JP2007119441A - カルニチン誘導体及びその塩、皮膚外用剤ならびに化粧料 - Google Patents

カルニチン誘導体及びその塩、皮膚外用剤ならびに化粧料 Download PDF

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Abstract

【課題】水性媒体存在下でも加水分解されにくい、新規なカルニチン誘導体およびその塩を提供し、さらには保存安定性に優れ、製品寿命が長く、かつ皮膚親和性および経皮吸収性に優れる皮膚外用剤および化粧料を提供する。
【解決手段】α−分岐型アシル基を有する新規なカルニチン誘導体およびその塩、α−分岐型アシル基を有する特定のカルニチン誘導体および/またはその塩を含有する皮膚外用
剤および化粧料。
【選択図】図2

Description

本発明は、皮膚外用剤ならびに化粧料に関する。より詳しくは、カルニチン誘導体および/またはその塩を含有し、脂質の代謝を促進する効果を有する皮膚外用剤および化粧料
、さらには新規なカルニチン誘導体およびその塩に関する。
カルニチンが人体の脂質代謝に重要な役割をもつことはよく知られている。カルニチンは、細胞において、脂肪から遊離する脂肪酸に酵素的に結合し、脂肪燃焼の場である細胞内器官のミトコンドリア内に脂肪酸を運ぶキャリアの働きを持ち、生物の脂質代謝には必須の成分である。脂肪酸はミトコンドリアでβ酸化に供され、ATPの形で生体のエネルギーに転換される。
一方、脂質はエネルギー源としてだけでなく、人体の構成成分としても重要である。全ての細胞膜は脂質で構成されるほか、マクロには皮脂や細胞間脂質などの形で、体外への水分蒸散を調節する働きを持つ。
しかし、過剰な脂質の存在は、皮下脂肪蓄積による肥満だけでなく、セルライトの形成、皮脂過剰による皮膚表面のテカリやベタツキ、脂漏性皮膚炎、脂漏性皮膚炎に伴う脱毛、アクネ、体臭、脂質代謝低下にともなう皮膚の老化など、特に美容、QOL(Quality Of Life)の観点から多くの問題の要因となっている。
上述したように、脂質代謝には、脂肪酸がミトコンドリア内に取り込まれる必要があり、その取り込みにはカルニチンが必須である。従って、脂質代謝速度は細胞内に存在するカルニチン量に依存し、脂質代謝を促したい組織のカルニチン濃度を高めることは、脂質代謝の促進につながり、脂質過剰の防止、ひいては脂質過剰によるトラブルの解消に有用と考えられる。
このため、皮膚外用剤にカルニチンなどを配合して経皮吸収させ、脂質の代謝を促進させることが種々検討され、提案されてきた(特許文献1〜4参照)。しかしながら、これらはいずれもL−カルニチンまたはその塩類を用いたものであって、満足できる効果は得られていなかった。これは、L−カルニチンおよびその塩類が高い水和性を有することから、そのままでは皮膚親和性および経皮吸収性が不充分であり、脂質代謝を行う組織にまで充分な量を到達させることが困難であるためと考えられる。
これに対して、皮膚外用剤の成分としてのカルニチンの作用を高めることを目的とし、カルニチンを直鎖型の脂肪酸残基で修飾した直鎖型アシルカルニチンを含有する痩身用皮膚外用剤が提案され、たとえば、パルミトイル−L−カルニチン(パルミチン酸L−カルニチン)とカルニチンとカフェインとコエンザイムAとを含有する痩身用皮膚外用剤が開示されている(特許文献5参照)。
特許第3434995号公報 特開平7−309711号公報 特開2000−16916号公報 特開2001−64147号公報 仏国特許発明第2694195号明細書
しかしながら、上記直鎖型アシルカルニチンは皮下に到達し脂質代謝促進に優れた効果を発揮する反面、直鎖型アシル基が加水分解を受けやすく、皮膚外用剤、特に化粧料において多用される水性製剤中で分解が進みやすく、製品の保存安定性が劣り、製品寿命が短いという問題があった。
本発明は、かかる問題を解決し、保存安定性に優れ、製品寿命が長く、かつ皮膚親和性および経皮吸収性に優れる皮膚外用剤および化粧料を提供することを課題としている。
さらに、本発明は、水性媒体存在下でも加水分解されにくい、新規なカルニチン誘導体およびその塩を提供することをも課題としている。
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、α−分岐型アシル基を導入したカルニチン誘導体、とくにL−カルニチンの2−ヘキシルデカン酸エステル、2−メチルパルミチン酸エステル、2−ブチルオクタン酸エステルなどが水性媒体存在下における安定性に優れることを見出し、かかる知見に基づいて本発明を完成させるに至った。すなわち、本発明は以下に示す[1]〜[26]の事項を含むものである。
[1]下記式(1)で示されるカルニチン誘導体および/または下記式(2)で示されるカルニチン誘導体の塩を含有することを特徴とする皮膚外用剤;
Figure 2007119441
(式(1)中、R1およびR2はそれぞれ独立に、分岐を有していてもよい炭素数1〜18の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基を表す。)
Figure 2007119441
(式(2)中、R1およびR2は式(1)と同義であり、X-はカルニチン誘導体のカチオ
ン部と電気的に中性となる無機アニオンまたは有機アニオンを表し、Y+はカルニチン誘
導体のアニオン部と電気的に中性となる無機カチオンまたは有機カチオンを表す。)。
[2]前記式(1)および式(2)中の、R1およびR2がそれぞれ独立に、分岐を有していてもよい炭素数3〜16の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基であることを特徴とする[1]に記載の皮膚外用剤。
[3]前記式(1)および式(2)中の、R1およびR2のいずれか一方が炭素数6の直鎖アルキル基であり、他方が炭素数8の直鎖アルキル基であることを特徴とする[1]に記載の皮膚外用剤。
[4]前記式(1)および式(2)中の、R1およびR2のいずれか一方が炭素数4の直鎖アルキル基であり、他方が炭素数6の直鎖アルキル基であることを特徴とする[1]に記載の皮膚外用剤。
[5]前記式(1)および式(2)中の、R1およびR2のいずれか一方がメチル基であり、他方が炭素数14の直鎖アルキル基であることを特徴とする[1]に記載の皮膚外用剤。
[6]前記式(2)中のX-が、水酸化物イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、炭酸イオ
ン、炭酸水素イオン、ハロゲン化物イオン、蟻酸イオン、酢酸イオン、クエン酸イオン、酒石酸イオン、シュウ酸イオン、フマル酸イオン、分岐を有していてもよい炭素数3〜20の飽和もしくは不飽和脂肪酸のアニオン、カルニチンまたはその誘導体のアニオン、アスコルビン酸のアニオン、アスコルビルリン酸またはその誘導体のアニオンからなる群より選ばれるものであることを特徴とする[1]〜[5]のいずれかに記載の皮膚外用剤。
[7]前記式(2)中のY+が、水素イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、カ
ルシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン、カルニチンまたはその誘導体のカチオンからなる群より選ばれるものであることを特徴とする[1]〜[6]のいずれかに記載の皮膚外用剤。
[8]前記式(1)で示されるカルニチン誘導体および/または前記式(2)で示されるカルニチン誘導体の塩を0.01〜20質量%の量で含有することを特徴とする[1]〜[7]のいずれかに記載の皮膚外用剤。
[9]上記[1]〜[7]のいずれかに記載されたカルニチン誘導体および/またはカルニチン誘導体の塩を0.01〜20質量%の量で含有することを特徴とする化粧料。
[10]脂質代謝促進用化粧料であることを特徴とする[9]に記載の化粧料。
[11]下記式(3)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体;
Figure 2007119441
(式(3)中、R3およびR4はいずれか一方が分岐を有していてもよい炭素数1〜16の飽和脂肪族炭化水素基であり、他方が分岐を有していてもよい炭素数8〜16の飽和脂肪族炭化水素基を表す。)。
[12]下記式(4)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体の塩;
Figure 2007119441
(式(4)中、R3およびR4はいずれか一方が分岐を有していてもよい炭素数1〜16の飽和脂肪族炭化水素基であり、他方が分岐を有していてもよい炭素数8〜16の飽和脂肪族炭化水素基を表し、X-はカルニチン誘導体のカチオン部と電気的に中性となる無機ア
ニオンまたは有機アニオンを表し、Y+はカルニチン誘導体のアニオン部と電気的に中性
となる無機カチオンまたは有機カチオンを表す。)。
[13]下記式(5)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体;
Figure 2007119441
(式(5)中、R5およびR6はいずれか一方が分岐を有していてもよい炭素数2〜7の飽和脂肪族炭化水素基であり、他方が分岐を有していてもよい炭素数3〜7の飽和脂肪族炭化水素基を表す。)。
[14]下記式(6)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体の塩;
Figure 2007119441
(式(6)中、R5およびR6はいずれか一方が分岐を有していてもよい炭素数2〜7の飽和脂肪族炭化水素基であり、他方が分岐を有していてもよい炭素数3〜7の飽和脂肪族炭化水素基を表す。X-はカルニチン誘導体のカチオン部と電気的に中性となる無機アニオ
ンまたは有機アニオンを表し、Y+はカルニチン誘導体のアニオン部と電気的に中性とな
る無機カチオンまたは有機カチオンを表す。)。
[15]下記式(7)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体。
Figure 2007119441
[16]下記式(8)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体の塩;
Figure 2007119441
(式(8)中、X-はカルニチン誘導体のカチオン部と電気的に中性となる無機アニオン
または有機アニオンを表し、Y+はカルニチン誘導体のアニオン部と電気的に中性となる
無機カチオンまたは有機カチオンを表す。)。
[17]前記式(8)中のX-が、水酸化物イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、炭酸イ
オン、炭酸水素イオン、ハロゲン化物イオン、蟻酸イオン、酢酸イオン、クエン酸イオン、酒石酸イオン、シュウ酸イオン、フマル酸イオン、分岐を有していてもよい炭素数3〜20の飽和もしくは不飽和脂肪酸のアニオン、カルニチンまたはその誘導体のアニオン、アスコルビン酸のアニオン、アスコルビルリン酸またはその誘導体のアニオンからなる群より選ばれるものであることを特徴とする[16]に記載のカルニチン誘導体の塩。
[18]前記式(8)中のY+が、水素イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、
カルシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン、カルニチンまたはその誘導体のカチオンからなる群より選ばれるものであることを特徴とする[16]または[17]に記載のカルニチン誘導体の塩。
[19]下記式(9)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体。
Figure 2007119441
[20]下記式(10)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体の塩;
Figure 2007119441
(式(10)中、X-はカルニチン誘導体のカチオン部と電気的に中性となる無機アニオ
ンまたは有機アニオンを表し、Y+はカルニチン誘導体のアニオン部と電気的に中性とな
る無機カチオンまたは有機カチオンを表す。)。
[21]前記式(10)中のX-が、水酸化物イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、炭酸
イオン、炭酸水素イオン、ハロゲン化物イオン、蟻酸イオン、酢酸イオン、クエン酸イオン、酒石酸イオン、シュウ酸イオン、フマル酸イオン、分岐を有していてもよい炭素数3〜20の飽和もしくは不飽和脂肪酸のアニオン、カルニチンまたはその誘導体のアニオン、アスコルビン酸のアニオン、アスコルビルリン酸またはその誘導体のアニオンからなる群より選ばれるものであることを特徴とする[20]に記載のカルニチン誘導体の塩。
[22]前記式(10)中のY+が、水素イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン
、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン、カルニチンまたはその誘導体のカチオンからなる群より選ばれるものであることを特徴とする[20]または[21]に記載のカルニチン誘導体の塩。
[23]下記式(11)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体。
Figure 2007119441
[24]下記式(12)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体の塩;
Figure 2007119441
(式(12)中、X-はカルニチン誘導体のカチオン部と電気的に中性となる無機アニオ
ンまたは有機アニオンを表し、Y+はカルニチン誘導体のアニオン部と電気的に中性とな
る無機カチオンまたは有機カチオンを表す。)。
[25]前記式(12)中のX-が、水酸化物イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、炭酸
イオン、炭酸水素イオン、ハロゲン化物イオン、蟻酸イオン、酢酸イオン、クエン酸イオン、酒石酸イオン、シュウ酸イオン、フマル酸イオン、分岐を有していてもよい炭素数3〜20の飽和もしくは不飽和脂肪酸のアニオン、カルニチンまたはその誘導体のアニオン、アスコルビン酸のアニオン、アスコルビルリン酸またはその誘導体のアニオンからなる群より選ばれるものであることを特徴とする[24]に記載のカルニチン誘導体の塩。
[26]前記式(12)中のY+が、水素イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン
、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン、カルニチンまたはその誘導体のカチオンからなる群より選ばれるものであることを特徴とする[24]または[25]に記載のカルニチン誘導体の塩。
本発明の皮膚外用剤および化粧料によれば、水性媒体存在下であってもカルニチン誘導
体の分解が抑制されて製品寿命が長いため、製品に配合されたカルニチン誘導体やその塩由来のカルニチン誘導体の効果(優れた皮膚親和性および経皮吸収性、ならびに組織内に到達した後の脂質代謝促進効果)を長期にわたって安定して得ることができる。
したがって、本発明の皮膚外用剤および化粧料は、脂質代謝促進のための皮膚外用剤および化粧料として好適に用いることができる。
さらに、本発明によれば、水性媒体存在下でも加水分解されにくい、新規なカルニチン誘導体およびその塩を提供できる。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明の皮膚外用剤および化粧料は、特定のカルニチン誘導体および/またはその塩を
含有する。すなわち、本発明の皮膚外用剤および化粧料は、特定のカルニチン誘導体を含有してもよく、あるいは特定のカルニチン誘導体の塩を含有してもよく、あるいは特定のカルニチン誘導体とその塩とを共に含有していてもよい。
<カルニチン誘導体>
本発明の皮膚外用剤および化粧料に用いられるカルニチン誘導体は、下記式(1)で示される化合物である。
Figure 2007119441
式(1)中、R1およびR2はそれぞれ独立に分岐を有していてもよい炭素数1〜18の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基を表す。前記R1およびR2は、いずれか一方が分岐を有していてもよい炭素数1〜16の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基であり、他方が分岐を有していてもよい炭素数3〜16の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基であることが好ましい。さらに、前記R1およびR2は、それぞれ独立に分岐を有していてもよい炭素数3〜16の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基であることがより好ましく、それぞれ独立に分岐を有していてもよい炭素数4〜12の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基であることがさらに好ましい。
なお、該カルニチン誘導体のカルニチン部位は通常L型である。さらに、該カルニチン誘導体は、R1およびR2を備えたα−分岐型のアシル基を有しているため、R1およびR2が異なる場合には分岐点のα炭素原子が不斉炭素原子となり、光学異性体が存在するが、とくに限定されず、そのいずれであってもよく、それら光学異性体の混合物であってもよい。
該カルニチン誘導体は、R1およびR2を備えたα−分岐型のアシル基を有しているため
、水性媒体存在下においても、分岐鎖によるエステル結合部位への電子供与性の低減効果によりアシル基が加水分解され難く、長期間にわたって安定に存在できるものと考えられる。
前記飽和脂肪族炭化水素基として、具体的には、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチ
ル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基、2−エチルブチル基、n−へプチル基、2−メチルヘキシル基、3−メチルヘキシル基、4−メチルヘキシル基、2−エチルペンチル基、3−エチルペンチル基、n−オクチル基、2−メチルヘプチル基、3−メチルヘプチル基、4−メチルヘプチル基、5−メチルヘプチル基、6−メチルヘプチル基、2−エチルヘキシル基、3−エチルヘキシル基、4−エチルヘキシル基、2−プロピルペンチル基、n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基、n−トリデシル基、n−テトラデシル基、n−ペンタデシル基、n−ヘキサデシル基、n−へプタデシル基、n−オクタデシル基、イソステアリル基などの直鎖または分岐のアルキル基が挙げられる。
また、前記不飽和脂肪族炭化水素基として、具体的には、例えば、10−ウンデセニル基、9−ヘキサデセニル基、シス−9−オクタデセニル基、11−オクタデセニル基、シス,シス−9,12−オクタデカジエニル基、9,12,15−オクタデカトリエニル基、6,9,12−オクタデカトリエニル基、9,11,13−オクタデカトリエニル基などの直鎖または分岐のアルケニル基が挙げられる。
これらのうち、好ましいR1およびR2の組合せとしては、R1とR2とが、メチル基とメチル基、メチル基とエチル基、メチル基とn−プロピル基、メチル基とイソプロピル基、メチル基とn−ブチル基、メチル基とn−ペンチル基、メチル基とn−ヘキシル基、メチル基とn−オクチル基、メチル基とn−デシル基、メチル基とn−テトラデシル基、メチル基とn−ヘキサデシル基、エチル基とエチル基、エチル基とn−プロピル基、エチル基とイソプロピル基、エチル基とn−ブチル基、エチル基とイソプロピル基、エチル基とn−ブチル基、エチル基とn−ペンチル基、エチル基とn−ヘキシル基、エチル基とn−オクチル基、エチル基とn−デシル基、エチル基とn−テトラデシル基、エチル基とn−ヘキサデシル基、n−プロピル基とn−プロピル基、n−プロピル基とn−ブチル基、n−プロピル基とn−ペンチル基、n−プロピル基とn−ヘキシル基、n−ブチル基とn−ヘキシル基、n−ブチル基とn−オクチル基、n−ヘキシル基とn−オクチル基である組合せが挙げられる。なお、本発明の皮膚外用剤および化粧料には、上記R1とR2との組合せによって特定されるカルニチン誘導体を1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記式(1)で示されるカルニチン誘導体には、公知の化合物のみならず、新規化合物も包含されている。以下に該カルニチン誘導体のうち、新規なカルニチン誘導体のいくつかを説明する。
本発明の新規なカルニチン誘導体のうちの一態様は下記式(3)で示される化合物である。
Figure 2007119441
式(3)中、R3およびR4はいずれか一方が分岐を有していてもよい炭素数1〜16の飽和脂肪族炭化水素基であり、他方が分岐を有していてもよい炭素数8〜16の飽和脂肪族炭化水素基を表す。
前記炭素数1〜16の飽和脂肪族炭化水素基として、具体的には、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチ
ル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基、2−エチルブチル基、n−へプチル基、2−メチルヘキシル基、3−メチルヘキシル基、4−メチルヘキシル基、2−エチルペンチル基、3−エチルペンチル基、n−オクチル基、2−メチルヘプチル基、3−メチルヘプチル基、4−メチルヘプチル基、5−メチルヘプチル基、6−メチルヘプチル基、2−エチルヘキシル基、3−エチルヘキシル基、4−エチルヘキシル基、2−プロピルペンチル基、n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基、n−トリデシル基、n−テトラデシル基、n−ペンタデシル基、n−ヘキサデシル基などの直鎖または分岐のアルキル基が挙げられる。また、前記炭素数8〜16の飽和脂肪族炭化水素基としては、n−オクチル基、2−メチルヘプチル基、3−メチルヘプチル基、4−メチルヘプチル基、5−メチルヘプチル基、6−メチルヘプチル基、2−エチルヘキシル基、3−エチルヘキシル基、4−エチルヘキシル基、2−プロピルペンチル基、n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基、n−トリデシル基、n−テトラデシル基、n−ペンタデシル基、n−ヘキサデシル基などの直鎖または分岐のアルキル基が挙げられる。
また、本発明の新規なカルニチン誘導体の別の一態様は下記式(5)で示される化合物である。
Figure 2007119441
式(5)中、R5およびR6はいずれか一方が分岐を有していてもよい炭素数2〜7の飽和脂肪族炭化水素基であり、他方が分岐を有していてもよい炭素数3〜7の飽和脂肪族炭化水素基を表す。
前記炭素数2〜7の飽和脂肪族炭化水素基として、具体的には、例えば、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−
ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基、2−エチルブチル基、n−へプチル基、2−メチルヘキシル基、3−メチルヘキシル基、4−メチルヘキシル基、2−エチルペンチル基、3−エチルペンチル基などの直鎖または分岐のアルキル基が挙げられる。また、前記炭素数3〜7の飽和脂肪族炭化水素基としては、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、2−
メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基、2−エチルブチル基、n−へプチル基、2−メチルヘキシル基、3−メチルヘキシル基、4−メチルヘキシル基、2−エチルペンチル基、3−エチルペンチル基などの直鎖または分岐のアルキル基が挙げられる。
これらのうち、皮膚親和性に優れる点からは、R5とR6の組合せとして、エチル基とn−ペンチル基、エチル基とn−ヘキシル基、エチル基とn−へプチル基、n−プロピル基とn−ブチル基、n−プロピル基とn−ペンチル基、n−プロピル基とn−ヘキシル基、n−プロピル基とn−へプチル基、n−ブチル基とn−ブチル基、n−ブチル基とn−ペンチル基、n−ブチル基とn−ヘキシル基、n−ブチル基とn−へプチル基、n−ペンチル基とn−ペンチル基、n−ペンチル基とn−へキシル基、n−ペンチル基とn−へプチル基、n−ヘキシル基とn−ヘキシル基、n−ヘキシル基とn−へプチル基、およびn−ヘプチル基とn−ヘプチル基が好ましく挙げられる。
以上のうち、水性媒体存在下における安定性が格段に優れる点からは、式(1)中のR1およびR2の、あるいは式(3)中のR3およびR4の、いずれか一方が炭素数6の直鎖アルキル基であり、他方が炭素数8の直鎖アルキル基である組合せ、すなわち、n−ヘキシル基とn−オクチル基との組合せで特定されるカルニチン誘導体、具体的には、下記式(7)で示される2−ヘキシルデカン酸L−カルニチンがとくに好ましく挙げられる。
Figure 2007119441
また、その他の好ましいカルニチン誘導体としては、式(1)中のR1およびR2の、あるいは式(3)中のR3およびR4の、いずれか一方がメチル基であり、他方が炭素数14の直鎖アルキル基(n−テトラデシル基)である組合せで特定されるカルニチン誘導体、具体的には下記式(9)で示される、2−メチルパルミチン酸L−カルニチン; 式(1)中のR1およびR2の、あるいは式(5)中のR5およびR6の、いずれか一方が炭素数4の直鎖アルキル基であり、他方が炭素数6の直鎖アルキル基である組合せ、すなわち、n−ブチル基とn−ヘキシル基との組合せで特定されるカルニチン誘導体、具体的には下記式(11)で示される、2−ブチルオクタン酸L−カルニチンなどが挙げられる。
Figure 2007119441
<カルニチン誘導体の塩>
また、本発明の皮膚外用剤および化粧料に用いられるカルニチン誘導体の塩は、下記式(2)で示される化合物である。
Figure 2007119441
式(2)中、X-はカルニチン誘導体のカチオン部と電気的に中性となる無機アニオン
または有機アニオンを表し、医学的に許容されるアニオンが好ましく、その具体例としては、例えば、水酸化物イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、炭酸イオン、炭酸水素イオン及びハロゲン化物等の無機イオン;蟻酸イオン、酢酸イオン、クエン酸イオン、酒石酸イオン、シュウ酸イオン、フマル酸イオン、分岐を有していてもよい炭素数3〜20の飽和もしくは不飽和脂肪酸のアニオン、カルニチンまたはその誘導体のアニオン、アスコルビン酸のアニオン、アスコルビルリン酸またはその誘導体のアニオン等の有機イオン;が挙げられる。これらの中でも、皮膚外用剤、とくに化粧料としての配合性の点からは、水酸化物イオン、ハロゲン化物イオン、クエン酸イオン、カルニチンまたはその誘導体のアニオンが好ましい。
また式(2)中、Y+はカルニチン誘導体のアニオン部と電気的に中性となる無機カチ
オンまたは有機カチオンを表し、医学的に許容されるカチオンが好ましく、その具体例としては、例えば、水素イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン、カルニチンまたはその誘導体のカチオンが挙げられる。これらの中でも、皮膚外用剤、特に化粧料としての配合性の点から水素イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、カルニチンまたはその誘導体のカチオンが好ましい。
なお、式(2)中、R1およびR2は上記式(1)中のものと同義である。
本発明の皮膚外用剤および化粧料には、上記X-、Y+、R1およびR2との組合せによって特定されるカルニチン誘導体の塩を1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記式(2)で示されるカルニチン誘導体の塩には、公知の化合物のみならず、新規化合物も包含されている。以下に該カルニチン誘導体の塩のうち、新規なカルニチン誘導体の塩のいくつかを説明する。
本発明の新規なカルニチン誘導体の塩のうちの一態様は下記式(4)で示される化合物である。
Figure 2007119441
式(4)中、R3およびR4は上記式(3)中のものと同義であり、X-、Y+は上記式(2)中のものと同義である。
また、本発明の新規なカルニチン誘導体の塩の別の一態様は下記式(6)で示される化合物である。
Figure 2007119441
式(6)中、R5およびR6は上記式(5)中のものと同義であり、X-、Y+は上記式(2)中のものと同義である。
これらのうち、該塩に由来するカルニチン誘導体の水性媒体存在下における安定性が格段に優れる点からは、式(2)中のR1およびR2の、あるいは式(4)中のR3およびR4の、いずれか一方が炭素数6の直鎖アルキル基であり、他方が炭素数8の直鎖アルキル基である組合せ、すなわち、n−ヘキシル基とn−オクチル基との組合せで特定されるカルニチン誘導体の塩、具体的には下記式(8)で示される2−ヘキシルデカン酸L−カルニチンの塩がとくに好ましく挙げられる。
Figure 2007119441
ここで、式(8)中のX-およびY+は上記式(2)中のものと同義である。
また、その他の好ましいカルニチン誘導体の塩としては、式(2)中のR1およびR2の、あるいは式(4)中のR3およびR4の、いずれか一方がメチル基であり、他方が炭素数14の直鎖アルキル基(n−テトラデシル基)である組合せで特定されるカルニチン誘導体の塩、具体的には下記式(10)で示される、2−メチルパルミチン酸L−カルニチンの塩; 式(2)中のR1およびR2の、あるいは式(6)中のR5およびR6の、いずれか一方が炭素数4の直鎖アルキル基であり、他方が炭素数6の直鎖アルキル基である組合せ、すなわち、n−ブチル基とn−ヘキシル基との組合せで特定されるカルニチン誘導体の塩、具体的には下記式(12)で示される、2−ブチルオクタン酸L−カルニチンの塩などが挙げられる。
Figure 2007119441
ここで、式(10)および式(12)中のX-およびY+は上記式(2)中のものと同義である。
<カルニチン誘導体およびその塩の製造>
本発明の皮膚外用剤および化粧料に用いるカルニチン誘導体およびその塩は、市販されているL−カルニチン類を原料として、例えば、L−カルニチンと、脂肪酸クロライドの反応を用いて合成することができる。
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩の製造を例に挙げて説明すると、下記のとおりである。まず、L−カルニチンと2−ヘキシルデカン酸クロリドをトリフルオロ酢酸中で混和し、50〜80℃で加温撹拌して、反応後、エバポレーションにてトリフルオロ酢酸を留去する。次いで、得られる残渣に石油エーテルを加え、残渣を回収し、これに水を加えて酸クロライドをクエンチング後、エタノール、ジエチルエーテルを加え抽出し、水−エタノール層を分取する。さらにn−ブタノールを加え、水で適宜洗浄後、n−ブタノールを留去することにより、2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩が得られる。
なお、本発明のカルニチン誘導体およびその塩の製造に用いられる原料カルニチンとしては、分子内塩;塩酸塩やナトリウム塩などの無機塩;シュウ酸塩、酒石酸塩、フマル酸塩などの有機塩が挙げられる。
<皮膚外用剤、化粧料>
本発明の皮膚外用剤および化粧料、特に脂質代謝改善用化粧料は、前記カルニチン誘導体および/またはその塩を含むことを特徴とする。なお、脂質代謝改善用化粧料は、過剰な脂質の存在あるいは脂質代謝量の低下に関係する皮膚の障害や老化、肥満などの改善・予防を目的とする化粧料である。該目的の具体例としては、痩身、抗セルライト、肌の引
き締め、皮脂過剰によるテカリ・ベタツキ・化粧崩れの防止、脂漏性皮膚炎の改善、脂漏性皮膚炎に伴う脱毛の予防、抗アクネ、体臭の防止、脂質のエネルギー転換促進による皮膚の老化防止・活性化・スキンケア等が挙げられる。
本発明の皮膚外用剤において、カルニチン誘導体および/またはその塩は、皮膚外用剤
全量中、通常0.01〜20質量%、好ましくは0.05〜12質量%、より好ましくは0.1〜5質量%の量で含まれるように配合される。なお、上記含有量は、カルニチン誘導体を単独で使用する場合にはカルニチン誘導体の量を、またカルニチン誘導体の塩を単独で使用する場合にはカルニチン誘導体の塩の量を、これらを併せて用いる場合にはカルニチン誘導体とその塩との合計量を意味している。
このような量で、カルニチン誘導体および/またはその塩が皮膚外用剤に含まれていると、皮膚への移行が速やかであり、皮膚外用剤に求められる効能効果を発揮でき好ましい。
また、本発明の化粧料、脂質代謝改善用化粧料においても、カルニチン誘導体および/またはその塩の含有量は、本発明の皮膚外用剤と同様であるのが望ましい。
本発明の皮膚外用剤および化粧料には、上記カルニチン誘導体および/またはその塩のほか、一般に皮膚外用剤あるいは化粧料に用いられる成分を本発明の効果を損なわない範囲で配合してもよい。
配合可能な成分としては、例えば、以下のような成分が挙げられる。
炭化水素類:たとえば、オゾケライト、α−オレフィンオリゴマー、軽質イソパラフィ
ン、軽質流動イソパラフィン、スクワレン、スクワラン、合成スクワラン、植物性スクワラン、セレシン、パラフィン、ポリエチレン末、ポリブテン、マイクロクリスタリンワックス、流動イソパラフィン、流動パラフィン、ミネラル油、ワセリン等。
天然油脂類:たとえば、ホホバ油、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、コメヌカロウ、セラック、ラノリン、ミンク皮脂ロウ、鯨ロウ、サトウキビロウ、マッコウクジラ油、ミツロウ、モンタンロウ等の天然ロウ類、アボガド油、アルモンド油、オリーブ油、エクストラバージンオリーブ油、ゴマ油、コメヌカ油、米油、コメ胚芽油、コーン油、大豆油、トウモロコシ油、パーシック油、パーム核油、パーム油、ヒマシ油、グレープシード油、綿実油、ヤシ油、水添ヤシ油、牛脂、硬化油、馬油、ミンク油、卵黄油、卵黄脂肪油、ローズヒップ油、ククイナッツ油、月見草油、小麦胚芽油、落花生油、ツバキ油、サザンカ油、カカオ脂、モクロウ、牛骨脂、牛脚油、豚脂、馬脂、羊脂、シアバター、マカデミアナッツ油、メドウホーム油等。
脂肪酸類:たとえば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸、ヤシ油脂肪酸等。
高級アルコール類:たとえば、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ヘキシルデカノール、コレステロール、フィトステロール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコール、セトステアリルアルコール等。
アルキルグリセリルエーテル類:たとえば、バチルアルコール、キミルアルコール、セラキルアルコール、イソステアリルグリセリルエーテル等。
エステル類:たとえば、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン
酸イソプロピル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸エチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、カプリル酸セチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソオクチル、ミリスチン酸デシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、ミリスチン酸オクタデシル、パルミチン酸セチル、ステアリン酸ステアリル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、リシノール酸セチル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、パルミチン酸イソセチ
ル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸2-エチルヘキシル、ステアリン酸イソ
セチル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸オクチルドデシル、リシノール酸オクチルドデシル、
イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピル、2-エチルヘキサン酸セチ
ル、2-エチルヘキサン酸セトステアリル、2-エチルヘキサン酸ステアリル、イソステアリン酸ヘキシル、ジオクタン酸エチレングリコール、ジオレイン酸エチレングリコール、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、トリカプリル酸グリセリル、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン酸) グリセリル、トリ(カプリル酸・カプリン酸・ステアリン酸) グリセリル、トリウンデシル酸グリセリ
ル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ2-エチ
ルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、テトラミリスチン酸ペンタエリスリチ
ル、
テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル、テトライソステアリン酸ジグリセリル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、オクタン酸イソセチル、オクタン酸イソステアリル、イソぺラルゴン酸2-エチルヘキシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ジメチルオ
クタン酸オクチルドデシル、イソパルミチン酸2-エチルヘキシル、イソステアリン酸イ
ソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸オクチルドデシル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、乳酸オクチルドデシル、クエン酸トリエチル、クエン酸アセチルトリエチル、クエン酸アセチルトリブチル、クエン酸トリオクチル、クエン酸トリイソセチル、クエン酸トリオクチルドデシル、リンゴ酸ジイソステアリル、ヒドロキシステアリン酸2-エチルヘキシル、コハク酸ジ2-エチルヘキシル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジヘプチルウンデシル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジオクチル、
ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、オレイン酸ジヒドロコレステリル、イソステアリン酸フィトステリル、オレイン酸フィトステリル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸イソセチル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸ステアリル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸イソステアリル、酢酸ポリオキシエチレン(3)ポリオキシプロピレン(1)セチルエーテル、酢酸ポリオキシエチレン(3)ポリオキシプロピレン(1)イソセチルエーテル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸オクチル、イソノナン酸トリデシル、イソノナン酸イソトリデシル等。
シリコーン油類:たとえば、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、テトラデカメチルヘキサシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチル(ポリ
オキシエチレン)シロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルセチルオキシシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキサン共重合体、ポリエーテル変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン等。
高分子類:たとえば、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、寒天、ファーセレラン、グアーガム、クインスシード、コンニャクマンナン、タマリンドガム、タラガム、デキストリン、デンプン、ローカストビーンガム、アラビアガム、ガッティガム、カラヤガム、トラガカントガム、アラビノガラクタン、ペクチン、マルメロ、キトサン、デンプン、カードラン、キサンタンガム、ジェランガム、シクロデキストリン、デキストラン、プルラン、微結晶セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシデンプン、カチオン化セルロース、デンプンリン酸エステル、カチオン化グアーガム、カルボキシメチル・ヒドロキシプロピル化グアーガム、ヒドロキシプロピル化グアーガム、アルブミン、カゼイン、ゼラチン、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アミド、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレンイミン、
高重合ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルエーテル、ポリアクリルアミド、アクリル酸共重合体、メタクリル酸共重合体、マレイン酸共重合体、ビニルピリジン共重合体、エチレン/アクリル酸共重合体、ビニルピ
ロリドン系ポリマー、ビニルアルコール/ビニルピロリドン共重合体、窒素置換アクリル
アミド系ポリマー、アミノ変性シリコーン、カチオン化ポリマー、ジメチルアクリルアンモニウム系ポリマー、アクリル酸系アニオンポリマー、メタクリル酸系アニオンポリマー、変性シリコーン、アクリル酸メタクリル酸アルキル(C10〜C30)共重合体、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレン共重合体等。
低級アルコール類:たとえば、エタノール、イソプロピルアルコール、1−ブタノール、2-ブタノール、ベンジルアルコール等。
多価アルコール類:たとえば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、1,3−ブタンジオール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,4−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、2,4−ペンタンジオール、2-メチルー2,4−ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,2
−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオール等。
陰イオン性界面活性剤:たとえば、ヤシ油脂肪酸カリウム、ヤシ油脂肪酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸トリエタノールアミン、ラウリン酸カリウム、ラウリン酸ナトリウム、ラウリン酸トリエタノールアミン、ミリスチン酸カリウム、ミリスチン酸ナトリウム、ミリスチン酸イソプロパノールアミン、パルミチン酸カリウム、パルミチン酸ナトリウム、パルミチン酸イソプロパノールアミン、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸トリエタノールアミン、オレイン酸カリウム、オレイン酸ナトリウム、ヒマシ油脂肪酸ナトリウム、ウンデシレン酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、パルミチン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウム、ミリスチン酸カルシウム、ミリスチン酸マグネシウム、ジミリスチン酸アルミニウム、イソステアリン酸アルミニウム、
ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム、ポリオキシエチレントリデシルエーテル酢酸、ポリオキシエチレントリデシルエーテル酢酸ナトリウム、ステアロイル乳酸ナトリウム、イソステアロイル乳酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸サルコシン、ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸サルコシントリエタノールアミン、ラウロイルサルコシン、ラウロイルサルコシンカリウム、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、オレオイルサルコシン、ミリストイルサルコシンナトリウム、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸カリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸トリエタノールアミン、ラウロイルアシルグルタミン酸、ラウロイルアシルグルタミン酸カリウム、
ラウロイルアシルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルアシルグルタミン酸トリエタノールアミン、ミリストイルアシルグルタミン酸、ミリストイルアシルグルタミン酸カリウム、ミリストイルアシルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルアシルグルタミン酸、ステアロイルアシルグルタミン酸カリウム、ステアロイルアシルグルタミン酸二ナトリウム、硬化牛脂脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸・硬化牛脂脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウム、ラウロイルメチルアラニン、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルメチルアラニントリエタノールアミン、ミリストイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンカリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンマグネシウム、ミリストイルメチルタウリンナトリウム、
パルミトイルメチルタウリンナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、オレオイルメチルタウリンナトリウム、アルカンスルホン酸ナトリウム、テトラデセンスルホン酸ナトリウム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、ヤシ油脂肪酸エチルエステルスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、セチル硫酸ナトリウム、アルキル(11,13,1
5)硫酸トリエタノールアミン、アルキル(12,13)硫酸ナトリウム、アルキル(12,13)硫酸トリエタノールアミン、アルキル(12,14,16)硫酸アンモニウム、アルキル(12〜13)硫酸ジエタノールアミン、アルキル(12〜14)硫酸トリエタノールアミン
、アルキル(12〜15)硫酸トリエタノールアミン、ヤシ油アルキル硫酸マグネシウム・トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウリル硫酸マグネシウム、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、ラウリル硫酸ジエタノールアミン、
ミリスチル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、オレイル硫酸ナトリウム、オレイル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレン(1)アルキル(11,13,15)エーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(1)アルキル(11,13,15)エーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレン(3)アルキル(11〜15)エーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(2)アルキル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(3)アルキル(12〜14)エーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(3)アルキル(12〜15)エーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(3)ミリスチルエーテル硫酸ナトリウム、高級脂肪酸アルカノールアミド硫酸エステルナトリウム、ラウリルリン酸、ラウリルリン酸ナトリウム、
セチルリン酸カリウム、セチルリン酸ジエタノールアミン、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸、ポリオキ
シエチレンセチルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンステアリルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンオクチルエーテルリン酸、ポリオキシエチレン(10)アルキル(12,13)エーテルリン酸、ポリオキシエチレンアルキル(12〜15)エーテルリン酸、ポリオキシエチレンアルキル(12〜16)エーテルリン酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ジエタノールアミン等。
陽イオン性界面活性剤:たとえば、ジオクチルアミン、ジメチルステアリルアミン、トリラウリルアミン、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウムサッカリン、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化アルキル(20〜22)トリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化アルキル(16,18)トリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリン、塩化アルキル(28)トリメチルアンモニウム、塩化ジ(ポリオキシエチレン)オレイルメチルアンモニウム(2EO)、塩化ジポリオキシエチレンステアリルメチルアンモニウム、塩化ポリオキシエチレン(1)ポリオキシプロピレン(25)ジエチルメチルアンモニウム、塩化トリ(ポリオキシエチレン)ステアリルアンモニウム(5EO)、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、
塩化ジアルキル(12〜15)ジメチルアンモニウム、塩化ジアルキル(12〜18)ジメチルアンモニウム、塩化ジアルキル(14〜18)ジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化イソステアリルラウリルジメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ミリスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ラウリルジメチル(エチルベンジル)アンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ラウリルピリジニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ラウロイルコラミノホルミルメチルピリジニウム、塩化ステアロイルコラミノホルミルメチルピリジニウム、臭化アルキルイソキノリウム、塩化メチルベンゼトニウム、塩化ベンゼトニウム等。
両性界面活性剤:たとえば、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、ラウリルジアミノエチルグリシンナトリウム、ウンデシルヒドロキシエチルイミダゾリイウムベタインナトリウム、ウンデシル−N−カルボキシメチルイミダゾリイウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン二ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシエトキシエチル−N−カルボキシエチルエチレンジアミン二ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシメチルエチレンジアミン二ナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸トリエタノールアミン、パーム油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルベタインナトリウム、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、パーム油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピル酢酸ベタイン、リシノレイン酸アミドプロピルベタイン、ステアリルジヒドロキシエチルベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン等。
非イオン性界面活性剤:たとえば、ポリオキシエチレン(10)アルキル(12,13
)エーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレン(3,7,12)アルキル(12〜14)エーテル、ポリオキシエチレントリデシルエーテル、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル、ポリオキシエチレン−sec−アルキル(14)エーテル、ポリオキシエチレンイソセチルエーテル、ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(2,10,20)イソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルセチルエーテル、ポリオキシエチレン(20)アラキルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンジノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(1)ポリオキシプロピレン(1,2,4,8)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(5)ポリオキシプロピレン(1,2,4,8)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(10)ポリオキシプロピレン(1,2,4,8)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(1,2,4,8)セチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(3)ポリオキシプロピレン(34)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(4)ポリオキシプロピレン(30)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(34)ポリオキシプロピレン(23)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル、
モノラウリン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、エチレングリコール脂肪酸エステル、自己乳化型モノステアリン酸エチレングリコール、ラウリン酸ジエチレングリコール、ミリスチン酸ポリエチレングリコール、パルミチン酸ポリエチレングリコール、ステアリン酸ジエチレングリコール、自己乳化型モノステアリン酸ポリエチレングリコール(2)、イソステアリン酸ポリエチレングリコール、ジオクタン酸エチレングリコール、ジラウリン酸ジエチレングリコール、ジラウリン酸ポリエチレングリコール、ジパルミチン酸ポリエチレングリコール(150)、ジステアリン酸エチレングリコール、ジステアリン酸ジエチレングリコール、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、ジオレイン酸エチレングリコール、ジオレイン酸ポリエチレングリコール、
ジリシノレイン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレン(6)ソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、トリステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレン(6)ソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、トリオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、ポリオキシエチレン(20)ヤシ油脂肪酸ソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレン(10〜80)ソルビタン、トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、イソステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、トリステアリン酸ポリオキシエチレン(150)ソルビタン、
ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(50)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油、親油型モノステアリン酸グリセリン、親油型モノオレイン酸グリセリン、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン、ヤシ油脂肪酸グリセリル、ラウリン酸グリセリン、ミリスチン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、リシノレイン酸グリセリル、モノヒドロキシステアリン酸グリセリル、オレイン酸グリセリン、リノール酸
グリセリル、エルカ酸グリセリル、ベヘン酸グリセリル、小麦胚芽油脂肪酸グリセリド、サフラワー油脂肪酸グリセリル、水素添加大豆脂肪酸グリセリル、飽和脂肪酸グリセリド、
綿実油脂肪酸グリセリル、モノイソステアリン酸モノミリスチン酸グリセリル、モノ牛脂肪酸グリセリド、モノラノリン脂肪酸グリセリル、セスキオレイン酸グリセリル、ジステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、ジアラキン酸グリセリル、モノラウリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、ヤシ油脂肪酸ソルビタン、イソステアリン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、ジステアリン酸ソルビタン、イソパルミチン酸ジグリセリル、モノラウリン酸ポリ(4〜10)グリセリル、モノミリスチン酸ポリ(10)グリセリル、モノステアリン酸ポリ(2〜10)グリセリル、モノイソステアリン酸ポリ(2〜10)グリセリル、モノオレイン酸ポリ(2〜10)グリセリル、セスキオレイン酸ジグリセリル、
ジイソステアリン酸ポリ(2〜10)グリセリル、ジステアリン酸ポリ(6〜10)グリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリステアリン酸ポリ(10)グリセリル、トリオレイン酸ポリ(10)グリセリル、テトライソステアリン酸ポリ(2)グリセリル、ペンタステアリン酸デカグリセリル、ペンタオレイン酸ポリ(6〜10)グリセリル、ヘプタステアリン酸ポリ(10)グリセリル、デカステアリン酸デカグリセリル、デカオレイン酸ポリ(10)グリセリル、縮合リシノレイン酸ポリ(6)グリセリル、ショ糖脂肪酸エステル、ヤシ油脂肪酸ショ糖エステル、アルキルグルコシド、ヤシ油アルキルジメチルアミンオキシド、ラウリルジメチルアミンオキシド、ジヒドロキシエチルラウリルジメチルアミンオキシド、ステアリルジメチルアミンオキシド、オレイルジメチルアミンオキシド、ポリオキシエチレンヤシ油アルキルジメチルアミンオキシド等。
天然系界面活性剤:たとえば、サポニン、レシチン、大豆リン脂質、水素添加大豆リン脂質、大豆リゾリン脂質、水素添加大豆リゾリン脂質、卵黄レシチン、水素添加卵黄リゾホスファチジルコリン、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、スフィンゴリン脂質、スフィンゴミエリン、ガングリオシド、胆汁酸、コール酸、デオキシコール酸、コール酸ナトリウム、デオキシコール酸ナトリウム、スピクリスポール酸、ラムノリピッド、トレハロースリピッド、ソホロリピッド、マンノシルエリスリトールリピッド等。
紫外線吸収剤:たとえば、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸2−エチルヘキシル等のパラアミノ安息香酸誘導体、ケイ皮酸ベンジル、ジパラメトキシケイ皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、2,4−ジイソプロピルケイ皮酸メチル、2,4−ジイソプロピルケイ皮酸エチル、パラメトキシケイ皮酸カリウム、パラメトキシケイ皮酸ナトリウム、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸2−エトキシエチル、パラエトキシケイ皮酸エチル等のケイ皮酸誘導体、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル等のウロカニン酸誘導体、
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノンナトリウム、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシ−5−スルホベンゾフェノンナトリウム
等のベンゾフェノン誘導体、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸−2−エチルヘキシル、サリチル酸フェニル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸p−tert−ブチルフェニル、サリチル酸ホモメンチル、サリチル酸−3,3,5−トリメチルシクロヘキシル等のサリチル酸誘導体、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、4−tert−ブチル−4’−メトキシベンゾイルメタン等。
粉体類および色材類:たとえば、カオリン、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、セリサイト、タルク、窒化ホウ素、マイカ、モンモリロナイト、麻セルロース末、小麦デンプン、シルク末、トウモロコシデンプン、ニトロ系色素、アゾ系色素、ニトロソ系色素、トリフェニルメタン系色素、キサンテン系色素、キノリン系色素、アントラキノン系色素、インジゴ系色素、ピレン系色素、フタロシアニン系色素、
フラボノイド、キノン、ポルフィリン、水溶性アナトー、イカスミ末、カラメル、グアイアズレン、クチナシ青、クチナシ黄、コチニール、シコニン、銅クロロフィリンナトリウム、パプリカ色素、ベニバナ赤、ベニバナ黄、ラッカイン酸、リボフラビン酪酸エステル等の天然色素、カーボンブラック、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラ、コンジョウ、群青、酸化亜鉛、酸化クロム、酸化チタン、黒酸化チタン、酸化ジルコニウム、水酸化クロム、アルミナ、酸化マグネシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、チタン酸リチウムコバルト、マンガンバイオレット、パール顔料等。
植物抽出物:たとえば、アシタバエキス、アセンヤクエキス、アボガドエキス、アマチャエキス、アマチャズルエキス、アルテアエキス、アルニカエキス、油溶性アルニカエキス、アルモンドエキス、アロエエキス、アンソッコウエキス、イチョウエキス、イラクサエキス、イリス根エキス、ウイキョウエキス、ウコンエキス、エイジツエキス、エチナシ葉エキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オウレンエキス、オオムギエキス、オクラエキス、オトギリソウエキス、油溶性オトギリソウエキス、オドリコソウエキス、油溶性オドリコソウエキス、オノニスエキス、オランダカラシエキス、オレンジフラワー水、カキタンニン、カッコンエキス、カノコソウエキス、ガマエキス、カモミラエキス、油溶性カモミラエキス、カモミラ水、カラスムギエキス、カロットエキス、油溶性カロットエキス、カロット油、カワラヨモギエキス、カンゾウエキス、カンゾウ抽出末、カンゾウフラボノイド、カンタリスチンキ、キイチゴエキス、キウイエキス、キナエキス、
キューカンバーエキス、キョウニンエキス、クインスシードエキス、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミ殻エキス、クレマティスエキス、黒砂糖エキス、クロレラエキス、クワエキス、ケイヒエキス、ゲンチアナエキス、ゲンノショウコエキス、紅茶エキス、コウホネエキス、ゴボウエキス、油溶性ゴボウエキス、コムギ胚芽エキス、加水分解コムギ末、コメヌカエキス、コメヌカ発酵エキス、コンフリーエキス、サイシンエキス、サフランエキス、サボンソウエキス、油溶性サルビアエキス、サンザシエキス、サンショウエキス、シイタケエキス、シイタケエキス末、ジオウエキス、シコンエキス、油溶性シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、油溶性シナノキエキス、シモツケソウエキス、シャクヤクエキス、ジュズダマエキス、ショウキョウエキス、油溶性ショウキョウエキス、ショウキョウチンキ、ショウブ根エキス、シラカバエキス、油溶性シラカバエキス、シラカバ樹液、スイカズラエキス、スギナエキス、油溶性スギナエキス、
スコルジニン、ステビアエキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウネズエキス、セイヨウノコギリソウエキス、油溶性セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、油溶性セージエキス、セージ水、ゼニアオイエキス、セロリエキス、センキュウエキス、センキュウ水、センブリエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、チャエキス、チャ乾留液、チャ実エキス、チョウジエキス、チンピエキス、ツバキエキス、ツボクサエキス、油溶性テ
ウチグルミエキス、デュークエキス、テルミナリアエキス、トウキエキス、油溶性トウキエキス、トウキ水、トウキンセンカエキス、油溶性トウキンセンカエキス、豆乳末、トウニンエキス、トウヒエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、トルメンチラエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、油溶性ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、
油溶性ノバラエキス、バクガエキス、バクガ根エキス、バクモンドウエキス、パセリエキス、ハダカムギ葉汁濃縮物、蒸留ハッカ水、ハマメリス水、ハマメリス抽出液、バラエキス、パリエタリアエキス、ヒキオコシエキス、ビワ葉エキス、油溶性ビワ葉エキス、フキタンポポエキス、ブクリョウエキス、ブッチャーブルームエキス、ブッチャーブルームエキス末、ブドウエキス、ブドウ葉エキス、ブドウ水、ヘイフラワーエキス、ヘチマエキス、ヘチマ水、ベニバナエキス、油溶性ボダイジュエキス、ボダイジュ水、ボタンエキス、ホップエキス、油溶性ホップエキス、マツエキス、マリアアザミエキス、マロニエエキス、油溶性マロニエエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、メリロートエキス、モモ葉エキス、油溶性モモ葉エキス、モヤシエキス、ヤグルマギクエキス、ヤグルマギク水、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ユリエキス、ヨクイニンエキス、油溶性ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、ヨモギ水、ラベンダーエキス、ラベンダー水、リンゴエキス、レイシエキス、レタスエキス、レンゲソウエキス、ローズ水、ローズマリーエキス、油溶性ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、ワレモコウエキス等。
アミノ酸類及びペプチド類:たとえば、グリシン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、シスチン、システイン、メチオニン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、ヒスチジン、γ−アミノ酪酸、DL−ピロリドンカルボン酸、ε−アミノカプロン酸、加水分解エラスチン、水溶性エラスチン、加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン、カゼイン、グルタチオン、小麦ペプチド、大豆ペプチド等。
ビタミン類およびビタミン様作用因子類:たとえば、レチノール、レチナール、レチノイン酸、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール等のビタミンA類、α−カロチン、β−カロチン、γ−カロチン、δ−カロチン、リコピン、ゼアキサンチン、クリプトキサンチン、エキネノン、アスタキサンチン等のカロテノイド類、チアミン類等のビタミンB1類、リボフラビン等のビタミンB2類、ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミン等のビタミンB6類、シアノコバラミン等のビタミンB12類、
葉酸類、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、パントテン酸類、ビオチン類、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ナトリウム、ステアリン酸L−アスコルビル、パルミチン酸L−アスコルビル、ジパルミチン酸L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸L−アスコルビル、L−アスコルビン酸硫酸エステル二ナトリウム、L−アスコルビルマグネシウム、リン酸L−アスコルビルナトリウム、アスコルビン酸−2−リン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−グルコシド等のビタミンC類、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール等のビタミンD類、d−α−トコフェロール、DL−α−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、d−δ−トコフェロール等のビタミンE類、ユビキノン類、ビタミンK類、カルニチン、フェルラ酸、γ−オリザノール、α−リポ酸、オロット酸等。
防腐剤:たとえば、安息香酸、安息香酸ナトリウム、ウンデシレン酸、サリチル酸、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸イソブチル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ベンジル、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸メチルナトリウム、フェノキシエタノール、感光素101号、感光素201号、感光素401号等。
酸化防止剤:たとえば、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、パラヒドロキシアニソール、没食子酸オクチル等。
封鎖剤:たとえば、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸三ナトリウム、エデト酸、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、グルコン酸、フィチン酸、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム等の金属イオン性化合物等。
保湿剤:たとえば、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタイン、乳酸菌培養液、酵母エキス、セラミド等。
抗炎症剤:たとえば、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸三ナトリウム、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、β−グリチルレチン酸、グリチルレチン酸グリセリン、グリチルレチン酸ステアリル、塩化リゾチーム、ヒドロコルチゾン、アラントイン等。
pH調整剤:たとえば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミン等。
塩類:たとえば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、硫酸ナトリウム等。
α−ヒドロキシ酸類:たとえば、クエン酸、グリコール酸、酒石酸、乳酸等。
美白剤:たとえば、アルブチン、α−アルブチン、プラセンタエキス等。
精油類:たとえば、アンゼリカ油、イランイラン油、エレミ油、カミツレ油、ローマカミツレ油、カルダモン油、カラムス油、ガルバナム油、カンファー油、キャロットシード油、クラリーセージ油、チョウジ油、ケイヒ油、コリアンダー油、サイプレス油、サンダルウッド油、シダーウッド油、シトロネラ油、シナモンリーフ油、ジャスミンアブソリュート、ジュニパーベリー油、ジンジャーエクストラクト、スペアミント油、セージ油、セダー油、ゼラニウム油、タイム油、ティーツリー油、ナツメグ油、ニアウリ油、ネロリ油、パイン油、バジル油、ハッカ油、パチュリー油、パルマローザ油、フェンネル油、プチグレン油、ブラックペッパー油、フランキンセンス油、ベチバ油、ペパーミント油、ベルガモット油、ベンゾイン油、ボアドローズ油、マジョラム油、ミルラ油、メリッサ油、ユーカリ油、ラベンサラ油、ラバンジン油、ラベンダー油、リンデン油、ローズ油、ローズウッド油、ローズマリー油、ロベージ油等。
テルペン類:たとえば、ピネン、テルピネン、テルピノーレン、ミルセン、ロンギフィーレン等。
さらに香料、水などの成分である。
本発明の皮膚外用剤および化粧料は、使用時に皮膚と接触させて用いるものであればどのような剤型、形態であってもよく、皮下脂肪の代謝を所望する部位近傍の皮膚と接触させて用いるものがより好ましい。該皮膚外用剤および化粧料には、具体的には、たとえば、スキンミルク、スキンクリーム、ファンデーションクリーム、マッサージクリーム、クレンジングクリーム、シェービングクリーム、クレンジングフォーム、化粧水、ローション、パック、口紅、頬紅、アイシャドー、マニキュア、石鹸、ボディーシャンプー、ハンドソープ、シャンプー、リンス、ヘアトニック、トリートメント、ヘアクリーム、ヘアスプレー、育毛剤、養毛剤、染毛剤、整髪料、脱毛剤、ふけ防止剤、歯磨、義歯接着剤、う
がい剤、パーマネントウェーブ剤、カーリング剤、スタイリング剤、軟膏剤、パップ剤、テープ剤、入浴剤、制汗剤、日焼防止剤等の形態が広義には含まれ、使用時に皮膚に接触させるものなら種類を問わない。また使用者の性別、老若を問わない。さらには人の他に、動物類の皮膚に接触させるものも含む。
また、本発明の皮膚外用剤および化粧料は、どのような剤型であってもよく、固体、液体、半固体、気体のほか、粉体、顆粒、錠形、ゲル状、泡状などの剤型が挙げられる。
なお、特に限定されるものではないが、水性製剤中での安定性に劣るといった従来のカルニチン誘導体およびその塩の問題点を改善した、本発明の効果をより有効に発揮させる点からは、上述した剤型および形態のうちでも、水性媒体が含まれている剤型および形態を選択するとよい。この場合、本発明の皮膚外用剤および化粧料に含まれる水の量は、皮膚外用剤あるいは化粧料全量中に、通常0.01〜99.99質量%の範囲内であるとよい。
また、本発明の化粧料には、上述した成分以外に、既存の化粧品原料をさらに使用することもできる。例えば、化粧品原料基準第二版注解、日本公定書協会編、1984(薬事日報社)、化粧品原料基準外成分規格、厚生省薬務局審査課監修、1993(薬事日報社)、化粧品原料基準外成分規格追補、厚生省薬務局審査課監修、1993(薬事日報社)、化粧品種別許可基準、厚生省薬務局審査課監修、1993(薬事日報社)、化粧品種別配合成分規格、厚生省薬務局審査課監修、1997(薬事日報社)、化粧品原料辞典、平成3年(日光ケミカルズ)及び新しい化粧品機能素材300、2002(シーエムシー出版)等に記載されている全ての化粧品原料を本発明の効果を損なわない範囲内で使用することができる。
本発明の皮膚外用剤および化粧料は、上述した成分を、所定の含有量となるように用いて、その態様に応じ常法に従い、溶解、混合あるいは分散等することにより製造することができる。
以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、以下の例中、「%」はとくに言及のない限り質量基準である。
[合成例1]
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩の合成
L−カルニチン45.6g(0.283mol)を氷浴中で、トリフルオロ酢酸150mLに溶かし、そこに2−ヘキシルデカン酸クロリド116.6g(0.425mol)を10分かけて滴下した。80℃、4時間加
熱攪拌を行い、その後、減圧蒸留にて溶媒を留去した。得られた焦げ茶色油状物 264.6g
をn−ヘキサン200mLにて3回洗浄し、黒色油状物を200mL採取した。この油状物を3.0g取
り、エタノール20mL、n−ブタノール30mL、水60mLで抽出を行い、得られた有機層を水60mLで洗浄、さらにエタノール20mL、水60mLの混液で洗浄した。得られた有機層をさらに水60mLで洗浄した。有機層を採取して乾燥、溶媒留去して2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を2.0g得た。
この目的物質の構造は、下記のとおり、NMR、液体クロマトグラフ質量分析(LC/MS
)、および元素分析により確認した。
<NMR>
1H-NMR(CDCl3); 0.90 ppm (6H, t, 7.0Hz)、 1.29-1.62 ppm (24H, m)、 2.41 ppm (1H, m)、 2.76 ppm (2H, d, 6.0 Hz)、 3.21 ppm (9H, s)、 3.75 ppm (1H, d, 14.6Hz)、 3.92 ppm (1H, dd, 8.2, 14.6Hz)、 5.60-5.64 ppm (1H, m)
NMR装置:Burker Advance 500
試料濃度:40mg試料/422mg 重クロロホルム
温度:室温
<液体クロマトグラフ−質量分析(LC/MS)>
MS(ESI) m/z: 400.5 [M+](LC/MSによる。)
液体クロマトグラフフィー(LC)装置: Agilent 1100シリーズ、カラム: Shodex シ
リカC8-5B、カラム温度: 40℃、溶離液: 20mM 酢酸アンモニウム水溶液/アセトニトリル=30/70、流速: 1.0mL/min、試料濃度・注入量: 10μL×5mg/mL 溶離液、検出:フ
ォトダイオードアレイ UV200-700nm、
質量分析(MS)装置: Thermoquest LCQ Advantage、イオン化法:ESI(エレクトロス
プレーイオン化)法、スキャン範囲: m/Z 50〜1000(正負交互)、MS/MSコリジョン
エネルギー: 40%
<元素分析>
元素分析: C 62.8%、H 10.6%、N 3.5%、O 14.9%、Cl 8.2%
(C、H、N、O: 有機元素分析装置 CHNS-932+酸素分析用オプションVTF-900(LECO社)
による。リファレンス: sym-ジフェニルチオ尿素(CHN分析)、p-ニトロアニリン(O分
析))(Cl: イオンクロマトグラフィーによる。試料1mgを正確に秤量し溶離液(1.8mM
Na2CO3 + 1.7mM NaHCO3)で100mLに定容、陰イオンクロマトグラフィー(DIONEX DX-500)で測定、試料中Cl含量に換算。カラム Shodex SI-90 4E、流速1.0mL/min、注入量25μL、検出器:電気伝導度検出器、サプレッサー:ASRS-I)
[合成例2]
2−メチルパルミチン酸L−カルニチン塩酸塩の合成
L−カルニチン45.6g(0.283mol)を氷浴中で、トリフルオロ酢酸150mLに溶かし、そこに2−メチルパルミチン酸クロリド122.4g(0.425mol)を10分かけて滴下した。80℃、4時間
加熱攪拌を行い、その後減圧蒸留にて溶媒を留去した。得られた焦げ茶色油状物 278.0g
をn−ヘキサン200mLにて3回洗浄し、黒色油状物を200mL採取した。この油状物を3.0g取
り、エタノール20mL、n−ブタノール30mL、水60mLで抽出を行い、得られた有機層を水60mLで洗浄、さらにエタノール20mL、水60mLの混液で洗浄した。得られた有機層をさらに水60mLで洗浄した。有機層を採取して乾燥、溶媒留去して2−メチルパルミチン酸L−カルニチン塩酸塩を2.2g得た。
この目的物質の構造は、合成例1と同様にして、下記のとおり、NMR、液体クロマトグラフ質量分析(LC/MS)、および元素分析により確認した。
<NMR>
1H-NMR(CDCl3); 2.50 ppm (1H, m)、 2.75 ppm (1H, dd, 6.2, 1.5Hz)、 2.80 ppm (1H, m)、3.73 ppm (1H, d, 14.4Hz)、 3.91 ppm (1H, dd, 14.4, 8.5Hz)、 5.61-5.65 ppm (1H, m)
<液体クロマトグラフ−質量分析(LC/MS)>
MS(ESI) m/z: 414.5 [M+]
<元素分析>
C 64.3%、H 10.3%、N 3.2%、O 14.2%、Cl 8.0%
[合成例3]
2−ブチルオクタン酸L−カルニチン塩酸塩の合成
L−カルニチン45.6g(0.283mol)を氷浴中、トリフルオロ酢酸150mLに溶かし、そこに2−ブチルオクタン酸クロリド92.7g(0.425mol)を10分かけて滴下した。80℃、4時間加熱攪拌を行い、その後減圧蒸留にて溶媒を留去した。得られた焦げ茶色油状物 250.0gをn−
ヘキサン200mLにて3回洗浄し、黒色油状物を200mL採取した。この油状物を3.0g取り、エ
タノール20mL、n−ブタノール30mL、水60mLで抽出を行い、得られた有機層を水60mLで洗
浄、さらにエタノール20mL、水60mLの混液で洗浄した。得られた有機層をさらに水60mLで洗浄した。有機層を採取して乾燥、溶媒留去して2−ブチルオクタン酸L−カルニチン塩酸塩を1.6g得た。
この目的物質の構造は、合成例1と同様にして、下記のとおり、NMR、液体クロマトグラフ質量分析(LC/MS)、および元素分析により確認した。
<NMR>
1H-NMR(CDCl3); 2.76 ppm (1H, d, 6.0Hz)、 2.80 ppm (1H, m)、3.76 ppm (1H, d, 14.4Hz)、 3.94 ppm (1H, dd, 14.4, 8.2Hz)、 5.60-5.64 ppm (1H, m)
<液体クロマトグラフ−質量分析(LC/MS)>
MS(ESI) m/z: 344.5 [M+]
<元素分析>
C 60.1%、H 9.5 %、N 3.5%、O 16.7%、Cl 10.2%
[実施例1]
(経皮吸収性)
被検物質として、
1)L−カルニチン塩酸塩(Sigma-Aldrich社より入手)
2)パルミチン酸L−カルニチン塩酸塩(Sigma-Aldrich社より入手)
3)2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩(合成例1)
4)2−メチルパルミチン酸L−カルニチン塩酸塩(合成例2)
5)2−ブチルオクタン酸L−カルニチン塩酸塩(合成例3)
の5種類を用いた(なお、上記被験物質(1)(2)は比較対照のため用いた)。
上記各被験物質を、5質量%の1,2-ヘキサンジオールを含むダルベッコPBS(−)に
溶解し、さらに1N NaOHを加えてpH7とし、0.3質量%の各被験物質溶液を得た。得られた
各被験物質溶液を、ヒト皮膚組織3次元モデル(TESTSKIN LSD−d、東洋紡
株式会社)により隔てられた2つのチャンバーの、表皮側チャンバーに3mL加え、また真皮側チャンバーには3mLのダルベッコPBS(−)を加え、各々のチャンバーをマグネチッ
クスターラーで撹拌しながら35℃、24時間保持した。
24時間保持後の、真皮側チャンバーの緩衝液を1mL分取した。そのうちの0.5mLはそのまま遊離カルニチンの定量に用いた。また残分は1N NaOHにてpH=11に調整して1.5mL容のスクリューバイアルに封入し80℃、6時間放置したのち放冷し、1N HClでpH7に調整することで、アシル誘導体として存在するカルニチンを遊離カルニチンに完全分解した。これら溶液に、それぞれ0.02mLの1N塩酸、0.1mLの1.6質量% 1−アミノアントラセン/アセトン溶
液、0.1mLの16質量% EDC(1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイ
ミド塩酸塩)水溶液を加えよく撹拌し、室温で20分静置した後、溶液を3mLのジエチルエ
ーテルで洗浄し、水層を濾過したのち逆相高速液体クロマトグラフィー(逆相HPLC)に供した。HPLC(カラム: Phenomenex Synergi-RP、溶離液: 45%アセトニトリル、流速: 1.0mL/min)により得られる、1−アミノアントラセン修飾化カルニチン(励起波長248nm、
蛍光波長418nm)のピーク強度から、アルカリ熱処理したサンプルの値を遊離カルニチン
とカルニチン誘導体との総量、また無処理サンプルの値を遊離カルニチン量として、それぞれの被検物質溶液添加系において真皮側に移行した被検物質由来カルニチン誘導体および遊離カルニチン濃度を算出、定量した。
その結果を図1に示す。
図1より、2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン、2−メチルパルミチン酸L−カルニチン及び2−ブチルオクタン酸L−カルニチンは、パルミチン酸L−カルニチンと同等またはそれ以上の濃度で皮下に到達し、L−カルニチン濃度を高めることがわかる。
[実施例2]
(安定性)
被検物質として、
1)アセチルL−カルニチン塩酸塩(Sigma-Aldrich社より入手)
2)パルミチン酸L−カルニチン塩酸塩(Sigma-Aldrich社より入手)
3)2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩(合成例1)
4)2−メチルパルミチン酸L−カルニチン塩酸塩(合成例2)
5)2−ブチルオクタン酸L−カルニチン塩酸塩(合成例3)
の5種類を用いた(なお、上記被験物質(1)(2)は比較対照のため用いた)。
上記各被験物質を、5質量%の1,2−ヘキサンジオールを含むダルベッコPBS(−)に溶解し、さらに1N NaOHを加えてpH7とし、0.3質量%の各被験物質溶液を得た。得られた
溶液を、ガラスバイアルに密栓封入し、ウォーターバス中で80℃に保った。
溶液を各所定時間後に回収し、逆相HPLC(カラム:Shodex C8-5B、溶離液:70%アセト
ニトリル、流速1.0mL/min)に供し、得られるピークの210nmの紫外吸収強度から、被験物質由来の残存するカルニチン誘導体濃度を測定した。各所定時間における、被験物質由来のカルニチン誘導体の残存率を図2に示す。
図2より、α−分岐型アシル基を有するカルニチン誘導体である2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン、2−メチルパルミチン酸L−カルニチン及び2−ブチルオクタン酸L−カルニチンは、その他の直鎖型アシル基を有するアシルカルニチンに比べ、残存率が高く水系溶液において格段に安定性が高いことがわかる。
[実施例3]
(脂肪分解促進効果)
ヒト前駆脂肪細胞(東洋紡製)を96ウェルマイクロプレートに播種し、37℃、5%CO2 雰囲気下、ヒト前駆脂肪細胞増殖培地TAGM(東洋紡製)で2日おきに培地交換しな
がら培養し、続いて培地をヒト脂肪細胞分化培地TADM(東洋紡製)に交換して5日間培養
した。次いで、培地を、下記表1に示した組成の評価培地(被験物質未添加の培地または下記のいずれかの被験物質を50μM添加したもの)に交換し、さらに5日間培養を続けた。
被検物質としては
1)L−カルニチン塩酸塩(Sigma-Aldrich社より入手)
2)パルミチン酸L−カルニチン塩酸塩(Sigma-Aldrich社より入手)
3)2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩(合成例1)
4)2−メチルパルミチン酸L−カルニチン塩酸塩(合成例2)
5)2−ブチルオクタン酸L−カルニチン塩酸塩(合成例3)
の5種類を用いた(なお、上記被験物質(1)(2)は比較対照のため用いた)。
Figure 2007119441
培養後、細胞をダルベッコPBS(−)で3回洗浄し、細胞をホルマリン固定後、オイルレッド/水−イソプロパノール(1/1)溶液により染色、さらにイソプロパノールで抽
出し、比色法により細胞内に蓄積されたトリグリセリド量を定量した。各被験物質でのトリグリセライド蓄積量を、未添加区を100としたときの相対比較値で表2に示す。
Figure 2007119441
表2より、2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン、2−メチルパルミチン酸L−カルニチン及び2−ブチルオクタン酸L−カルニチンはアシルカルニチンとして良好な脂肪代謝促進効果を持つことがわかる。
[実施例4]
下記表3に示す組成で、2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を含む化粧料を調製した。40℃で3ヶ月間保存したところ、分離や析出は見られず安定であった。
Figure 2007119441
[実施例5]
化粧水の調製
下記の処方例1〜4に従い、化粧水を調製した。なお、処方例1〜4においては、A成
分とB成分との総和を100%とした。
(処方例1)
A.
グリチルリチン酸ジカリウム 0.2%
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩 1.0%
クエン酸 0.1%
クエン酸ナトリウム 0.3%
精製水 残分
B.
テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビトール 0.9%
モノオレイン酸ソルビタン 0.1%
オリーブ油 0.1%
ジプロピレングリコール 5.0%
メチルパラベン 0.1%
エタノール 10.0%
(処方例2)
A.
クエン酸ナトリウム 0.1%
グリセリン 8.0%
ピロリドンカルボン酸ナトリウム 1.0%
トレハロース 0.03%
1,3−ブチレングリコール 5.0%
精製水 残分
B.
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル 0.6%
メチルパラベン 0.1%
エタノール 10.0%
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩 0.3%
(処方例3)
A.
ポリビニルアルコール 0.1%
カルボキシビニルポリマー 0.2%
グリセリン 3.0%
エデト酸三ナトリウム 0.1%
水酸化ナトリウム 0.05%
2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール 0.06%
カフェイン 0.1%
精製水 残分
B.
エタノール 20.0%
ポリオキシエチレンオレイルエーテル 0.3%
メチルパラベン 0.1%
メントール 0.1%
2−メチルパルミチン酸L−カルニチン塩酸塩 0.1%
処方例1、2、3とも、あらかじめA、Bの各成分をそれぞれ混合し50℃で加温溶解させた。ついで、Aを撹拌しながら、該Aに少しずつBを加え、可溶化した。これを撹拌しながら冷却し、30℃で撹拌を止め、放置し、それぞれの化粧水を得た。
(処方例4)
A.
1,3−ブチレングリコール 5.02%
ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル) 0.5%
トレハロース 0.03%
トリオクタノイン 0.03%
イソステアリン酸PEG−58水添ヒマシ油 1.5%
PEG−60水添ヒマシ油 0.5%
メチルパラベン 0.2%
プロピルパラベン 0.01%
トコフェロール 0.05%
2−ブチルオクタン酸L−カルニチン塩酸塩 0.3%
B.
リンゴ酸ナトリウム 0.1%
リンゴ酸 適量
精製水 残分
A、Bの各配合成分をそれぞれ混合し、60℃で加温溶解させた。ついで、Aを撹拌しながら、該AにBを混合し、冷却して均一な化粧水を得た。
[実施例6]
乳液の調製
下記の処方例5〜7に従い、乳液を調製した。なお、処方例5〜6においては、A成分とB成分との総和を、処方例7においてはA〜C成分の総和をそれぞれ100%とした。
(処方例5)
A.
スクワラン 10.0%
イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 3.5%
トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 6.5%
ピログルタミン酸イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 12.0%
メチルパラベン 0.1%
B.
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩 0.5%
精製水 残分
A、Bの各配合成分をそれぞれ混合し、Aは70℃で、Bは50℃で加温溶解させた。ついで、Aを撹拌しながら、該Aに少しずつBを加えて乳化した。これを撹拌しながら冷却し生じた乳化物を、精製水で10倍に希釈し、乳液を得た。
(処方例6)
A.
流動パラフィン 10.6%
ミリスチン酸イソプロピル 0.6%
オレイルアルコール 1.2%
ポリオキシエチレンステアリルエーテル 3.4%
ジステアリン酸PEG 1.9%
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンテトラデシルエーテル 0.4%
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩 0.3%
B.
ステアロイルグルタミン酸ナトリウム 0.1%
プロピレングリコール 1.4%
メチルパラベン 0.1%
PEG-400 0.2%
精製水 残分
あらかじめA、Bの各成分をそれぞれ混合し、Aは70℃で、Bは75℃で加温溶解させた。ついで、Bを撹拌しながら、該Bに少しずつAを加えて乳化した。これを撹拌しながら冷却し、乳液を得た。
(処方例7)
A.
モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 1.0%
テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビトール 0.5%
モノステアリン酸ソルビタン 1.0%
ステアリン酸 0.5%
ベヘニルアルコール 0.5%
ミツロウ 0.5%
スクワラン 10.0%
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 10.0%
デカオレイン酸デカグリセリル 3.0%
1,3−ブチレングリコール 7.0%
メチルパラベン 0.1%
2−メチルパルミチン酸L−カルニチン塩酸塩 0.3%
B.
キサンタンガム 0.04%
カルボキシビニルポリマー 0.08%
精製水 残分
C.
トリエタノールアミン 0.05%
精製水 4.95%
A、B、Cの各成分をそれぞれ混合し、A、Bは80℃で加温溶解させ、Cは室温で均一化させた。その後、Aを撹拌しながら、該AにBを加えて乳化し、ついでCを加えて撹拌しながら冷却したところ、40℃付近で乳液状となった。該乳液状組成物を室温まで冷却して乳液を得た。
[実施例7]
ジェルの調製
下記の処方例8〜13に従い、化粧水を調製した。なお、処方例8においては、A成分とB成分との総和を、処方例9においては、A〜E成分の総和を、処方例10〜13においては、A〜C成分の総和をそれぞれ100%とした。
(処方例8)
A.
寒天 2.0%
キサンタンガム 0.2%
カフェイン 0.1%
精製水 50.0%
B.
グリセリン 7.0%
PEG-1500 8.0%
メチルパラベン 0.1%
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩 0.8%
精製水 残分
A、Bの各配合成分をそれぞれ混合し、Aは90℃で、Bは50℃で加温分散させた。ついで、Aを50℃まで冷却し撹拌しながら、該AにBを添加し、更に撹拌しながら30℃以下に冷却してゲル化させた。充分に固まったところでディスパーを用いてゲルを破壊しミクロゲルとした後、脱気して均一ゲル(半透明ジェル)を得た。
(処方例9)
A.
カルボキシビニルポリマー 0.35%
精製水 50.0%
B.
水酸化ナトリウム 0.1%
精製水 10.0%
C.
ヒアルロン酸ナトリウム1%水溶液 6.0%
精製水 残分
D.
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンテトラデシルエーテル 0.3%
エタノール 5.0%
メチルパラベン 0.1%
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩 0.3%
E.
パーフルオロポリエーテル 0.2%
A、B、C、Dの各成分をそれぞれ混合し、A、Bは常温で溶解させ、Cは50℃で、Dは40℃で加温溶解させた。ついで、Aを撹拌しながら、該AにBを加えてゲル状とし、さらにC、D、Eを加えて撹拌しながら混合した。その後、脱気し、均一ゲル(半透明ジェル)を得た。
(処方例10)
A.
カルボキシビニルポリマー 0.5%
精製水 40.0%
B.
水酸化カリウム 0.1%
精製水 10.0%
C.
ジプロピレングリコール 10.0%
メチルパラベン 0.1%
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05%
加水分解コラーゲン 0.05%
2−メチルパルミチン酸L−カルニチン塩酸塩 0.5%
精製水 残分
A、B、Cの各配合成分をそれぞれ混合し、A、Bは常温で溶解させ、Cは50℃で加温溶解させた。ついで、Aを撹拌しながら、該AにBを加えてゲル状とし、さらにCを加えて撹拌しながら混合した。その後、脱気し、均一ゲル(半透明ジェル)を得た。
(処方例11)
A.
グリセリン 10.0%
1,3−ブチレングリコール 6.0%
ジメチコン 2.0%
PEG−60水添ヒマシ油 0.6%
ラウレス−2 0.1%
ラウレス−21 0.1%
メチルパラベン 0.26%
プロピルパラベン 0.1%
エチルパラベン 0.1%
フェノキシエタノール 0.1%
酢酸トコエフェロール 0.1%
キトサンサクシナミド 0.01%
酵母エキス 0.1%
エタノール 0.01%
香料 0.01%
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩 0.3%
B.
カルボキシビニルポリマー 0.5%
尿素 0.02%
グルコサミン塩酸塩 0.01%
エデト酸二ナトリウム 0.01%
精製水 50.0%
C.
アルギニン 0.63%
精製水 残分
A、B、Cの各配合成分をそれぞれ混合し、Aは60℃で加温溶解させ、B、Cは常温で溶解させた。ついで、Aを撹拌しながら、該AにBを加えてゲル状とし、さらにCを加えて撹拌しながら混合した。その後、室温まで冷却し、均一ゲル(半透明ジェル)を得た。
(処方例12)
A.
グリセリン 50.0%
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩 0.5%
トルマリン 5.0%
オリーブ油 1.0%
PEG−12 28.0%
PEG−75 7.5%
ラウリン酸ポリグリセリル 1.0%
エタノール 0.49%
(アクリル酸/アクリル酸アルキル(C10−30))コポリマー 0.11%
メチルパラベン 0.11%
プロピルパラベン 0.02%
イチョウエキス 0.02%
チャエキス 0.02%
マロニエエキス 0.02%
褐藻エキス 0.02%
B.
カルボキシビニルポリマー 0.07%
精製水 3.0%
C.
水酸化Na 0.01%
精製水 残分
A、B、Cの各配合成分をそれぞれ混合し、Aは60℃で加温溶解させ、B、Cは常温で溶解させた。ついで、Aを攪拌しながら、該AにBを加えてゲル状とし、さらにCを加えて攪拌しながら混合した。その後、室温まで冷却し、均一ゲル(半透明ジェル)を得た。
(処方例13)
A.
デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0%
アスコルビン酸カリウム 3.0%
2−ブチルオクタン酸L−カルニチン塩酸塩 0.3%
B.
スクワラン 50.0%
軽質流動イソパラフィン 残分
パルミチン酸デキストリン 8.0%
C.
パラメトキシケイ皮酸オクチル 1.0%
フェノキシエタノール 0.5%
α−トコフェロール 0.1%
A、B、Cの各配合成分をそれぞれ秤量し、Aは常温でビーズミルにて混練物とし、Bは均一溶解するまで加熱し、Cは常温で溶解させた。その後、Bを攪拌しながら、該BにCを加えて均一とした後、攪拌しながら室温まで冷却した。ついで、これにAを加えて充分に攪拌して均一ゲル(半透明ジェル)を得た。
[実施例8]
美容液の調製
下記の処方例14〜16に従い、美容液を調製した。なお、処方例14においては、A
〜D成分の総和を、処方例15においては、A成分とB成分との総和を、処方例16においては、A〜C成分の総和を、それぞれ100%とした。
(処方例14)
A.
キサンタンガム 0.4%
ヒドロキシエチルセルロース 0.1%
カルボキシビニルポリマー 0.1%
1,3−ブチレングリコール 5.0%
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩 0.3%
精製水 50.0%
B.
水酸化カリウム(1%水溶液) 2.5%
精製水 10.0%
C.
カフェイン 1.0%
精製水 残分
D.
メチルパラベン 0.1%
エタノール 3.0%
A、B、C、Dの各配合成分をそれぞれ混合し、A、B、Dは常温で溶解させ、Cは50℃で加温溶解させた。その後、Aを攪拌しながら、該AにBを加えて粘性液体とし、ついでC、Dを加えて攪拌しながら混合し、均一な液(美容液)を得た。
(処方例15)
A.
1,3−ブチレングリコール 10.0%
グリセリン 5.0%
ヒアルロン酸ナトリウム 0.2%
キサンタンガム 0.2%
グリチルリチン酸ジカリウム 0.02%
2−メチルパルミチン酸L−カルニチン塩酸塩 0.3%
精製水 残分
B.
エタノール 3.0%
水添レシチン 0.5%
トリオクタノイン 0.3%
ジフェニルジメチコン 0.2%
メチルパラベン 0.22%
フェノキシエタノール 0.08%
PEG−50水添ヒマシ油 0.1%
PEG−60水添ヒマシ油 0.1%
α−トコフェロール 0.01%
ミリスチン酸ポリグリセリル−10 0.05%
A、Bの各配合成分をそれぞれ混合し、A、Bとも50℃で加温溶解させた。ついで、Aを攪拌しながら、該AにBを加えて撹拌しながら混合し、攪拌しながら冷却して均一な液(美容液)を得た。
(処方例16)
A.
キサンタンガム 0.4%
ヒドロキシエチルセルロース 0.4%
1,3−ブチレングリコール 3.0%
グリセリン 3.0%
メチルパラベン 0.1%
精製水 残分
B.
2−ブチルオクタン酸L−カルニチン塩酸塩 0.3%
1,2−ヘキサンジオール 4.0%
精製水 50.0%
C.
アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウム 1.5%
アスコルビン酸−2−リン酸ナトリウム 1.5%
クエン酸ナトリウム 0.5%
エデト酸四ナトリウム 0.1%
精製水 9.4%
A、B、Cの各配合成分をそれぞれ混合し、A、Cは常温で溶解させ、Bは50℃で加温溶解させた。その後、Aを攪拌しながら、該AにBを加えて粘性液体とし、ついでCを加えて攪拌しながら混合し、均一な液(美容液)を得た。
[実施例9]
クリームの調製
下記の処方例17〜19に従い、クリームを調製した。なお、処方例17〜19においては、A成分とB成分との総和を100%とした。
(処方例17)
A.
硬化なたね油アルコール 4.2%
イソノナン酸イソノニル 6.0%
スクワラン 9.6%
ミリスチン酸オクチルドデシル 4.8%
モノステアリン酸ポリグリセリル 2.0%
ステアリン酸グリセリル 1.0%
プロピルパラベン 0.05%
キサンタンガム 0.1%
α−トコフェロール 0.5%
B.
1,3−ブチレングリコール 4.8%
グリセリン 4.8%
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩 0.8%
アスコルビン酸−2−リン酸−6−パルミチン酸ナトリウム 1.0%
メチルパラベン 0.1%
精製水 残分
A、Bの各配合成分をそれぞれ混合し、A、Bとも85℃で加温溶解させた。ついで、Aを攪拌しながら、該AにBを加えて乳化し、さらに攪拌しながら冷却した。その後、40℃付近で攪拌を止め脱気し、クリームを得た。
(処方例18)
処方例17の2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を、2−メチルパルミチン酸L−カルニチン塩酸塩に換えた他は全く同様にして、クリームを得た。
(処方例19)
処方例17の2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を、2−ブチルオクタン酸L−カルニチン塩酸塩に換えた他は全く同様にして、クリームを得た。
[実施例10]
シート状パックの製造
下記の処方例20〜23に従い、シート状パックを製造した。なお、処方例20〜23においては、A成分とB成分との総和を100%とした。
(処方例20)
A.
グリセリン 30.0%
水酸化アルミナマグネシウム 1.0%
B.
ジイソプロパノールアミン 1.0%
ポリアクリル酸ナトリウム 2.0%
アクリル酸/アクリル酸ナトリウム(50/50(モル比))共重合体 2.0%
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩 0.3%
アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウム 3.0%
精製水 残分
(処方例21)
A.
1.3−ブチレングリコール 30.0%
水酸化アルミニウムゲル・炭酸水素ナトリウム共沈物 0.05%
B.
アクリル酸ナトリウム/アクリル酸(70/30(モル比))共重合体 1.0%
ポリアクリル酸 1.0%
N−ビニルアセトアミド/アクリル酸ナトリウム(9/1(wt比))共重合体 3.0%
乳酸アルミニウム 0.05%
アンモニア10%水溶液 0.01%
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩 2.0%
アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウム 0.01%
精製水 残分
いずれの処方例でも、A、Bの各配合成分をそれぞれ混合し、Aは常温で分散させ、Bは50℃で加温溶解させた。ついで、Bを攪拌しながら室温まで戻し、該BにAを徐々に添加しつつ練合した。得られたゾルをポリプロピレン製のライナー上にナイフコーターで0.5mmのクリアランスで塗工し、その後、ゾル上に不織布を貼着し、アルミラミネート袋に入れヒートシールした後、3日間熟成しシート状パックを得た。
(処方例22)
処方例20の2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を、2−メチルパルミチン酸L−カルニチン塩酸塩に換えた他は全く同様にして、シート状パックを得た。
(処方例23)
処方例20の2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を、2−ブチルオクタン酸L−カルニチン塩酸塩に換えた他は全く同様にして、シート状パックを得た。
[実施例11]
パック剤の調製
下記の処方例24〜26に従い、パック剤(ピールオフパック)を調製した。なお、処方例24〜26においては、A成分とB成分との総和を100%とした。
(処方例24)
A.
ポリビニルアルコール 13.0%
カラギーナン 0.5%
精製水 残分
B.
1,3−ブチレングリコール 3.0%
メチルパラベン 0.1%
エタノール 8.0%
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩 1.0%
A、Bの各配合成分をそれぞれ混合し、Aは50℃で加温膨潤させ、Bは常温で溶解させた。ついで、Aを攪拌しながら、該AにBを徐々に加え、混合した。その後、これを攪拌しながら冷却し、30℃付近で攪拌を止め、放置し、ピールオフパックを得た。
(処方例25)
処方例24の2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を、2−メチルパルミチン酸L−カルニチン塩酸塩に換えた他は全く同様にして、ピールオフパックを得た。
(処方例26)
処方例24の2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を、2−ブチルオクタン酸L−カルニチン塩酸塩に換えた他は全く同様にして、ピールオフパックを得た。
[実施例12]
入浴剤の調製
下記の処方例27〜28に従い、入浴剤を調製した。なお、処方例27〜28においては、成分の総和をそれぞれ100%とした。
(処方例27)
テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビトール 14.0%
ポリオキシエチレンオレイルエーテル 3.0%
セスキオレイン酸ソルビタン 3.0%
スクワラン 10.0%
ホホバ油 20.0%
アボカド油 5.0%
プロピルパラベン 0.1%
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩 1.0%
流動パラフィン 残分
(処方例28)
炭酸水素ナトリウム 35.5%
クエン酸 37.1%
ポリエチレングリコール 2.1%
酸化マグネシウム 1.1%
α−トコフェロール 1.2%
アスコルビン酸−2−リン酸ナトリウム 1.5%
アスコルビン酸−2−グルコシド 1.5%
2−メチルパルミチン酸L−カルニチン塩酸塩 0.5%
いずれの処方例でも、全ての配合成分を常温で均一になるまで攪拌し、入浴剤を得た。
[実施例13]
洗顔料の調製
下記の処方例29〜31に従い、洗顔料を調製した。なお、処方例29〜30においては、A〜C成分の総和を、処方例31においては、A成分とB成分との総和を、それぞれ100%とした。
(処方例29)
A.
ミリスチン酸 15.0%
パルミチン酸 5.0%
ステアリン酸 3.0%
ミツロウ 3.0%
PEG−6000 2.0%
ジステアリン酸エチレングリコール 2.0%
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0%
濃グリセリン 15.0%
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩 0.5%
B.
水酸化カリウム 5.5%
精製水 14.5%
C.
N−ラウロイルサルコシンナトリウム 10.0%
精製水 残分
A、B、Cの各配合成分をそれぞれ混合し、A、Bは80℃で加温溶解させ、Cは常温で溶解させた。ついで、Aを攪拌しながら、該AにBを徐々に加え、ついでCを加え混合した。その後、これを攪拌しながら冷却し、30℃付近で攪拌を止め、放置し、洗顔料を得た。
(処方例30)
処方例29の2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を、2−メチルパルミチン酸L−カルニチン塩酸塩に換えた他は全く同様にして、洗顔料を得た。
(処方例31)
A.
ラウリン酸 2.0%
ミリスチン酸 17.0%
パルミチン酸 4.0%
ステアリン酸 4.0%
ヤシ油脂肪酸カリウム 8.0%
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0%
N−ココイルメチルタウリンナトリウム 10.0%
濃グリセリン 10.0%
1,3−ブチレングリコール 10.0%
2−ブチルオクタン酸L−カルニチン塩酸塩 1.0%
B.
水酸化カリウム 5.5%
エデト酸四ナトリウム 0.2%
精製水 残分
A、Bの各配合成分をそれぞれ混合し、Aは80℃で加温溶解させ、Cは常温で溶解させた。ついで、Aを攪拌しながら、該AにBを徐々に加え、混合した。その後、これを攪拌しながら冷却し、30℃付近で攪拌を止め、放置し、洗顔料を得た。
[実施例14]
シャンプーの調製
下記の処方例32〜34に従い、シャンプーを調製した。なお、処方例32〜34においては、成分の総和をそれぞれ100%とした。
(処方例32)
POE(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 30.0%
POE(2)ラウリルエーテル硫酸アンモニウム 20.0%
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 6.0%
塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース 0.25%
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0%
ジステアリン酸エチレングリコール 2.0%
1,3−ブチレングリコール 3.0%
エデト酸二ナトリウム 0.2%
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩 1.0%
精製水 残分
上記の各配合成分を混合し、80℃で加温溶解させ、攪拌して乳化させた。その後、これを攪拌しながら冷却し、30℃付近で攪拌を止め、放置し、シャンプーを得た。
(処方例33)
処方例32の2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を、2−メチルパルミチン酸L−カルニチン塩酸塩に換えた他は全く同様にして、シャンプーを得た。
(処方例34)
処方例32の2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を、2−ブチルオクタン酸L−カルニチン塩酸塩に換えた他は全く同様にして、シャンプーを得た。
[実施例15]
ヘアトニックの調製
下記の処方例35〜37に従い、ヘアトニックを調製した。なお、処方例35〜37においては、成分の総和をそれぞれ100%とした。
(処方例35)
サリチル酸 0.3%
メントール 0.2%
エタノール 60.0%
グリセリン 5.0%
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩 1.0%
精製水 残分
上記の各配合成分を常温で混合し溶解させ、ヘアトニックを得た。
(処方例36)
処方例35の2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を、2−メチルパルミチン酸L−カルニチン塩酸塩に換えた他は全く同様にして、ヘアトニックを得た。
(処方例37)
処方例35の2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を、2−ブチルオクタン酸L−カルニチン塩酸塩に換えた他は全く同様にして、ヘアトニックを得た。
図1は、実施例1の24時間経過後の真皮側に移行した被検物質由来カルニチン誘導体および遊離カルニチン濃度を示すグラフである。 図2は、実施例2の水系溶液中での所定時間経過後における被験物質由来カルニチン誘導体の残存率を示すグラフである。

Claims (26)

  1. 下記式(1)で示されるカルニチン誘導体および/または下記式(2)で示されるカルニチン誘導体の塩を含有することを特徴とする皮膚外用剤;
    Figure 2007119441
    (式(1)中、R1およびR2はそれぞれ独立に、分岐を有していてもよい炭素数1〜18の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基を表す。)
    Figure 2007119441
    (式(2)中、R1およびR2は式(1)と同義であり、X-はカルニチン誘導体のカチオ
    ン部と電気的に中性となる無機アニオンまたは有機アニオンを表し、Y+はカルニチン誘
    導体のアニオン部と電気的に中性となる無機カチオンまたは有機カチオンを表す。)。
  2. 前記式(1)および式(2)中の、R1およびR2がそれぞれ独立に、分岐を有していてもよい炭素数3〜16の飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基であることを特徴とする請求項1に記載の皮膚外用剤。
  3. 前記式(1)および式(2)中の、R1およびR2のいずれか一方が炭素数6の直鎖アルキル基であり、他方が炭素数8の直鎖アルキル基であることを特徴とする請求項1に記載の皮膚外用剤。
  4. 前記式(1)および式(2)中の、R1およびR2のいずれか一方が炭素数4の直鎖アルキル基であり、他方が炭素数6の直鎖アルキル基であることを特徴とする請求項1に記載の皮膚外用剤。
  5. 前記式(1)および式(2)中の、R1およびR2のいずれか一方がメチル基であり、他方が炭素数14の直鎖アルキル基であることを特徴とする請求項1に記載の皮膚外用剤。
  6. 前記式(2)中のX-が、水酸化物イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、炭酸イオン、炭
    酸水素イオン、ハロゲン化物イオン、蟻酸イオン、酢酸イオン、クエン酸イオン、酒石酸イオン、シュウ酸イオン、フマル酸イオン、分岐を有していてもよい炭素数3〜20の飽和もしくは不飽和脂肪酸のアニオン、カルニチンまたはその誘導体のアニオン、アスコルビン酸のアニオン、アスコルビルリン酸またはその誘導体のアニオンからなる群より選ばれるものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の皮膚外用剤。
  7. 前記式(2)中のY+が、水素イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシウ
    ムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン、カルニチンまたはその誘導体のカチオンからなる群より選ばれるものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の皮膚外用剤。
  8. 前記式(1)で示されるカルニチン誘導体および/または前記式(2)で示されるカルニチン誘導体の塩を0.01〜20質量%の量で含有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の皮膚外用剤。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載されたカルニチン誘導体および/またはカルニチン誘導体の塩を0.01〜20質量%の量で含有することを特徴とする化粧料。
  10. 脂質代謝促進用化粧料であることを特徴とする請求項9に記載の化粧料。
  11. 下記式(3)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体;
    Figure 2007119441
    (式(3)中、R3およびR4はいずれか一方が分岐を有していてもよい炭素数1〜16の飽和脂肪族炭化水素基であり、他方が分岐を有していてもよい炭素数8〜16の飽和脂肪族炭化水素基を表す。)。
  12. 下記式(4)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体の塩;
    Figure 2007119441
    (式(4)中、R3およびR4はいずれか一方が分岐を有していてもよい炭素数1〜16の飽和脂肪族炭化水素基であり、他方が分岐を有していてもよい炭素数8〜16の飽和脂肪族炭化水素基を表し、X-はカルニチン誘導体のカチオン部と電気的に中性となる無機ア
    ニオンまたは有機アニオンを表し、Y+はカルニチン誘導体のアニオン部と電気的に中性
    となる無機カチオンまたは有機カチオンを表す。)。
  13. 下記式(5)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体;
    Figure 2007119441
    (式(5)中、R5およびR6はいずれか一方が分岐を有していてもよい炭素数2〜7の飽和脂肪族炭化水素基であり、他方が分岐を有していてもよい炭素数3〜7の飽和脂肪族炭化水素基を表す。)。
  14. 下記式(6)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体の塩;
    Figure 2007119441
    (式(6)中、R5およびR6はいずれか一方が分岐を有していてもよい炭素数2〜7の飽和脂肪族炭化水素基であり、他方が分岐を有していてもよい炭素数3〜7の飽和脂肪族炭化水素基を表す。X-はカルニチン誘導体のカチオン部と電気的に中性となる無機アニオ
    ンまたは有機アニオンを表し、Y+はカルニチン誘導体のアニオン部と電気的に中性とな
    る無機カチオンまたは有機カチオンを表す。)。
  15. 下記式(7)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体。
    Figure 2007119441
  16. 下記式(8)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体の塩;
    Figure 2007119441
    (式(8)中、X-はカルニチン誘導体のカチオン部と電気的に中性となる無機アニオン
    または有機アニオンを表し、Y+はカルニチン誘導体のアニオン部と電気的に中性となる
    無機カチオンまたは有機カチオンを表す。)。
  17. 前記式(8)中のX-が、水酸化物イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、炭酸イオン、炭
    酸水素イオン、ハロゲン化物イオン、蟻酸イオン、酢酸イオン、クエン酸イオン、酒石酸イオン、シュウ酸イオン、フマル酸イオン、分岐を有していてもよい炭素数3〜20の飽和もしくは不飽和脂肪酸のアニオン、カルニチンまたはその誘導体のアニオン、アスコルビン酸のアニオン、アスコルビルリン酸またはその誘導体のアニオンからなる群より選ばれるものであることを特徴とする請求項16に記載のカルニチン誘導体の塩。
  18. 前記式(8)中のY+が、水素イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシウ
    ムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン、カルニチンまたはその誘導体のカチオンからなる群より選ばれるものであることを特徴とする請求項16または17に記載のカルニチン誘導体の塩。
  19. 下記式(9)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体。
    Figure 2007119441
  20. 下記式(10)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体の塩;
    Figure 2007119441
    (式(10)中、X-はカルニチン誘導体のカチオン部と電気的に中性となる無機アニオ
    ンまたは有機アニオンを表し、Y+はカルニチン誘導体のアニオン部と電気的に中性とな
    る無機カチオンまたは有機カチオンを表す。)。
  21. 前記式(10)中のX-が、水酸化物イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、炭酸イオン、
    炭酸水素イオン、ハロゲン化物イオン、蟻酸イオン、酢酸イオン、クエン酸イオン、酒石酸イオン、シュウ酸イオン、フマル酸イオン、分岐を有していてもよい炭素数3〜20の飽和もしくは不飽和脂肪酸のアニオン、カルニチンまたはその誘導体のアニオン、アスコルビン酸のアニオン、アスコルビルリン酸またはその誘導体のアニオンからなる群より選ばれるものであることを特徴とする請求項20に記載のカルニチン誘導体の塩。
  22. 前記式(10)中のY+が、水素イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシ
    ウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン、カルニチンまたはその誘導体のカチオンからなる群より選ばれるものであることを特徴とする請求項20または21に記載のカルニチン誘導体の塩。
  23. 下記式(11)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体。
    Figure 2007119441
  24. 下記式(12)で示されることを特徴とするカルニチン誘導体の塩;
    Figure 2007119441
    (式(12)中、X-はカルニチン誘導体のカチオン部と電気的に中性となる無機アニオ
    ンまたは有機アニオンを表し、Y+はカルニチン誘導体のアニオン部と電気的に中性とな
    る無機カチオンまたは有機カチオンを表す。)。
  25. 前記式(12)中のX-が、水酸化物イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、炭酸イオン、
    炭酸水素イオン、ハロゲン化物イオン、蟻酸イオン、酢酸イオン、クエン酸イオン、酒石酸イオン、シュウ酸イオン、フマル酸イオン、分岐を有していてもよい炭素数3〜20の飽和もしくは不飽和脂肪酸のアニオン、カルニチンまたはその誘導体のアニオン、アスコルビン酸のアニオン、アスコルビルリン酸またはその誘導体のアニオンからなる群より選ばれるものであることを特徴とする請求項24に記載のカルニチン誘導体の塩。
  26. 前記式(12)中のY+が、水素イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシ
    ウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン、カルニチンまたは
    その誘導体のカチオンからなる群より選ばれるものであることを特徴とする請求項24または25に記載のカルニチン誘導体の塩。
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