JP2007123791A - 絶縁膜の寿命推定方法 - Google Patents
絶縁膜の寿命推定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007123791A JP2007123791A JP2005338989A JP2005338989A JP2007123791A JP 2007123791 A JP2007123791 A JP 2007123791A JP 2005338989 A JP2005338989 A JP 2005338989A JP 2005338989 A JP2005338989 A JP 2005338989A JP 2007123791 A JP2007123791 A JP 2007123791A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating film
- voltage
- lifetime
- dielectric breakdown
- stress
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Abstract
Description
本発明は、絶縁膜、特に半導体素子において使用されるゲート絶縁膜、容量絶縁膜又は層間絶縁膜等の寿命を推定するための方法に関するものである。
近年、半導体集積回路装置の高集積化、高機能化及び高速化に伴ってゲート絶縁膜の薄膜化が進展し、その結果、従来使用されてきたシリコン酸化膜(SiO2 膜)又は窒素を導入したシリコン酸化膜(SiOx Ny 膜)ではリーク電流量等の規格値を満足できなくなってきている。そのため、SiO2 と比べてより高誘電率を持つ新たな絶縁膜材料(以下、高誘電率絶縁膜(high-k膜)と称する)、例えばハフニウム系材料(HfOx 、HfSiOx 、HfAlOx 、HfOx Ny 等)を用いたゲート絶縁膜が提案されている。また、一般には、これらの高誘電率絶縁膜の単層構造ではなく、シリコン酸化膜(SiO2 膜若しくはSiOx Ny 膜等)又はシリコン窒化膜(Si3 N4 膜)等と高誘電率絶縁膜との積層構造が採用されている。従って、従来のシリコン酸化膜を用いたゲート絶縁膜と、高誘電率絶縁膜を有するゲート絶縁膜との間には、材料の違いに加えて構造上の違いも存在することになるが、現在、高誘電率絶縁膜を有するゲート絶縁膜の寿命推定においても、従来のシリコン酸化膜における絶縁破壊寿命の推定に用いるモデル(非特許文献1、2参照)が用いられている。
I.C. Chen、S.E. Holland、and C. Hu : "Electrical Breakdown in Thin Gate and Tunneling Oxides"、IEEE Trans. Elec. Dev. 32 (1985) pp.413-422. J.W. McPherson、D.A. Baglee : "Acceleration Factors for ThinGate Oxide Stressing"、Int. Rel. Phys. Symposium (1985) pp.1-5.
I.C. Chen、S.E. Holland、and C. Hu : "Electrical Breakdown in Thin Gate and Tunneling Oxides"、IEEE Trans. Elec. Dev. 32 (1985) pp.413-422. J.W. McPherson、D.A. Baglee : "Acceleration Factors for ThinGate Oxide Stressing"、Int. Rel. Phys. Symposium (1985) pp.1-5.
しかしながら、近年用いられるようになってきた高誘電率絶縁膜を有するゲート絶縁膜においては、前述のように従来のゲート酸化膜と比べて材料及び構造上の違いがあるため、従来のモデルをそのまま適用できないおそれがある。また、高誘電率絶縁膜を有するゲート絶縁膜については、どのようなモデルに基づいて寿命推定を行うべきであるかが明らかではない。
一方、高誘電率絶縁膜の用途は今後拡大していくことが予想されている。具体的には、フラッシュメモリにおけるトンネル絶縁膜、さらにはフローティングゲートとコントロールゲートとの間に挟まれたいわゆる層間絶縁膜に対して高誘電率絶縁膜を採用することが検討されている。また、フラッシュメモリの一形態であるMONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Silicon )型素子若しくはSONOS(Silicon Oxide Nitride Oxide Silicon )型素子又はいわゆるNROM(Nitride Read Only Memory)型フラッシュメモリ等における電荷を蓄積する絶縁膜層おいては、シリコン酸化膜よりも高誘電率を持つシリコン窒化膜が既に使用されているが、さらに前記のような、より高い誘電率を持つ絶縁膜が採用されることが推定される。さらに、メモリー素子における容量絶縁膜にも高誘電率絶縁膜が採用されることが推定される。
尚、本願においては、前述のような多様な用途で用いられる絶縁膜をも含めた絶縁膜の総称として「ゲート絶縁膜」を用いるものとし、この総称としての「ゲート絶縁膜」を本願発明の対象とする。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、シリコン窒化膜を含む高誘電率絶縁膜等の単層膜又は当該高誘電率絶縁膜等を含む2層以上の絶縁膜の積層膜をゲート絶縁膜として使用する半導体素子において、ゲート絶縁膜の絶縁破壊寿命をより簡便且つ正確に求めることができる評価方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る第1の絶縁膜の寿命推定方法は、シリコン酸化膜よりも高誘電率の部分を有する評価対象絶縁膜の絶縁破壊寿命を推定する方法であって、前記評価対象絶縁膜を流れる電流のうちの少数側キャリアの種類を求める第1の工程と、ある電圧を印加した前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの少数側キャリア注入総量を求める第2の工程と、所望の電圧を印加した前記評価対象絶縁膜を流れる前記少数側キャリアの電流量を求める第3の工程と、前記第2の工程で求めた前記少数側キャリアの注入総量が印加電圧によらず一定であることと、前記第3の工程で求めた前記少数側キャリアの電流量とに基づき、前記所望の電圧を印加した前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命を求める第4の工程とを備えている。
本発明の第1の絶縁膜の寿命推定方法において、前記第3の工程は、ある参照電圧を印加した前記評価対象絶縁膜に流れるSILC(Stress Induced Leakage Current)電流量の、第1のストレス電圧を用いた電気的ストレス印加に伴う経時変化を測定する第5の工程と、前記ある参照電圧を印加した前記評価対象絶縁膜に流れるSILC電流量の、第2のストレス電圧を用いた電気的ストレス印加に伴う経時変化を測定する第6の工程と、前記第5の工程で測定したSILC電流量の経時変化と、前記第6の工程で測定したSILC電流量の経時変化とに基づいて、前記第1のストレス電圧による前記評価対象絶縁膜の劣化量と前記第2のストレス電圧による前記評価対象絶縁膜の劣化量との比を求める第7の工程と、前記第7の工程で求めた比に基づいて、前記第1のストレス電圧を印加した前記評価対象絶縁膜に流れる電流のうちの前記少数側キャリアの電流量と、前記第2のストレス電圧を印加した前記評価対象絶縁膜に流れる電流のうちの前記少数側キャリアの電流量との比を求める第8の工程とを含むことが好ましい。
本発明に係る第2の絶縁膜の寿命推定方法は、シリコン酸化膜よりも高誘電率の部分を有する評価対象絶縁膜の絶縁破壊寿命を推定する方法であって、第1のストレス電圧を用いた電気的ストレス印加により前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命を求める第1の工程と、ある参照電圧を印加した前記評価対象絶縁膜に流れる電流量の、前記第1のストレス電圧を用いた電気的ストレス印加に伴う経時変化を評価する第2の工程と、前記ある参照電圧を印加した前記評価対象絶縁膜に流れる電流量の、第2のストレス電圧を用いた電気的ストレス印加に伴う経時変化を評価する第3の工程と、前記第2の工程で評価した電流量の経時変化と、前記第3の工程で評価した電流量の経時変化とに基づいて、前記第1のストレス電圧による前記評価対象絶縁膜の劣化量と前記第2のストレス電圧による前記評価対象絶縁膜の劣化量との間の比を求める第4の工程と、前記第1の工程で求めた絶縁破壊寿命と、前記第4の工程で求めた比とに基づいて、前記第2のストレス電圧を用いた電気的ストレス印加により前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命を評価する第5の工程とを備えている。
本発明に係る第3の絶縁膜の寿命推定方法は、シリコン酸化膜よりも高誘電率の部分を有する評価対象絶縁膜の絶縁破壊寿命を推定する方法であって、前記評価対象絶縁膜を流れる電流のうちの少数側キャリアの種類を求める第1の工程と、絶縁膜試料に対して電気的ストレス印加を行うことによって、前記絶縁膜試料が絶縁破壊に至るまでの少数側キャリア注入総量Qを求める第2の工程と、前記評価対象絶縁膜の寿命TBDを求めたいストレス電圧を印加した前記評価対象絶縁膜を流れる前記少数側キャリアの電流量Iを求める第3の工程と、
前記式(1)に基づいて前記寿命TBDを算出する第4の工程とを備えている。
本発明に係る第4の絶縁膜の寿命推定方法は、シリコン酸化膜よりも高誘電率の部分を有する評価対象絶縁膜の絶縁破壊寿命を推定する方法であって、あるストレス電圧V0 を印加した前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命T0 を求める第1の工程と、前記あるストレス電圧V0 を用いた電気的ストレス印加、及び電流−電圧特性評価を前記評価対象絶縁膜に対して繰り返し実施し、それによって前記評価対象絶縁膜を流れるSILC電流量の経時変化挙動を評価する第2の工程と、前記評価対象絶縁膜の寿命TBDを求めたいストレス電圧Vを用いた電気的ストレス印加、及び電流−電圧特性評価を前記評価対象絶縁膜に対して繰り返し実施し、それによって前記評価対象絶縁膜を流れるSILC電流量の経時変化挙動を評価する第3の工程と、前記第3の工程で得られたSILC電流量の経時変化挙動のストレス時間を定数倍変化させることにより、当該変化させた経時変化挙動が前記第2の工程で得られたSILC電流量の経時変化挙動とほぼ一致するときの倍率Xを求める第4の工程と、
前記式(2)に基づいて前記寿命TBDを算出する第5の工程とを備えている。
本発明に係る第5の絶縁膜の寿命推定方法は、シリコン酸化膜よりも高誘電率の部分を有する評価対象絶縁膜の絶縁破壊寿命を推定する方法であって、あるストレス電圧V0 を印加した前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命T0 を求める第1の工程と、前記あるストレス電圧V0 における前記評価対象絶縁膜の前記絶縁破壊寿命T0 に対して、予め求めておいた絶縁膜試料の絶縁破壊寿命のストレス電圧依存性をフィッティングする第2の工程と、前記フィッティングの結果に基づいて、所望のストレス電圧Vを印加した前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命TBDを求める第3の工程とを備えている。
本発明の第5の絶縁膜の寿命推定方法において、前記第2の工程では、前記絶縁膜試料の絶縁破壊寿命のストレス電圧依存性は、前記絶縁膜試料の絶縁破壊寿命の電圧加速係数のストレス電圧依存性に基づいて求められることが好ましい。
本発明に係る第6の絶縁膜の寿命推定方法は、シリコン酸化膜よりも高誘電率の部分を有する評価対象絶縁膜の絶縁破壊寿命を推定する方法であって、前記評価対象絶縁膜を流れる電流のうちの少数側キャリアの種類を求める第1の工程と、絶縁膜試料が絶縁破壊に至るまでの少数側キャリア注入総量を求める第2の工程と、ある電圧を印加した前記評価対象絶縁膜を流れる前記少数側キャリアの電流量を求める第3の工程と、前記第2の工程で求めた前記少数側キャリアの注入総量が印加電圧によらず一定であることと、前記第3の工程で求めた前記少数側キャリアの電流量とに基づき、前記ある電圧を印加した前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命を求める第4の工程と、前記第4の工程で求めた前記ある電圧における前記絶縁破壊寿命に対して、予め求めておいた絶縁膜試料の絶縁破壊寿命のストレス電圧依存性をフィッティングする第5の工程と、前記フィッティングの結果に基づいて、所望のストレス電圧Vを印加した前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命を求める第6の工程とを備えている。
本発明の第1〜第6の絶縁膜の寿命推定方法において、前記高誘電率の部分はhigh-k絶縁膜であることが好ましい。
本発明の第1、第3又は第6の絶縁膜の寿命推定方法において、前記少数側キャリア注入総量として、真性少数側キャリア注入総量を使用することが好ましい。
本発明の第1、第3又は第6の絶縁膜の寿命推定方法において、前記少数側キャリアの電流量として、真性少数側キャリアの電流量を使用することが好ましい。
本発明に係る絶縁膜の寿命推定方法によると、あるストレス電圧を印加したゲート絶縁膜の寿命を、寿命測定を実際に行うことができるストレス電圧を印加したゲート絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命に基づいて推定する指針が提供されるので、ゲート絶縁膜寿命をより簡便且つ正確に求めることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る絶縁膜の寿命推定方法について、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の第1の実施形態に係る絶縁膜の寿命推定方法について、図面を参照しながら説明する。
図1(a)及び(b)は、後述するデータの測定に用いた試料の断面形状を簡単に示しており、図1(a)はMOS(metal oxide semiconductor )キャパシタの断面構造を示し、図1(b)はMOSFET(metal oxide semiconductor field-effect transistor )の断面構造を示している。尚、本発明の対象となる絶縁膜は、例えば高誘電率膜及びSiO2 膜の積層構造を有するゲート絶縁膜であって、必ずしも酸化膜には限定されないので、厳密にはMOSではなくMIS(metal insulator semiconductor )と表記すべきであるが、本願においては、慣例に従い、積層構造の絶縁膜又は酸化物以外の絶縁材料から構成される絶縁膜を対象とする場合でもMOSと表記する。すなわち、MOSと表記した場合でも酸化物には限定されないものとする。
図1(a)に示すMOSキャパシタにおいては、シリコン基板10上に下層のSiO2 膜11及び上層のHfAlOx 膜12からなるゲート絶縁膜が形成されていると共に、当該ゲート絶縁膜の上にポリシリコンよりなるゲート電極13が形成されている。
図1(b)に示すMOSFETにおいては、シリコン基板20上に下層のSiO2 膜21及び上層のHfAlOx 膜22からなるゲート絶縁膜が形成されていると共に、当該ゲート絶縁膜の上にポリシリコンよりなるゲート電極23が形成されている。また、シリコン基板20におけるゲート電極23の両側にはソース24及びドレイン25が形成されている。
尚、MOSキャパシタのゲート電極13及びMOSFETのゲート電極23にはそれぞれ不純物としてのリンが注入されている。また、MOSキャパシタのHfAlOx 膜12及びMOSFETのHfAlOx 膜22はそれぞれ高誘電率膜(high-k膜)であり、MOSキャパシタのSiO2 膜11及びMOSFETのSiO2 膜21はそれぞれ層間膜(Interlayer(IL)膜)又は下部絶縁膜と呼ばれる。
図2は、図1(a)に示したMOSキャパシタ構造を有する試料にストレスゲート電圧(定電圧ストレス)を印加したときの絶縁破壊寿命のストレス電圧(絶対値)依存性を示している。具体的には、図2において、黒丸は、図1(a)に示したMOSキャパシタ構造がP型基板上に形成されてなる試料に負のストレスゲート電圧(−VG )を印加したときの絶縁破壊寿命のストレス電圧(絶対値)依存性を示しており、白丸は、図1(a)に示したMOSキャパシタ構造がN型基板上に形成されてなる試料に正のストレスゲート電圧(+VG )を印加したときの絶縁破壊寿命のストレス電圧(絶対値)依存性を示している。また、各試料におけるキャパシタ構造の面積は0.01mm2 であり、HfAlOx 膜12の厚さは3.0nmであり、SiO2 膜11の厚さは1.3nmである。
図2からわかるように、測定条件範囲内では、ストレスゲート電圧がいずれの極性であっても絶縁破壊寿命はlog-linearスケールで直線的に変化している。
図3は、図1(b)に示したMOSFET構造を有するp-chMOSFET試料及びn-chMOSFET試料を用いて、それぞれ負及び正のゲート電圧領域におけるゲート電流(IG 、白丸)をソース/ドレイン電流(ISD、実線)とウェル電流(IWell、破線)とに分離して評価した結果を示している。ここで、ウェルは、図1(b)に示したMOSFET構造における基板側の電位を取るための端子を指すものとする。ところで、ソース/ドレイン電流及びウェル電流のそれぞれのキャリアの種類はストレス極性によって異なり、上記試料においてはゲート正バイアス領域ではソース/ドレイン電流のキャリアが電子であり、ウェル電流のキャリアがホールである一方、ゲート負バイアス領域ではソース/ドレイン電流のキャリアがホールであり、ウェル電流のキャリアが電子である。従って、図3に示すように、上記試料のゲート電流については、ゲート正バイアス領域では支配的キャリアは電子であり、少数側キャリアはホールである一方、ゲート負バイアス領域では支配的キャリアはホールであり、少数側キャリアは電子である。
このようにして求めた電子電流量及びホール電流量のそれぞれを絶縁破壊発生までの時間によって積分することにより、絶縁破壊発生までの電子注入総量(Qel)及びホール注入総量(Qhole)を求め、当該Qel及びQholeをストレス電圧に対してプロットした結果を図4(a)及び(b)に示す。尚、図4(a)は負バイアスのストレスゲート電圧を印加した場合の結果を示しており、図4(b)は正バイアスのストレスゲート電圧を印加した場合の結果を示している。また、図4(a)及び(b)に示す結果は、厚さ1.3nmの下層SiO2 膜と厚さ5.7nmの上層HfAlOx 膜との積層ゲート絶縁膜を有する試料を用いて得られたものである。さらに、図4(a)において、黒丸はQelを表し(右側縦軸)、白丸はQholeを表す(左側縦軸)と共に、図4(b)において、黒丸はQelを表し(左側縦軸)、白丸はQholeを表す(右側縦軸)。
図4(a)に示すように、負バイアスのストレスゲート電圧を印加した場合には、Qholeはストレス電圧の絶対値の増大に伴って直線的に減少している。それに対して、Qelはストレス電圧の絶対値の増大に伴って当初減少しているが、ストレス電圧の絶対値が約4.5V以上の領域においてはストレス電圧に依存せずほぼ一定値になっている。他方、図4(b)に示すように、正バイアスのストレスゲート電圧を印加した場合には、Qelははストレス電圧の増大に伴って直線的に減少している。それに対して、Qholeはストレス電圧に依存せずほぼ一定値になっている。
以上のように、負バイアスのストレスゲート電圧を印加した場合にはQelが一定になり、正バイアスのストレスゲート電圧を印加した場合にはQholeが一定になる。すなわち、少数側キャリアの注入総量が、印加するストレス電圧の大きさに依存せず一定になることがわかる。
上記の法則を利用することにより、寿命推定を行うことが可能になることが期待される。ところが、図4(a)に示したように、ストレス電圧領域によっては、測定により得られた少数側キャリアの注入総量が必ずしも一定にならず、ストレス電圧に依存して変化する現象も見られる。当該現象は、上記の法則を寿命推定に用いる際の支障となる恐れがある。そこで、次に、少数側キャリアの注入総量がストレス電圧に依存して変化する原因について本願発明者が調べた結果について述べる。
図5(a)及び(b)は、図3と同様のキャリアセパレーション法を用いて測定した、電子電流量(Iel)及びホール電流量(Ihole)のストレス電圧依存性をストレス電圧に対してプロットした結果を示しており、図5(a)は負バイアスのストレスゲート電圧を印加した場合の結果を示しており、図5(b)は正バイアスのストレスゲート電圧を印加した場合の結果を示している。尚、図5(a)及び(b)に示す結果は、厚さ1.3nmの下層SiO2 膜と厚さ5.7nmの上層HfAlOx 膜との積層ゲート絶縁膜を有する試料を用いて得られたものである。また、図5(a)及び(b)のそれぞれの右縦軸には、少数側キャリア電流量の支配的キャリア電流量に対する比として定義されたRs をプロットしている。また、図5(b)では簡単のため、Iholeを10000倍した値をプロットしている。図5(a)及び(b)においては、ストレス極性によって少数側キャリアと支配的キャリアとが変化するため、Rs の分母及び分子が入れ替わっている。
Rs のストレス電圧依存性に着目すると、図5(a)及び(b)に示すように、ストレス極性が正であっても負であっても高電圧領域においてはRs は直線的に変化している。図5(a)及び(b)においては高電圧領域のRs にフィットさせた直線を点線で示しているが、低電圧領域においては当該直線よりもRs 値が大きくなり、当該直線からずれている。具体的には、当該直線上にRs 値が乗っているのは、負バイアスでは約4.7V(絶対値)以上のストレスゲート電圧を印加した場合であり、正バイアスでは約4.3V以上のストレスゲート電圧を印加した場合である。これらの値は、図4(a)及び(b)に示した少数側キャリアの注入総量が一定になるストレス電圧領域とほぼ一致している。また、図4(a)に示したように、負バイアスでは約4.3V(絶対値)以下のストレス電圧領域では少数側キャリアの注入総量が増大しているが、これは、上記Rs 値が点線(高電圧領域のRs にフィットさせた直線)よりも大きくなる挙動と一致している。
以上の結果より、絶縁破壊に寄与する少数側キャリア電流量が実際には低電圧領域においても直線的に変化していると仮定すれば、少数側キャリアの注入総量が全ストレス電圧領域において一定になることが期待される。以下、当該仮定の妥当性について、実験結果を参照しながら説明する。
図6(a)及び(b)は、図5(a)及び(b)に示した評価に用いた試料と同様の試料に対して種々のストレスゲート電圧を繰り返し印加したときの、あるゲート電圧におけるSILC電流量の変化をプロットした結果を示しており、図6(a)は負バイアスのストレスゲート電圧(−VG =−4〜−5.25V)を印加した場合の結果を示しており、図6(b)は正バイアスのストレスゲート電圧(+VG =+3.5〜+4.5V)を印加した場合の結果を示している。尚、本願において、SILC電流量は、あるゲート電圧におけるゲート電流量として規定されるものであり、その伝導機構等については特に限定されない。
SILC電流量は、絶縁膜中に生成された欠陥(トラップ)の総量を反映していると考えられており、また、絶縁破壊は、これらの欠陥がある一定量生成されたときに発生すると考えられる。このため、SILC電流量の挙動をホールの注入量又は電子の注入量を用いて表現できるならば、当該キャリアによって絶縁破壊の発生も制御されていることが予想される。尚、図6(a)及び(b)において、SILC電流量を読み取るゲート電圧はそれぞれ例えば−2V及び+1.5Vである。また、図6(a)及び(b)において、黒丸(又は黒四角)は注入電子量(下側横軸)に対してプロットしたSILC電流量を表し、白丸は注入ホール量(上側横軸)に対してプロットしたSILC電流量を表している。
まず、図6(a)に示すように、負バイアスのストレスゲート電圧(−VG =−4〜−5.25V)を印加した場合、支配的キャリアである注入ホール量に対してSILC電流量をプロットした結果は、ストレス電圧に依存して広がった分布を有している。それに対して、少数側キャリアである注入電子量に対してSILC電流量をプロットした結果は、ほぼ1つのカーブに乗っており、SILC電流量が注入電子量によって決まっていることがわかる。尚、黒丸及び黒四角で示したSILC電流量の分布のうち右方向にずれている1本のデータは−4Vのストレス電圧を印加した場合のデータであって、図5(a)に示したRs のゲート電圧依存性において点線(高電圧領域のRs にフィットさせた直線)から外れている(大きくなっている)ストレス電圧領域のデータに相当している。これは、少数側キャリア電流量を過大に見積もっていること(後述する「通常の注入電流」を少数側キャリア電流量に含めていること)を意味しており、これを補正すれば注入電子量が小さくなって他のストレス条件のSILC電流量分布とほぼ一致することになる。
次に、図6(b)に示すように、正バイアスのストレスゲート電圧(+VG =+3.5〜+4.5V)を印加した場合、支配的キャリアである注入電子量に対してSILC電流量をプロットした結果は、ストレス電圧に依存して広がった分布を有している。それに対して、少数側キャリアである注入ホール量に対してSILC電流量をプロットした結果は、ほぼ1つのカーブに乗っている。尚、図6(b)においては、前述のRs の直線(図5(a)に示す点線)からのずれを補正するために当該ずれの生じているストレス電圧領域においては当該直線から得られた値をRs として注入ホール量を計算し、その結果を補正注入ホール量として表示している。このような補正を行うことにより、図6(b)に示したように、SILC電流量のプロット結果は非常にまとまった分布を示すようになる。
以上の結果より、低電圧領域におけるRs としては高電圧領域におけるRs を外挿することにより得られる値を使用すべきであることがわかり、また、絶縁破壊までの少数側キャリアの注入総量が一定になっていると考えて良いことがわかる。
尚、上述の少数側キャリア電流量の補正が必要である理由については以下のように考えられる。少数側キャリア電流には、通常の注入電流の他に、以下の機構によって生成され絶縁膜に注入される成分が存在する。すなわち、支配的キャリアが絶縁膜の一方の界面から絶縁膜中に注入され、反対側の界面に到達したときに、ある割合で支配的キャリアとは異なる種類のキャリア(つまり少数側キャリアと同種のキャリア)が生成される。このように生成されたキャリアのうち絶縁膜に注入されるものを真性少数側キャリアと定義し、その電流量を真性少数側キャリアの電流量と定義すると、少数側キャリアの電流量は、前記の機構によって生成・注入された真性少数側キャリアの量と、当該機構とは無関係に注入されたキャリアの量(通常の注入電流)との和になっている。
また、真性少数側キャリア注入総量をある時間までの真性少数側キャリア電流量の総和として定義すると、測定によって得られた少数側キャリア注入総量が真性少数側キャリア注入総量とほぼ等しい場合には前記測定によって得られた少数側キャリア注入総量をそのまま少数側キャリア注入総量として使用して寿命推定を行ってもよいことになる。一方、測定によって得られた少数側キャリア注入総量が真性少数側キャリア注入総量と異なっている場合には、測定によって得られた少数側キャリア注入総量ではなく真性少数側キャリア注入総量を少数側キャリア注入総量として使用して寿命推定を行うことが好ましい。
同様に、測定によって得られた少数側キャリア電流量が真性少数側キャリア電流量とほぼ等しい場合には前記測定によって得られた少数側キャリア電流量をそのまま少数側キャリア電流量として使用して寿命推定を行ってもよい。一方、測定によって得られた少数側キャリア電流量が真性少数側キャリア電流量と異なっている場合には、測定によって得られた少数側キャリア電流量ではなく真性少数側キャリア電流量を少数側キャリア電流量として使用して寿命推定を行うことが好ましい。
以下、上述の知見に基づく第1の実施形態に係る絶縁膜の寿命推定方法(半導体装置の評価方法)について、図7を参照しながら説明する。
図7は、第1の実施形態に係る半導体装置の評価方法(絶縁膜の寿命推定方法)のフローを示している。
まず、ステップS11において、評価対象の絶縁膜(例えばシリコン酸化膜よりも高誘電率の部分を有するゲート絶縁膜)の寿命TBDを求めたいストレス電圧を印加した絶縁膜試料を流れる電流のうちの少数側キャリアの種類を求める。ここで、例えばキャリアセパレーション法を用いてもよい。
次に、ステップS12において、定電圧ストレス又は定電流ストレス等の任意の条件下で絶縁膜試料に対してストレス印加を行って絶縁破壊させることにより、絶縁膜試料が絶縁破壊に至るまでの少数側キャリア注入総量Qを求める。注入総量Qの測定においては、例えば複数の試料を用いて多数のQ値を求め、それらの値を統計処理することによって得られた値を、後述する寿命TBDの推定に用いることによって寿命TBDの推定精度をより高めることができる。具体的には、複数の試料から得られた多数のQ値に対して例えばワイブルプロットを行って50%又は約63.2%の不良率(絶縁破壊発生率)となるときのQ値を寿命TBDの推定に用いてもよい。また、注入総量Qの測定においては、評価対象の絶縁膜とは膜厚や製法等が異なる絶縁膜試料を用いてもよいし、膜厚や製法等は同じであるが異なるロットの絶縁膜試料を用いてもよい。
次に、ステップS13において、寿命TBDを求めたいストレス電圧を印加した絶縁膜試料を流れる前記少数側キャリアの電流量Iを求める。このとき、例えば図3又は図5に示したようなキャリアセパレーション法を用いてもよい。また、少数側キャリアの電流量Iとしては、測定によって得られる少数側キャリア電流量に代えて、前述の真性少数側キャリア電流量を用いてもよい。
次に、ステップS14において、前述の式(1)に基づいて、寿命TBDを求めたいストレス電圧を評価対象の絶縁膜に印加した場合における寿命TBDを算出する。ここで、式(1)に代えて、簡単のため、下記式(3)又はその他の式を用いて、少数側キャリアの注入総量Q及び少数側キャリアの電流量Iから寿命TBDを算出してもよい。
以上に説明したように、本実施形態によると、少数側キャリアの注入総量Qが印加電圧によらず一定であることを利用して、あるストレス電圧を印加した絶縁膜の寿命を簡便且つ正確に求めることができる。
尚、本実施形態のステップS13において、以下のような工程をさらに実施してもよい。すなわち、ある参照電圧を印加した絶縁膜試料に流れるSILC電流量の、第1のストレス電圧を用いた電気的ストレス印加に伴う経時変化(第1の経時変化)を測定する。続いて、ある参照電圧を印加した絶縁膜試料に流れるSILC電流量の、第2のストレス電圧を用いた電気的ストレス印加に伴う経時変化(第2の経時変化)を測定する。次に、前記第1の経時変化と前記第2の経時変化とに基づいて、前記第1のストレス電圧による絶縁膜試料の劣化量と前記第2のストレス電圧による絶縁膜試料の劣化量との比を求める。その後、当該比に基づいて、前記第1のストレス電圧を印加した絶縁膜試料に流れる電流のうちの前記少数側キャリアの電流量と、前記第2のストレス電圧を印加した絶縁膜試料に流れる電流のうちの前記少数側キャリアの電流量との比を求める。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る絶縁膜の寿命推定方法について、図面を参照しながら説明する。尚、本実施形態は、ゲート絶縁膜の絶縁破壊寿命を推定するための方法についてのものである。
以下、本発明の第2の実施形態に係る絶縁膜の寿命推定方法について、図面を参照しながら説明する。尚、本実施形態は、ゲート絶縁膜の絶縁破壊寿命を推定するための方法についてのものである。
図6(a)及び(b)に示したように、ゲート絶縁膜に対してストレス印加を繰り返し行ったときのSILC電流量の経時変化を真性少数側キャリア注入総量に対してプロットした場合、ストレス電圧依存性に関して単一の相関関係が得られる。
従って、2つの互いに異なるストレス条件のそれぞれについてSILC電流量の経時変化を例えばストレス時間に対してプロットした場合におけるストレス条件間のプロット結果の違い(比)(つまりストレス時間方向の違い(比))は、ストレス条件に依存した絶縁破壊寿命の違い(比)を反映していることになる。
例えば横軸にストレス時間を対数スケールで表すと共に縦軸にSILC電流量を対数スケールで表したときに、一方のストレス条件下でのSILC電流量の経時変化挙動の横軸(ストレス時間)をX倍変化させることによって、当該変化させた経時変化挙動が他方のストレス条件下でのSILC電流量の経時変化挙動とほぼ一致させることができた場合、一方のストレス条件下での絶縁破壊寿命は他方のストレス条件下での絶縁破壊寿命に対して1/X倍の大きさを有していることが推定される。
図8は、上述のストレス条件に依存した絶縁破壊寿命の違い(比)の一例を示しており、具体的には絶縁膜試料に対して例えば+3.5Vの定電圧ストレス印加及び+4.25Vの定電圧ストレス印加をそれぞれ繰り返し実施したときの、ゲート電圧+1.5VにおけるSILC電流量の経時変化をプロットした結果を示している。図8において、+3.5Vの定電圧ストレス印加を行ったときのSILC電流量の経時変化を黒丸で示すと共に、+4.25Vの定電圧ストレス印加を行ったときのSILC電流量の経時変化を黒四角で示す。尚、SILC電流量がある値に達するまでの時間は、ストレス電圧が小さい方がより長時間になる。
また、図8において、+3.5Vの定電圧ストレス印加を行ったときのSILC電流量の経時変化挙動を、ストレス時間を1/200にしてプロットした結果を白丸で示している。図8に示すように、このプロット結果は、+4.25Vの定電圧ストレス印加を行ったときのSILC電流量の経時変化挙動とほぼ一致している。すなわち、+3.5Vの定電圧ストレス印加を行ったときの(真性)少数側キャリア電流量は、+4.25Vの定電圧ストレス印加を行ったときの(真性)少数側キャリア電流量の1/200程度であることが推定される。従って、絶縁破壊までの(真性)少数側キャリア注入総量が一定であるという上述の知見より、+3.5Vの定電圧ストレス印加を行ったときの絶縁破壊寿命は、+4.25Vの定電圧ストレス印加を行ったときの絶縁破壊寿命の1/200の逆数倍、つまり200倍であることが推定される。この推定結果は、図2に示した結果(白丸)から推定される値ともほぼ一致しており、本発明に係る寿命推定方法の妥当性が支持される。
図9は、第2の実施形態に係る絶縁膜(例えばシリコン酸化膜よりも高誘電率の部分を有するゲート絶縁膜)の寿命推定方法のフローを示している。
まず、ステップS21において、任意のストレス電圧V0 を印加した絶縁膜試料が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命T0 を求める。ストレス電圧V0 は例えば+4.25Vである。
次に、ステップS22において、前記のストレス電圧V0 を用いたストレス印加、及び電流−電圧特性評価を絶縁膜試料に対して繰り返し実施し、それによって絶縁膜試料を流れるSILC電流量の経時変化挙動を評価する。SILC電流量を測定するためのゲート電圧は例えば+1.5Vである。
次に、ステップS23において、評価対象の絶縁膜の寿命TBDを求めたいストレス電圧Vを用いたストレス印加、及び電流−電圧特性評価を絶縁膜試料に対して繰り返し実施し、それによって絶縁膜試料を流れるSILC電流量の経時変化挙動を評価する。
次に、ステップS24において、ストレス電圧Vを用いて得られたSILC電流量の経時変化挙動のストレス時間を定数倍(例えばX倍)変化させることにより、当該変化させた経時変化挙動が、ストレス電圧V0 を用いて得られたSILC電流量の経時変化挙動とほぼ一致するときの倍率Xを求める。
最後に、ステップS25において、下記式(4)を用いて、ストレス電圧Vを評価対象の絶縁膜に印加した場合における寿命TBDを算出する。
以上に説明したように、本実施形態によると、SILC電流量又はゲート電流量のストレス経時変化挙動を評価することによって絶縁破壊寿命を推定することが可能である。このため、測定に膨大な時間を要する低ストレス電圧領域の測定において絶縁破壊に至るまでの測定を必ずしも実施する必要がないので、測定に要する時間を大幅に短縮することが可能となる。また、第1の実施形態においては寿命推定に必要であった(真性)少数側キャリア電流量又は(真性)少数側キャリア注入総量を必ずしも測定する必要がないので、簡便且つ正確に寿命推定を行うことが可能となる。
尚、本実施形態において、SILC電流量の経時変化挙動を評価するために、電流−電圧特性評価を行っているが、電圧をある一定の範囲内で必ずしも掃引する必要はない。すなわち、予め決定しておいた電流量読み取り電圧VR における電流量を測定するだけでもよい。
また、本実施形態において、SILC電流量の経時変化挙動を異なるストレス条件のそれぞれについて評価している。しかし、予め決定しておいた電流量読み取り電圧VR における電流量が、予め決めておいた値になるか又は予め決めておいた値だけ変動するまでの時間を異なるストレス条件のそれぞれについて求め、当該結果のストレス条件間の比を倍率Xとして用いてもよい。
また、本実施形態において、SILC電流量の経時変化挙動を異なるストレス条件のそれぞれについて評価している。しかし、予め決定しておいた電圧値読み取り電流量IR における電圧値が、予め決めておいた値になるか又は予め決めておいた値だけ変動するまでの時間を異なるストレス条件のそれぞれについて求め、当該結果のストレス条件間の比を倍率Xとして用いてもよい。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係る絶縁膜の寿命推定方法について、図面を参照しながら説明する。尚、本実施形態は、ゲート絶縁膜の絶縁破壊寿命を推定するための方法についてのものである。
以下、本発明の第3の実施形態に係る絶縁膜の寿命推定方法について、図面を参照しながら説明する。尚、本実施形態は、ゲート絶縁膜の絶縁破壊寿命を推定するための方法についてのものである。
図10は、種々の材料よりなるゲート絶縁膜に定電圧ストレスを印加したときのゲート絶縁膜の絶縁破壊寿命(TBD)における電圧加速係数γのストレス電圧依存性をプロットした様子を示している。尚、電圧加速係数γは、下記式(5)のように表される。
式(5)において、TBDは絶縁破壊寿命であり、VG はストレス電圧である。
図10に示すように、ゲート絶縁膜材料の種類とは無関係に、電圧加速係数とストレス電圧(絶対値)との間には共通した相関関係が見られる。尚、図10に示した実線は、前記相関関係を示すフィッティング結果の一例である。また、式(5)によれば、図10に示した電圧加速係数γのストレス電圧依存性をストレス電圧に対して積分することによって、絶縁破壊寿命TBDのストレス電圧依存性を半定量的に求めることが可能であることが分かる。このようにして求めた絶縁破壊寿命TBD(任意単位)のストレス電圧依存性を図11に示す。
以上のように、絶縁破壊寿命(TBD)の電圧加速係数γのストレス電圧依存性に基づいて、絶縁破壊寿命(TBD)のストレス電圧依存性を求めることが可能であり、これを実測したTBD値にフィッティングすることによって、当該フィッティング結果に基づいて、実測していないストレス電圧領域(例えば所望のストレス電圧)におけるTBD値を精度良く求めることが可能となる。
図12は、第3の実施形態に係る絶縁膜(例えばシリコン酸化膜よりも高誘電率の部分を有するゲート絶縁膜)の寿命推定方法のフローを示している。
まず、ステップS31において、任意のストレス電圧V0 を印加した絶縁膜試料が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命T0 を求める。
次に、ステップS32において、前述の知見に基づき、予め求めておいた絶縁膜試料の絶縁破壊寿命のストレス電圧依存性を、ストレス電圧V0 における絶縁破壊寿命T0 に対してフィッティングする。また、絶縁破壊寿命のストレス電圧依存性として、評価対象の絶縁膜とは膜厚や製法等が異なる絶縁膜試料又は膜厚や製法等は同じであるが異なるロットの絶縁膜試料の絶縁破壊寿命のストレス電圧依存性を予め求めておいてもよい。
最後に、ステップS33において、ステップS32でのフィッティング結果に基づいて、所望のストレス電圧Vを印加した絶縁膜試料が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命Tを求める。
以上に説明したように、本実施形態によると、一点又は数点の絶縁破壊寿命(TBD)を実測により求めるだけで、例えば絶縁破壊寿命(TBD)の電圧加速係数γのストレス電圧依存性から求められた絶縁破壊寿命(TBD)のストレス電圧依存性に基づいて、所望のストレス電圧における絶縁破壊寿命(TBD)を求めることが可能となる。従って、絶縁破壊寿命推定に要する時間を大幅に短縮することが可能となる。
尚、本実施形態において、電圧加速係数γのストレス電圧依存性を利用して絶縁破壊寿命(TBD)のストレス電圧依存性を求めたが、これに代えて、他の方法によって、絶縁破壊寿命(TBD)のストレス電圧依存性を求めてもよい。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態に係る絶縁膜の寿命推定方法について、図面を参照しながら説明する。尚、本実施形態は、ゲート絶縁膜の絶縁破壊寿命を推定するための方法についてのものである。
以下、本発明の第4の実施形態に係る絶縁膜の寿命推定方法について、図面を参照しながら説明する。尚、本実施形態は、ゲート絶縁膜の絶縁破壊寿命を推定するための方法についてのものである。
第1の実施形態において述べたように、ゲート絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの少数側キャリアの注入総量は、ストレス電圧の大きさに関係なく一定である。また、第3の実施形態において述べたように、絶縁破壊寿命(TBD)の電圧加速係数γに基づいて絶縁破壊寿命(TBD)のストレス電圧依存性を求めることが可能である。これらの知見を組み合わせることにより、以下に説明するように、絶縁破壊寿命を実測することなく推定することが可能になる。
図13は、第4の実施形態に係る絶縁膜(例えばシリコン酸化膜よりも高誘電率の部分を有するゲート絶縁膜)の寿命推定方法のフローを示している。
まず、ステップS41において、任意のストレス電圧V0 を印加した絶縁膜試料を流れる電流のうちの少数側キャリアの種類を求める。ここで、例えば図3又は図5に示したように、キャリアセパレーション法を用いてもよい。
次に、ステップS42において、絶縁膜試料が絶縁破壊に至るまでの少数側キャリア(ステップS41で求めた少数側キャリア)の注入総量Qを求める。また、注入総量Qの測定においては、評価対象の絶縁膜とは膜厚や製法等が異なる絶縁膜試料を用いてもよいし、膜厚や製法等は同じであるが異なるロットの絶縁膜試料を用いてもよい。
次に、ステップS43において、前記ストレス電圧V0 を印加した絶縁膜試料を流れる前記少数側キャリアの電流量I0 を求める。このとき、例えば図3又は図5に示したようなキャリアセパレーション法を用いてもよい。
次に、ステップS44において、求めた注入総量Q及び電流量I0 を例えば式(1)(第1の実施形態参照)に代入することによって、前記ストレス電圧V0 を絶縁膜試料に印加した場合における推定絶縁破壊寿命T0 を求める。
次に、ステップS45において、例えば第3の実施形態と同様に予め求めておいた絶縁膜試料の絶縁破壊寿命のストレス電圧依存性を、ストレス電圧V0 における絶縁破壊寿命T0 に対してフィッティングする。また、絶縁破壊寿命のストレス電圧依存性として、評価対象の絶縁膜とは膜厚や製法等が異なる絶縁膜試料又は膜厚や製法等は同じであるが異なるロットの絶縁膜試料の絶縁破壊寿命のストレス電圧依存性を予め求めておいてもよい。
最後に、ステップS46において、ステップS45でのフィッティング結果に基づいて、所望のストレス電圧Vを印加した絶縁膜試料が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命Tを求める。
以上に説明したように、本実施形態によると、一点の絶縁破壊寿命(TBD)をも実測することなく、例えば絶縁破壊寿命(TBD)の電圧加速係数γのストレス電圧依存性から求められた絶縁破壊寿命(TBD)のストレス電圧依存性に基づいて、所望のストレス電圧における絶縁破壊寿命(TBD)を求めることが可能となる。従って、絶縁破壊寿命推定に要する時間を大幅に短縮することが可能となる。
尚、本実施形態において、測定によって得られた少数側キャリアの電流量が真性少数側キャリアの電流量とほぼ等しい場合には前記測定によって得られた少数側キャリアの電流量を少数側キャリアの電流量として使用しても良いが、そうでない場合には測定によって得られた少数側キャリアの電流量ではなく真性少数側キャリアの電流量を少数側キャリアの電流量として使用する方が好ましい。
また、第1の実施形態において述べたように、ゲート絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの少数側キャリアの注入総量は、ストレス電圧の大きさに関係なく一定である。また、第3の実施形態において述べたように、絶縁破壊寿命(TBD)の電圧加速係数γに基づいて絶縁破壊寿命(TBD)のストレス電圧依存性を求めることが可能である。これらの知見を組み合わせることにより、真性少数側キャリア電流以外の電流モードが支配的であるために真性少数側キャリアの電流量の実測が困難な試料においても、真性少数側キャリアの電流量を推定することが可能となる。
すなわち、真性少数側キャリアの電流量を絶縁破壊の発生に至るまでの時間によって積分した値(注入総量)がストレス電圧に依存せずに一定であることから、絶縁破壊寿命((TBD)の逆数が真性少数側キャリアの電流量に比例していることが推定される。従って、図11に示したような絶縁破壊寿命(TBD)のストレス電圧依存性の逆数を求めることによって、真性少数側キャリアの電流量のストレス電圧依存性が求まる。このようにして求めた真性少数側キャリアの電流量は半定量的数値であることに注意する必要がある。また、真性少数側キャリア注入総量は、あるストレス時間までの真性少数側キャリアの電流量の積分値として求めることが可能である。
以上に説明したように、本発明の絶縁膜の寿命推定方法によると、あるストレス電圧を印加したゲート絶縁膜の寿命を、寿命測定を実際に行うことができるストレス電圧を印加したゲート絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命に基づいて推定する指針が提供されるので、本発明はゲート絶縁膜の絶縁破壊寿命を評価する方法等として非常に有用である。
10 シリコン基板
11 SiO2 膜
12 HfAlOx 膜
13 ゲート電極
20 シリコン基板
21 SiO2 膜
22 HfAlOx 膜
23 ゲート電極
24 ソース
25 ドレイン
VG ゲート電圧
IG ゲート電流
ISD ソース/ドレイン電流
IWell ウェル電流
Iel 電子電流
Ihole ホール電流
Qel 絶縁破壊発生までの電子注入総量
Qhole 絶縁破壊発生までのホール注入総量
TBD 絶縁破壊寿命
Rs 少数側キャリア電流量の支配的キャリア電流量に対する比
11 SiO2 膜
12 HfAlOx 膜
13 ゲート電極
20 シリコン基板
21 SiO2 膜
22 HfAlOx 膜
23 ゲート電極
24 ソース
25 ドレイン
VG ゲート電圧
IG ゲート電流
ISD ソース/ドレイン電流
IWell ウェル電流
Iel 電子電流
Ihole ホール電流
Qel 絶縁破壊発生までの電子注入総量
Qhole 絶縁破壊発生までのホール注入総量
TBD 絶縁破壊寿命
Rs 少数側キャリア電流量の支配的キャリア電流量に対する比
Claims (11)
- シリコン酸化膜よりも高誘電率の部分を有する評価対象絶縁膜の絶縁破壊寿命を推定する方法であって、
前記評価対象絶縁膜を流れる電流のうちの少数側キャリアの種類を求める第1の工程と、
ある電圧を印加した前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの少数側キャリア注入総量を求める第2の工程と、
所望の電圧を印加した前記評価対象絶縁膜を流れる前記少数側キャリアの電流量を求める第3の工程と、
前記第2の工程で求めた前記少数側キャリアの注入総量が印加電圧によらず一定であることと、前記第3の工程で求めた前記少数側キャリアの電流量とに基づき、前記所望の電圧を印加した前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命を求める第4の工程とを備えていることを特徴とする絶縁膜の寿命推定方法。 - 請求項1に記載の絶縁膜の寿命推定方法において、
前記第3の工程は、
ある参照電圧を印加した前記評価対象絶縁膜に流れるSILC電流量の、第1のストレス電圧を用いた電気的ストレス印加に伴う経時変化を測定する第5の工程と、
前記ある参照電圧を印加した前記評価対象絶縁膜に流れるSILC電流量の、第2のストレス電圧を用いた電気的ストレス印加に伴う経時変化を測定する第6の工程と、
前記第5の工程で測定したSILC電流量の経時変化と、前記第6の工程で測定したSILC電流量の経時変化とに基づいて、前記第1のストレス電圧による前記評価対象絶縁膜の劣化量と前記第2のストレス電圧による前記評価対象絶縁膜の劣化量との比を求める第7の工程と、
前記第7の工程で求めた比に基づいて、前記第1のストレス電圧を印加した前記評価対象絶縁膜に流れる電流のうちの前記少数側キャリアの電流量と、前記第2のストレス電圧を印加した前記評価対象絶縁膜に流れる電流のうちの前記少数側キャリアの電流量との比を求める第8の工程とを含むことを特徴とする請求項1に記載の絶縁膜の寿命推定方法。 - シリコン酸化膜よりも高誘電率の部分を有する評価対象絶縁膜の絶縁破壊寿命を推定する方法であって、
第1のストレス電圧を用いた電気的ストレス印加により前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命を求める第1の工程と、
ある参照電圧を印加した前記評価対象絶縁膜に流れる電流量の、前記第1のストレス電圧を用いた電気的ストレス印加に伴う経時変化を評価する第2の工程と、
前記ある参照電圧を印加した前記評価対象絶縁膜に流れる電流量の、第2のストレス電圧を用いた電気的ストレス印加に伴う経時変化を評価する第3の工程と、
前記第2の工程で評価した電流量の経時変化と、前記第3の工程で評価した電流量の経時変化とに基づいて、前記第1のストレス電圧による前記評価対象絶縁膜の劣化量と前記第2のストレス電圧による前記評価対象絶縁膜の劣化量との間の比を求める第4の工程と、
前記第1の工程で求めた絶縁破壊寿命と、前記第4の工程で求めた比とに基づいて、前記第2のストレス電圧を用いた電気的ストレス印加により前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命を評価する第5の工程とを備えていることを特徴とする絶縁膜の寿命推定方法。 - シリコン酸化膜よりも高誘電率の部分を有する評価対象絶縁膜の絶縁破壊寿命を推定する方法であって、
あるストレス電圧V0 を印加した前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命T0 を求める第1の工程と、
前記あるストレス電圧V0 を用いた電気的ストレス印加、及び電流−電圧特性評価を前記評価対象絶縁膜に対して繰り返し実施し、それによって前記評価対象絶縁膜を流れるSILC電流量の経時変化挙動を評価する第2の工程と、
前記評価対象絶縁膜の寿命TBDを求めたいストレス電圧Vを用いた電気的ストレス印加、及び電流−電圧特性評価を前記評価対象絶縁膜に対して繰り返し実施し、それによって前記評価対象絶縁膜を流れるSILC電流量の経時変化挙動を評価する第3の工程と、
前記第3の工程で得られたSILC電流量の経時変化挙動のストレス時間を定数倍変化させることにより、当該変化させた経時変化挙動が前記第2の工程で得られたSILC電流量の経時変化挙動とほぼ一致するときの倍率Xを求める第4の工程と、
前記式(2)に基づいて前記寿命TBDを算出する第5の工程とを備えていることを特徴とする絶縁膜の寿命推定方法。 - シリコン酸化膜よりも高誘電率の部分を有する評価対象絶縁膜の絶縁破壊寿命を推定する方法であって、
あるストレス電圧V0 を印加した前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命T0 を求める第1の工程と、
前記あるストレス電圧V0 における前記評価対象絶縁膜の前記絶縁破壊寿命T0 に対して、予め求めておいた絶縁膜試料の絶縁破壊寿命のストレス電圧依存性をフィッティングする第2の工程と、
前記フィッティングの結果に基づいて、所望のストレス電圧Vを印加した前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命TBDを求める第3の工程とを備えていることを特徴とする絶縁膜の寿命推定方法。 - 請求項6に記載の絶縁膜の寿命推定方法において、
前記第2の工程では、前記絶縁膜試料の絶縁破壊寿命のストレス電圧依存性は、前記絶縁膜試料の絶縁破壊寿命の電圧加速係数のストレス電圧依存性に基づいて求められることを特徴とする請求項6に記載の絶縁膜の寿命推定方法。 - シリコン酸化膜よりも高誘電率の部分を有する評価対象絶縁膜の絶縁破壊寿命を推定する方法であって、
前記評価対象絶縁膜を流れる電流のうちの少数側キャリアの種類を求める第1の工程と、
絶縁膜試料が絶縁破壊に至るまでの少数側キャリア注入総量を求める第2の工程と、
ある電圧を印加した前記評価対象絶縁膜を流れる前記少数側キャリアの電流量を求める第3の工程と、
前記第2の工程で求めた前記少数側キャリアの注入総量が印加電圧によらず一定であることと、前記第3の工程で求めた前記少数側キャリアの電流量とに基づき、前記ある電圧を印加した前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命を求める第4の工程と、
前記第4の工程で求めた前記ある電圧における前記絶縁破壊寿命に対して、予め求めておいた絶縁膜試料の絶縁破壊寿命のストレス電圧依存性をフィッティングする第5の工程と、
前記フィッティングの結果に基づいて、所望のストレス電圧Vを印加した前記評価対象絶縁膜が絶縁破壊に至るまでの絶縁破壊寿命を求める第6の工程とを備えていることを特徴とする絶縁膜の寿命推定方法。 - 請求項1〜8のいずれか1項に記載の絶縁膜の寿命推定方法において、
前記高誘電率の部分はhigh-k絶縁膜であることを特徴とする絶縁膜の寿命推定方法。 - 請求項1、2、4又は8のいずれか1項に記載の絶縁膜の寿命推定方法において、
前記少数側キャリア注入総量として、真性少数側キャリア注入総量を使用することを特徴とする絶縁膜の寿命推定方法。 - 請求項1、2、4又は8のいずれか1項に記載の絶縁膜の寿命推定方法において、
前記少数側キャリアの電流量として、真性少数側キャリアの電流量を使用することを特徴とする絶縁膜の寿命推定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005338989A JP2007123791A (ja) | 2004-11-26 | 2005-11-24 | 絶縁膜の寿命推定方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004342078 | 2004-11-26 | ||
| JP2005284719 | 2005-09-29 | ||
| JP2005338989A JP2007123791A (ja) | 2004-11-26 | 2005-11-24 | 絶縁膜の寿命推定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007123791A true JP2007123791A (ja) | 2007-05-17 |
Family
ID=38147259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005338989A Pending JP2007123791A (ja) | 2004-11-26 | 2005-11-24 | 絶縁膜の寿命推定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2007123791A (ja) |
-
2005
- 2005-11-24 JP JP2005338989A patent/JP2007123791A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Chiu | A review on conduction mechanisms in dielectric films | |
| CN100412557C (zh) | 预估具高介电栅极介电层的金绝半场效晶体管寿命的方法 | |
| US20080038851A1 (en) | Pattern for evaluating electric characteristics, method for evaluating electric characteristics, method for manufacturing semiconductor device and method for providing reliability assurance | |
| CN102004218B (zh) | 芯片可接受度测试方法 | |
| Arreghini et al. | Experimental characterization of the vertical position of the trapped charge in Si nitride-based nonvolatile memory cells | |
| US7019545B2 (en) | Method for monitoring quality of an insulation layer | |
| JP4504264B2 (ja) | 半導体素子評価装置および半導体素子評価方法 | |
| US20110074452A1 (en) | Device for evaluating degree of degradation of lubricating oil | |
| US20250006563A1 (en) | Characterizing defects in semiconductor layers | |
| US20060115910A1 (en) | Method for predicting lifetime of insulating film | |
| CN116243132B (zh) | 检测方法、装置及设备 | |
| Mazza et al. | Electrical overstress effect characterization on Power MOS Trenchfet and correlation with time dependent dielectric breakdown | |
| JP2009238858A (ja) | 半導体装置の荷電中心位置の評価方法、半導体装置の荷電中心位置の評価装置、及び半導体装置の荷電中心位置の評価プログラム | |
| JP4623807B2 (ja) | 半導体素子の電圧計測装置および電圧計測方法 | |
| JP4040446B2 (ja) | Mis型半導体層装置の評価方法 | |
| JP7838282B2 (ja) | ゲート電圧決定装置、ゲート電圧決定方法、ゲート駆動回路および半導体回路 | |
| JPH09260613A (ja) | トンネル絶縁膜の膜質評価方法 | |
| JP2002184829A (ja) | 絶縁膜容量評価装置 | |
| US7106087B2 (en) | Method and apparatus for evaluating semiconductor device | |
| JP4575271B2 (ja) | 半導体素子の評価方法 | |
| JP3897797B2 (ja) | 半導体装置の評価方法及び評価装置 | |
| JP3230483B2 (ja) | 半導体装置におけるゲート絶縁膜の寿命試験方法 | |
| Terada | Reconsideration of effective MOSFET channel length extracted from channel resistance | |
| JP2007258488A (ja) | 絶縁膜の絶縁破壊寿命推定方法 | |
| KR20100117903A (ko) | 비휘발성 메모리 소자의 소거 방법 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070912 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071030 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080304 |
