JPS61162619A - 甲板昇降型作業台における脚フ−チング下方の掘削装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （、産業上の利用分野） 本発明は甲板昇降型作業台における脚フーチンダ下方の
掘削装置に係るものである。

（従来の技術） 第６図は従来の甲板昇降型作業台（α）を示し、脚（Ａ
＋の下端に設けられたフーチング＜ｃ＋を海底地盤（ｄ
＋に着底、若しくは滅シ込ませて稼動するように構成さ
れている。

（発明が解決しようとする問題点） 前記作業台（α）金例えは第７１Ｓｉ！Ｊに示すように
、粘土層（ｇ）と砂層σ）とが入９混っている表１地盤
で稼動する場合、前記フーチング（Ｃ）が信頼のおゆる
地盤に着底可能か否かの評価が間亀となシ、着し第７図
に示すように見掛は上の支持地盤（ＸＪ　ｒｃ着底した
場合、同地盤が通常パンチングスルー（ＰＴＪＮＣＨ工
１１１ＧＴＨＲＯＵＧＨ）現象という遅れ破壊を生起し
たとき、着底部が不安定となり、作業台の転覆、倒壊を
招来することとなる。

従ってこのような地盤で鉱前記地！１（３）を掘削ま九
は撹乱して安全な地盤（Ｙ）までフーチングを強制的に
貫入する必要かあ・る。

このように地盤ｍを掘削、また紘撹乱するには、ドレツ
ジャー、高圧ジエツテイングノ（イル打設船または掘削
船等の如き、別の専用作業船を準備する必要がある。

この作業は大掛夛で５時間と費用との点から、結局は前
記甲板昇降型作業台の使用を見込る場合が生じることも
あった。

（問題点を解決するための手段） 本発明はこのような問題点を解決するために提案された
もので、甲板昇降型作業台における脚下端に設けられた
フーチングに、地盤掘削手段を設けてな゛ることを特徴
とする甲板昇降型作業台における脚フーチング下方の掘
削装置に係るものである。。

（作用） 本発明は前記したように構成されているので、甲板昇降
型作業台における脚の下端フーチングが海底下の問題の
地盤に達したとき、同フーチングに配設された掘削装置
を利用して前記地盤下方をドリル等によって掘削、また
は高圧ジェット水の噴射による撹乱を行ない。前記フー
チングを安定した地盤に着底、または貫入せしめ、甲板
昇降型作業台による所要の作業を行なうものである。

（発明の効果） 本発明によれはこのように、甲板昇降型作業台における
脚下端フーチング下方の地盤を、他の専用の作業船を使
用することなく、前記作業台自体の有する比較的簡単な
装置で掘削し、かくして簡単且つ低コストで前記フーチ
ングを安定地盤に着底、若しくは貫入せしめることがで
きるので、前記作業台の使用可能領域を飛躍的に増大し
うるものであって多層地盤が存在し、通常の着底型作業
台で鉱場合によって使用不可能な場合でも使用を可能な
らしめるものである。

（実施例） 以下本発明を図示の実施例について説明する。

第１図及び第２図において（１）は甲板昇降型作業台、
（２）は管状の脚、（３）は同脚（２）の下端フーチン
グ、（４）は前記脚（２）の下部に設けられたパラスト
タンクで、着底時には注水して海底地盤に対する接地圧
を増大せしめ、曳航時り排水して脚（２）に浮力を賦与
するものである。また前記作業台（１）のノ１ル部には
脚（２）の引揚時にフーチング（３）をハル部内に収容
できる大きな穴（５）が設けられている。

前記フーチング（３）には、同フーチング（３）を貫通
して上方に延びる固定ケーシング（６）が立設され、脚
（２）を上昇せしめ、同ケーシング（６）が海水面上に
突出したところで、上部の仮設ケーシング（７）が着脱
自在に継接されるようになっている。図中（６α）（７
α）は夫々前記各ケーシング（６）（７）の継接用７ラ
ンジ、（８）　（８つは夫々前記各ケーシングのサポー
ト材である。

なお前記固定ケーシング（６）に框通常の時、充填金物
（９）を挿入して欠損断面積を補なうものである。

図示の実施例はｍｊ記したように構成されているので、
脚（２）を最大限に引上け、作業台（１）のハル部が浮
上しているとき、充填金物（９）を取外し、固定ケーシ
ング（６）上に仮設ケーシン〆（７）を継接する。

なお同仮設ケーシング（７）は複数の部片よシ構成され
、脚（２）を下降させながら・順次継接する。

而してハル部が所要の吃水で浮上しているとき、脚（２
夛が下降してその下端フーチング（３）が海底下に到達
した後、土中に減り込み、ある支持層に達すると、脚（
２）の下降が微小になるか、または停止し、ハル部が海
面上方に持上シ始めたとき作業を中止し、・前記ケーシ
ング（７）（６）内にドリルビット及びその回転部材等
の掘削部材α呻を挿入し、前記作業台（１）上に装備し
た駆動装置ｉ（ｌυに接続し、前記７−チンダ（３）の
下部の地層を掘削する。

なお掘削作業中線地盤の急激な強度変化を招来するので
、ハル部より脚（２）を懸吊した状態、即ちフーチング
（３）の下面の荷重は殆んど零に近い状態で行ない、掘
削作業完了彼、通常の甲板昇降型作業台の作業を行なう
、図示の実施例によれ社フーチング下方の地盤め掘削に
専用の作業船を使用することなく、自船の比較的簡単な
ｉ置で所要の目的を達成することができ、作業コストを
低減することかで色る。また従来の着底型作業台では使
用不可能な事態の生起するような多層地盤が存在するよ
うな場合においても、甲板昇降型作業台による作業が可
能になる。

なお前記固定ケーシング（６）は第２図の点線に示すよ
うに複数配設してもよい。

第４図及び第５図は本発明の他の実施例を示し、フーチ
ング（３）にサクション用圧力水噴射管（１１）及び地
盤撹乱用圧力水噴射管ａ２が常設される。　　・前記サ
クション用圧力水噴射管ａＩＪは、脚（２）ｔ−引抜く
とき、フーチング（３）の底面及び側面に生じる負圧に
よって作用する吸引力を除去するためのもので、脚（２
）の全長に亘って配設されていて、高圧であるが容量が
小さい。従ってこれを地盤の撹乱用に兼用した場合、全
管系、附帯設備が大型化し甚た不経済である。

このため前記地盤攪乱用の高圧、高容量の圧力水噴射管
−が配設されるものであシ、同管収りは脚（２）下部の
パラストタンク（４）の上方外側までの部分が常設され
、その上部に高圧、為容量の仮設配管（１３が着脱自在
に仮接合され、不要時には撤去され、作業船内または他
の個所に保管されるようになっている。図中（１２り（
１３ｇ）は前記噴射管ａり及び配管αＪの接合７ランジ
である。

図示の実施例は前記したように構成されているので、前
記作業台（１）のハル部を中浮上状態に保ち、前記実施
例の場合と同様にして脚（２）をある地盤まで貫入して
静止せしめるとと４に、脚（２）の下降に伴って前記噴
射管ａ２に配管ａ３を纒接し、同配管ａ騰に前記作業台
（１）上の高圧ポンプＩを接続して高圧、高容量の海水
を前記噴射管０よシ噴射して脚（２）の下端フーチング
（３）下方の地盤を撹乱して、同地盤の強度を低減せし
める。かくして脚荷ｌｔ−保持できなくなった量たけ脚
（２）及びフーチング（３）が減り込むが、その量だけ
前記作業台（１）の昇降用ジヤツキを作動して船体を一
定の浮力に保持して脚（２；の急激な滅シ込みを防止す
る。

かくして前記地盤を貫通してフーチング（３）か安定地
盤に着底すると、高圧水噴射作業を中止して通常の作業
を行なう。

以上本発明を実施例について説明したが、本発明は勿論
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る甲板昇降型作業台における脚フー
チング下方の掘削装置の一実施例を示す側面図、第２図
はその要部拡大縦断面図、第３図は充填金物の側面図、
第４図は本発明の他の実施例を示す側面図、第５図はそ
の要部拡大縦断面図、第６図は従来の甲板昇降型作業台
の側面図、第７図はその脚７−チンダ部の着底状態を示
す説明図である。 （１）・・・甲板昇降型作業台、（２）・・・脚、（３
）・・・７−チ／　　−グ、（６）・・・固定ケーシン
グ、（７）・・・仮設ケーシング、翰・・・掘削部材、
α２・・・地盤撹乱用圧力水噴射管、０・・・仮設配管 復代理人　弁理士　岡　本　重　窯 外３名 第１図 第４０ 第６０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 甲板昇降型作業台における脚下端に設けられたフーチン
   グに、地盤掘削手段を設けてなることを特徴とする甲板
   昇降型作業台における脚フーチング下方の掘削装置。