JP2007121197A - 超音波探傷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被検査部の表面形状に起伏がある場合や、略鉛直面にある被検査部を検査する場合にも、検査精度を確保することができる超音波探傷装置を提供することを目的とする。
【解決手段】鋼構造体Aの被検査部B上に当接される探触子51を保持する保持部材26が、鋼構造体Aの表面に沿って移動する移動部材に取り付けられている超音波探傷装置において、保持部材26には、移動部材に取り付けられた外筒部材28と、外筒部材28内に設けられて内部に探触子51が嵌合された内筒部材29とが備えられ、外筒部材28の内周面には湾曲状に窪んだ接合凹部30が形成され、内筒部材29の外周面には球面状に突出した接合凸部31が形成され、外筒部材28と内筒部材29とは、接合凹部30と接合凸部31とが摺動可能に接して球面接合されている。
【選択図】図4
【解決手段】鋼構造体Aの被検査部B上に当接される探触子51を保持する保持部材26が、鋼構造体Aの表面に沿って移動する移動部材に取り付けられている超音波探傷装置において、保持部材26には、移動部材に取り付けられた外筒部材28と、外筒部材28内に設けられて内部に探触子51が嵌合された内筒部材29とが備えられ、外筒部材28の内周面には湾曲状に窪んだ接合凹部30が形成され、内筒部材29の外周面には球面状に突出した接合凸部31が形成され、外筒部材28と内筒部材29とは、接合凹部30と接合凸部31とが摺動可能に接して球面接合されている。
【選択図】図4
Description
本発明は、鋼構造体の溶接部等の内部にある欠陥を非破壊方式によって検査する超音波探傷装置に関する。
一般に、鋼構造体の溶接部の欠陥を検査する場合、非破壊方式の超音波探傷器が用いられる。超音波探傷器は、溶接部等の被検査部に超音波を入射させ、欠陥部に反射して戻ってくる反射波を検知して被検査部の欠陥の有無を検査するものである。従来、超音波探傷器本体と、この本体にコードを介して接続された探触子とを備える超音波探傷器が提供されている。超音波探傷器には、超音波を発信するとともに反射波を受信する探触子を備えるものや、超音波を発信する探触子と反射波を受信する探触子とをそれぞれ備えるものがあり、また、被検査部の表面に対して超音波を垂直に入射させるものや、超音波を斜めに入射させるものがある。このような超音波探傷器では、探傷検査の精度を確保するべく、超音波を適正に入射させるとともに反射波を確実に受信する必要があり、このため、検査を行う際、被検査部上に探触子を押し付け、探触子の接触面を被検査部表面に確実に接触させる必要がある。また、ある程度の範囲に点在する欠陥を検出する場合、探触子を被検査部上の検査範囲内に亘って摺動させる必要がある。
上記した探触子の押し付けや摺動を検査人の手で行う方式もあるが、近年では、探触子の押し付けや摺動を機械的に行う超音波探傷装置が提供されている。この超音波探傷装置は、被検査部上に当接させる探触子を有する超音波探傷器と、鋼構造体の表面にマグネット等によって取り付けられる枠部材と、枠部材の内側に配置された移動部材と、移動部材を鋼構造体の表面に沿って移動させる移動機構と、移動部材に取り付けられているとともに探触子を保持する保持部材とから構成されている。保持部材は、鋼構造体の表面に対して垂直方向(以下、単に垂直方向と記す。)に延在するばね部材によって、鋼構造体の表面方向に付勢されており、保持部材に保持された探触子は被検査部上に押し付けられている(例えば、特許文献1,2参照。)。
また、通常、被検査部の表面は多少の起伏があるが、探傷検査の精度を確保するため、探触子の接触面を被検査部の表面に密着させる必要がある。上記した従来の超音波探傷装置では、ばね部材によって、保持部材に保持された探触子の垂直方向の位置を変位可能とし、被検査部の表面の起伏に対応させている。また、保持部材がX軸およびY軸を回転軸にして回転可能となっており、被検査部の表面の起伏に応じて探触子の角度を変位させることができる構成となっている(例えば、特許文献3参照。)。
特開平11−83819号公報
特開平6−138099号公報
特開平5−333010号公報
しかしながら、上記した従来の超音波探傷装置では、保持部材に保持された探触子の角度をX,Y方向に直線的に変位させることができるものの、探触子の傾きを斜めに調整することはできず、多様に傾斜する被検査部表面に探触子の接触面を密着させ難いという問題が存在する。このため、探傷検査の検査精度が悪くなる虞があり、特に、起伏が大きい隅角コーナー部の被検査部を検査する場合には、探触子を接触させることができない場合があり、検査不能になる虞があるという問題が存在する。
また、上記した従来の超音波探傷装置では、保持部材が、ばね部材によって鋼構造体の表面方向に付勢されているため、略鉛直面にある被検査部を検査する場合、保持部材の付勢方向が下向きになり、保持部材を鋼構造体の表面に対して垂直に押し付けることができず、探傷検査の精度を確保することができない場合があるという問題が存在する。
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、被検査部の表面形状に起伏がある場合や、略鉛直面にある被検査部を検査する場合にも、検査精度を確保することができる超音波探傷装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、鋼構造体の被検査部上に当接される探触子を保持する保持部材が、前記鋼構造体の表面に沿って移動する移動部材に取り付けられている超音波探傷装置において、前記保持部材には、前記移動部材に取り付けられた外筒部材と、該外筒部材内に設けられて内部に前記探触子が嵌合された内筒部材とが備えられ、前記外筒部材の内周面には湾曲状に窪んだ接合凹部が形成され、前記内筒部材の外周面には球面状に突出した接合凸部が形成され、前記外筒部材と内筒部材とは、前記接合凹部と接合凸部とが摺動可能に接して球面接合されていることを特徴としている。
このような特徴により、探触子が嵌合された内筒部材は、外筒部材に対して回転可能な状態となり、探触子の回転運動が許容される。これによって、探触子は、被検査部の表面形状に応じてフレキシブルに回転変位し、起伏がある被検査部表面に対して常に適正に当接される。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の超音波探傷装置において、前記保持部材を前記外筒部材の軸方向に移動させるエアシリンダー機構が備えられていることを特徴としている。
このような特徴により、探触子を保持する保持部材は、エアシリンダー機構によって鋼構造体の表面の方向に押圧され、探触子が被検査部に押し付けられる。また、エアシリンダー機構によって保持部材を押圧するため、鋼構造体の表面が略鉛直面であっても、保持部材の押圧方向が下向きになることはなく、保持部材は適正な方向に押圧される。また、エアシリンダー機構の空気圧の調整により、探触子を被検査部表面に押し付ける力が調整される。
上記した本発明に係る超音波探傷装置によれば、探触子が被検査部の表面形状に応じてフレキシブルに回転変位し、起伏がある被検査部表面に対しても常に適正に当接されるため、被検査部の欠陥を確実に検知することができ、超音波探傷装置の検査精度を向上させることができる。
また、保持部材を外筒部材等の軸方向に移動させるエアシリンダー機構を備えることで、略鉛直面に被検査部が形成されていても、保持部材は適正な方向に押圧されるため、探触子を適正に当接させることができ、超音波探傷装置の検査精度を確保することができる。また、エアシリンダー機構の空気圧の調整により、探触子を被検査部表面に押し付ける力が調整されるため、必要に応じて前記押し付ける力が調節可能であり、検査現場の状況に適した力で探触子を被検査部表面に押し付けることができる。
以下、本発明に係る超音波探傷装置の実施の形態について、図面に基いて説明する。
図1は鋼構造体Aの溶接部Bの欠陥を検査する超音波探傷装置1の全体図である。図1に示すように、超音波探傷装置1には、溶接部Bの欠陥を検査する探傷手段2と、鋼構造体Aの表面に取り付けられて、探傷手段2に備えられた後述する探触子51を溶接部Bの表面に沿って移動させる移動手段3と、移動手段3を制御するコンピュータ等からなる制御手段4と、探触子51を溶接部Bに押し付ける押圧手段5とから構成されている。
探傷手段2は、探傷器本体50と、図3,図4に示す探触子51とから構成されている。探触子51は、溶接部Bに当接されて、溶接部Bに向けて超音波を発信するとともに反射波を受信するものであり、探傷器本体50にコード58を介して電気的に接続されている。
図2は移動手段3を表す図である。図1,図2に示すように、移動手段3は、四角枠状の基板6と、基板6の内側範囲内において基板6の面方向に移動可能に設けられた移動部材7と、移動部材7を一方の方向(以下、X方向と記す。)に移動させる第1の移動機構8と、移動部材7をX方向に直交する他方の方向(以下、Y方向と記す。)に移動させる第2の移動機構9と、第1,第2の移動機構8,9を駆動させる駆動機器10とから構成されている。
鋼構造体Aの表面に対向する基板6の裏面には、マグネット11が複数(図2では4つ)付設されており、このマグネット11の磁力によって基板6は鋼構造体Aの表面に取り付けられる。また、基板6の表面には、X方向に延在する対向する2本のレール12,12(以下、Xレール12と記す。)とY方向に延在する対向する2本のレール13,13(以下、Yレール12と記す。)とが、基板6の内側縁に沿ってそれぞれ付設されている。Xレール12およびYレール13には、各レール12,13に沿ってそれぞれ摺動するランナー14,15(以下、Xランナー14,Yランナー15と記す。)がそれぞれ噛合されている。対向する2つのXランナー14,14間には、Y方向に延在する2本の棒軸16,16が平行にそれぞれ架設されており、また、対向する2つのYランナー15,15間には、X方向に延在する2本の棒軸17,17が平行にそれぞれ架設されている。
第1の移動機構8は、ステッピングモータ18と、ステッピングモータ18によって軸回転するX方向に延在する雄ネジ状のボルト軸19と、ボルト軸19に螺合された雌ネジ孔を有するスライダー20とから構成されている。第1の移動機構8のスライダー20は、一方のXランナー14aと一体化或いは固定されており、ボルト軸19が軸回転することでスライダー20がX方向にスライドし、軸棒16を介して一体化された2つのXランナー14,14はX方向に移動される。
また、第2の移動機構9は、ステッピングモータ21と、ステッピングモータ21によって軸回転するY方向に延在する雄ネジ状のボルト軸22と、ボルト軸22に螺合された雌ネジ孔を有するスライダー23とから構成されている。第2の移動機構8のスライダー23は、一方のYランナー15aと一体化或いは固定されており、ボルト軸22が軸回転することでスライダー23がY方向にスライドし、軸棒17を介して一体化された2つのYランナー15,15はX方向に移動される。
駆動機器10は、制御手段4から送られた信号に応じて第1,第2の移動機構8,9に備えられたステッピングモータ18,21の駆動をそれぞれ操作する機材であり、配線41,42を介してステッピングモータ18,21にそれぞれ電気的に接続されているとともに、配線43を介して制御手段4に電気的に接続されている。
移動部材7は、基板6と平行に配置された移動基板24と、移動基板24の裏面に付設されて前記棒軸16,17にそれぞれ係合される係合部25とから構成されている。係合部25は、Y方向に延在する棒軸16が緩挿される図示せぬ貫通孔を有する第1の係合部25aと、X方向に延在する棒軸17が緩挿される図示せぬ貫通孔を有する第2の係合部25bとから構成されており、2つのXランナー14,14がX方向に移動することで移動部材7はX方向に移動し、2つのYランナー15,15がY方向に移動することで移動部材7はY方向に移動する。また、移動基板24には、中央に開口24aが形成されているとともに、図3,図4に示す探触子51を保持する保持部材26が後述するリニアボールスライド52を介して取り付けられている。
図3は保持部材26を表す斜視図であり、図4は保持部材26の部分断面図である。図2,図3,図4に示すように、保持部材26は、移動基板24の開口24a内に配置されたアーム部材27と、アーム部材27に取り付けられた円筒形状の外筒部材28と、内部に探触子51が嵌合された円筒形状の内筒部材29とから構成されている。
アーム部材27は、移動基板24に対して略垂直方向に延在されており、上端部がリニアボールスライド52の移動部54に取り付けられており、リニアボールスライド52を介して移動部材7に取り付けられた構成となっている。
外筒部材28は、側方に張り出されたアーム部材27の下端部に取り付けられており、アーム部材27およびリニアボールスライド52を介して移動部材7に取り付けられた構成となっている。また、外筒部材28は、鋼構造体Aの表面に対して略垂直な軸線Sをもって配置されている。また、外筒部材28の内周には、内周面が湾曲状に窪んだ環状の接合凹部30が形成されており、接合凹部30の湾曲面30aは平滑で滑り易くなっている。
内筒部材29は、外筒部材28の内側に配置されており、外周に球面状に突出した環状の接合凸部31が形成されている。接合凸部31の球面31aは、接合凹部30の湾曲面30aと略同一の曲率面に形成されており、接合凹部30の湾曲面30aと接合凸部31の球面31aとが摺動可能に接して外筒部材28と内筒部材29とは球面接合されている。また、内筒部材29の下端部には、鋼構造体Aの表面上を転動する複数のベアリング部材32が付設されている。
図1,図2,図3に示すように、押圧手段5は、保持部材26に取り付けられたリニアボールスライド52と、リニアボールスライド52にエアを供給するコンプレッサー53とから構成されている。リニアボールスライド52は、移動基板24に固定された取付具56に取り付けられた断面凹状の固定部55と、固定部55に嵌合された移動部54とから構成されている。移動部54の内部には、エアシリンダーが内蔵されており、移動部54の上端部には、エアを供給する供給口54aが付設されている。供給口54aにはエアホース57が接続されており、エアホース57を介して移動部54はコンプレッサー53に接続されている。また、固定部55には、鋼構造物Aの表面に対して垂直な方向(外筒部材28の軸方向S)に延在する溝55aが形成されており、移動部54にエアが供給されることで移動部54は固定部55の溝55aに沿って往復運動する。
制御手段4には、鋼構造体Aの形状や溶接部Bの位置・形状が入力されており、探触子51を溶接部Bに沿って移動するようにプログラムが組まれている。
次に、上記した構成からなる超音波探傷装置1の使用方法について説明する。
まず、移動手段3の基板6をマグネット11の磁力によって鋼構造体Aに取り付ける。このとき、探傷検査の対象となる溶接部Bが枠状の基板6の内側にくるように基板6を配置する。
次に、探触子51が溶接部B上に配置されるように、制御手段4を操作して駆動機器10に信号を送り、2台のステッピングモータ18,21をそれぞれ駆動させ、移動部材7を所定の位置に配置する。また、コンプレッサー53を稼動させてリニアボールスライド52にエアを送り、保持部材26を鋼構造体Aの表面の方向に加圧して探触子51を溶接部B上に押し付ける。
次に、探傷器本体50の電源を入れて、探触子51から溶接部B内に超音波を入射させるとともに反射波を受信して溶接部B内の傷などの欠陥を検査する。このとき、制御手段4のプログラムによって、探触子51が溶接部Bに沿って摺動するように制御手段4から駆動機器10に信号が発信し、移動部材7は溶接部Bに沿って移動する。また、コンプレッサー53を稼動させ続けておき、探触子51を溶接部B上に押し付けた状態で検査する。
上記した構成からなる超音波探傷装置1によれば、外筒部材28の内周面には湾曲状に窪んだ接合凹部30が形成され、内筒部材29の外周面には球面状に突出した接合凸部31が形成され、外筒部材28と内筒部材29とは、接合凹部30と接合凸部31とが摺動可能に接して球面接合されているため、探触子51が嵌合された内筒部材29は、外筒部材28に対して回転可能な状態となり、探触子51の回転運動が許容される。これによって、探触子51は、溶接部Bの表面形状に応じてフレキシブルに回転変位し、起伏がある溶接部Bの表面に対して常に適正に当接されるため、溶接部Bの欠陥を確実に検知することができ、超音波探傷装置1の検査精度を向上させることができる。
また、保持部材26を外筒部材28の軸線Sの方向に移動させるエアシリンダーが内蔵されたリニアボールスライド52が備えられているため、探触子51を保持する保持部材26は、リニアボールスライド52によって鋼構造体Aの表面の方向に押圧され、探触子51が溶接部Bに押し付けられる。また、エアシリンダーが内蔵されたリニアボールスライド52によって保持部材26を押圧するため、鋼構造体Aの表面が略鉛直面であって、立向き姿勢の検査であっても、保持部材26の押圧方向が下向きになることはなく、保持部材26は適正な方向に押圧される。これによって、探触子51を適正に当接させることができ、超音波探傷装置1の検査精度を確保することができる。また、リニアボールスライド52に送られる空気圧の調整により、探触子51を溶接部Bの表面に押し付ける力が調整されるため、必要に応じて前記押し付ける力が調節可能であり、検査現場の状況に適した力で探触子51を溶接部Bの表面に押し付けることができる。
以上、本発明に係る超音波探傷装置の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記した実施の形態では、マグネット11によって鋼構造体Aの表面に取り付けられた枠状の基板6にX,Y方向にそれぞれ延在するレール12,13を付設し、このレールにランナー14,15を噛合させ、このランナーを第1,第2の移動機構8,9によってスライドさせることで移動部材7を移動させているが、本発明は、鋼構造体の表面に沿って移動できる移動部材であれば、如何なる機構によって移動させてもよい。例えば、鋼構造体の表面を自走する移動部材であってもよく、また、可動式アーム状の移動部材でもよく、可動式アーム状の移動部材の先端に保持部材を取り付けてもよい。
また、上記した実施の形態では、エアシリンダーが内蔵されたリニアボールスライド52によって保持部材26を押圧しているが、本発明は、エアシリンダーが内蔵されていないリニアボールスライドの移動部をエアシリンダーのピストンに取り付けてもよい。また、移動部材に開口を形成し、この開口に保持部材を外筒部材の軸方向に摺動可能に挿通させ、エアシリンダーのピストンを保持部材に直接取り付けてもよい。
1 超音波探傷装置
7 移動部材
26 保持部材
28 外筒部材
29 内筒部材
30 接合凹部
31 接合凸部
51 探触子
52 リニアボールスライド(エアシリンダー機構)
A 鋼構造体
B 溶接部(被検査部)
7 移動部材
26 保持部材
28 外筒部材
29 内筒部材
30 接合凹部
31 接合凸部
51 探触子
52 リニアボールスライド(エアシリンダー機構)
A 鋼構造体
B 溶接部(被検査部)
Claims (2)
- 鋼構造体の被検査部上に当接される探触子を保持する保持部材が、前記鋼構造体の表面に沿って移動する移動部材に取り付けられている超音波探傷装置において、
前記保持部材には、前記移動部材に取り付けられた外筒部材と、該外筒部材内に設けられて内部に前記探触子が嵌合された内筒部材とが備えられ、
前記外筒部材の内周面には湾曲状に窪んだ接合凹部が形成され、前記内筒部材の外周面には球面状に突出した接合凸部が形成され、前記外筒部材と内筒部材とは、前記接合凹部と接合凸部とが摺動可能に接して球面接合されていることを特徴とする超音波探傷装置。 - 請求項1記載の超音波探傷装置において、
前記保持部材を前記外筒部材の軸方向に移動させるエアシリンダー機構が備えられていることを特徴とする超音波探傷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005316425A JP2007121197A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 超音波探傷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005316425A JP2007121197A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 超音波探傷装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005316425A Pending JP2007121197A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 超音波探傷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007121197A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2461864A (en) * | 2008-07-14 | 2010-01-20 | Rolls Royce Plc | Ultrasonic inspection probe with spherical bearing joint |
JP2014206476A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | 株式会社日立製作所 | 超音波板厚測定装置 |
-
2005
- 2005-10-31 JP JP2005316425A patent/JP2007121197A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB2461864A (en) * | 2008-07-14 | 2010-01-20 | Rolls Royce Plc | Ultrasonic inspection probe with spherical bearing joint |
JP2014206476A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | 株式会社日立製作所 | 超音波板厚測定装置 |
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