JP2007118748A - 車両用ステアリングコラム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】衝突時に車両前方へ移動可能、かつ、火薬、衝突検出センサ、発火装置等が不要で安価に構成することが可能な車両用ステアリングコラム装置を提供する。
【解決手段】ブレークアウエイブラケット(コラム側部材)31が車両前方に向けて所定値以上の荷重を受けると、連結機構A1による連結支持が解除されて、ブレークアウエイブラケット31が設定位置から車両前方に向けて移動する。連結機構A1は、バネ34cを含むバネユニット34を備えている。バネ34cは、ブレークアウエイブラケット31が設定位置にあるとき上下方向に伸張可能でブレークアウエイブラケット31の車体側ブラケット91に対する保持力を増大しており、ブレークアウエイブラケット31が車体側ブラケット91に対して設定位置から車両前方に移動したとき斜め前後方向に伸張可能でブレークアウエイブラケット31の車両前方への移動を助勢する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両用ステアリングコラム装置に係り、特に、ステアリングホイールを回転可能に保持するステアリングコラム側に組付けられるコラム側部材が、車体の一部に組付けられる車体側部材に対して、設定位置にて連結機構を介して連結支持されている車両用ステアリングコラム装置に関する。
この種の車両用ステアリングコラム装置は、例えば、下記特許文献1に記載されている。同特許文献1に記載されている車両用ステアリングコラム装置においては、連結機構が、ステアリングホイールを搭載していて車両前後方向に回動可能なリンクと、このリンクを退避方向(車両前方)に動作させることが可能な弾性体と、衝突時以外は弾性体の力を抑えるべく保持し衝突時は保持を解除する保持手段を備えている。
特開2004−210209号公報
上記した特許文献1に記載されている車両用ステアリングコラム装置では、保持手段による保持を衝突時に解除するために、衝突時に発火する火薬を必要としていて、衝突を検出する衝突検出センサや、同センサからの信号に基づいて火薬を発火させる発火装置も必要であって、当該装置が高価となる。また、上記した弾性体は、衝突時には機能するものの、衝突時以外には全く機能しないものである。
本発明は、衝突時に車両前方へ移動可能、かつ、火薬、衝突検出センサ、発火装置等が不要で安価に構成することが可能な車両用ステアリングコラム装置を提供すべくなされたものであり、ステアリングホイールを回転可能に保持するステアリングコラム側に組付けられるコラム側部材が、車体の一部に組付けられる車体側部材に対して、設定位置にて連結機構を介して連結支持されている車両用ステアリングコラム装置において、前記コラム側部材が車両前方に向けて所定値以上の荷重を受けると、前記連結機構による連結支持が解除されて、前記コラム側部材が設定位置から車両前方に向けて移動するように設定するとともに、前記連結機構に、前記コラム側部材が前記車体側部材に対して設定位置にあるとき前記コラム側部材の前記車体側部材に対する保持力を増大し前記コラム側部材が前記車体側部材に対して設定位置から車両前方に移動したとき前記コラム側部材の車両前方への移動を助勢するバネを設けたことに特徴がある。
この場合において、前記バネは、所定量圧縮された圧縮コイルスプリングであり、前記コラム側部材に対して車両前後方向に傾動可能に組付けられる可動側部材と、この可動側部材に対して伸縮可能に組付けられて前記車体側部材に対して車両前後方向に傾動可能に組付けられる固定側部材間に伸張可能に介装されていて、前記コラム側部材が前記車体側部材に対して設定位置にあるとき上下方向に伸張可能で前記コラム側部材の前記車体側部材に対する保持力を増大しており、前記コラム側部材が前記車体側部材に対して設定位置から車両前方に移動したとき斜め前後方向に伸張可能で前記コラム側部材の車両前方への移動を助勢することも可能である。
また、前記バネは、所定量ねじられたトーションスプリングであり、一端部にて前記コラム側部材に係止され、他端部にて前記車体側部材に係止されていて、前記コラム側部材が前記車体側部材に対して設定位置にあるとき、一端部と他端部は上下方向にて離反可能で前記コラム側部材の前記車体側部材に対する保持力を増大しており、前記コラム側部材が前記車体側部材に対して設定位置から車両前方に移動したとき、一端部は他端部に対して上下方向および前後方向にて離反可能で前記コラム側部材の車両前方への移動を助勢することも可能である。
また、前記バネは、所定量引っ張られて車両前後方向にて収縮可能な引張コイルスプリングであり、前端部を前記車体側部材に係止されていて、前記コラム側部材が前記車体側部材に対して設定位置にあるとき、前方に向けて前記コラム側部材に向け傾斜する傾斜板と前記コラム側部材とに後端部を係止されて車両前方への収縮を規制された状態で前記コラム側部材を上下方向に押圧し前記コラム側部材の前記車体側部材に対する保持力を増大しており、前記コラム側部材が前記車体側部材に対して設定位置から車両前方に移動したとき、後端部を前記傾斜板により前記コラム側部材に向けてガイドされて前記傾斜板から離脱し車両前方への収縮を許容されて前記コラム側部材の車両前方への移動を助勢することも可能である。
本発明による車両用ステアリングコラム装置では、通常時(車両が衝突しないとき)、コラム側部材が車体側部材に対して設定位置にあって連結機構により的確に連結支持されている。また、このときには、連結機構に設けたバネがコラム側部材の車体側部材に対する保持力を増大しているため、同バネを用いてコラム側部材の車体側部材に対する支持剛性をアップさせることが可能である。
また、この車両用ステアリングコラム装置では、車両の衝突に際して、運転者がステアリングホイールに衝突してコラム側部材が車両前方に向けて所定値以上の荷重を受けると、連結機構による連結支持が解除されて、コラム側部材が設定位置から車両前方に向けて移動する。また、このときには、連結機構に設けたバネがコラム側部材の車両前方への移動を助勢する。このため、コラム側部材が車両前方に向けて移動を開始してからコラム側部材の車両前方への移動速度が運転者の車両前方への移動速度と略等しくなるまでの間において、ステアリングコラム側の種々な部材の質量慣性が運転者に与える衝撃を的確に抑制することが可能である。
また、この車両用ステアリングコラム装置では、連結機構がメカニカルな構成で実施可能であり、火薬、衝突検出センサ、発火装置等が不要であるため、当該装置を安価に構成することが可能である。
以下に、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図4は本発明による車両用ステアリングコラム装置の第1実施形態を示していて、この第1実施形態においては、ステアリングシャフト10を回転自在に支持するステアリングコラム20をチルト可能に支持するブレークアウエイブラケット(コラム側部材)31が、図2および図3に示したように、車体の一部に組付けられる車体側ブラケット(車体側部材)91に対して左右一対の連結機構A1を介して、所定値以上の荷重で車両前方に向けて移動離脱可能に連結支持されている。
ステアリングシャフト10は、図1および図2に示したように、軸方向にて伸縮可能かつトルク伝達可能なアッパシャフト11とロアシャフト12を備える構成とされ、ステアリングコラム20は軸方向にて伸縮可能なアウターコラムチューブ21とインナーコラムチューブ22を備える構成とされていて、アッパシャフト11の上端にはエアバッグ装置(図示省略)を装備したステアリングホイール13が一体的に組付けられている。
アッパシャフト11は、アウターコラムチューブ21に対して軸受(図示省略)を介して回転自在かつコラム軸方向にて移動不能に支持されていて、図1右端の上端部にはステアリングホイール13が一体回転可能に組付けられている。一方、ロアシャフト12は、インナーコラムチューブ22に軸受(図示省略)を介して回転自在に支持されていて、図1左端の下端部にて自在継手(図示省略)を介して伸縮可能かつトルク伝達可能な中間軸(図示省略)に連結されている。なお、中間軸は、自在継手(図示省略)を介してステアリングギヤボックス(図示省略)に連結されている。
アウターコラムチューブ21は、可動側コラムチューブであり、下端部にてインナーコラムチューブ22の上端部にコラム軸方向にて摺動可能で伸縮可能に嵌合連結されていて、下端部外周に一体的に固着した可動ブラケット21aにて周知のチルトロック装置Bを介してブレークアウエイブラケット31にチルト可能に組付けられている。
一方、インナーコラムチューブ22は、固定側コラムチューブであり、下端部に一体的に固着したブラケット22aにて回動可能な下方支持機構(図示省略)を介して車体の一部(図示省略)に傾動可能に組付けられるようになっている。なお、インナーコラムチューブ22の外周には、アウターコラムチューブ21のコラム軸方向での摺動を良好とするための樹脂ブッシュ(図示省略)が一体的に組付けられている。
連結機構A1は、車体側ブラケット91とブレークアウエイブラケット31のアーム部31aを連結する剪断可能な樹脂ピン(図示省略)を備えるとともに、図2および図3に示したように、ブレークアウエイブラケット31のアーム部31aに一体的に組付けたスライドピース32と、車体側ブラケット91に一体的に組付けた鍔付カラー33と、スライドピース32と鍔付カラー33間に介装した一対のバネユニット34を備えている。
スライドピース32は、ブレークアウエイブラケット31のアーム部31a下面に固着されていて、ブレークアウエイブラケット31と一体的に移動可能であり、下面にバネユニット34の上端部を収容する凹部32aを有している。また、スライドピース32には、ボルト35と鍔付カラー33の上部が貫通する貫通孔32bが形成されるとともに、この貫通孔32bの後部に連続していてボルト35と鍔付カラー33の上部が前後方向に通過可能なスリット32cが形成されている。なお、ブレークアウエイブラケット31のアーム部31aには、ボルト35と鍔付カラー33の上端部が貫通するとともにスライドピース32を支持する貫通孔31a1が形成されるとともに、この貫通孔31a1の後部に連続していてボルト35と鍔付カラー33の上端部が前後方向に通過可能なスリット31a2が形成されている。
鍔付カラー33は、鍔付カラー33と車体側ブラケット91を貫通するボルト35を用いて車体側ブラケット91の下面に固着されていて前後方向に移動不能であり、上端にて車体側ブラケット91の下面に当接していて、鍔部上面にバネユニット34の下端部を収容する凹部33aを有している。なお、ボルト35は、車体側ブラケット91の上面に固着したウエルドナット92に螺着されている。
バネユニット34は、スライドピース32に対して車両前後方向に傾動可能に組付けられる可動側部材34aと、この可動側部材34aに対して伸縮可能に組付けられて鍔付カラー33に対して車両前後方向に傾動可能に組付けられる固定側部材34bと、可動側部材34aと固定側部材34b間に伸張可能に介装されたバネ34cによって構成されている。
バネ34cは、所定量圧縮された圧縮コイルスプリングであり、ブレークアウエイブラケット31およびスライドピース32が鍔付カラー33および車体側ブラケット91に対して図3に示した設定位置にあるとき上下方向に伸張可能でブレークアウエイブラケット31の車体側ブラケット91に対する保持力を増大しており、ブレークアウエイブラケット31およびスライドピース32が鍔付カラー33および車体側ブラケット91に対して図3に示した設定位置から図4に示したように車両前方に移動したとき斜め前後方向に伸張可能でブレークアウエイブラケット31およびスライドピース32の車両前方への移動を助勢する。
上記のように構成した第1実施形態においては、通常時(車両が衝突しないとき)、ブレークアウエイブラケット31およびスライドピース32が鍔付カラー33および車体側ブラケット91に対して設定位置にあって連結機構A1により的確に連結支持されている。また、このときには、連結機構A1に設けたバネユニット34のバネ34cがブレークアウエイブラケット31の車体側ブラケット91に対する保持力を増大しているため、同バネ34cを用いてブレークアウエイブラケット31の車体側ブラケット91に対する支持剛性をアップさせることが可能である。
また、この第1実施形態では、車両の衝突に際して、運転者がステアリングホイール13に衝突してブレークアウエイブラケット31が車両前方に向けて所定値以上の荷重を受けると、連結機構A1による連結支持が解除されて、ブレークアウエイブラケット31が設定位置から車両前方(図3の左方)に向けて移動する。また、このときには、連結機構A1に設けたバネユニット34のバネ34cがブレークアウエイブラケット31の車両前方への移動を助勢する。このため、ブレークアウエイブラケット31が車両前方に向けて移動を開始してからブレークアウエイブラケット31の車両前方への移動速度が運転者の車両前方への移動速度と略等しくなるまでの間において、ステアリングコラム側の種々な部材(ステアリングシャフト10、ステアリングコラム20、ブレークアウエイブラケット31等)の質量慣性が運転者に与える衝撃を的確に抑制することが可能である。
また、この第1実施形態では、連結機構A1が、車体側ブラケット91とブレークアウエイブラケット31のアーム部31aを連結する剪断可能な樹脂ピン(図示省略)、ブレークアウエイブラケット31のアーム部31aに一体的に組付けたスライドピース32、車体側ブラケット91に一体的に組付けた鍔付カラー33、スライドピース32と鍔付カラー33間に介装した一対のバネユニット34等と、これらを連結するボルト35およびウエルドナット92を備えたメカニカルな構成であり、火薬、衝突検出センサ、発火装置等が不要であるため、当該装置を安価に構成することが可能である。
上記した第1実施形態においては、連結機構A1に設けたバネユニット34のバネ34cによって上記した作用(通常時の保持力増大および車両衝突時の車両前方への移動助勢)が得られるように構成して実施したが、図5に示した第2実施形態の連結機構A2に設けたバネ134または図6および図7に示した第3実施形態のバネ234によって上記した第1実施形態の作用と同様の作用が得られるように構成して実施することも可能である。
図5に示した第2実施形態において、連結機構A2は、車体側ブラケット191とブレークアウエイブラケット131を連結する剪断可能な樹脂ピン(図示省略)を備えるとともに、ブレークアウエイブラケット131のアーム部131aに一体的に組付けたスライドピース132と、車体側ブラケット191にボルト135を介して一体的に組付けたリテーナ133と、スライドピース132とリテーナ133間に介装したバネ134を備えている。
スライドピース132は、ブレークアウエイブラケット131のアーム部131a下面に固着されていて、ブレークアウエイブラケット131と一体的に移動可能であり、下面にバネ134の一端部134aを収容する凹部132aを有している。また、スライドピース132には、ボルト135が貫通する貫通孔132bが形成されるとともに、この貫通孔132bの後部に連続していてボルト135が前後方向に通過可能なスリット132cが形成されている。なお、ブレークアウエイブラケット131のアーム部131aには、ボルト135が貫通するとともにスライドピース132を支持する貫通孔131a1が形成されるとともに、この貫通孔131a1の後部に連続していてボルト135が前後方向に通過可能なスリット131a2が形成されている。
リテーナ133は、ボルト135を用いて車体側ブラケット191に固着されていて前後方向に移動不能であり、上端にてスライドピース132の下面に当接していて、上面にバネ134の他端部134bを収容する凹部133aを有している。なお、ボルト135は、車体側ブラケット191の上面に固着したウエルドナット192に螺着されている。
バネ134は、所定量ねじられたトーションスプリングであり、一端部134aにてスライドピース132に係止され、他端部134bにてリテーナ133に係止されていて、ブレークアウエイブラケット131およびスライドピース132がリテーナ133および車体側ブラケット191に対して図5に示した設定位置にあるとき、一端部134aと他端部134bは上下方向にて離反可能でブレークアウエイブラケット131の車体側ブラケット191に対する保持力を増大しており、ブレークアウエイブラケット131およびスライドピース132がリテーナ133および車体側ブラケット191に対して設定位置から車両前方に移動したとき、一端部134aは他端部134bに対して上下方向および前後方向にて離反可能でブレークアウエイブラケット131およびスライドピース132の車両前方への移動を助勢する。
図6および図7に示した第3実施形態において、ブレークアウエイブラケット231は車体側ブラケット291に、図示省略の連結機構を介して、所定値以上の荷重で車両前方に向けて移動離脱可能に連結支持されている。また、バネ234は、所定量引っ張られて車両前後方向にて収縮可能な引張コイルスプリングであり、前端部234aを車体側ブラケット291に係止されていて、ブレークアウエイブラケット231が車体側ブラケット291に対して図6と図7(a)に示した設定位置にあるとき、車体側に固定され前方に向けてブレークアウエイブラケット231に向け傾斜する傾斜板232とブレークアウエイブラケット231とに後端部234bを係止されて車両前方への収縮を規制された状態でブレークアウエイブラケット231を下方向に押圧しブレークアウエイブラケット231の車体側ブラケット291に対する保持力を増大しており、ブレークアウエイブラケット231が車体側ブラケット291に対して設定位置から図7(b)に示したように車両前方に移動したとき、後端部234bを傾斜板232によりブレークアウエイブラケット231に向けてガイドされて傾斜板232から下方に離脱し車両前方への収縮を許容されてブレークアウエイブラケット231の車両前方への移動を助勢する。
なお、図6および図7に示した第3実施形態においては、ブレークアウエイブラケット231が車体側ブラケット291に対して設定位置から車両前方に移動したとき、バネ234の後端部234bが傾斜板232によりブレークアウエイブラケット231に向けてガイドされて傾斜板232から下方に離脱するように構成して実施したが、当該部位の構成を上下逆として、ブレークアウエイブラケットが車体側ブラケットに対して設定位置から車両前方に移動したとき、バネの後端部が傾斜板によりブレークアウエイブラケットに向けてガイドされて傾斜板から上方に離脱するように構成して実施することも可能である。
本発明による車両用ステアリングコラム装置の第1実施形態を示した側面図である。 図1に示した車両用ステアリングコラム装置の要部を拡大して示した縦断背面図である。 図2の3−3線に沿った拡大断面図である。 図3に示した構成の作動説明図である。 本発明による車両用ステアリングコラム装置の第2実施形態を示した要部拡大側面図である。 本発明による車両用ステアリングコラム装置の第3実施形態を示した要部拡大側面図である。 図6の要部作動説明図である。
符号の説明
10…ステアリングシャフト、13…ステアリングホイール、20…ステアリングコラム、31…ブレークアウエイブラケット(コラム側部材)、32…スライドピース、33…鍔付カラー、34…バネユニット、34a…可動側部材、34b…固定側部材、34c…バネ(圧縮コイルスプリング)、91…車体側ブラケット(車体側部材)、A1…連結機構

Claims (4)

  1. ステアリングホイールを回転可能に保持するステアリングコラム側に組付けられるコラム側部材が、車体の一部に組付けられる車体側部材に対して、設定位置にて連結機構を介して連結支持されている車両用ステアリングコラム装置において、
    前記コラム側部材が車両前方に向けて所定値以上の荷重を受けると、前記連結機構による連結支持が解除されて、前記コラム側部材が設定位置から車両前方に向けて移動するように設定するとともに、前記連結機構に、前記コラム側部材が前記車体側部材に対して設定位置にあるとき前記コラム側部材の前記車体側部材に対する保持力を増大し前記コラム側部材が前記車体側部材に対して設定位置から車両前方に移動したとき前記コラム側部材の車両前方への移動を助勢するバネを設けたことを特徴とする車両用ステアリングコラム装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ステアリングコラム装置において、前記バネは、所定量圧縮された圧縮コイルスプリングであり、前記コラム側部材に対して車両前後方向に傾動可能に組付けられる可動側部材と、この可動側部材に対して伸縮可能に組付けられて前記車体側部材に対して車両前後方向に傾動可能に組付けられる固定側部材間に伸張可能に介装されていて、前記コラム側部材が前記車体側部材に対して設定位置にあるとき上下方向に伸張可能で前記コラム側部材の前記車体側部材に対する保持力を増大しており、前記コラム側部材が前記車体側部材に対して設定位置から車両前方に移動したとき斜め前後方向に伸張可能で前記コラム側部材の車両前方への移動を助勢することを特徴とする車両用ステアリングコラム装置。
  3. 請求項1に記載の車両用ステアリングコラム装置において、前記バネは、所定量ねじられたトーションスプリングであり、一端部にて前記コラム側部材に係止され、他端部にて前記車体側部材に係止されていて、前記コラム側部材が前記車体側部材に対して設定位置にあるとき、一端部と他端部は上下方向にて離反可能で前記コラム側部材の前記車体側部材に対する保持力を増大しており、前記コラム側部材が前記車体側部材に対して設定位置から車両前方に移動したとき、一端部は他端部に対して上下方向および前後方向にて離反可能で前記コラム側部材の車両前方への移動を助勢することを特徴とする車両用ステアリングコラム装置。
  4. 請求項1に記載の車両用ステアリングコラム装置において、前記バネは、所定量引っ張られて車両前後方向にて収縮可能な引張コイルスプリングであり、前端部を前記車体側部材に係止されていて、前記コラム側部材が前記車体側部材に対して設定位置にあるとき、前方に向けて前記コラム側部材に向け傾斜する傾斜板と前記コラム側部材とに後端部を係止されて車両前方への収縮を規制された状態で前記コラム側部材を上下方向に押圧し前記コラム側部材の前記車体側部材に対する保持力を増大しており、前記コラム側部材が前記車体側部材に対して設定位置から車両前方に移動したとき、後端部を前記傾斜板により前記コラム側部材に向けてガイドされて前記傾斜板から離脱し車両前方への収縮を許容されて前記コラム側部材の車両前方への移動を助勢することを特徴とする車両用ステアリングコラム装置。
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