kから交流電力が供給される場合は、入力端21akと出力端21dkが接続するように切換えると、その交流電力は、交流直流変換手段31kに供給され、その交流直流変換手段31kから出力される直流電力が上記増幅部13kへ供給される。
(A)〜(D)は、従来におけるブースターの用途例を示すもので、建造物と、アンテナと、ブースターと、電源供給装置との関係を説明するための受信システムの系統図。 (A)は、ブースターの構成を示すブロック図。(B)〜(E)は夫々図2(A)で用いられるものとは異なる例を示す交流直流判別手段、切替手段、交流直流変換手段、切換手段を示す。 電源部の構成を示すブロック図。 図2で用いられるものとは異なる例を示す交流直流判別手段を示すブロック図。 図2で用いられるものとは異なる例を示す切替手段を示すブロック図。
符号の説明
1・・・建造物、2・・・高所、3・・・アンテナ、4・・・ブースター、5・・・電源部、6・・・接続器、7・・・信号伝送路(同軸ケーブル)、9・・・受信機器、11・・・高周波信号入力端子、12・・・高周波信号出力端子、13・・・増幅部、14・・・コンデンサ、15・・・コイル、21・・・切換手段、22・・・逆流防止ダイオード、27・・・交流直流判別手段、30・・・制御信号、31・・・交流直流変換手段、37・・・電流通過回路




Claims (3)

  1. 入力される高周波信号を増幅して次段へ出力させる為の増幅部と、上記増幅部に対して供給する電力を受入れる為の電力受入端子とを備えるブースターであって、
    上記増幅部と上記電力受入端子の間には切換手段と交流直流変換手段を備え、
    上記切換手段は、電力受入端子から直流電力が供給される場合は、その直流電力を上記増幅部へ供給するように接続され、
    電力受入端子から交流電力が供給される場合は、その交流電力が上記交流直流変換手段に供給されるように接続され、その交流直流変換手段から出力される直流電力が上記増幅部へ供給されるようにしてあることを特徴とするブースター。
  2. 入力される高周波信号を増幅して次段へ出力させる為の増幅部と、上記増幅部に対して供給する電力を受入れる為の電力受入端子とを備えるブースターであって、
    上記増幅部と上記電力受入端子の間には切換手段と交流直流変換手段を備え、さらに上記電力受入端子と切換手段の間には交流直流判別手段を付設し、
    上記切換手段は、電力受入端子から直流電力が供給される場合は、その直流電力を上記増幅部へ供給するように接続され、電力受入端子から交流電力が供給された場合には、上記交流直流判別手段からの判別信号を受けて上記交流電力が上記交流直流変換手段に供給されるように切換接続されるように構成されており、その交流直流変換手段から出力される直流電力が上記増幅部へ供給されるようにしてあることを特徴とするブースター。
  3. 高周波信号入力端子から入力される高周波信号を増幅して高周波信号出力端子から出力させる為の増幅部と、上記増幅部に対して供給する電力を受入れる為の電力受入端子とを備えるブースターであって、
    上記増幅部と上記電力受入端子の間には切換手段と交流直流変換手段を備え、さらに上記電力受入端子と切換手段の間には交流直流判別手段を付設し、
    上記切換手段は、電力受入端子から直流電力が供給される場合は、その直流電力を上記増幅部へ供給するように接続され、
    電力受入端子から交流電力が供給された場合には、上記交流直流判別手段からの判別信号を受けて上記交流電力が上記交流直流変換手段に供給されるように切換接続されるように構成されており、その交流直流変換手段から出力される直流電力が上記増幅部へ供給されるようにしてあり、さらに、上記高周波信号入力端子と、電力受入端子との間は電流通過回路で接続してあることを特徴とするブースター。
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