JPH09260613A - トンネル絶縁膜の膜質評価方法 - Google Patents

トンネル絶縁膜の膜質評価方法

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JPH09260613A
JPH09260613A JP8063030A JP6303096A JPH09260613A JP H09260613 A JPH09260613 A JP H09260613A JP 8063030 A JP8063030 A JP 8063030A JP 6303096 A JP6303096 A JP 6303096A JP H09260613 A JPH09260613 A JP H09260613A
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JP
Japan
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mosfet
gate electrode
insulating film
tunnel insulating
film
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Yasushi Sato
靖史 佐藤
Masao Tsujimoto
雅夫 辻本
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膜質評価時間を短縮する。 【解決手段】 シリコン基板にトンネル膜とゲート電極
をこの順に積層した測定用MOSFETを用い、ステッ
プ21で、直流電圧印加前の測定用MOSFETの初期
のサブスレッショルド係数を測定する。次にステップ2
2で、測定用MOSFETのゲートに直流電圧を所定時
間印加する。このときトンネル膜を介してシリコン基板
からゲートへ電子が注入される。次にステップ21に戻
り、測定用MOSFETのサブスレッショルド係数を測
定する。そしてDCストレス印加回数が所定回数に達す
るまで、あるいはサブスレッショルド係数の増加量が所
定値に達するまでステップ21と22を繰り返し(ステ
ップ23)、得られたサブスレッショルド係数とDCス
トレス印加時間の関係に基づいてトンネル膜の膜質を評
価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フラッシュメモ
リ等のセルトランジスタとなる二重ゲート構造のMOS
FETに用いられるトンネル絶縁膜の膜質評価方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図14はフラッシュメモリのセルトラン
ジスタとして用いられる二重ゲート構造のMOSFET
の断面構造を示す図であり、(a)はソース・ドレイン
方向の断面図、(b)はソース・ドレイン方向に対して
垂直な方向の断面図である。
【0003】図14に示すMOSFETは、単結晶シリ
コン基板101上に、トンネル膜105と、フィールド
酸化膜111を形成し、その上に、浮遊ゲート106と
シリコン酸化膜107と制御ゲート108と絶縁膜10
9をこの順に積層するとともに、シリコン基板101に
ドレイン領域102およびソース領域103を形成し、
この絶縁膜109上に制御ゲート108に接続する金属
配線110を形成したものであり、ソース領域103お
よびドレイン領域102に挟まれた、トンネル膜105
下のシリコン基板101の領域はチャネル領域104と
なる。尚、図中のW1 はチャネル幅を示す。
【0004】フラッシュメモリのデータの書き換えは、
Fowler-Nordheim (以下、FNと呼ぶ)電流により行
い、消去(ERASE)はトンネル膜105を介してチ
ャネル領域104およびソース領域103およびドレイ
ン領域102から電子を浮遊ゲート106に注入するこ
とにより行い、また書き込み(WRITE)はトンネル
膜5を介して浮遊ゲート6からドレイン2へ電子を引き
抜くことにより行っている。ERASE状態のMOSF
ETのしきい値(以下、Vteと呼ぶ)はWRITE状態
のしきい値(以下、Vtwと呼ぶ)よりも大きく、この差
Vte−VtwをVtウインドウと呼んでいる。
【0005】このような動作をするMOSFETにおい
ては、データ書き換えを繰り返すことによりVteの低下
およびVtwの上昇、すなわちVtウインドウの減少が起
こり、この減少変化が大きいと正しいデータの判定がで
きなくなる。このしきい値変化はトンネル膜によるトラ
ップ、もしくはトンネル膜と半導体基板との界面付近に
界面準位が形成されるためと考えられており、しきい値
変化の度合いはトンネル膜の膜質に依存するため(良質
なトンネル膜であるほどしきい値変化が小さい)、トン
ネル膜の膜質評価はフラッシュメモリの電気的特性およ
び信頼性を知る上で特に重要である。
【0006】従来、トンネル膜の膜質評価は、データ書
き換えを繰り返し、このときのしきい値(以下、Vtと
呼ぶ)の変化を測定する方法により行われていた。
【0007】図15は従来のトンネル膜の膜質評価手順
を示すフローチャートである。図15において、まずデ
ータ書き換えをする前のVtを測定する(ステップ12
1)。次にデータ消去を行い(ステップ122)、Vte
を測定する(ステップ123)。次にデータ書き込みを
行い(ステップ124)、Vtwを測定する(ステップ1
25)。そしてステップ122〜126を多数回繰り返
す。
【0008】ここで、上記のデータ消去の条件は、シリ
コン基板101を基準(0[V])として、例えば制御
ゲート電圧を18[V]、ソース電圧を0[V]とし、
ドレインを開放とする。また上記のデータ書き込みの条
件は、シリコン基板101を基準(0[V])として、
例えばドレイン電圧を5[V]、制御ゲート電圧を−8
[V]、ソースを開放とする。
【0009】図15のステップ122〜126を、デー
タ書き換え回数が所定回数に達するまで繰り返し、これ
により得られたVtウインドウとデータ書き換え回数の
関係に基づいてトンネル膜の膜質を評価していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方法では、実際にデータ書き換えを行うため、評価に
時間がかかるという問題があった。例えば10万回の書
き換え繰り返しを行う場合には1時間以上かかる。さら
に10万回の書き換え繰り返しを行ってもVt変動が起
こらない場合もあるという問題があった。
【0011】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、トンネル絶縁膜の膜質評価時間を短縮する
ことを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の膜質評価方法は、半導体基
板と制御ゲート電極の間に浮遊ゲート電極を有し、制御
ゲート電極に直流電圧を印加することにより、半導体基
板から浮遊ゲート電極に電子を注入するMOSFETに
おいて、前記半導体基板と前記浮遊ゲート電極の間に形
成されるトンネル絶縁膜の膜質評価方法であって、半導
体基板表面に前記MOSFETのトンネル絶縁膜と同一
バッチで形成したトンネル絶縁膜とゲート電極をこの順
に積層した測定用MOSFETを用い、この測定用MO
SFETのサブスレッショルド係数を測定する初期測定
工程と、初期測定済みの測定用MOSFETの半導体基
板と第1のゲート電極の間に直流電圧を印加することに
より、トンネル絶縁膜に所定の直流電界を所定時間加え
るストレス印加工程と、ストレス印加後の測定用MOS
FETのサブスレッショルド係数を測定する測定工程と
を行い、ストレス印加前後のサブスレッショルド係数の
変化により前記MOSFETのトンネル絶縁膜の膜質を
評価することを特徴とする方法である。
【0013】また請求項2に記載の膜質評価方法は、請
求項1において、前記ストレス印加工程と前記測定工程
を交互に繰り返し行うことを特徴とする方法である。
【0014】請求項3に記載の膜質評価方法は、請求項
1または2において、前記ゲート電極を第1のゲート電
極とし、第1のゲート電極表面に、層間絶縁膜と第2の
ゲート電極をこの順に積層し、第1のゲート電極と第2
のゲート電極を短絡させた測定用MOSFETを用いる
ことを特徴とする方法である。
【0015】請求項4に記載の膜質評価方法は、請求項
1または2において、前記測定用MOSFETに替え
て、フィールド絶縁膜で複数の領域に分離された半導体
基板表面に、前記MOSFETのトンネル絶縁膜と同一
バッチで形成されたトンネル絶縁膜とゲート電極をこの
順に積層し、ゲート電極を共通とする複数の測定用MO
SFETを形成した測定用半導体装置を用いることを特
徴とする方法であり、また請求項5に記載の膜質評価方
法は、請求項3において、前記測定用MOSFETに替
えて、複数の領域に分離された半導体基板表面に、前記
MOSFETのトンネル膜と同一バッチで形成されたト
ンネル絶縁膜と第1のゲート電極と層間絶縁膜と第2の
ゲート電極をこの順に積層し、第1のゲート電極と第2
のゲート電極をそれぞれ共通とし、さらに第1のゲート
電極と第2のゲート電極を短絡させた複数の測定用MO
SFETを形成した測定用半導体装置を用いることを特
徴とする方法である。
【0016】請求項6に記載の膜質評価方法は、請求項
1ないし5のいずれか一つにおいて、前記ストレス印加
工程において測定用MOSFETまたは測定用半導体装
置のトンネル絶縁膜に加える直流電界は、前記浮遊ゲー
ト電極への電子注入の際に前記MOSFETのトンネル
絶縁膜に加えられる電界より大きいことを特徴とする方
法である。
【0017】請求項7に記載の膜質評価方法は、請求項
1ないし3のいずれか一つにおいて、前記測定用MOS
FETのチャネルを形成する領域の表面積が、前記MO
SFETのチャネルを形成する領域の表面積よりも大き
いことを特徴とする方法であり、また請求項8に記載の
膜質評価方法は、請求項4または5において、前記測定
用半導体装置の各測定用MOSFETのチャネルを形成
する領域の表面積が、前記MOSFETのチャネルを形
成する領域の表面積よりも大きいことを特徴とする方法
である。
【0018】ここで上記のサブスレッショルド係数と
は、MOSFETのゲート電圧がしきい値(以下、Vt
と呼ぶ)以下のときのゲート電圧(Vg)−ドレイン電
流(Id)特性(以下、Vg−Id特性と呼ぶ)の傾き
の逆数であり、電流を1桁減少させるのにゲート電圧を
何ボルト減少させなければならないかを表す量である。
この値が大きいほど、カットオフ電流(Vg=0のとき
のId)が大きくなるという欠点がある。
【0019】MOSFETのVtウインドウが減少する
とそれに従ってサブスレッショルド係数は増加し、Vt
ウインドウの減少量とサブスレッショルド係数の増加量
は良い相関を示す。すなわちVtウインドウの減少量が
増加するに従い、サブスレッショルド係数も増加する。
【0020】従って本発明のトンネル膜の膜質評価方法
によれば、測定用MOSFETあるいは測定用半導体装
置を用い、半導体基板とゲート電極あるいは第1のゲー
ト電極の間に直流電圧を印加することにより、トンネル
絶縁膜に所定の直流電界を加え、このときのサブスレッ
ショルド係数の変化に着目し、これによりMOSFET
のトンネル絶縁膜の膜質を評価することにより、トンネ
ル絶縁膜の膜質評価時間を短縮することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
第1の実施形態 図1は第1の実施形態において用いられる測定用MOS
FETの断面構造を示す図であり、(a)はソース・ド
レイン方向の断面図、(b)はソース・ドレイン方向に
対して垂直な方向の断面図である。
【0022】図1に示す測定用MOSFETは、単結晶
シリコン基板1上に、シリコン酸化膜もしくはシリコン
酸化膜とシリコン窒化膜との複合膜からなり、通常15
[nm]以下の膜厚を有するトンネル膜5と、フィールド酸
化膜11を形成し、その上に、多結晶シリコンからなる
ゲート6と、シリコン酸化膜7と、多結晶シリコンから
なるゲート8をこの順に積層するとともに、シリコン基
板1に、これと反対の導電型の拡散層であるドレイン2
およびソース3を形成し、さらに絶縁膜9と、ゲート6
(ゲートあるいは第1のゲートに該当する)とゲート8
(第2のゲートに該当する)を接続する金属配線10を
形成したものであり、ドレイン2およびソース3に挟ま
れた、トンネル膜5下のシリコン基板1の領域はチャネ
ル領域4となる。
【0023】この測定用MOSFETは、図14に示す
MOSFET(評価対象MOSFET)のトンネル膜1
05の膜質を評価するためのものであり、評価対象MO
SFETと同一のウェハー、あるいは同一バッチの異な
るウェハーに形成され、浮遊ゲート106に対応するゲ
ート6と制御ゲート108に対応するゲート8を接続し
ていることを除いて、構造およびパターン寸法は全て評
価対象MOSFETと等しく、従ってチャネル幅はW1
である。
【0024】図2は第1の実施形態におけるトンネル膜
の膜質評価手順を示すフローチャートである。図2にお
いて、まずステップ21で、直流電圧印加前の測定用M
OSFETのVg−Id特性を測定することにより、初
期のサブスレッショルド係数を得る。次にステップ22
で、測定用MOSFETのゲート6に直流電圧を所定時
間印加する。このときトンネル膜5を介してシリコン基
板1からゲート6へ電子が注入される。次にステップ2
1に戻り、測定用MOSFETのVg−Id特性を測定
することにより、サブスレッショルド係数を測定する。
【0025】そしてDCストレス印加回数が所定回数に
達するまで、あるいはサブスレッショルド係数の増加が
所定値に達するまでステップ21と22を繰り返し(ス
テップ23)、これにより得られたサブスレッショルド
係数とDCストレス印加時間の関係に基づいてトンネル
膜の膜質を評価する。
【0026】図3は図2のステップ22におけるDCス
トレス印加条件の一例を図1の測定用MOSFETの断
面図を用いて示したものである。金属配線10に電圧を
印加することにより、シリコン基板1を基準(0
[V])とし、ゲート6および制御ゲート8に8.5
[V]の正電圧を印加し、ドレイン2およびソース3を
シリコン基板1に接続する。また一回の直流電圧印加時
間は、例えば10秒間である。
【0027】ここで、図14のMOSFETにおいて制
御ゲート108に14[V]の正電圧を印加すると、シ
リコン基板101と浮遊電極106の間にかかる電圧
は、制御ゲート8とシリコン基板101の間の電位差の
約0.6倍であるといわれており、この場合は約8.5
[V]となる。従って、図1の測定用MOSFETにお
いてゲート6に8.5[V]の正電圧を印加した場合
と、図14のセルトランジスタにおいて制御ゲート10
8に14[V]の正電圧を印加した場合では、トンネル
膜5とトンネル膜105に加えられる直流電界はほぼ等
しく、同等の電子注入が行われるものと考えられる。
【0028】次に図4は図2の膜質評価手順によって得
られたVg−Id特性の一例を示す図である。図4に矢
印で示すように、トンネル膜5へのDCストレス印加時
間が増加するほど、Vg−Id特性曲線の立ち上がり部
分(Vg<Vtである部分)はId軸方向にシフトし、
従ってサブスレッショルド係数が大きくなっていること
がわかる。
【0029】また図5は図2の測定手順によって得られ
たサブスレッショルド係数とDCストレス印加時間(D
Cストレスは図2のステップ22を実施するごとに断続
的に印加されるが、その合計時間を示す)の関係の一例
を示す図である。図5に示すように、トンネル膜5への
合計DCストレス印加時間が約10分間で、10%のサ
ブスレッショルド係数の増加変動がみとめられる。
【0030】図6は第1の実施形態におけるサブスレッ
ショルド係数の増加量と従来の方法におけるVtウイン
ドの減少率との関係を示す図であり、サブスレッショル
ド係数の変化によりトンネル膜の膜質評価を行えること
の根拠を示すものである。
【0031】図6に示す各測定ポイントは、組成等の異
なる5種類のトンネル膜について、所定時間DCストレ
スを印加したときのサブスレッショルド係数の増加量と
所定回数の書き換えを繰り返したときのVtウインドの
減少量との関係を示している。5種類のトンネル膜それ
ぞれについて、図1に示す測定用MOSTFTと図14
に示すMOSFETを用意し、図1の測定用MOSTF
Tを用いて図2に示す測定を行い、図14のMOSFE
Tを用いて図15に示す測定を行うことにより、各測定
ポイントを求めた。尚、サブスレッショルド係数の増加
量は、図中のAで示したトンネル膜における増加量を1
として規格化してある。
【0032】図6からサブスレッショルド係数の増加量
とVtウインドの減少量は、良い相関を示すことがわか
る。すなわち、Vtウインドウの減少量が増加するに従
い、サブスレッショルド係数も増加する。従ってサブス
レッショルド係数の変化に基づいてトンネル膜の膜質評
価ができる。
【0033】このように第1の実施形態によれば、測定
用MOSFETのシリコン基板1とゲート6の間に直流
電圧を印加することにより、トンネル絶縁膜5に所定の
直流電界を加え、このときのサブスレッショルド係数の
変化に着目してトンネル絶縁膜5の膜質を評価すること
により、評価対象MOSFETのトンネル膜105の膜
質もトンネル絶縁膜5と同じであると推測されるので、
従来1時間以上もかかっていたトンネル膜105の膜質
評価を10分程度で行うことができ、評価時間を大幅に
短縮することが可能となる。
【0034】尚、図2のステップ21と22のサイクル
を一回だけ行うようにしても良い。すなわちステップ2
1で初期のサブスレッショルド係数を測定し、ステップ
22で、例えば10分間連続してDCストレスを印加
し、ステップ21に戻ってサブスレッショルド係数を測
定し、DCストレス印加前後のサブスレッショルド係数
を比較することによりトンネル膜の膜質を評価するよう
にしても良い。
【0035】また図1に示す測定用MOSFETに替え
て、図7に示す測定用MOSFETを用いても良い。図
7において(a)はソース・ドレイン方向の断面図、
(b)はソース・ドレイン方向に対して垂直な方向の断
面図である。図7に示す測定用MOSFETは、図1の
測定用MOSFETからゲート8およびシリコン酸化膜
7を取り除いたものである。
【0036】第2の実施形態 図8は第2の実施形態において用いられる測定用MOS
FETのソース・ドレイン方向に対して垂直な方向の断
面構造を示す図である。図8に示す測定用MOSFET
は、図1に示す測定用MOSFETにおいて、チャネル
幅をW2 (>W1 )としたもの、すなわち図14のMO
SFETのチャネル幅より大きくしたものである。
【0037】次に図8の測定用MOSFETを用いて、
第1の実施形態と同様の評価手順(図2に示す評価手
順)によりサブスレッショルド係数とDCストレス印加
時間の関係を求め、トンネル膜の膜質を評価する。
【0038】図9は図8の測定用MOSFETより得ら
れたサブスレッショルド係数とDCストレス印加時間の
関係の一例(図中のB)を示す図である。尚、比較のた
め、図1の測定用MOSFET(チャネル幅W1 )を用
いた場合のサブスレッショルド係数とDCストレス印加
時間の関係も同時に示してある(図中のC)。
【0039】図9から、チャネル幅の大きな図8の測定
用MOSFETのほうが、短いDCストレス印加時間で
サブスレッショルド係数が変化していることがわかる。
【0040】このように上記第2の実施形態によれば、
フラッシュメモリのセルトランジスタよりもチャネル幅
の大きな測定用MOSFETを用いることにより、さら
に評価時間を短縮することができる。
【0041】尚、図8に示す測定用MOSFETからゲ
ート8およびシリコン酸化膜7を取り除いた構造の測定
用MOSFETを用いても良い。
【0042】第3の実施形態 図10は第3の実施形態において用いられる測定用半導
体装置のソース・ドレイン方向に対して垂直な方向の断
面構造を示す図である。図10に示す測定用半導体装置
は、図1に示す測定用MOSFETをソース・ドレイン
方向と垂直な方向に複数個並べ、ゲート6とゲート8を
それぞれ共通としたものである。
【0043】次に図10の測定用半導体装置を用いて、
第1の実施形態と同様の膜質評価手順によりサブスレッ
ショルド係数とDCストレス印加時間の関係を求め、ト
ンネル膜の膜質を評価する。
【0044】図11は図10の測定用半導体装置により
得られたサブスレッショルド係数とDCストレス印加時
間の関係の一例(図中のD)を示す図である。尚、比較
のため、図1の測定用MOSFETを用いた場合のサブ
スレッショルド係数とDCストレス印加時間の関係も同
時に示してある(図中のC)。
【0045】図11から、複数の測定用MOSFETを
並べた図10の測定用半導体装置のほうが、短いDCス
トレス印加時間でサブスレッショルド係数が変化してい
ることがわかる。
【0046】このように上記第3の実施形態によれば、
測定用MOSFETを複数個並べた測定用半導体装置を
用いることにより、さらに評価時間を短縮することがで
きる。
【0047】尚、図10に示す測定用半導体装置に替え
て、図12に示す測定用半導体装置を用いても良い。図
12において(a)はソース・ドレイン方向の断面図、
(b)はソース・ドレイン方向に対して垂直な方向の断
面図である。図12に示す測定用MOSFETは、図1
0の測定用半導体装置からゲート8およびシリコン酸化
膜7を取り除いたものである。
【0048】第4の実施形態 本実施形態は、図1に示す測定用MOSFETを用い、
図2に示す膜質評価手順によりサブスレッショルド係数
とDCストレス印加時間の関係を求め、トンネル膜の膜
質を評価するものであるが、DCストレス印加条件が第
1の実施形態と異なり、ゲート6に9[V]の正電圧を
印加する。これにより、サブスレッショルド係数が10
%増加するDCストレス印加時間を第1の実施形態の約
半分以下に短縮することができる。
【0049】図13はトンネル膜に印加される電界Eの
逆数とサブスレッショルド係数が10%増加するDCス
トレス印加時間の関係を示すものである。図13からト
ンネル膜に印加する電界を強くするほど、サブスレッシ
ョルド係数が10%増加するDCストレス印加時間が短
くなることがわかる。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、測定用M
OSFETにDCストレスを印加し、このときのサブス
レッショルド係数の変化に着目してトンネル膜の膜質を
評価することにより、評価対象MOSFETのトンネル
膜の膜質も測定用MOSFETのトンネル絶縁膜と同じ
であると推測されるので、評価対象MOSFETのトン
ネル膜の膜質評価時間を大幅に短縮することが可能とな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態において用いられる測
定用MOSFETの断面構造を示す図である。 (a) ソース・ドレイン方向の断面図 (b) ソース・ドレイン方向に対して垂直な方向の断
面図
【図2】本発明の第1〜第4の実施形態におけるトンネ
ル膜の膜質評価手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるDCストレス
印加条件の一例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態において得られたVg
−Id特性の一例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態において得られたサブ
スレッショルド係数とDCストレス印加時間の関係の一
例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施形態におけるサブスレッシ
ョルド係数の増加量と従来の方法におけるVtウインド
の減少量との関係を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態において用いられる別
の測定用MOSFETの断面構造を示す図である。
(a) ソース・ドレイン方向の断面図 (b) ソース・ドレイン方向に対して垂直な方向の断
面図
【図8】本発明の第2の実施形態において用いられる測
定用MOSFETのソース・ドレイン方向に対して垂直
な方向の断面構造を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施形態において得られたサブ
スレッショルド係数とDCストレス印加時間の関係の一
例を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施形態において用いられる
測定用半導体装置のソース・ドレイン方向に対して垂直
な方向の断面構造を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施形態において得られたサ
ブスレッショルド係数とDCストレス印加時間の関係の
一例を示す図である。
【図12】本発明の第3の実施形態において用いられる
別の測定用半導体装置の断面構造を示す図である。
(a) ソース・ドレイン方向の断面図 (b) ソース・ドレイン方向に対して垂直な方向の断
面図
【図13】トンネル膜に印加される電界の逆数とサブス
レッショルド係数が10%増加するDCストレス印加時
間の関係を示す図である。
【図14】フラッシュメモリのセルトランジスタとして
用いられる二重ゲート構造のMOSFETの断面構造を
示す図である。 (a) ソース・ドレイン方向の断面図 (b) ソース・ドレイン方向に対して垂直な方向の断
面図
【図15】従来のトンネル膜の膜質評価手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 単結晶シリコン基板 2 ドレイン 3 ソース 4 チャネル領域 5 トンネル膜 6、8 ゲート 7 シリコン酸化膜 9 絶縁膜 10 金属配線 11 フィールド酸化膜 W1 、W2 チャネル幅
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】フラッシュメモリのデータの書き換えは、
Fowler-Nordheim (以下、FNと呼ぶ)電流により行
い、消去(ERASE)はトンネル膜105を介してチ
ャネル領域104およびソース領域103およびドレイ
ン領域102から電子を浮遊ゲート106に注入するこ
とにより行い、また書き込み(WRITE)はトンネル
105を介して浮遊ゲート106からドレイン102
へ電子を引き抜くことにより行っている。ERASE状
態のMOSFETのしきい値(以下、Vteと呼ぶ)はW
RITE状態のしきい値(以下、Vtwと呼ぶ)よりも大
きく、この差Vte−VtwをVtウインドウと呼んでい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の膜質評価方法は、半導体基
板と制御ゲート電極の間に浮遊ゲート電極を有し、制御
ゲート電極に直流電圧を印加することにより、半導体基
板から浮遊ゲート電極に電子を注入するMOSFETに
おいて、前記半導体基板と前記浮遊ゲート電極の間に形
成されるトンネル絶縁膜の膜質評価方法であって、半導
体基板表面に前記MOSFETのトンネル絶縁膜と同一
バッチで形成したトンネル絶縁膜とゲート電極をこの順
に積層した測定用MOSFETを用い、この測定用MO
SFETのサブスレッショルド係数を測定する初期測定
工程と、この初期測定済みの測定用MOSFETの半導
体基板とゲート電極の間に直流電圧を印加することによ
り、トンネル絶縁膜に所定の直流電界を所定時間加える
ストレス印加工程と、ストレス印加後の測定用MOSF
ETのサブスレッショルド係数を測定する測定工程とを
行い、ストレス印加前後のサブスレッショルド係数の変
化により前記MOSFETのトンネル絶縁膜の膜質を評
価することを特徴とする方法である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】ここで、図14のMOSFETにおいて制
御ゲート108に14[V]の正電圧を印加すると、シ
リコン基板101と浮遊電極106の間にかかる電圧
は、制御ゲート108とシリコン基板101の間の電位
差の約0.6倍であるといわれており、この場合は約
8.5[V]となる。従って、図1の測定用MOSFE
Tにおいてゲート6に8.5[V]の正電圧を印加した
場合と、図14のセルトランジスタにおいて制御ゲート
108に14[V]の正電圧を印加した場合では、トン
ネル膜5とトンネル膜105に加えられる直流電界はほ
ぼ等しく、同等の電子注入が行われるものと考えられ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】図6は第1の実施形態におけるサブスレッ
ショルド係数の増加量と従来の方法におけるVtウイン
ドの減少との関係を示す図であり、サブスレッショル
ド係数の変化によりトンネル膜の膜質評価を行えること
の根拠を示すものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と制御ゲート電極の間に浮遊
    ゲート電極を有し、制御ゲート電極に直流電圧を印加す
    ることにより、半導体基板から浮遊ゲート電極に電子を
    注入するMOSFETにおいて、前記半導体基板と前記
    浮遊ゲート電極の間に形成されるトンネル絶縁膜の膜質
    評価方法であって、 半導体基板表面に前記MOSFETのトンネル絶縁膜と
    同一バッチで形成したトンネル絶縁膜とゲート電極をこ
    の順に積層した測定用MOSFETを用い、 この測定用MOSFETのサブスレッショルド係数を測
    定する初期測定工程と、 初期測定済みの測定用MOSFETの半導体基板と第1
    のゲート電極の間に直流電圧を印加することにより、ト
    ンネル絶縁膜に所定の直流電界を所定時間加えるストレ
    ス印加工程と、 ストレス印加後の測定用MOSFETのサブスレッショ
    ルド係数を測定する測定工程とを行い、 ストレス印加前後のサブスレッショルド係数の変化によ
    り前記MOSFETのトンネル絶縁膜の膜質を評価する
    ことを特徴とするトンネル絶縁膜の膜質評価方法。
  2. 【請求項2】 前記ストレス印加工程と前記測定工程を
    交互に繰り返し行うことを特徴とする請求項1に記載の
    トンネル絶縁膜の膜質評価方法。
  3. 【請求項3】 前記ゲート電極を第1のゲート電極と
    し、第1のゲート電極表面に、層間絶縁膜と第2のゲー
    ト電極をこの順に積層し、第1のゲート電極と第2のゲ
    ート電極を短絡させた測定用MOSFETを用いること
    を特徴とする請求項1または2に記載のトンネル絶縁膜
    の膜質評価方法。
  4. 【請求項4】 前記測定用MOSFETに替えて、フィ
    ールド絶縁膜で複数の領域に分離された半導体基板表面
    に、前記MOSFETのトンネル絶縁膜と同一バッチで
    形成されたトンネル絶縁膜とゲート電極をこの順に積層
    し、ゲート電極を共通とする複数の測定用MOSFET
    を形成した測定用半導体装置を用いることを特徴とする
    請求項1または2に記載のトンネル絶縁膜の膜質評価方
    法。
  5. 【請求項5】 前記測定用MOSFETに替えて、複数
    の領域に分離された半導体基板表面に、前記MOSFE
    Tのトンネル膜と同一バッチで形成されたトンネル絶縁
    膜と第1のゲート電極と層間絶縁膜と第2のゲート電極
    をこの順に積層し、第1のゲート電極と第2のゲート電
    極をそれぞれ共通とし、さらに第1のゲート電極と第2
    のゲート電極を短絡させた複数の測定用MOSFETを
    形成した測定用半導体装置を用いることを特徴とする請
    求項3に記載のトンネル絶縁膜の膜質評価方法。
  6. 【請求項6】 前記ストレス印加工程において測定用M
    OSFETまたは測定用半導体装置のトンネル絶縁膜に
    加える直流電界は、前記浮遊ゲート電極への電子注入の
    際に前記MOSFETのトンネル絶縁膜に加えられる電
    界より大きいことを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れか一つに記載のトンネル絶縁膜の膜質評価方法。
  7. 【請求項7】 前記測定用MOSFETのチャネルを形
    成する領域の表面積は、前記MOSFETのチャネルを
    形成する領域の表面積よりも大きいことを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれか一つに記載のトンネル絶縁膜
    の膜質評価方法。
  8. 【請求項8】 前記測定用半導体装置の各測定用MOS
    FETのチャネルを形成する領域の表面積は、前記MO
    SFETのチャネルを形成する領域の表面積よりも大き
    いことを特徴とする請求項4または5に記載のトンネル
    絶縁膜の膜質評価方法。
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