JP2007123120A - 照明器具 - Google Patents

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Katsu Yasuhara
克 安原
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Abstract

【課題】制光体の開閉及び脱着を容易にする。制光体の開閉の開閉時の器具本体の外側への部材の突出を抑制する。
【解決手段】器具本体12の各器具本体部22の側面部33の一端部に固定軸部41を設け、他端部に部材取付部42を設ける。部材取付部42に段付きねじ15を螺合する。制光体14の枠体51の両端部近傍に略L字状の第1の切欠部55と第2の切欠部56とを設ける。第2の切欠部56には、幅寸法の小さい第2の溝部56cを設ける。第1の切欠部55に固定軸部41を係合する。第2の切欠部56に段付きねじ15を係合する。段付きねじ15を締め付けた状態では、段付きねじ15が第2の溝部56cに当接し、制光体14を抜け止めした状態で開閉できる。段付きねじ15を緩めた状態では、制光体14を脱着できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、制光体を備えた照明器具に関する。
従来、器具本体の照射開口に、制光体を開閉可能に取り付けた照明器具が知られている。例えば、直管形の蛍光ランプを収納し、下面を矩形状の照射開口とした器具本体に、回動可能にルーバを取り付けた構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この構成では、器具本体の一端面に、係止孔が設けられるとともに、器具本体の他端面近傍の両側面に、溝状のガイド部が設けられている。また、ルーバは、複数のルーバ片を両側の外枠で連結したはしご状に形成されている。さらに、このルーバは、各外枠の一端部に係止片が形成されているとともに、各外枠の他端部近傍には、ねじ孔が形成されている。
そこで、この構成では、ルーバのねじ孔にねじを螺合し、このねじの軸部をガイド部に挿入することにより、ルーバは回動可能に支持され、かつ、ガイド部に沿ってスライド可能に支持される。そして、ルーバの一端部に設けた係止片を器具本体のガイド部に係脱することにより、ルーバが開閉され、蛍光ランプの交換などを行うようになっている。
特開2005−38790号公報(図1−4)
しかしながら、上記従来の構成では、ルーバの開閉の際に、ルーバのねじ孔に螺合したねじの軸部がガイド部から器具本体の外側に突出した状態で移動するとともに、ルーバを閉じた状態で、ルーバの係止片が器具本体の外側に突出した状態になるため、天井内の器具本体の外周部にこれらスペースを確保する必要がある。また、ルーバを取り外す際には、両側のねじをそれぞれ取り外す必要があり、作業性が悪い問題を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、器具本体の外側に必要な空間を抑制できるとともに、制光体の開閉及び着脱の作業性を良好にできる照明器具を提供することを目的とする。
請求項1記載の照明器具は、ランプが配置されるランプ配置部と、このランプ配置部に臨む開口部と、この開口部に沿った側面部と、この側面部の一端部近傍に設けられた固定軸部と、この側面部の他端部近傍に設けられた部材取付部とを備えた器具本体部と;第1の径寸法を有する第1の軸部と、第1の径寸法よりも小さい第2の径寸法を有する第2の軸部とを備え、部材取付部に進退可能に取り付けられた段付き部材と;開口部から照射される光を制光する制光部と、制光部を支持し側面部に沿って配置される枠部と、枠部の一縁部に連通して溝状に切り欠き形成され、固定軸部が係脱可能に係止される第1の切欠部と、枠部の一縁部に連通して溝状に切り欠き形成され、第1の径寸法より大きい第1の幅寸法を有する第1の溝部と、この第1の溝部と一縁部との間に位置し、第1の径寸法より小さく、かつ、第2の径寸法より大きい第2の幅寸法を有する第2の溝部とを備えた第2の切欠部とを備える制光体と;を具備しているものである。
部材取付部は、例えばねじ孔であり、段付き部材は、第2の軸部であるねじ部と、このねじ部より径寸法の大きい中間軸部と、この中間軸部より径寸法の大きい頭部を備えた段付きねじである。
また、制光体は、例えば複数のバッフルを備える。
そして、この構成では、段付き部材の第1の軸部が第2の切欠部の第1の溝部に係止された状態では、第1の軸部は第2の溝部の幅寸法より径寸法が大きく、第2の溝部を通過しないため、抜け止めされた状態で第1の溝部の長さ寸法内で移動可能となる。そこで、この状態で、制光体を移動させ、第1の切欠部から固定軸部を外すことにより、段付き部材を支点として制光体を回動させ、ランプの交換などの作業が可能になる。また、段付き部材の第2の軸部を第2の切欠部に係止させた状態では、第2の軸部は第2の溝部の幅寸法より径寸法が小さく、第2の溝部を通過できるため、第1の切欠部から固定軸部を外すとともに第2の切欠部から段付き部材を外すことにより、器具本体部から制光体が取り外しされる。制光体を器具本体部から取り外す際にも、段付き部材を器具本体部から取り外す必要がなく、作業性が向上する。器具本体の外側に突出して移動する部材を抑制し、照明器具の設置の自由度が向上する。
請求項2記載の照明器具は、請求項1記載の照明器具において、第1の切欠部は、第1の溝部の長手方向に略沿って、かつ、第1の溝部の第1の長さ寸法より短い第2の長さ寸法を備えるとともに、基端側から先端側に向かい所定方向に傾斜する固定軸係合溝を備え、器具本体部には、制光体の第1の切欠部近傍を所定方向の反対方向に弾性的に押圧する押圧手段が設けられたものである。
そして、この構成では、制光体を第1の溝部の長手方向に略沿って移動させることにより、第2の切欠部の第1の溝部を段付き部材に係止した状態で、第1の切欠部を固定軸部に係脱する構成が容易に実現される。固定軸係合溝を所定方向に向かい傾斜させるとともに、所定方向の反対方向に向かい制光体を弾性的に押圧する押圧手段を設けたため、固定軸部が第1の切欠部に安定して係止される。
請求項1記載の照明器具によれば、制光体を器具本体部から取り外す際にも、段付き部材を器具本体部から取り外す必要がなく、作業性を向上できる。器具本体の外側に突出して移動する部材を抑制し、照明器具の設置の作業性や自由度を向上できる。
請求項2記載の照明器具によれば、請求項1記載の効果に加え、制光体を第1の溝部の長手方向に略沿って移動させることにより、第2の切欠部の第1の溝部を段付き部材に係止した状態で、第1の切欠部を固定軸部に係脱する構成を容易に実現できる。固定軸係合溝を所定方向に向かい傾斜させるとともに、所定方向の反対方向に向かい制光体を弾性的に押圧する押圧手段を設けたため、固定軸部を第1の切欠部に安定して係止できる。
以下、本発明の照明器具の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の照明器具の一実施の形態を示す分解斜視図である。図2は同上照明器具の斜視図である。図3は同上照明器具の制光体を回動させた状態の斜視図である。図4は同上照明器具の図3の一部を拡大した斜視図である。図5は同上照明器具の一部を拡大した分解斜視図である。図6は同上照明器具の一部を拡大した分解斜視図である。
図1ないし図6において、10は照明器具で、この照明器具10は、例えば天井支持バーが格子状に組まれたシステム天井などの天井部に埋込設置されるようになっている。そして、この照明器具10は、ランプとしての2本の片口金形の蛍光ランプ11を点灯するもので、器具本体12と、この器具本体12に取り付けられる2個の制光体14と、4個の段付き部材としての段付きねじ15となどを備えている。また、蛍光ランプ11は、略U字状の放電路を有する発光管11aと、この発光管11aの方向の一端部に位置する口金11bとを備えている。
そして、器具本体12は、平面正方形状などの平面四角形状で、下面を開口した箱状に形成されているとともに、上側部には、フレームを兼ねた電気部品取付体18,19が取り付けられている。そして、これら電気部品取付体18,19に、端子台やインバータ装置などの電気部品20が取り付けられている。また、器具本体12の内側は、3個に区画され、中央に位置する設備配置部21と、この設備配置部21の両側に位置する器具本体部22とが構成されている。そして、設備配置部21は、図2に示すように、ディフューザなどの設備プレート24で覆われている。また、器具本体12は、天井支持バーに係止される取付金具25が備えられている。
そして、各器具本体部22は、蛍光ランプ11が配置されるランプ配置部31を備え、このランプ配置部31は、上側を覆う反射面部32と、長手方向に沿って両側を覆う一対の側面部33と、長手方向の両端部を覆う端面部34とを備え、下面が照射開口である開口部35となっている。また、これら反射面部32、側面部33、及び端面部34は、例えば金属板を折曲などして形成されている。さらに、各ランプ配置部31には、蛍光ランプ11の口金11bが装着されるランプソケット37と、蛍光ランプ11の発光管11aを保持するランプホルダ38とが備えられている。
さらに、各側面部33には、側面部33の長手方向の一端部近傍に位置する固定軸部41と、他端部近傍に位置する部材取付部42とが設けられている。そして、固定軸部41は、所定の寸法及び径寸法で側面部33からランプ配置部31の内側に突設される凸部であり、例えば、側面部33にねじを螺合して形成されている。また、部材取付部42は、段付きねじ15が螺合されるねじ孔として側面部33を貫通して形成されている。
そして、段付きねじ15は、段ねじなどととも呼ばれるもので、図6などに示すように、円柱状をなす第1の軸部(軸径部)15aと、この第1の軸部15aの一端から突設されたねじ部である第2の軸部(ねじ径部)15bと、第1の軸部15aの他端に連続する頭部15cとを備えている。そして、第1の軸部15aの第1の径寸法D1に対して、第2の軸部15bの第2の径寸法D2は小さく(D1>D2)、また、頭部15cの第3の径寸法D3は、第1の軸部15aの第1の径寸法D1より大きく形成されている。また、第2の軸部15bの長さ寸法は、所定の寸法以上に形成され、第2の軸部15bを部材取付部42に螺合した状態を保持したまま、第1の軸部15aを後述する寸法t以上側面部33から離間させることができるようになっている。
さらに、各器具本体部22には、それぞれランプホルダ38を設けた側の端部の一側部に位置して、押圧手段44が設けられている。各押圧手段44は、板ばね材にて形成されたバッフル押さえばねであり、端面部34に固定される取付部44aと、この取付部44aの下端部から下方に向かって傾斜して延設された腕部44bと、この腕部44bの先端部から若干上側に向けて滑らかに屈曲された案内当接部44cとが一体に形成されている。
また、各制光体14は、バッフル枠とも呼ばれる配光制御体(光制御体)で、金属板を折曲などして形成され、2枚の垂直板状の枠部51と、これら枠部51間に枠部51と直交して連設された垂直板状の複数のバッフルを備えた制光部52とを備え、開口部35内に収納するようにして各器具本体部22に取り付けられている。また、枠部51と制光部52との間には、枠部51の長手方向に沿って、水平な板状のフランジ部53が形成されている。そして、各枠部51の長手方向の一端部近傍には、略L字状をなす第1の切欠部55が設けられ、他端部近傍には、略L字状をなす第2の切欠部56が設けられている。
そして、第1の切欠部55は、固定軸部41に係脱可能に係合されるもので、すなわち、固定軸部41は、第1の切欠部55に係合する位置に配置されている。そして、図5などに示すように、第1の切欠部55は、枠部51の一縁部である上縁部から下方に向かう導入部55aと、この導入部55aの下端部から枠部51の長手方向に略沿って他端側に伸びる固定軸係合溝55bとを備えている。そして、この固定軸係合溝55bは、枠部51の長手方向に沿った長さ寸法L1を有するとともに、他端側である先端側に向かって若干一縁部である上側に向かって傾斜している。また、第1の切欠部55の幅寸法は、導入部55aから固定軸係合溝55bまでほぼ等しく設定され、固定軸部41が挿入されスライド可能な幅寸法に設定されている。
また、第2の切欠部56は、部材取付部42に取り付けられた段付きねじ15に係脱可能に係合されるもので、すなわち、段付きねじ15は、第2の切欠部56に係合する位置に配置されている。そして、図6などに示すように、第2の切欠部56は、枠部51の一縁部である上縁部から下方に向かう導入部56aと、この導入部56aの下端部から枠部51の長手方向に略沿って他端側に伸びる第1の溝部56bと、これら導入部56aの下端部と第1の溝部56bとの間を連結し、導入部56aの下端部から他端側の上方に向かって階段状に設けられた第2の溝部56cとを備えている。さらに、第1の溝部56bの先端部には、一縁部の反対側である下方に向かい曲面状に寸法が大きくなる拡径部56dが設けられている。そして、第1の溝部56bの枠部51の長手方向に沿った長さ寸法L1は、より正確には、拡径部56dの先端部から第2の溝部56cの段部までの長さ寸法L1は、第1の切欠部55の固定軸係合溝55bの長さ寸法L2よりも大きく形成されている(L1>L2)。さらに、拡径部56dを除く第1の溝部56bの幅寸法S1は、第2の溝部56cの最も狭い部分の幅寸法S2より大きく(S1>S2)設定されている。また、この第1の溝部56bの幅寸法S1は、導入部56aの幅寸法とほぼ等しく、段付きねじ15の第1の軸部15aの第1の径寸法D1より大きいとともに、頭部15cの第3の径寸法D3より小さく形成されている(D3>S1>D1)。さらに、第2の溝部56cの幅寸法S2は、段付きねじ15の第1の軸部15aの第1の径寸法D1より小さいとともに、第2の軸部15bの第2の径寸法D2より大きく形成されている(D1>S2>D2)。
また、これら第1の切欠部55と第2の切欠部56を設けた枠部51の板厚は、寸法tとなっている。
そこで、上記の寸法関係により、段付きねじ15の第2の軸部15bは、第2の切欠部56を全長にわたり移動可能である一方、段付きねじ15の第1の軸部15aは、第1の溝部56b内を移動可能であるとともに、第2の溝部56cは通過できない。すなわち、段付きねじ15を部材取付部42に螺合して締め付け、第1の軸部15aを側面部33に当接させた状態では、第1の軸部15aが第2の溝部56cに当接し、段付きねじ15が第2の切欠部56の第1の溝部56bから抜けないようになっている。一方、段付きねじ15を緩め、第1の軸部15aを側面部33から寸法tより大きく離間した状態で、第2の軸部15bが第2の溝部56cを通過し、段付きねじ15が第2の溝部56cを通過可能になっている。
そして、図2に示すように、制光体14を所定の位置に取り付けた状態では、段付きねじ15は締め付けられた状態となっており、この段付きねじ15の第1の軸部15aが第1の溝部56bに係合している。一方、固定軸部41は、第1の切欠部55の導入部55aを通って固定軸係合溝55bに係合し、さらに、押圧手段44の案内当接部44cが制光体14のフランジ部53に当接して制光体14を下方に押圧することにより、相対的に固定軸部41が所定方向である上方に向かい固定軸係合溝55bの先端部に押し付けられ、制光体14の位置が規制され、外部から力が加わらない限り、安定した取り付け状態となる。
そして、蛍光ランプ11の交換などの作業の際は、段付きねじ15を締め付けた状態のまま、押圧手段44の付勢力に抗して制光体14の一端部を押し上げながら、制光体14を他端側に移動させ、すなわち、固定軸部41を固定軸係合溝55b内で相対的に移動させるとともに、段付きねじ15の第1の軸部15aを第1の溝部56b内で相対的に移動させる。そして、固定軸部41が第1の切欠部55の導入部55aの下端に位置した状態から、固定軸部41を導入部55aに通過させることにより、固定軸部41と第1の切欠部55との係合が解除される。そこで、図3及び図4に示すように、段付きねじ15を回動軸として、制光体14を下方に回動させて開き、作業を行うことができる。なお、第2の切欠部56の長さ寸法L1は第1の切欠部55の長さ寸法L2よりも大きく設定されているとともに、段付きねじ15を締め付けた状態では、段付きねじ15は第2の溝部56cは通過できないため、制光体14を大きく回動させたとしても、制光体14が器具本体12から脱落することはない。
そして、下方に開いた制光体14を閉じる作業は、開く作業と反対の手順になる。すなわち、開いている制光体14の一端側を押し上げ、固定軸部41を第1の切欠部55の導入部55aに挿入したのち、制光体14を一端側へ移動させると、固定軸部41が固定軸係合溝55bに係合し、制光体14を閉じた状態で保持できる。
また、制光体14を器具本体12から取り外す際は、まず、段付きねじ15を少し緩め、すなわち、段付きねじ15を部材取付部42に保持した状態のまま、第1の軸部15aを側面部33から寸法tより大きく離間させ、寸法tより大きく第2の軸部15bが露出した状態とする。次に、制光体14を他端側に移動させ、固定軸部41を第1の切欠部55から取り外す。さらに、段付きねじ15の第2の軸部15bを第2の溝部56cから導入部56aを通過させ、段付きねじ15と第2の切欠部56との係合を解除することにより、制光体14を器具本体12から取り外すことができる。
また、取り外した制光体14を器具本体12に取り付ける際は、取り外す作業と反対の作業になり、段付きねじ15を緩めて部材取付部42に保持した状態のまま、制光体14を器具本体12側に押し上げ、先に、第2の切欠部56を緩めた状態の段付きねじ15に係合し、次いで、第1の切欠部55を固定軸部41に係合した状態で、段付きねじ15を締め付けることにより、取り付け作業が完了する。
このように、本実施の形態によれば、器具本体12の器具本体部22側に固定軸部41と段付きねじ15とを設け、制光体14の枠体51の両端部近傍に略L字状をなす第1の切欠部55と幅狭の第2の溝部56cを設けた第2の切欠部56とを設け、それぞれ係合させている。そこで、段付きねじ15を締め付けた状態では、段付きねじ15を第2の溝部56cに当接させて制光体14を器具本体12に抜け止めして保持しつつ、段付きねじ15を支点として回動して開閉できるとともに、段付きねじ15を緩めることにより、制光体14を器具本体部22から着脱することができる。
そこで、例えば、制光体14の清掃作業のため制光体14を器具本体部22から取り外す際にも、段付きねじ15を器具本体部22から取り外す必要がなく、段付きねじ15を緩めるのみで脱着作業を容易にでき、メンテナンスなどの作業性を向上できる。
また、制光体14は、制光体14を片手で押圧してスライドさせるのみで開閉できるため、例えば、ランプの交換作業の際などのメンテナンス時には、片手でランプを持ち、片手で制光体14を開閉して作業でき、作業性を向上できる。
そして、制光体14は、器具本体部22に取り付けた状態で、器具本体部22の外周部に突出せず、また、この制光体14を取り付けるための構造についても、僅かに段付きねじ15が進退するのみで、制光体14の開閉時や脱着時などに器具本体部22の外部に突出して移動する部材を抑制できる。そこで、器具本体部22の外部の空間を有効に利用でき、照明器具10の設置の作業性や自由度を向上できる。
また、器具本体部22の長手方向の端部側に制光体14を係止する構造ではないため、制光体14を長手方向に沿って大きく移動させる必要がなく、制光体14の開閉時に制光体14と器具本体12との干渉を抑制できる。そこで、制光体14の両端側に移動のための空間を確保する必要がなく、器具本体部22の開口部35の略全体を制光体14で覆った外観及び機能の良好な照明器具10を提供できる。
また、器具本体部22側には固定軸部41と段付きねじ15とを設ければ良く、構造を簡略化して製造コストを低減できる。
さらに、第1の切欠部55は、上側に向かって傾斜した固定軸係合溝55bを備えるとともに、器具本体部22側に、制光体14の上側から下方に付勢する押さえばねである押圧手段44を備えたため、固定軸係合溝55bに固定軸部41を係合した状態で、固定軸部41が固定軸係合溝55bの先端側に向かって付勢した状態で安定して係合できる。そこで、制光体14を長手方向に略沿って移動させることにより、制光体14を作業性良く開閉できる。すなわち、制光体14を器具本体12に安定して取り付けでき、通常の振動や衝撃では不意に開くことがないとともに、人為的に力を加えた時には、容易に開閉することができる。
また、押圧手段44の先端側には、上側に向けて滑らかに屈曲された案内当接部44cを設けたため、制光体14の開閉時に、押圧手段44と制光体14とを円滑に接離させ、作業性を向上できる。
なお、制光体は、いわゆるバッフルの他、格子状のルーバを設けた構成などを用いることができる。
また、段付き部材は、段付きねじ15の他、ねじ溝を有さず、段付きねじ15と同様の径寸法の第1の軸部と第2の軸部を有する部材をスプリング体などにより側面部33側に離反可能に押圧した構成とすることもできる。
本発明は、例えば、天井部に埋込設置される照明器具に適用できる。
本発明の照明器具の一実施の形態を示す分解斜視図である。 同上照明器具の斜視図である。 同上照明器具の制光体を回動させた状態の斜視図である。 同上照明器具の図3の一部を拡大した斜視図である。 同上照明器具の一部を拡大した分解斜視図である。 同上照明器具の一部を拡大した分解斜視図である。
符号の説明
10 照明器具
11 ランプとしての蛍光ランプ
14 制光体
15 段付き部材としての段付きねじ
15a 第1の軸部
15b 第2の軸部
22 器具本体部
31 ランプ配置部
33 側面部
35 開口部
41 固定軸部
42 部材取付部
44 押圧手段
51 枠部
52 制光部
55 第1の切欠部
56 第2の切欠部
55b 固定軸係合溝
56b 第1の溝部
56c 第2の溝部
D1 第1の径寸法
D2 第2の径寸法
S1 第1の幅寸法
S2 第2の幅寸法

Claims (2)

  1. ランプが配置されるランプ配置部と、このランプ配置部に臨む開口部と、この開口部に沿った側面部と、この側面部の一端部近傍に設けられた固定軸部と、この側面部の他端部近傍に設けられた部材取付部とを備えた器具本体部と;
    第1の径寸法を有する第1の軸部と、第1の径寸法よりも小さい第2の径寸法を有する第2の軸部とを備え、部材取付部に進退可能に取り付けられた段付き部材と;
    開口部から照射される光を制光する制光部と、制光部を支持し側面部に沿って配置される枠部と、枠部の一縁部に連通して溝状に切り欠き形成され、固定軸部が係脱可能に係止される第1の切欠部と、枠部の一縁部に連通して溝状に切り欠き形成され、第1の径寸法より大きい第1の幅寸法を有する第1の溝部と、この第1の溝部と一縁部との間に位置し、第1の径寸法より小さく、かつ、第2の径寸法より大きい第2の幅寸法を有する第2の溝部とを備えた第2の切欠部とを備える制光体と;
    を具備していることを特徴とする照明器具。
  2. 第1の切欠部は、第1の溝部の長手方向に略沿って、かつ、第1の溝部の第1の長さ寸法より短い第2の長さ寸法を備えるとともに、基端側から先端側に向かい所定方向に傾斜する固定軸係合溝を備え、
    器具本体部には、制光体の第1の切欠部近傍を所定方向の反対方向に弾性的に押圧する押圧手段が設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008277105A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Mitsubishi Electric Corp オプション部材及び照明器具

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