JP2007120347A - ファン取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ファン取付構造において、ファンの取付けを容易に行うことができ、ファンの取付け作業性を改善する。
【解決手段】位置決め用治具4のシャフト部4a,4bは、シャーシ側取付孔22b,22cに貫通されて、先端がシャーシ2から突出される。ファン1は、ファン側取付孔19b,19cにシャフト部4a,4bの先端が挿通されることにより、ファン側取付孔19a,19dがシャーシ側取付孔22a,22dと合わさるように位置決めされる。固定用ビス3a,3bは、ファン側取付孔19a,19dに貫通され、かつ、シャーシ側取付孔22a,22dに螺合され、これにより、ファン1がシャーシ2に固定されて取付けられる。シャーシ2から突出するシャフト部4a,4bの先端部分は十分に高くすることができ、これにより、ファン1の位置決めが安定し、ファン1の取付け作業性が向上する。
【選択図】図1
【解決手段】位置決め用治具4のシャフト部4a,4bは、シャーシ側取付孔22b,22cに貫通されて、先端がシャーシ2から突出される。ファン1は、ファン側取付孔19b,19cにシャフト部4a,4bの先端が挿通されることにより、ファン側取付孔19a,19dがシャーシ側取付孔22a,22dと合わさるように位置決めされる。固定用ビス3a,3bは、ファン側取付孔19a,19dに貫通され、かつ、シャーシ側取付孔22a,22dに螺合され、これにより、ファン1がシャーシ2に固定されて取付けられる。シャーシ2から突出するシャフト部4a,4bの先端部分は十分に高くすることができ、これにより、ファン1の位置決めが安定し、ファン1の取付け作業性が向上する。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばレーザプリンタ、DVDレコーダ、パソコン等の電子機器に内蔵されるファンのファン取付構造に関するものである。
従来から、電子機器に内蔵される冷却用の小型のファンは、板金のシャーシに取付けられる。ファンをシャーシに取付けるファン取付構造は、ファンの取付け用ボス孔をシャーシの取付け用ネジ孔に合わせるようにファンを位置決めし、固定用ビスをファンの取付け用ボス孔を通してシャーシの取付け用ネジ孔に螺合させることにより、ファンを固定用ビスによりシャーシに固定して取付けるようになっている。ファンの位置決めは、シャーシの位置決め用ボスにファンの位置決め用ボス孔を係合させることにより行われる。従来のファン取付構造では、シャーシの位置決め用ボスは、シャーシを絞り凸にすることにより形成されている。
また、ファンをファンボックスに嵌め込み、ファンを嵌め込んだ状態のファンボックスを筐体の切り欠き部に嵌め込み、その際に、筐体に形成されたフック部をファンボックスに形成されたフック係合部に係合させることにより、ファンを筐体に取付けるようにしたファン取付構造が知られている(例えば特許文献1参照)。また、ファンのフランジの底面に形成された嵌合孔を筐体の底板に形成された突起部に嵌合することにより、ファンを筐体の底板上に位置決めし、上面固定板をファンのフランジの上面に固着するように取付ブラケットに取付けることにより、ファンを筐体に取付けるようにしたファン取付構造が知られている(例えば特許文献2参照)。さらに、シャーシに取付けられたファンホルダのガイド柱に沿ってファンを押し込むことにより、ファンをファンホルダに嵌め込んでシャーシに取付けるようにしたファン取付構造が知られている(例えば特許文献3参照)。
特開2005−197421号公報
特開2005−64046号公報
特開2002−57480号公報
ところが、上述した従来のファン取付構造においては、位置決め用ボスは、シャーシを絞り凸にすることにより形成されるため、背を高くすることが困難であり、背が低いものであった。つまり、従来のファン取付構造では、位置決めボスの背が低いため、位置決め用ボスによるファンの位置決めが不安定で、ファンを位置決めした状態に保持しておくのが困難であり、ファンの取付け作業性が悪かった。また、シャーシを切り起こして位置決めボスを形成することも考えられるが、このような構造は、シャーシの切り起こしである位置決め用ボスが変形し易く、また、シャーシの形状によりシャーシの切り起こしができないことも多いため、不向きである。なお、上述した特許文献1及び特許文献3に開示の内容を適用したとしても、上記の課題を解決することはできない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ファンの取付けを容易に行うことができ、ファンの取付け作業性を改善できるファン取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、回転翼及び該回転翼の回転駆動用のモータが胴部に保持されたファンと、ファンが取付けられるシャーシとを備えたファン取付構造において、ファンの胴部は、ファンをシャーシへ取付けるために用いられる4つの略同一径のファン側取付け用ボス孔(以下、ボス孔と記す)を長方形の頂点に位置する4箇所に有し、シャーシは、ボス孔よりも小径の4つの略同一径のシャーシ側取付け用ネジ孔(以下、ネジ孔と記す)をボス孔に対応する4箇所に有し、ネジ孔に貫通したうえでさらにボス孔に挿通し得る径及び長さを持つ2本のシャフト部が4箇所のネジ孔のうち対角に位置する2つのネジ孔の間隔で設けられた、ファンを位置決めするために用いられる位置決め用治具と、ボス孔に貫通したうえでさらにネジ孔に螺合し得る径及び長さ径を持つ、ファンを固定するために用いられる2本の固定用ビスとを備え、位置決め用治具は、2本のシャフト部が、シャーシのファンを取付ける反対側から、4箇所のネジ孔のうち任意の対角に位置する2つのネジ孔に貫通されて、それらの先端がシャーシのファンを取付ける側に突出され、ファンは、位置決め用治具のシャフト部の先端がボス孔に挿通されることにより、ボス孔がネジ孔と合わさるように位置決めされ、2本の固定用ビスは、ファンを取付ける側から、4箇所のボス孔のうち位置決め用治具の2本のシャフト部が挿通されていない2つのボス孔に貫通され、かつ、ネジ孔に螺合されて、ファンをシャーシに固定し、シャーシは鉄製であり、位置決め用治具は、磁石付きであり、ファンを位置決めするときに磁石の磁力によりシャーシに固着され、ファンを固定用ビスによりシャーシに固定した後にシャーシから取外され、位置決め用治具の2本のシャフト部の長さは、ファンを位置決めするためにシャフト部の先端がボス孔に挿通されたときに、先端がファンの胴部の厚みの略半分の位置になる長さであるものである。
請求項2の発明は、回転翼及び該回転翼の回転駆動用のモータが胴部に保持されたファンと、ファンが取付けられるシャーシとを備えたファン取付構造において、ファンの胴部は、ファンをシャーシへ取付けるために用いられる複数のファン側取付孔を有し、シャーシは、複数のシャーシ側取付孔をファン側取付孔に対応する箇所に有し、シャーシ側取付孔に貫通したうえでさらにファン側取付孔に挿通し得るシャフト部が設けられた、ファンを位置決めするために用いられる位置決め用治具と、ファン側取付孔に貫通したうえでさらにシャーシ側取付孔に挿通し得る、ファンを固定するために用いられる固定用ビスとを備え、位置決め用治具は、シャフト部が、シャーシのファンを取付ける反対側から、複数のシャーシ側取付孔のうちのいずれかのシャーシ側取付孔に貫通されて、その先端がシャーシのファンを取付ける側に突出され、ファンは、位置決め用治具のシャフト部の先端がファン側取付孔に挿通されることにより、ファン側取付孔がシャーシ側取付孔と合わさるように位置決めされ、固定用ビスは、ファンを取付ける側から、複数のファン側取付孔のうち位置決め用治具のシャフト部が挿通されていないファン側取付孔に貫通され、かつ、シャーシ側取付孔に螺合又は貫通してカシメられて、ファンをシャーシに固定するものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載のファン取付構造において、シャーシは鉄製であり、位置決め用治具は、磁石付きであり、ファンを位置決めするときに磁石の磁力によりシャーシに固着され、ファンを固定用ビスによりシャーシに固定した後にシャーシから取外され、位置決め用治具のシャフト部の長さは、ファンを位置決めするためにシャフト部の先端がファン側取付孔に挿通されたときに、先端がファンの胴部の厚みの略半分の位置になる長さであるものである。
請求項1の発明によれば、シャーシから突出される位置決め用治具のシャフト部の先端部分が位置決め用ボスの役割を果たし、シャフト部の先端部分がファンのボス孔に挿通されることにより、ファンのボス孔がシャーシのネジ孔と合わさるように位置決めされ、このとき、シャフト部の先端は、ファンの胴部の厚みの略半分の位置になる。従って、ファンのボス孔に挿通されるシャフト部の先端部分が短すぎることなく、これにより、ファンの位置決めが安定し、ファンを位置決めした状態に保持しておくことが容易となり、ファンの取付けを容易に行うことができ、ファンの取付け作業性が向上する。しかも、シャフト部の先端部分がファンの胴部から突出することがなく、これにより、シャフト部の先端部分が固定用ビスによるファンの固定作業の邪魔にならず、ファンの取付け作業を円滑に行うことができ、ファンの取付け作業性が向上する。また、位置決め用治具を用いてファンの位置決めを行うため、部品の追加は発生しない。さらに、位置決め用治具は、シャフト部をシャーシのネジ孔に抜き差しするだけで容易にシャーシに脱着でき、シャーシに装着したときには、磁石の磁力によりシャーシに固着されるので、ファンを位置決め及び固定するときにシャーシから脱落することがない。
請求項2の発明によれば、シャーシから突出される位置決め用治具のシャフト部の先端部分が位置決め用ボスの役割を果たし、シャフト部の先端部分がファン側取付孔に挿通されることにより、ファン側取付孔がシャーシ側取付孔と合わさるように位置決めされる。従って、位置決め用治具のシャフト部をシャーシの厚み(シャーシ側取付孔の長さ)に応じて適切な長さとすることにより、シャーシから突出されるシャフト部の先端部分を十分に高くする(すなわち背の高い位置決め用ボスを形成する)ことができ、これにより、ファンの位置決めが安定し、ファンを位置決めした状態に保持しておくことが容易となり、ファンの取付けを容易に行うことができ、ファンの取付け作業性が向上する。しかも、位置決め用治具を用いてファンの位置決めを行うため、部品の追加は発生しない。また、位置決め用治具は、位置決め用治具のシャフト部をシャーシ側取付孔に抜き差しするだけで容易に脱着できる。
請求項3の発明によれば、ファンを位置決めするために位置決め用治具のシャフト部の先端部分をファン側取付孔に挿通したとき、シャフト部の先端は、ファンの胴部の厚みの略半分の位置になる。従って、ファン側取付孔に挿通されるシャフト部の先端部分が短すぎることなく、これにより、ファンの位置決めが安定し、ファンを位置決めした状態に保持しておくことが容易となり、ファンの取付けを容易に行うことができ、ファンの取付け作業性が向上する。しかも、シャフト部の先端部分がファンの胴部から突出することがなく、これにより、シャフト部の先端部分が固定用ビスによるファンの固定作業の邪魔にならず、ファンの取付け作業を円滑に行うことができ、ファンの取付け作業性が向上する。さらに、位置決め用治具は、シャフト部をシャーシ側取付孔に抜き差しするだけで容易にシャーシに脱着でき、シャーシに装着したときには、磁石の磁力によりシャーシに固着されるので、ファンを位置決め及び固定するときにシャーシから脱落することがない。
以下、本発明を具体化した実施形態によるファン取付構造について図面を参照して説明する。図1(a)(b)(c)、図2は、ファン取付構造を示す。ファン1は、シャーシ2に、2本の固定用ビス3a,3bを用いて取付けられる。また、ファン1をシャーシ2に取付けるとき、ファン1をシャーシ2に位置決めするために、位置決め用治具4が用いられる。
ファン1は、回転翼11及び回転翼11の回転駆動用のモータ12が支持部13を介して胴部14に保持された構成になっている。胴部14は、略矩形の平板状をしており、空気の流通路であるファン開口15と、ファン1をシャーシ2へ取付けるために用いられる4つのファン側取付孔19a,19b,19c,19dとを有している。ファン開口15は、胴部14の略中央に設けられており、ファン開口15内に回転翼11及びモータ12が配置されている。ファン側取付孔19a〜19dは、ネジ溝が形成されていないボス孔であり、胴部14の4隅に、長方形の頂点に位置する4箇所に設けられている。ファン側取付孔19a〜19dの径は、略同じであり、例えば略4.2mmとなっている。
シャーシ2は、平板状の鉄製の板金から成り、ファン1により流通される空気を通気するための通気口21と、ファン1をシャーシ2へ取付けるために用いられる4つのシャーシ側取付孔22a,22b,22c,22dとを有している。シャーシ側取付孔22a〜22dは、ネジ溝が形成されたネジ孔であり、ファン側取付孔19a〜19dに対応する(すなわちファン側取付孔19a〜19dに合致可能な)4箇所に設けられている。シャーシ側取付孔22a〜22dの径は、略同じであり、ファン側取付孔19a〜19dの径よりも小さく、例えば略4.0mmとなっている。
固定用ビス3a,3bは、ファン1をシャーシ2に取付けて固定するために用いられるビスである。固定用ビス3a,3bは、ファン側取付孔19a〜19dに貫通したうえでさらにシャーシ側取付孔22a〜22dに螺合し得る寸法になっている。すなわち、固定用ビス3a,3bのネジ部(シャフト部)31a,31bの径は、ファン側取付孔19a〜19dの径よりも小さく、シャーシ側取付孔22a〜22dの径と略同じであり、例えば略4.0mmとなっており、ネジ部31a,31bの長さは、ファン1の胴部14の厚みにシャーシ2の厚みを足し合わせた長さよりも長くなっている。また、固定用ビス3a,3bの頭部32a,32bの径は、ファン側取付孔19a〜19dの径よりも大きくなっている。
位置決め用治具4は、ファン1をシャーシ2に取付けるときにファン1を位置決めするために用いられる治具であり、2本のシャフト部41a,41bが連結部42により一体に連結されており、連結部42に磁石43が取付けられている。2本のシャフト部41a,41bは、シャーシ側取付孔22a〜22dのうち対角に位置する2つのシャーシ側取付孔の間隔で設けられている。シャフト部41a,41bは、シャーシ側取付孔22a〜22dに貫通したうえでさらにファン側取付孔19a〜19dに挿通し得る寸法になっている。すなわち、シャフト部41a,41bの径は、シャーシ側取付孔22a〜22dの径、及びファン側取付孔19a〜19dの径よりも小さく、例えば略3.5mmとなっており、ネジ部41a,41bの長さは、シャーシ2の厚みにファン1の胴部14の略半分の厚みを足し合わせた長さになっている。
図3(a)(b)は、ファン1をシャーシ2に取付ける方法を示す。ファン1は、以下のようにして、シャーシ2に取付けられる。まず、位置決め用治具4の2本のシャフト部41a,41bを、シャーシ2のファン1を取付ける反対側から、4箇所のシャーシ側取付孔22a〜22dのうち任意の対角に位置する2箇所のシャーシ側取付孔(図示の例ではシャーシ側取付孔22bと22c)に貫通し、それらの先端をシャーシ2のファン1を取付ける側に突出させる(図3(a)参照)。このとき、位置決め用治具4は、磁石43の磁力によりシャーシ2に固着され、シャフト部41a,41bの先端がシャーシ2から突出した状態に保持される。
続いて、ファン1のファン側取付孔19a〜19d(図示の例ではファン側取付孔19bと19c)に位置決め用治具4のシャフト部41a,41bの先端を挿通させる(図3(b)参照)。これにより、ファン1のファン開口15がシャーシ2の通気口21と合わさると共に、ファン側取付孔19a〜19dがシャーシ側取付孔22a〜22dと合わさり、ファン1がシャーシ2に位置決めされる。このとき、位置決め用治具4のシャフト部41a,41bの長さは、上述のようにシャーシ2の厚みにファン1の胴部14の略半分の厚みを足し合わせた長さになっているため、シャフト部41a,41bの先端は、ファン1の胴部14の厚みの略半分の位置になる。
そして、2本の固定用ビス3a,3bのネジ部31a,31bを、ファン1を取付ける側から、4箇所のファン側取付孔19a〜19dのうちシャフト部41a,41bが挿通されていない2箇所のファン側取付孔(図示の例ではファン側取付孔19aと19d)に貫通させ、かつ、シャフト部41a,41bが貫通されていない2箇所のシャーシ側取付孔(図示の例ではシャーシ側取付孔22aと22d)に螺合させて締めつける。これにより、ファン1がシャーシ2に固定されて取付けられた状態になり、その後、位置決め用治具4をシャーシ2から取外す(上記図1(a)(b)(c)参照)。位置決め用治具4は、磁石43によりシャーシ2に固着されているだけなので、引っ張ることにより容易にシャーシ2から取外すことができる。
このようなファン取付構造によれば、シャーシ2から突出される位置決め用治具4のシャフト部41a,41bの先端部分が位置決め用ボスの役割を果たし、シャフト部41a,41bの先端部分がファン側取付孔19bと19c、又はファン側取付孔19aと19dに挿通されることにより、ファン側取付孔19a〜19dがシャーシ側取付孔22a〜22dと合わさるように位置決めされ、このとき、シャフト部41a,41bの先端は、ファン1の胴部14の厚みの略半分の位置になる。
従って、ファン側取付孔19a〜19dに挿通されるシャフト部41a,41bの先端部分が短すぎることなく、これにより、ファン1の位置決めが安定し、ファン1を位置決めした状態に保持しておくことが容易となり、ファン1の取付けを容易に行うことができる。しかも、シャフト部41a,41bの先端部分がファン1の胴部14から突出することがなく、これにより、シャフト部41a,41bの先端部分が固定用ビス3a,3bによるファン1の固定作業の邪魔にならず、ファン1の取付け作業を円滑に行うことができる。
また、位置決め用治具4を用いてファン1の位置決めを行うため、部品の追加は発生しない。さらに、位置決め用治具4は、シャフト部41a,41bをシャーシ2のシャーシ側取付孔22a〜22dに抜き差しするだけで容易にシャーシ2に脱着でき、シャーシ2に装着したときには、磁石43の磁力によりシャーシ2に固着されるので、ファン1を位置決め及び固定するときにシャーシ2から脱落することがない。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態において、位置決め用治具4のシャフト部41a,41bは、ファン1を位置決めするためにシャフト部41a,41bの先端がファン側取付孔19a〜19dに挿通されたときに(従ってファン1がシャーシ2に取付けられたときに)、先端がファン1の胴部14から突出する長さであってもよい。シャーシ側取付孔22a〜22dをネジ溝が形成されていないボス孔とし、固定用ビス3a、3bにタッピンネジを用いて、固定用ビス3a、3bをシャーシ側取付孔22a〜22dに螺合させてもよい。シャーシ側取付孔22a〜22dは、バーリング加工が施されていてもよい。固定用ビス3a、3bは、シャーシ側取付孔22a〜22dに螺合させることに代えて、シャーシ側取付孔22a〜22dを貫通させて先端をカシメてもよい。
1 ファン
2 シャーシ
3a,3b 固定用ビス
4 位置決め用治具
11 回転翼
12 モータ
13 支持部
14 胴部
15 ファン開口
19a,19b,19c,19d ファン側取付孔
21 通気口
22a,22b,22c,22d シャーシ側取付孔
31a,31b ネジ部
32a,32b 頭部
41a,41b シャフト部
43 磁石
2 シャーシ
3a,3b 固定用ビス
4 位置決め用治具
11 回転翼
12 モータ
13 支持部
14 胴部
15 ファン開口
19a,19b,19c,19d ファン側取付孔
21 通気口
22a,22b,22c,22d シャーシ側取付孔
31a,31b ネジ部
32a,32b 頭部
41a,41b シャフト部
43 磁石
Claims (3)
- 回転翼及び該回転翼の回転駆動用のモータが胴部に保持されたファンと、前記ファンが取付けられるシャーシとを備えたファン取付構造において、
前記ファンの胴部は、前記ファンを前記シャーシへ取付けるために用いられる4つの略同一径のファン側取付け用ボス孔(以下、ボス孔と記す)を長方形の頂点に位置する4箇所に有し、
前記シャーシは、前記ボス孔よりも小径の4つの略同一径のシャーシ側取付け用ネジ孔(以下、ネジ孔と記す)を前記ボス孔に対応する4箇所に有し、
前記ネジ孔に貫通したうえでさらに前記ボス孔に挿通し得る径及び長さを持つ2本のシャフト部が前記4箇所のネジ孔のうち対角に位置する2つのネジ孔の間隔で設けられた、前記ファンを位置決めするために用いられる位置決め用治具と、
前記ボス孔に貫通したうえでさらに前記ネジ孔に螺合し得る径及び長さ径を持つ、前記ファンを固定するために用いられる2本の固定用ビスとを備え、
前記位置決め用治具は、2本のシャフト部が、前記シャーシの前記ファンを取付ける反対側から、前記4箇所のネジ孔のうち任意の対角に位置する2つのネジ孔に貫通されて、それらの先端が前記シャーシの前記ファンを取付ける側に突出され、
前記ファンは、前記位置決め用治具のシャフト部の先端が前記ボス孔に挿通されることにより、前記ボス孔が前記ネジ孔と合わさるように位置決めされ、
前記2本の固定用ビスは、前記ファンを取付ける側から、前記4箇所のボス孔のうち前記位置決め用治具の2本のシャフト部が挿通されていない2つのボス孔に貫通され、かつ、前記ネジ孔に螺合されて、前記ファンを前記シャーシに固定し、
前記シャーシは鉄製であり、
前記位置決め用治具は、磁石付きであり、前記ファンを位置決めするときに前記磁石の磁力により前記シャーシに固着され、前記ファンを前記固定用ビスにより前記シャーシに固定した後に前記シャーシから取外され、
前記位置決め用治具の2本のシャフト部の長さは、前記ファンを位置決めするためにシャフト部の先端が前記ボス孔に挿通されたときに、先端が前記ファンの胴部の厚みの略半分の位置になる長さであることを特徴とするファン取付構造。 - 回転翼及び該回転翼の回転駆動用のモータが胴部に保持されたファンと、前記ファンが取付けられるシャーシとを備えたファン取付構造において、
前記ファンの胴部は、前記ファンを前記シャーシへ取付けるために用いられる複数のファン側取付孔を有し、
前記シャーシは、複数のシャーシ側取付孔を前記ファン側取付孔に対応する箇所に有し、
前記シャーシ側取付孔に貫通したうえでさらに前記ファン側取付孔に挿通し得るシャフト部が設けられた、前記ファンを位置決めするために用いられる位置決め用治具と、
前記ファン側取付孔に貫通したうえでさらに前記シャーシ側取付孔に挿通し得る、前記ファンを固定するために用いられる固定用ビスとを備え、
前記位置決め用治具は、シャフト部が、前記シャーシの前記ファンを取付ける反対側から、前記複数のシャーシ側取付孔のうちのいずれかのシャーシ側取付孔に貫通されて、その先端が前記シャーシの前記ファンを取付ける側に突出され、
前記ファンは、前記位置決め用治具のシャフト部の先端が前記ファン側取付孔に挿通されることにより、前記ファン側取付孔が前記シャーシ側取付孔と合わさるように位置決めされ、
前記固定用ビスは、前記ファンを取付ける側から、前記複数のファン側取付孔のうち前記位置決め用治具のシャフト部が挿通されていないファン側取付孔に貫通され、かつ、前記シャーシ側取付孔に螺合又は貫通してカシメられて、前記ファンを前記シャーシに固定することを特徴とするファン取付構造。 - 前記シャーシは鉄製であり、
前記位置決め用治具は、磁石付きであり、前記ファンを位置決めするときに前記磁石の磁力により前記シャーシに固着され、前記ファンを前記固定用ビスにより前記シャーシに固定した後に前記シャーシから取外され、
前記位置決め用治具のシャフト部の長さは、前記ファンを位置決めするためにシャフト部の先端が前記ファン側取付孔に挿通されたときに、先端が前記ファンの胴部の厚みの略半分の位置になる長さであることを特徴とする請求項2に記載のファン取付構造。
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JP2007120347A true JP2007120347A (ja) | 2007-05-17 |
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