JP2007117551A - 厨房装置 - Google Patents

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    • A47L15/48Drying arrangements
    • A47L15/483Drying arrangements by using condensers

Abstract

【課題】高温多湿の空気を本体20外に排出することなく、被乾燥物23の乾燥を行い、厨房装置を内装したキッチンキャビネット21自身の劣化を防止する。
【解決手段】被乾燥物23を乾燥するヒートポンプ装置28を備え、本体20およびヒートポンプ装置28をキッチンキャビネットに内装したものである。ヒートポンプ装置28の冷却除湿作用により多湿空気中の水分を結露除去し、排気中の水分量を低下させて本体20外に排出される水分量を低減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、キッチンキャビネットに内装し、食器等を乾燥する厨房装置に関するものである。
従来、この種の厨房装置は、図12に示すような構成であった(例えば、特許文献1参照)。以下、その構成について説明する。図12は洗浄機能も備えた食器洗い乾燥機の例である。図に示すように、被乾燥物を収容した乾燥庫1と、乾燥庫1の外部の空気を乾燥庫1内に導入する送風機2と、乾燥庫1内を加熱する加熱手段3と、乾燥庫1内の空気を装置の外部に排出する排気口4とを備え、加熱手段3を動作させて空気および被乾燥物を加熱することで被乾燥物に付着した水分蒸発させ、送風機2を動作することで蒸発した水分を含む多湿空気を装置外部に排出することで効率よく乾燥するようになっていた。
特開2003−339607号公報
しかしながら、従来の厨房装置では、乾燥に伴って、排気口より高温多湿の空気が排出されるため、生活者の快適性が損なわれたり、厨房装置付近のキャビネットなどの木製部材が腐食したり、鉄製部材が錆びるなどの課題を有していた。特に、一般家庭用のキッチンキャビネットの多くは木製であり、キッチンキャビネットに内装した場合には、キッチンキャビネット自身を劣化させてしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、高温多湿の空気を本体外に排出することなく、被乾燥物の乾燥を行うことを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の厨房装置は、被乾燥物を収容する乾燥庫を有する本体と、被乾燥物を乾燥するヒートポンプ装置とを備え、前記本体およびヒートポンプ装置をキッチンキャビネットに内装したものである。
ヒートポンプ装置の冷却除湿作用により多湿空気中の水分を結露除去することが可能であり、排気中の水分量を低下させることができる。また、排気の温度を低下することも可能である。これにより、本体外に排出される水分量を低減でき、使用者が不快に感じることを防止し、キッチンキャビネットや周囲の部材に悪影響を与えることを防止できる。また、乾燥庫とヒートポンプ装置で循環経路を形成し、本体外に排気を出さないようにすることも可能であり、この場合は、外部に対して全く影響を与えない。また、ヒートポンプ装置から発生する熱を乾燥用の加熱手段として使用することができ、乾燥促進用の加熱と除湿用の冷却を1個のエネルギー源(ヒートポンプ装置)で行えることから、省エネ化が図れる。
本発明の厨房装置は、乾燥時に本体外部に排出される水分量を低減することができる。
第1の発明は、被乾燥物を収容する乾燥庫を有する本体と、被乾燥物を乾燥するヒートポンプ装置とを備え、前記本体およびヒートポンプ装置をキッチンキャビネットに内装したものであり、ヒートポンプ装置の冷却除湿作用により多湿空気中の水分を結露除去することが可能であり、排気中の水分量を低下させることができる。また、排気の温度を低下することも可能である。これにより、本体外に排出される水分量を低減でき、使用者が不快に感じることを防止し、キッチンキャビネットなど周囲の部材に悪影響を与えることも防止できる。また、乾燥庫とヒートポンプ装置で循環経路を形成し、本体外に排気を出さないようにすることも可能であり、この場合は、外部に対して全く影響を与えない。また、ヒートポンプ装置から発生する熱を乾燥用の加熱手段として使用することができ、乾燥促進用の加熱と除湿用の冷却を1個のエネルギー源(ヒートポンプ装置)で行えることから、省エネ化が図れる。
第2の発明は、ヒートポンプ装置は、本体と分離して設けたものであり、本体の小型化や軽量化が図れ、厨房装置の施工性が向上する。また、ヒートポンプ装置の大きさが自在であり、能力に応じたヒートポンプ装置を準備することが可能であり、要求する能力に応じてヒートポンプ装置を選択するなど、能力や大きさ、費用などの最適化を図ることができるようになる。
第3の発明は、本体とヒートポンプ装置を連結する本体連結風路を有し、前記本体連結風路は着脱自在に設けたものであり、本体とヒートポンプ装置を別々に扱え、風路をつなぐだけで済むことから施工性の向上が図れる。
第4の発明は、本体とヒートポンプ装置を伸縮自在な可撓性の本体連結風路で連結したものであり、ヒートポンプ装置の設置の自由度が高まり施工性が向上する。また、施工に伴い本体連結風路が破損することを防止できる。
第5の発明は、乾燥庫とヒートポンプ装置を連結する乾燥庫連結風路を有し、前記乾燥庫連結風路は着脱自在に設けたものであり、ヒートポンプ装置を移動させずに乾燥庫の移動が可能となり、乾燥庫を引き出して被乾燥物を出し入れするような構成の場合でも、重量の重たいヒートポンプ装置を伴って出し入れする必要がなく、軽く操作できる。乾燥庫の移動距離に制限がなく、大きく動かす場合には有利となる。
第6の発明は、乾燥庫とヒートポンプ装置を伸縮自在な可撓性の乾燥庫連結風路で連結したものであり、ヒートポンプ装置を移動させずに乾燥庫の移動が可能となり、乾燥庫を引き出して被乾燥物を出し入れするような構成の場合でも、重量の重たいヒートポンプ装置を伴って出し入れする必要がなく、軽く操作できる。着脱部が存在しないため、乾燥庫の移動に伴って着脱部から漏れを生じる恐れがない。
第7の発明は、乾燥庫は、その上方を開口し、本体に対して引き出し自在に構成したものであり、使い勝手をよくすることができる。
第8の発明は、乾燥庫を本体への収納時に前記乾燥庫の開口を閉塞する蓋体を有し、前記乾燥庫からの排気を前記蓋体を介して行うようにしたものであり、乾燥庫を引き出す距離に比べて、蓋体の移動距離は小さく済むため、移動距離の小さい蓋体を介して排気または吸気行うことで、簡単で、漏れのない確実な風路を構成できる。
第9の発明は、乾燥庫の前面開口を開閉する蓋体と、被乾燥物を収容する食器かごとを有し、前記前面開口を開成した前記蓋体上に前記食器かごを引き出し自在に構成したものであり、使い勝手をよくすることができる。
第10の発明は、ヒートポンプ装置は、本体の下方または後方に配設したものであり、被乾燥物の出し入れを阻害しない位置にヒートポンプ装置を設置できる。本体の下方または後方の空間は利用されていない場合が多く、使われていない空間を有効に利用できる。
第11の発明は、ヒートポンプ装置は、乾燥庫の下方または後方に配設したものであり、被乾燥物の出し入れを阻害しない位置にヒートポンプ装置を設置できる。また、下方に設置した場合には、乾燥庫の奥行が短くなることなく、食器かごの食器の収容スペースを確保することができるので、一度に洗浄可能な食器点数が少なくなることがない。一方、後方に配設した場合には、乾燥庫の高さが低くなることがなく、食器を立ててセットできる高さを確保することができるので、洗浄可能な皿等の食器の大きさが小さくなることがない。
第12の発明は、被乾燥物を洗浄する洗浄手段を備えたものであり、乾燥から洗浄まで一貫して行うことができる。
第13の発明は、ヒートポンプ装置により発生した温熱または冷熱は、複数の装置で利用可能としたものであり、加熱、冷却を伴う保存庫や調理器具などに本ヒートポンプ装置より熱を提供でき、複数機器の熱源を統合することで、装置の小型化や低コスト化が図れる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における食器乾燥機の主要断面図である。図2は、キッチンキャビネットに組み込んだ状態の外観図である。図1において、本体20は、システムキッチンのカウンターなどのキッチンキャビネット21に内装されている。本体20の前面には扉体22を設け、本体20内には、食器等の被乾燥物23を収容する乾燥庫24を備えている。乾燥庫24はその上部を開口部25とし、この開口部25を閉塞する蓋体26を有し、乾燥庫24内には被乾燥物23をセットする食器かご27を備えている。
また、被乾燥物23を乾燥させるヒートポンプ装置28は、乾燥庫24の下方に設置されており、冷媒を圧縮する圧縮機29と、圧縮機29により圧縮された冷媒の熱を放熱する放熱器30と、冷媒の圧力を減圧する絞り手段31と、冷媒により熱を奪う吸熱器32と、冷媒が圧縮機29と放熱器30と絞り手段31と吸熱器32を循環するように連結した管路33を有している。
吸熱器32から放熱器30および乾燥庫23を経て再び吸熱器32に至る循環風路34を構成しており、循環風路34内に乾燥用空気を循環させる送風機35を備えている。循環風路34のうち、乾燥庫と23ヒートポンプ装置28は乾燥庫連結風路36で連結されており、乾燥庫連結風路36は着脱部37を備え、着脱部37には空気の漏れを防止するシール部材38を設けている。また、乾燥庫24と蓋体26の間にもシール部材39を設けており、乾燥風の漏れを防止する。
また、本厨房装置には、被乾燥物23を洗浄する洗浄機能も備えており、乾燥機能に加え洗浄も行える洗浄乾燥機であり、食器洗い乾燥機の例を示している。乾燥庫24に洗浄水を供給する給水弁40(図示せず)と、洗浄水を圧送する洗浄ポンプ(洗浄手段)41と、圧送された洗浄水を噴射する複数の噴射孔を設けた洗浄ノズル42とを備えている。
乾燥庫24の底部には、洗浄ポンプ41の吸い込み側へ連通した排水口43を有し、この排水口43には残さいを収集する残さいフィルタ44を備えている。また、洗浄水を加熱する加熱手段45、乾燥庫24の温度を検知する温度センサ46と、乾燥庫24内の洗浄水を排出する排水ポンプ47を備えている。なお、給水と排水の構成は、既存と同様であるため図示していない。
図3は、乾燥庫24を引き出した状態の図である。扉体22と乾燥庫24は一体化され、本体20より引き出し可能に設けている。乾燥庫24を引き出す動作に連動して、蓋体26は上方に移動するように構成しており(図示せず)、乾燥庫24を引き出せば、蓋体26は上方に若干移動して本体20内に残り、上部を開口した乾燥庫24のみが引き出されるようになっている。つまり、扉体22を引き出せば、使用者は食器等を出し入れすることができるようになっている。
基本動作としては、食器等の被乾燥物23を食器かご27にセットして乾燥庫24に収納し、洗剤を投入した後、乾燥庫24を本体20内に格納する。乾燥庫24の開口部25は蓋体26により閉塞され、運転を開始する。洗浄手段である洗浄ポンプ41を駆動し被洗浄物23の汚れを落とす洗浄工程、同じく洗浄ポンプ41により被洗浄物に付着した洗剤や残さいを流すすすぎ工程、そして被洗浄物23に付着している水適を乾燥させる乾燥工程の順に実行する。
次に、本発明の特徴的な構成である乾燥工程の動作、作用について説明する。圧縮機29を運転すると、管路33内を冷媒は矢印49の方向に流れて循環し、ヒートポンプサイクルを実現する。放熱器30では、周囲の空気を加熱し、吸熱器32では、周囲の空気を冷却し、空気中の水分を結露させ、除湿することができる。送風機35より矢印48の方向に送風される乾燥用空気は、放熱器30により加熱されて導入口50より乾燥庫24内に入り、食器を通過し多湿となった空気は排出口51より吸熱器32を通過して除湿され、再び循環風路34を通って放熱器30により放熱され、低湿高温の乾燥用空気を乾燥庫24内へ供給する循環動作を繰り返す。
このように、本発明によれば、被洗浄物を乾燥する乾燥手段にヒートポンプ装置28を用いたことにより、乾燥庫2内で発生した多湿空気を除湿することができるため、本体20外へ蒸気を排出せずに、乾燥させることができる。これにより、使用者が不快に感じることを防止し、キッチンキャビネット21など周囲の部材に悪影響を与えることも防止できる。
また、ヒートポンプ装置28の放熱器30から発生する熱を乾燥用の加熱手段として使用し、吸熱器32による冷却を除湿として使用することができ、乾燥促進用の加熱と除湿用の冷却を1個のエネルギー源(ヒートポンプ装置28)で行えることから、省エネ化が図れる。
ただし、放熱器30を吸熱器32の両方を利用する必要はなく、どちらか一方のみを使用した場合でも効果を発揮する。例えば、洗浄水加熱用の加熱手段を乾燥用の熱源とし、冷却除湿のみをヒートポンプ装置28を利用することも可能であり、使用エネルギー量は増加するが、短時間で乾燥できるなどのメリットが得られる。
また、放熱器30は、循環経路34内に設置したが、乾燥庫24内に設置する構成であってもかまわない。放熱器30を乾燥内に配置した場合、洗浄水を加熱する加熱手段45の代替として利用した場合には、加熱手段45をなくすことも可能であり、装置の簡素化、低コスト化につながる。
循環風路34のうち、乾燥庫とヒートポンプ装置28は乾燥庫連結風路36で連結され、乾燥庫連結風路36は着脱部37を備えており、被乾燥物23の出し入れのために、乾燥庫24を引き出す際には、ヒートポンプ装置28を移動させずに乾燥庫24の移動が可能となる。重量の重たいヒートポンプ装置28を伴って出し入れする必要がなく、出し入れの沿う操作力が軽く済み、使い勝手のよい機器を提供できる。また、乾燥庫24の移動距離に制限がなく、大きく動かす場合には特に有利となる。
着脱部37に設けたシール部材38は、空気の漏れを防止し、乾燥性能が悪化したり、多湿空気が本体20内に漏れ出て、構成部材や電子部材を劣化、破損させることを防止する。
なお、乾燥庫24との接続は乾燥庫24の壁面を通して行ったが、接続構成を限定するものではなく、乾燥庫24内に乾燥用空気を流入、排出できる構成であればよい。たとえば、蓋体26を通して行う構成であってもかまわない。また、洗浄手段を有する場合には、洗浄水が入り込まないような構造や入り込んだ洗浄水を排出する構成が必要となる。
また、図1では、循環経路33は完全に外部とは独立した構成としたが、図4のように、外気導入口52より一部外気を吸い込み、排気口53から一部を排気する構成であったり、図5のように、循環せずに乾燥庫24外部より吸気した空気を放熱器30で加熱し、乾燥庫24に導き、吸熱器32で冷却除湿して、排気口53より外部に排気する構成であっても、本体20外に排出される水分量を低減できることから、使用者が不快に感じることを防止し、キッチンキャビネット21など周囲の部材に悪影響を与えることも防止できる。
なお、図1のように外気を導入しない循環サイクルの場合、長時間の使用により乾燥用空気が高温になりすぎるという課題も考えられ、一部吸気排気を行うことで、この課題も解決できる。循環と排気の風量を調整する調整弁(図示せず)を設けた場合には、庫内の温度、湿度や外気の温度、湿度などに応じて最適な風量や比率に設定することができる。例えば、乾燥開始直後は循環のみあるいは循環量を多くすることで、循環風の温度上昇を促進し、乾燥性能を高め、乾燥の進行した後半は、排気量を増やして過剰な温度上昇を避け、被洗浄物の劣化を防ぐなどを効果が得られる。
図3のように、その上方を開口し、本体20に対して引き出し自在に構成したものであり、乾燥庫24を引き出すという1回の操作のみで食器かごを引き出し、被乾燥物23を出し入れ可能な状態にすることができる。操作回数が1回で済むことに加え、食器かご27の引き出しや食器の出し入れをかがまずに、立ったままの自然な姿勢で行える利点があり、使用者の身体的負担を軽減できる。
本実施の形態のように、乾燥以外に加え洗浄機能を備えた場合には、乾燥のみならず、洗浄から乾燥まで一貫して行うことができるが、乾燥機能のみを有する場合であっても、同様の効果が得られる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の第2の実施の形態の厨房装置の主要断面図である。基本的な構成は図1と同様であり、ヒートポンプ装置28を乾燥庫24の後方に設置し、乾燥庫24とヒートポンプ装置28は伸縮自在な可撓性の乾燥庫連結風路54で連結したものである。ヒートポンプ装置28を移動させずに乾燥庫24の移動が可能なことは、実施の形態1と同様であるが、着脱部が存在しないため、乾燥庫24の移動に伴って着脱部から漏れを生じる恐れがなく、信頼性の高い機器を提案できる。
また、ヒートポンプ装置28を乾燥庫24の後方に配設すれば、乾燥庫24の高さが低くなることがなく、食器を立ててセットできる高さを確保することができるので、洗浄可能な皿等の食器の大きさが小さくなることがない。
(実施の形態3)
図7は、本発明の第3の実施の形態の厨房装置の主要断面図である。基本的な構成は図1と同様であり、ヒートポンプ装置28は本体20と分離して設け、ヒートポンプ装置28は本体20外の下方に設置し、本体20とヒートポンプ装置28は着脱可能な本体連結風路55で連結したものである。
ヒートポンプ装置28は、本体20と分離して設けたものであり、本体20の小型化や軽量化が図れ、厨房装置の施工性が向上する。また、ヒートポンプ装置28の大きさが自在であり、能力に応じたヒートポンプ装置28を準備することが可能であり、要求する能力に応じてヒートポンプ装置28を選択することで、能力や大きさ、費用などの最適化を図ることができる。
また、本体20とヒートポンプ装置28を連結する本体連結風路55は、着脱自在に設けたものであり、本体20とヒートポンプ装置28を別々に扱え、風路をつなぐだけで済むことから施工性の向上が図れる。
また、図8のように、本体20とヒートポンプ装置28を伸縮自在な可撓性の本体連結風路56で連結した場合も、同様に、ヒートポンプ装置28の設置の自由度が高まり施工性が向上する。また、施工に伴い本体連結風路56が破損することを防止できる。
ヒートポンプ装置28を本体20の下方または後方に配設すれば、被乾燥物23の出し入れを阻害しない位置にヒートポンプ装置28を設置できる。本体20の下方または後方の空間は利用されていない場合が多く、使われていない空間を有効に利用できる。また、本体の隣にヒートポンプ装置28を設置し、接続することも可能であり、大型のヒートポンプ装置28を設置することもできる。
また、図8のように、ヒートポンプ装置28を本体20外の後方に設置した場合は、本体20の下方を引出し21a等として有効に活用することができる。
また、上記構成に限定するものではなく、図9のように、乾燥庫24の前面開口を開閉する蓋体26(扉体22と一体)と、被乾燥物23を収容する食器かご27とを有し、前面開口を開成した蓋体26上に食器かご27を引き出し自在に構成した場合も考えられる。また、この場合は、食器かご27の側方からも被乾燥物23の出し入れを行えることから、食器かご27の位置を低くし、より被洗浄物23の収容できる空間を広げることが可能となり、収容量の拡大につながる。
また、乾燥庫24の前面開口を開閉する蓋体26(扉体22と一体)と、被乾燥物23を収容する食器かご27とを有し、前記蓋体26の開放と同時に食器かご27を引き出し自在に構成した場合には、図9では蓋体26を開放し、食器かご27を引き出すという2回の動作を一度に行え、操作性の向上が図れる。
(実施の形態4)
図10は、本発明の第4の実施の形態の厨房装置の主要断面図である。基本的な構成は図1と同様であり、乾燥庫24を本体への収納時に前記乾燥庫24の開口を閉塞する蓋体26を介して、乾燥庫24からの吸気と排気を行うようにしたものであり、乾燥庫連結風路57は、中間に伸縮部を備えた弾性体で構成している。
カウンターの下に内装した場合、その奥行き寸法を考慮すれば、50cm程度は引き出す必要があるが、蓋体26の移動距離は1〜3cm程度で済む。このため、移動距離の小さい蓋体26を介して排気や吸気を行うことで、構成の簡素化が図れる。図10のように伸縮部を設けずに、乾燥庫連結風路57の弾性を利用する方法も考えられる。いずれにしても、風路を着脱することなく、連結した状態で乾燥庫24を出し入れ可能とした場合には、漏れのない確実な風路を構成できる。
(実施の形態5)
図11は、本発明の第5の実施の形態の厨房装置の主要断面図である。基本的な構成は図1と同様であり、ヒートポンプ装置28により発生した温熱または冷熱は、複数の装置で利用可能としたものであり、給水接続部58、温水取り出し部59と冷風取り出し口60を備えている。温水取り出し部は59、食材の保温庫61に、冷風取り出し口60はキッチンキャビネット下端部の吹出し部62に各々接続されている。
給水接続部58より供給された水は、放熱器30により加熱され、温水として取り出すことができ、保温庫61は、庫内の底面および側面に温水取り出し部59よりでた温水の通る管を配しており、庫内が所定温度に保たれるようになっている。調理後の料理の保存などに利用できる。
一方、吸熱器32を通過した空気を取り出せる冷風取り出し口60をキッチンキャビネットの足元に向かって流すようにした場合には、夏場に冷風機として利用でき、快適なキッチン空間を創造できる。
なお、温水の利用は、他にも考えられ、手洗いなどに利用したり、キッチンの床下に配して床暖房として利用することもできる。また、ヒートポンプ装置28の温熱を温風として取り出すこともでき、キッチンの暖房などに使用可能である。また、冷風は、部屋の冷房だけでなく、加熱後の食材の冷却などに使用することもできる。また、冷熱を冷水として取り出した場合には、保冷庫として利用できる。
このように、加熱、冷却を伴う保存庫や調理器具などに本ヒートポンプ装置28より熱を提供でき、複数機器の熱源を統合することで、装置の小型化や低コスト化が図れる。
以上のように、本発明にかかる厨房装置は、高温多湿の空気を本体外に排出することがないので、食器等を乾燥する厨房装置として有用である。
本発明の実施の形態1の厨房装置の主要断面図 同厨房装置をキッチンキャビネットに組み込んだ状態の外観図 同厨房装置の乾燥庫を引き出した状態の主要断面図 同厨房装置の他の例の主要断面図 同厨房装置の他の例の主要断面図 本発明の実施の形態2の厨房装置の主要断面図 本発明の実施の形態3の厨房装置の主要断面図 同厨房装置の他の例の主要断面図 同厨房装置の他の例の主要断面図 本発明の実施の形態4の厨房装置の主要断面図 本発明の実施の形態5の厨房装置の主要断面図 従来の厨房装置の主要断面図
符号の説明
20 本体
21 キッチンキャビネット
24 乾燥庫
26 蓋体
27 食器かご
28 ヒートポンプ装置
36 乾燥庫連結風路
41 洗浄ポンプ(洗浄手段)
55 本体連結風路
56 本体連結風路
57 乾燥庫連結風路

Claims (13)

  1. 被乾燥物を収容する乾燥庫を有する本体と、被乾燥物を乾燥するヒートポンプ装置とを備え、前記本体およびヒートポンプ装置をキッチンキャビネットに内装した厨房装置。
  2. ヒートポンプ装置は、本体と分離して設けた請求項1記載の厨房装置。
  3. 本体とヒートポンプ装置を連結する本体連結風路を有し、前記本体連結風路は着脱自在に設けた請求項2記載の厨房装置。
  4. 本体とヒートポンプ装置を伸縮自在な可撓性の本体連結風路で連結した請求項2記載の厨房装置。
  5. 乾燥庫とヒートポンプ装置を連結する乾燥庫連結風路を有し、前記乾燥庫連結風路は着脱自在に設けた請求項1または2記載の厨房装置。
  6. 乾燥庫とヒートポンプ装置を伸縮自在な可撓性の乾燥庫連結風路で連結した請求項1または2記載の厨房装置。
  7. 乾燥庫は、その上方を開口し、本体に対して引き出し自在に構成した請求項1〜6のいずれか1項に記載の厨房装置。
  8. 乾燥庫を本体への収納時に前記乾燥庫の開口を閉塞する蓋体を有し、前記乾燥庫からの排気を前記蓋体を介して行うようにした請求項7記載の厨房装置。
  9. 乾燥庫の前面開口を開閉する蓋体と、被乾燥物を収容する食器かごとを有し、前記前面開口を開成した前記蓋体上に前記食器かごを引き出し自在に構成した請求項1〜6のいずれか1項に記載の厨房装置。
  10. ヒートポンプ装置は、本体の下方または後方に配設した請求項1〜9のいずれか1項に記載の厨房装置。
  11. ヒートポンプ装置は、乾燥庫の下方または後方に配設した請求項1〜9のいずれか1項に記載の厨房装置。
  12. 被乾燥物を洗浄する洗浄手段を備えた請求項1〜11のいずれか1項に記載の厨房装置。
  13. ヒートポンプ装置により発生した熱または冷熱は、複数の装置で利用可能とした請求項1記載の厨房装置。
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