JP2007118355A - スクライブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクライブ溝の加工精度を向上できるスクライブ装置を提供する。
【解決手段】可動支持軸22の下端部に小径孔23及び大径孔24を形成し、前記大径孔24にラジアルボールベアリング25を介してスクライブ刃ユニット26を構成する支持軸27を回転可能に支持する。ブラケット28の下端部に連結ピン29を介してスクライブ刃30を回転可能に支持する。前記小径孔23の上方向にシリンダ方式のロック機構K2を設ける。このロック機構K2のピストンロッド32の下端面を前記支持軸27の上端面に接触可能に対応させる。ピストン側シリンダ室R1に可動支持軸22内に形成したエア供給通路39から圧力エアを供給することにより、ピストンロッド32を下方に移動させてロッド34の下端面を支持軸27の上端面に押圧接触させスクライブ刃ユニット26の垂直軸線O1´を中心とする揺動を阻止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、水晶板、ウエハ等の脆性材料の表面にスクライブ溝を形成するためのスクライブ装置に関する。
従来、脆性材料の割断方法として、脆性材料の表面に対し、スクライブ装置によって、スクライブ溝を形成するとともに、このスクライブ溝に沿って、ブレードによって、脆性材料を割断する割断装置が提案されている。前記スクライブ装置として、従来、次のようなものが提案されている。すなわち、ワークを支持するテーブルと、水平移動機構及び昇降機構により水平方向に移動されるとともに昇降動作される可動支持体と、この可動支持体に対し垂直軸線の周りで回動可能に装着されたブラケットと、該ブラケットに対し前記垂直軸線から水平方向に所定距離変位した位置に水平軸線の周りで回転可能に装着されたスクライブ刃とを備えている。
上記従来のスクライブ装置においては、スクライブ刃が垂直軸線の周りで揺動するので、スクライブ溝を形成する際に、スクライブ刃が姿勢制御されて、直線状のスクライブ溝を形成することができる。しかしながら、常時スクライブ刃が揺動すると、スクライブ溝が直線状にならない場合があり、スクライブ溝の加工精度が低下するという問題があった。
本発明は、スクライブ溝の加工精度を向上することができるスクライブ装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ワークを支持するテーブルの上方に可動支持体を装着し、該可動支持体の下端部に対し、軸受機構を介してブラケットを垂直軸線の周りで往復回動可能に装着し、該ブラケットに対し前記垂直軸線から水平方向に所定距離変位した位置にスクライブ刃を取り付け、前記テーブル又はスクライブ刃を水平方向に移動してワークの上面にスクライブ溝を形成するようにしたスクライブ装置において、前記可動支持体に対し前記ブラケット及びスクライブ刃が前記垂直軸線を中心として水平方向に揺動するのを阻止するロック機構を設けたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記ブラケットの上面には支持軸が連結され、該支持軸は可動支持体の下端部に形成された取付穴に対し軸受を介して回転可能に支持され、前記ロック機構は、前記支持軸の上端面に押圧されるピストンロッドを備えたエアシリンダによって構成され、前記エアシリンダのピストン側シリンダ室には、圧力エア供給源からエア供給経路を介して圧力エアが供給されるように構成され、エアシリンダのロッド側シリンダ室には、前記ピストンロッドを常には退避位置に付勢する付勢部材が収容されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2において、前記可動支持体は、昇降機構によって上下方向に移動されるサドルに取り付けられた取付筒体の内部に挿入された可動支持ロッドにより構成され、前記エアシリンダには、前記取付筒体及び可動支持ロッドに形成されたエア供給経路から圧力エアが前記エアシリンダのピストン側シリンダ室に供給されるように構成されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1において、前記ブラケットの上面には支持軸が連結され、該支持軸は可動支持体の下端部に形成された取付穴に対し軸受を介して回転可能に支持され、前記ロック機構は、前記支持軸の上端面に押圧されるピストンロッドを備えたエアシリンダによって構成され、前記エアシリンダのピストン側シリンダ室には、前記ピストンロッドを常には揺動阻止位置に付勢する付勢部材が収容され、エアシリンダのロッド側シリンダ室には、圧力エア供給源からエア供給経路を介して圧力エアが供給されるように構成され、常には、前記付勢部材によってピストンロッドがブラケットの揺動を阻止する位置に押圧されるように構成されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項において、前記ブラケットの下部にはスクライブ刃が回転可能に装着されていることを要旨とする。
本発明によれば、前記可動支持体に対し前記ブラケット及びスクライブ刃が前記垂直軸線を中心として水平方向に揺動するのを阻止するロック機構を設けた。このため、スクライブ溝を形成する工程において、スクライブ溝が所定長さだけ形成され、スクライブ刃の揺動が無くなり直線方向に移動するようになった状態で、前記ロック機構を作動して、前記ブラケット及びスクライブ刃の揺動を阻止することができる。この結果、ワークに対するスクライブ溝の形成作業において、スクライブ溝を直線状に精度よく形成することができる。
以下、本発明を具体化したスクライブ装置の一実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。
図1に示すように、スクライブ装置の下部には、ワーク支持テーブル11が装設され、このワーク支持テーブル11の上面には、スクライブ溝12aが形成されるワーク12が載置されるようになっている。ワーク支持テーブル11に設けた図示しない吸着装置によってワーク12を所定位置に吸着保持するようになっている。前記ワーク支持テーブル11はX軸移動機構13によってX軸(水平)方向、つまりスクライブ方向に往復動されるようになっている。
前記スクライブ装置の上部には、サドル14が簡略化して図示された昇降機構としてのZ軸移動機構15によってZ軸(上下)方向の移動可能に、かつY軸移動機構16によって前記X軸方向と直交するY軸(水平)方向の往復動可能に装着されている。前記サドル14の前面には、円筒状をなす取付筒体21が上下方向に指向するように取り付けられている。この取付筒体21の中心孔には可動支持体としての可動支持軸22が下方に突出するように挿入されている。前記取付筒体21と可動支持軸22は、図示しない相対移動防止機構により該可動支持軸22の中心軸線O1方向の相対移動不能に、かつ、図示しない相対回動防止機構により中心軸線O1の周りで相対回動不能に組み付けられている。
前記可動支持軸22の下端部には、小径孔23及び大径孔24が上下に、かつ同心状に形成され、大径孔24にはラジアルボールベアリング25を介してスクライブ刃ユニット26が装着されている。このスクライブ刃ユニット26は、前記大径孔24に前記中心軸線O1と同じ垂直軸線O1´の周りで回転可能に支持された支持軸27と、この支持軸27の下端部に連結されたブラケット28と、このブラケット28の下端部に連結ピン29によって水平軸線O2の周りで回転可能に支持されたスクライブ刃30とによって構成されている。前記スクライブ刃30の水平軸線O2は、前記垂直軸線O1´から水平方向に所定距離Eだけ変位されている。なお、前記支持軸27にはラジアルボールベアリング25から支持軸27が抜けるの防止するためのC型留め環C1が係止され、大径孔24の内周面には、ラジアルボールベアリング25の抜け出しを防止するためのC型留め環C2が係止されている。この実施形態では、前記取付筒体21に形成した大径孔24、ラジアルボールベアリング25及び支持軸27等によりブラケット28の軸受機構K1を構成している。
上記の構成によって、前記スクライブ刃ユニット26のブラケット28及びスクライブ刃30が図2に示すように前記垂直軸線O1´を中心として水平(Y軸)方向へ揺動される。
前記可動支持軸22の内部には、前記支持軸27の回転を阻止して、スクライブ刃ユニット26の揺動を阻止するためのロック機構K2が設けられている。このロック機構K2について説明すると、前記可動支持軸22には、前記小径孔23の上方近傍に位置するように、シリンダ室31が形成され、該シリンダ室31には、ピストンロッド32が収容されている。このピストンロッド32はピストン33と、このピストン33の下面に連結されたロッド34と、前記ピストン33の外周面に形成された環状溝に収容されたシールリング35とによって構成されている。前記ロッド34の下端部は、前記小径孔23とシリンダ室31の隔壁に形成された挿通孔36から下方に突出され、前記支持軸27の上端面に接触可能になっている。
前記シリンダ室31は、前記ピストン33によって、上部に位置するピストン側シリンダ室R1と、下部に位置するロッド側シリンダ室R2とに区画されている。前記ロッド側シリンダ室R2には前記ピストンロッド32を上方に付勢して、支持軸27の上端面からロッド34の下端面を離隔する方向、つまり、アンロック方向に付勢するコイルばねよりなる付勢部材37が収容されている。前記ロッド側シリンダ室R2は、可動支持軸22に形成した連通路38によって大気と連通されている。
次に、前記ピストン側シリンダ室R1に対して圧力エアを供給することにより、前記ピストンロッド32を下方に移動して、ロッド34の下端面を支持軸27の上端面に押圧してスクライブ刃ユニット26をロックするための圧力エアを供給するエア供給機構について説明する。
前記可動支持軸22の中心部には、先端を前記ピストン側シリンダ室R1に連通し、基端を可動支持軸22の外周面に開口したエア供給通路39が形成されている。前記可動支持軸22の外周面には、全周にわたって環状の溝部40が形成され、該溝部40には、前記エア供給通路39の基端が開口されている。
前記取付筒体21の中心孔には、前記溝部40と対応するように、環状の溝部41が形成され、該溝部41は取付筒体21に形成したエア導入口42から圧力エアが導入されるようになっている。前記エア導入口42には、圧力エア供給源43、配管44及びこの配管44に接続した電磁開閉弁45を介して、圧力エアが供給されるようになっている。そして、前記電磁開閉弁45が閉路ポート45aから開路ポート45bに切り換えられると、圧力エア供給源43から配管44、エア導入口42及びエア供給通路39を介して、圧力エアがピストン側シリンダ室R1内に供給され、ピストンロッド32が付勢部材37の付勢力に抗して下方に押し上げられ、スクライブ刃ユニット26が揺動しないようにロックされるようになっている。
次に、前記のように構成したスクライブ装置の動作について説明する。
図1はエアシリンダの付勢部材37によって、ピストンロッド32が上方に持ち上げられ、ロッド34の下端面が支持軸27の上端面から離隔するとともに、電磁開閉弁45が消磁されていて閉路ポート45aに切り換えられた状態を示す。この状態において、前記ワーク支持テーブル11の上面にワーク12を載置して図示しない吸着装置によりワーク12を所定位置に吸着把持する。そして、前記Z軸移動機構15を作動して、サドル14、取付筒体21及び可動支持軸22を所定高さ位置に下降する。この位置は前記スクライブ刃ユニット26のスクライブ刃30がワーク12の表面に対しスクライブ溝12aを形成することができるように設定されている。
次に、前記X軸移動機構13を作動することによって、ワーク支持テーブル11及びワーク12を水平方向、つまり図2(a)に示すスクライブ方向X(左方向)に直線移動する。これによってスクライブ刃ユニット26のスクライブ刃30によりワーク12の上面にスクライブ溝12aが形成される。ワーク12に対するスクライブ溝12aの形成工程の初期段階においては、ブラケット28及びスクライブ刃30が支持軸27の垂直軸線O1´を中心に水平方向に揺動するので、図2(a)及び(b)に示すように、スクライブ溝12aが直線状とはならず蛇行状態となる。そして、図2(c)に示すように、所定長さだけスクライブ溝12aが形成された後は、ブラケット28及びスクライブ刃30が揺動することなく、直線方向に移動されて、直線状のスクライブ溝12aが形成される。
図2(c)に示すように、前記スクライブ溝12aが直線状に安定して形成される状態になったとき、前記電磁開閉弁45が閉路ポート45aから開路ポート45bに切り換えられて、圧力エア供給源43から配管44、エア導入口42及びエア供給通路39を介してピストン側シリンダ室R1内に圧力エアが供給される。すると、前記ピストンロッド32が付勢部材37の付勢力に抗して下方に移動され、ロッド34の下端面が支持軸27の上端面に押圧接触される。この結果、スクライブ刃ユニット26が垂直軸線O1´を中心として水平方向に揺動するのが阻止される。このロック状態は、シリンダ室31の内周面に対するシールリング35の摩擦抵抗によりピストンロッド32が回転不能に保持されるとともに、支持軸27の上端面と、ロッド34の下端面との摩擦接触によりロッド34と支持軸27の相対回転が阻止されることにより保持される。
前記スクライブ刃ユニット26のロック状態において、一条のスクライブ溝12aの形成作業が終了されると、Z軸移動機構15が作動されて、スクライブ刃ユニット26が上昇されるとともに、X軸移動機構13が作動されてスクライブ開始位置に移動される。その後、Y軸移動機構16が作動されて、次のスクライブ溝12aの形成位置までスクライブ刃ユニット26がY軸方向に移動される。そして、再びZ軸移動機構15が作動されて、スクライブ刃ユニット26が下方に移動され、二条目のスクライブ溝12aの加工動作が行われる。このようにして、ワーク12の上面に対する複数条のスクライブ溝12aの形成が順次行われ、前記ワーク支持テーブル11を図示しない旋回機構により90度旋回させて複数条のスクライブ溝12aの形成が行われ、ワーク12の上面に平面視碁盤目状にスクライブ溝12aが形成される。なお、このワーク12は割断装置によりスクライブ溝12aに沿って四角形状の複数の素子に割断される。
上記実施形態のスクライブ装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、可動支持軸22の下端部に装着したスクライブ刃ユニット26のブラケット28及びスクライブ刃30の水平方向の揺動を阻止するためのロック機構K2を設けた。このため、ワーク12に対するスクライブ溝12aの形成工程の途中において、可動支持軸22に対し、前記スクライブ刃ユニット26をロックすることにより、ワーク12に対し、複数条のスクライブ溝12aを直線状に安定して形成することができ、スクライブ溝12aの加工精度を向上することができる。
(2)上記実施形態では、ロック機構K2として、圧力エア供給源43から圧力エアを配管44、エア導入口42、溝部41及びエア供給通路39を介して、ピストン側シリンダ室R1内に供給するようにした。このため、フレキシブル配管を少なくして、ロック機構K2のピストン側シリンダ室R1に圧力エアを安定して供給することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図3に示すように、前記ピストン側シリンダ室R1に付勢部材37を収容するとともに、連通路38をピストン側シリンダ室R1側に形成し、前記ロッド側シリンダ室R2にエア供給通路39からの圧力エアを供給するようにしてもよい。この場合には、前記付勢部材37によって、ピストンロッド32のロッド34が下方に移動され、常には前記支持軸27が押圧されているので、電磁開閉弁45を開路ポート45bに切り換えた状態で、スクライブ溝12aの加工作業を開始し、所定長さだけスクライブ溝12aが形成された後に、前記電磁開閉弁45を閉路ポート45aに切り換えて、前記付勢部材37によりピストンロッド32の下方に押圧して、スクライブ刃ユニット26をロックする。
この別例においては、常には付勢部材37によって、スクライブ刃ユニット26がロック状態となるので、前記実施形態と比較して、圧力エアの消費量を低減することができ、スクライブ溝12aの加工コストを低減することができる。
・前記スクライブ刃ユニット26のロック機構K2を、プランジヤーを有する電磁ソレノイドにより構成してもよい。
・電磁開閉弁45の切り換え制御動作を、スクライブ装置の動作を制御する図示しない制御装置内のコンピューターにより予め設定された設定時間が経過したときに、切り換え動作を行うようにしてもよい。
・前記Y軸移動機構16をワーク支持テーブル11側に装着してもよい。又、X軸移動機構13をサドル14側に装着してもよい。さらに、Z軸移動機構15をワーク支持テーブル11側に装着してもよい。
この発明のスクライブ装置の中央部縦断面図。 (a)、(b)及び(c)は、スクライブ装置のスクライブ刃ユニットの動作を説明する平面図。 この発明の別例を示す部分縦断面図。
符号の説明
K1…軸受機構、K2…ロック機構、O1´…垂直軸線、R1…ピストン側シリンダ室、R2…ロッド側シリンダ室、12…ワーク、13…X軸移動機構、14…サドル、15…Z軸移動機構、16…Y軸移動機構、21…取付筒体、27…支持軸、28…ブラケット、30…スクライブ刃、32,34…ピストンロッド、37…付勢部材、43…圧力エア供給源。

Claims (5)

  1. ワークを支持するテーブルの上方に可動支持体を装着し、該可動支持体の下端部に対し、軸受機構を介してブラケットを垂直軸線の周りで往復回動可能に装着し、該ブラケットに対し前記垂直軸線から水平方向に所定距離変位した位置にスクライブ刃を取り付け、前記テーブル又はスクライブ刃を水平方向に移動してワークの上面にスクライブ溝を形成するようにしたスクライブ装置において、
    前記可動支持体に対し前記ブラケット及びスクライブ刃が前記垂直軸線を中心として水平方向に揺動するのを阻止するロック機構を設けたことを特徴とするスクライブ装置。
  2. 請求項1において、前記ブラケットの上面には支持軸が連結され、該支持軸は可動支持体の下端部に形成された取付穴に対し軸受を介して回転可能に支持され、前記ロック機構は、前記支持軸の上端面に押圧されるピストンロッドを備えたエアシリンダによって構成され、前記エアシリンダのピストン側シリンダ室には、圧力エア供給源からエア供給経路を介して圧力エアが供給されるように構成され、エアシリンダのロッド側シリンダ室には、前記ピストンロッドを常には退避位置に付勢する付勢部材が収容されていることを特徴とするスクライブ装置。
  3. 請求項2において、前記可動支持体は、昇降機構によって上下方向に移動されるサドルに取り付けられた取付筒体の内部に挿入された可動支持ロッドにより構成され、前記エアシリンダには、前記取付筒体及び可動支持ロッドに形成されたエア供給経路から圧力エアが前記エアシリンダのピストン側シリンダ室に供給されるように構成されていることを特徴とするスクライブ装置。
  4. 請求項1において、前記ブラケットの上面には支持軸が連結され、該支持軸は可動支持体の下端部に形成された取付穴に対し軸受を介して回転可能に支持され、前記ロック機構は、前記支持軸の上端面に押圧されるピストンロッドを備えたエアシリンダによって構成され、前記エアシリンダのピストン側シリンダ室には、前記ピストンロッドを常には揺動阻止位置に付勢する付勢部材が収容され、エアシリンダのロッド側シリンダ室には、圧力エア供給源からエア供給経路を介して圧力エアが供給されるように構成され、常には、前記付勢部材によってピストンロッドがブラケットの揺動を阻止する位置に押圧されるように構成されていることを特徴とするスクライブ装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、前記ブラケットの下部にはスクライブ刃が回転可能に装着されていることを特徴とするスクライブ装置。
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