JP2007117632A - X線透視撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】X線検査室内の画像モニタには検査終了後も前の被検者の画像が表示されたままになっていることが多く、このことは個人情報の漏洩にあたる可能性があり、また入室してきた次の被検者に病状等についての無用の不安を与えるおそれもある。通常これを防ぐために術者等がX線検査室の内部または外部に配置されたX線制御器のパネル部等を操作して表示画像を消去することができるが、この方法では不注意等による消し忘れの可能性がある。
【解決手段】被検者9に発信機11である識別情報を記憶させた非接触RF−IDを埋め込んだリストバンドを装着させ、無線周波数の電波により発信される識別情報をX線検査室の出入り口の両側に設けられた受信機12または受信機13により受信することにより、X線制御器4が被検者9の入退室を認識して画像モニタ8の表示画像を消去する。
【選択図】 図1
【解決手段】被検者9に発信機11である識別情報を記憶させた非接触RF−IDを埋め込んだリストバンドを装着させ、無線周波数の電波により発信される識別情報をX線検査室の出入り口の両側に設けられた受信機12または受信機13により受信することにより、X線制御器4が被検者9の入退室を認識して画像モニタ8の表示画像を消去する。
【選択図】 図1
Description
本発明は医用X線透視撮影装置に関するものであり、特にX線検査室内に撮影画像の表示手段を有する装置に関する。
X線による透視または撮影を行いながら検査や治療を行うとき、術者は通常透視画像または撮影画像を室内に配置された画像モニタにより観察しながら作業を進める。図2に透視台を用いたX線透視撮影装置の概略の構成例を示す。1はX線管装置2およびフラットパネル型検出器またはイメージインテファイアとテレビカメラの組合わせにより構成されるX線検出器3を対向して保持した透視台であり、術者(図示しない)が室内に配置された操作パネル10または室外に設置された透視台制御器5のパネル部(図示しない)を操作することにより動作させる。X線照射の開始および終了の指示は、術者が操作パネル10または室外に設置されたX線制御器4のパネル部(図示しない)を操作することにより行われ、これによりX線制御器4が事前に設定されたX線条件に従って高電圧発生器6を制御し、X線管装置2に高電圧が印加されてX線が発生する。透視台1の主要な構成部品である天板1A上の被検者9を透過したX線はX線検出器3により電気信号に変換され、画像情報として画像処理装置7に記憶されるとともに、適当な画像処理が施された後画像モニタ8に表示される。撮影された画像は検査終了後も、術者が被検者9に行う説明に用いるため等により室内の画像モニタ8に表示されたままであることも多く、検査を終了した被検者9が退室し、次の被検者9が入室したときもそのまま表示されていることもある。
一方近年普及してきた院内ネットワークによる被検者の情報管理技術の分野では、被検者に非接触RF−IDにより被検者情報が記録されたリストバンドを装着させて、院内の各部屋等に配置された所定のリーダによって情報を非接触で読み取り、被検者の誤認を防止する方法等が実用化されている。(例えば特許文献1参照)
特開2002−132962号公報
背景技術の項で述べたようにX線透視撮影装置による透視あるいは撮影画像は、各被検者9に対する検査終了後もX線検査室内の画像モニタ8に表示されたままで、検査を終了した被検者9が退室し、次の被検者9が入室したときもそのまま表示されていることもある。このことは最近話題になっている個人情報の漏洩にあたる可能性があり、また入室してきた次の被検者9に自分の病状等についての無用の不安を与えるおそれもある。このようなことを防止するために通常、X線検査室の内部に配置された操作パネル10からの操作により、あるいはX線検査室の外部に配置されたX線制御器4のパネル部からの操作により、術者あるいは他の操作者(図示しない)がモニタ画像を消去することができるようになっているが、この方法では術者あるいは操作者の不注意等による消し忘れを防止できない。本発明はこの問題を解決することを目的とする。
請求項1記載の発明は上記の目的を達成するために、X線透視撮影装置と撮影された画像を表示する画像表示手段を配設したX線検査室に設置され、被検者の前記X線検査室への入室および/あるいは退室を検出して信号を出力する被検者入退室認識手段と、前記被検者入退室認識手段からの出力により前記画像表示装置の表示画像を消去する画像消去手段とから構成される画像消去システムを提供する。
請求項2記載の発明は上記の目的を達成するために、被検者入退室認識手段は、被検者に装着する発信機と、前記発信機から出力される信号を無線で受信可能な、X線検査室の出入り口に配置される受信機である請求項1記載の画像消去システムを提供する。
請求項3記載の発明は上記の目的を達成するために、請求項1記載の画像消去システムを有するX線透視撮影装置を提供する。
本発明により被検者のX線検査室への入室および/あるいは退室によってX線検査室内の画像モニタに表示された画像が自動的に消去されるので、前の被検者の画像が次の被検者の目にふれる事を確実に防止することができる。
図1により本発明の実施例を説明する。なお図1において図2と同じ符号で示される部品あるいはユニットは図2と同じなので、それらの説明は省略する。
被検者9はX線検査を受ける前に、病院内の受付等他の場所で被検者9の識別情報を記憶させた発信機11である非接触RF−IDを埋め込んだリストバンドを装着する。発信機11は記憶している被検者9の識別情報を電波により常時周囲に発信している。そしてX線検査室の出入り口の両側には、発信機11が発信する電波を受信可能な受信機12および受信機13が取り付けられている。受信機12および受信機13はどちらも同じもので、それぞれ電波を受信するためのアンテナと受信部および復調部から構成され、受信した被検者9の識別情報を、例えばマイクロコンピュータ等により構成されるX線制御器4が受信可能な形式およびレベルの信号として出力する。
ここで発信機11が発信する電波の強度および受信機12および受信機13の感度は、例えば発信機11が受信機12および受信機13の中間位置が受信限界になるように調整されている。そしてX線制御器4は受信機12または受信機13の少なくとも一方から被検者9の識別情報を受け取った場合、被検者9が入室または退室したと認識して、画像処理装置7に信号を送り画像モニタ8の表示画像を消去する。これにより、検査を終了した被検者9が退室したとき、およびその後別の被検者9が入室したときに、自動的に画像モニタ8の表示画像が消去されるので、前の被検者9の撮影画像が次の被検者9の目にふれることが確実に防止される。
上記の実施例では保持装置として透視台1を用いたX線透視撮影装置について説明したが、本発明は循環器検査用のX線透視撮影装置についても同様に有効である。
上記の実施例では発信機11を被検者9に装着させるためにリストバンドを用いたが、検査等に支障のない状態で被検者9に装着できる方法であればこれ以外の方法であってもよい。
上記の実施例では受信機12および受信機13をX線検査室の出入り口の両側に設けたが、発信機11の電波の強度および受信機12の感度の調整を適切に行えば、受信機12一個だけを出入り口の片側や、出入り口の上方に設ける方法でもよい。
上記の実施例ではX線検査室の出入り口の両側に受信機12および受信機13を設けて被検者9の入室または退室のいずれの場合にも画像モニタ8の表示画像を消去するための信号を出力したが、出入り口の両側の受信機12および受信機13に加えて、もう一組の同じ受信機を例えば出入り口から1m程度中に入った所に設置して、これら二組の受信機からの信号の時間的な前後関係によって、X線制御器4が入室と退室を区別して認識し、入室または退室のいずれか一方により画像モニタ8の表示画像を消去してもよい。
上記の実施例では入室または退室の認識を発信機11および受信機12、受信機13によって行ったが、これらの代わりにバーコードで記載された被検者9の識別情報をリストバンド等によって被検者9に装着させ、X線検査室の出入り口に設置されたバーコードリーダにより読み取らせる方法を用いてもよい。
本発明は医用X線透視撮影装置に関するものであり、特にX線検査室内に撮影画像の表示手段を有する装置に関する。
1:透視台
1A:天板
2:X線管装置
3:X線検出器
4:X線制御器
5:透視台制御器
6:高電圧発生器
7:画像処理装置
8:画像モニタ
9:被検者
10:操作パネル
11:発信機
12:受信機
13:受信機
1A:天板
2:X線管装置
3:X線検出器
4:X線制御器
5:透視台制御器
6:高電圧発生器
7:画像処理装置
8:画像モニタ
9:被検者
10:操作パネル
11:発信機
12:受信機
13:受信機
Claims (3)
- X線透視撮影装置と撮影された画像を表示する画像表示手段を配設したX線検査室に設置され、被検者の前記X線検査室への入室および/あるいは退室を検出して信号を出力する被検者入退室認識手段と、前記被検者入退室認識手段からの出力により前記画像表示装置の表示画像を消去する画像消去手段とから構成される画像消去システム。
- 被検者入退室認識手段は、被検者に装着する発信機と、前記発信機から出力される信号を無線で受信可能な、X線検査室の出入り口に配置される受信機で構成されることを特徴とする請求項1記載の画像消去システム。
- 請求項1記載の画像消去システムを有するX線透視撮影装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005317121A JP2007117632A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | X線透視撮影装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007117632A true JP2007117632A (ja) | 2007-05-17 |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2007117632A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009050688A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-03-12 | Fujifilm Corp | 放射線画像撮影システム |
US8159370B2 (en) | 2008-11-17 | 2012-04-17 | Canyon Ridge Resources, Llc | System and method for control of medical equipment using multiple wireless devices |
US8274376B2 (en) | 2008-11-17 | 2012-09-25 | Canyon Ridge Resources, L.L.C. | System and method for wireless control of medical devices |
JP2014198271A (ja) * | 2014-07-29 | 2014-10-23 | 株式会社島津製作所 | X線撮影装置 |
US8937561B2 (en) | 2008-11-17 | 2015-01-20 | Canyon Ridge Resources, L.L.C. | System and method for control of medical equipment using multiple wireless devices |
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2005
- 2005-10-31 JP JP2005317121A patent/JP2007117632A/ja active Pending
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