JP2007120825A - 貯湯式給湯装置 - Google Patents

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JP2007120825A
JP2007120825A JP2005312098A JP2005312098A JP2007120825A JP 2007120825 A JP2007120825 A JP 2007120825A JP 2005312098 A JP2005312098 A JP 2005312098A JP 2005312098 A JP2005312098 A JP 2005312098A JP 2007120825 A JP2007120825 A JP 2007120825A
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water storage
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Takashi Magara
隆志 眞柄
Akira Ito
彰 伊藤
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Corona Corp
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Corona Corp
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Abstract

【課題】断水により給水側が負圧状態になっても、湯水の逆流や高温の給湯水の供給を防止した貯湯式給湯装置を提供する。
【解決手段】加熱手段2で高温に加熱した湯水を貯湯する貯湯タンク1と、該貯湯タンク1下部には給水管6を接続すると共に上部には給湯管7を接続し、更に前記給湯管7には高温の湯水と給水とを混合して、設定温度の給湯を行う給湯混合弁8を備えたもので、前記貯湯タンク1には断水等で給水側が負圧となった時、この負圧を防止する負圧防止手段11と、給湯を禁止する負圧センサ12を連通させたことにより、断水等による負圧は大気開放を行う負圧防止手段で防止され、又負圧センサで負圧を検知することで、給湯混合弁8を給湯側を0%とすることによって、給湯を禁止状態とするものであり、特殊な給湯状態の階下給湯や給湯加圧ポンプ使用でも、高温給湯を継続することがなく、火傷の危険を防止して常に安心して使用出来る。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ヒートポンプ回路や電気ヒーターを利用して、貯湯水を加熱して給湯等を行う貯湯式給湯装置に関するものである。
従来よりこの種の給湯装置では、水道の断水等で給水管側が負圧になると、大気開放となる弁によって、この給水管側の負圧が防止され、給湯水や浴槽水の給水管への逆流を阻止して、安全な給湯装置を提供しようとするものであった。(例えば、特許文献1参照。)
特開2004−44963号公報
ところでこの従来のものを、貯湯式の給湯装置に使用した場合、給水管側が負圧で大気開放状態となることで、貯湯タンク内の湯水が全て排水されてしまうし、この負圧防止の弁を貯湯タンク上部に連通すれば、貯湯水の排水は防止出来るが、給湯装置が特殊な使用状況、即ち給湯装置が給湯栓より上の階下給湯状態では、負圧を防止したとしても、ヘッド差分は給湯されてしまい、おまけに給湯混合弁の給水側も断水で給水の混合が出来ず、高温水の給湯が継続する危険があり、又3階給湯の為に給湯管に給湯加圧ポンプを備えたものでは、給湯中では負圧防止されても、高温水の給湯を継続してしまう不具合を有するものであった。
この発明はこの点に着目し、上記問題点を解決する為、特にその構成を、加熱手段で高温に加熱した湯水を貯湯する貯湯タンクと、該貯湯タンク下部には給水管を接続すると共に上部には給湯管を接続し、更に前記給湯管には高温の湯水と給水とを混合して、設定温度の給湯を行う給湯混合弁を備えたものに於いて、前記貯湯タンクには断水等で給水側が負圧となった時、この負圧を防止する負圧防止手段と、給湯を禁止する負圧センサを連通させたものである。
この発明によれば、断水等による負圧は大気開放を行う負圧防止手段で防止され、又負圧センサで負圧を検知することで、給湯混合弁を給湯側を0%とすることによって、給湯を禁止状態とするものであり、特殊な給湯状態の階下給湯や給湯加圧ポンプ使用でも、高温給湯を継続することがなく、火傷の危険を防止して常に安心して使用出来る貯湯式給湯装置を提供するものである。
次に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
1は温水を貯湯する貯湯タンク、2は温水を加熱する加熱手段としてのヒートポンプユニット、3は階下の給湯栓である。
4は貯湯タンク1とヒートポンプユニット2を循環可能に接続する加熱循環回路で、加熱循環ポンプ5を有し貯湯タンク1の下部に接続されたヒーポン往き管4a及び貯湯タンク1上部に接続されたヒーポン戻り管4bより構成され、貯湯タンク1下部の冷水をヒーポン往き管4aを介してヒートポンプユニット2で加熱し、加熱された高温の温水をヒーポン戻り管4bで貯湯タンク1上部に戻して該貯湯タンク1内に温水を加熱貯湯するものである。
6は貯湯タンク1に水を供給する給水管、7は貯湯タンク1内の温水を給湯栓3より給湯する給湯管、8は給水管6からの給水と給湯管7からの温水を設定温度になるように混合する給湯混合弁、9は給湯混合弁8の下流に設けた給湯温度センサ、10は給湯量をカウントする給湯流量カウンターである。
11は給湯管7を介して貯湯タンク1上部に連通した負圧破損弁からなる負圧防止手段で、断水等により給水管6側が負圧状態となると、大気開放状態となってこの負圧状態を解消するものである。
12は負圧防止手段11の手前に備えられた圧力スイッチからなる負圧センサで、前記の負圧状態を検知することにより、マイコンからなる制御回路13に信号が入り、給湯流量カウンター10で給湯使用中かどうかを判断して、給湯中では出力側に接続した給湯混合弁8の弁開度を湯側0%に駆動して、給湯を停止させることで高温水の給湯を防止するものである。
次にこの一実施形態の貯湯式給湯装置の作動について説明する。
深夜電力等を利用してヒートポンプユニット2で加熱して貯湯タンク1内には高温水を貯湯するものであり、そしてこの貯湯タンク1内の湯水は、階下の給湯栓3を開栓することで、給湯混合弁8で設定温度の給湯として供給するものである。
更にこの状態で断水が発生した場合は、図3のフローチャートに示すように、給水管6側が負圧となることで、ステップ14で負圧センサ12がこの負圧を検知するが、これと同時にこの負圧状態は、負圧防止手段11が大気開放することで解除され、貯湯タンク1内の湯水が水道に逆流することは防止される。
そして、ステップ14でYESとなりステップ15に進み、給湯流量カウンター10が流量を検知しているかどうかを判断し、即ち給湯中ではYESでステップ16に進んで、給湯混合弁8の弁開度を湯側0%になるよう駆動し、水頭圧(ヘッド差)で給湯が継続し給水停止により、高温水の給湯が行われることを給湯を停止することで防止するものであり、又給湯停止状態では、NOでステップ17に進み現状の弁開度を維持して次回の給湯を待つものである。
これにより、貯湯式の給湯装置でも給湯水が、水道に逆流することを阻止出来、更に給湯中の断水で高温の給湯が行われて、使用者が火傷する危険も確実に防止することが出来、常に安心して使用出来るものである。
この発明に係る貯湯式給湯装置の一実施形態の概略構成図。 同電気回路の要部ブロック図。 同要部のフローチャート。
符号の説明
1 貯湯タンク
2 ヒートポンプユニット(加熱手段)
6 給水管
7 給湯管
8 給湯混合弁
11 負圧防止手段
12 負圧センサ

Claims (1)

  1. 加熱手段で高温に加熱した湯水を貯湯する貯湯タンクと、該貯湯タンク下部には給水管を接続すると共に上部には給湯管を接続し、更に前記給湯管には高温の湯水と給水とを混合して、設定温度の給湯を行う給湯混合弁を備えたものに於いて、前記貯湯タンクには断水等で給水側が負圧となった時、この負圧を防止する負圧防止手段と、給湯を禁止する負圧センサを連通させた事を特徴とする貯湯式給湯装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010255878A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Corona Corp 貯湯式給湯装置
CN113865111A (zh) * 2021-10-27 2021-12-31 华帝股份有限公司 一种燃气热水器增压功能的控制方法

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