JP2007120607A - 液封入式防振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つのオリフィスを備えた液封入式防振装置において、主液室内のキャビテーションに起因する異音の発生を防止する。
【解決手段】防振基体16と第1ダイヤフラム26の間の液体封入室32を仕切部30で主液室34と第1副液室36とに仕切り、該仕切部に第2ダイヤフラム40にて区画形成される第2副液室42と、主液室と第1副液室とを連通させる第1オリフィス44と、第1副液室と第2副液室とを連通させる第2オリフィス46を設けた液封入式防振装置10において、仕切部30を、第2ダイヤフラム40を有する第1仕切部材48と、その下面に接設されることで第2副液室42を形成する第2仕切部材50とで構成し、第1副液室36と第2副液室42とを連通させる貫通孔74を第2仕切部材50に設け、第2仕切部材の貫通孔周りに当接して当該貫通孔を塞ぐ凸部76を第2ダイヤフラム40に設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車エンジン等の振動発生体を防振的に支承するのに用いられる液封入式防振装置に関する。
従来、自動車エンジン等の振動発生体を、その振動を車体に伝達させないように支承するマウントとして、液封入式の防振装置が用いられている。かかる液封入式防振装置として、エンジンシェイク振動とエンジンアイドル振動のような異なる2つの周波数域の振動に対して防振効果を得るものとして、2つのオリフィスを備えた液封入式防振装置が知られている。
例えば、下記特許文献1,2には、第1取付部材と、筒状部を有する第2取付部材と、これら取付部材を結合するゴム弾性体からなる防振基体と、第2取付部材の内側で防振基体との間に液体封入室を形成する第1ダイヤフラムと、該液体封入室を主液室と第1副液室とに仕切る仕切部と、該仕切部にあって主液室に対して第2ダイヤフラムにて区画形成される第2副液室と、主液室と第1副液室との間を連通させる第1オリフィスと、第1副液室と第2副液室との間を連通させる第2オリフィスを備える液封入式防振装置が開示されている。
特開2000−230600号公報 特開2004−108460号公報
上記の液封入式防振装置においては、通常の振動入力時には、2つのオリフィスでの液流動による液柱共振作用や防振基体の制振効果により、振動減衰機能と振動絶縁機能が果たされるが、大きな振動が入力したときに、防振装置自体が異音発生源となってこれが車室内に伝達されてしまうことがある。
かかる異音は、液室内でのキャビテーションにより発生するものである。キャビテーションは、防振装置に大きな振動が入力したときに、オリフィスが目詰まりし、これにより主液室内が過度な負圧状態となって、封入された液体の飽和蒸気圧を下回ることで、多数の気泡が発生することにより生じる現象である。そして、このようにして発生した気泡が消滅するときの衝撃音が異音となって外部に伝達されるのである。
本発明は、上記のような2つのオリフィスを備えた液封入式防振装置において、かかるキャビテーションによる異音の発生を防止することを目的とする。
本発明に係る液封入式防振装置は、第1取付部材と、筒状部を有する第2取付部材と、前記第1取付部材と第2取付部材の間に介設されて両取付部材を結合するゴム弾性体からなる防振基体と、前記防振基体に対向して配され前記筒状部の内側で前記防振基体との間に液体封入室を形成するゴム膜よりなる第1ダイヤフラムと、前記液体封入室を前記防振基体側の主液室と前記第1ダイヤフラム側の第1副液室とに仕切る仕切部と、前記仕切部にあって前記主液室に対してゴム膜よりなる第2ダイヤフラムにて区画形成される第2副液室と、前記主液室と前記第1副液室との間を連通させる第1オリフィスと、前記第1副液室と前記第2副液室との間を連通させる第2オリフィスを備える液封入式防振装置において、前記仕切部が、前記第2ダイヤフラムを有する第1仕切部材と、前記第1仕切部材に対して前記第1副液室側に配されて前記第2ダイヤフラムとの間に前記第2副液室を形成する第2仕切部材とを備えてなり、前記第1副液室と前記第2副液室とを連通させる貫通孔が前記第2仕切部材に設けられ、前記第2仕切部材の前記貫通孔周りに当接して当該貫通孔を塞ぐ凸部が前記第2ダイヤフラムに設けられたものである。
本発明の液封入式防振装置においては、前記凸部が前記第2ダイヤフラムにおいて偏心して設けられていることが好ましい。
本発明の液封入式防振装置であると、過大な振動の入力により主液室内に所定以上の負圧が生じると、主液室に面する第2ダイヤフラムが主液室側に引っ張られるように変位することで凸部が第2仕切部材から離れて貫通孔が開口し、第1副液室から第2副液室に液体が流動する。これにより主液室内の急激な圧力変化が緩和され、主液室内におけるキャビテーションの発生を低減することができる。
一方、通常の振動入力時、即ち主液室内での負圧が小さいときには、第2仕切部材の貫通孔は第2ダイヤフラムの凸部によって塞がれており、該凸部周りのゴム膜部分が可撓性のダイヤフラムとして機能する。そのため、従来と同様、2つのオリフィスでの液流動による液柱共振作用や防振基体の制振効果により、振動減衰機能と振動絶縁機能が果たされる。
以上より、本発明によれば、通常の振動入力時における防振性能を確保しつつ、過大な振動入力時におけるキャビテーションに起因する異音の発生を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜3は、本発明の第1の実施形態に係る液封入式防振装置10を示したものである。この液封入式防振装置10は、自動車のエンジンを支持し、そのエンジン振動を車体フレームに伝達させないようにするためのエンジンマウントであり、エンジン側に取り付けられる上側の第1取付部材12と、車体フレーム側に取り付けられる下側の第2取付部材14と、これら取付部材12,14の間に介設されて両者を結合するゴム弾性体からなる防振基体16とを備えている。
第1取付部材12は、金属等の剛性材料よりなり、第2取付部材14の軸心部上方に配されている。第1取付部材12の上面にはボルト穴18が設けられ、このボルト穴18に対し、不図示のエンジン側部材が締結固定されるようになっている。
第2取付部材14は、金属等の剛性材料より有底筒状に形成されている。この例では、第2取付部材14は、防振基体16が加硫接着される筒状部20と、その下端開口部に取付けられる椀状の底部材22とからなり、底部材22の底部にボルト24が突設され、このボルト24で不図示の車体フレーム側部材に固定されるようになっている。
防振基体16は、外形形状が略裁頭円錐形状をなしており、その上部に第1取付部材12が埋設され、下端部に筒状部20の上端部内周面が加硫接着されている。
第2取付金具14の内部には、防振基体16に対向して可撓性のゴム膜よりなる第1ダイヤフラム26が設けられており、該第1ダイヤフラム26は筒状部20の下端開口部に取着されている。また、筒状部20の内周には、防振基体16と一体に形成されたゴム層28を介して仕切部30が嵌着されている。こうして防振基体16と第1ダイヤフラム26との間の内室が、水やエチレングリコール等の非圧縮性液体の封入された液体封入室32として形成されるとともに、この液体封入室32が、仕切部30によって、防振基体16が室壁の一部をなす上側の主液室34と、第1ダイヤフラム26が室壁の一部をなす下側の第1副液室36とに仕切り構成されている。また、第1ダイヤフラム26と底部材22との間が空気室38として形成されている。
仕切部30は、主液室34に対してゴム膜よりなる第2ダイヤフラム40にて区画形成される第2副液室42と、主液室34と第1副液室36との間を連通させる液体流路である第1オリフィス44と、第1副液室36と第2副液室42との間を連通させる液体流路である第2オリフィス46を備えている。かかる仕切部30は、中央部に第2ダイヤフラム40を有するとともにその外周にて第1オリフィス44及び第2オリフィス46を形成する上側の第1仕切部材48と、その下面に接設されて第2ダイヤフラム40との間に第2副液室42を形成する下側の第2仕切部材50とで構成されている。
詳細には、第1仕切部材48は、樹脂又はアルミニウム等の剛性材料からなる環状部材52と、その内側中央部に加硫接着されたゴム部材54とからなる。環状部材52の外周面には凹溝56が設けられ、環状部材52が上記筒状部20の内周に嵌着されることにより、凹溝56とゴム層28との間で上記第1オリフィス44が形成されている。また、ゴム部材54は、上記第2ダイヤフラム40と、該第2ダイヤフラム40の周縁部から下方に突出形成されるものであって第2ダイヤフラム40とともに上記第2副液室42を形成するための下方に開口する凹陥部を形成する内側隔壁58とを備えてなる。そして、第1オリフィス44の内側には、第2副液室42の周りに、下方に開口する溝により二重巻き状の形態をなす上記第2オリフィス46が設けられており、この第2オリフィス46における内外通路46a,46b間の隔壁60がゴム部材54により形成されている。
第2仕切部材50は、金属等の剛性材料からなる円板状部材であり、第1仕切部材48の下面に接設されることで、第2オリフィス46と第2副液室42の下方側を閉塞するように構成されている。第2副液室42の底面を構成する第2仕切部材50の中央部50aは第2副液室42側に向けて円形段状に突出形成されており、その外周に内側隔壁58の下端内周側が係合することで第2副液室42を形成する内側隔壁58の内方への変位が規制されている。また、第2仕切部材50の周縁部にはフランジ62が設けられており、このフランジ62が、第1ダイヤフラム26の周縁部の補助金具27とともに、第2取付部材14の筒状部20と底部材22とのかしめ結合部64に固定されている。
上記第1オリフィス44は、第1仕切部材48の外周部上面に設けた開口66(図2参照)を介して主液室34と連通しており、また、第2仕切部材50に設けられた円形の開口68を介して第1副液室36に連通している。上記第2オリフィス46は、内側隔壁58の周上の一箇所に設けられた開口70を介して第2副液室42に連通しており、また、第2仕切部材50に設けられた円形の開口72を介して第1副液室36に連通している。図1,2から明らかなように、両オリフィス44,46は、第2オリフィス46の方が断面積が大きく、かつ、オリフィス長が長く設定されている。また、図2に示すように、第1副液室36への連通部においては、第1オリフィス44側の開口68の方が第2オリフィス46側の開口72よりも開口面積が大きく設定されている。
以上の構成において、本実施形態では更に、第2仕切部材50に、第1副液室36と第2副液室42とを連通させる円形の貫通孔74が設けられている。この貫通孔74は、第1副液室36から第2副液室42に直接、即ち第2オリフィス46を介さずに液体を流動させることができるように、第1副液室36と第2副液室42とを区画する第2仕切部材50の中央部50aに設けられており、この例では、平面視円形状の第2副液室42の中心Oに設けられている。
そして、この第2仕切部材50の中央部50aに相対する第2ダイヤフラム40は、下方、即ち第2副液室42側に向かって凸の湾曲面状に形成されており、その底に相当する中心位置に、第2副液室42側に突出する凸部76が設けられている。凸部76は、円柱状をなして第2ダイヤフラム40の下面から一体に突設されており、平らな先端面(下面)が第2仕切部材50の貫通孔74周りに隙間なく当接して当該貫通孔74を塞ぐように設けられている。
凸部76は、通常の振動入力時には貫通孔74を塞いだ状態を維持し、過大な振動により主液室34に所定以上の負圧が生じたときに、第2仕切部材50から離れて貫通孔74が開口するように設けられている。そのため、例えば、第1仕切部材48と第2仕切部材50を組付けたときに、凸部76が上記貫通孔74周りを押圧した状態に当接するように、組付け前の状態で凸部76の先端が第2副液室42の底面に相当する位置よりも下方に突出するような寸法関係に形成されている。ここで、上記所定以上の負圧として設定される負圧は、主液室34にキャビテーションが発生するときの負圧よりも小さな負圧(絶対値が小さな負圧)であることが好ましい。
以上よりなる本実施形態の液封入式防振装置10であると、通常の振動入力時、即ち主液室34内での負圧が小さいときには、第2仕切部材50の貫通孔74は第2ダイヤフラム40の凸部76によって塞がれており、凸部76の周囲のゴム膜部分78が可撓性のダイヤフラムとして機能する。
特に本実施形態のものでは、エンジンアイドル振動のうち、5Hz前後のエンジンの回転0.5次振動に対しては、主液室34内の液体を第1オリフィス44を介して第1副液室36側へ流動させることにより、第1オリフィス44内における液体の流動抵抗によって減衰力を発揮させ、当該振動が制振される。また、エンジンアイドル振動のうち、15Hz前後のエンジンローリング振動に対しては、主液室34に面した第2ダイヤフラム40の上記ゴム膜部分78が振動し、この振動に応じて、第2副液室42内の液体を第2オリフィス46を介して第1副液室36側へ流動させることにより、その流動作用によって減衰力が得られ、当該振動が制振される。更に、車両走行中の10〜15Hzのエンジンシェイク振動に関しては、上記第2オリフィス46内の液体の流動作用による減衰力により制振される。このように通常の振動入力時には、各オリフィス44,46の液流動作用により振動が抑え込まれる。
一方、エンジンの始動時や悪路走行時などにおいて、防振装置に過大な振動が入力すると、両オリフィス44,46が目詰まりした状態となり、主液室34内に所定以上の負圧が生じる。これにより、主液室34に面する第2ダイヤフラム40が、図3に示すように、主液室34側に引っ張られるように変位して、凸部76が第2仕切部材50から離れ、貫通孔74が開口して、矢印Lで示すように第1副液室36から第2副液室42に液体が流動(リーク)する。このように相対的に圧力の高い第1副液室36から第2副液室42に液体が流入することで、第2ダイヤフラム40を介して第2副液室42と区画されている主液室34内において急激な圧力低下が緩和され、主液室34内におけるキャビテーションの発生を抑制することができる。
以上より、本実施形態であると、2つのオリフィス44,46を持つ液封入式防振装置10において、通常の振動入力時における防振性能を確保しつつ、過大な振動入力時におけるキャビテーションに起因する異音の発生を防止することができる。
図4〜6は、第2の実施形態に係る液封入式防振装置10Aを示したものである。第2の実施形態の防振装置10Aは、第1の実施形態に係る防振装置10とは、第2仕切部材50に設ける貫通孔74と、第2ダイヤフラム40に設ける凸部76の位置が異なっており、その他は第1の実施形態と同一である。そのため、以下では相違点について説明し、共通する構成部分には同一の符号を付して説明は省略する。
この実施形態では、図5に示すように、貫通孔74が平面視円形状の第2副液室42の中心Oに対して偏心した位置に設けられており、これに対応して、第2ダイヤフラム40の凸部76は、図4に示すように、下方に凸の湾曲面状に形成された第2ダイヤフラム40の底に相当する中心位置ではなく偏心して設けられている。より詳細には、凸部76は、第2オリフィス46への液体の流動をできるだけ阻害しないように、第2副液室42の中心Oに対し、第2副液室42への開口70から離れる方向に向かって偏心した位置に設けられている(図5参照)。
このように凸部76を偏心させて設けることにより、通常の振動入力時に凸部76が第2仕切部材50から離れて貫通孔74が開口してしまう不具合を抑制することができる。すなわち、円形状の第2ダイヤフラム40では中心部分が最も上下変動しやすいため、中心部分よりも偏心させて設けた方が貫通孔74が開口し始める負圧設定をより大きな値に設定することができる。そのため、偏心させた方が、通常の振動入力時に貫通孔74を開口させにくく、過大な振動入力時のみに図6に示すように開口させてキャビテーションの発生を抑制することができる。また、凸部76が偏心していると、可撓性のダイヤフラムとして機能する凸部76周りのゴム膜部分78が、通常の振動入力時に撓み変形しやすく、通常の振動入力時における防振性能を確保しやすい。
本発明の液封入式防振装置であると、通常の振動入力時における防振性能を確保しつつ、過大な振動入力時におけるキャビテーションに起因する異音の発生を抑制することができるので、自動車のエンジンマウントやボディマウントなどの各種の車両用の防振装置として好適に利用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る液封入式防振装置の縦断面図である。 図1のII−II線断面図である。 同防振装置の作用時の要部拡大断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る液封入式防振装置の縦断面図である。 図4のV−V線断面図である。 同防振装置の作用時の要部拡大断面図である。
符号の説明
10,10A…液封入式防振装置、12…第1取付部材、14…第2取付部材、16…防振基体、20…筒状部、26…第1ダイヤフラム、30…仕切部、32…液体封入室、34…主液室、36…第1副液室、40…第2ダイヤフラム、42…第2副液室、44…第1オリフィス、46…第2オリフィス、48…第1仕切部材、50…第2仕切部材、74…貫通孔、76…凸部

Claims (2)

  1. 第1取付部材と、筒状部を有する第2取付部材と、前記第1取付部材と第2取付部材の間に介設されて両取付部材を結合するゴム弾性体からなる防振基体と、前記防振基体に対向して配され前記筒状部の内側で前記防振基体との間に液体封入室を形成するゴム膜よりなる第1ダイヤフラムと、前記液体封入室を前記防振基体側の主液室と前記第1ダイヤフラム側の第1副液室とに仕切る仕切部と、前記仕切部にあって前記主液室に対してゴム膜よりなる第2ダイヤフラムにて区画形成される第2副液室と、前記主液室と前記第1副液室との間を連通させる第1オリフィスと、前記第1副液室と前記第2副液室との間を連通させる第2オリフィスを備える液封入式防振装置において、
    前記仕切部が、前記第2ダイヤフラムを有する第1仕切部材と、前記第1仕切部材に対して前記第1副液室側に配されて前記第2ダイヤフラムとの間に前記第2副液室を形成する第2仕切部材とを備えてなり、前記第1副液室と前記第2副液室とを連通させる貫通孔が前記第2仕切部材に設けられ、前記第2仕切部材の前記貫通孔周りに当接して当該貫通孔を塞ぐ凸部が前記第2ダイヤフラムに設けられたことを特徴とする液封入式防振装置。
  2. 前記凸部が前記第2ダイヤフラムにおいて偏心して設けられたことを特徴とする請求項1記載の液封入式防振装置。
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