JP2007121553A - 転写ロール、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材上に弾性層と表面層とを有する転写ロール10であって、前記表面層の表面粗さが、前記転写ロールの軸方向中央部よりも軸方向端部において粗く、且つ、前記表面層の厚さが、前記転写ロールの軸方向中央部よりも軸方向端部において厚いことを特徴とする転写ロール、及び該転写ロールを有する画像形成装置。
【選択図】図1
Description
しかし、高いクリーニング性を確保するためにウレタンブレードは、2次転写部材の回転方向に対し対向する方向(ドクター方向)で当接する必要があるため、ブレードがめくれてしまう問題が発生する場合がある。これを防止するため、該2次転写部材に潤滑剤を供給する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、この場合には、潤滑剤が転写紙の裏面へ付着し、該2次転写部材の通紙部と非通紙部で潤滑剤の量に差が生じてしまうため、ブレードめくれの原因となる。
また、該2次転写部材上に残った潤滑剤が中間転写体に転移し、転写性に差が生じるため濃度むらの画質不良が発生するという問題を抱えている。
しかし、この方法では、抵抗値のばらつきに起因する濃度ムラの発生を抑えることが可能となったものの、クリーニングブレードとの関係についての検討はなされておらず、クリーニングに起因する濃度ムラの発生の抑制については、解決すべき課題として残されている。
前記表面層の表面粗さが、前記転写ロールの軸方向中央部よりも軸方向両端部において粗く、且つ、前記表面層の厚さが、前記転写ロールの軸方向中央部よりも軸方向両端部において厚いことを特徴とする転写ロールである。
且つ、前記軸方向中央部における前記表面層の厚さT1に対する、前記軸方向両端部における前記表面層の厚さT2の比率T2/T1が、1<T2/T1≦10の範囲であることを特徴とする前記<1>に記載の転写ロールである。
前記軸方向両端部において、前記表面層の表面粗さRz2が5〜20μmの範囲であって、前記表面層の厚さT2が15〜30μmの範囲であることを特徴とする前記<2>に記載の転写ロールである。
前記2次転写部手段の表面に当接する薄板状の清掃部材を有し、
前記2次転写手段が前記<1>〜<3>のいずれか1項に記載の転写ロールを有することを特徴とする画像形成装置である。
本発明の転写ロールは、基材上に弾性層と表面層とを有する転写ロールであって、前記表面層の表面粗さが、前記転写ロールの軸方向中央部よりも両端部において粗く、且つ、前記表面層の厚さが、前記転写ロールの軸方向中央部よりも両端部において厚いことを特徴とする。
転写ロールに当接するクリーニングブレードが長期使用により劣化し、転写ロールの回転に引きずられて捲れることによって、クリーニング性能は著しく低下する。このクリーニングブレードの捲れは、クリーニングブレードの端部から発生し、全体に広がる。したがって、クリーニングブレードの端部において、捲れの現象が抑えられれば、クリーニング性を安定させることができる。
そこで、本発明では、転写ロールの軸方向両端部の表面粗さを、軸方向中央部よりも粗くする。表面粗さが粗いと摩擦係数は小さくなり、クリーニングブレードの捲れが防止される。一方、中央部において表面粗さが粗いと、トナーが付着しやすく且つクリーニングブレードによってクリーニングしにくくなり、転写紙の裏面を汚す恐れがある。
更にクリーニングブレードの捲れにより、端部でのトナーのクリーニングが良好に行われず、端部と中央部とで濃度ムラが発生する場合があるが、本発明の転写ロールを用いるとクリーニングブレードの端部の捲れが起こりにくいため、濃度ムラの発生も抑えることができる。
しかし、転写ロールの両端部で表面粗さが粗くなっていると、潤滑剤は表面の凹凸の凹部に埋め込まれる形となり、中間転写体に移動し難くなる。そのため、中間転写体上の潤滑剤による転写紙の汚染が少なくなり、濃度ムラの発生を抑えることができる。
ここで、転写ロール10の軸方向における「端部」とは、クリーニングブレードの捲れが発生しやすい部分を定義したものであり、中間転写体のクリーニングブレードの当接する両端部から中心側に0mm〜100mmの位置Xをいう。転写ロールにおいて、この範囲内にあるいずれかの位置で測定したときの、表面層の表面粗さ及び厚さの値を用いる。なお、本発明では、両端部において、中央部よりも表面粗さが粗く且つ表面層の厚さが厚くなければならないので、転写ロールの両方の端部X1及びX2で測定した値が、上記条件を満たす必要がある。
また、転写ロール10の軸方向における「中央部」とは、軸方向での中心位置Oをいう。この位置Oで測定した表面層の表面粗さ及び厚さの値を用いる。
本発明では、転写ロール10の表面粗さが、転写ロール10の軸方向中央部Oよりも両端部X1及びX2において粗くなっていれば、転写ロール10の表面粗さに関しては特に制限はない。したがって、中央部Oから両端部X1及びX2に向かって、除々に粗くなっている態様でも、段階的に粗くなっている態様でもよい。
転写ロール10の表面層の厚さが、転写ロール10の軸方向中央部Oよりも両端部X1及びX2において厚くなっていれば、その他、表面層の厚さに関しては特に制限はない。したがって、中央部Oから両端部X1及びX2に向かって、除々に厚くなっている態様でも、段階的に厚くなっている態様でもよい。
本発明の転写ロールの層構成は、芯金である基材の表面に、少なくとも弾性層と表面層とが形成されていればその他は特に限定されず、その他の層を備えてもよい。
前記芯金は、転写ロールの電極及び支持部材として機能するもので、例えば、アルミニウム、銅合金、ステンレス鋼等の金属又は合金;クロム、ニッケル等で鍍金処理を施した鉄;導電性の樹脂;などの導電性の材質で構成される。
前記弾性層は、例えば転写ロールとして適切な圧力でニップを形成し転写電界を形成できるものである。弾性層の抵抗を調整することも好ましく、例えばゴム材中に導電剤を分散させることによって、弾性層の抵抗を調整することができる。
弾性層を構成するゴム材料としては、エピクロロヒドリン、ポリウレタン、ニトリルゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、エピクロロヒドリン−エチレンオキシドゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、スチレン−ブタジエンゴム(SB)、塩素化ポリイソプレン、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム、水素化ポリブタジエン、ブチルゴム、シリコーンゴム等、又はこれらの2種以上をブレンドしてなる材料が挙げられる。好ましくは、ウレタンゴム、ニトリルゴム、エピクロロヒドリン−エチレンオキシドゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)である。特にエピクロロヒドリンを主成分とする合成ゴムは、ゴム自体がある程度の通電性(イオン導電性)を有しているため、転写ロールに添加される導電剤の添加量が少量で済み、さらに各種ロール毎に要求される電気抵抗(抵抗値)を比較的容易に調整することができるため優れている。
発泡層の弾性層とするには、上記ゴム材料に発泡剤を加えて発泡させることができる。ウレタンゴムを発泡層に用いる場合には、発泡剤を添加してもよいし、メカニカル発泡によって発泡させてもよい。
なお、アスカーC硬度の測定は、抵抗層の表面にアスカーC型硬度計(高分子計器社製)の押針を当接し、1000g荷重の条件で行う。
本発明における表面層を構成する材料としては、特に制限されないが、ブリードやブルームを防止するという観点から、高分子材料を用いることが好ましい。
前記表面層を構成する高分子材料としては、ポリアミド、ポリウレタン、ポリフッ化ビニリデン、4フッ化エチレン共重合体、ポリエステル、ポリイミド、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、エチレンテトラフルオロエチレン共重合体、メラミン樹脂、フッ素ゴム、エポキシ樹脂、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、セルロース、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体等を挙げることができる。表面層を構成する高分子材料は単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明においては、前記弾性層及び表面層以外にも、これらの層の間や該弾性層の下層等に、各種層を設けることができる。このような層に用いるゴム材料は、弾性層で説明したゴム材料等を適用することができる。また、導電剤等の添加剤を適宜添加できる。
−弾性層の作製−
芯金である基材の表面に弾性層を設ける。弾性層の作製方法としては、例えば、ゴム材料に加硫剤と加硫促進剤とを混練りした混合物を押し出し成型した後、加熱して加硫させる方法などを挙げることができる。弾性層塗布液を表面に塗布した基材を、加熱した円筒型内に挿入し、遠心成形することで弾性層を形成することができる。なお、必要に応じて、上記混合物に導電剤等の添加剤を添加する。
また、上記コーティングの前に、密着性向上のためのプライマー層を基材表面に形成させてもよい。
表面層は、下層が非耐熱性材料であることが多いこと、より均一な層として形成できることなどの観点から、コーティング液として前記弾性体層等の表面に塗工して形成することが好ましい。
コーティング液の溶剤としては、メタノール、エタノール、イソプロパノール、メチルエチルケトン、トルエン等の通常の有機溶剤や水を用いることができる。また、上記コーティング液には、カーボンブラック、金属酸化物等の導電剤や界面活性剤、カップリング剤等の分散剤などを添加こともできる。
コート後は室温又は加熱して乾燥・硬化を行う。なお、上記コーティングの前に、密着性向上のためのプライマー層を形成させてもよい。
表面粗さを変更する方法としては、被コート材(例えば、上記弾性層)を加熱し、被コート材の表面に温度差を持たせる方法や、吐出圧を端部と中央部で都度変更させる方法などを挙げることができるが、作業性の観点から、被コート材の表面温度差を設ける方法を適用することが好ましい。
ここで、付与する表面層の表面粗さは、被コート材の温度が高いほど粗くなるため、上記転写ロール10の両端部X1及びX2においては、中央部Oよりも高い温度の状態で表面層をコーティングする。
表面層の厚さは、両端部と中央部で表面層塗布液の塗布量を変えることで、両端部と中央部の表面層の厚さを変化させることができる。
上記作製した弾性層の表面に、表面層塗布液をスプレーコートする。スプレーコートを行う前に、予熱ヒーターによって、転写ロールを温める。その際、コート前のロールの両端部の予熱ヒーターを中央よりも高く設定し、コート後の両端部において表面粗さが中央よりも粗くなるようにする。
このような予熱ヒーター温度の高低差分△T(端部Xでの予熱ヒーター温度C2と、中央部Oでの予熱ヒーター温度C1との差分(C2−C1)をいう。)は、コーティングする表面層の組成や、基材及び弾性層の材質などによっても異なるが、概ね30℃以下とすることが好ましく、15℃〜25℃がより好ましい。差分△Tが上記範囲外の場合には、前記表面粗さの比率Rz2/Rz1の好適な範囲から外れやすくなる。なお、表面層の組成によって、上記△Tの温度範囲であっても、表面粗さの比率Rz2/Rz1の好適な範囲から外れる場合があるが、比率Rz2/Rz1が1以下となった場合には、△Tを大きくするようにし、比率Rz2/Rz1が6.7よりも大きくなった場合には、△Tを小さくするように、制御することが好ましい。
スプレーコートする際のスプレーノズルの送り速度を速めると、表面層の厚さは薄くなり、適度に速度を落とすことで膜厚の厚い表面層が得られる。表面層塗布液の吐出圧を高くすると表面層の厚さは薄くなり、適度に圧力を低くすることで膜厚の厚い表面層が得られる。
図3に、上記表面層塗布液の吐出条件を変えた場合の表面層の厚さについて、軸方向の分布を示す。
以下、本発明の転写ロールが好適に適用される画像形成装置(本発明の画像形成装置)の一例を示すが、これに限定されるわけではない。なお、図に示す主用部のみを説明し、その他はその説明を省略する。
感光体1Yは、導電性の基体上に感光層を積層して形成されている。この感光層は、通常は高抵抗であるが、レーザ光線3Yが照射されると、レーザ光線が照射された部分の比抵抗が変化する性質を持っている。そこで、帯電した感光体1Yの表面に、図示しない制御部から送られてくるイエロー用の画像データに従って、露光装置3を介してレーザ光線3Yを出力する。レーザ光線3Yは、感光体1Yの表面の感光層に照射され、それにより、イエロー印字パターンの静電潜像が感光体1Yの表面に形成される。
このようにして感光体1Y上に形成された静電潜像は、感光体1Yの走行に従って所定の現像位置まで回転される。そして、この現像位置で、感光体1Y上の静電潜像が、現像装置4Yによって可視像(トナー像)化される。
こうして、第1ステーション10Yにてイエロートナー像の転写された中間転写ベルト20は、第2〜第4ステーション10M、10C、10Kを通して順次搬送され、各色のトナー像が同様に重ねられて多重転写される。
また、本発明の画像形成装置では、一般的に画像形成装置に用いられている上記構成以外の構成部材を適宜備えることができる。
(転写ロールの作製)
−弾性層の成型−
・ゴム材料(エピクロロヒドリン−エチレンオキシド共重合ゴム):Gechron 3106(日本ゼオン社製)100部
・導電剤(カーボンブラック):MONARCH 1000(pH:2.5、キャボット社製)30質量部、及びケッチェンブラックEC(pH:9.0、ライオン社製)10部
・発泡剤:ビニホールAC#3(永和化成社製)8部
・加硫剤:硫黄(鶴見化学工業社製200メッシュ)1部
・加硫促進剤:ノクセラーDM(大内新興化学工業社製)1.0部、及びノクセラーTT(大内新興化学工業社製)1.0部
エムラロン312(日本アチソン製)を、研磨後の前記成型物Aの表面にスプレーコートし、100℃30分加熱乾燥させ転写ロールを得た。コーティングの際、予熱ヒーター温度を、端部Xにおいて80℃、中央部Oでは60℃に設定し(ΔT=20℃)、スプレーノズルの送り速度を1〜50mm/secで変化させて、吐出圧を2N/m2として、スプレーコートを行った。スプレーコートの後、100℃で5分間の加熱乾燥を行った。
得られた表面層の表面粗さを、サーフコム570A(東京精密社製)の接触式表面粗さ測定器を用いて測定した。測定に際しては、JIS B0601(2001)に準じ、基準長さ2.5mm、評価長さ12.5mmで、ダイヤモンド接触針(2μm、90°円錐)を用い、カットオフ0.8mm、測定速度0.3mm/sec、温度22℃、湿度55%の条件で行った。得られた表面粗さの値を表1に示す。なお、表1に示した両端部の表面粗さは、両方の端部で測定した値の平均値で示した。
表面層の厚さは、得られたロールを鋭利なナイフ等で外側から芯金に向かって切り、断面を光学顕微鏡で観察し、表面層の厚さを測定した。得られた表面層の厚さを表1に示す。
実施例1の表面層の成型において、予熱ヒーターの温度、スプレーノズルの送り速度、及び吐出圧を適宜調整して、表1に示す転写ロールを作製した。なお、表面粗さを粗くする場合には、予熱ヒーター温度を高くし、表面層の厚さを薄くする場合には、スプレーノズルの送り速度を速めるか、吐出圧を高くするかの方法により、表面層の表面粗さと厚さを調整した。
−クリーニングブレード捲れの評価−
富士ゼロックス社製DocuColor5065Pの転写ロールを上記作製の転写ロールに変更した改造機を用いて、20℃、10%RHの環境下で、プロセススピード260mm/secで、A4用紙を縦送りにて、5kpvのランニングテストを行い、クリーニングブレード捲れの評価を行った。転写ロールに潤滑剤を用いて評価を行う場合には、潤滑剤としてステアリン酸亜鉛を使用した潤滑剤を用いた。
クリーニングブレード捲れの評価は、以下の評価基準で判定した。
◎:ブレード捲れ未発生。
○:ブレード捲れは未発生だが回転トルク上昇。
×:ブレードめくれ発生、テスト継続不可能。
上記ブレード捲れの評価で用いた改造機において、重合トナーを用い、10℃、15%RHの環境下、プロセススピード260mm/secで、A4用紙に故意に穴を開け、エリアカバレッジ100%のベタ画像を印字して、転写ロールにトナーが付着するようにした。
◎:トナーが残存していないレベル。
○:若干トナーが残存しているが、品質上問題ないレベル。
×:次ページの裏面にはっきりと汚れが確認できる程度のレベル。
クレーニング性の評価と同様の条件で、但し、A3用紙に低濃度のマゼンタ単色となる画像を印画し、画像中での濃度ムラの有無により以下の基準で判定した。
◎:全くムラがないレベル
○:わずかにムラがあるが、品質上問題ないレベル
×:品質上問題となるムラのレベル
上記評価項目を勘案し、総合評価を以下の基準で判定した。
◎:すべてにおいて問題ないレベル。
○:何らかの問題はあるが、品質上は問題ないレベル。
×:何れかで不具合があるレベル。
一方、表面層の厚さを両端部で厚くし、中央部で薄く形成した比較例1では、中央部での表面粗さが5μmと比較的細かいため、トナーのクリーニング性は良好であり、クリーニングブレードの捲れについても、潤滑剤を使用し且つ両端部での表面層が厚くなっていることから、不具合は発生しなかった。しかし、両端部での表面粗さが細かいため、転写ムラが発生していた。
上記実施例1と比較例1を、それぞれ高温高湿下(28℃、85%RH)にて、A4用紙の縦送りで50kpvのランニングテストを行った。
比較例1では、2次転写ロールに使用している潤滑剤が、該2次転写ロールの非通紙部である両端部に多量残存し、中間転写体へ転移したため、転写性に差が生じ濃度むらの発生が確認された。
実施例1においては、2次転写ロールの両端の粗さが粗かったため、潤滑剤の残存量が少なく、濃度むらは未発生であった。
以上の評価結果により、本発明の転写ロールを用いると、クリーニング性が良好で、且つ転写むら発生を抑えることができた。
実施例1の転写ロールの作製において、表面層にエムラロン312(日本アチソン製)を用いたところを、下記表2に示すものに変更した以外は実施例1と同様にして転写ロールを作製し、実施例1と同様の評価を行った。
結果を表2に示す。
2Y、2M、2C、2K 帯電ロール
3Y、3M、3C、3K レーザ光線
3 露光装置
4Y、4M、4C、4K 現像装置
5Y、5M、5C、5K 1次転写ロール
6Y、6M、6C、6K 感光体クリーニング装置
10Y、10M、10C、10K ステーション
20 中間転写ベルト
22 駆動ロール
24 支持ロール
26 2次転写ロール
28 定着装置
30 中間転写体クリーニング装置
32 2次転写ロール用清掃部材(クリーニングブレード)
34 潤滑剤
P 記録紙
Claims (2)
- 基材上に弾性層と表面層とを有する転写ロールであって、
前記表面層の表面粗さが、前記転写ロールの軸方向中央部よりも軸方向両端部において粗く、且つ、前記表面層の厚さが、前記転写ロールの軸方向中央部よりも軸方向両端部において厚いことを特徴とする転写ロール。 - 複数の支持部材に張架され駆動される無端状の中間転写体と、像担持体上に形成されたトナー画像を前記中間転写体に転写する1次転写手段と、前記中間転写体上のトナー画像を記録媒体に一括転写する2次転写手段とを備えた画像形成装置であって、
前記2次転写部手段の表面に当接する板状の清掃部材を有し、
前記2次転写手段が請求項1に記載の転写ロールを有することを特徴とする画像形成装置。
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