JP2007119195A - 伸縮ブームを有する作業機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ブームが障害物に衝突することを防止することが可能であり、もって伸縮ブームや障害物の損傷を防止することができる構成の伸縮ブームを有する作業機を提供する。
【解決手段】断面のサイズが異なる複数本の筒型をなす分割ブーム9〜11を伸縮可能に組み合わせてなる伸縮ブーム7を有する。最外側の分割ブーム9もしくは各段の分割ブーム9から1に、ブーム上面が障害物に近接した際にこの近接を検知するスイッチ17,19,24,27を取付ける。スイッチ17,19,24,27の作動によりブーム上げ動作や旋回動作を停止させる自動停止装置を設ける。
【選択図】図2
【解決手段】断面のサイズが異なる複数本の筒型をなす分割ブーム9〜11を伸縮可能に組み合わせてなる伸縮ブーム7を有する。最外側の分割ブーム9もしくは各段の分割ブーム9から1に、ブーム上面が障害物に近接した際にこの近接を検知するスイッチ17,19,24,27を取付ける。スイッチ17,19,24,27の作動によりブーム上げ動作や旋回動作を停止させる自動停止装置を設ける。
【選択図】図2
Description
本発明は、伸縮ブームを有するクレーンや掘削機等の作業機に係わり、特に伸縮ブームが上方や側方の障害物に衝突することによって損傷することを防止する手段に関する。
クレーン等の作業機においては、作業環境に応じて作業半径や作業高さを変更するため、自走式作業機本体に伸縮ブームを取付け、その伸縮ブームの頂部に作業具を取付けたり、ワイヤロープを介して作業具や吊具を垂下して作業を行なう(特許文献1参照)。
従来の伸縮ブームを有する作業機を用いて地下工事等を行う場合、鋼材でなる梁や天井等が設けられた障害物の多い作業現場で作業を行うこととなり、このため、伸縮ブームを上げる際に伸縮ブームの上面が障害物に衝突して伸縮ブームあるいは障害物が損傷することがあるという問題点がある。
このため、オペレータが伸縮ブームの高さを制限可能とする高さ設定機能を付加した作業機もあるが、実際の現場では場所によって障害物の高さが異なることが多く、伸縮ブームの高さを制限したのでは、作業機を移動するごとに制限高さを設定しなおさなければならず、設定の手間がかかる。このため、実際にはこの高さ制限機能を用いないで作業することが多いため、問題の解決にならない。
また、仮に高さ制限機能を用いたとすると、障害物と伸縮ブームの上面との間にある程度の以上の間隔を維持した状態で作業を行う必要があり、作業効率が悪くなることがあるという問題点がある。ブームの側面に障害物がある場合にも衝突の問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、高さ制限機能を用いなくてもブームが障害物に衝突することを防止することが可能であり、もって伸縮ブームや障害物の損傷を防止することができる構成の伸縮ブームを有する作業機を提供することを目的とする。また本発明は、ブーム側面が障害物に衝突することを防止することも可能となり、前記損傷を防止することができる伸縮ブームを有する作業機を提供することを目的とする。
請求項1の伸縮ブームを有する作業機は、断面のサイズが異なる複数本の筒型をなす分割ブームを伸縮可能に組み合わせてなる伸縮ブームを有する作業機において、
最外側の分割ブームもしくは各段の分割ブームに、ブーム上面が障害物に近接した際にこの近接を検知するスイッチを取付けると共に、
前記スイッチの作動によりブーム上げ動作を停止させるブーム上げ自動停止装置を設けたことを特徴とする。
最外側の分割ブームもしくは各段の分割ブームに、ブーム上面が障害物に近接した際にこの近接を検知するスイッチを取付けると共に、
前記スイッチの作動によりブーム上げ動作を停止させるブーム上げ自動停止装置を設けたことを特徴とする。
請求項2の伸縮ブームは、請求項1に記載の伸縮ブームを有する作業機において、
最外側の分割ブームもしくは各段の分割ブームに設けた前記スイッチに分割ブーム側面の障害物への近接を検知する機能を持たせるか、または前記スイッチとは別に、分割ブーム側面の障害物への近接を検知するスイッチを付加し、
前記分割ブーム側面の障害物への近接を検知するスイッチの作動により作業機の旋回装置の旋回を停止させるブーム旋回自動停止装置を設けたことを特徴とする。
最外側の分割ブームもしくは各段の分割ブームに設けた前記スイッチに分割ブーム側面の障害物への近接を検知する機能を持たせるか、または前記スイッチとは別に、分割ブーム側面の障害物への近接を検知するスイッチを付加し、
前記分割ブーム側面の障害物への近接を検知するスイッチの作動により作業機の旋回装置の旋回を停止させるブーム旋回自動停止装置を設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、伸縮ブームを有する作業機を用いて地下工事等を行う際に、鋼材でなる梁や天井等が設けられた障害物の多い作業現場で作業を行うこととなる場合において、伸縮ブームを上げる際、伸縮ブームが障害物に衝突する前に伸縮ブームの上面に取付けたスイッチが障害物を検知することにより伸縮ブームの上げ動作を停止させるので、伸縮ブームや障害物の損傷を防止することができる。
請求項2の発明によれば、旋回時に伸縮ブームの側面が障害物に近接した場合には、この近接をスイッチが検知して旋回体の旋回動作を停止させるため、伸縮ブームの側面が障害物に衝突することを防ぐことができ、伸縮ブームや障害物の損傷を防止することができる。
図1は本発明の一実施の形態を示す作業機の側面図である。この作業機は、クレーンを構成するものであり、作業機本体1は、走行体2に旋回装置3を介して旋回体4を設置し、旋回体4上に油圧源となるパワーユニット5や運転室6を搭載して構成される。7は多段伸縮式の伸縮ブームであり、この伸縮ブーム7は旋回体4に起伏シリンダ8により起伏可能に取付けられる。
伸縮ブーム7は、サイズが異なる複数の分割ブーム9〜11を、内蔵する油圧シリンダ(図示せず)や各分割ブーム9〜11の先端や基部のうちの必要部分に取付けたシーブ12やそれに掛けるワイヤロープ(図示せず)により伸縮させるものである。最も外側の分割ブーム9の基端部はウインチ(図示せず)を取付け、そのウインチか繰り出し巻取りされるワイヤロープ15を、分割ブーム11先端のシーブブロック13と、フック14aを有するシーブブロック14との間で掛け回している。
本実施の形態においては、図2の断面図に示すように、伸縮ブーム7を構成する分割ブーム9〜11は、断面の頂部が山形をなし、下部が谷形を示す6角形をなし、もって上下方向の耐荷重性能を高めたものについて示している。当然のことながら、本発明は断面形状が四角形や丸形のものにも適用できる。また、本実施の形態においては、伸縮ブーム7が3本の分割ブーム9〜11により構成されているが、2本あるいは4本以上の分割ブームにより構成される場合もある。28は地下に設置された梁、柱等の障害物である。
この伸縮ブーム7は、中分割ブーム10と内分割ブーム11の基端部外面に、それぞれ外側に隣接する分割ブーム9,10の内側に当接させて分割ブーム同士の移動を円滑化するスライドプレート16a,16bを取付けている。なお、最外側の外分割ブーム9や中分割ブーム10の先端の内側に設けられているスライドプレートは図示されていない。
図2および図3に示すように、最外側の分割ブーム9の上面のコーナー近傍部には、リミットスイッチ17,19が取付けられる。これらのリミットスイッチ17,19は、この分割ブーム9が上げ動作中に上方の障害物28に接触することを防止すると共に、旋回時に側方の障害物28に接触することを防止するために接けられたものである。リミットスイッチ17,19はブームの長手方向の両端近傍の上面に取付けられており、これらのリミットスイッチ17,19は、図3にリミットスイッチ19について代表させて示すように、リミットスイッチ17,17間およびリミットスイッチ19、19間には、分割ブーム9について広範囲に障害物28の近接を検知するための丸状または角状のロッドでなる接触体20、21が、角リミットスイッチの作動杆17a,17a間、19a,19a間を結合して取付けられている。
図2に示すように、これらの接触体20,21は、旋回時に分割ブーム9に先行して柱等の障害物に接触させるため、分割ブーム9の側面よりW1に示す幅だけ接触体20,21の外側面を側方に突出させ、かつ分割ブーム9の短手方向の断面の頂部よりW2に示す幅だけ接触体20,21の上面を上方に突出させて取付けている。
この実施の形態のリミットスイッチ17,19は、図4の回路図に示す上方障害物検知用接点170,190と、側方障害物検知用接点171,191とを有する。そしてリミットスイッチ17または19の接触体20,21が上方の障害物に接触すると、作動杆17aまたは19aが矢印R方向に動いて接点170または190が閉じるものである。また、旋回時にリミットスイッチ17または19の接触体20,21が右方または左方の障害物28に接触すると、作動杆17aまたは19aが矢印Rの反対方向に動いて接点171または191が閉じるものである。
なお、このようにリミットスイッチ17,19に上面、側面の障害物の検知機能を持たせる代わりに、リミットスイッチ17,19に側面検知機能のみを持たせ、別にリミットスイッチを付加してその付加したリミットスイッチに上面の障害物28の検知機能を持たせてもよい。
本発明を実施する場合、最外側の分割ブーム9のみに前記リミットスイッチ17,19を設けてもよいが、本実施の形態においては、さらに分割ブーム10,11にも上方、側方の障害物検知用のリミットスイッチ22〜27を設けている。
これらのリミットスイッチ22〜27のうち、リミットスイッチ22,23は分割ブーム10の右方、左方の障害物検知のためのもので、図5にリミットスイッチ23で代表させて示すように、それぞれ分割ブー10の長手方向の上部、下部の側面にこれらのリミットスイッチ22,23が合計2個ずつ設けられ、これら上部、下部の側面に設けたリミットスイッチ22,22の作動杆、リミットスイッチ23,23の作動杆にそれぞれ前記接触体20,21と同様の構造で同様の接触体29,30を取付けている。
リミットスイッチ24は分割ブーム10の上方の障害物検知のためのもので、それぞれ分割ブー10の長手方向の上部、下部における分割ブーム10の断面の頂部に設けられ、これらのリミットスイッチ24,24の作動杆に前記接触体20,21と同様の構造で同様の接触体31を取付けている。図4において、220,230,240はそれぞれリミットスイッチ22,23,24の接点である。
図2において、リミットスイッチ25,26は分割ブーム11の右方、左方の障害物検知のためのもので、図6に示すように、これらのリミットスイッチ25,26は、リミットスイッチ26で代表させて示すように、それぞれ分割ブーム11の長手方向の上部、下部の側面に設けられ、これら上部、下部の側面に設けたリミットスイッチ25,25の作動杆、リミットスイッチ26,26の作動杆にそれぞれ前記接触体20,21と同様の構造で同様の接触体32,33を取付けている。
リミットスイッチ27は分割ブーム11の上方の障害物検知のためのもので、それぞれ分割ブー11の長手方向の上部、下部における分割ブーム11の断面の頂部に設けられ、これらのリミットスイッチ27,27の作動杆に前記接触体20,21と同様の構造で同様の接触体34を取付けている。図4において、250,260,270はそれぞれリミットスイッチ25,26,27の接点である。ただし、図4において、接点170,171,190,181,220〜270は実際にはそれぞれ2個ずつ備えるが、説明の簡単化のためそれぞれ1個ずつ描いてある。そしてこれらの上下各2個のリミットスイッチの各接点のいずれか一方でも作動すれば、2つの接点が閉じたものと等しい動作をする。
図4において、8は図1に示した起伏シリンダ、35は前記旋回装置3の旋回モータである。36,37はそれぞれパワーユニット5に備えた主ポンプおよびパイロットポンプである。39,40はそれぞれ起伏シリンダ8、旋回モータ35のコントロール弁である。41,42はコントロール弁39,40のパイロット弁である。43,44はそれぞれパイロット弁41の操作スイッチであり、43はブーム上げ用、44はブーム下げ用である。45,46はそれぞれパイロット弁42の操作スイッチであり、45は右旋回用、46は左旋回用である。
47は上方の障害物検知によりブーム上げ動作を停止させるためのリレー、48はそのb接点であり、この接点48は起伏シリンダ8のパイロット弁41の上げ側パイロット回路50(51はブーム下げ側パイロット回路である。)に挿入されている。
ブーム上げ動作を行なう場合は操作スイッチ43を閉じ、これに伴い、パイロット弁41のソレノイド41aに通電され、これによりパイロット弁41が左位置に切換わり、コントロール弁39の操作室39aにパイロットポンプ37からのパイロット圧油が供給され、コントロール弁39が左位置に切換わり、起伏シリンダ8のボトム室に主ポンプ36からの圧油が供給されて起伏シリンダ8が伸長し、伸縮ブーム7が上がる動作をする。
このブーム上げ動作の際に、リミットスイッチ17,19,24,27のいずれかの接触体20,21,31,34が上方の障害物28に接触してこれらのリミットスイッチのいずれかが作動して接点170,190,240,270のいずれかが閉じた際には、電源49からリレー47のコイルに通電されて付勢される。このリレー47が付勢されると、接点48を開き、パイロット弁41のブーム上げ側ソレノイド41a(41bはブーム下げ側ソレノイドである。)への通電が停止して、左位置に切換わっていたこのパイロット弁41が中立位置に戻り、これにより、コントロール弁39のブーム上げ側操作室39a(39bはブーム下げ側操作室である。)へのパイロット圧油の供給を停止させて、左位置に切換わっていたコントロール弁39を中立位置に戻し、ブーム上げ動作を強制的に自動停止させる。
52は旋回体4の右旋回時に右方の障害物28を検知した際にブーム7の右旋回動作を停止させるためのリレー、53はそのb接点であり、この接点53は旋回モータ35のパイロット弁42の右旋回側パイロット回路54に挿入されている。
旋回体4の右旋回時には、操作スイッチ45を閉じる。これに伴い、パイロット弁42のソレノイド42aに通電され、これによりパイロット弁42が左位置に切換わり、これによりパイロットポンプ37からのパイロット圧油がコントロール弁40の操作室40aに供給され、コントロール弁40が左位置に切換わり、旋回モータ35の右旋回側ポートに主ポンプ36からの圧油が供給されて旋回モータ35が右旋回方向に回転し、旋回体4が右旋回動作をする。
この右旋回動作の際に、リミットスイッチ17,22,25のいずれかの接触体20,29,32が障害物28に接触してこれらのリミットスイッチのいずれかが作動して接点171,220,250のいずれかが閉じた際に、電源49からリレー52のコイルに通電されて付勢される。このリレー52が付勢されると、接点53を開いてパイロット弁42のソレノイド42aへの通電が停止して、左側に切換えられていたパイロット弁42が中立位置に戻り、これにより、コントロール弁40の右旋回側操作室40aへのパイロット圧油の供給が停止する。このため、左側に切換えられていたコントロール弁40が中立位置に戻り、旋回モータ35の右旋回動作を強制的に自動停止させる。
55は旋回体4の左旋回時に左方の障害物28を検知した際にブーム7の左旋回動作を停止させるためのリレー、56はそのb接点であり、この接点56は、旋回モータ35のパイロット弁44の左旋回側パイロット回路57に挿入されている。
旋回体4の左旋回時には、操作スイッチ46を閉じる。これに伴い、パイロット弁42のソレノイド42bに通電され、これによりパイロット弁42が右位置に切換わり、これによりパイロットポンプ37からのパイロット圧油がコントロール弁40の操作室40bに供給され、コントロール弁40が右位置に切換わり、旋回モータ35の左旋回側ポートに主ポンプ36からの圧油が供給されて旋回モータ35が左旋回方向に回転し、旋回体4が左旋回動作をする。
この左旋回動作の際に、リミットスイッチ19,23,26のいずれかの接触体21,30,33が障害物28に接触してこれらのリミットスイッチのいずれかが作動して接点191,230,260のいずれかが閉じた際に、電源49からリレー55のコイルに通電されて付勢される。このリレー55が付勢されると、接点56を開いてパイロット弁42のソレノイド42bへの通電が停止して、右側に切換えられていたパイロット弁42が中立位置に戻り、これにより、コントロール弁40の左旋回側操作室40bへのパイロット圧油の供給が停止する。このため、右側に切換えられていたコントロール弁40が中立位置に戻り、旋回モータ35の右旋回動作を強制的に自動停止させる。
このように、本実施の形態においては、伸縮ブーム7を上げる際、伸縮ブーム7が障害物28に衝突する前に伸縮ブーム7の上面に取付けたリミットスイッチ17,19,24,27の接触体20,21,31,34のいずれかが障害物28に当接することにより、リミットスイッチ17,19,24,27のいずれかを作動させて伸縮ブーム7の上げ動作を停止させるので、伸縮ブーム7を有する作業機を用いて地下工事等を行う際に、鋼材でなる梁や天井等が設けられた障害物28の多い作業現場で作業を行うこととなる場合等において、伸縮ブーム7や障害物の損傷を防止することができる。
また、この実施の形態においては、伸縮ブーム7の側面が障害物28に近接した場合には、この近接によりリミットスイッチ17,19,22,23,25,26の接触体20,21,29,30,32,33が障害物28に接触してこれらのリミットスイッチ17,19,22,23,25,26を作動させ、旋回体の旋回動作を停止させるため、伸縮ブーム7の側面が障害物に衝突することを防ぐことができ、伸縮ブーム7や障害物の損傷を防止することができる。
また、本実施の形態においては、各分割ブーム9〜11の上方、側方の障害物検知用としてそれぞれ複数のリミットスイッチ17,19,22〜27を設け、それぞれ複数個のリミットスイッチの作動杆に共通の接触体20,21,29〜34を取付けたので、分割ブーム9〜11のほぼ全長にわたって障害物の検出を行なうことができる。
なお、本発明を実施する場合、操作スイッチ43〜46およびパイロット弁41,42に代えて油圧パイロット弁によってコントロール弁39,40を操作するようにし、油圧パイロット弁とコントロール弁39,40とを結ぶパイロット管路中に圧油を連通、遮断する電磁弁を介在させ、この電磁弁を接点48,53,56により入り切りできるようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、障害物28の近接を検知するスイッチとしてリミットスイッチを用いたが、障害物の種類によっては、このリミットスイッチの代わりに近接スイッチや光学式スイッチを用いてもよい。
1:作業機本体、2:走行体、3:旋回装置、4:旋回体、5:運転室、6:パワーユニット、7:作業用アーム、8:起伏シリンダ、9〜11:分割ブーム、12:シーブ、13、14:シーブブロック、15:ワイヤロープ、16a、16b:スライドプレート、17、19、22〜27:リミットスイッチ、20、21、29〜34:接触体、28:障害物、35:旋回モータ、36:主ポンプ、37:パイロットポンプ、39、40:コントロール弁、41、42:パイロット弁、43〜46:操作スイッチ、47、52、55:リレー、48、53、56:リレー接点、49:電源、170、171、190、191、220〜270:リミットスイッチ接点
Claims (2)
- 断面のサイズが異なる複数本の筒型をなす分割ブームを伸縮可能に組み合わせてなる伸縮ブームを有する作業機において、
最外側の分割ブームもしくは各段の分割ブームに、ブーム上面が障害物に近接した際にこの近接を検知するスイッチを取付けると共に、
前記スイッチの作動によりブーム上げ動作を停止させるブーム上げ自動停止装置を設けたことを特徴とする伸縮ブームを有する作業機。 - 請求項1に記載の伸縮ブームを有する作業機において、
最外側の分割ブームもしくは各段の分割ブームに設けた前記スイッチに分割ブーム側面の障害物への近接を検知する機能を持たせるか、または前記スイッチとは別に、分割ブーム側面の障害物への近接を検知するスイッチを付加し、
前記分割ブーム側面の障害物への近接を検知するスイッチの作動により作業機の旋回装置の旋回を停止させるブーム旋回自動停止装置を設けたことを特徴とする伸縮ブームを有する作業機。
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JP2005315316A JP2007119195A (ja) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | 伸縮ブームを有する作業機 |
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Country Status (1)
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Cited By (2)
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JP2013124162A (ja) * | 2011-12-14 | 2013-06-24 | Ohbayashi Corp | 壁クレーン |
JP2019163155A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 株式会社タダノ | クレーン |
-
2005
- 2005-10-28 JP JP2005315316A patent/JP2007119195A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013124162A (ja) * | 2011-12-14 | 2013-06-24 | Ohbayashi Corp | 壁クレーン |
JP2019163155A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 株式会社タダノ | クレーン |
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