JP2007120470A - 洋上風力発電装置の基礎構造及び洋上風力発電装置の基礎構造の構築方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】気象、海象の変化に影響されることなく短期間で工事を行うことにより、建設費を削減し、発電コストを低減させる。
【解決手段】海底地盤35上にフーチング1が設置され、フーチング1に風車タワー40を介して風車が取り付けられる洋上風力発電装置の基礎構造であって、フーチング1の上部に、作業ステージ15を着脱可能、かつフーチング1の中心部を中心として回転移動可能に設ける。作業ステージ15は、フーチング1の上方に対向配置される作業台16と、作業台16をフーチング1に回転移動可能に支持する支持手段18と、作業台16を回転駆動させる駆動手段25とを備える。作業台16からフーチング1を地盤35に固定する各種の作業を行うことができるので、気象、海象の変化に影響されることなく短期間で工事を行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】海底地盤35上にフーチング1が設置され、フーチング1に風車タワー40を介して風車が取り付けられる洋上風力発電装置の基礎構造であって、フーチング1の上部に、作業ステージ15を着脱可能、かつフーチング1の中心部を中心として回転移動可能に設ける。作業ステージ15は、フーチング1の上方に対向配置される作業台16と、作業台16をフーチング1に回転移動可能に支持する支持手段18と、作業台16を回転駆動させる駆動手段25とを備える。作業台16からフーチング1を地盤35に固定する各種の作業を行うことができるので、気象、海象の変化に影響されることなく短期間で工事を行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、水深の浅い海域に設置される洋上風力発電装置の基礎構造及び洋上風力発電装置の基礎構造の構築方法に関する。
近年、クリーンエネルギー源としての風力発電施設の建設が顕著になってきているが、立地場所として陸域での適地、用地が不足していることから、今後は、より施工条件の厳しい海域に立地場所を求められることが予想される。
海域に建設される風力発電施設の一例が特許文献1に記載されている。この風力発電施設は、陸上で浮体に風車基礎部を立設して基礎本体を形成し、基礎本体を海上に仮係留し、風車基礎部に風車本体を搭載して洋上風力発電装置を形成し、この洋上風力発電装置を引き船によって設置海域まで曳航し、洋上風力発電装置をクレーン船で支持しながら、基礎本体を海底地盤に据え付けるように構成したものである。
特開2005−69025号公報
しかし、このような構成の風力発電施設にあっては、クレーン船等の作業船を用いた海上で作業が多くなるため、気象、海象の変化によって作業が影響を受けることになり、作業が中断されたり、退避を余儀なくされたりすることがあり、非常に効率の悪い工事となり、工期が長引いて建設費が増加し、発電コストを高くすることになる。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、気象、海象の変化によって作業が影響を受けることが少なく、作業が中断されたり、退避を余儀なくされたりするようなことが殆どなく、効率良く工事を行うことができて工期を短縮することができ、建設費を削減することができるとともに、発電コストを低減させることのできる洋上風力発電装置の基礎構造及び洋上風力発電装置の基礎の構築方法を提供することを目的とする。
上記のような課題を解決するために、本発明は、以下のような手段を採用している。
すなわち、本発明の請求項1に係る発明は、海底地盤上にフーチングが設置され、該フーチングに風車タワーを介して風車が取り付けられる洋上風力発電装置の基礎構造であって、前記フーチングの上部に、作業ステージを着脱可能、かつ前記フーチングの中心部を中心として回転移動可能に設けたことを特徴とする。
すなわち、本発明の請求項1に係る発明は、海底地盤上にフーチングが設置され、該フーチングに風車タワーを介して風車が取り付けられる洋上風力発電装置の基礎構造であって、前記フーチングの上部に、作業ステージを着脱可能、かつ前記フーチングの中心部を中心として回転移動可能に設けたことを特徴とする。
本発明による洋上風力発電装置の基礎構造によれば、フーチングの上部に設けられた作業ステージを用いることにより、フーチングを海底地盤上に設置するための各種の作業を行うことができる。従って、気象、海象の変化に殆ど影響を受けることなく、工事を進行させることができるので、工期を短縮化することができ、建設費を削減でき、発電コストを低減させることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の洋上風力発電装置の基礎構造であって、前記作業ステージは、前記フーチングの上方に対向配置される作業台と、該作業台を前記フーチングに回転移動可能に支持する支持手段と、該作業台を回転駆動させる駆動手段とを備えていることを特徴とする。
本発明による洋上風力発電装置の基礎構造によれば、駆動手段と支持手段との協働によって作業台を回転移動させながら、作業台の上部からフーチングを海底地盤上に設置するための各種の作業を行うことができる。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の洋上風力発電装置の基礎構造であって、前記支持手段は、前記フーチングに設けられるレールと、前記作業台に回転自在に取り付けられるとともに、前記駆動手段によって回転駆動され、かつ前記レール上を走行可能な車輪とからなることを特徴とする。
本発明による洋上風力発電装置の基礎構造によれば、駆動手段によって車輪を回転駆動させてレール上を走行させることにより、移動台がレールに沿ってフーチング上を回転移動することになる。
請求項4に係る発明は、請求項2又は3に記載の洋上風力発電装置の基礎構造であって、前記フーチングは、中空構造に形成されるとともに、内部が隔壁によって複数の室に区画され、該複数の室のうちの所定の室の上部及び底部には、該室内外を上下方向に貫通する貫通孔が設けられていることを特徴とする。
本発明による洋上風力発電装置の基礎構造によれば、作業ステージの作業台の上部から各種の機械を用いることにより、フーチングの上部及び底部の貫通孔を介して海底地盤に杭又はアンカーを打設することができる。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の洋上風力発電装置の基礎構造であって、前記フーチングの上部の貫通孔と前記作業台との間にはケーシングパイプが着脱自在に設けられていることを特徴とする。
本発明による洋上風力発電装置の基礎構造によれば、作動ステージの作業台の上部から各種の機械を用いて杭又はアンカーを打設する際に、ケーシングパイプによって室内をドライ雰囲気にすることができるので、ドライ雰囲気下において、杭又はアンカーの打設作業、及び杭頭部の処理を行うことが可能となる。
請求項6に係る発明は、陸上の製作ヤードにおいて中空構造のフーチングを製作するとともに、該フーチングの上部に作業ステージを着脱可能、かつ回転移動可能に設け、この状態で該フーチングを搬送手段により海上を設置海域まで搬送し、該設置海域において該フーチングを沈下させて海底地盤上に着底させ、前記作業ステージを用いて前記フーチングを海底地盤に設置するための各種の作業を行うことを特徴とする。
本発明による洋上風力発電装置の基礎構造の構築方法によれば、陸上の製作ヤードで製作されたフーチングは、搬送手段によって海上を設置海域まで搬送され、設置海域において沈下されて海底地盤上に着底される。そして、作業ステージを用いてフーチングを海底地盤上に設置するための各種の作業を行うことにより、フーチングが海底地盤上に設置されることになる。
以上、説明したように、本発明の洋上風力発電装置の基礎構造及び洋上風力発電装置の基礎構造の構築方法によれば、フーチングを設置海域の海底地盤上に設置する際に、フーチングに着脱自在かつ回転自在に設けられている作業ステージを用いて各種の作業を行うことができるので、気象、海象の変化によって作業が影響を受けることが殆どなく、工期を短縮することができて、建設費を削減することができ、発電コストを低減させることができる。
また、ケーシングパイプによってドライ雰囲気を容易に作ることができるので、ドライ雰囲気下において、杭やアンカーの打設作業、杭やアンカーの頭部の処理作業を行うことができ、作業効率を大幅に高めることができ、工期を短縮することができる。
以下、図面に示す本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図4には、本発明による洋上風力発電装置の基礎構造の一実施の形態が示されていて、図1は基礎構造の全体を示す縦断面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のA部の拡大図、図4はケーシングパイプの移動設置方法を示した説明図である。
図1〜図4には、本発明による洋上風力発電装置の基礎構造の一実施の形態が示されていて、図1は基礎構造の全体を示す縦断面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のA部の拡大図、図4はケーシングパイプの移動設置方法を示した説明図である。
すなわち、この洋上風力発電装置の基礎構造は、比較的浅い海域(水深が10m〜20m程度)の柔らかい海底地盤上に風力発電施設を建設するのに有効なものであって、建設場所の海底地盤35上に設置されるフーチング1と、フーチング1の上部に着脱可能、かつ回転移動可能に設けられる作業ステージ15とを備えている。
フーチング1は、中空構造の円形状をなすものであって、鋼板から形成される円板状の下板2と、下板2の上方に対向して設けられるとともに、中心部から外周部に向かって下方に傾斜する鋼板から形成される略円板状の上板4と、下板2と上板4の外周端間に垂直に設けられる鋼板から形成される筒状の側板7と、下板2の中心部に垂直に設けられるとともに、上板4の中心部を貫通して上方に突出する鋼管から形成される筒状のタワー支持部8とから構成されている。なお、フーチング1は、円形に限らず、正六角形、正八角形等の正多角形に形成してもよい。また、フーチング1を構成する鋼板としてリブ等の補剛材で補強されたものを用いることが好ましい。
上板4の外周端と側板7の上端との間、下板2の外周端と側板7の下端との間、上板4の内周端とタワー支持部8との間、及び下板2とタワー支持部8の下端との間はそれぞれ溶接によって一体に接合され、これにより、上板4と下板2と側板7とタワー支持部8とによって囲まれる部分に密閉され環状の空間9が形成される。
フーチング1の空間9内には、タワー支持部8を中心として同心円状に筒状の第1隔壁11が垂直に設けられるとともに、タワー支持部8を中心として板状の複数の第2隔壁12が放射状に垂直に設けられている。
第1隔壁11は上下端がそれぞれ上板4の下面及び下板2の上面に溶接によって一体に接合されるとともに、各第2隔壁12は内周端がタワー支持部8の外周面に、外周端が側板7の内周面に、上端が上板4の下面に、下端が下板2の上面にそれぞれ溶接によって一体に接合され、これにより、フーチング1の空間9内が複数の室10に区画されている。
フーチング1内の隣接する室10、10間は、第1隔壁11及び第2隔壁12に設けられている連通孔(図示せず)を介して相互に連通され、各連通孔には開閉バルブ(図示せず)がそれぞれ設けられ、この開閉バルブによって隣接する室10、10間が連通され、又は遮断される。
フーチング1の各室10に対応する上板4及び下板2の部分には、それらを上下方向に貫通する貫通孔5、3が軸線を一致させた状態でそれぞれ設けられ、これらの貫通孔5、3を介して後述する作業ステージ15から海底地盤35に対して場所打ち杭の打設作業が行われる。上板4及び下板2の貫通孔5、3は開閉蓋(図示せず)等によって開閉自在に構成されている。
フーチング1の上板4の上面側の各貫通孔5の周縁部には、環状の台座部6が上方に突出した状態で一体設けられ、この台座部6の上部に後述するケーシングパイプ30の下端部が着脱自在に構成されている。
作業ステージ15は、フーチング1の上板4の上方に所定の間隔をおいて水平に設けられる、鋼板等から形成される略扇型板状の作業台16と、作業台16を回転移動可能に支持する支持手段18と、作業台16を回転駆動させる駆動手段25とを備えている。
支持手段18は、フーチング1の上板4の上部にタワー支持部8を中心として水平かつ環状に設けられる外レール19と、作業台16よりもやや下方のタワー支持部8の周面の部分にタワー支持部8を中心として水平かつ環状に設けられる内レール20と、作業台16の下面側の外周縁部に一体に垂下される支持脚23と、支持脚23の下端部に回転自在に設けられるとともに、外レール19上を走行可能な外車輪21と、作業台16の下面側の内周縁部に回転自在に設けられるとともに、内レール20上を走行可能な内車輪22とから構成されている。なお、支持手段18は、前記の組合せのものに限らず、作業台16を回転自在に支持できるものであればよい。
駆動手段25は、作業台16の上部に設けられる駆動モータ26と、駆動モータ26の駆動力を内車輪22に伝達させるギア等からなる動力伝達手段(図示せず)とから構成され、駆動モータ26の作動によって動力伝達手段を介して内車輪22を回転させることにより、内車輪22が内レール20上を走行し、外車輪21が外レール19上を走行して作業台16が両レール19、20に沿って回転移動する。
作業台16の外周縁部の上板4の貫通孔5に対応する部分には、上下方向に貫通する貫通孔17が上板4の貫通孔5と軸線を一致させた状態で設けられ、この作業台16の貫通孔17から上板4及び下板2の貫通孔5、3を介して海底地盤35に対する杭28の打設作業が行われる。
作業台16の上部には、杭28を打設するための削孔機等の作業機械27が設置され、この作業機械27によって作業台16の貫通孔17、フーチング1の上板4及び下板2の貫通孔5、3を介して地盤35に所定の深さの杭穴36を設け、この杭穴36内に鉄筋37を挿入し、コンクリート38を打設することにより、杭穴36内に杭28が構築される。
この場合、必要に応じて杭穴36内に鋼管(図示せず)を打ち込んで、鋼管と鉄筋とコンクリートとの一体構造としてもよいし、鋼管のみを打ち込んで杭としてもよいし、その他の周知の杭を使用してもよい。鋼管を打ち込む場合には、作業台16の上部に杭打ち機械等の作業機械27を設置すればよい。
この場合、必要に応じて杭穴36内に鋼管(図示せず)を打ち込んで、鋼管と鉄筋とコンクリートとの一体構造としてもよいし、鋼管のみを打ち込んで杭としてもよいし、その他の周知の杭を使用してもよい。鋼管を打ち込む場合には、作業台16の上部に杭打ち機械等の作業機械27を設置すればよい。
作業ステージ15の作業台16とフーチング1の上板4の各貫通孔5の周縁部の台座部6との間には、筒状のケーシングパイプ30が着脱自在に取り付けられる。この場合、ケーシングパイプ30の下端部と台座部6との間はパッキン等のシール部材(図示せず)を介してシールされ、これによりケーシングパイプ30の内側に連通するフーチング1の室10内がドライ雰囲気に形成される。
フーチング1の室10内をケーシングパイプ30によってドライ雰囲気に形成し、この状態で作業台16の上部からケーシングパイプ30、上板4の貫通孔5、及び下板2の貫通孔3を介して海底地盤35に杭穴36を削孔し、この杭穴36内に鉄筋37を挿入し、コンクリート38を打設することにより、杭穴36内に鉄筋コンクリート製の杭28が構築される。
この場合、図3に示すように、杭頭34の外周面にジベル31を設け、各種の鉄筋32を配置し、周囲に波形状の鋼板33を設け、この鋼板33の内側にコンクリート38を打設することにより、フーチング1が杭28の杭頭34に一体に連結される。
そして、上記のような杭28の打設作業をフーチング1の複数箇所に対して行うことにより、フーチング1が複数の杭28によって海底地盤35上に固定される。この場合、ケーシングパイプ30は、図4に示すように、作業台16を回転移動させる際に、作業台16の上部に設置したクレーン等の作業機械27によって吊り上げ、この状態で作業台16と一緒に移動させることにより、次の杭28を打設する位置に容易に移動させることができる。なお、ケーシングパイプ30は1本によって構成してもよいし、複数本のケーシングパイプ30を連結して構成してもよい。
そして、海底地盤35上に複数の杭28によって固定したフーチング1のタワー支持部8の内部、及びフーチング1の各室10内にそれぞれコンクリート38を充填し、タワー支持部8の上部に頂版コンクリート39を介して風車タワー40を取り付け、風車タワー40の上端部に風車(図示せず)を取り付けて風力発電装置を構築する。そして、全ての作業が終了した後に、フーチング1の上部から作業ステージ15を取り外す。このようにして、比較的浅い海域に風力発電施設を建設することができる。
上記のように構成した本実施の形態による洋上風力発電装置の基礎構造にあっては、フーチング1を海底地盤35上に固定する作業の殆どをフーチング1の上部に設けた作業ステージ15から行うことができるので、クレーン船等による作業を極めて少なくすることができる。従って、気象や海象の変化によって作業が影響を受けることが少なく、工事を効率良く行うことができ、工期を短縮することができ、建設費用を削減でき、発電コストを低減させることができる。
図5〜図7には、本発明による洋上風力発電装置の基礎構造の他の実施の形態が示されていて、図5は基礎構造の全体を示す縦断面図、図6は図5のA−A線に沿って見た横断面図、図7は図5のBの拡大図である。
すなわち、この基礎構造は、設置海域の海底地盤35が十分に硬い場合であって、海底地盤35に複数のアンカー41を打設し、この複数のアンカー41によってフーチング1を海底地盤35上に固定するように構成したものであって、その他の構成は前述した実施の形態に示すものと同様であるので、同一の部分には同一の番号を付してその詳細な説明は省略する。
海底地盤35にアンカー41を打設する場合には、作業ステージ15の作業台16の上部にアンカー削孔機等の作業機械27を設置し、この作業機械27によってケーシングパイプ30、上板4の貫通孔5、下板2の貫通孔3を介して海底地盤35にアンカー穴42を削孔し、このアンカー穴42内にアンカー41を打設する。そして、下板2の上面側に受圧板44を配置し、受圧板44の中心部にアンカー41の頭部を貫通させ、アンカー41の頭部を定着具47により受圧板44に固定する。この場合、海底地盤35上に高さ調整用ブロック43を設置し、この高さ調整用ブロック43によってフーチング1の水平度を調整し、フーチング1の下板2の下面と海底地盤35との間、及びフーチング1の周囲にそれぞれコンクリート38を打設する。あるいは、コンクリート38に代えてモルタルを打設してもよい。なお、風力発電装置の自重によって風力発電施設の全体を支持することができる場合には、アンカー41を使用する必要はなく、フーチング1を地盤35上に載置するだけでよい。
そして、この実施の形態による洋上風力発電装置の基礎構造にあっても、フーチング1を海底地盤35上に固定する作業の殆どをフーチング1の上部に設けた作業ステージ15から行うことができるので、クレーン船等による作業を極めて少なくすることができる。従って、気象や海象の変化によって作業が影響を受けることが少なく、工事を効率良く行うことができ、工期を短縮することができ、建設費用を削減でき、発電コストを低減させることができる。
次に、上記のような構成の本発明による基礎構造の構築方法について説明する。
まず、図8に示すように、陸上の製作ヤード45(例えば、ドライドック、フローティングドック、潜水式台船上等)において、下板2、上板4、側板7、第1隔壁11、第2隔壁12、及びタワー支持部8を溶接によって一体に接合し、中空構造の円形状のフーチング1を製作する。そして、このフーチング1の上部に作業ステージ(図示せず)を着脱自在、かつ回転移動可能に取り付ける。この場合、図9に示すように、製作ヤード45において複数のフーチング1を同時に製作してもよい。
まず、図8に示すように、陸上の製作ヤード45(例えば、ドライドック、フローティングドック、潜水式台船上等)において、下板2、上板4、側板7、第1隔壁11、第2隔壁12、及びタワー支持部8を溶接によって一体に接合し、中空構造の円形状のフーチング1を製作する。そして、このフーチング1の上部に作業ステージ(図示せず)を着脱自在、かつ回転移動可能に取り付ける。この場合、図9に示すように、製作ヤード45において複数のフーチング1を同時に製作してもよい。
そして、製作ヤード45からフーチング1をクレーン船(図示せず)によって吊り上げ、フーチング1の重量が軽い場合にはクレーン船で吊り上げた状態で設置海域まで搬送し、フーチング1の重量が重い場合には海上に浮かべて、クレーン船(図示せず)によって海上を設置海域まで曳航する。
そして、図10に示すように、設置海域においてフーチング1の各室10内に水を注入してフーチング1を沈下させて海底地盤35上に着底させる。この場合、図5に示すように、フーチング1の下面と海底地盤35との間に高さ調整用ブロック43を介在させ、フーチング1を地盤35上に水平に設置する。
そして、図1〜図7に示すように、フーチング1の上部に設けられている作業ステージ15を用い、作業台16の上部から削孔機、アンカー削孔機等の作業機械27を用いて海底地盤35に杭28又はアンカー41を打設し、杭28又はアンカー41にフーチング1を固定する。この場合、図1、図5に示すように、ケーシングパイプ30を作業台16とフーチング1の上板4の貫通孔5との間に取り付け、ケーシングパイプ30内の水を抜くことにより、ケーシングパイプ30に連通するフーチング1の室10内をドライ雰囲気に形成し、杭28又はアンカー41の打設作業、杭28又はアンカー41の頭部の処理作業を行う。
そして、フーチング1を杭28又はアンカー41の頭部に固定し、フーチング1の各室10内にコンクリート38を充填し、タワー支持部8に風車タワー40を取り付け、風車タワー40の上端部に風車(図示せず)を取り付けることにより、風力発電装置を構築する。このようにして、比較的浅い海域に風力発電施設を建設することができる。
なお、フーチング1を設置する地盤35が硬い場合には、図10(b)、(c)に示すように、杭28やアンカー41を使用せずに、地盤35上に載置するだけでもよいし、載置した状態でコンクリート38によって地盤35に固定してもよい。また、陸磯部に設置する場合には、図10(c)に示すように、仮締切工46を構築して海水がフーチング1の周囲に流入しないようにし、この状態でフーチング1を地盤35に設置してもよい。この場合にも、杭28やアンカー41を使用せずに、フーチング1を地盤35上に載置するだけでもよいし、載置した状態でコンクリート38によって地盤35に固定してもよい。
上記のように構成した本発明による基礎構造及び基礎構造の構築方法にあっては、フーチング1を海底地盤35上に固定する作業等の殆どをフーチング1の上部に設けた作業ステージ15から行うことができるので、クレーン船等による作業を極めて少なくすることができる。従って、気象や海象の変化によって作業が影響を受けることが少なく、工事を効率良く行うことができ、工期を短縮することができ、建設費用を削減でき、発電コストを低減させることができる。また、フーチング1を陸上で製作し、フーチング1のみを設置海域まで曳航することになるので、フーチング1の設置海域までの搬送を容易にすることができる。
なお、前記の説明においては、フーチング1を鋼板によって形成した例を示したが、フーチング1をRC構造、PC構造としてもよい。
1 フーチング、2 下板、3 貫通孔、4 上板、5 貫通孔、
6 台座部、7 側板、8 タワー支持部、9 空間、10 室、
11 第1隔壁、12 第2隔壁、15 作業ステージ、16 作業台、
17 貫通孔、18 支持手段、19 外レール、20 内レール、
21 外車輪、22 内車輪、25 駆動手段、26 駆動モータ、
27 作業機械、28 杭、29 鋼管、30 ケーシングパイプ、
31 ジベル、32 鉄筋、33 鋼板、34 杭頭、35 地盤、
36 杭穴、37 鉄筋、38 コンクリート、39 頂版コンクリート、
40 風車タワー、41 アンカー、42 アンカー穴、
43 高さ調整用ブロック、44 受圧板、45 製作ヤード、
46 仮締切工、47 定着具
6 台座部、7 側板、8 タワー支持部、9 空間、10 室、
11 第1隔壁、12 第2隔壁、15 作業ステージ、16 作業台、
17 貫通孔、18 支持手段、19 外レール、20 内レール、
21 外車輪、22 内車輪、25 駆動手段、26 駆動モータ、
27 作業機械、28 杭、29 鋼管、30 ケーシングパイプ、
31 ジベル、32 鉄筋、33 鋼板、34 杭頭、35 地盤、
36 杭穴、37 鉄筋、38 コンクリート、39 頂版コンクリート、
40 風車タワー、41 アンカー、42 アンカー穴、
43 高さ調整用ブロック、44 受圧板、45 製作ヤード、
46 仮締切工、47 定着具
Claims (6)
- 海底地盤上にフーチングが設置され、該フーチングに風車タワーを介して風車が取り付けられる洋上風力発電装置の基礎構造であって、
前記フーチングの上部に、作業ステージを着脱可能、かつ前記フーチングの中心部を中心として回転移動可能に設けたことを特徴とする洋上風力発電装置の基礎構造。 - 前記作業ステージは、前記フーチングの上方に対向配置される作業台と、該作業台を前記フーチングに回転移動可能に支持する支持手段と、該作業台を回転駆動させる駆動手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の洋上風力発電装置の基礎構造。
- 前記支持手段は、前記フーチングに設けられるレールと、前記作業台に回転自在に取り付けられるとともに、前記駆動手段によって回転駆動され、かつ前記レール上を走行可能な車輪とからなることを特徴とする請求項2に記載の洋上風力発電装置の基礎構造。
- 前記フーチングは、中空構造に形成されるとともに、内部が隔壁によって複数の室に区画され、該複数の室のうちの所定の室の上部及び底部には、該室内外を上下方向に貫通する貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の洋上風力発電装置の基礎構造。
- 前記フーチングの上部の貫通孔と前記作業台との間にはケーシングパイプが着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の洋上風力発電装置の基礎構造。
- 陸上の製作ヤードにおいて中空構造のフーチングを製作するとともに、該フーチングの上部に作業ステージを着脱可能、かつ回転移動可能に設け、この状態で該フーチングを搬送手段により海上を設置海域まで搬送し、該設置海域において該フーチングを沈下させて海底地盤上に着底させ、前記作業ステージを用いて前記フーチングを海底地盤に設置するための各種の作業を行うことを特徴とする洋上風力発電装置の基礎構造の構築方法。
Priority Applications (1)
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